JP4393222B2 - 交通情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、交通情報を提供するためのシステムに関するものである。
現在、市場に出回っているカーナビゲーションシステムには、車両外部から交通情報を得られる機能が搭載されている。具体的には、VICS(Vehicle Information and
Communication System)から配信されている情報を、光ビーコン,電波ビーコン,FM多重放送などで受信するものである。これらの情報は、地図と一緒に画面に表示されたり、経路探索に使われたりしている。例えば、渋滞している道路を避けるように経路を引いたりすることが可能である。しかしこのVICSでは、情報が欠落するリンクが多数存在することがわかっている。
特開平07−129893号公報には、車両外部から送られてくる交通情報を受信し、交通情報が提供されないリンクの旅行時間を推定する技術について開示されている。具体的には、周辺リンクのリンク旅行時間から当該リンクの旅行時間を推定したり、当該リンクの前後のリンクから推定したり、前回受信時の情報に基づいて推定したりすることによって、情報未提供リンクにも情報を提供することが可能である。
また、特開平10−38597号公報には、ある領域における渋滞リンク比率を用いて、当該領域内における交通情報未提供リンクのリンクコストを推定する技術が開示されている。具体的には、当該領域における渋滞リンクの比率が一定以上の場合、当該領域内部の交通情報未提供リンクのリンクコストを所定の値に増大させるというものである。
特開平07−129893号公報 特開平10−38597号公報
仮に上記の方法で、未提供リンクについての交通情報データが作成できたとしても、その信頼性は保証の限りではない。当該未提供リンクの推定に使用するアルゴリズム、推定に使用する周辺リンクの情報の頻繁な変動などにより、必ずしも精度が保証できるわけではない。
カーナビゲーションシステムが計算した経路に沿って走行していても、渋滞に巻き込まれることは往々にしてあることであり、ユーザには、それを回避する/そのまま進むという判断を迫られる場面がある。そのときに、交通情報推定データと現状の交通情報配信サービスで配信されるリアルタイム情報とを混在して表示した場合、必ずしもすべてのリンクに交通情報が提供されるわけではないことを知らないユーザは、表示されているすべての情報をリアルタイムの正確な情報と考えてしまう。そして、実際に現地に行ってみると情報と実情が異なるということも考えられ、ユーザに混乱を与える。
情報センターは、交通情報センターから送られてきたデータに含まれないリンクに関する交通情報を推定する推定手段を有し、前記端末装置は、前記情報センターから受信した交通情報が推定されたデータか否かに応じて表示方法を変える表示制御手段を有する。
前記表示制御手段は、自端末装置の位置に近い場所の交通情報を表示する際は交通情報センターのデータを表示し、自端末装置の位置から遠い場所の交通情報を表示する際は加工された交通情報を表示する。
前記端末装置は、少なくとも地図情報,地点情報,交通情報を記憶するための記憶手段を有し、前記記憶手段には予め、少なくとも統計処理された交通情報が保持されている。
本発明によれば、リアルタイムに配信される交通情報データと、交通情報の統計データとを区別して表示することが可能であり、ユーザに対して利用の妥当性を判断する基準を与えることが出来る。
本発明の実施の形態を、図面を参照しながら記述する。
図1は本発明の全体システムを示す図である。本発明は衛星101,車載端末106を備えたユーザ車両111,移動体通信網108,インターネットとの接続を行うプロバイダ107,衛星から送信されるデータを受信し、ユーザにそのデータをIP網103経由で配信する放送事業者105,プロバイダ107との間で配信されたデータを受信,送信するナビサーバ102,プロバイダ107と接続してIP網103、あるいは移動体電話網108を通じてデータの送受信を行うための固定電話網104,車両111に対して路上で交通情報を配信するビーコン114,各ユーザの自宅109,各ユーザの自宅にあるPC(Personal Computer) 110からなる。更にナビサーバ102は、専用線網112を経由して交通情報センター113と接続されている。
車載端末106は、電話網104を通じてナビサーバ102にアクセスすることによって情報を得ることができる。PC110も同様に、ナビサーバ102にアクセスして情報を得ることが可能である。
ナビサーバ102は、経路探索エンジン,地図情報,レストランやコンビニなどの地点情報データ,交通情報データ,ユーザ情報を保持する顧客DBサーバなどを備える。ナビサーバ102は、車載端末106やPC110からの要求に応じ、情報を検索して返送する。特に経路探索エンジンを備えており、車載端末106やPC110から経路探索要求があれば経路探索を実行し、その結果を返送するとともに、ナビサーバ102内に保存する。また、ナビサーバ102内に保存された経路探索結果は、後に再利用することも可能であり、例えば自宅でPC110から経路探索要求をし、翌日に車に乗る際に車載端末
