JP3956928B2 - コネクタ一体型光成端ユニット及び接続ユニット - Google Patents

コネクタ一体型光成端ユニット及び接続ユニット Download PDF

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Description

本発明は、テレビ中継用光システム或いは放送スタジオのテレビカメラ用光システム等で用いられるコネクタ一体型光成端ユニット及び接続ユニットに関するものである。
従来のテレビ中継用の光システム、例えば、野球場,サッカー場,陸上競技場等で使用される図9に示すテレビ中継用の光システム25は、予め駐車場26にコネクタ盤28を、観客席30に複数のコネクタ盤32を、それぞれ設置し、コネクタ盤28とコネクタ盤32とを盤外の光ファイバケーブル或いは光・電力複合ケーブル(本明細書ではこれらのケーブルを総称して「光ケーブル」という)62で接続している。
そして、光システム25は、駐車場26に駐車した中継車27とコネクタ盤28に設けたコネクタ端子29並びに観客席30側のテレビカメラ33と競技場内に設けたコネクタ盤32のコネクタ端子29を、それぞれ光ケーブル63で接続することによって、テレビ中継を行っている。
一方、放送スタジオのテレビカメラ用光システム、例えば、図10に示す光システム41は、予め副調整室42にコネクタ盤43を設置すると共に、スタジオ47内に複数のコネクタ盤48を設置し、コネクタ盤43とコネクタ盤48とを光ケーブル62で接続している。光システム41は、各ベースステーション44とコネクタ盤43のコネクタ端子29並びにスタジオのテレビカメラ33とコネクタ盤48のコネクタ端子29を、それぞれ光ケーブル63で接続して、テレビ中継を行うように構成されている。
上記各システムにおけるコネクタ盤28,32,43,48は、いずれもコネクタ端子29と接続ユニット49とを有し、接続ユニット49はコネクタ盤とは別体に製作されてコネクタ盤の函体内に組み込まれ、接続ユニット49とコネクタ端子29とは函体内で光ケーブルから分岐させた個々の光ファイバ61によって接続する方式を採用していた。
ここで、コネクタ盤、例えば、コネクタ盤28は、一般に、図11に示すように、コネクタ盤28の函体28a内に光ケーブル62が導入され、光ケーブル62から分離した個々の光ファイバを接続ユニット49において対応する光ファイバ61と融着接続しており、パネル39が扉として開閉自在に構成されている。そして、パネル39を開けると、コネクタ端子29と共に接続ユニット49も多数の光ファイバ61と共に引き出される。このため、コネクタ盤28においては、予めパネル39の開閉を考慮した長さに複数の光ファイバ61の長さが設定されている。ここで、コネクタ盤28は、光ファイバ61及びコネクタ端子29が多数設けられているが、図11においては、コネクタ盤28の概略構成を示すため2つだけ示している。
そして、接続ユニット49は、通常、光成端箱と呼ばれるユニットが使用され(例えば、特許文献1参照。)、図12に示すように、ユニット内に光ケーブル62を導入し、テンションメンバー62aを固定部49aに固定する。これと共に、光ケーブル62から分離した光ファイバ62bを融着トレイ49bに設けられた複数のピン49cを利用して数ターン巻回して余長処理した後、中継ファイバ50の一端と融着接続する。このとき、中継ファイバ50は、他端にコネクタ50aが取り付けられ、光ファイバ62bとの接続部はスリーブ51で保護されている。接続ユニット49は、融着トレイ49bが複数積層されて最上部に蓋が被され、コネクタ50aと光ファイバ61の端部に設けたコネクタ61aとを接続するアダプタ52が多数配列されると共に、光ケーブル62が有する電線を光ケーブル63が有する電線と接続するためのメタル用コネクタ53が設けられている。
特開2000−249845号公報
ところで、テレビ中継用やテレビカメラ用の光システムでは、その仕様が決まらないと接続ユニット49の規模(大きさ等)が決まらず、接続ユニット49の規模が決まらないと、接続ユニット49を収納するコネクタ盤28の函体の大きさ等が決まらない。従って、コネクタ盤は、テレビ中継用やテレビカメラ用の光システムの仕様に合わせてその都度設計しなければならず、コネクタ盤の規格統一の支障となっていた。
