JP4395833B2 - ポインティングデバイス付き波形測定装置 - Google Patents

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本発明は、表示画面に表示される複数階層のメニューからポインティングデバイス(例えば、マウス)が順次選択し、ポインティングデバイスが選択した項目に対応する処理を行うメニュー処理部を有するポインティングデバイス付き波形測定装置に関し、詳しくは容易に装置の操作を行うことができるポインティングデバイス付き波形測定装置に関するものである。
波形測定装置は、例えば、デジタルオシロスコープであり、被測定波形を測定してデジタル信号の波形データに変換し、アクイジョンメモリに格納する。そして、アクイジョンメモリに格納した波形データの解析を行うと共に、この解析結果や波形データ等をデータ処理部を介して表示部の表示画面への波形表示、プリンタへの印刷、ストレージ装置への保存等を行うように構成されたものであり、各種分野の研究開発、品質管理、保守作業等において広く使用されている。
また、波形測定装置は、被測定波形の測定、解析をするための様々なパラメータ(例えば、測定開始、測定終了、レコード長の設定、測定回数の設定、測定モードの設定等)が存在する。そこで、従来の波形測定装置では、これらのパラメータを機能ごとに分類して、それぞれの機能を操作パネルに設けられる操作キー等に割り当てておき、所定の操作キー等を操作することによって、関連付けられたファンクションメニューを表示させて、各パラメータを設定、実行できるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、パラメータによってはメニューが階層化されているので、階層化されたメニューを上位階層から下位階層に順次たどり、実行したいパラメータの選択項目が表示されているメニュー画面にたとりづくと、その中から所望の項目を選択することにより、目的とするパラメータの処理を行うことができる。
図10は、このような従来の波形測定装置の構成を示した図である。図10において、データ取得部10は、AD変換器11、アクイジョンメモリ12を有し、入力される被測定波形を測定し、デジタル信号の波形データに変換する。AD変換器11は、被測定波形をデジタル信号に変換した波形データをアクイジョンメモリ12に格納する。一般的に複数の被測定波形を同時に測定するため、データ取得部10には複数チャネル分のAD変換器11が設けられるが、1チャネル分のみ図示している。操作部20は、装置本体の操作パネルに設けられる操作キー21、ポインティングデバイスの一種であるマウス22を有する。
データ処理部30は、メニュー処理部31を有し、操作部20の操作に従って、データ取得部10に測定を行わせ、アクイジョンメモリ12に格納される波形データのデータ処理を行う。メニュー処理部31は、操作部20の操作に従って、メニューの表示、メニューに表示される項目に対応する処理を行う。
表示部40は、データ処理部30からの処理結果を表示する。プリンタ50は、データ処理部30からの処理結果を印刷する。ストレージ装置51は、データ処理部30からの処理結果を格納する。
続いて、図11は、図10に示す装置の前面の一例を示した構成図であり、4チャネル分の波形を表示している例を示している。図11において、表示部40の表示画面41と操作キー21とが設けられている。
表示画面41は、左側に波形や解析結果が表示され、右側にファンクションメニュー41aが表示される。操作キー21は、所定の機能が割り当てられるパネルキー21a、ファンクションメニュー41aそれぞれの機能に対応するファンクションキー21b、ロータリーノブ41c等からなる。
このような装置の動作を説明する。
例えば、1番目のチャネルに関するパラメータの設定を行う場合、複数のパネルキー21aのうち「CH1」のキーを押すことにより、メニュー処理部31が、1番目のチャネルを設定するファンクションメニュー41aを表示画面41に表示させる。
なお、ファンクションメニュー41aの各項目は、選択された測定チャネルの波形表示のオン・オフを設定する項目「Display」、波形表示位置を設定する項目「Position」、入力結合を設定する「Coupling」、接続するプローブを設定する「Probe」、波形表示のオフセット量を設定する項目「Offset」、測定帯域幅を設定する項目「Bandwidth」の6つと、次のファンクションメニュー画面を選択するための項目「Next」を示している。ここで、項目「Position」と項目「Offset」の設定にあたってはロータリーノブ21cを操作することから、それらの項目にはロータリーノブ21cのアイコンも表示している。