106でダウンロードして経路誘導を実行することも可能である。
車載端末106は、車載端末本体401,ディスプレイ402,携帯電話403,車載端末本体401に設けられたメモリカードスロット404,リモコン405,GPS
(Global Positioning System) 受信器406,ビーコン受信機407からなる。ここで、メモリカードスロット404には、メモリカード201が挿入されて使用される。このメモリカード201は、例えば不揮発性の半導体メモリを用いたものや、小型の磁気ディスクドライブ等を用いたものである。
車載端末106は、携帯電話403によってダイヤルアップ接続を実行し、IP網103にアクセスする。但し、携帯電話403の代わりに、通信モジュール(図示しない)を車載端末本体401に内蔵してもよい。GPS受信機406は、自車位置を測位するための装置であり、自車の緯度,経度を計測することが可能である。
また、ビーコン受信機407は、車両111が路上を走行中、ビーコン114からの情報を受信する。ビーコン114からは、各リンクにおける交通情報が配信されており、これをビーコン受信機407で受信すると、渋滞を回避する経路探索が可能になる。
車載端末106のデータは、メモリカード201に保持される。メモリカード201に保持するデータは、主に地図情報,交通情報がある。前記交通情報は、全国の道路における交通情報の統計データを含んでおり、全国の各リンクについてのリンク旅行時間の統計データ等を含んでいる。
メモリカード201にデータを格納するには、いくつかの方法がある。まず、車載端末106は車両111に搭載され、IP網103に接続されているので、車両111の中で情報を得ることが可能である。また、ナビサーバ102に対しては、自宅109に設置されているPC110や、コンビニエンスストア等の店舗に設置されている専用端末(図示しない)からもアクセス可能である。したがって、データは店舗または自宅PC経由でサーバから地図・交通情報をダウンロードすることもできる。その場合、データをメモリカード201にコピーし、車載端末106に挿入して使用する。
また、あらかじめ簡易地図データや交通情報データあるいは統計交通情報を記憶したメモリカード201を購入し、車載端末106に挿入してもよい。その場合、ダウンロードしたデータは上書きしてもよいし、予め記憶してあるデータとは別の領域に格納してもよい。
メモリカード201と併用して別のストレージデバイスを用いることも可能である。例えばハードディスクを予め内蔵しておき、必要なデータを保存しておいてもよい。その場合、PCや店舗の専用端末でダウンロードしたデータをメモリカード201に収め、車載端末106に挿してハードディスクにコピーするという使い方が可能である。あるいは、車載端末106でダウンロードしたデータを直接ハードディスクに収めることも可能である。また、出先では携帯電話でダウンロードしてメモリカード201にデータを格納しても良い。
図2は、ナビサーバ102の詳細構成である。ナビサーバ102は、CGI(Common
Gateway Interface)サーバ301,交通情報サーバ302,探索・誘導サーバ303,地図・POIサーバ304,顧客DBサーバ305から構成されている。
ナビサーバ102は、IP網103を通じて送られてきた、車載端末106の緯度経度情報,移動速度情報,移動方向,ID番号,認証パスワード,ユーザ車両111のエンジンの回転数その他車両111の状態を表すパラメータを、要求サービスに関するデータとして受信する。その後、CGIサーバ301にてユーザ認証を行った後に、ユーザの要求サービスに応じて、地図・POIサーバ304,探索・誘導サーバ303,交通情報サーバ302のいずれかの処理を行うサーバにデータを送信する。
それぞれのサーバで受け取られたデータは、ユーザの要求に応じたサービスに関する情報をCGIサーバ301,IP網103,プロバイダ107,移動体通信網108を通じて(この経路を以下「通信網」と呼ぶ)車載端末106に送られる。あるいは前記サービスに関する情報が放送を用いた方がコスト安になる場合には、CGIサーバ301,IP網103,放送事業者105,衛星101の経路を通じて(この経路を以下「放送網」と呼ぶ)車載端末106に送信される。
次に、上記の各サーバの機能について述べる。交通情報サーバ302は、交通情報を処理するためのサーバであり、交通情報検索エンジンと交通情報データベースを備えている。さらに、専用線網112を経由して交通情報センター113に接続されている。交通情報サーバ302は、交通情報センター113から配信される交通情報を受信し、それを加工して、またはそのまま配信することが可能である。例えば、メモリカード201に格納されている交通情報統計データの更新データを配信したりすることも可能である。また、交通情報センター113からの情報が存在するリンクについてはそのまま、存在しないリンクについては交通情報統計データを格納するなどの運用も可能である。これらは、車載端末106からのリクエストに応じてナビサーバ102でデータを作ればよい。そのため、ナビサーバ102から配信するデータには、当該データが交通情報センター113からのデータか、統計交通情報データかを識別するためのフラグを含める。