また、コネクタ盤においては、内部に収納する接続ユニット49の設置方向は、光ケーブル62の設置条件によって左右される。例えば、光ケーブル62は、地中配線の場合には下から立ち上げられ、架空配線、或いは建屋の天井からの配線では上から垂下され、或いは建屋の壁を通して横からと、その配線設計によってコネクタ盤、従って接続ユニット49への入線角度が相違する。しかも、図12に示す接続ユニット49の融着トレイ49bにおいては、光ファイバを出し入れする出入口が、設計上点線Aで示す四隅の4箇所に限られている。
このため、コネクタ盤や接続ユニット49においては、光ケーブル62がどのような角度から入線されても対応できるように、光システム全体の設計が完了してから設計していた。また、コネクタ盤は、光ケーブルの入線方向を無視し、汎用性のみを考えた設計とする場合には、光ケーブルの曲率半径を考慮する必要から、光ケーブルの固定スペースを大きく設計しなければならず、接続ユニット49の収納スペースが大きくなり、コネクタ盤全体が大型化してしまうという問題があった。
更に、コネクタ盤においては、例えば光システムの点検時にコネクタ端子29を固定したパネル39を開けると、コネクタ端子29と共に光ファイバ61も引き出される。このため、光ファイバ61が断線する危険性があり、点検作業には細心の注意と熟練を要していた。しかも、コネクタ端子29と接続ユニット49とを接続する光ファイバ61は、その接続作業や点検作業時に備えて必要な長さを確保する必要があり、その収納スペースが要求されるためにコネクタ盤全体が大型化し、コスト高になる欠点もあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光ケーブルの配線方向を考慮する必要がなく、コネクタ盤の規格統一が可能で、小型化を可能としたコネクタ一体型光成端ユニット及び接続ユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明のコネクタ一体型光成端ユニットは、外枠パネルの内方へ向かって下方へ傾斜し、光ファイバ及び電力線のうち少なくとも光ファイバを有する第1の光ケーブルが接続されるコネクタ端子が取り付けられる第1の面と、前記外枠パネルの内方へ向かって上方へ傾斜する第2の面とを有し、前記外枠パネルに取り付けられるコネクタ端子ユニットと、挿通口と、該挿通口の周囲に形成された複数の固定部とを有し、前記複数の固定部から特定の固定部を適宜選択することによって光ファイバ及び電力線のうち少なくとも光ファイバを有する第2の光ケーブルの導入方向を変更可能とし、かつ、当該第2の光ケーブルの一端を固定治具によって引き留め、前記第1及び第2の光ケーブルの対応する光ファイバが接続される接続ユニットと、を備え、前記コネクタ端子ユニットは、前記第2の面に前記接続ユニットが取り付けられて一体に組み付けられていることを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の接続ユニットは、外枠パネルの内方へ向かって下方へ傾斜し、光ファイバ及び電力線のうち少なくとも光ファイバを有する第1の光ケーブルが接続されるコネクタ端子が取り付けられる第1の面と、前記外枠パネルの内方へ向かって上方へ傾斜する第2の面とを有し、前記外枠パネルに取り付けられるコネクタ端子ユニットに一体に組み付けて使用される接続ユニットであって、板材の一方の面に光ファイバ及び電力線のうち少なくとも光ファイバを有する第2の光ケーブルの前記光ファイバの余長を収納する余長収納部が設けられ、前記板材の中央に前記第2の光ケーブルの光ファイバを挿通する挿通口が形成されると共に、前記挿通口の周囲には前記第2の光ケーブルを固定する複数の固定部が周方向に沿って設けられ、前記複数の固定部を適宜選択することによって前記第2の光ケーブルの導入方向を変更可能としたことを特徴とする。
本発明にかかるコネクタ一体型光成端ユニット及び接続ユニットは、光ケーブルの配線方向を考慮する必要がなく、コネクタ盤の規格統一と小型化ができるという効果を奏する。