そして、例えば、波形表示のオン・オフを設定する場合、ファンクションメニュー41aの項目「Display」の右横にあるファンクションキー21bの「F1」を押して設定を行う。これにより、メニュー処理部31が、波形表示のオン・オフの処理を行う。
一方、波形測定装置に接続されるマウス22によっても、操作キー21と同様に装置の操作を行える。マウス22を右クリックすると、メニュー処理部31が表示画面41にトップメニューを表示する。このトップメニュー中の各項目は、パネルキー21aに割り当てられている各機能と対応する。ここで、図12は、表示画面41に表示されるトップメニュー100、メニュー101の一例である。トップメニュー100から、項目「CHANNEL」をマウス22で選択し左クリックすると、メニュー処理部31がトップメニュー100の項目「CHANNEL」に関連したメニュー101を表示する。なお、メニュー101は、トップメニュー100の一つ下位の階層となるサブメニューである。
そして、メニュー101の項目「CH1」をマウス22で選択し左クリックすると、トップメニュー100、メニュー101は消去され、代わりにファンクションメニュー41aが表示される。なお、ファンクションメニュー41aは、メニュー101の一つ下位の階層となるサブメニューである。さらに、ファンクションメニュー41aの項目「Display」をマウス22で左クリックすると、メニュー処理部31が、波形表示のオン・オフの処理を行う。
なお、トップメニュー100には、各チャネルの項目「CH1」〜「CH8」が表示されず、これらのチャネルをまとめた項目「CHANNEL」が表示される例を示したが、トップメニュー100に直接、各チャネルの項目「CH1」〜「CH8」を表示してもよい。
続いて、より階層の多いパラメータを設定する場合の例を説明する。一例として、所望のチャネル(例えば、1番目のチャネル)の波形データを演算する演算式の編集を行う場合で説明する。図13〜図17(図中、波形の図示は省略している)は、表示画面41の表示例を示している。マウス22を右クリックすると、メニュー処理部31が表示画面41にトップメニュー100を表示する(図13参照)。ここで、トップメニュー100から、項目「MATH」をマウス22で選択し左クリックすると、メニュー処理部31がトップメニュー100の項目「MATH」に関連したメニュー102を表示する(図14参照)。また、トップメニュー100は、消去される。なお、メニュー102は、トップメニュー100の一つ下位の階層となるサブメニューである。
そして、メニュー102の項目「Setup」をマウス22で選択し左クリックすると、メニュー103が表示される(図15参照)。なお、メニュー103は、メニュー102の一つ下位の階層となるサブメニューである。さらに、メニュー103の項目「Math1」をマウス22で左クリックすると、メニュー104が表示される(図16参照)。なお、メニュー104は、メニュー103の一つ下位の階層となるサブメニューである。
そして、メニュー104の項目「Edit」をマウス22で選択し左クリックすると、演算式を編集するメニュー105が表示される(図17参照)。なお、メニュー105は、メニュー104の一つ下位の階層となるサブメニューである。このメニュー105の各項目をマウス22で選択し左クリックして、テキストボックスT1に演算式(例えば、波形データの振幅値を変換する演算式)の設定を行う。
このように、操作部20の操作キー21、マウス22の操作に従って、データ処理部30のメニュー処理部31が適宜表示画面41にメニューを表示する。また、メニュー処理部31が、選択された項目に対応する処理を行い、その処理に基づいて、データ処理部30が、例えば、データ取得部10のAD変換器11に所望の設定で波形データの取得を行わせ、アクイジョンメモリ12の波形データのデータ処理(例えば、テキストボックスT1に設定した演算式で波形データを演算する)を行って、処理結果を表示部40に表示する。また、処理結果をプリンタ50に印刷したり、ストレージ装置52に格納する。
特開2003−215166号公報(段落番号0002−0007、第11図)
波形測定装置で測定、解析等を行う場合、全体の設定を一度行うと、再度設定が必要となるパラメータはある程度限られてくる。
しかしながら、限られたパラメータの設定を複数回行うとしても、ユーザは毎回トップメニュー100をマウス22の右クリックで表示させてから、トップメニュー100の複数の項目の中から所望の項目を選択し、目的とする項目が表示されるメニュー102〜105まで順次選択していく必要があり、パラメータを選択するまでの作業が多く、装置の操作が複雑になるという問題があった。