交通情報センター113は、日本全国の交通情報を収集する機能を有し、さらに交通情報を配信する機能を備える。一般には、道路に車のセンサーをある距離間隔で設置し、そのセンサーの感知状態に応じて渋滞しているかどうかを判別する。但し、道路上を走るプローブカー207から速度情報をアップロードしてもらい、そのデータから渋滞かどうかを判別してもよい。交通情報サーバ302は、交通情報センター113から配信されたデータを処理して車載端末106に配信する機能を有するサーバである。
交通情報センター113からはある一定の時間間隔で情報が配信され、配信情報には、少なくとも各リンクにおける旅行時間,渋滞度が含まれており、交通規制,駐車場,サービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)の情報などが含まれていることもある。交通情報サーバ302は、これらの情報を処理することによって、車載端末106周辺の交通情報を配信したり、経路探索された結果に基づいて経路上または経路周辺の交通情報を検索して配信したりする。もちろん、任意地点周辺の交通情報を検索して配信することも可能である。
探索・誘導サーバ303は、経路・誘導情報を計算するためのサーバであり、経路探索エンジンと経路探索用地図を備えている。CGIサーバ301でのユーザ認証後、車載端末106から送られてきた出発地情報,目的地情報,探索条件、その他のオプションデータ、等を基に、前記経路探索エンジンは前記経路探索用地図を参照しながら、経路座標点列,経路リンク情報,誘導点情報を作成する。
経路探索された結果は、顧客DBサーバ305に保存され、車載端末106から経路上交通情報の要求があった場合、交通情報サーバ302から取得,参照される。また、車載端末106から経路の再送要求に対応する場合や、経路を少しずつ分割して配信する場合などに用いることも可能である。
顧客DBサーバ305は、顧客に関する情報を保存するためのサーバである。顧客の個人情報のほか、車載端末106からのアクセス履歴,探索された経路がユーザごとに保存される。当該経路情報には、少なくとも経路の点列,誘導ポイント情報が含まれる。また、経路リンク情報を保存しておけば、経路上の交通情報抽出に使うことが可能である。
図15は、車載端末106において搭載された車両のナビゲーションを行うためのナビアプリケーションのソフトウェア構成を示したものである。ナビアプリケーションは制御部3001,交通情報処理部3004,経路・誘導情報処理部3005,地図情報処理部3006から構成され、制御部3001は、アプリ制御部3002,表示制御部3003のソフトウェア・モジュールから構成される。
制御部3001は、ナビアプリケーションの全体制御を司るモジュールである。交通情報処理部3004は、ビーコン受信機407で受信した交通情報、ナビサーバ102からダウンロードした交通情報、メモリカード201に保存されている統計交通情報の管理,更新等を司る。経路・誘導情報処理部3005は、経路誘導の実行,自車位置の管理などを司る。地図情報処理部3006は、地図情報の管理を主に司る。地図をダウンロードした場合、メモリカード201の地図を格納する領域のディレクトリ構成に従って格納するのも、この地図情報処理部3006の役割である。
制御部3001のアプリ制御部3002は、ナビアプリケーションの処理の流れを決めるモジュールである。車載端末106に発生する様々なイベントを判定して、判定結果に応じた処理を実行するのがこのモジュールの役割である。表示制御部3003は、情報の種類に応じて表示方法を切り替える役割を持つモジュールである。地図に含まれるコンポーネントや、交通情報に含まれる渋滞度に応じて色を分けたりする。さらに、ビーコン受信機407で受信したデータと統計交通情報データとで表示方法を変えたりする。例えばビーコン受信機407で受信したデータについては通常の表示方法にしておき、統計交通情報については色を薄くしたり点滅させたりするなどして、統計であることを明示するような表示を実行する。また、両者の使い分けについても制御する。例えば、自車位置に近い場所については、ビーコン受信機407で受信した交通情報を表示し、自車位置から所定距離以上の遠い場所については、交通情報として統計に基づく交通情報を表示するなどの制御を実行する。
図3は、車載端末106の処理フローを示した図である。まず、車両111のエンジンスイッチを入れると、車載端末106の電源がONになる(ステップ701)。電源が入ると、GPS受信機406が自車位置を測位し、自車位置周辺の地図が表示される(ステップ702)。その後は、ユーザからリモコン405によって入力されたコマンドを判定して(ステップ703)、入力されたコマンドに応じた処理が実行される。図3では、経路探索と交通情報の表示について開示しているが、勿論、これ以外のコマンドがあっても構わない。
