JP4388540B2 - 光成端ユニット - Google Patents
光成端ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP4388540B2 JP4388540B2 JP2006307827A JP2006307827A JP4388540B2 JP 4388540 B2 JP4388540 B2 JP 4388540B2 JP 2006307827 A JP2006307827 A JP 2006307827A JP 2006307827 A JP2006307827 A JP 2006307827A JP 4388540 B2 JP4388540 B2 JP 4388540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical cable
- housing
- termination unit
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 188
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 29
- 230000004927 fusion Effects 0.000 claims description 28
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 7
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 7
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 5
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 3
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 3
- 238000007526 fusion splicing Methods 0.000 description 3
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000000386 athletic effect Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4439—Auxiliary devices
- G02B6/444—Systems or boxes with surplus lengths
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4439—Auxiliary devices
- G02B6/4471—Terminating devices ; Cable clamps
- G02B6/44785—Cable clamps
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4439—Auxiliary devices
- G02B6/4471—Terminating devices ; Cable clamps
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
一方、光ケーブル6には上記の通り、曲げや引張り等に対する抗力が十分に持たせてあるので、一般の場合、通常その曲率半径を6乃至7cm以下に曲げることは、光ケーブル自身やその固定治具などに掛かる負担や、それらの耐久性、信頼性などの観点から、決して望ましいことではない。
また、上記の曲率よりも急激な光ケーブルの継続的屈曲は、作業する上でも必ずしも容易ではなく、このため、その様な曲げを強いる光成端ユニットの構造は、敷設作業や点検作業などの作業効率の限定要因にもなる。
また、光ケーブルが有する光ファイバーや電線の本数が増える程、或いは、光ケーブルのテンションメンバや外被などの剛性を高くする程、光ケーブルの許容される曲率半径の下限値は大きくなってしまうので、上記の問題については、今後将来的にもますます深刻化する恐れがある。
即ち、本発明の第1の手段は、撮影機器に接続される第1の光ケーブルの端子接続用に建造物に固定される接続パネルと共に一体に構成された光成端ユニットにおいて、建造物に固定された第2の光ケーブルの導入口が、背後部、上部、底面、左面、及び右面の合計5方面にそれぞれ設けられ、前面が接続パネルによって構成された筐体と、第2の光ケーブルから露出されたテンションメンバの端部が内部で固定される底面である固定面と、 その固定面に垂直な側壁面である4つの隣接面とを有した、直方体状の端部固定箱とを有し、テンションメンバの露出部が端部固定箱内において固定される方向は、側壁面である4つの隣接面の何れか1面の法線の方向と一致しており、端部固定箱は、固定面及び4つの隣接面の各法線がそれぞれ鉛直方向または水平方向に向き、かつ、端部固定箱の底面である固定面及び側壁面である4つの隣接面のうちの何れかの一つの面が、左面に対して最も近接して、その左面に平行に対峙する様に、選択自在に配向されて、筐体内に配置されていることを特徴とする。