特に波形測定装置の場合、各種分野の研究開発、品質管理、保守作業等において広く使用されているが、測定や解析等を行う内容を設定する人(例えば、エンジニアや研究者)と、実際に工場や実験室等で測定を行う人(例えば、作業者)とが異なる場合が多い。そのため、階層が深く、選択する項目も多くなると、作業者への指示も複雑となり、さらに作業者がミスをする可能性も非常に高くなるという問題があった。
もちろん、製造メーカは、頻繁に設定されたり、実行されるパラメータを少ない操作で選択し、設定・実行できるように上位の階層に配置するように設計しているが、波形測定装置の機能の向上に伴って、下位の階層に配置される場合が多い。
一方、パネルキー21aやファンクションキー21bを多数設け、ユーザが所望するパラメータを割り振る構成も考えられるが、装置全体の大型化、コストアップとなり、現実的でない。また、一つの操作キー21に複数の項目を定義すると、操作が複雑となってしまう。
そこで本発明の目的は、容易に装置の操作を行うことができるポインティングデバイス付き波形測定装置を実現することにある。
請求項1記載の発明は、
表示画面に表示される複数階層のメニューからポインティングデバイスが順次選択し、前記ポインティングデバイスが選択した項目に対応する処理を行うメニュー処理部を有するポインティングデバイス付き波形測定装置であって、
前記ポインティングデバイスによって順次選択された一連の操作を実行するための項目を前記メニューに追加するメニュー変更部を設け、
前記メニュー変更部は、
前記メニューに項目を追加する項目追加手段と、
フラグの状態を保持するフラグ保持手段と、
操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段と、
前記ポインティングデバイスの操作によって、フラグ保持手段のフラグをオンまたはオフにするフラグ設定手段と、
前記フラグ保持手段のフラグの状態によって、前記ポインティングデバイスによって順次選択された一連の操作内容を操作履歴として前記操作履歴記憶手段に格納する格納手段と、
前記操作履歴記憶手段の操作履歴を読み出し、前記メニュー処理部に出力する出力手段と
を有することを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、
項目追加手段は、
前記操作履歴記憶手段の操作履歴に基づく処理を行わせる項目と、
操作履歴の格納開始の処理を行わせる項目と、
操作履歴の格納終了の処理を行わせる項目と
を前記メニューまたは前記メニューより下位階層のメニューに表示させることを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、
項目追加手段は、前記出力手段が操作履歴を読み出すタイミングを設定する処理を行わせる項目を表示させ、
格納手段は、前記設定されるタイミングを操作履歴記憶手段に格納することを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、
格納手段は、前記一連の操作履歴として、一番上位階層のメニューから所望のパラメータの項目を選択するまでの操作を少なくとも2種類格納することを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、
メニュー変更部は、前記一連の操作を実行するための項目を複数個、前記メニューに追加することを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
ポインティングデバイスは、マウスであることを特徴とするものである。
本発明によれば、以下のような効果がある。
請求項1〜6によれば、メニュー変更部が、ポインティングデバイスによって順次選択された一連の操作を実行するための項目をメニューに追加するので、所望のパラメータが下位の階層に配置されていても、所望のパラメータの設定、実行を容易に行うことができる。これにより、容易に装置の操作を行うことができる。
また、ポインティングデバイスを用いてメニューから項目の選択を行うので、操作キーの配置を覚える必要がなく、容易に装置の操作を行うことができる。
請求項によれば、項目追加手段が出力手段が操作履歴を読み出すタイミングを設定する処理を行わせる項目を表示させ、設定されるタイミングを格納手段が操作履歴記憶手段に格納するので、出力手段が操作履歴を読み出すタイミングを調整することができる。これにより、所望のタイミングで各項目を処理させることができる。
請求項によれば、格納手段が、一連の操作履歴として、一番上位階層のメニューから所望のパラメータの項目を選択するまでの操作を少なくとも2種類格納するので、例えば、測定条件の設定、波形データの取得、取得した波形データの保存といった異なるパラメータの実行、設定を一度に行うことができる。