ユーザの入力コマンドが交通情報表示であった場合、ステップ704にて交通情報の検索を実行し、検索された交通情報が表示される(ステップ705)。ステップ704の交通情報の検索については、車載端末106に保存されている交通情報を検索対象としてもよいし、ナビサーバ102から検索してもよい。交通情報をどこから入手するかについては、車載端末106における通信可否等に応じて決めてよい。
ユーザからのコマンドが経路探索であった場合、ステップ706にて経路探索を実行し、得られた経路を表示する(ステップ707)。その後、経路誘導を開始する(ステップ708)。経路探索については、ナビサーバ102に対して経路探索を要求するか、車載端末106に搭載されている経路探索エンジン(図示しない)により探索を実行する。
ユーザのコマンドが終了要求であった場合、車載端末106の電源をOFFにし、システム終了となる。あるいは、車両111のエンジンスイッチをOFFにした場合もシステム終了となる。システム終了となった場合、それまでに得られた経路情報や交通情報は、車載端末106の記憶装置に保持されたまま終了する。
交通情報を取得するための手段として、本実施例ではビーコン114からの受信、ナビサーバ102からの受信、メモリカード201に予め収められているデータのロードについて示す。他にも放送事業者105が配信するデータを受信することも考えられる。
図4は、交通情報取得から表示までの一連の流れを示したフロー図である。これは、図3のステップ704,705の処理に相当する部分である。図4においては、ビーコン受信機407で受信したデータ,通信で取得したデータ,メモリカード201に格納されているデータを組み合わせて使用する例を示している。特に、ビーコン受信機407で得られたデータを優先的に使用するフローである。勿論、通信で取得したデータあるいはメモリカード201に格納されているデータのいずれかを優先的に使用することにしてもよい。
まず車載端末106は、ビーコン受信機407が受信可能状態かどうかを判定する(ステップ801)。具体的には、自車位置周辺にビーコン114からの情報が配信されているかどうかの判断と、ビーコン受信機407が正常に動作しているかどうかの判断を実行する。ビーコン受信が可能ならば、ビーコン受信機407で得た情報を表示する(ステップ802)。得られる情報は、少なくとも各道路リンクにおけるリンク旅行時間と渋滞度を含んでいる。しかし、中には情報が無いリンク(以下「未提供リンク」と記述)もある可能性があるので、データを得た後にこれを判定する(ステップ803)。判定の結果、未提供リンクがあれば、未提供リンクの情報を補完する処理を行う。
未提供リンクの情報を補完する方法には、ナビサーバ102にて一定時間ごとに作成されているデータをダウンロードする方法と、車載端末106で計算して補完する方法がある。そこでナビサーバと通信可能かどうかを判定し(ステップ804)、通信可能であればナビサーバ102から補完データをダウンロードして表示する(ステップ805)。通信不可であれば、車載端末106で補完データを作成するか、メモリカード201に収められているデータを用いるかを選択する(ステップ806)。車載端末106で補完情報を作成する場合はステップ808に進み、メモリカード201に収められているデータを用いる場合はステップ809に進み、それぞれデータを表示する。
交通情報サーバ302における交通情報統計データ作成の処理においては、交通情報サーバ302を稼動する前の準備として予め過去の交通情報データを入手しておき、それを用いて初期の統計データを作成する。この処理はオフラインで実行される処理である。
オンラインで実行される処理は、交通情報センター113からのデータを待つ常駐プログラムとして実装され、一定時間おきにデータが来たかどうかを確認して、交通情報センター113からの交通情報データの受信を待つ。そして交通情報センター113からデータ来たとわかった時点でデータ受信の処理を実行する。データ受信と同時に、交通情報センター113からの受信データをナビサーバ102内部に蓄積する。これは、車載端末
106がビーコン受信機407によって交通情報を取得するのではなく、通信によって交通情報を取得する場合に備える。蓄積するときには、交通情報を配信フォーマットに変換し、ファイルとして保存しておく。
本実施例では、交通情報の統計データは逐次更新としている。そして更新のタイミングが来たかどうかを判定し、統計データの更新タイミングが来た時点で、統計データの更新処理を実行する。更新後は再び、交通情報センター113からのデータ受信待ちとなる。更新せずに受信のみの場合でも同様である。この統計データの更新のタイミングは、システム管理者が任意に設定する。このタイミングは例えば1日ごと、1週間ごと、1ヵ月ごと、等としてよい。また、交通情報サーバ302の負荷が大きいと思われる場合はオンラインで実行せず、更新タイミングまでは交通情報センター113からのデータを受信してバッファリングするだけにし、更新タイミングになった時点でオフラインで統計情報作成処理を実行するようにしてもよい。
