JP4388261B2 - 遊技機における施錠装置、および遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機の前枠を外枠に施錠する遊技機における施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技機の一種であるパチンコ遊技機における施錠装置は、四角枠状をなすパチンコ遊技機の外枠に、四角枠状をなし、内側に遊技盤が取り付けられる前枠を施錠することができ、さらに、前記前枠にガラス扉を施錠することができる。また、前記施錠装置は、前記前枠に、ガラス扉の下側に設けられた上皿扉を施錠することができる。そして、上記構成の施錠装置は、前枠の背面に取り付けられている。
【0003】
この施錠装置は縦長の支持体を備え、その支持体の内側に前枠、ガラス扉及び上皿扉を施錠するための施錠機構が設けられている。前記前枠の施錠機構は、支持体の内側にそれぞれ独立して上下摺動可能に設けられた上部外枠作動杆及び下部外枠作動杆より形成されている。上部外枠作動杆の上端部及び下部外枠作動杆の下端部にはそれぞれ外枠鉤部が一体形成されている。そして、外枠に対して前枠を閉止方向へ回転させると、上部及び下部外枠作動杆の外枠鉤部がそれぞれ外枠に設けられた一対の係合金具に係合し、前枠が外枠に施錠される構造となっている。
【0004】
なお、上記構成の施錠装置がパチンコ遊技機に組み付けられた段階で、そのパチンコ遊技機の遊技構成部材の調整、確認等の作業が行われる。このとき、前記前枠の外枠に対する施錠状態を解錠する作業は、前枠の内側から上部及び下部外枠作動杆を手で直接操作して行われる。即ち、上部及び下部外枠作動杆を手で把持し、そのまま上部及び下部外枠作動杆を移動させ、各外枠鉤部の係合金具に対する係合を解除することによって前枠の解錠が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記構成の施錠装置において、上部及び下部外枠作動杆はそれぞれ独立して摺動可能に形成されている。そのため、上部及び下部外枠作動杆を手で直接操作して解錠作業を行う場合、一対の係合金具に対する各外枠鉤部の係合を解除するには、両方の外枠作動杆をそれぞれ手で把持して同時に直接移動させなければならず、前枠の解錠作業が非常に行いにくいという問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、外枠作動杆を直接操作して行う前枠の解錠作業を容易に行うことができる遊技機における施錠装置を提供することにある。
【0007】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、
外枠と、同外枠の前面に開閉可能に支持された前枠と、前枠の前面に開閉可能に支持されたガラス扉と、前枠の前面における前記ガラス扉の下側に開閉可能に支持された上皿扉とから構成された遊技機の前記前枠に取着され、少なくとも前記前枠を外枠に施錠する遊技機における施錠装置であって、
前記前枠の上下方向に沿って前記前枠に装着される支持体と、
前記支持体の上下方向に沿って摺動可能となるように前記支持体に設けられ、前記前枠を前記外枠に施錠すべく当該外枠の係合金具に係合する外枠鉤部を有する外枠作動杆と、
解錠操作を受けると、前記外枠作動杆を上方向に摺動させて前記外枠鉤部と前記係合金具との係合を解除する錠と
を備え、
前記外枠作動杵が、前記支持体の上部に取り付けられた上部外枠作動杆、上部外枠作動杆の下側に位置するように前記支持体に取り付けられた下部外枠作動杆、および上部外枠作動杆と下部外枠作動杆との間に設けられた連結杆に分割形成されるとともに、前記上部外枠作動杆および前記下部外枠作動杆の各々が前記外枠鉤部を有し、
前記連結杆に連結片を延設するとともに、該連結片に係合可能な連結部材を前記下部外枠作動杆に回動可能に軸支し、
前記連結部材が前記連結片に係合すると、前記下部外枠作動杆と前記連結杵とが連結状態となって、前記錠を用いることなく前記上部外枠作動杆および下部外枠作動杆が同時に上下方向に摺動可能となり
前記連結部材と前記連結片との係合を解除すると、前記下部外枠作動杆と前記連結杵とが非連結状態となって、前記上部外枠作動杆および前記下部外枠作動杆がそれぞれ独立して上下方向に摺動可能かつ同時には上下方向に摺動不能となり、
前記下部外枠作動杆と前記連結杵とが前記連結状態または前記非連結状態にあるときに前記錠が解錠操作を受けると、該解錠操作を受けた前記錠が、前記下部外枠作動杆と前記連結杵とを上方向に摺動させることにより前記上部外枠作動杆も同時に上方向に摺動させて、前記上部外枠作動杆および前記下部外枠作動杆の各々が有する前記外枠鉤部と前記係合金具との係合を解除する
