JP4387971B2 - 車両点検情報処理システム及びこれを用いた車両点検方法 - Google Patents

車両点検情報処理システム及びこれを用いた車両点検方法 Download PDF

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Description

本発明は車両の点検整備に関する情報を処理するためのシステムに関する。
自動車は、走行時のトラブル防止や性能の維持を図るため定期的に点検し、不具合箇所を整備することが不可欠である。とりわけ車両を多数保有して荷物の輸送や旅客の移送を営む業者にとっては、部品の摩耗などで不具合発生の虞れのある箇所を未然に整備して車両運行上の安全性を確保するためにも、定期的な車両点検の実施はなくてはならない。
一般に車両の整備や点検は、車両を自動車ディーラーや整備工場に持ち込んで行っているが、かかる作業現場において、図14に示されるように、点検項目や作業内容などの車両点検に関する情報を記憶装置に格納したホストコンピュータ140を事務室内に、ホストコンピュータ140と接続した端末141、142を点検車両の受け入れ場所と点検場所とにそれぞれ設置し、車両点検に関する情報を両端末に表示し及び両端末から入力して処理することにより、車両の点検作業に伴う事務処理の効率化を図った車両点検情報処理システムが利用されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−127877号公報
図示したシステムは、従来手作業と手書きで行われていた整備記録簿や各種帳票類の作成を自動化でき、作成された整備記録簿のデータも記憶装置に保存して管理できるという利点がある。しかし、このシステムは、車両の受け入れ場所と点検場所に設置した端末の使い分けがされていることから明らかなように、一般ユーザが整備工場に車両を持ち込んだ場合の作業効率化を図るためのものである。車両を保有するユーザの下に出向いて車両点検することは全く想定されてはいない。
また、整備記録簿や各種帳票類の作成などの事務処理を合理化できたとしても、点検や整備作業そのものを効率的に行うことはできない。例えば点検の結果、消耗品を交換する必要がある場合に、消耗品の在庫が取り揃っていないときには、消耗品を発注して納品を待たなければ整備作業を完了させることはできない。また、車両点検は法定で定められた点検項目に沿って行われ、仮に頻繁に定期点検を行ったとしても点検すべき項目が増減することはなく、点検には全ての項目を点検するための所定の作業時間を必要とし、前記システムでは、この作業時間の短縮化は望めない。
一方、車両の利用のされ方、つまり車両の運行環境に基づく特性、例えば長距離輸送に利用され一日の走行距離が長い、積載量が多いなどといった車両の走行条件、ドライバーの運転の仕方や運転の癖、或いはその車両固有の性状などによっては、車両の特定部位の損傷や劣化が早かったりオイル類の補給が頻繁に必要だったりすることがある。車両を点検する際に、予め点検対象車両の車両特性が判っていれば、特定の項目や箇所について重点的に点検したり整備したりすることで、点検や整備を迅速に行って作業時間を短縮することができ、点検の精度も向上することとなる。車両を点検する際に、点検作業者が対象車両の特性を容易に把握し重点整備箇所を認知して作業できるシステムの構築が望まれる。
また、多数の車両を保有する車両運行業者においては、車両を点検し整備するための車両管理費用は少なくはなく、事業運営費の中で大きなウエイトを占めることから、かかる費用を削減する方策が切望されている。輸送トラックやタクシーなどのように、運行速度や運行距離を記録するタコグラフを搭載して車両の運行状況を管理することは可能であるが、このような記録だけでは車両の一日の運行状況は把握できても、急加速を繰り返したりフットブレーキを多用したりするといった車両の保守に直結するドライバーの日常の運転状態までは把握することができない。各車両又は個々のドライバーに関する詳細な車両管理費用の分析、或いは保有する車両の包括的な保守費用の分析は何らされていないのが実状である。