請求項によれば、メニュー変更部は、ポインティングデバイスによって選択されるメニューに、一連の操作を実行するための項目を複数個表示させるので、個数に制限のある操作キーに割り当てる構成と比較して、より多くの操作履歴を選択することができる。

以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施例]
図1は本発明の第1の実施例を示す構成図である。ここで、図10と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図1において、メニュー処理部31の代わりにメニュー処理部32、メニュー変更部33が設けられる。
メニュー処理部32は、操作部20の操作、およびメニュー変更部33から出力に従って、メニューの表示、メニューに表示される項目に対応する処理を行う。メニュー変更部33は、項目追加手段33a、フラグ保持手段33b、操作履歴記憶手段(以下、記憶手段と略す)33c、フラグ設定手段33d、格納手段33e、出力手段33fを有し、マウス22によって順次選択された一連の操作を実行するための項目を、メニュー処理部32が表示するメニューのうち、マウス22によって選択が行われるメニューに追加する。
項目追加手段33aは、メニュー処理部32が表示するメニューに項目を追加する。フラグ保持手段33bは、フラグの状態を保持する。記憶手段33cは、マウス22によって選択された操作履歴を記憶する。フラグ設定手段33dは、マウス22の操作によって、フラグ保持手段33bのフラグをオンまたはオフにする。格納手段33eは、フラグ保持手段33bのフラグがオンの間、マウス22によって順次選択された一連の操作内容を操作履歴として歴記憶手段33cに格納する。出力手段33fは、記憶手段33cの操作履歴を読み出し、メニュー処理部32に出力する。
このような装置の動作を説明する。
また、図2は、図1に示す装置のメニューの表示例である。
波形測定装置に接続されるマウス22を右クリックすると、メニュー処理部32が表示画面41にトップメニュー200を表示するが、メニュー変更部33からの指示により、所望のパラメータを容易に選択するための項目(例えば、「USER DEFINE」)をトップメニュー200に追加して表示する。なお、このような項目はショートカットキーとも呼ばれる。
ここで、トップメニュー200から、項目「USER DEFINE」以外をマウス22で選択し左クリックする場合の動作は、図10に示す装置と同様なので説明を省略する。
一方、トップメニュー200から、項目「USER DEFINE」をマウス22で選択し左クリックする場合の動作を説明する。まず、ショートカットキーの項目が選択された際の操作内容を登録する動作を説明する。図3は、操作内容を登録する動作を示したフローチャートである。まず、マウス22を右クリックすると、表示画面41にトップメニュー200が表示される(S10)。
そして、トップメニュー200から、項目「USER DEFINE」をマウス22で選択し左クリックすると、メニュー変更部33がメニュー処理部32を介して、例えば、図2に示すメニュー201を表示する。なお、メニュー201は、トップメニュー200の一つ下位の階層となるサブメニューである。さらに、マウス22で項目「START」を選択し左クリックする。左クリック後、トップメニュー200、メニュー201は、表示画面41から消去される(S11)。
左クリックにより、フラグ設定手段33dが、フラグ保持手段33bのフラグをオンにする。なお、フラグ保持手段33bのフラグがオンの間をユーザ定義状態オンと呼び、フラグがオフの間をユーザ定義状態オフと呼ぶ(S12)。さらに、フラグ設定手段33dが、記憶手段33cを初期化する(S13)。
そして、ユーザが再度右クリックでトップメニュー200を選択する。さらに、図10に示す装置と同様に、トップメニュー200から、項目「USER DEFINE」以外をマウス22で選択し左クリックして、目的とする項目が表示されるメニュー102〜105まで順次選択していき、目的とする項目を選択する(S14、S15)。
ここで、ステップS14におけるデータ処理部30の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。マウス22によって、右クリックでトップメニュー200の表示または左クリックで各項目が選択されるごとに、格納手段33eがフラグ保持手段33bのフラグの状態を確認し、フラグがオンの場合、マウス22が選択した操作内容を記憶手段33cに格納する(S14a、S14b)。フラグがオフの場合、またはステップS14bの後、メニュー処理部31が図10に示す装置と同様に選択された項目に対応する処理を行う(S14a、S14c)。