以下、本発明のコネクタ一体型光成端ユニット及び接続ユニットに係る一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1−1は、コネクタ盤の外枠パネルに取り付けられる枠体を示す正面図であり、図1−2は枠体1の側面図である。図2−1は、コネクタ一体型光成端ユニットで用いるコネクタ端子ユニット3を示し、コネクタ端子を取りつけたコネクタ端子ユニットの正面図であり、図2−2は図2−1に示すコネクタ端子ユニットの側面図である。図3−1は、接続ユニットの正面図であり、図3−2は図3−1に示す接続ユニットの側面図である。
コネクタ一体型光成端ユニットは、図2−1,2−2に示すコネクタ端子ユニット3と、図3−1,3−2に示す接続ユニット4とを有している。
コネクタ端子ユニット3は、図2−1,2−2に示すように、枠体1を介してコネクタ盤、例えば中継車コネクタ盤等の外枠パネル2に取り付け固定される。コネクタ端子ユニット3は、四角形状の金属板を上下方向中央で直角に折り曲げたもので、枠体1に設けたねじ孔22に相当する位置にねじ孔14が設けられている。また、コネクタ端子ユニット3は、外枠パネル2の内方へ向かって下方へ傾斜する第1面3aにコネクタ端子5が複数個(図では2個)取り付けられ、外枠パネル2の内方へ向かって上方へ傾斜する第2面3bの裏面には接続ユニット4を取り付ける取付部10が設けられている。ここで、枠体1は、ほぼ四角形で、コネクタ盤の外枠パネル2に螺着するねじ孔21と、コネクタ端子ユニット3を接続するねじ孔22が複数個所に設けられている。また、コネクタ端子5は、電気接続と光接続の2つの機能を1つのコネクタで独立して一括して行うことのできる電気・光複合一括コネクタであり、中継車やテレビカメラ等との間を繋ぐ第1の光ケーブルが接続される。
接続ユニット4は、第2の光ケーブルである光ケーブル6を引き留め、第1及び第2の光ケーブルの対応する光ファイバを接続するもので、図3−1,3−2に示すように、光ケーブル6から引き出された光ファイバ7を挿通する挿通口16が中央に形成され、裏面には光ファイバ7の余長を収納する余長収納部17が設けられている。また、接続ユニット4は、挿通口16の周囲に、後述する光ケーブル6用の固定治具を固定する複数のねじ孔18と、光ケーブル6のテンションメンバー用の固定治具を固定するねじ孔19とがそれぞれ複数設けられている。接続ユニット4は、これらのねじ孔18,19を光ケーブル6の固定部として適宜選択することにより、光ケーブル6を何れの方向からであっても接続ユニット4に引き込んで固定することができる。
即ち、接続ユニット4は、例えば、図3−1に示すように、挿通口16を挟んだ複数のねじ孔18,19から光ケーブル6の配線方向に対応したねじ孔18,19を選択する。そして、接続ユニット4は、選択したねじ孔18,19を利用して固定治具23と固定治具24とを接続ユニット4の表面にねじ止めすることで、固定治具23によって光ケーブル6を引き留め固定すると共に、固定治具24によって光ケーブル6のテンションメンバー8を引き留め固定する。そして、接続ユニット4においては、引き留めた光ケーブル6の光ファイバ7を、中央に形成した挿通口16を通せば、表面側から余長収納部17のある裏面側へと引き出すことができる。
このとき、挿通口16から余長収納部17側へ引き出された光ファイバ7は、余長収納部17に形成された複数のピンを利用して数ターン巻かれ、その先端には後述する接続端子(例えば、フェルール)9が取り付けられる(図4参照)。また、ねじ孔18,19は、挿通口16の周囲に光ケーブル6を固定する固定治具23に設けたねじ孔と同一間隔で複数設けられ、或いは固定治具24に設けたねじ孔の間隔と固定治具23に設けたねじ孔の間隔との双方を考慮した間隔に設けられている。ここで、接続ユニット4は、ねじ孔18,19と挿通口16とを設けた部分を別体で構成し、この部分を接続ユニット4に対して回動自在に取り付けてもよい。
以上のように構成される接続ユニット4は、コネクタ端子ユニット3の取付部10に1個または複数個取り付けられ、光ファイバ7の端末に設けた接続端子9をコネクタ端子ユニット3に固定されたコネクタ端子5と直接、或いは、図4に示すように、接続コネクタ31を介してコネクタ端子5と接続する。このとき、接続コネクタ31のコネクタ端子5側に位置する接続端子9とコネクタ端子5との間は、中継ファイバ11によって接続する。