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、車両点検に関する情報を処理するためのシステムにおいて、点検及び整備の結果から、車両保有事業者に対して車両管理に関する有用な情報を提供できるようにし、また、点検対象車両の特性を点検作業者が確実且つ容易に把握し、車両の点検及び整備を効率的に行えるようにすることを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は、ホストコンピュータと点検用端末が通信回線を介して接続されてなる車両点検情報処理システムにおいて、前記ホストコンピュータは、顧客データ、車両データ、点検項目データ、点検履歴データ、目利き情報データの各データファイルを記憶手段に備えるとともに、点検用端末に車両データと点検項目データを表示出力させ、各点検項目について点検対象車両の点検結果データの入力を受け付け、入力されたデータを顧客特定データ及び車両特定データと対応づけて点検履歴データファイルに登録する手段と、点検用端末に目利き情報データを表示出力させ、各点検項目で車両点検時に整備作業が行われた情報や点検作業者が次回の点検作業に引き継ぐべきと判断した情報からなる目利き情報データの入力を受け付け、入力されたデータを顧客特定データ、車両特定データ及び点検結果データとに対応づけて目利き情報データファイルに登録する手段と、点検履歴データと目利き情報データを点検用端末の印字出力部からに印字出力させる手段とを備えることを特徴とする。
さらに、点検履歴データファイルを参照して複数の車両における所定の点検項目の点検結果データの平均データを算出する統計処理手段と、点検対象車両の点検結果データと統計処理手段で算出された平均データとを比較し、当該車両の運行状況の良否を判定する手段と、前記判定手段の判定結果を含む車両診断データファイルを作成し、顧客特定データに対応づけて記憶手段に登録する手段と、車両診断データファイルを車両診断情報として出力する手段とを備えることを特徴とする。
前記構成において、点検項目データと目利き情報データを点検用端末に同時に表示出力させる手段をホストコンピュータが備えていることが好ましい。
また、点検履歴データと目利き情報データを点検用端末の印字出力部からに同時に印字出力させる手段をホストコンピュータが備えることが好ましい。
また、前記車両点検情報システムを用いた車両点検方法は、車両点検前に点検用端末に目利き情報データを表示出力させて必要な交換部品類を取り揃えておく工程と、点検・整備作業にあたり点検用端末に点検項目データと目利き情報データを表示出力させ、表示項目に沿って点検を実施し、その結果を点検用端末に入力するとともに、整備作業を行った項目や次回点検時に確認が必要であると判断する項目などの情報を目利き情報として点検用端末に入力する工程と、点検・整備作業終了後に点検履歴データと前記入力された目利き情報データを点検記録簿として印字出力する工程と、からなることを特徴とする。
本発明の情報処理システムによれば、車両点検の結果がホストコンピュータの点検履歴データファイルに登録され、車両点検を実施する都度に点検結果データを登録することにより、車種や利用用途、運行条件などが異なる様々な車両の点検結果データが蓄積される。蓄積されたデータを基に、統計処理手段により、所定の点検項目についての点検結果の平均を求めれば、車種、グレード、車両の利用形態、運行条件などに応じた車両の整備状況や故障頻度などの傾向を把握することが可能である。さらに、この平均データと、点検対象車両の点検結果データとを比較すれば、点検項目についての当該車両の偏差が得られ、同じ運行条件の車両と比較した整備状況や運行状況などの良否を判定することが可能となる。そして、複数の点検項目についての判定結果を含む車両診断データファイルを点検対象車両毎に作成し、これを車両保有事業者に提供することにより、事業者は、保有車両の整備状況や運行状況を、同じ走行条件の標準的な車両と比較した結果から容易且つ正確に把握し分析することが可能となる。
また、点検用端末に点検項目データとともに目利き情報データを表示出力することにより、点検作業者に対して点検対象車両の重点整備箇所を容易且つ確実に把握せしめ、点検及び整備作業を効率良く、漏れなく正確に行うことが可能となる。点検作業の前に過去の点検作業時に入力された目利き情報データを確認しておくことで、事前に交換すべき部品や整備に必要な機材などを調達して取り揃えておくことができる。
また、点検作業終了後に、点検結果を表示する整備記録簿とともに次回点検時に交換すべき部品を特定した情報を含む目利き情報データを点検用端末で印字出力することで、車両保有者は車両運行に際しての留意すべき事項や次回点検時の整備コストを把握することが可能となり、また、点検作業者は点検作業終了時点で次回点検時までに交換が必要な部品の発注が可能となる。
