JP4398655B2 - 箱体同士の連結具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納箱、整理箱、コンテナー等の箱体を隣合わせに設置した場合に於いて、箱体の天板に取付け、箱体同士を連結する連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の一例として、先に本発明者が提案した日本国の公開公報がある(特開2002−284169号)。この公報には、次に構成から成る収納箱の連結構造が記載されている。
(1)収納箱の天板部材は、内側板と、この内側板に固定される外側板から成ること。
(2)天板部材の対角線上の隅角部に一対の係合ロック片がそれぞれ組み込まれていること。
(3)前記係合ロック片は、天板部材の二面接合部の近傍にそれぞれ形成された係合ロック片出入り用切欠部から内部空間を通過して突出可能であること。
(4)所要角度回転した係合ロックアームは、隣の収納箱の出入り用切欠部内へと入り込んで天板部材の角部に係合すること。
【0003】
上記構成の実施例に関し、耐震試験をした結果、係合ロックアームは、回転方向へのずれに弱いことが判明した。そこで、現在、地震時に容易に係合状態が解消しない箱体同士の連結具の出現が要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、箱体の天板に固定することができること。また強靭であること。第2の目的は、隣合わせの箱体を簡単に連結することができること。第3の目的は、地震時に容易に係合状態が解消しないこと。第4の目的は、連結状態を解消する場合には、ワンタッチで連結解除(係合解除)できること。また係合片が元の位置へ自動的に復帰すること。第5の目的は、連結具のカバー板や回動軸部材に上方から強い力が作用しても、係合片用の復帰バネが極力影響を受けないようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の箱体同士の連結具は、ベース板1と該ベース板に所要空間を有して上方に対向するカバー板2とを一体的に連結する連結支柱4と、ベース板及びカバー板に垂直状態に軸支された回動軸部材5と、この回動軸部材と共に回動するように前記所要空間に水平状態に配設されかつ幅広の両端部37a、37aに一対の被係合部35,35を有する係合片6と、前記回動軸部材に中央部が巻装されていると共に、外拡する両端部側が前記ベース板の一組の係合爪片40,40及び回動軸部材5を構成する軸本体22の下端部に固定されたバネ受け板23の左右一対のバネ押圧部32、32にそれぞれ支持されている復帰バネ7と、ベース板の一側に設けられた固定軸9に基端部が枢支されていると共に、係合爪部45がベース板の上面から突出する係合片用ロック片8と、この係合片用ロック片を係合方向に常時付勢することができるように前記固定軸に設けられた付勢バネ7とを備え、隣合わせ同士の箱体を連結する際に、操作具の操作力により、前記回動軸部材を一方向又はその反対方向へ復帰バネのバネ力に抗して回動すると、回動軸部材と共に回動した係合片6は、連結位置にて係合片用ロック片8に自動的に係合し、一方、係合片用ロック片の係合爪部を指で付勢バネ7のバネ力に抗して押し下げて係合状態を解消すると、前記係合片用係合片は復帰バネのバネ力により自動的に初期位置へと戻ることを特徴とする。
【0006】
上記構成に於いて、係合片用ロック片は、ベース板の一辺と、この一辺に直交する他辺にそれぞれ設けられた支持片12を介して対称的に1対配設されており、一方、係合片には、前記1対の係合片用ロック片とそれぞれ係脱する複数個の被係合窓38a、38bが形成されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1乃至図14を参照にして本発明の一実施例を説明する。Xは隣合わせの箱体同士を連結する連結具である。この連結具Xは、収納箱、整理箱、コンテナー等の箱体Yの天板隅角部に固定的に取り付けられる。
【0008】