ことを要旨とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の施錠装置を備えた遊技機である。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図5に示すように、遊技機の一種であるパチンコ遊技機11は、その外郭が縦長四角枠状をなす外枠12により形成され、この外枠12の前面の一側部には、四角枠状をなす前枠13の一側部が支持されて外枠12に対して開閉可能になっている。前記外枠12の他側部には図示しない係合金具が取り付けられている。
【0012】
この前枠13には、図示しない打球発射装置、球皿等のパチンコゲームを展開可能とする遊技構成部材が搭載できるとともに、前枠13の内側には遊技盤14が保持されるようになっている。この遊技盤14の前面には、図示しない釘、入賞器具等の遊技構成部材が設けられ、背面にはプリント基板等の遊技構成部材が搭載されている。
【0013】
前枠13の前面の一側部には四角板状のガラス扉15が支持され、前枠13に対して開閉可能になっている。ガラス扉15が前枠13に閉止された状態では、ガラス扉15によってパチンコ遊技機11前面から遊技盤14が視認可能となっている。また、ガラス扉15の他側部の背面には図示しない係合金具が取り付けられている。さらに、前枠13の前面におけるガラス扉15の下側には、図示しないパチンコ球を貯留するための上皿を備えた長四角板状の上皿扉16の一側部が支持されている。この上皿扉16は前枠13に対して開閉可能になっている。また、この上皿扉16の他側部の背面には図示しない係合金具が取り付けられている。
【0014】
前枠13の他側部の背面には、同前枠13の上下方向に沿って延びる縦長四角状の施錠装置17が装着され、その施錠装置17によってガラス扉15及び上皿扉16を前枠13に施錠できるとともに、前枠13を外枠12に施錠できるようになっている。なお、以下において上下左右は、パチンコ遊技機11を前方から見た場合の上下左右を示すものとする。
【0015】
図1及び図2に示すように、施錠装置17は、亜鉛メッキ鋼板等の金属板から形成され、断面略コ字状をなすとともに、上下方向に延びるように形成された支持体18によって外郭が形成されている。この支持体18は、縦長四角板状の固定板18aと、固定板18aの左側から背面方向に折り曲げ形成された側板18bと、固定板18aの右側から背面方向に折り曲げ形成されたリブ18cとから構成されている。
【0016】
図1に示すように、前記固定板18aのほぼ中央部及び下端部には、第1ばね掛止片18d及び第2ばね掛止片18eがそれぞれ下方に延びるように切り起こし形成されている。また、固定板18aの下端部には、側板18bと平行をなすように切り起こされた取付板18gが形成され、その取付板18gには平面視略T字状をなす取付片18fが右方向に延びるように切り起こし形成されている。さらに、前記側板18bの上部及び下部にも前記取付片18fが右方向に延びるように切り起こし形成されている。
【0017】
まず、前記上皿扉16の前枠13に対する施錠機構について説明する。図1に示すように、側板18bの下端の内側には一対の上皿扉鉤部材21が取り付けられている。上側の上皿扉鉤部材21の前端部には、下方に延びる上皿扉鉤部21aが形成され、下側の上皿扉鉤部材21の前端部には、上方に延びる上皿扉鉤部21aが形成されている。そして、上皿扉16が閉止方向へ回転されると、上下両上皿扉鉤部材21の上皿扉鉤部21aがそれぞれ上皿扉16に設けられた係合金具に係合して、上皿扉16が前枠13に対して施錠されるように構成されている。
【0018】
続いて、ガラス扉15の前枠13に対する施錠機構について詳述する。図1に示すように、側板18bの内側には長四角板状のガラス扉作動体22が上下方向へ摺動可能に設けられている。ガラス扉作動体22の上下端には、側面視T字状の上部ガイド孔22a及び下部ガイド孔22bが透設されている。そして、ガラス扉作動体22は、前記側板18bの上部の取付片18fを上部ガイド孔22aに挿入し、下部の取付片18fを下部ガイド孔22bに挿入することによって側板18bに取着されている。
【0019】
ガラス扉作動体22の上下端には、側面横コ字状の上部ガラス扉鉤部23及び下部ガラス扉鉤部24が設けられ、図2に示すように、上部及び下部ガラス扉鉤部23,24は施錠装置17の前面側に突出している。そして、これらの上部及び下部ガラス扉鉤部23,24がガラス扉15に設けられた係合金具に係脱することによって、ガラス扉15が前枠13に対して施錠及び解錠される。
【0020】
