JP4389592B2 - 車両のステアリング支持構造 - Google Patents

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Description

この発明は、前端部に操舵装置が連結され、後端部にステアリングホイールが取付けられるステアリングシャフトを、車幅方向に延びるステアリング支持メンバに支持させたような車両のステアリング支持構造に関する。
従来、上述例の車両のステアリング支持構造としては図15に示すようなものがあった。
すなわち、乗員Aが着座する座席としてのドライバーズシート100が配設される車室101内の前部にダッシュパネルを設け、このダッシュパネルの後方には車幅方向に延びる車体剛性部材としてのステアリング支持メンバ102を設ける一方、前端部にウオームとラックとからなるステアリングギヤおよびタイロッド等を含む操舵装置が連結され、かつ後端部にステアリングホイール103が取付けられたステアリングシャフト104を設けて、上述のステアリング支持メンバ102の下側に該ステアリングシャフト104を支持させたものである。
また、インストルメントパネルにはメータ105を配設し、乗員のメータ視界を優先させる関係上、ステアリングホイール103を垂直ライン106に対して角度θb(例えば約23度)だけ前傾させていた。
このような従来の車両のステアリング支持構造においては、メータ視界が良好な反面、次のような問題点があった。
つまり、上述のステアリングホイール103が角度θbだけ前傾している関係上、乗員の体格の差異に応じて該ステアリングホイール103の車両前後方向の位置を調整する際、その調整代が不足する問題点があった。
またステアリングホイール103上部を把持した乗員Aの手と肩部との間の距離が大で、ステアリングホイール103下部を把持した乗員Aの手と肩部との間の距離が小さく、窮屈となり、このように上下で乗員Aの手と肩部との間の距離の差が大きくなるので、ステアリングホイール103の操作性が悪く、乗員Aの疲労感低減を図ることが不可能であった。
このような問題点を解決するためには、ステアリングホイールが乗員の肩部と正面対向するように配設すると共に、ステアリングシャフトをステアリングホイールに対して直角に配設することが考えられるが、この場合にはステアリングシャフトが車両の前後方向に水平に近い状態で配置させるので、車両の正面衝突時に不利になる。
一方、特許文献1には車幅方向に延びるステアリング支持メンバの下部にステアリングハンガを介してステアリングシャフトを支持し、このステアリングシャフトの後端部に取付けたステアリングホイールを前傾させたものが開示されているが、この特許文献1に記載のステアリング支持構造は図15で示したものと実質的に同一であって、上述同様の問題点を有している。
特開平7−52809号公報
そこで、この発明は、ステアリングホイールを乗員の肩部に正対(正面対向)するように車両側面視で垂直より所定角度前傾して配設すると共に、上記ステアリングシャフトの中間部を車両の正面衝突時に後方に引き込む作動部材をダッシュパネルに取付けることにより、ステアリングホイールの車両の前後方向への調整代拡大と、乗員の疲労感低減とが可能なステアリングホイールに対応したステアリングシャフトの配設と、ステアリングシャフトの挙動コントロールによる安全性との両立を図ることができる車両のステアリング支持構造の提供を目的とする。
この発明による車両のステアリング支持構造は、乗員が着座する座席が配設される車室内の前部にダッシュパネルが設けられ、上記ダッシュパネルの後方に車幅方向に延びるステアリング支持メンバが設けられ、上記ステアリング支持メンバに対して、前端部に操舵装置が連結される一方、後端部にステアリングホイールが取付けられるステアリングシャフトを支持した車両のステアリング支持構造であって、上記ステアリングホイールを上記乗員の肩部に向かって正対するように車両側面視で垂直より所定角度前傾して配設すると共に、車両の衝突時に該ステアリングシャフトに係合して、その中間部を後方に引き込む作動部材を上記ダッシュパネルに取付けたものである。
上記構成によれば、ステアリングホイールを乗員の肩部に正対して配設したので、ステアリングホイール操作時にステアリングホイール上部を把持した乗員の手と肩部との間の距離と、ステアリングホイール下部を把持した乗員の手と肩部との間の距離との差が僅少となり、ステアリングホイールの操作性が向上し、乗員の疲労感低減を図ることができ、また、ステアリングホイールの上記正対配設により乗員の体格の差異に応じてステアリングホイールを車両の前後方向に調整する際の調整代を多くとることができる。