また、上記の筐体に設けられる合計5方面の各導入口の大きさは任意でよく、例えば、筐体の上部の全体が第2の光ケーブルの1つの導入口そのものであってもよい。また、隣り合う面の導入口は、該筐体の辺上で1つに繋がっていてもよい。したがって、例えば筐体の底面と背後面との交線(辺)上に、この2面に渡って2つの導入口を一纏めにして形成してもよい。
この傾斜角のより望ましい適正範囲は、50°以上70°以下である。この値が小さいと、小形化が効果的に促進されない場合がある。また、この値が大き過ぎると、第1の光ケーブルを斜め下向きに延出する効果が不十分になり易い。
ただし、上記の第1の穴は、任意数設けることができる。また、上記の固定具としては、周知または任意の固定具を用いてよい。
以上の本発明の手段により、前記の課題を効果的、或いは合理的に解決することができる。
即ち、本発明の第1の手段によれば、上記の端部固定箱の配向を直角単位に自在に選択することによって、上記の5方面に設けられた導入口の何れからでも、第2の光ケーブルを当該光成端ユニット内に、鉛直または水平に入線させることができる。また、その入線方向は、当該光成端ユニットを組み付ける壁の壁面に対して平行または垂直に限定される。このため、第2の光ケーブルを特に鉛直方向、または背後から水平に入線させる場合においても、また、勿論左面または右面から水平に入線させる場合においても、本発明の第1の手段によれば、当該光成端ユニット内では、第2の光ケーブルを曲げる必要がなくなり、これによって、当該光成端ユニット内における第2の光ケーブルの取り回しを極めて簡潔に短くすることができる。
また、この様な構造を採用すれば、光成端ユニット内において第2の光ケーブルを曲げる必要がないため、第2の光ケーブルを若干大型化する場合でも、筐体の大型化を強いられることがなく、よって、装置の小形化や規格統一にも好都合である。
また、この様な構造を採用すれば、建築物においては、壁や柱の中で第2の光ケーブルを斜めに配線する必要がなくなり、光成端ユニットの真上、真下、または背後からも、鉛直または水平に第2の光ケーブルを導入することができるので、建築物の設計容易性や施工容易性を確保する上でも都合がよい。
また、前述の従来技術からも類推できる様に、光成端ユニットを構成する場合、筐体の内部空間においては、底面付近及び背後面付近に比較的余裕が生まれ易く、かつ、左右方向が該内部空間の長手方向になり易い。このため、光成端ユニットの小形化を促進させたい場合には、一辺が他辺に比べて特に短い薄形の直方体状に端部固定箱を形成して、最大面積を有する上記の固定面の長手方向を筐体の左右方向に合わせ、その固定面を筐体の底面または背後面に合わせる様に配置することが有利である。
そして、この様な小形化指向の構成を採用する場合にも、本発明の第3の手段によれば、端部固定箱の6面中の一つの短辺隣接面と一つの長辺隣接面にのみ第2の光ケーブルの入口を設けるだけで、上記の5方面から入線可能な端部固定箱を構成することができる。したがって、本発明の第3の手段によれば、端部固定箱を非常に容易かつコンパクトに構成することができる。
また、固定具の一部を筐体の外部に突出または露出させる場合、外部とのインターフェイスや美観などを検討したり改善したりする必要性が生じ得るが、本発明の第8の手段によれば、筐体に設けるべき第1の穴の数を最小限に抑えることができるので、それらの必要性をも最小化することができる。
ただし、本発明の実施形態は、以下に示す個々の実施例に限定されるものではない。
また、筐体110内の中央には、上記と同様の方式で、第1の光ケーブル1本に、3本乃至4本の光ファイバーを具備することを可能にするための拡張用の予備空間(即ち、2連SCアダプタ170の増設スペース)が設けられている。
なお、符号gは、SCコネクタの側部の外壁面上に形成された突起を案内するためのスリットを指している。
筐体110の底面114には、筐体110を折り曲げ加工して製造する際に筐体110自身に不測の変形が生じない様にするための補強板114a、114bが溶接によって接合されている。また、壁や柱などに埋め込まれる第2の光ケーブルの端部を導入するための導入口Im(m=1,2,3,4,5)が、筐体110の背後面115、底面114、左面113、右面112、及び上部にそれぞれ設けられている。ただし、上部の導入口I5は、前面111、右面112、及び左面113に囲まれた、筐体110の上部の開口部全体から形成されている。また、導入口I1と導入口I2とは、背後面115と底面114とが直交する辺上で繋がっている。背後面115上に設けられた穴H1,H2は、図1に示す様に端部固定箱150をナイラッチnで固定するためのものであり、この穴が請求項7の第1の穴に相当する。
中央の平面図に示されるこのクランプトレイ120の底面121は、本発明の固定面、即ち端部固定箱150の固定面を具現するものであり、この底面121には、図1及び図7のTMクランプ160を固定するための穴ha,hb,hc,hdが形成されている。TMクランプ160を固定するためのこれらの穴は、この底面121だけが有しており、その他の面は、本発明の固定面にはならない。背面122の中央に形成された入口J1及び右面125の中央に形成された入口J2は、何れも上記の第2の光ケーブルの端部を当該クランプトレイ120内、即ち端部固定箱150の内部に引き込むためのものであり、この入口J1、J2の下部は、それぞれリップL1,L2から形成されている。