図1に示すように、ガラス扉作動体22の中央部には側面横L字状のロック体25の上端部がリベット26でかしめ着けされることによって回動可能に軸支されている。ロック体25の中央部の縁部には施錠装置17の背面側へ突出する係合突部25aが形成され、この係合突部25aは、側板18bの背面側の縁部に折り曲げ形成された係合片18hに係合可能に形成されている。
【0021】
そして、上部及び下部ガラス扉鉤部23,24がガラス扉15の係合金具に係合した状態では、係合突部25aが係合片18hの上側に位置する。そのため、ガラス扉作動体22を不正操作等によって押し下げようとしても、係合突部25aが係合片18hに係合して、ガラス扉作動体22の押し下げが規制される。その結果、上部及び下部ガラス扉鉤部23,24と係合金具との係合が維持され、ガラス扉15の不正解錠が防止される。
【0022】
固定板18aの中央より若干下側には背面横台形状のシリンダ錠固定部27が形成されている。シリンダ錠固定部27には、シリンダ錠28の基端部が装着され、その先端側は固定板18aの前面に突出した状態となっている。シリンダ錠28の基端には、背面視略V字状のカム板29が錠軸30に軸着され、シリンダ錠28の先端側から鍵31を挿入して解錠操作を行うべく回転させると、カム板29は錠軸30を中心に鍵31の回転方向と同一方向に回転するようになっている。カム板29には、舌片状の第1脚片29aが段差部分を介してカム板29の中央から斜め上方に向かって延設されている。また、カム板29には舌片状の第2脚片29bがカム板29の中央から斜め下方に向かって延設されている。
【0023】
次に、前枠13の外枠12に対する施錠機構について詳述する。図3に示すように、支持体18には、前枠13を外枠12に施錠すべく当該外枠12の係合金具40に係合する外枠鉤部33,37を備えた外枠作動杆42が支持体18の延びる方向に沿って摺動可能に設けられている。この外枠作動杆42は上部及び下部外枠作動杆32,34の二体に分割形成されているとともに、連結部材35によって連結可能に形成されている。
【0024】
具体的に説明すると、図1に示すように、前記ガラス扉作動体22の右側には、長四角板状の上部外枠作動杆32が上下方向に摺動可能に設けられている。この上部外枠作動杆32の上端側には、側面視逆T字状の上部取付孔32aが透設されている。そして、前記上部ガイド孔22aに挿入された上側の取付片18fを上部取付孔32aに挿入し、上部外枠作動杆32を下方にスライドさせることによって、同上部外枠作動杆32は支持体18、具体的には側板18bに取着されている。
【0025】
上部外枠作動杆32の上端部には、略三角板状の上部外枠鉤部33が一体形成されている。その上部外枠鉤部33の中央には、下方に向かって開口する係合凹所33aが凹設され、上部外枠鉤部33の先端は端部に向かうに従って上方に傾斜するように形成されている。
【0026】
また、上部外枠作動杆32のほぼ中央部には上部ばね掛止片32bが上方に延びるように切り起こし形成されている。そして、この上部ばね掛止片32bに付勢部材としての第1コイルばねC1の上端部が掛止され、その第1コイルばねC1の下端部が前記第1ばね掛止片18dに掛止されている。この第1コイルばねC1の付勢力によって、上部外枠作動杆32は下方に付勢されている。
【0027】
さらに、上部外枠作動杆32の下部には平面視横T字状をなす連結片32cが右方向に延びるように切り起こし形成されている。加えて、上部外枠作動杆32における連結片32cの下側には、前記第1脚片29aが通過可能な長四角形状の逃げ長孔32dが形成され、その逃げ長孔32d下側には、前記第2脚片29bが係止可能な長四角形状の係止長孔32eが形成されている。
【0028】
前記上部外枠作動杆32の下側には、長四角板状の下部外枠作動杆34が上下方向へ摺動可能に設けられている。下部外枠作動杆34の上端部には、側面視T字状の連結孔34aが透設され、下部外枠作動杆34の中央部より下側には側面視逆T字状をなす一対の取付長孔34bが透設されている。そして、上部外枠作動杆32の連結片32cを連結孔34aに挿入し、さらに、下側二箇所の取付片18fをそれぞれ取付長孔34bに挿入する。その結果、下部外枠作動杆34が上部外枠作動杆32に取り付けられるとともに、支持体18、具体的には側板18bに取着されている。
【0029】
図2に示すように、上部外枠作動杆32の下側に下部外枠作動杆34が配置された状態で、上部外枠作動杆32の下部と、下部外枠作動杆34の上部とが互いに重なり合っている。そして、上部外枠作動杆32から延設された連結片32cが下部外枠作動杆34を貫通している。
【0030】