さらに、車両の正面衝突時には上述の作動部材がステアリングシャフトの中間部を後方に引き込むので、ステアリングシャフトの挙動コントロールによる安全性を図ることができる。
要するに、ステアリングホイールの車両の前後方向への調整代拡大と、乗員の疲労感低減とが可能なステアリングホイールに対応したステアリングシャフトの配設とステアリングシャフトの挙動コントロールによる安全性との両立を図ることができる。
しかも、上記作動部材をダッシュパネルに取付けられたものである。つまり、車両の正面衝突時に一番先に後退するダッシュパネルに作動部材を取付けたので、確実なタイミングでステアリングシャフトを後方に変形すべく引き込むことができる。
この発明の一実施態様においては、車両のステアリングシャフトは、関節部によって連結された複数のシャフトから構成され、上記作動部材は車両の正面衝突時に上記関節部を屈曲支点として上記ステアリングシャフトを後方に変形させるように引き込むものである。
上述構成の関節部は、ユニバーサルジョイントなどのステアリングジョイントで構成してもよい。
上記構成によれば、車両の正面衝突時に作動部材でステアリングシャフトを後方に変形させるように引き込む時、上述の関節部を有効利用して引き込むことができ、ステアリングシャフトの挙動コントロールによる安全性をより一層良好に確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記作動部材を、ダッシュパネルに取付けられてペダルを支持し、衝突時に後退しつつ斜め下方に移動するペダル取付けブラケットに設けたものである。
上述のペダル取付けブラケットは、ペダルの後退防止構造に構成してもよい。
上記構成によれば、衝突時に後退しつつ斜め下方に移動するペダル取付けブラケットを利用するので、作動部材によりステアリングシャフトを後方に引き込む時、このステアリングシャフトが他の部材と干渉することがなく、確実な引き込み作動を確保することができると共に、その構造の簡素化を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記作動部材と対応するステアリングシャフトには、該作動部材の滑りを防止する係合部材が設けられたものである。
上記構成によれば、係合部材により作動部材の滑り動作が防止されるので、この作動部材によるステアリングシャフトの引き込みがより一層確実となる。
この発明の一実施態様においては、上記ステアリングシャフトを上記ステアリング支持メンバの上方を介して配設して、該ステアリング支持メンバに取付けた
ものである。
上記構成によれば、作動部材にてステアリングシャフトを引き込み動作して、乗員の安全性を確保することと、車両前後方向の調整代拡大を考慮したステアリングシャフトの望ましいレイアウトとの両立を図ることができる。
この発明によれば、ステアリングホイールを乗員の肩部に正対(正面対向)するように車両側面視で垂直より所定角度前傾して配設すると共に、上記ステアリングシャフトの中間部を車両の正面衝突時に後方に引き込む作動部材をダッシュパネル取付けたので、ステアリングホイールの車両の前後方向への調整代拡大と、乗員の疲労感低減とが可能なステアリングホイールに対応したステアリングシャフトの配設と、ステアリングシャフトの挙動コントロールによる安全性との両立を図ることができる効果がある。
ステアリングホイールの車両の前後方向への調整代拡大と、乗員の疲労感低減とが可能なステアリングホイールに対応したステアリングシャフトの配設と、ステアリングシャフトの挙動コントロールによる乗員の安全性との両立を図るという目的を、乗員が着座する座席が配設される車室内の前部にダッシュパネルが設けられ、上記ダッシュパネルの後方に車幅方向に延びるステアリング支持メンバが設けられ、上記ステアリング支持メンバに対して、前端部に操舵装置が連結される一方、後端部にステアリングホイールが取付けられるステアリングシャフトを支持した車両のステアリング支持構造であって、上記ステアリングホイールを上記乗員の肩部に向かって正対するように車両側面視で垂直より所定角度前傾して配設すると共に、車両の衝突時に該ステアリングシャフトに係合して、その中間部を後方に引き込む作動部材を上記ダッシュパネルに取付けるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両のステアリング支持構造を示し、図1、図2、図3において、乗員Aが着座する座席としてのドライバーズシート1を設けている。このドライバーズシート1は、シートクッション2と、シートバック3と、ヘッドレストとを備えている。