図4は、枠体1にコネクタ端子ユニット3と接続ユニット4とを一体に組み付け、接続ユニット4に直線状態で固定した光ケーブル6の光ファイバ7とコネクタ端子5とを接続コネクタ31を介して接続したコネクタ一体型光成端ユニットを示す。このように、コネクタ一体型光成端ユニットは、枠体1を介してコネクタ盤の外枠パネル2に取り付けることでコネクタ盤函体内にコンパクトに収納され、コネクタ端子5に第1の光ケーブルを接続することにより、第1の光ケーブルの光ファイバが第2の光ケーブルである光ケーブル6の対応する光ファイバ7と接続される。この場合、上述の背景技術において説明したコネクタ盤28に則して説明すると、外枠パネル2がパネル39に対応し、光ケーブル6が光ケーブル62に、コネクタ端子5に接続する第1の光ケーブルが光ケーブル63に、それぞれ対応している。
なお、上記実施例のコネクタ一体型光成端ユニットは、枠体1を介して外枠パネル2に取り付けたが、コネクタ端子ユニット3を直接外枠パネル2に取り付けることも可能である。また、上記実施形態のコネクタ一体型光成端ユニットは、接続する第1の光ケーブルと第2の光ケーブルの数に応じた数をコネクタ盤の外枠パネル2に取り付けて使用される。但し、テレビ中継用やテレビカメラ用の光システムの仕様が決まらないとき等には、予想される光システムの規模に応じた以上のコネクタ一体型光成端ユニットを設けておけば、その後の光ケーブルの追加に対して容易に対応することができる。
ここで、図5は、右下45度の方向から入線する光ケーブル6を固定した接続ユニット4を示す。接続ユニット4は、挿通口16を挟んだ複数のねじ孔18,19の中から斜めの方向から入線してくる光ケーブル6に対応したねじ孔181,182を利用して光ケーブル6を引き留める固定治具23を、ねじ孔191,192を利用してテンションメンバー8を引き留める固定治具24を、それぞれねじ止めしている。
また、図6は、左横方向から入線してくる光ケーブル6を固定した接続ユニット4を示す。接続ユニット4は、複数のねじ孔18,19の中から左横方向から入線してくる光ケーブル6に対応したねじ孔183,184を利用して光ケーブル6を引き留める固定治具23を、ねじ孔193,194を利用してテンションメンバー8を引き留める固定治具24を、それぞれねじ止めしている。
更に、図7は、右横方向から入線してくる光ケーブル6を固定した接続ユニット4を示す。このとき、接続ユニット4は、複数のねじ孔18,19が同心円上に二重に設けられ、内側を固定治具23用のねじ孔18として利用し、外側を固定治具24用のねじ孔19として利用する。そして、接続ユニット4は、複数のねじ孔18,19の中から右横方向から入線してくる光ケーブル6に対応したねじ孔185,186を利用して光ケーブル6を引き留める固定治具23を、ねじ孔195,196を利用してテンションメンバー8を引き留める固定治具24を、それぞれねじ止めしている。
このように、本発明のコネクタ一体型成端ユニットは、コネクタ端子ユニット3と接続ユニット4とを一体に組み付けて構成されているので、コネクタ端子ユニット3と接続ユニット4、従ってコネクタ盤の規格統一が可能で、コネクタ盤を全体として小型にすることができる。
しかも、本発明のコネクタ一体型成端ユニットは、光ケーブル6の光ファイバ7とコネクタ端子5とを一体に組み付けたユニット内で接続でき、点検のために外枠パネル2を外し、コネクタ盤を開けた時もコネクタ端子ユニット3と接続ユニット4とが一体化されたユニットとして取り出せる。このため、コネクタ一体型成端ユニットは、コネクタ端子5と接続ユニット4との間を接続する光ファイバを常に一定の長さに保持することができるうえ、接続ユニット4からは光ファイバではなく曲げや引張り等に対する抗力を有する光ケーブルが延出しているので、コネクタ盤から取外す際に光ファイバが切断する危険性がなく、点検作業を容易に行うことが可能となる。
一方、接続ユニット4は、中央部に挿通口16を形成すると共に、裏面に余長収納部17を、挿通口16周辺には表面に固定治具23,24を固定する複数のねじ孔18,19を、それぞれ設け、光ケーブル6を何れの方向からでも引き留め、中央に形成した挿通口16から引き出せるように構成した。このため、光ファイバの出入口が4箇所に限定され、光ケーブルの配線方向を配慮しなければならなかった従来の接続ユニットと異なり、接続ユニット4は、大幅に小型化され、しかも汎用品として設計でき、コネクタ盤の規格統一を可能とする。また、接続ユニット4は、光ケーブル6の配線方向に係わらず光ケーブル6を直線状に装着できるため、施工工事が非常に行い易い。
