JP4390168B2 - フイルタアダプタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラの撮影レンズ用のフイルタを保持するフイルタアダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
被写体の一部の反射光を除くために、撮影レンズの前面に偏光フイルタを取り付けることが知られている。偏光フイルタは、進行方向に直交するあらゆる方向に振動している光のうち、金属以外の滑らかな物体面に光が当たり、一方向に偏って振動する偏光だけを透過させるフイルタであり、青空、山肌、水面、木の葉、花、路面、ガラスなどの反射光の除去に使用される。偏光フイルタは撮影レンズの前面で回転自在に保持され、撮影者は偏光フイルタを回転させることにより偏光フイルタを透過する偏光量を調節し、撮影状況や撮影イメージに合った撮影を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一眼レフカメラなどのTTL方式のファインダを備えたカメラでは、撮影レンズに偏光フイルタを取り付けた状態で、撮影者はファインダを覗き込みながら偏光フイルタを回転させて透過する偏光量の調節を行うことができるが、TTL方式以外のファインダを備えたカメラでは、撮影者は撮影前に偏光フイルタを撮影方向に向けて回転させることにより撮影レンズへの取付位置を決定し、この取付位置を記憶して、撮影レンズへの取り付け及び位置の調整を行う必要がある。この場合、記憶に基づいて、取付位置を調整しなければならないので、撮影レンズへの取り付け前に決定した取付位置と一致させるのが難しく、撮影状況や撮影イメージに合った撮影を行うことが困難である。
【0004】
本発明は、TTL方式以外のファインダを備えたカメラにおいて、ファインダを覗きながら、レンズ用フイルタの効果を確認できるようにしたフイルタアダプタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のフイルタアダプタは、筒状をしたアダプタ本体の前端側にフイルタ取り付け部、後端側にレンズ鏡筒への装着部が設けられたフイルタアダプタにおいて、アダプタ本体の周面に、アダプタ本体の後端側から前記フイルタ取り付け部で保持されたフイルタを透視できるようにした透光窓を設けたものである。なお、フイルタ取り付け部の外径は前記装着部の外径よりも大径であり、前記透光窓は外径が異なる両者間を連絡する周面に設けられていることが好ましい。また、前記透光窓は、光軸を中心とする回転対称な位置に複数個設けられていることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を実施したカメラの背面側を示す外観斜視図である。カメラ10は、写真フイルムパトローネが装填されるカメラ本体11と、このカメラ本体11に着脱自在に取り付けられる撮影レンズ12及び外付けのファインダ13とから構成されている。また、撮影レンズ12にはフイルタアダプタ14が着脱自在に取り付けられ、フイルタアダプタ14には偏光フイルタ15が着脱自在に取り付けられている。なお、このカメラ10は、カメラ本体11のコストダウンと、様々な焦点距離の撮影レンズ12への対応とを容易にするために、カメラ本体11にファインダを内蔵せずに外付けのファインダ13を使用するようになっている。
【0007】
カメラ本体11の背面側には、写真フイルムパトローネが装填されるパトローネ室と、撮影済みの写真フイルムが巻き取られるフイルム巻き取り室と、写真フイルムへの撮影範囲を規定するアパーチャーとが設けられており、これらはカメラ本体11の背面に取り付けられた裏蓋18によって開閉される。
【0008】
カメラ本体11の上面右肩部には、シャッタボタン19と、撮影済みの写真フイルムをフイルムロール室に巻き上げる巻き上げレバー20と、シャッタ速度の設定を行うシャッタ速度設定ダイヤル21とが設けられている。
【0009】
カメラ本体11の上面左肩部には、撮影済みの写真フイルムをパトローネ内に巻き戻すフイルム巻き戻しレバー22と、装填された写真フイルムの感度の設定を行うフイルム感度設定ダイヤル23とが設けられている。フイルム感度設定ダイヤル23は、フイルム巻き戻しレバー22の外周で回転するように設けられている。
【0010】
カメラ本体11の上面中央部には、ストロボ装置やファインダ等の撮影部品が装着されるアクセサリーシュー24が設けられている。ファインダ13には取付部13aが設けられ、この取付部13aがアクセサリーシュー24に取り付けられることにより、ファインダ13はカメラ本体11に取り付けられる。
【0011】
カメラ本体11の前面には、レンズマウント25(図3参照)が設けられており、このレンズマウント25に撮影レンズ12が取り付けられる。また、撮影レンズ12の鏡筒部先端にはその内周面にネジ12a(図3参照)が形成され、フイルタアダプタ14が取り付けられる。
【0012】
図2及び図3に示すように、フイルタアダプタ14には撮影レンズ12への装着部となるネジ14aが設けられている。ネジ14aはフイルタアダプタ14の後端部の外周面に形成され、撮影レンズ12のネジ12aとネジ14aとの螺合により、撮影レンズ12にフイルタアダプタ14が取り付けられ、固定される。また、フイルタアダプタ14の内周面にはネジ14bが形成され、偏光フイルタ15の取り付け部となっている。なお、撮影レンズ12への装着部となるネジ部14aの外径よりも、偏光フイルタ15の取り付け部となるネジ14bの外径のほうが大径となっている。