上述のドライバーズシート1が配設される車室5内の前部にはダッシュロアパネル6を設け、このダッシュロアパネル6でエンジンルーム7と車室5とを前後方向に仕切っている。
上述のダッシュロアパネル6の上部には車幅方向に延びる閉断面構造のカウルボックス8を取付けている。このカウルボックス8はカウルパネル9とダッシュアッパパネル10とを接合して、車幅方向に延びるカウル閉断面11を形成した車体剛性部材である。
また上述のダッシュロアパネル6の下部には後方に略水平に延びるフロアパネル12を接合して、床部を構成している。
さらに、上述のダッシュロアパネル6の後方には車幅方向に延びる車体剛性部材としてのステアリング支持メンバ13を設けている。
上述のステアリング支持メンバ13にはステアリングシャフト14を支持させるが、このステアリングシャフト14は次の各部材により構成されている。
すなわち、図3に示すように、ステアリングコラム15内に配設されたアウタシャフト16とインナシャフト17とから成る2次コラプシブル移動が可能な第1ステアリングシャフト18と、この第1ステアリングシャフト18の前端部にステアリングジョイントとしてのユニバーサルジョント19(関節部)を介して接続された第2ステアリングシャフト20(インタミディエイトシャフト)と、この第2ステアリングシャフト20の前端部にステアリングジョイントとしてのユニバーサルジョイント21(関節部)を介して接続され、かつ、アウタシャフト22とインナシャフト23とを有する第3ステアリングシャフト24(ピニオンシャフト)とを備えている。つまり、上述のステアリングシャフト14は関節部によって連結された複数のシャフト18,20,24を備えている。
そして、上述の第3ステアリングシャフト24のインナシャフト23を図2に示すように、ダッシュロアパネル6の開口部6aから前方に延出し、この延出端のウオーム25をセクタまたはラックに噛合させて、ステアリングギヤを形成し、このステアリングギヤの左右両サイドにタイロッドを連結して、左右の前輪を操舵する操舵装置26を構成している。
また上述の第1ステアリングシャフト18におけるアウタシャフト16の後端部にはステアリングホイール27を取付けるが、このステアリングホイール27は図1に示すように乗員Aの肩部に正対(真正面になるように対向)して配設している。
この実施例では上述のステアリングホイール27を垂直ライン28に対して角度θa(例えば約10度)だけ前傾させている。しかも、上述のステアリングシャフト14なかんずく第1および第2の各ステアリングシャフト18,20をステアリング支持メンバ13の上方を介して配設して、該ステアリングシャフト14をステアリング支持メンバ13に取付けている。
このように、ステアリングホイール27を乗員Aの肩部に正対配設することにより、図1に示す如くステアリングホイール27の操作時に該ステアリングホイール27の上部を把持した乗員Aの手と肩部との間の距離と、ステアリングホイール27の下部を把持した乗員Aの手と肩部との間の距離との差が僅少となり、この結果、ステアリングホイール27の操作性が向上し、乗員Aの疲労感低減を図ることができ、かつ、乗員Aの体格の差異に応じてステアリングホイール27を車両の前後方向に調整する際の調整代を多くとることができる。
図4はステアリングシャフト14とステアリング支持メンバ13との間を固定するステアリング取付けブラケット30の構成を示し、このステアリング取付けブラケット30により、ステアリングシャフト14は図3のチルト(tilt、矢印a参照)およびテレスコピック(telescopic、矢印b参照)の双方に位置調整可能に設けられている。
上述のステアリング取付けブラケット30は、ステアリングコラム15を隔てた左右両部においてステアリング支持メンバ13に溶接固定された断面門形状の左右一対の支持ブラケット31,31と、ステアリングコラム15の左右両部に直接接合固定され、かつ車両の前後方向に延びる長孔32を有する左右一対のブラケット33と、ステアリングコラム15の前部に接合固定され、かつユニバーサルジョイント19と干渉しない大きさで、かつ車両の前後方向に延びる長孔34を有するコ字状のブラケット35と、上述の断面門形状の支持ブラケット31の後部とコラム15側のブラケット33との間にわたるようにL字形状に形成され、長孔32と対応する側に上下方向に延びる長孔36が形成されると共に、支持ブラケット31と対応する側にはナット37が溶接固定されて、支持ブラケット31の下方からボルト38を用いて締結固定された左右一対の取付けブラケット39と、上述の支持ブラケット31の前部とコラム15側のコ字状のブラケット35との間にわたるようにL字形状に形成され、支持ブラケット31と対応する側にはナット40が溶接固定されて、支持ブラケット31の下方からボルト(図示せず)を用いて締結固定された左右一対の取付けブラケット41とを備えている。