まず、本発明の特定要件(必須要件)を簡単に説明する。1は矩形状のベース板である。2は該ベース板1に所要空間3を有して上方に対向するカバー板である。4はベース板1とカバー板2とを一体的に連結する連結支柱である。5はベース板1及びカバー板2に垂直状態に軸支された回動軸部材である。6は回動軸部材5と共に回動するように前記所要空間3内に水平状態に配設された係合片である。7は前記回動軸部材5に中央部が巻装されていると共に、両端部側が前記ベース板1並びに回動軸部材5に突設したバネ押圧部に支持されている復帰バネである。8はベース板1の一側に設けられた固定軸9に基端部が枢支されていると共に、係合爪部がベース板の上面から突出する係合片用ロック片である。10はロック片8を係合方向に常時付勢することができるように前記固定軸9に設けられた付勢バネである。次に、各部材を詳細に説明する。
【0009】
「ベース板1」…ベース板1は金属で矩形状に形成されている。11は一つの隅角部に形成された連結支柱4用の取付け孔である。12,12はこの取付け孔11又は連結支柱4側の交差する二辺(縁部)の一部をそれぞれ下方に折り曲げて形成した固定軸9用の支持片である。13は取付け孔11側の隅角部寄りの部位に形成された回動軸部材5用の軸孔である。その他の構成に関しては後述する。
【0010】
「カバー板2」…カバー板2も金属で形成されている。15はベース板1の対向する矩形状のカバー部である。このカバー部15の一つの隅角部には、図1の平面図で示すように、ベース板1と同様に連結支柱4用の取付け孔16が形成されている。17,17はこの取付け孔16又は連結支柱4側の交差する二辺(縁部)の一部にそれぞれ形成されたロック片押込み用の切欠部である。これらの切欠部17,17は、少なくとも指1本を入れることができるような所要の幅と長さを有している。
【0011】
18はベース板1の軸孔13の上方に位置する回動軸部材5用の嵌合孔である。この嵌合孔18は軸孔13よりも大径である。19,19はカバー部15に直交する側壁で、これらの側壁19,19は、前記切欠部17,17を有しない方の二辺(縁部)をそれぞれ下方に折り曲げることにより形成されている。20,20は側壁19,19の一端部にそれぞれ突出形成された取付け部である。取付け部20,20は図示しない固着具用のネジ孔21,21を有する。
【0012】
「連結支柱4」…連結支柱4は連結具Xの一つの隅角部に前述した取付け孔11,16を介して設けられ、隣合わせの箱体Y,Yに取り付けられた同一連結具X,Xの係合片6と係脱する係止ピンの機能を有する。なお、連結支柱4は、ベース板1とカバー板2とを強靭に連結する機能も有する。
【0013】
「回動軸部材5」…図6に回動軸部材5、復帰バネ7及び固着具を示す。回動軸部材5は、ベース板1の隅角部寄りの部位に垂直状態に設けられた軸本体22と、ベース板1を貫通した下端部に固定的に設けられ、かつ、ベース板1の下面に添設した復帰バネ7を支持するバネ受け板23とから成る。
しかして、前記軸本体22は、上面に溝(例えば水平溝)24を有する偏平状頭部25と、この頭部25に連設する大径胴部26と、この胴部26に連設する小径脚部27とから成り、前記脚部27には下端面からメネジ穴28が形成されている。
【0014】
また前記バネ受け板23は、任意の形状(例えば馬蹄形状)に形成されている。その中心部には固着具30用の貫通小孔31が設けられている。また周縁部の両サイドには左右1対のバネ押圧部32,32が突設されている。図7で示すように、バネ受け板23は固着具30を介して軸本体22に水平状態に固着されている。
【0015】
「係合片6」…係合片6は角軸孔又は楕円孔を介して回動軸部材5に嵌合している。係合片6は回動軸部材5を備えた軸孔を基準にしてやや扇に形成され、少なくともその一端部には、隣合わせの箱体Yの連結支柱4と係脱する被係合部35が形成されている。本実施例の被係合部35は、親指と人差し指とを多少開いたイメージを彷彿させるU字型状の切欠部で、基部に連設する幅広部分36から対称的に突出する弧状両端部37a,37bにそれぞれ形成されている。
【0016】
そして、前記幅広部分36の適宜部位には、1対のロック片8,8とそれぞれ係脱する複数個の被係合窓38a,38bが形成されている。ここでは、左側の弧状両端部37a側に横長状に形成された被係合窓38aを「第1被係合窓」とする(図4を基準)。一方、右側の弧状両端部37b側に縦長状に形成された被係合部38bを「第2被係合部」とする。したがって、X軸方向の第1被係合窓38aとY軸方向の第2被係合部とは線上において交差する。
【0017】
「復帰バネ7」…復帰バネ7は、図7で示すように回動軸部材5のバネ受け板23の上面とベース板1の下面との間に設けられている。これにより、万一、地震時に回動軸部材5が押圧されても復帰バネ7が影響しないように工夫されている。
【0018】