これらのクランプトレイ120の構造に基づいて、端部固定箱150内から上記の第2の光ケーブルを延出させる面、即ち第2の光ケーブルを端部固定箱150内に引き込む面を、背面122または右面125の何れか二面から任意に選択することができる。
なお、コードクランプcc1,cc2は、光ファイバーの各コードの取り回し範囲を当該クランプトレイ120内に拘束するためのものである。また、窓w1,w2,w3,w4は、電線を端部固定箱150(クランプトレイ120)の外部に引き出すためのものである。ただし、入口J1、J2の何れか一方は不使用となるので、その不使用となる片方の入口から電線を外部に引き出してもよい。
なお、穴hb,hc,hdも、それぞれ同様に用いることができる。例えば、穴hcまたは穴hdを用いれば、テンションメンバTMの端部をx軸方向に固定することができ、この場合には、リップL2を有する入口J2から第2の光ケーブルCB2をクランプトレイ120の中に引き入れることができる。通常は、2本の第2の光ケーブルCB2を平行にして同一の方向から同一の入口を通して引き込む。
一方、第2の光ケーブルCB2中を通る光ファイバーの露出された各端部は、用意されたSCコネクタ付光接続ケーブル(シングルモードファイバ)の端部と、図8の×印で示した位置で融着接続される。
また、図1のリッド140も同様に、図9の上面136に設けられた穴136hとナイラッチnとを用いて固定されている。
図8に×印で示した融着接続部は、図示しない樹脂製の筒状の融着補強スリーブで保護されつつ、この融着トレイ130の中に保持される。図10に、その融着補強スリーブを保持するためのゴム製のホルダ130xを示す。このホルダ130xは、上面部が管軸に沿って細長くスリット状に開放された管状の把持部q1,q2,q3を有しており、この把持部に融着補強スリーブを嵌合させて把持させることができる。このため、図8に×印で示した融着接続部は、このゴム製のホルダ130xの中に保持される。
なお、底面131の中央の穴H3は、クランプトレイ120に融着トレイ130を重ねた状態でクランプトレイ120の中の状態を確認するためのものであり、この穴H3の形成は、融着トレイ130の軽量化にも貢献するものである。
なお、下記の穴h1〜h8が請求項7の第2の穴に相当する部位である。
この場合、端部固定箱150は、空間領域B1に配置(横置き)する。この時に、背面122の穴h1を背後面115の穴H1にナイラッチnを用いて固定し、背面122の穴h2を背後面115の穴H2にナイラッチnを用いて固定する。これにより、図11の方向A1に沿って水平に、第2の光ケーブルCB2を導入口I1から入線させることができる。
また、この時、筐体110の左面113には、端部固定箱150の左面を構成する、クランプトレイ120及び融着トレイ130の各左面124、134が、最も近接して平行に対峙する。
この場合、端部固定箱150は、空間領域B2に配置(縦置き)する。この時に、底面121の穴h7を背後面115の穴H1にナイラッチnを用いて固定し、底面121の穴h8を背後面115の穴H2にナイラッチnを用いて固定する。これにより、図11の方向A2に沿って鉛直に、第2の光ケーブルCB2を導入口I2から入線させることができる。
また、この時、筐体110の左面113には、端部固定箱150の右面を構成する、クランプトレイ120及び融着トレイ130の各右面125、135が、最も近接して平行に対峙する。
この場合、端部固定箱150は、空間領域B1に配置(横置き)する。この時に、前面123の穴h3を背後面115の穴H1にナイラッチnを用いて固定し、前面123の穴h4を背後面115の穴H2にナイラッチnを用いて固定する。これにより、図11の方向A3に沿って水平に、第2の光ケーブルCB2を導入口I3から入線させることができる。
また、この時、筐体110の左面113には、端部固定箱150の右面を構成する、クランプトレイ120及び融着トレイ130の各右面125、135が、最も近接して平行に対峙する。
この場合、端部固定箱150は、空間領域B1に配置(横置き)する。この時に、背面122の穴h1を背後面115の穴H1にナイラッチnを用いて固定し、背面122の穴h2を背後面115の穴H2にナイラッチnを用いて固定する。これにより、図11の方向A4に沿って水平に、第2の光ケーブルCB2を導入口I4から入線させることができる。
また、この時、筐体110の左面113には、端部固定箱150の左面を構成する、クランプトレイ120及び融着トレイ130の各左面124、134が、最も近接して平行に対峙する。
この場合、端部固定箱150は、空間領域B1に配置(縦置き)する。この時に、底面121の穴h5を背後面115の穴H1にナイラッチnを用いて固定し、底面121の穴h6を背後面115の穴H2にナイラッチnを用いて固定する。これにより、図11の方向A5に沿って鉛直に、第2の光ケーブルCB2を導入口I5から入線させることができる。
また、この時、筐体110の左面113には、端部固定箱150の左面を構成する、クランプトレイ120及び融着トレイ130の各左面124、134が、最も近接して平行に対峙する。
この様に、光成端ユニット100は、何台まとめて配置してもよい。
なお、本実施例1の光成端ユニット100は、ラックなどに敷設することも勿論可能である。