そして、前側に位置する取付けブラケット41(前部取付けブラケット)の長孔34と対応する側にピン42を設け、このピン42をコ字状のブラケット35における長孔34内に挿入する一方、後側に位置する取付けブラケット39(後部取付けブラケット)にはその上下方向の長孔36およびブラケット33の前後方向の長孔32を一体的に貫通する軸部材43を設け、この軸部材43を一方の取付けブラケット39に溶接固定したナット44と、軸部材43の他端側に一体連結した調整用のレバー45とで締付け及び緩め操作可能に構成している。
このように構成すると、レバー45を介して軸部材43を緩めた後に、ステアリングシャフト14を上下方向の長孔36に沿って傾動調整することができると共に、前後方向の長孔32,34に沿って車両の前後方向に伸縮調整することができ、チルトおよびテレスコピックの双方の位置調整後に、軸部材43を締付けると、乗員Aの体格に応じた所望の位置にステアリングシャフト14およびステアリングホイール27を位置調整することができる。
なお、図4においては図示の便宜上、その図示を省略したが、左右の支持ブラケット31,31と、前後の取付けブラケット41,39との間には図3に示すように衝撃吸収部材としてのU字プレート46がそれぞれ介設されている。
図4に示す如く、ステアリング取付けブラケット30が下方からの締結によりステアリング支持メンバ13とステアリングシャフト14なかんずくステアリングコラム15との両者を締結固定する構造により、ステアリングシャフト14のサービス性を確保することができる。
また、図2に示すように上述のステアリングコラム15の所定部はコラムカバー47で囲繞される一方、支持ブラケット31の前端傾斜部31a(図4参照)とカウルボックス8におけるダッシュアッパパネル10との間にはステアリング支持ブラケット48が設けられている。
ところで、図2、図5に示すように、ステアリングシャフト14の上方にはインストルメントパネル49が設けられており、このインストルメントパネル49の一部としてのメータ部50が着脱可能に構成されている。
上述のメータ部50はスピードメータやエンジン回転計としてのタコメータなどを有するメータ本体51と、メータカバー52と、メータフード53とを有し、メータカバー52とメータフード53とは連結部材54にて一体的に接続されている。
このメータ部50は図2、図5に示すようにステアリングシャフト14におけるステアリングコラム15と連動して位置調整可能に構成されている。
すなわち、メータ本体51の前部上側には1つのメータ支持部アッパ55を設けると共に、前部下側には2つのメータ支持部ロア56,56(但し、図面では一方のみを示す)を設けている。
またステアリングコラム15にはステアリングコラム15から上方に延びるセンタブラケットとしての1つのメータ支持ブラケット57と、該ステアリングコラム15から左右両サイドに延びるサイドブラケットとしての2つのメータ支持ブラケット58,58(但し、図面では一方のみを示す)を設けている。これらの各メータ支持ブラケット57,58はその剛性確保のために断面コの字状に形成されている。
さらに、上述のメータ支持部アッパ55にはピン59を上方に向けて一体または一体的に突設すると共に、メータ支持ブラケット57には、このピン59を挿入するピン孔60を形成している。
また、上述のメータ支持ブラケット58には予めナット61を溶接固定し、このナット61に対してボルト62を下方から締付けて、両者58,6を固定すべく構成している。
上述のメータ部50を各メータ支持ブラケット57,58に取付ける場合には、上側のメータ支持部アッパ55のピン59を、メータ支持ブラケット57のピン孔60に挿入した後に、下方からメータ支持部ロア56を介してボルト62をメータ支持ブラケット58のナット61に締付け固定すると、メータ部50を取付けることができる。
上述のメータ部50を取外す場合には、コラムカバー47を取外した後に、ボルト62を下方に抜き取ると共に、ピン59を下方に外し、その後、メータフード53、メータ本体51、メータカバー52を一体的に車両後方側(図5の矢印c方向)へ引き抜くと、メータ部50をステアリングコラム15およびインストルメントパネル49から取外すことができる。