しかして、復帰バネ7の中央部7aは、ベース板1の下面から突出する回動軸部材5の脚部27に巻装されていると共に、両端部7b,7c側がベース板1に突出形成された1対の係合爪片40,40並びに回動軸部材5のバネ押圧部にそれぞれ支持されている。
【0019】
本実施例では復帰バネ7は係合片6が時計方向(一方向)又は反時計方向(その反対方向)のいずれに回転した場合であってもバネ力が作用する。復帰バネ7の両端部7b,7cは、ベース板1の係合爪片40,40にそれぞれ外拡状態に常時圧接している。係合片6が係合方向へと回転した場合には回動軸部材5も一緒に回転するので、一方の端部7b(7c)は一つの係合爪片40に支持され、他方の端部7c(7b)はバネ受け板23のバネ押圧部32に押されて移動する(弾性変形機能)。
【0020】
一方、係合片6の被係合部38a(38b)からロック片8の係合爪部45が離れ、該係合爪片40がロック片8から係合を解除された場合には、移動した一方の端部7b(7c)は、ベース板1の係合爪片40に圧接する元の位置へと復帰する(弾性変形復帰機能)。
【0021】
「係合片用ロック片8」…ロック片8は、本実施例ではベース板1の一辺と、この一辺に直交する他辺にそれぞれ形成された支持片12,12及び固定軸9,9を介して対称的に1対配設されている。ロック片8は、ベース板1の一辺(一側)に設けられた固定軸9に基端部が枢支されていると共に、鉤状係合爪部45がベース板1の上面から常時突出している。
【0022】
しかして、ロック片8の基端部寄りの上辺には、水平方向に細いバネ受け片46が突設されている。このバネ受け片46は前記支持片12に形成した小窓47に入り込み、ベース板1の下面と当接可能である。
【0023】
「付勢バネ10」…付勢バネ10は、ロック片8を係合方向に常時付勢する。本実施例では中央部10aが固定軸9に巻装されていると共に、その一端部10bはロック片8のバネ受け片46の下面に支持されている。付勢バネ10の他端部10cは、ベース板1の連結支柱付近に形成されたバネ受け用小切欠部48に支持されている。
【0024】
上記構成に於いて、箱体Yの天板の隅角部に適宜に固定された連結具Xを介して隣合わせ同士の箱体Y,Yを、左右又は/及び前後に連結する際に、回動軸部材5の頭部の水平溝24に操作具(コイン,ドライバーなど)Cを嵌め、時計又は反時計方向に回転する。
【0025】
そうすると、回動軸部材5が回転する。回動軸部材5が回転すると、回動軸部材5と一体の係合片6は、復帰バネ7のバネ力に抗して回動する。その時、復帰バネ7の一方の端部7b(7c)はバネ受け板23のバネ押圧部32に押されて移動する。したがって、復帰バネ7の一方の端部7b(7c)は、バネ力に抗して他端部に接近する。
【0026】
ところで、係合片6は回転する途中に、ベース板1及びカバー板2から突出すると、その弧状両端部37a(37b)側の内側弧状縁39がロック片8の傾斜部分8aに当接し、そのまま係合片6が係合方向に回転し続けると、係合片6の内側弧状縁39がロック片8の傾斜部分8aに摺接して該ロック片8を付勢バネ10のバネ力に抗して押し下げる。
【0027】
そして、係合片6が所定の連結位置まで回動すると、係合片6の回動中に該係合片に一旦押し下げられていたロック片8は、付勢バネ10のバネ力により復帰して係合片8の被係合部38a(38b)に係合する。
【0028】
一方、ロック片8のロック状態を解除する場合には、カバー板2の切欠部17に指先を入れるようにして鉤状の係合爪部45を押込む。そうすると、ロック片8は固定軸9を支点に下方方向へと回転するので、前記係合爪部45が係合片6の被係合窓38から外れる。その結果、係合片6は復帰バネ7のバネ力により自動的に初期位置へと戻る。
【0029】
【実施例】
収納箱、整理箱、コンテナー等の箱体を隣合わせに設置した場合に於いて、箱体の天板に取り付ける場合には、天板の隅角部等に適宜に固着される。天板の隅角部を一部切欠し、その切欠部分に本発明の連結具Xを固着具、溶着等の手段で固定する。又は連結具Xを天板の隅角部の下面に添設するように固着する。後者の場合には隅角部に回動軸部材5の軸本体22の頭部25が嵌合する嵌合孔を形成する。
【0030】
また同一形態の箱体を隣合わせに並列して書類棚を作りたい場合には、箱体の天板の隅角部に連結具Xを複数個適宜に固定する。そうすると、連結具Xを介して左右又は/前後に同一の箱体を互いに連結することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては、次に列挙するような効果がある。