そして、この様な構成に従えば、筐体の高さ、即ち、当該光成端ユニット200の鉛直方向の長さに対する強い制約がある場合においても、前面の接続パネルから上記の第1の光ケーブルを斜め下向きに延出させることができ、同時に光成端ユニット200の筐体を非常に小さく構成することができる。
本発明の実施形態は、上記の形態に限定されるものではなく、その他にも以下に例示される様な変形を行っても良い。この様な変形や応用によっても、本発明の作用に基づいて本発明の効果を得ることができる。
(変形例1)
例えば、上記の実施例1のクランプトレイ120(図5)の平面形状は、x軸方向に長くy軸方向に短い長方形であるが、クランプトレイ120の平面形状は、正方形でもよい。この場合には、縦横の区別がなくなるので、クランプトレイ120に第2の光ケーブルを導入するための入口(J1,J2)の形成箇所は、1箇所だけでもよくなる。この場合、クランプトレイ120のx軸方向の長さを、同図5のy軸方向の長さと同様に短く形成することができ、更に、TMクランプ160を固定するために形成すべき穴(ha,hb,hc,hd)の形成個数も半分でよくなるので、端部固定箱150の小形化と製造効率の点で都合がよい。
また、クランプトレイ120に第2の光ケーブルCB2を導入するための入口(J1,J2)の形成箇所は、全部で3箇所でも4箇所以上でもよい。この様な場合においても、本発明の手段に基づいて、上記の各実施例と同様に本発明の作用・効果を得ることができる。
また、上記の光成端ユニット100及び光成端ユニット200の各変形例を図14−A〜Cに示す。光成端ユニット100では、前面上部111aと前面下部111bとを用いて、筐体110の前面の接続パネルを構成しているが、筐体の前面は、必ずしも傾斜した2つの面を直交させて形成する必要はない。
例えば、図14−Aや図14−Bに例示する様に、筐体の前面の一部を筐体の水平な底面に対して垂直な前面下部111b′や或いは同底面に対して垂直な前面下部111b″等を用いて構成してもよいし、また、図14−Bに例示する様に、前面凹部の奥に向って上り坂となる傾斜角約30°の傾斜面111c等を用いて、筐体の前面の一部を構成してもよい。
また、図13の前面上部211aをそのまま底面214まで延長することによって、図14−Cに例示する様に、前面上部211a′を構成し、この様な1面の傾斜面だけで、筐体の前面の一部を構成してもよい。
また、筐体の前面の形状は、曲面形状であってもよい。図15の従来装置においては、第2の面3bに接続ユニット4が取り付けられているので、該第2の面3bは必ず備える必要があるが、本発明の光成端ユニットにおいては、上記の様に、前面凹部の奥に向って上り坂となる傾斜面3bを必ずしも備える必要がないため、本発明の光成端ユニットにおいては、接続パネルが配設される筐体の前面の形状設計における任意性が非常に高い。このため、本発明の光成端ユニットにおいては、少なくとも筐体の前面形状に関し、ユーザの好みを任意に取り入れることができる。
また、上記の実施例1では、第2の光ケーブルCB2に、2本の光ファイバを通しているが、これらの光ファイバは勿論マルチモードファイバでもよい。
また、上記の実施例1では、第2の光ケーブルCB2に、2本の光ファイバを通しているが、第2の光ケーブル1本に通す光ファイバの本数は任意でよい。勿論、第1の光ケーブルについても同様である。
また、上記の実施例1では、1つの端部固定箱150に合計2本の第2の光ケーブルCB2を入線させているが、本発明の端部固定箱に入線させる第2の光ケーブルの本数は任意でよい。勿論、コネクタ端子(180,280)の設置数についても同様である。
また、上記の実施例1の第2の光ケーブルCB2には、図8に示す様に電線やシールドmmが具備されているが、本発明の光成端ユニットは、これらを有しない光ファイバのみのケーブル(第1及び第2の光ケーブル)に対しても、勿論有用である。
110 : 筐体
120 : クランプトレイ
130 : 融着トレイ
140 : リッド
150 : 端部固定箱
160 : TMクランプ
170 : 2連SCアダプタ
180 : コネクタ端子
190 : 外枠パネル
CB2 : 第2の光ケーブル
TM : テンションメンバ
n : ナイラッチ
Claims (8)
- 撮影機器に接続される第1の光ケーブルの端子接続用に建造物に固定される接続パネルと共に一体に構成された光成端ユニットにおいて、
前記建造物に固定された第2の光ケーブルの導入口が、背後部、上部、底面、左面、及び右面の合計5方面にそれぞれ設けられ、前面が前記接続パネルによって構成された筐体と、
前記第2の光ケーブルから露出されたテンションメンバの端部が内部で固定される底面である固定面と、 その固定面に垂直な側壁面である4つの隣接面とを有した、直方体状の端部固定箱と
を有し、
前記テンションメンバの露出部が前記端部固定箱内において固定される方向は、前記側壁面である4つの前記隣接面の何れか1面の法線の方向と一致しており、
前記端部固定箱は、前記固定面及び4つの前記隣接面の各法線がそれぞれ鉛直方向または水平方向に向き、かつ、前記端部固定箱の底面である前記固定面及び側壁面である4つの前記隣接面のうちの何れかの一つの面が、前記左面に対して最も近接して、その左面に平行に対峙する様に、選択自在に配向されて、前記筐体内に配置されている