このようにステアリングシャフト14とメータ部50とが連動するので、ステアリングホイール27の配設と、メータ視認性の確保とを両立させることができ、またインストルメントパネル49の全体を取外すことはなく、メータ部50のみを取外すと、ステアリングシャフト14を取外すことができるので、メンテナンス性、サービス性の向上を図ることができる。このステアリングシャフト14の取外し時には、ステアリングギヤの噛合を一旦解除すると共に、図4で示したボルト38を下方に抜き取った後に、ステアリングシャフト14を図2の矢印d方向に引き抜くとよい。
図2に側面図で、図6に平面図で、また図7に正面図でそれぞれ示すようにダッシュロアパネル6に取付けられたペダル支持ブラケット70にはブレーキペダル71を回動可能に支持している。このブレーキペダル71にはバルブオペレーティングロッド72(図示の便宜上、仮想線にて示す)を連結し、該ブレーキペダル71の路面71aが踏み込まれた時、バルブオペレーティングロッド72を介して、エンジンルーム7側に設けられた制動倍力装置73を作動させるように構成している。
上述の制動倍力装置73はマスタ・シリンダ74とフルード・リザーバ75とを備え、装置本体はダッシュロアパネル6の前面部に取付けられている。
上述のペダル支持ブラケット70は、図2、図6、図7、図8に示すように、バルブオペレーティングロッド72をブレーキペダル71側へ導出する開口76をもった前面板77と、左右の側面板78,79と、これら左右の側面板78,79を連結する上面板80および背面板81とを一体的に組み合わせたもので、図8に示すように該ペダル支持ブラケット70の背面板81には折曲げ部81aを一体形成して、この折曲げ部81aには側面視L字状のフック部材82を取付けている。
このフック部材82はその前端に鉤形のフック部82aを備えていて、図2、図6、図7、図8に示すように該フック部82aを第3ステアリングシャフト24におけるアウタシャフト22に対して離間させて係合可能に配置しており、車両の正面衝突時に該アウタシャフト22と係合して、ステアリングシャフト14を後方に略くの字状に変形(図13参照)させるように引き込む作動部材である。
この作動部材としてのフック部材82には、その剛性を向上させる目的でビード82bが形成されると共に、ブラケット70への取付け部にはボルト挿通孔82c,82cが形成されている。
ここで、上述のアウタシャフト22におけるフック部82aの下側近傍には、フック部材82の滑りを防止して、該フック部材82によるステアリングシャフト14の引き込みを確実ならしめるために係合部材としての係止リング83を取付けている。
また上述のペダル支持ブラケット70における左右の側面板78,79間には図6、図7に示すように軸部材84を貫通固定している。
しかも、上述のペダル支持ブラケット70の上側後部には下面側が開放する略ボックス形状のペダルコントロールブラケット85(図9参照)を被着状に配設すると共に、このペダルコントロールブラケット85とステアリング支持メンバ13との間にはコの字形状のバックアップブラケット86を取付け、これら両ブラケット85,86をボルトナットまたは溶接により互に接合して、これら両ブラケット85,86(何れも剛性部材)が車両の正面衝突時においても、その位置が不変となるように構成している。
上述のペダルコントロールブラケット85の下面側には図2、図6、図7、図9に示すように、前高後低状に傾斜させた左右一対のガイド片85a,85aを一体形成し、車両の正面衝突時にダッシュロアパネル6およびペダル支持ブラケット70が後退移動した時、該ペダル支持ブラケット70の軸部材84を上述のガイド片85a,85aの下面にて案内して、このペダル支持ブラケット70を図13に示す如く座屈させて、ブレーキペダル71が乗員Aの足元方向に跳ね上がるのを防止すると共に、このペダル支持ブラケット70に取付けたフック部材82を図8の矢印e方向に移動(後退しつつ斜め下方に移動)させ、図13に示すようにステアリングシャフト14を関節部としての各ユニバーサルジョイント19,21を屈曲支点として後方に略くの字状に変形すべく引き込むように構成している。
上述の第2ステアリングシャフト20は図10に示すように互いに重なって連結されたアウタシャフト20Aとインナシャフト20Bとの複数のシャフトから構成され、ステアリングホイール27による操舵力(回転力)をユニバーサルジョイント19、インナシャフト20B、アウタシャフト20A、ユニバーサルジョイント21を介して第3ステアリングシャフト24に伝達すべく構成すると共に、車両の正面衝突時には図13に示す如くアウタシャフト20Aとインナシャフト20Bとが軸芯線方向に相対移動して、これら両シャフト20A,20Bが伸長乃至分離されるように構成している。