下部外枠作動杆34の上部には、連結部材35の基端部が軸部材としてのリベット36によりかしめ着けられ、そのリベット36を回動中心として連結部材35は回動可能となっている。この連結部材35の先端部には前記連結片32cに係合可能な係合凹部35aが凹設されている。前記連結部材35の重心は、図2の実線に示す連結部材35において、リベット36の中心点を通る鉛直線よりも施錠装置17の前面側に位置し、図2の2点鎖線に示す連結部材35において、前記鉛直線よりも施錠装置17の背面側に位置している。
【0031】
図1に示すように、下部外枠作動杆34において、連結部材35の下側には、前記第1脚片29aが通過可能な長四角形状の逃げ長孔34dが形成され、その逃げ長孔34d下側には、前記第2脚片29bが係止可能な長四角形状の係止長孔34eが形成されている。さらに、前記一対の取付長孔34bの間には、下部ばね掛止片34fが上方向に延びるように切り起こし形成されている。そして、この下部ばね掛止片34fに付勢部材としての第2コイルばねC2の上端部が掛止され、その第2コイルばねC2の下端部が前記第2ばね掛止片18eに掛止されている。この第2コイルばねC2の付勢力によって、下部外枠作動杆34は下方に付勢されている。
【0032】
下部外枠作動杆34の下端部には、略三角板状の下部外枠鉤部37が一体形成されている。その下部外枠鉤部37の中央には、下方に向かって開口する係合凹所37aが凹設され、下部外枠鉤部37の先端は端部に向かうに従って上方に傾斜するように形成されている。
【0033】
図3に実線に示すように、前記連結部材35を上方へ回動させ、係合凹部35aを連結片32cに係合させることによって、上記構成の上部外枠作動杆32と、下部外枠作動杆34とは連結され、外枠作動杆42が形成されるように構成されている。即ち、上記連結状態において、上部及び下部外枠作動杆32,34のいずれか一方を上下方向に摺動させると同時に、他方も上下方向に摺動させ、外枠作動杆42を摺動させることができる。
【0034】
次に、施錠装置17の作用を説明する。
まず、パチンコ遊技機11がホールに設置されていない段階で、パチンコ遊技機11に対して施錠装置17を装着するには、図2に示すように、支持体18が前枠13の上下方向に沿って延びるように配置する。続いて、各上皿扉鉤部21a、シリンダ錠28の先端及び各ガラス扉鉤部23、24を前枠13に形成された図示しない挿通孔に挿通させる。さらに、固定板18aの前面を前枠13の四角枠状の縦枠の背面に当接させる。
【0035】
そして、前枠13に固定板18aをねじ等で固定して支持体18を前枠13に固定することによって、施錠装置17が前枠13の背面に取着される。各上皿扉鉤部21a、シリンダ錠28の先端及び各ガラス扉鉤部23、24は前枠13の前面に突出するようになっている。このとき、図2に2点鎖線に示すように、連結片32cに連結部材35の係合凹部35aは係合し、上部及び下部外枠作動杆32,34とが連結されて外枠作動杆42が形成されている。
【0036】
開放状態の前枠13を外枠12に施錠するには、前枠13を閉止方向に回動させる。すると、上部外枠鉤部33の先端側の下端縁が、外枠12の上部に形成された係合金具40の上端縁に摺接し、下部外枠鉤部37の先端側の下端縁が、外枠12の下部に形成された係合金具40の上端縁に摺接する。このとき、上部及び下部外枠鉤部33,37の先端は上方に向かって傾斜しているため、上部外枠作動杆32及び下部外枠作動杆34は、それぞれ第1及び第2コイルばねC1,C2の付勢力に抗して押し上げられ、第1及び第2コイルばねC1,C2はそれぞれ伸張される。
【0037】
そして、前枠13の回動によって各係合凹所33a,37aがそれぞれ係合金具40の上側に位置すると、伸張した第1及び第2コイルばねC1,C2が原形状への復元する。すると、その復元力によって上部及び下部外枠作動杆32,34が下方に移動され、係合凹所33a,37aがそれぞれ各係合金具40に係合される。
【0038】
この係合状態において、第1及び第2コイルばねC1,C2の付勢力によって、上部及び下部外枠作動杆32,34は下方へ付勢されているため、外枠鉤部33,37が係合金具40に係合した状態が維持され、外枠12に対する前枠13の施錠が維持される。
【0039】
前記施錠状態で、例えばパチンコ遊技機11の各遊技構成部材の調整や確認業務を行うために、外枠作動杆42、即ち上部及び下部外枠作動杆32,34を手で直接操作して前記係合を解除する。この際は、まず、前枠13の内側へ手を挿入し、その手で上部外枠作動杆32又は下部外枠作動杆34を片手で把持して直接操作して上方に移動させる。このとき、図3に実線に示すように、連結部材35により上部及び下部外枠作動杆32,34は連結されている。そのため、上部及び下部外枠作動杆32,34が同時に上方へ移動されることによって、外枠作動杆42が上方に移動され、係合凹所33a,37aの各係合金具40に対する係合が同時に解除される。そして、前枠13を開放方向へ回転させると、前枠13が開放される。