本発明の好適な一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の点検情報処理システムの一例の構成を示しており、図示されるように、このシステムは、通信回線1にホストコンピュータ2と点検用端末3、3、・・・を接続して構成される。符号4は後述する顧客のコンピュータである。
通信回線1は、公衆電話回線網又は専用回線、或いはインターネットなどの、有線又は無線による適宜な通信回線を介してコンピュータネットワークを構成し、当該回線に接続したコンピュータや端末同士で相互にデータを送受信することが可能なように構成される。
ホストコンピュータ2は、データの記憶、検索、加工を行う機能を備え、データの入力部、入力されたデータを記憶する記憶部、データを表示出力するモニタや印字出力するプリンタなどの出力部、通信回線に接続してデータを送受する通信部及びこれら各処理部を制御する制御部を有して構成される。制御部は、OSなどの制御プログラム及び所要のデータを格納する内部メモリを有し、記憶部に格納された処理プログラムに従って各処理部を制御し、各処理部を介して入出力されるデータを管理するようになっている。入力部は、キーボードやマウスなどからなるデータ入力手段と、スキャナーなどからなるデータ読み取り手段や光ディスクなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を読み取る手段などよりなる。記憶部は、ハードディスクなどのストレージ手段であり、各処理部を制御する処理プログラムとデータファイルが格納してある。本発明のシステムでは、ホストコンピュータ2の記憶部に格納された処理プログラムにより、制御部が各処理部を制御してデータ処理を実行することで、前述の各処理手段を構成している。
点検用端末3は、車両点検の際に点検作業者が取り扱う端末であり、ホストコンピュータ2と同様に、入力部、記憶部、出力部、通信部、制御部などの各処理部を具備して構成される。点検用端末3は、通信回線1を介してホストコンピュータ2に接続し、ユーザパスワードの入力などの認証処理を経てホストコンピュータ2から伝送されるデータファイルにより、点検情報処理システムのアプリケーション画面を出力部であるモニタに表示させ、アプリケーション画面に表示された点検処理メニューを適宜選択して点検情報の処理を実行させるようになっている。
なお、点検用端末3は、車両保有者(ユーザ)先に出向いて車両を点検する場合に対応させて、無線通信によって通信回線1に接続する可搬性に優れた携帯式の端末として構成されていてもよい。
ホストコンピュータ2の記憶部21には、図2に示されるように、顧客データファイル210、車両データファイル211、点検項目データファイル212、部品データファイル213、点検履歴データファイル214、目利き情報データファイル215、整備費用データファイル216、車両診断データファイル217、評価コメントデータファイル218、燃料データファイル219などのデータファイルがデータベース化されて格納されており、ホストコンピュータ2において、これらデータファイルの作成、登録、更新、加工、出力などの処理が行えるようになっている。また、通信回線1を介して接続した点検用端末3からの指示に応じて、又は点検用端末3から入力されるデータから、前記各データファイルの作成、登録、更新、加工などの処理を実行し、点検用端末3に送信出力するようになっている。
ここで、前記各データファイルの構成は以下の通りである。
顧客データファイル210は、点検すべき車両を有するユーザの名称(得意先名)、得意先コード、請求先、請求先コード、点検サービスの契約形態の名称やそのコードなどの顧客を特定するデータにより構成される。
車両データファイル211は、社番(車両管理番号)、登録番号、車台番号、型式、車名、登録年月、車検有効期限などの点検対象車両を特定するデータにより構成されている。車両データファイル211は、前記顧客データの得意先コードに対応づけして登録されている。
点検項目データファイル212は、車両の点検すべき箇所及び整備が必要な条件項目の名称を示したデータであり、整備記録簿に記載される法定の点検項目データにより構成される。具体的には、かじ取り装置、制動装置、走行装置、緩衝装置、動力伝達装置、電気装置、原動機、ガスなどの発散防止装置、付属装置、高圧ガスなどを大項目とし、各項目にさらに詳細に分類された小項目の点検項目により構成される。これら法定の点検項目に加えて、車両の使用形態に応じた特有の機能の点検項目、例えば保冷車であればクーラユニットの機能の点検、車体の後部に牽引装置を装備している車両であればその機能の点検などの項目を適宜加えてもよい。各点検項目には対応コードが付してある。