上述の第2ステアリングシャフト20において回転力を伝達し、かつ軸芯線方向に相対移動可能とする具体的断面構造は図11イ、ロ、ハに示す通りである。
図11のイに示す構造はインナシャフト20Bに円周上60度の開角で放射状に延びる複数の突部を形成すると共に、アウタシャフト20Aには、これら突部に対応する複数の凹部が形成されたものである。図11のロに示す構造はアウタシャフト20Aおよびインナシャフト20Bを何れも正方形枠状に形成したものである。図11のハに示す構造はインナシャフト20Bをスプライン軸状に形成し、アウタシャフト20Aにはスプライン孔を形成したものであって、この図11のイ,ロ,ハの何れかのものを用いることで、回転力を伝達する一方、軸芯線方向には相対移動して、両シャフト20A,20Bが伸長乃至分離する構成を得ることができる。
なお、図10で示した各ユニバーサルジョイント19,21はヨーク部材87,88と、これら各ヨーク部材87,88を連結するクロス部材89(いわゆるジョイント・クロス)とを備えたものである。また図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
このように構成した車両のステアリング支持構造の作用について、以下に詳述する。
図3、図4に示すようにステアリングシャフト14におけるステアリングコラム15は車両の前後方向に延びる長孔32,34に沿ってテレスコピック方向(図3の矢印b方向)に調整することができると共に、上下方向に延びる長孔36,36に沿ってチルト方向(図3の矢印a方向)に調整することができ、この時、メータ部50は上述のステリングコラム15に連結されて、このステアリングコラム15に連動するので、メータ視認性が確保される。
またステアリングホイール27の操舵力は、第1ステアリングシャフト18、第2ステアリングシャフト20、第3ステアリングシャフト24および操舵装置26を介して左右の前輪に伝達されるので、これら前輪を操舵することができる。
さらに車両の正面衝突時には図2のノーマルな状態から図13に示すように、ダッシュロアパネル6およびペダル支持ブラケット70が後退移動するが、この時、ペダル支持ブラケット70の軸部材84はペダルコントロールブラケット85のガイド片85a,85aの下面にて案内されるので、ペダル支持ブラケット70が図13に示すように座屈して、ブレーキペダル71が乗員Aの足元方向に跳ね上がるのを防止することができ、しかも、該ペダル支持ブラケット70に取付けたフック部材82は図8の矢印e方向に移動(所定量後方に移動した後に、斜め下方後方に直線的に移動)して、図13に示すようにステアリングシャフト14を関節部としてのユニバーサルジョイント19,21を介して後方に略くの字状に変形すべく引き込む。この場合、図13に示すように第2ステアリングシャフト20はそのアウタシャフト20Aとインナシャフト20Bとが軸芯線方向に相対移動して、両シャフト20A,20Bが伸長乃至分離され、ユニバーサルジョイント19のクロス部材87(図10参照)の位置P1は衝突前乃至衝突後においても不変となるように一定位置に保たれる。この結果、ステアリングシャフト14なかんずく第1ステアリングシャフト18が乗員A側に挙動することがなく、乗員Aの安全性を確保することができる。
またステアリングホイール27に設けられたエアバック(図示せず)の展開後、乗員Aが前のめりに挙動する場合、図12に示すようにU字プレート46が車両前方に伸びると共に、ステアリングコラム15は前後方向の長孔32,34に沿って所定量車両の前方に移動し、さらに、第1ステアリングシャフト18におけるアウタシャフト16とインナシャフト17とが軸芯線方向に短縮するように相対移動して、ステアリングホイール27を図12、図13の仮想線α位置から同図の実線β位置に移動させる(2次コラプシブル移動)。
図14は車両のステアリング支持構造の他の実施例を示し、図2で示した先の実施例においてはペダル支持ブラケット70の後部にペダルコントロールブラケット85とバックアップブラケット86とを設け、これら両者85,86を位置不変に構成したが、図14に示すこの実施例では、これら両ブラケット85,86を一体的に形成した剛性部材のペダルコントロールブラケット90を設け、このペダルコントロールブラケット90の後端部をステアリング支持メンバ13に溶接固定して、該ブラケット90を位置不変に構成すると共に、このペダルコントロールブラケット90の前側下部には図9で示した構造と同様に前高後低状のガイド片90aを一体形成して、このガイド片90aで軸部材84(前図参照)を案内すべく構成したものである。
このように構成しても、先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので、図14において図2と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
このように、上記実施例の車両のステアリング支持構造は、乗員Aが着座するドライバーズシート1(図1参照)が配設される車室5内の前部にダッシュロアパネル6が設けられ、上記ダッシュロアパネル6の後方に車幅方向に延びるステアリング支持メンバ13が設けられ、上記ステアリング支持メンバ13に対して、前端部に操舵装置26が連結される一方、後端部にステアリングホイール27が取付けられるステアリングシャフト14を支持した車両のステアリング支持構造であって、上記ステアリングホイール27を上記乗員Aの肩部に正対して配設(図1参照)すると共に、上記ステアリングシャフト14の中間部(第3ステアリングシャフト24参照)を車両の正面衝突時に後方に引き込む作動部材としてのフック部材82を設けたものである。
この構成によれば、図1に示すように、ステアリングホイール27を乗員Aの肩部に正対して配設したので、ステアリングホイール27の操作時にステアリングホイール27上部を把持した乗員Aの手と肩部との間の距離と、ステアリングホイール27下部を把持した乗員Aの手と肩部との間の距離との差が僅少となり、ステアリングホイール27の操作性が向上し、乗員Aの疲労感低減を図ることができ、また、ステアリングホイール27の上記正対配設により乗員Aの体格の差異に応じてステアリングホイール27を車両の前後方向に調整する際の調整代を多くとることができる。
しかも、車両の正面衝突時には図13で示したように、フック部材82がステアリングシャフト14の中間部を後方に引き込むので、ステアリングシャフト14の挙動コントロールによる乗員の安全性を図ることができる。
要するに、ステアリングホイール27の車両の前後方向への調整代拡大と、乗員Aの疲労感低減とが可能なステアリングホイール27に対応したステアリングシャフト14の配設と、ステアリングシャフト14の挙動コントロールによる乗員の安全性との両立を図ることができる。
また、上記ステアリングシャフト14は、図2、図3で示したように関節部(ユニバーサルジョイント19,21参照)によって連結された複数のシャフト18,20,24から構成され、上記作動部材(フック部材82参照)は車両の正面衝突時に上記ステアリングシャフト14(特に第ステアリングシャフト24参照)を後方に変形させるように引き込むものである。
この構成によれば、車両の正面衝突時に作動部材(フック部材82参照)でステアリングシャフト14を後方に変形させるように引き込む時、上述の関節部(ユニバーサルジョイント19,21参照)を有効利用して引き込むことができ、ステアリングシャフト14の挙動コントロールによる安全性をより一層良好に確保することができる。
さらに、上記作動部材(フック部材82参照)は車両の正面衝突時に後方へ後退する上記ダッシュロアパネル6に取付けられたものである(この実施例ではフック部材82はペダル支持ブラケット70を介してダッシュロアパネル6に取付けている)。
この構成によれば、車両の正面衝突時に一番先に後退するダッシュロアパネル6に作動部材(フック部材82参照)を取付けたので、確実なタイミングでステアリングシャフト14を後方に変形すべく引き込むことができる。
しかも、上記作動部材(フック部材82参照)を、ダッシュロアパネル6に取付けられてブレーキペダル71を支持し、衝突時に後退しつつ斜め下方に移動するペダル支持ブラケット70に設けたものである。
このペダル支持ブラケット70は、ブレーキペダル71の後退防止構造に構成されている。
この構成によれば、衝突時に後退しつつ斜め下方に移動するペダル支持ブラケット70を利用するので、作動部材(フック部材82参照)によりステアリングシャフト14を後方に引き込む時、このステアリングシャフト14が他の部材と干渉することがなく、確実な引き込み作動を確保することができると共に、その構造の簡素化を図ることができる。
また、上記作動部材(フック部材82参照)と対応するステアリングシャフト(第3ステアリングシャフト24参照)には、該作動部材(フック部材82参照)の滑りを防止する係合部材(係止リング83参照)が設けられたものである。
この構成によれば、係合部材(係止リング83参照)により作動部材(フック部材82参照)の滑り動作が防止されるので、この作動部材(フック部材82参照)によるステアリングシャフト(第3ステアリングシャフト24参照)の引き込みがより一層確実となる。
さらに、上記ステアリングシャフト14を上記ステアリング支持メンバ13の上方を介して配設して、該ステアリング支持メンバ13に取付けたものである。
この構成によれば、作動部材(フック部材82参照)にてステアリングシャフト(第3ステアリングシャフト24参照)を引き込み動作して、乗員Aの安全性を確保することと、車両前後方向の調整代拡大を考慮したステアリングシャフト14の望ましいレイアウトとの両立を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の座席は、実施例のドライバーズシート1に対応し、
以下同様に、
ダッシュパネルは、ダッシュロアパネル6に対応し、
作動部材は、フック部材82に対応し、
作動部材で引き込むステアリングシャフトの中間部は、第3ステアリングシャフト24に対応し、
関節部は、ステアリングジョイントとしてのユニバーサルジョイント19,21に対応し、
ペダルは、ブレーキペダル71に対応し、
ペダル取付けブラケットは、ペダル支持ブラケット70に対応し、
係合部材は、係止リング83に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
ステアリングホイールの乗員肩部に対する正対構造を示す側面図。 本発明の車両のステアリング支持構造を示す側面図。 ステアリング支持構造を示す概略図。 ステアリング取付けブラケットによるコラム支持構造を示す斜視図。 メータ部の連動構造を示す拡大側面図。 ステアリング支持構造を示す要部の平面図。 図6の要部の正面図。 ステアリングシャフトの引き込み構造を示す分解斜視図。 ペダルコントロールブラケットおよびブラケットの取付け構造を示す斜視図。 第2ステアリングシャフトの断面図。 第2ステアリングシャフトの伸長乃至分離可能構造を示す断面図。 車両衝突時における挙動を説明する概略図。 車両衝突時におけるステアリングシャフトの引き込み状態を示す側面図。 車両のステアリング支持構造の他の実施例を示す側面図。 従来の車両のステアリング支持構造を概略的に示す側面図。
1…ドライバーズシート(座席)
5…車室
6…ダッシュロアパネル(ダッシュパネル)
13…ステアリング支持メンバ
14…ステアリングシャフト
18,20,24…シャフト
19,21…ユニバーサルジョイント(関節部)
26…操舵装置
27…ステアリングホイール
70…ペダル支持ブラケット(ペダル取付けブラケット)
71…ブレーキペダル(ペダル)
82…フック部材(作動部材)
83…係止リング(係合部材)

Claims (5)

  1. 乗員が着座する座席が配設される車室内の前部にダッシュパネルが設けられ、
    上記ダッシュパネルの後方に車幅方向に延びるステアリング支持メンバが設けられ、
    上記ステアリング支持メンバに対して、前端部に操舵装置が連結される一方、後端部にステアリングホイールが取付けられるステアリングシャフトを支持した車両のステアリング支持構造であって、
    上記ステアリングホイールを上記乗員の肩部に向かって正対するように車両側面視で垂直より所定角度前傾して配設すると共に、
    車両の衝突時に該ステアリングシャフトに係合してその中間部を後方に引き込む作動部材を上記ダッシュパネルに取付けた
    車両のステアリング支持構造。
  2. 車両のステアリングシャフトは、関節部によって連結された複数のシャフトから構成され、
    上記作動部材は車両の正面衝突時に上記関節部を屈曲支点として上記ステアリングシャフトを後方に変形させるように引き込む
    請求項1記載の車両のステアリング支持構造。
  3. 上記作動部材を、ダッシュパネルに取付けられてペダルを支持し、衝突時に後退しつつ斜め下方に移動するペダル取付けブラケットに設けた
    請求項1記載の車両のステアリング支持構造。
  4. 上記作動部材と対応するステアリングシャフトには、該作動部材の滑りを防止する係合部材が設けられた
    請求項1〜3の何れか1に記載の車両のステアリング支持構造。
  5. 上記ステアリングシャフトを上記ステアリング支持メンバの上方を介して配設して、該ステアリング支持メンバに取付けた
    請求項〜4の何れか1に記載の車両のステアリング支持構造。
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