次に、本発明のコネクタ一体型光成端ユニットに係る第2の実施例について説明する。実施例1に係るコネクタ一体型光成端ユニットにおいては光ケーブルとして前提としている。このため、実施例2は、高電圧ノイズに対する保護機能を備えたコネクタ一体型光成端ユニットに関するものである。図8は、本発明のコネクタ一体型光成端ユニットの実施例2を示すもので、コネクタ一体型光成端ユニットの配線図である。図8においては、実施例1と同一の構成要素に同一の符号を付している。
外枠パネル2に取り付けられる本発明のコネクタ一体型光成端ユニットは、図8に示すように、第1の光ケーブル、例えば、光ケーブル63と、第2の光ケーブルである光ケーブル6とを接続している。このとき、光ケーブル6は、2本の光ファイバ7の他に、電源線6aと信号線6bとをそれぞれ2本ずつ有し、1本のシールド線6cを有している。また、光ケーブル63も、2本の光ファイバ64の他に、電源線63aと信号線63bとをそれぞれ2本ずつ有すると共に、1本のシールド線63cを有し、コネクタ端子5に接続されている。
中継線70は、光ケーブル6,63に対応して、電源線70aと信号線70bとをそれぞれ2本ずつ有し、1本のシールド線70cを有し、2箇所にコネクタ71,72が設けられている。電源線70a及び信号線70bは、それぞれシールド線70cとの間が耐雷素子73を介して接続されると共に、それぞれにヒューズ74が設けられている。また、電源線70a,信号線70b及びシールド線70cは、それぞれに一括連動式の手動スイッチ75が設けられている。
ここで、一般に、光・電力複合ケーブルを用いた光システムにおいては、雷サージ等の高電圧ノイズが発生すると、このノイズが屋外に設置された光・電力複合ケーブルのメタル芯線に侵入して端末機器まで伝わってしまう。この場合、端末機器側においても、サージ保護用の回路を設けることで対応はしているが、端末機器それ自体は屋内仕様であることから雷サージのような高電圧ノイズは想定していない。このため、雷サージが侵入した場合、端末機器は、損傷等の不測の障害を被り、光システムに悪影響を及ぼす。
従って、実施例2に係るコネクタ一体型光成端ユニットにおいては、高電圧ノイズの遮断手段を設けたのである。この場合、コネクタ一体型光成端ユニットにおいては、先ず、耐雷素子73によってサージ電圧が低下し、これによって端末機器が不測の障害を被ることを回避することができる。但し、コネクタ一体型光成端ユニットは、端末機器を使用しない場合や、雷の発生が予測される等の場合には、手動スイッチ75によって電源線70a,信号線70b及びシールド線70cを切断しておくことも可能である。また、落雷等のサージによって耐雷素子73が破損してショートモードになっても、コネクタ一体型光成端ユニットにおいては、電源線70a及び信号線70bにヒューズ74を設けているので、更なるサージが生じてもヒューズ74の溶断によって回路が切断されるので、端末機器を高電圧ノイズから保護することができる。
以上のように、本発明のコネクタ一体型光成端ユニット及び接続ユニットは、コネクタ盤全体を小型化することができることから、テレビ中継用光システム、放送スタジオのテレビカメラ用光システム等が小型化され、特にコネクタ盤が占める面積が縮小できるので観客席、スタジオ等を広く使用できる効果がある。
本発明のコネクタ一体型光成端ユニット及び接続ユニットの実施例1を示すもので、コネクタ一体型光成端ユニットをコネクタ盤の外枠パネルに取り付けるための枠体を示す正面図である。 図1−1に示す枠体の側面図である。 コネクタ一体型光成端ユニットで用いるコネクタ端子ユニットを示し、コネクタ端子を取りつけたコネクタ端子ユニットの正面図である。 図2−1に示すコネクタ端子ユニットの側面図である。 コネクタ一体型光成端ユニットで用いる接続ユニットの正面図である。 図3−1に示す側面図である。 コネクタ一体型光成端ユニットをコネクタ盤の外枠パネルに取り付けた状態を示す側面図である。 光ケーブルを引き留めた接続ユニットの第1の態様を示す正面図である。 光ケーブルを引き留めた接続ユニットの第2の態様を示す正面図である。 光ケーブルを引き留めた接続ユニットの第3の態様を示す正面図である。 本発明のコネクタ一体型光成端ユニットの実施例2を示すもので、コネクタ一体型光成端ユニットの配線図である。 従来のテレビ中継用光システムを示す概略構成図である。 従来の放送用テレビカメラの光システムを示す概略構成図である。 図9のテレビ中継用光システムで用いるコネクタ盤の概略構成図である。 図11のコネクタ盤で使用される接続ユニットの概略構成図である。