次に、未提供リンクに対する情報提供のアルゴリズムについて、いくつかの実施例を説明する。図5に第1の例を示す。図5では、各リンクの方向コードを決め、方向コードごとに平均速度を求めてそれをリンク旅行時間に換算するというものである。
まず、対象となる全メッシュについて処理を行うループがあり(ステップ1001,
1009)、ステップ1001で選択された対象メッシュのリンクについて交通情報を読み込む(ステップ1002)。次に、未提供リンクも含めて、当該メッシュ内すべてのリンクについて、方向コードを決める(ステップ1003)。方向コードは、例えば、東西南北が各々E,W,S,N,北東,北西,南東,南西が各々、NE,NW,SE,SWというように8方向のいずれかに割り振る。また、本実施例において、方向とは、図8に示すように、リンク始点1501からリンク終点1502へ向かうベクトル1503の方向である。方向コードが決まったら、まず、各方向コードごとに、当該方向コードに含まれるリンクのうち、情報提供リンクについて速度を求める。速度は、リンク長を、提供されているリンク旅行時間で割った値である。各リンクについて速度が求められたら、情報提供リンクにおける平均値を求め(ステップ1005)、その平均値を、当該コード内の未提供リンクの速度とし(ステップ1006)、それをリンク旅行時間に換算して未提供リンクのリンク旅行時間とする(ステップ1007)。以上の処理を全ての方向コードについて行い(ステップ1008)、全てのメッシュについて処理が完了したところで、全ての未提供リンクについての補完が終了する。
第2の例として、各方向コード内において、未提供リンクからの距離が近い提供リンク数本の情報を参考に補完する場合の処理を説明する。第2の実施例においては、第1の例におけるステップ1103の方向コード決定の処理までは、第1の例と同様の処理が行われる。次に、各方向コードごとに、含まれる未提供リンク同士の距離が近い提供リンクをサーチし、サーチした提供リンクの平均速度を求める。リンク同士の距離(リンク間距離D)については、各リンクの中点どうしの距離として定義する。また、リンク中点の座標が当該リンク上に存在しない場合、リンク中点にもっとも近い補完点をリンク中点とする。また、リンク同士の距離が近いかどうかの判定に使用する閾値は、予め設定しておくか、ユーザが画面(図示しない)から入力する。次に、算出した平均速度を、当該未提供リンクの速度とし、さらにリンク旅行時間に換算して未提供リンクにおけるリンク旅行時間とする。
図6は、第3の例における処理のフローである。第1,2の例では、初めに方向コードを求めていたが、第3の例では方向コードを用いず、リンク間距離が近く、かつ相手のリンクが平行に走っているリンクの情報から補完する手法である。まず、対象メッシュのリンクについて交通情報を読み込む(ステップ1202)。次に、対象メッシュ内の未提供リンクすべてについての処理ループがあり(ステップ1203,1212)、メッシュごとに未提供リンクの補完処理を実行する。まず、当該メッシュ内の提供リンクをサーチし、当該未提供リンクに距離が近いかどうかの判定(ステップ1205)、当該未提供リンクとほぼ平行に走っているかどうかの判定(ステップ1206)を経る。もし両者の判定を通れば、当該提供リンクを参考リンクとして登録する(ステップ1207)。ここで、ステップ1205において、近いかどうかの判定に使用する閾値は、予め設定しておくか、ユーザが画面(図示しない)にて入力する。その後、当該メッシュ内すべての提供リンクをサーチし終えたかどうかを判定し(ステップ1208)、サーチが終わったら、参考リンクとして登録したリンクの平均速度を求める(ステップ1209)。算出した平均速度をリンク旅行時間に換算し(ステップ1210)、それを当該未提供リンクのリンク旅行時間とする(ステップ1211)。この処理を、各未提供リンクについて実行し、当該メッシュ内すべての未提供リンクについて補完データを作成する。
図7は、第4の例を示したフローである。第4の実施例では、方向コード同士の相関を用いて未提供リンクを補完する手法である。まず、各メッシュごとに交通情報を含んだリンク情報を読み込み(ステップ1302)、各リンクの方向コードを決定する(ステップ1303)。次に、各方向コードごとに、各時刻ごとの平均速度を算出する(ステップ
1305)。それが終わると、再び各方向コードごとのループに入り、速度について当該方向コードと相関係数を算出する(ステップ1308)。次に相関係数のもっとも高い方向コードにおける各時刻平均速度を、当該方向コードにおける未提供リンクの各時刻平均速度とする(ステップ1309)。最後にそれをリンク旅行時間に換算し(ステップ1310)、それを当該方向コードにおける各時刻のリンク旅行時間とする。