ことを特徴とする光成端ユニット。 - 前記端部固定箱は、
前記筐体の背後面と前記底面にそれぞれ接しつつ前記背後面に固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の光成端ユニット。 - 前記端部固定箱の前記底面の形状は長辺と短辺とを有した長方形であり、前記端部固定箱の側壁面である4つの前記隣接面は、前記長辺に形成される一対の長辺隣接面と、前記短辺に形成される一対の短辺隣接面で構成され、前記一対の長辺隣接面のうちの一方の長辺隣接面と、前記一対の短辺隣接面のうちの一方の短辺隣接面に、前記筐体の前記5方面に設けられた5つの前記導入口のうちの一つの導入口に対面し、その導入口から入線される第2の光ケーブルを内部に導入させる入口を有する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光成端ユニット。 - 前記端部固定箱は、相異なる光ファイバーの各一端を互いに融着により接続した融着部と融着された該光ファイバーの余長部とを収納する余長ケースを兼ねた融着トレイを具備している
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の光成端ユニット。 - 前記端部固定箱は、前記第2の光ケーブルを内部に導入させる入口を有し、前記テンションメンバの端部を固定するためのクランプトレイと、前記融着トレイとから成る2体に分離可能な2段重箱構造を
有することを特徴とする請求項4に記載の光成端ユニット。 - 前記筐体の前記前面は、内側に凹んだ凹部を有し、前記凹部は、傾斜角が45°よりも大きく90°よりも小さい、下方に伏した傾斜面を有し、
前記第1の光ケーブルに連結されるコネクタ端子は、前記傾斜面に設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の光成端ユニット。 - 前記筐体は、前記端部固定箱に対する筐体の接触面上に形成された第1の穴を有し、
前記端部固定箱は、前記筐体に対する端部固定箱の接触面上であって、前記第1の穴と重なる位置に形成された第2の穴を有し、互いに重なった前記第1の穴と前記第2の穴とに同時に貫通する固定具によって前記筐体の内部に固定されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の光成端ユニット。 - 前記筐体は、前記筐体の前記背後面に形成された前記第1の穴を有し、
前記端部固定箱は、前記筐体の前記第1の穴を有する面と接触し得る全ての面上に、その第1の穴と重なる位置に第2の穴を有することを特徴とする請求項2に記載の光成端ユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006307827A JP4388540B2 (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 光成端ユニット |
US12/285,118 US7881581B2 (en) | 2006-11-14 | 2008-09-29 | Optical termination unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006307827A JP4388540B2 (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 光成端ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008122774A JP2008122774A (ja) | 2008-05-29 |
JP4388540B2 true JP4388540B2 (ja) | 2009-12-24 |
Family
ID=39507574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006307827A Active JP4388540B2 (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 光成端ユニット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7881581B2 (ja) |
JP (1) | JP4388540B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105093444B (zh) * | 2014-04-15 | 2018-06-26 | 泰科电子(上海)有限公司 | 光缆接续保护装置及其安装方法 |
CN105093442B (zh) | 2014-04-15 | 2018-08-24 | 泰科电子(上海)有限公司 | 光缆接续保护装置及其安装方法 |
CN105093443B (zh) | 2014-04-15 | 2018-02-16 | 泰科电子(上海)有限公司 | 光缆接续保护装置及其安装方法 |