符号の説明
1 枠体
2 外枠パネル
3 コネクタ端子ユニット
4 接続ユニット
5 コネクタ端子
6 光ケーブル
6a 電源線
6b 信号線
6c シールド線
7 光ファイバ
8 テンションメンバー
10 取付部
11 中継ファイバ
14 ねじ孔
16 挿通口
17 余長収納部
18,19 ねじ孔
21,22 ねじ孔
23,24 固定治具
63 光ケーブル
63a 電源線
63b 信号線
63c シールド線
64 光ファイバ
70 中継線
70a 電源線
70b 信号線
70c シールド線
71,72 コネクタ
73 耐雷素子
74 ヒューズ
75 手動スイッチ

Claims (6)

  1. 外枠パネルの内方へ向かって下方へ傾斜し、光ファイバ及び電力線のうち少なくとも光ファイバを有する第1の光ケーブルが接続されるコネクタ端子が取り付けられる第1の面と、前記外枠パネルの内方へ向かって上方へ傾斜する第2の面とを有し、前記外枠パネルに取り付けられるコネクタ端子ユニットと、
    挿通口と、該挿通口の周囲に形成された複数の固定部とを有し、前記複数の固定部から特定の固定部を適宜選択することによって光ファイバ及び電力線のうち少なくとも光ファイバを有する第2の光ケーブルの導入方向を変更可能とし、かつ、当該第2の光ケーブルの一端を固定治具によって引き留め、前記第1及び第2の光ケーブルの対応する光ファイバが接続される接続ユニットと、
    を備え、
    前記コネクタ端子ユニットは、前記第2の面に前記接続ユニットが取り付けられて一体に組み付けられていることを特徴とするコネクタ一体型光成端ユニット。
  2. 前記接続ユニットは、板材の一方の面に前記第2の光ケーブルの光ファイバの余長を収納する余長収納部が設けられ、前記板材の中央に前記第2の光ケーブルの光ファイバを挿通する前記挿通口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ一体型光成端ユニット。
  3. 前記固定部が、ねじ孔であることを特徴とする請求項に記載のコネクタ一体型光成端ユニット。
  4. 前記接続ユニットは、光コネクタが取り付けられ、当該光コネクタと前記コネクタ端子との間が中継ファイバで接続されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載のコネクタ一体型光成端ユニット。
  5. 前記接続ユニットは、前記第1及び第2の光ケーブルが電力線を有するときには、前記接続ユニットと前記コネクタ端子との間が、高電圧ノイズの遮断手段を設けた中継線で接続されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載のコネクタ一体型光成端ユニット。
  6. 外枠パネルの内方へ向かって下方へ傾斜し、光ファイバ及び電力線のうち少なくとも光ファイバを有する第1の光ケーブルが接続されるコネクタ端子が取り付けられる第1の面と、前記外枠パネルの内方へ向かって上方へ傾斜する第2の面とを有し、前記外枠パネルに取り付けられるコネクタ端子ユニットに一体に組み付けて使用される接続ユニットであって、
    板材の一方の面に光ファイバ及び電力線のうち少なくとも光ファイバを有する第2の光ケーブルの前記光ファイバの余長を収納する余長収納部が設けられ、前記板材の中央に前記第2の光ケーブルの光ファイバを挿通する挿通口が形成されると共に、前記挿通口の周囲には前記第2の光ケーブルを固定する複数の固定部が周方向に沿って設けられ、前記複数の固定部を適宜選択することによって前記第2の光ケーブルの導入方向を変更可能としたことを特徴とする接続ユニット。
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