【0040】
続いて、前記各遊技構成部材の調整、確認作業が終了してパチンコ遊技機11をホールに設置して稼働させる場合は、パチンコ遊技機11を設置した直後に、図2に実線に示すように、連結部材35を下方に回動させて係合凹部35aと連結片32cとの係合を解除しておく。このとき、連結片32cに係合した状態の連結部材35の重心は施錠装置17の背面側にずれているため、連結部材35を背面側へ押し出すと、同連結部材35は自重により下方へ回動する。
【0041】
そして、連結部材35が下方へ回動した状態では、連結部材35の重心はリベット36より下側に位置するため、連結部材35が上方に向かって回動する虞はない。従って、パチンコ遊技機11の稼働中に、連結片32cに係合凹部35aが係合し、上部及び下部外枠作動杆32,34が一体化されることがない。
【0042】
パチンコ遊技機11の稼働中に、前枠13を外枠12から解錠するには、シリンダ錠28に鍵31を差し込んで回転させる。すると、第2脚片29bが係止長孔34e,32eの内周縁に同時に係止し、カム板29の回転によって上部及び下部外枠作動杆32,34が同時に第1及び第2コイルばねC1,C2の付勢力に抗して押し上げられる。
【0043】
すると、図3に示すように、上部外枠作動杆32及び下部外枠作動杆34がそれぞれ押し上げられることによって外枠作動杆42が押し上げられ、係合凹所33a,37aと係合金具40との係合が解除され、外枠12から前枠13が解錠される。解錠後、鍵31を原位置へ復帰回転させると、伸張した第1及び第2コイルばねC1,C2の原形状への復元力により上部及び下部外枠作動杆32,34が引き下げられる。
【0044】
一方、施錠装置17を使用して前枠13を外枠12に施錠する場合は、上記と同様に前枠13を閉止方向に回動することによって行われる。この前枠13の施錠状態で、上部外枠作動杆32と下部外枠作動杆34とは連結されていない。そのため、例えば、図4に示すように、不正部材等により上部外枠作動杆32が不正操作によって移動され、係合凹所33aと係合金具40との係合が解除されたとしても、下部外枠作動杆34は上部外枠作動杆32と同時に移動しない。従って、係合凹所37aと係合金具40との係合は維持され、前枠13の外枠12に対する施錠状態が維持される。
【0045】
従って、この施錠装置17において、同施錠装置17の前枠13に対する装着開始からパチンコ遊技機11の設置までの間は、連結片32cに係合凹部35aが係合している。そのため、上部及び下部外枠作動杆32,34は連結されて外枠作動杆42が形成されている。そして、遊技構成部材の調整、確認等の作業が済んだ後に、連結部材35による上部及び下部外枠作動杆32,34の連結が解除される。
【0046】
上記第1の実施形態の施錠装置17によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)上部外枠作動杆32と下部外枠作動杆34とに分割形成された外枠作動杆42を連結部材35により連結可能に形成した。そのため、連結部材35による上部外枠作動杆32及び下部外枠作動杆34の連結状態で、上部外枠作動杆32及び下部外枠作動杆34いずれか一方を手で直接操作することによって他方も同時に作動させることができる。即ち、外枠作動杆42を一度の操作で作動させて上部及び下部外枠鉤部33,37と各係合金具40との係合を同時に解除することができる。従って、遊技構成部材の調整、確認等の作業を行う際に、上部外枠作動杆32及び下部外枠作動杆34の両方を別々に直接操作して前枠13の解錠作業を行っていた従来と異なり、前枠13の解錠作業を容易に行うことができる。
【0047】
(2)連結部材35が連結片32cに係合していない状態では、上部及び下部外枠作動杆32,34はそれぞれ独立して摺動可能に形成されている。そのため、パチンコ遊技機11の稼働状態では、上部及び下部外枠作動杆32,34のいずれか一方の係合金具40に対する係合が解除されても他方は摺動せず、係合金具40に対する係合を維持することができる。従って、前枠13が容易に解錠されてしまう虞を無くすことができる。
【0048】
(3)上部及び下部外枠作動杆32,34はそれぞれ第1及び第2コイルばねC1,C2の付勢力により上部及び下部外枠鉤部33,37が各係合金具40に係合する方向に付勢されている。そのため、各外枠鉤部33,37が係合金具40に係合した状態を維持することができ、前枠13の外枠12に対する施錠状態を維持することができる。