例えば、フラグがオンで演算式の設定を行った場合、記憶手段33cは、図5に示すようなマウス22による各操作内容を操作履歴(先頭から順に、トップメニュー200から項目「MATH」の選択、メニュー102から項目「Setup」の選択、メニュー103から項目「Math1」の選択、メニュー104から項目「Edit」の選択、メニュー105で演算式の設定)として記憶手段33cに格納する。
再び図3の説明に戻る。登録する操作が終了後、ユーザがマウス22を右クリックすると、表示画面41にトップメニュー200が再度表示される(S15、S16)。
そして、トップメニュー200から、項目「USER DEFINE」をマウス22で選択し左クリックすると、メニュー変更部33がメニュー処理部32を介して、メニュー201を表示する。さらに、マウス22で項目「STOP」を選択し左クリックする。左クリック後、トップメニュー200、サブメニュー201は、表示画面41から消去される(S17)。
左クリックにより、フラグ設定手段33dが、フラグ保持手段33bのフラグをオフにする。(S18)。これらの操作により、マウス22による一連の操作内容が記憶手段33cに格納される。ここで、図6はユーザ定義状態の状態遷移を示した図である。図6において、メニュー201で項目「START」が押されると、ユーザ定義状態オンとなる。一方、メニュー201で項目「STOP」が押されると、ユーザ定義状態オフとなる。なお、ステップS16、S17の操作中もフラグがオンなので記憶手段33cに操作内容が格納されるが、格納手段33eは、右クリック後に項目「USER DEFINE」が選択される場合、この操作を格納しないとよい。
続いて、ショートカットキーに登録された操作内容を実行する動作を図7のフローチャートを用いて説明する。まず、マウス22を右クリックすると、表示画面41にトップメニュー200が表示される(S20)。
そして、トップメニュー200から、項目「USER DEFINE」をマウス22で選択し左クリックすると、メニュー変更部33がメニュー処理部32を介して、メニュー201を表示する。さらに、マウス22で項目「EXEC」を選択し左クリックする。左クリック後、トップメニュー200、サブメニュー201は、表示画面41から消去される(S21)。
左クリックにより、出力手段33fが記憶手段33cに未実行の操作内容が格納されているかを判断し、格納されている場合、記憶手段33cの先頭から順に一つ操作内容を読み出し、メニュー処理部32に出力する(S22、S23)。そして、メニュー処理部32が、出力手段33fから出力される操作内容に従って、マウス22からの操作と同様の処理を行う(S24)。一方、操作内容が全く格納されていないか、または全ての操作内容を順番に読み出し終わった場合、処理を終了する(S22)。
なお、図1に示す装置では、格納手段33eが記憶手段33cに演算式の設定を行う一連の操作内容を操作履歴として格納する構成を示したが、複数のパラメータの設定を行ってもよい。つまり、波形測定装置では、通常、波形データの測定条件・解析条件の設定(例えば、演算式の設定、トリガ条件の設定、AD変換器11のサンプリング間隔など)のみだけでなく、設定した条件で波形測定して波形データを取得して解析や表示を行い、これらの処理結果を保存するという動作を一つの組として行う場合が多い。また、測定条件を少しずつ変更して測定を行う場合も多い。
格納手段33eは、このように所望のパラメータの項目を選択するまでの操作を複数種類、一連の操作履歴として記憶手段33cに格納してもよい。例えば、マウス22を右クリックし、一番上位階層のトップメニュー202から演算式の設定を行うまでの項目を順次選択する操作(1種類目)。そして、マウス22を右クリックし、トップメニュー202から波形測定を行うまでの項目を選択する操作(2種類目)。さらに、マウス22を右クリックし、トップメニュー202から処理結果を保存するまでの項目を選択するまで操作(3種類目)、を格納してもよい。
このように、メニュー変更部33が、マウス22によって順次選択された一連の操作を実行するための項目をトップメニュー200に追加するので、所望のパラメータが下位の階層に配置されていても、所望のパラメータの設定、実行を容易に行うことができる。これにより、容易に装置の操作を行うことができる。
また、マウス22を用いてトップメニュー200、メニュー201、102〜105から項目の選択を行うので、操作キー21の配置を覚える必要がなく、容易に装置の操作を行うことができる。
また、格納手段33eが、一連の操作履歴として、一番上位階層のトップメニュー200から所望のパラメータの項目を選択するまでの操作を少なくとも2種類格納するので、例えば、測定条件の設定、波形データの取得、取得した波形データの保存といった異なるパラメータの実行、設定を、一つの項目「EXEC」を選択することで一度に行うことができる。