図19は、車載端末106のメニュー表示画面例である。車載端末106の電源が入ると画面には自車位置付近の地図が表示される。また、画面の中央部には自車位置マークが表示され、経路が保持されている場合は、経路1702が表示される。この状態でリモコン405を操作すると、メニュー1801が表示される。本実施例では、交通情報メニュー1804,地図取得メニュー1805,経路探索メニュー1806を表示している。このうち、交通情報メニュー1804を選択すると、経路上メニュー1802と現在地周辺メニュー1803が現れる。経路上メニュー1802または現在地周辺メニュー1803のいずれかを指定すると、車載端末106は図4のフローに従って交通情報を表示する。この時、経路上メニュー1802または現在地周辺メニュー1803を選択した後、情報の入手方法を選択するメニューが現れるようにして、情報の入手方法をユーザが選択できるようにする。
図9において、情報の入手方法のメニューには、ビーコンメニュー1901,サーバメニュー1902,内部メモリメニュー1903が含まれている。ビーコンメニュー1901を選択すると、ビーコン受信機407で受信した交通情報を表示する。サーバメニュー1902を選択すると、ナビサーバ102にアクセスして交通情報サーバ302に収められている統計交通情報を受信して表示する。内部メモリメニュー1903を選択すると、メモリカード201に収められている統計交通情報を表示する。
交通情報を表示した画面の一例が図10である。図10では、ビーコン受信機407で受信したデータの表示例であり、必ずしもすべての道路リンクに対して交通情報が提供されているわけではない。道路の脇に表示されている2001,2002,2003等は渋滞情報を表している。それぞれ実線,点線等で表示されているが、これは渋滞度(「渋滞」「混雑」「順調」)の相違を示したものである。但し、実際のシステムにおいては色で区別されていることが多い。渋滞情報の表示方法については、情報取得方法に関係なく渋滞度だけを考慮して表示を変えるようにしてもよいし、情報取得方法も考慮して表示を変えるようにしてもよい。
但し、ビーコン受信機407で受信した未提供リンクについての補完処理を実行すれば、すべてのリンクに対して交通情報が提供できる。補完処理を実行するかどうかについては、予め車載端末106で設定しておいてもよいし、受信した時点でメニューを表示してユーザに選択させてもよい。また、図10の画面の状態から、再びメニュー1201を表示させ、交通情報メニュー1804を選択することが可能である。交通情報を表示している状態で現在地周辺メニュー1803を選択した場合には、図9に示すように情報取得方法を選択するメニューが現れる。
上記のように、交通情報が表示されている状態で交通情報を表示しようとする場合、情報入手方法を選択するメニューを表示し、選択された方法で入手した交通情報を表示する。勿論、メニューを表示せず、予め優先順位を決めておき、それにしたがって情報を入手してもよい。しかし、交通情報を表示しているときに交通情報メニュー1804を選択した場合には、現時点で表示している交通情報とは別の情報取得方法をユーザが望んでいるとも考えられるので、メニューを表示するのが望ましい。
なお、交通情報の表示を消去したい場合は、消去メニュー1807を選択する。すると、交通情報が消去される。この消去メニュー1807は、交通情報を表示していない場合は、選択できないようにするか出現しないようにすることが望ましい。
図10の状態で情報取得方法のメニューを選択して交通情報を表示した例を図11に示す。図11では、メモリカード201のデータを表示または交通情報サーバ302のデータを表示した例である。まず、「サーバの交通情報をダウンロードします」の様なメッセージを表示して情報取得方法をユーザに知らせ、その後で交通情報を表示する。図10では未提供だったリンクについても情報が提供され、ビーコン受信機407で受信した情報とは違う表示になっているリンクも存在する。例えば、2002と2003については渋滞度の情報が異なっており、ビーコン受信機407で受信した現在情報とは異なる統計情報を持っているということである。また、2101や2102などは、ビーコン受信機
407で受信した際には未提供リンクであったが、統計交通情報を表示すると、交通情報提供リンクとなっている。つまり、補完されたデータを表示している。
情報取得方法をユーザに知らせるメッセージは、交通情報を表示する前に必ず表示するようにしてもよい。例えば、メモリカード201のデータを表示する場合は「端末の情報を表示します」等の文字列を表示し、ビーコン受信機407で受信したデータを表示する場合は「ビーコンのデータを表示します」等の文字列を表示する。
なお、ナビサーバ102からダウンロードした統計交通情報については、メモリカード201に保存してもよいし、適当なタイミングで破棄してもよい。例えば表示から外れてからの時間または走行距離に閾値を設けておき、それを目安に破棄してもよい。