【0049】
(4)上部及び下部外枠鉤部33,37がそれぞれ係合金具40に同時に係合可能となる位置で連結部材35は連結片32cに係合する。そのため、上部及び下部外枠作動杆32,34が連結された状態で移動させたとき、各外枠鉤部33,37の係合金具40に対する係合を同時に解除することができる。
【0050】
(5)連結部材35が下方へ回動した状態では、連結部材35の重心はリベット36より下側に位置するため、連結部材35が上方に向かって回動する虞はない。従って、パチンコ遊技機11の稼働中に、連結片32cに係合凹部35aが係合し、上部及び下部外枠作動杆32,34が連結されて外枠作動杆42が形成されてしまうといった不都合を無くすことができる。
【0051】
(6)上部外枠作動杆32から延設された連結片32cと、下部外枠作動杆34に軸支された連結部材35との係合によって、上部及び下部外枠作動杆32,34を容易に連結することができる。
【0052】
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図6に従って説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の外枠作動杆42を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
【0053】
図6に示すように、この施錠装置17において、外枠作動杆42は、上部外枠作動杆44、下部外枠作動杆45及びそれら上部外枠作動杆44と下部外枠作動杆45との間に設けられた連結杆46に分割形成されている。前記上部外枠作動杆44は、第1の実施形態の上部外枠作動杆32の上端部とほぼ同形状に形成され、その上部外枠作動杆44には、第1の実施形態の上部外枠鉤部33及び上部取付孔32aが形成されている。さらに、上部外枠作動杆44の下部には、側面視T字状をなす下部取付孔44aが形成され、上部取付孔32aと下部取付孔44aとの間には、上部ばね掛止片44bが上方に延びるように形成されている。
【0054】
そして、この上部ばね掛止片44bに前記第1コイルばねC1の上端部が掛止され、その第1コイルばねC1の下端部が前記第1ばね掛止片18dに掛止されている。この第1コイルばねC1の付勢力によって、上部外枠作動杆44は下方に付勢され、外枠鉤部33が係合金具40に係合する方向に付勢されている。
【0055】
前記上部外枠作動杆44の下側には、長四角板状の下部外枠作動杆45が上下方向へ摺動可能に設けられている。この下部外枠作動杆45は、第1の実施形態の下部外枠作動杆34と比較して上下方向への長さが若干短く形成されている。また、下部外枠作動杆45には、第1の実施形態の連結孔34a、一対の取付長孔34b、逃げ長孔34d、係止長孔34e、下部ばね掛止片34f及び下部外枠鉤部37が形成されている。
【0056】
下部外枠作動杆45の一側縁には下方に延びる掛止フック45aが形成されている。加えて、下部外枠作動杆45における連結孔34aの下側には、第1の実施形態の連結部材35がリベット36によって軸支されている。また、下部外枠作動杆45は、下部ばね掛止片34fと第2ばね掛止片18eとの間に設けられた第2コイルばねC2の付勢力によって下方に付勢され、外枠鉤部37が係合金具40に係合する方向に付勢されている。
【0057】
前記上部外枠作動杆44と下部外枠作動杆45との間に配置される連結杆46は、第1の実施形態の上部外枠作動杆32において、上部取付孔32aより下側の部位とほぼ同形状に形成されている、なお、連結杆46は上下方向への長さが上部外枠作動杆32より若干短く形成されている。
【0058】
そして、連結杆46には、第1の実施形態の連結片32c、逃げ長孔32d及び係止長孔32eが形成され、上部ばね掛止片32bは省略されている。連結杆46の上端部には、平面視略T字状をなす取付片46aが右方向に延びるように切り起こし形成されている。また、連結杆46の一側縁には、掛止フック46bが上方に延びるように形成されている。
【0059】
連結杆46の取付片46aを上部外枠作動杆44の下部取付孔44aに挿入し、連結杆46の連結片32cを下部外枠作動杆45の連結孔34aに挿入する。さらに、上側の取付片18fを上部取付孔32aに挿入し、下側二箇所の取付片18fをそれぞれ取付長孔34bに挿入する。その結果、上部外枠作動杆44が支持体18の上部に取り付けられ、下部外枠作動杆45は上部外枠作動杆44の下側に位置するように支持体18に取り付けられる。さらに、上部外枠作動杆44と下部外枠作動杆45との間に連結杆46が配置される。