部品データファイル213は、車両の整備に必要な部品の名称とその管理番号により構成される。
点検履歴データファイル214は、点検時の条件と点検結果を示すデータにより構成され、点検項目毎にデータを入力する毎に記憶部21に格納されるファイルである。詳しくは、点検時の条件は、点検作業日、天候、気温と湿度、作業場所(自向上、顧客先、一般道路上などの別)、整備分類(車検、定期点検、一般整備)、点検分類(3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月)、一般(作業)区分(計画、臨時、路上故障)、点検時走行距離、AT/MT区分、PS区分、エア・サスペンション区分、クール(クーラー装備)区分、リフト(牽引装置装備)区分、走行道路区分(一般道路と高速道路の走行割合)、積載重量比(%)、使用エリア(都市部、沿岸地域、山岳地域などを走行エリアの別)、作業担当者名とそのコードなどである。また、点検結果は、前記点検項目毎の点検結果及び整備結果の有無、作業開始日時と終了日時、作業所要時間などであり、さらに車両の前後左右のタイヤの残溝の測定値、ライニングの残溝の測定値、CO、HOの濃度の測定値などが含まれる。また、点検の結果、部品の交換や調整などの整備作業を行った場合に、それら整備作業項目のデータも含まれる。これらのデータは、点検作業毎に付される工番と、顧客データの得意先コード、車両データの社番に対応づけをして記憶部21に登録される。
目利き情報データファイル215は、点検作業者が点検中に、次回の点検作業において、重点的に点検すべき箇所、整備が必要な箇所、確認が必要な箇所、交換すべき部品や調整すべき箇所があると判断した場合に、それらの情報を次回の点検時に引き継ぐために、点検作業者によって入力されるデータにより構成される。例えば、次回の点検時までにパワーステアリング系統のステアリングングウォームベアリングの劣化が予想され、これを確認する必要があると判断した場合、当該部位と作業の内容を特定するために、「装置系統」、「部品」、「部位」、「作業」の各項目別にそれぞれ「ステアリング系統」、「ステアリングウォームベアリング」、「確認」というように、次回点検時に作業者が行うべき情報が入力される。また、点検時に部品の交換や部材の調整などの整備作業があった場合に、それらの情報も点検作業者によって入力される。入力される情報は、点検履歴データファイル214と同様に、点検作業毎に付される工番と、顧客データの得意先コード、車両データの社番に対応づけされて記憶部21に登録される。
整備費用データファイル216は、交換部品の単価と交換に要する工賃、それらの管理番号により構成されている。
車両診断データファイル217は、車両を点検した結果を基に、後述する車両診断手段221によって生成される、点検対象車両を評価する情報である車両診断データを格納したファイルである。また、評価コメントデータファイル218は、車両診断データを構成する評価コメントを格納したファイルである。車両診断データの内容は後述する。
また、燃料データファイル219は、所定の給油所の利用を顧客が契約している場合に、車両の給油量のデータが格納されているファイルであり、社番と積算給油量のデータにより構成される。燃料データファイル219は、車両の燃費を算出する際に利用される。
これら各データファイルは、ホストコンピュータ2のファイル作成手段220により、顧客データファイル210、車両データファイル211、点検項目データファイル212、部品データファイル213、整備費用データファイル216、燃料データファイル219は予めホストコンピュータ2に入力されるデータに基づいて作成され、点検履歴データファイル214及び目利き情報データファイル215は点検用端末3から入力されるデータに基づき、入力操作によって作成され、記憶部21に登録されるようになっている。なお、先に述べた通り、点検用端末3からも、顧客データファイル210や車両データファイル211などの各ファイルの作成、更新を行うことができる。
また、車両診断データファイル217は、ホストコンピュータ2の車両診断手段221により、記憶部21に登録された点検履歴データファイル214を参照して作成され登録されるようになっている。
ここで、車両診断手段221は、図2に示されるように、統計処理手段222と判定手段223からなっている。