[第2の実施例]
図1に示す装置において、出力手段33fが記憶手段33cから操作履歴を順に読み出す構成を示したが、読み出すタイミングを調整し、処理を実行する実施例を説明する。図1において、項目追加手段33aは、出力手段33fが操作履歴を読み出すタイミングを設定する処理を行わせる項目をメニュー処理部31を介して、メニュー201の代わりに図8に示すメニュー202を表示させる。ここで、図2と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。メニュー202は、メニュー201に項目「WAIT」が新たに追加される。
格納手段33eは、操作部20から設定されるタイミング(例えば、待ち時間)を記憶手段33cに格納する。出力手段33fは、記憶手段33cから操作履歴、設定される待ち時間を読み出す。
このような装置の動作を説明する。まず、操作内容を登録する動作を図9のフローチャートを用いて説明する。ここで、図3、図4のフローチャートと同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。また、ステップS10〜S13、S16以降の図示も省略する。選択した項目の処理後(S14c)にタイミングを調整する場合、マウス22を右クリックし、表示画面41にトップメニュー200を表示する(S14−1、S14−2)。
そして、トップメニュー200から、項目「USER DEFINE」をマウス22で選択し左クリックすると、メニュー変更部33がメニュー処理部32を介して、メニュー202を表示する。さらに、マウス22で項目「WAIT」を選択し左クリックする。(S14−3)。
左クリックによって、項目追加手段33aがメニュー処理部31を介して、テキストボックスT2を表示画面41に表示する。そして、このテキストボックスT2に図示しないメニューを操作して、操作履歴を読み出すタイミングとして待ち時間の設定をし(例えば、100msec)、この待ち時間を格納手段33eが記憶手段33cに格納する(S14−4)。
タイミングの設定後、またはタイミング調整を行わない場合は、次のステップS15に移る(S14−1、S15)。
続いて、ショートカットキーに登録された操作内容を実行する動作説明する。このような装置は図1に示す装置とほぼ同様だが、異なる動作を説明する。出力手段33fが記憶手段33cの先頭から順に操作内容を読み出すが、読み出した操作内容が待ち時間の場合、メニュー処理部32に何も出力せずに、設定された待ち時間が経過するまで、次の操作内容の読み出しを中断する。そして、設定された待ち時間が経過すると、次の操作内容を読み出し、読み出した操作内容をメニュー処理部32に出力する。
このように、項目追加手段33aが、出力手段33fが操作履歴を読み出すタイミングを設定する処理を行わせる項目「WAIT」を表示させ、設定されるタイミングを格納手段33eが記憶手段33cに格納するので、出力手段33fが操作履歴を読み出すタイミングを調整することができる。これにより、所望のタイミングで各項目を処理させることができる。
例えば、図1に示す装置のように複数種類のパラメータを設定、実行する場合(例えば、少しずつ測定条件を変更し、各測定条件で測定を実行)、測定を実行するタイミングを自由に設定することができる。これにより、所望のバッチ処理を一つの項目「EXEC」を選択することで一度に実行することができる。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、以下のようなものでもよい。
図1に示す装置において、項目追加手段33aがショートカットキーに関連する項目「USER DEFINE」を1個だけ表示する構成を示したが、複数個表示してもよい。つまり、項目「USER DEFINE」に関連する操作履歴が記憶手段33cに格納されると、項目追加手段33aは、項目「USER DEFINE2」、「USER DEFINE3」…「USER DEFINEn」をトップメニュー200に順次追加して表示してもよい。このように、マウス22用のトップメニュー200に項目「USER DEFINE1」〜「USER DEFINEn」を定義するので、個数に制限のある操作キー21に割り当てる構成と比較して、より多くの操作履歴を選択することができる。
また、図1に示す装置において、トップメニュー200には項目「USER DEFINE」を表示し、この項目「USER DEFINE」を選択後に、メニュー201、202を表示する構成を示したが、例えば、メニュー202の項目「START」、「STOP」、「WAIT」、「EXEC」をトップメニュー200に表示しても良い。すなわち、トップメニュー200にそれぞれ項目「USER DEFINE START」、「USER DEFINE STOP」、「USER DEFINE WAIT」、「USER DEFINE EXEC」として表示してもよい。