【0060】
また、前記掛止フック45aにはコイルばね50の下端が掛止され、そのコイルばね50の上端が掛止フック46bに掛止されている。そして、コイルばね50の付勢力によって、連結杆46が下方に付勢されている。連結部材35を上方へ回動させ、連結片32cに係合凹部35aを係合させる。すると、下部外枠作動杆45と連結杆46とが連結される。
【0061】
さて、前枠13の外枠12に対する施錠状態で、パチンコ遊技機11の各遊技構成部材の調整や確認業務を行うために、外枠作動杆42を手で直接操作して係合金具40と外枠鉤部33,37との係合を解除する場合は、まず、前枠13の内側へ手を挿入する。そして、その手で下部外枠作動杆45又は連結杆46を把持して直接操作し、上方に移動させる。すると、連結部材35により下部外枠作動杆45と連結杆46は連結されているため下部外枠作動杆45及び連結杆46は同時に上方へ移動される。
【0062】
連結杆46の上方への移動により、取付片46aが上方へ移動される。すると、その取付片46aが下部取付孔44aの内周面に当接し、上部外枠作動杆44が押し上げられる。その結果、上部外枠作動杆44、下部外枠作動杆45及び連結杆46が同時に上方へ移動され、外枠作動杆42が上方へ移動される。即ち、係合凹所33a,37aの各係合金具40に対する係合が同時に解除される。
【0063】
従って、第2の実施形態においても、下部外枠作動杆45及び連結杆46の連結状態でいずれか一方を手で直接操作することによって上部外枠作動杆44も同時に作動させることができ、外枠作動杆42を一度の操作で作動させて上部及び下部外枠鉤部33,37と各係合金具40との係合を同時に解除することができる。従って、遊技構成部材の調整、確認等の作業を行う際に、前枠13の解錠作業を容易に行うことができる。
【0064】
なお、各実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 各実施形態では、連結部材35を自重によって下方に回動させたが、以下のように構成してもよい。例えば、コイルばねの一端を連結部材35の先端に掛止し、同コイルばねの他端を、前記リベット36の下側に位置する下部外枠作動杆34の外面に掛止する。そして、コイルばねの中性点より連結片32c側では、コイルばねの付勢力によって連結部材35が連結片32cに係合する方向へ付勢し、中性点より背面側では連結部材35が下方へ回動する方向に付勢してもよい。
【0065】
・ 第1の実施形態では、連結部材35を下部外枠作動杆34に軸支し、連結片32cを上部外枠作動杆32に形成したが以下のように変更してもよい。即ち、連結部材35を上部外枠作動杆32に軸支し、連結片32cを下部外枠作動杆34に延設してもよい。
【0066】
・ 第1の実施形態では、上部外枠作動杆32と下部外枠作動杆34とを連結部材35により連結して外枠作動杆42を形成したが、以下のように変更してもよい。例えば、外枠作動杆42を、上部外枠作動杆32と下部外枠作動杆34との間に設けられた連結外枠作動杆とに分割形成する。この連結外枠作動杆には外枠鉤部が設けられ、外枠12の一対の係合金具40の間に設けられた係合金具に係合可能に形成されている。そして、連結外枠作動杆に一対の連結部材35を設け、各連結部材35により上部外枠作動杆32と連結外枠作動杆及び下部外枠作動杆34と連結外枠作動杆とを連結して外枠作動杆42を形成してもよい。
【0067】
・ 各実施形態では、施錠装置17に、外枠12と前枠13、前枠13とガラス扉15及び前枠13と上皿扉16の施錠機構を設けたが、前枠13とガラス扉15及び前枠13と上皿扉16の施錠機構の少なくともいずれか一方を省略してもよい。
【0068】
・ 各実施形態において、第1及び第2コイルばねC1,C2、さらにコイルばね50を、板ばねやゴム等の他の付勢部材にそれぞれ変更してもよい。
・ 各実施形態では、連結片32cに係合凹部35aが係合した状態で、施錠装置17を前枠13に取り付けたが以下のように変更してもよい。即ち、施錠装置17を前枠13に取り付けた状態で、連結片32cと係合凹部35aとの係合が解除されていてもよい。そして、パチンコ遊技機11の各遊技構成部材の調整や確認業務を行うために、外枠作動杆42を手で直接操作する直前に、連結部材35を手で回動させて連結片32cと係合凹部35aとを係合させてもよい。
【0069】
・ 各実施形態では、パチンコ遊技機11の稼働中には連結片32cに対する係合凹部35aの係合を解除して、外枠作動杆42が形成されないようにしたが以下のように変更してもよい。即ち、パチンコ遊技機11の稼働中に、連結片32cに係合凹部35aが係合されていてもよい。このように構成しても、パチンコ遊技機11の施錠装置17としての機能に支障を来すことはない。