統計処理手段222は、所定の点検項目について、点検履歴データファイル214を参照し、前回点検時の点検結果と今回の点検で得られた点検結果との点検結果のデータの差を算出し演算処理する機能をなし、1台の点検対象車両についての点検データの演算を行う対象車両演算部222aと、当該点検対象車両と比較の対象となる車両の全てについて点検データを演算し統計処理を行う標準車両統計部222bからなっている。
詳しくは、両データ処理部には点検履歴データファイル214に登録されたデータを演算処理する演算式が登録してある。例えば車両の評価項目がタイヤの摩耗状態である場合、点検履歴データファイル214から、前回点検時と今回点検時に測定し記録した車両の走行距離(メータ表示値)とタイヤの溝深さのデータを読み出し、次いでそれぞれ両データの差を算出して前回点検時から今回点検時までの車両の走行距離とタイヤの摩耗量を算出し、さらに摩耗量を走行距離で割って摩耗率を割り出す処理がなされる。
対象車両演算部222aでは点検した1台の車両についての摩耗率を割り出す処理がなされ、さらに標準車両統計部222bでは、点検履歴データファイル214に登録された車両の点検データの中で前記点検した車両と同一の運行条件で使用されている全ての車両についての摩耗率を割り出し且つその平均値と標準偏差を算出する処理がなされるようになっている。同一の運行条件の選定は、例えば車両の走行区分や使用エリア、走行距離などの、車両データファイル211に登録されたデータを基に設定することができる。
また、判定手段223は、対象車両演算部222aと標準車両統計部222bで割り出したデータから点検対象車両の運行状況を判定し、判定結果に応じて評価コメントデータファイル218に登録された評価コメントを特定し、当該評価コメントデータを読み出して車両診断データファイル217を作成し、登録する処理をなす。判定処理は、例えば前記タイヤの摩耗状態の場合、前記の如く算出された点検対象車両のタイヤの摩耗率と、同一運行条件の車両の摩耗率の平均値と標準偏差とから、点検対象車両の摩耗率を平均摩耗率と比較し、その母集団のどの辺りに位置付けされるのかを割り出す処理がなされ、予め判定手段223に設定された基準値と比較し、その結果に対応させて評価コメントデータファイル218に登録されたコメントを読み出すようになっている。例えば評価コメントデータファイル218に車両の運行状態に異常がある旨を意味するコメントを登録しておき、点検対象車両の演算データ、同一運行条件の車両の平均値、標準偏差を基に、基準値を超えているときに同コメントを読み出すように設けることができる。基準値を超えていないときには、同ファイルに登録された、車両の運行状態は正常である旨のコメントを読み出すようにしてもよい。評価コメントデータファイル218から読み出されたコメントデータは、前記対象車両演算部222a及び標準車両統計部222bで求められた算出データとともに車両診断情報を構成し、車両診断データファイル217として登録される。
なお、統計処理手段222で統計をとって車両評価の対象とする項目は適宜に設定することができ、評価項目に応じた演算式が同手段に登録され、同様に評価項目に応じ且つ判定結果に対応した評価コメントデータが評価コメントデータファイル218に登録される。例えば車両の部品について、部品の使用開始からその部品が交換されるまでの期間を統計データとして蓄積し、部品の寿命を予測して交換時期が近づいていることを通知する情報を提供することができる。具体的には、前記と同様に、車両の特定の部品について使用開始からの経過時間と、その車両と同一の運行条件についての前記部品の使用開始から交換までの経過時間の平均値と標準偏差とを比較し、その結果から点検対象車両における当該部品の余命の多寡を定量的に予測し、予め設定された基準値と比較してそれを超える場合には、部品の交換が近いことを通知するコメントを読み出して車両を診断する情報を構成することができる。
本例では、図3に示されるように、「タイヤ摩耗異常」、「ブレーキパッドの摩耗異常」、「燃費異常」及び「修理の履歴」の各項目について、点検結果から車両診断データファイル217を作成するように構成してある。
詳しくは、統計処理手段222の対象車両演算部222aには、車両の走行距離とタイヤの摩耗量から摩耗率を算出する演算式、走行距離とブレーキパッドの摩耗量から摩耗率を算出する演算式、及び走行距離と燃料給量から燃費を算出する演算式が登録され、さらに、標準車両統計部222bには、同一運行条件の車両についてのタイヤとブレーキパッドの摩耗率と燃費の平均値及び標準偏差を算出する演算式が登録されている。また、判定手段223には、タイヤの摩耗率、ブレーキパッドの摩耗率、及び燃費の基準値が設定されており、評価コメントデータファイル218には、判定手段223においてタイヤ、ブレーキパッド又は燃費の異常と判定したときのコメントが登録されている。