(1)箱体の天板に固定することができる。ベース板とカバー板とが連結支柱で一体的に固定されているから、強靭である。
(2)隣合わせの箱体を、コイン等の操作具を介して簡単に連結することができる。
(3)ロック片の係合爪部が係合片の被係合窓に常時係合しているので、地震時に揺れが発生しても容易に両者の係合状態が解消しない。
(4)連結状態を解消する場合には、例えば指1本の操作で、いわゆるワンタッチで連結解除(係合解除)できる。また係合片が元の位置へ自動的に復帰する。
(5)連結支柱は、ベース板とカバー板を連結する機能だけではなく、箱体同を並べた場合に対向する他方の連結具の係合片が係合する係合ピンとしての機能も発揮する。
(6)連結具のカバー板や回動軸部材に上方から強い力が作用しても、係合片用の復帰バネはベース板の下面側に設けられているので、障害率が少ない。
(7)一つの連結具で箱体を左右前後に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図14は本発明の一実施例を示す各説明図。
【図1】本発明を箱体の天板に取り付ける場合に於いて、平面からの説明図。
【図2】正面図。
【図3】左側面図。
【図4】図1に於いて、カバー板を一部切欠した場合に説明図。
【図5】底面図。
【図6】主要部を示す分解斜視図。
【図7】主要部を示す概略断面説明図。
【図8】係合片用ロック片と支持片との関係を示す概略説明図。
【図9】操作具で係合片を廻し始めた概略説明図。
【図10】係合片とロック片との係合関係を示す概略説明図。
【図11】隣り合った箱体の連結具の連結支柱に係合片が係合した状態を示す説明図。
【図12】正面から見た場合に於いて、指でロック片を解除する場合の説明図。
【図13】平面から見た場合に於いて、指でロック片を解除した場合の説明図。
【図14】係合片を反対方向に廻した場合の説明図。
【符号の説明】
X…連結具、Y…箱体、C…操作具、1…ベース板、2…カバー板、3…所要空間、4…連結支柱、5…回動軸部材、6…係合片、7…復帰バネ、8…係合片用ロック片、9…固定軸、10…付勢バネ、12…支持片、15…カバー部、17…切欠部、19…側壁、22…軸本体、23…バネ受け板、25…頭部、26…胴部、27…脚部、30…固着具、32…バネ押圧部、35…被係合部、36…幅広部分、37a,37b…弧状両端部、38a,38b…被係合窓、40…係合爪片。
Claims (3)
- ベース板1と該ベース板に所要空間を有して上方に対向するカバー板2とを一体的に連結する連結支柱4と、ベース板及びカバー板に垂直状態に軸支された回動軸部材5と、この回動軸部材と共に回動するように前記所要空間に水平状態に配設されかつ幅広の両端部37a、37aに一対の被係合部35,35を有する係合片6と、前記回動軸部材に中央部が巻装されていると共に、外拡する両端部側が前記ベース板の一組の係合爪片40,40及び回動軸部材5を構成する軸本体22の下端部に固定されたバネ受け板23の左右一対のバネ押圧部32、32にそれぞれ支持されている復帰バネ7と、ベース板の一側に設けられた固定軸9に基端部が枢支されていると共に、係合爪部45がベース板の上面から突出する係合片用ロック片8と、この係合片用ロック片を係合方向に常時付勢することができるように前記固定軸に設けられた付勢バネ7とを備え、隣合わせ同士の箱体を連結する際に、操作具の操作力により、前記回動軸部材を一方向又はその反対方向へ復帰バネのバネ力に抗して回動すると、回動軸部材と共に回動した係合片6は、連結位置にて係合片用ロック片8に自動的に係合し、一方、係合片用ロック片の係合爪部を指で付勢バネ7のバネ力に抗して押し下げて係合状態を解消すると、前記係合片用係合片は復帰バネのバネ力により自動的に初期位置へと戻ることを特徴とする箱体同士の連結具。
- 請求項1に於いて、係合片用ロック片は、ベース板の一辺と、この一辺に直交する他辺にそれぞれ設けられた支持片12を介して対称的に1対配設されており、一方、係合片には、前記1対の係合片用ロック片とそれぞれ係脱する複数個の被係合窓38a、38bが形成されていることを特徴とする箱体同士の連結具。
- 請求項1に於いて、カバー板の少なくとも一辺には、ロック片押込み用の切欠部17が形成されていることを特徴とする箱体同士の連結具。
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