次に、経路と一緒に統計交通情報をダウンロードする実施例について述べる。経路探索の際は車載端末106が経路探索サーバ303にアクセスし、経路データをダウンロードする。ただし、車載端末106に経路探索エンジン(図示しない)がある場合、経路探索サーバ303にアクセスせずに、車載端末106の経路探索エンジンを用いてもよい。経路探索が終了すると、図12の画面になる。この時、経路データを表示した後に経路データを一緒に経路周辺の統計交通情報をナビサーバ102からダウンロードして表示する。図12の画面では、経路探索前の画面で表示されていなかった渋滞情報2302,2303,2304,2305,2306が表示される。また、渋滞情報2301については、車載端末106で保持していた情報を更新したものである。例えば車載端末106において、ビーコン受信機407で受信したデータしか持っていなかった場合、ナビサーバ301から統計交通情報をダウンロードして上書きする。ただし、同じリンクに対してビーコン受信機407の受信情報と、ナビサーバ301の統計交通情報の両者があった場合、前者を優先して表示することにしてもよく、その場合は渋滞情報2301の表示は変化しない。つまり、データが無いリンクに対してのみ、統計交通情報を表示することにしてもよい。また、どちらを優先するかは、車載端末106で決めておくのが望ましい。
図13は、経路データと統計交通情報をダウンロードする際のシーケンスチャートである。車載端末106は、自車位置,目的地,探索条件とともに経路探索の要求をCGIサーバ301に送信する(ステップ2401)。CGIサーバ301は、受信した自車位置,目的地,探索条件と一緒に、探索・誘導サーバ303に対して経路探索要求を送信し
(ステップ2402)、探索・誘導サーバ303は、与えられた条件にしたがって経路探索を実行する。経路探索が終了すると、探索・誘導サーバ303は経路データをCGIサーバ301に返送し(ステップ2403)、CGIサーバ301は車載端末106に経路データを返送する(ステップ2404)。また、CGIサーバ301は、経路データを顧客DBサーバ305に登録する(ステップ2405)。
車載端末106は、経路データを受信した後、CGIサーバ301にアクセスし、統計交通情報を要求する(ステップ2406)。CGIサーバ301は、どの範囲の統計交通情報を送信すべきかを判断するために、顧客DBサーバ305に登録してある経路情報をもらう(ステップ2407,2408)。CGIサーバ301は、経路情報を参考に範囲を決定し、交通情報サーバ302に統計交通情報を要求する(ステップ2409)。CGIサーバ301は、統計交通情報を交通情報サーバ302から受信し(ステップ2410)、車載端末106に返送する(ステップ2411)。
本実施例では、経路情報を参考にして統計交通情報の範囲を決定しているが、車載端末106から、欲しい範囲を送信してもよい。そのときは、ステップ2407,2408は実行しなくてよい。
交通情報の表示について、別の実施例を示す。図14は、ビーコン受信機407の受信結果と統計交通情報のどちらを表示するかを決定する処理のフローである。これは、自車位置に近い領域ではビーコン受信機407の受信結果を表示し、自車位置から遠い領域では統計交通情報を表示するというものである。このフローでは、予め表示すべき範囲のメッシュが決まっていると仮定している。例えば画面に表示される範囲のメッシュ等と決めておけばよい。
表示範囲メッシュすべてについて処理を行うループがあり(2502,2506)、それぞれのメッシュが自車位置付近かそうでないかを判定する(ステップ2503)。本実施例において、「自車位置付近」の定義は、「自車位置周辺の9メッシュ内」と定義している。交通情報はメッシュ単位に管理されていることが多く、表示においてもメッシュ単位にした方が実施しやすい。但し、「自車位置中心nキロメートル」等の定義でもよいし、9メッシュに限定せずに25メッシュなどでもよいし、当該1メッシュだけとしてもよい。
自車位置付近であると判定されたメッシュについては、ビーコン受信機407で受信した結果を表示し(ステップ2504)、そうでないメッシュについては統計交通情報を表示する(ステップ2505)。
但し、ビーコン受信機407で受信したデータを表示するだけでは、未提供リンクの情報が無いままであるので、未提供リンクについては、統計交通情報を表示することにしてもよい。
ナビサーバ102から受信した交通情報と、端末で保持している交通情報推定データの表示を切り替える場合の処理を説明する。ナビサーバ102から受信した交通情報を受信する場合には、車載端末106からリクエストを出さない限り交通情報は更新されない。したがって、長時間に亘って車載端末106からリクエストを出さない場合には、古い交通情報が表示され続けることになってしまう。これを防ぐため、ナビサーバ102から受信する交通情報に有効時間を設定しておく。有効時間データを含めた場合の交通情報データは、データヘッダ,データ本体,終端フラグから構成されて、データヘッダの部分に、取得年月日,取得時刻,有効時間を含む。ダウンロードしてから有効時間を過ぎたと判定されたところで、車載端末106に保存してある統計交通情報を表示する。但し、有効時間はデータに含めずに、車載端末106で設定しておいてもよい。この場合、有効時間は車載端末106で固定値を保持しておいても良いし、ユーザが画面で設定できるようにしても良い。