【0070】
次に上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)前記外枠作動杆は付勢部材の付勢力によって外枠鉤部が係合金具に係合する方向に付勢されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の遊技機における施錠装置。このように構成した場合、外枠鉤部が係合金具に係合した状態を維持することができ、前枠の外枠に対する施錠状態を維持することができる。
【0071】
(2)前記連結部材は、軸部材によって下部外枠作動杆に回動可能に軸支され、当該軸部材が連結片の下側に位置することにより、連結部材が連結片との係合が解除される方向に回動されたとき、同連結部材の重心は軸部材の下側に位置することを特徴とする請求項2に記載の遊技機における施錠装置。このように構成した場合、連結部材が連結片との係合が解除された方向へ回動した状態では、連結部材が連結片に係合すべく上方に向かって回動する虞はない。従って、遊技機の稼働中に、上部及び下部外枠作動杆が連結部材によって連結されてしまうといった不都合を無くすことができる。
【0072】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明によれば、外枠作動杆を直接操作して行う前枠の解錠作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の施錠装置を示す分解斜視図。
【図2】第1の実施形態の施錠装置を示す側断面図。
【図3】外枠作動杆が上方へ移動した状態を示す側断面図。
【図4】上部外枠作動杆が上方へ移動した状態を示す側断面図。
【図5】第1の実施形態の遊技機を示す斜視図。
【図6】第2の実施形態の施錠装置を示す分解斜視図。
【符号の説明】
11…遊技機としてのパチンコ遊技機、12…外枠、13…前枠、15…ガラス扉、16…上皿扉、17…施錠装置、18…支持体、32,44…上部外枠作動杆、32c…連結片、33…上部外枠鉤部、34,45…下部外枠作動杆、35…連結部材、37…下部外枠鉤部、40…係合金具、42…外枠作動杆、46…連結杆。

Claims (2)

  1. 外枠と、同外枠の前面に開閉可能に支持された前枠と、前枠の前面に開閉可能に支持されたガラス扉と、前枠の前面における前記ガラス扉の下側に開閉可能に支持された上皿扉とから構成された遊技機の前記前枠に取着され、少なくとも前記前枠を外枠に施錠する遊技機における施錠装置であって、
    前記前枠の上下方向に沿って前記前枠に装着される支持体と、
    前記支持体の上下方向に沿って摺動可能となるように前記支持体に設けられ、前記前枠を前記外枠に施錠すべく当該外枠の係合金具に係合する外枠鉤部を有する外枠作動杆と、
    解錠操作を受けると、前記外枠作動杆を上方向に摺動させて前記外枠鉤部と前記係合金具との係合を解除する錠と
    を備え、
    前記外枠作動杵が、前記支持体の上部に取り付けられた上部外枠作動杆、上部外枠作動杆の下側に位置するように前記支持体に取り付けられた下部外枠作動杆、および上部外枠作動杆と下部外枠作動杆との間に設けられた連結杆に分割形成されるとともに、前記上部外枠作動杆および前記下部外枠作動杆の各々が前記外枠鉤部を有し、
    前記連結杆に連結片を延設するとともに、該連結片に係合可能な連結部材を前記下部外枠作動杆に回動可能に軸支し、
    前記連結部材が前記連結片に係合すると、前記下部外枠作動杆と前記連結杵とが連結状態となって、前記錠を用いることなく前記上部外枠作動杆および下部外枠作動杆が同時に上下方向に摺動可能となり
    前記連結部材と前記連結片との係合を解除すると、前記下部外枠作動杆と前記連結杵とが非連結状態となって、前記上部外枠作動杆および前記下部外枠作動杆がそれぞれ独立して上下方向に摺動可能かつ同時には上下方向に摺動不能となり、
    前記下部外枠作動杆と前記連結杵とが前記連結状態または前記非連結状態にあるときに前記錠が解錠操作を受けると、該解錠操作を受けた前記錠が、前記下部外枠作動杆と前記連結杵とを上方向に摺動させることにより前記上部外枠作動杆も同時に上方向に摺動させて、前記上部外枠作動杆および前記下部外枠作動杆の各々が有する前記外枠鉤部と前記係合金具との係合を解除する
    ことを特徴とする遊技機における施錠装置。
  2. 請求項1に記載の施錠装置を備えたことを特徴とする遊技機。
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