【0013】
偏光フイルタ15はフイルタプレート16と保持リング17とから構成されている。保持リング17には取り付け部17aと調整部17bとが設けられ、取り付け部17aの後端部の外周面に形成されたネジ17cが、フイルタアダプタ14のネジ14bと螺合する。これにより、偏光フイルタ15がフイルタアダプタ14に取り付けられる。また、調整部17bは回転自在に設けられており、調整部17bを回転させると、フイルタプレート16が一体に回転して、偏光量の調整を行うことができる。
【0014】
また、フイルタアダプタ14のネジ14aとネジ14bを連絡する周面でその背面側には透光窓14cが光軸中心の回転対称となる3箇所に設けられている。これにより、図4に示すように、フイルタアダプタ14の装着位置が回転方向でずれていてもいずれかの透光窓14cをファインダ13から観察することができる。よって、撮影者がファインダ13を覗き込むと透光窓14cを通して、フイルタプレート16を透視できるため、撮影者はファインダ13を覗き込みながら保持リング17の調整部17bを回転させることにより、撮影状況や撮影イメージに合わせてフイルタプレート16を透過する偏光量を調整できる。なお、透光窓14cを例えば透明なプラスチックなどで覆うことにより、外部からのゴミや異物の侵入を防止するようにしてもよい。また、透光窓14cは3箇所に限らず適宜数設けてよい。
【0015】
次に、上記実施形態の作用について説明する。撮影者は撮影レンズ12を撮影方向に向け、ファインダ13を通してフレーミング及びフイルタプレート16を透過する偏光量の調整を行う。偏光量の調整は、透光窓14cを通してフイルタプレート16を透視しながら、撮影状況や撮影イメージに合った偏光量が得られるまで保持リング17の調整部17bを回転させて行う。このため、ファインダ13を覗き込みながら偏光量の調整を行うことができるため、偏光フイルタ15の取付位置を記憶しなくても、簡単に偏光量の調整を行うことができる。
【0016】
シャッタボタン19が押圧されると、撮影レンズ12にはフイルタプレート16を通過した被写体光が入射する。このとき、撮影レンズ12には撮影前に調整した光量の偏光が入射するので、撮影者の意図した通りの撮影を行うことができる。
【0017】
なお、上記実施形態では、フイルタアダプタ14の背面側に透光窓14cを設けたが、フイルタアダプタの形状を工夫することにより、フード効果が得られるようにしたフイルタアダプタの外周面に透光窓を設けてもよい。
【0018】
上記実施形態では、フイルタアダプタ14に偏光フイルタ15を取り付けたが、他の種類のフイルタ、例えばカラーフイルタなどを取り付けてもよい。この場合には、フレーミング時にフイルタの色を確認することができる。また、クロススクリーンを用いてもよく、この場合には、フレーミング時に溝の方向を確認することができる。
【0019】
また、上記実施形態では、撮影レンズユニット12のネジ12aとフイルタアダプタ14のネジ14aとを螺合させることにより、撮影レンズ12にフイルタアダプタ14を取り付けたが、バヨネット式やかぶせ式によりこれらの取り付けを行ってもよい。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明のフイルタアダプタによれば、アダプタ本体の周面に、アダプタ本体の後端側から前記フイルタ取り付け部で保持されたフイルタを透視できるようにした透光窓を設けたので、記憶に頼ることなく簡単な構成で確実に偏光量の調整を行うことができる。よって、撮影者は、撮影状況や撮影イメージに合った撮影を行うことが可能になる。
【0021】
また、フイルタ取り付け部の外径は前記装着部の外径よりも大径であり、前記透光窓は外径が異なる両者間を連絡する周面に設けられているので、簡単な構成で、撮影者はファインダから透光窓を観察することができる。さらに、前記透光窓は、光軸を中心とする回転対称な位置に複数個設けられているので、フイルタアダプタの取り付け位置に関わらず、確実にファインダから透光窓を観察できる。よって、撮影者はファインダを覗きながらの偏光量の調整が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカメラの外観斜視図である。
【図2】偏光フイルタ及びフイルタアダプタの構成を示す説明図である。
【図3】偏光フイルタ及びフイルタアダプタをカメラに取り付けたときの断面図である。
【図4】ファインダから観察できる透光窓を示す説明図である。
【符号の説明】
10 カメラ
13 ファインダ
14,26 フイルタアダプタ
14c,26a 透光窓
15 偏光フイルタ

Claims (3)

  1. 筒状をしたアダプタ本体の前端側にフイルタ取り付け部、後端側にレンズ鏡筒への装着部が設けられたフイルタアダプタにおいて、
    アダプタ本体の周面に、アダプタ本体の後端側から前記フイルタ取り付け部で保持されたフイルタを透視できるようにした透光窓を設けたことを特徴とするフイルタアダプタ。
  2. フイルタ取り付け部の外径は前記装着部の外径よりも大径であり、前記透光窓は外径が異なる両者間を連絡する周面に設けられていることを特徴とする請求項1記載のフイルタアダプタ。
  3. 前記透光窓は、光軸を中心とする回転対称な位置に複数個設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のフイルタアダプタ。
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