JP6523697B2 (ja) * | 2015-02-05 | 2019-06-05 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | ガス警報器 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3510460B2 (ja) * | 1997-10-09 | 2004-03-29 | 古河電気工業株式会社 | 光ケーブル接続箱 |
US6798967B2 (en) * | 2001-04-12 | 2004-09-28 | Corning Cable Systems Llc | Fiber management frame for securely retaining optical fiber connection trays |
US6721484B1 (en) * | 2002-09-27 | 2004-04-13 | Corning Cable Systems Llc | Fiber optic network interface device |
JP3956928B2 (ja) | 2002-11-08 | 2007-08-08 | 古河電気工業株式会社 | コネクタ一体型光成端ユニット及び接続ユニット |
US7013074B2 (en) * | 2004-02-06 | 2006-03-14 | Corning Cable Systems Llc | Optical connection closure having at least one connector port |
-
2006
- 2006-11-14 JP JP2006307827A patent/JP4388540B2/ja active Active
-
2008
- 2008-09-29 US US12/285,118 patent/US7881581B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7881581B2 (en) | 2011-02-01 |
US20090110361A1 (en) | 2009-04-30 |
JP2008122774A (ja) | 2008-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4388540B2 (ja) | 光成端ユニット | |
JP6984180B2 (ja) | 配線モジュールの敷設構造及び配線モジュール | |
KR20130066659A (ko) | 중간 브랜칭을 위한 광 케이블의 안내 및 접속 작업에 적합한 광 케이블 접속 케이싱 | |
JP3625056B2 (ja) | 配線ダクト | |
JP4294019B2 (ja) | 光接続箱 | |
JP6992855B2 (ja) | 配線モジュール | |
JP4262224B2 (ja) | 光ファイバケーブルの接続構造 | |
JP2008065170A (ja) | 短余長融着接続部収容部材、融着接続部保持部材 | |
JP6656489B1 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2022038222A (ja) | 光ファイバケーブル固定具及びクロージャ | |
JP2020134742A (ja) | 光成端箱 | |
JP2002199547A (ja) | 電線保護コルゲートチューブの支持構造 | |
JP3515430B2 (ja) | コネクタ用キャップおよび光ケーブル牽引具 | |
JP2003302558A (ja) | 光ファイバコード付き多心光コネクタ | |
JP3771503B2 (ja) | 光ファイバ接合部保持部材 | |
JP4094581B2 (ja) | 折り畳み式携帯端末におけるプリント基板とヒンジユニットとの連結構造及びその連結部材 | |
JP4115906B2 (ja) | 光成端箱 | |
JP2006227146A (ja) | 光ケーブルの接続構造 | |
JP7311559B2 (ja) | 取付構造 | |
JP2007104787A (ja) | ワイヤーハーネスの分岐ジョイントコネクタ | |
JP2018031970A (ja) | 光アダプタ及び光アダプタの組立方法 | |
JP3633799B2 (ja) | 光ケーブルの配線方法 | |
JP2011100004A (ja) | 二芯光コンセント | |
JP2008039827A (ja) | 接続用ケース | |
JP4745162B2 (ja) | 分岐用光成端箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090623 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090929 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091002 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4388540 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131009 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |