JP4388917B2 - 冷却器用清掃装置 - Google Patents
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Description
また、冷却器3も清掃する場合、防塵ネット4と冷却器3の清掃は個別に行なう必要があるため、作業者の負担が大きい。
請求項3記載の本発明の冷却器用清掃装置は、請求項1又は2記載の冷却器用清掃装置において、前記スクリーンは、帯状に形成されるとともに、前記スクリーン移動手段は、前記スクリーンの両端辺を長手方向に巻き取る巻き取り構造として設けられることを特徴としている。
請求項5記載の本発明の冷却器用清掃装置は、請求項1〜4の何れか1項に記載の冷却器用清掃装置において、前記スクリーンは、前記冷却器へ流通する前記冷却風中の粉塵を除去する防塵ネット部を併せて有していることを特徴としている。
請求項7記載の本発明の冷却器用清掃装置は、請求項1〜6の何れか1項に記載の冷却器用清掃装置において、前記開口部には、前記冷却風の流通方向に対する断面積が、上流側から中間部に亘って次第に小さくなり、中間部から下流側に亘って次第に大きくなる絞りが形成されていることを特徴としている。
請求項4記載の本発明の冷却器用清掃装置によれば、簡素な構成で、スクリーンを簡単に移動させることができる。また、スクリーンを取り外す場合、その取り外しが容易である。
請求項6記載の本発明の冷却器用清掃装置によれば、ブラシにより防塵ネット部を簡素な構成で容易に清掃することができる。
図1〜図5は本発明の一実施形態に係る冷却器用清掃装置を示すもので、図1はその冷却器用清掃装置とその近傍の側面図(図5のA矢視図)、図2はその冷却器用清掃装置の正面図、図3はその冷却器用清掃装置の要部を展開して示す平面図、図4はその冷却器用清掃装置の要部拡大縦断面図、図5はその冷却器用清掃装置を搭載した作業機械の全体像を示す斜視図である。なお、背景技術での説明に用いたものと同様の部材には、同じ符号を付して説明する。
そして、図1及び図5に示すように、作業機械40の上部旋回体1のフロア1a上には、作業機械40の駆動源であるエンジン43と、エンジン43により駆動される冷却ファン2と、ラジエータ及びオイルクーラを備えたクーリングパッケージ3とが配設されている。また、冷却ファン2とクーリングパッケージ3とは、冷却ファン2が導入する冷却風の流路に対して前後に互いに重合するように配設されている。
なお、開口部23は、便宜上太く図示したが、そこを通過する冷却風の速度を考慮して、適宜細いスリット状に形成することが好ましい。
作業機械40の稼動時には、冷却ファン2の回転により導入された冷却風が、クーリングパッケージ3を冷却すべく、クーリングパッケージ3内部を流通するが、冷却風に混入する粉塵等の異物がクーリングパッケージ3のラジエータ及びオイルクーラのコアに堆積しやすい。そこで、ハンドル14を反時計回りに回して遮蔽部22を第2巻取部13に完全に巻き取り、メッシュ部21をクーリングパッケージ3の前面に位置させる。そして、メッシュ部21により、異物が除去されクーリングパッケージ3のコアへ侵入することが防止される。
遮蔽部22では、冷却風は開口部23のみを通過するので、稼動時(冷却風がメッシュ部21を通過する場合)よりも速度が速くなった冷却風により、クーリングパッケージ3のコアに堆積した異物を吹き飛ばすことができる。さらに、開口部23には、絞りが形成されているので、より速度を速くして、異物を効果的に吹き飛ばすことができる。つまり、冷却風によりクーリングパッケージ3のコアを清掃することができる。そして、冷却風を利用して清掃を行なうので、エアコンプレッサ及びノズル等の機器を必要とせずに、様々な作業環境(現場)で、容易且つ安価に清掃を行なうことができる。
また、クーリングパッケージ3のコアやスクリーン11の清掃は、作業者は例えば機体1側方に設けられたサイドドア44(図5参照)を開放して、地面に立って行なうことができるので、従来の機体1上方に上がっての作業に比べて、負担を軽減することができる。
また、一つのスクリーン11に防塵と清掃の機能を持たせたので、防塵と清掃とを上部旋回体1の限られたスペース内で、効率良く行なうことができる。また、簡素な構成で清掃することができる。