ダウンロードした交通情報を画面に表示している際に、有効時間として設定された時間を過ぎたと判定されると、表示画面には、車載端末106で保持している統計データに基づいた交通情報推定データを表示する旨のメッセージを表示し、その後、有効時間を経過したダウンロードした交通情報の表示を消して交通情報推定データを表示することにより、交通情報の表示が切り替わる。この場合、交通情報推定データがナビサーバ102からダウンロードしたデータと異なる部分においては、当然ながら表示も変わる。
なお本実施例では、表示方法を国別に指定できるようにしている。これは、国によって色の使い方などの文化が異なることを考慮している。リモコン405を操作して表示設定の画面2901を表示させると、国リストが表示される。表示モードが日本国の場合、例えば「渋滞」は赤、「混雑」は黄色、「順調」は緑などのように表示する。その他の国の場合には、その国の文化に適合した表示色を使用する。
車両のナビゲーション装置に用いてナビゲーション装置の利用者に交通情報を適切に提供することで、本発明の効果を発揮できる。
本発明の全体システムを示す図である。 ナビサーバの詳細構成である。 車載端末の処理フローである。 車載端末における交通情報表示処理フローである。 交通情報未提供リンクの交通情報推定処理フローである。 交通情報未提供リンクの交通情報推定処理フローである。 交通情報未提供リンクの交通情報推定処理フローである。 リンク方向ベクトルを示した図である。 車載端末におけるメニュー表示画面である。 車載端末において交通情報を表示した画面である。 車載端末においてダウンロードした交通情報を表示する画面である。 車載端末において経路と共に交通情報を表示した画面である。 経路と共に交通情報をダウンロードする処理のシーケンスである。 車載端末において、自車位置からの距離に応じて交通情報の表示を変える処理フローである。 ナビアプリケーションのソフトウェア構成の一例である。
符号の説明
102…ナビサーバ、103…IP網、104…固定電話網、105…放送事業者、
106…車載端末、107…プロバイダ、108…移動電話網、110…PC、111…車両、112…専用線網、113…交通情報センター、114…ビーコン。

Claims (5)

  1. 自端末装置の位置を測定する位置測定手段と、
    交通情報を取得する交通情報取得手段と、
    交通統計情報を格納した記憶手段とを備えた交通情報表示装置において、
    前記交通情報取得手段で取得した交通情報に含まれないリンクに関する交通情報を推定する推定手段と、
    前記交通情報取得手段で取得した交通情報が推定されたデータか否かに応じて交通情報の表示方法を変える表示制御手段を有し、
    前記表示制御手段は、自端末装置の位置に近い場所の交通情報を表示する際は前記交通情報取得手段で取得した交通情報及び、前記推定手段による交通情報を表示し、自端末装置の位置から遠い場所の交通情報を表示する際は前記記憶手段に格納された交通統計情報に基づく交通情報を表示すること
    を特徴とする交通情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の交通情報表示装置において、前記推定手段は、前記交通情報取得手段で取得した交通情報に含まれないリンクに関する交通情報を推定する際に、当該リンクが含まれるメッシュ内の同一方向に向かうリンクのうち、交通情報が存在するリンクの交通情報を基に推定することを特徴とする交通情報表示装置。
  3. 請求項1に記載の交通情報表示装置において、交通情報の表示方法を決定するための情報を受け付ける表示設定手段を有することを特徴とする交通情報表示装置。
  4. 自端末装置の位置を測定する位置測定手段と、
    交通情報を取得する交通情報取得手段と、
    情報センターとデータを送受信する通信手段と、
    交通統計情報を格納した記憶手段とを備えた交通情報表示装置において、
    前記通信手段は、前記交通情報取得手段で取得した交通情報に含まれないリンクに関する交通情報を、前記情報センターから取得し、
    前記交通情報表示装置は更に、前記交通情報取得手段で取得した交通情報と、前記通信手段により取得した前記情報センターの推定手段により推定された前記交通情報取得手段で取得した交通情報に含まれないリンクに関する交通情報とに応じて交通情報の表示方法を変える表示制御手段を有し、
    前記表示制御手段は、自端末装置の位置に近い場所の交通情報を表示する際は前記交通情報取得手段で取得した交通情報及び、前記推定手段による交通情報を表示し、自端末装置の位置から遠い場所の交通情報を表示する際は前記記憶手段に格納された交通統計情報に基づく交通情報を表示すること
    を特徴とする交通情報表示装置。
  5. 請求項4に記載の交通情報表示装置において、前記推定手段は、前記交通情報取得手段で取得した交通情報に含まれないリンクに関する交通情報を推定する際に、当該リンクが含まれるメッシュ内の同一方向に向かうリンクのうち、交通情報が存在するリンクの交通情報を基に推定することを特徴とする交通情報表示装置。
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