また、図1に示す装置において、マウス22の右クリックでトップメニュー200を表示し、左クリックで各項目を選択する構成を示したが、左右逆でもよい。
また、図1に示す装置において、パラメータとして、演算式の設定を行う操作履歴を格納する構成を示したが、パラメータはどれでもよい。
さらに、ポインティングデバイスとして、マウスを用いる構成を示したが、ペンやトラックボール等でもよい。
本発明の第1の実施例を示した構成図である。 図1に示す装置における表示画面41の表示例を示した図である。 図1に示す装置の動作(操作内容の登録)を説明したフローチャートである。 データ処理部30の動作を説明したフローチャートである。 記憶手段33cの操作履歴の一例を示した図である。 ユーザ定義状態の状態遷移を示した図である。 図1に示す装置の動作(登録された操作内容の実行)を説明したフローチャートである。 第2の実施例における表示画面41の表示例を示した図である。 第2の実施例の動作(操作内容の登録)を説明したフローチャートである。 従来の波形測定装置の構成図である。 図10に示す波形測定装置の一例を示す前面の構成を説明した図である。 マウス22が選択するメニューの表示例を示した図である。 表示画面41の表示例を示した図である。 表示画面41の表示例を示した図である。 表示画面41の表示例を示した図である。 表示画面41の表示例を示した図である。 表示画面41の表示例を示した図である。
符号の説明
32 メニュー処理部
33 メニュー変更部
33a 項目追加手段
33b フラグ保持手段
33c 操作履歴記憶手段
33d フラグ設定手段
33e 格納手段
33f 出力手段

Claims (6)

  1. 表示画面に表示される複数階層のメニューからポインティングデバイスが順次選択し、前記ポインティングデバイスが選択した項目に対応する処理を行うメニュー処理部を有するポインティングデバイス付き波形測定装置であって、
    前記ポインティングデバイスによって順次選択された一連の操作を実行するための項目を前記メニューに追加するメニュー変更部を設け、
    前記メニュー変更部は、
    前記メニューに項目を追加する項目追加手段と、
    フラグの状態を保持するフラグ保持手段と、
    操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段と、
    前記ポインティングデバイスの操作によって、フラグ保持手段のフラグをオンまたはオフにするフラグ設定手段と、
    前記フラグ保持手段のフラグの状態によって、前記ポインティングデバイスによって順次選択された一連の操作内容を操作履歴として前記操作履歴記憶手段に格納する格納手段と、
    前記操作履歴記憶手段の操作履歴を読み出し、前記メニュー処理部に出力する出力手段と
    を有することを特徴とするポインティングデバイス付き波形測定装置。
  2. 項目追加手段は、
    前記操作履歴記憶手段の操作履歴に基づく処理を行わせる項目と、
    操作履歴の格納開始の処理を行わせる項目と、
    操作履歴の格納終了の処理を行わせる項目と
    を前記メニューまたは前記メニューより下位階層のメニューに表示させることを特徴とする請求項記載のポインティングデバイス付き波形測定装置。
  3. 項目追加手段は、前記出力手段が操作履歴を読み出すタイミングを設定する処理を行わせる項目を表示させ、
    格納手段は、前記設定されるタイミングを操作履歴記憶手段に格納することを特徴とする請求項記載のポインティングデバイス付き波形測定装置。
  4. 格納手段は、前記一連の操作履歴として、一番上位階層のメニューから所望のパラメータの項目を選択するまでの操作を少なくとも2種類格納することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のポインティングデバイス付き波形測定装置。
  5. メニュー変更部は、前記一連の操作を実行するための項目を複数個、前記メニューに追加することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のポインティングデバイス付き波形測定装置。
  6. ポインティングデバイスは、マウスであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のポインティングデバイス付き波形測定装置。
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