例えば、本実施形態では、開口部23には絞りを形成したが、絞りのない扁平な形状の開口部であっても良い。このような構成でも、十分に開口部を通過する冷却風の速度を速くすることができる。
また、本実施形態では、スクリーン11は、メッシュ部21と遮蔽部22とを連結して一体に構成したが、図6に示すように、メッシュ部21と遮蔽部22とを分割してそれぞれ独立した構造として、メッシュ部21をクーリングパッケージ3の冷却風流路の直上流に配置し、遮蔽部22をメッシュ部21の上流側に配設するようにしても良い。そして、遮蔽部22のみが巻取部12,13により上下に移動するように形成しても良い。なお、この場合、遮蔽部22は、図7に示すように、完全に冷却風を全面で通過させるスルー部22bを含んで、スルー部22bと図3の遮蔽部22に相当する遮蔽部22aとが一体に帯状に形成される。このように構成すれば、稼動時には、遮蔽部22は、スルー部22bを全面に出して、クーリングパッケージ3及びメッシュ部21に冷却風を通し、一方、清掃作業時には、遮蔽部22aに形成された開口部23を、クーリングパッケージ3及びメッシュ部21に対して上下に移動させて、開口部23を通過する冷却風により、クーリングパッケージ3のコアとメッシュ部21とを同時に清掃するようにする。したがって、このようにすれば清掃作業を簡便化できる。
1a フロア
1b カバー
1c 吸気口
2 冷却ファン
3 クーリングパッケージ(冷却器)
4 防塵ネット
10 清掃装置
11,11′ スクリーン
12 第1巻取部(スクリーン移動手段)
12a 軸
13 第2巻取部(スクリーン移動手段)
13a 軸
14 ハンドル(スクリーン移動手段)
21 メッシュ部(防塵ネット部)
22,22a,22′ 遮蔽部
22b スルー部
23,23′ 開口部
30 ブラシ
40 作業機械
41 下部走行体
42 作業装置
43 エンジン
44 サイドドア
50 レール(スクリーン移動手段)
51 レバー(スクリーン移動手段)
Claims (7)
- 作業機械に搭載された冷却器の内部へ冷却風を流通させる冷却ファンと、
前記冷却風の流通経路を遮るように前記冷却器に対向配置されたスクリーンと、
前記スクリーンを少なくとも前記スクリーン面に沿って移動させるスクリーン移動手段とを備え、
前記スクリーンには、前記冷却風を流通させる開口部が部分的に形成されている
ことを特徴とする、冷却器用清掃装置。 - 前記開口部は、スリットとして開口形成されるとともに、前記スクリーン移動手段は、前記スクリーンを前記スリットの形成方向に対し垂直方向に移動させる
ことを特徴とする、請求項1記載の冷却器用清掃装置。 - 前記スクリーンは、帯状に形成されるとともに、
前記スクリーン移動手段は、前記スクリーンの両端辺を長手方向に巻き取る巻き取り構造として設けられる
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の冷却器用清掃装置。 - 前記スクリーン移動手段は、前記冷却器に対し前記スクリーンを滑動自在に支持するレール構造として設けられる
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の冷却器用清掃装置。 - 前記スクリーンは、前記冷却器へ流通する前記冷却風中の粉塵を除去する防塵ネット部を併せて有している
ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の冷却器用清掃装置。 - 前記スクリーンの近傍に配設され、前記防塵ネット部に当接して、前記防塵ネット部に付着した粉塵を払い落とすブラシを備えた
ことを特徴とする、請求項5記載の冷却器用清掃装置。 - 前記開口部には、前記冷却風の流通方向に対する断面積が、上流側から中間部に亘って次第に小さくなり、中間部から下流側に亘って次第に大きくなる絞りが形成されている
ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載の冷却器用清掃装置。
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