そして、点検履歴データファイル214の測定データを参照して、「タイヤの摩耗異常」は前回点検時から今回点検時の走行距離、タイヤの摩耗量、摩耗率を、「ブレーキパッド摩耗異常」は同じく走行距離、ブレーキパッド摩耗量、摩耗率を、また、燃料データファイル219のデータを参照し、「燃費異常」では走行距離、燃料給油量、燃費を、各々点検対象車両のデータと、同一運行条件の全ての車両の平均値と標準偏差のデータとを割り出す処理を行う。次いで、判定手段223において、それぞれのデータについて点検対象車両の値と他の車両の平均値と標準偏差から点検対象車両についての偏差値を求め、点検対象車両のタイヤ、ブレーキの摩耗量、燃費の何れか一つでも偏差値が設定した基準値を超えている場合は、評価コメントデータファイル218に登録された、運行上の問題点として「運転が荒いか、積載が不適切である」旨のコメントと、その要因として「急加速の傾向がある」、「フットブレーキを酷使している」、「積載が不適切」などのコメントとを読み出し、前記割り出した各値と読み出したコメントからなる車両診断データファイル217を作成するようになっている。
なお、同図中の「修理の履歴」は、点検履歴データファイル214を参照して過去の点検で行った修理の内容、金額、修理日時を抽出し、一覧のデータ列に生成したものであり、これも車両診断データファイル217に登録される。
車両診断手段221によって生成される車両診断データファイル217は、顧客データの得意先コード、車両データの社番、点検履歴データの工番に対応づけをして記憶部21に登録される。
次に、点検用端末3に表示される画像を基に、本システムを用いた車両点検の工程と点検情報のデータ処理の工程について説明する。
〈点検作業の準備〉
先ず、車両点検前の準備として、点検作業者は、点検用端末3を通信回線1を介してホストコンピュータ2に接続し、ホストコンピュータ2の点検システムアプリケーションを起動させる。アプリケーションが起動すると、点検用端末3の画像表示部には図4に示されるシステムメニューが表示される。同画面内の「目利き状況一覧表」欄を選択操作すると、ホストコンピュータ2は前回点検時に入力された目利き情報データを読み出し、点検用端末3に表示させる。これを見て点検作業者は、今回の点検及び整備で交換が必要な部品類を確認し、これら部品類を作業前に取り揃えておく。
〈点検・整備作業〉
車両点検を開始するにあたり、点検用端末3の入力手段を操作して同図の「点検入力」欄を選択操作すると、図5に示される点検入力画面が表示される。
点検入力画面は、点検対象である車両を保有する得意先の情報、車両の登録情報、点検時の条件などを入力する画面であり、同画面中の「得意先」欄に得意先コードを入力すると、ホストコンピュータ2は顧客データファイル210を検索し、該当のコードの得意先名、請求先、商品の各データを点検用端末3に送信し同画面中に表示させる。同様に「社番」欄に車両管理番号を入力すると、車両データファイル211を検索し、同番号の車両登録番号、車台番号などの車両を特定するデータを同画面中に表示させる。
点検作業者は、点検対象車両が同画面中で表示されたものを同じであることを確認した後、同画面中に表示された点検時の気候や点検時の走行距離、作業担当者名その他の項目を入力し、「F8次へ」のファンクションキーを選択することにより点検条件などの入力が完了し、図6に示される点検項目入力画面に移行する。なお、図示した画像は6ヶ月点検の画像表示例である。
図6の点検項目入力画面は、点検項目データファイル212の点検項目データの大項目のデータと詳細な項目数のデータを表示するとともに、各項目について点検した結果を入力する画面であり、点検作業者は同画面に表示された項目に沿って点検を実施し、その結果を逐次入力する。なお、点検結果の入力は、同画面中の左欄に配された点検状態記号を選択操作することにより行われる。
同画面には「かじ取り装置」、「制動装置」などの大項目と各項目の詳細な点検項目数、目利き情報の入力数が表示され、点検用端末3の入力部を操作して何れかの大項目を選択すると、図7に示されるように選択された大項目中の詳細な点検項目が表示される。
ここで、図7に示される詳細な点検項目表示画面は、詳細な点検項目データとともに、点検部位を構成する部品一覧データ、各点検項目の過去の点検時の点検及び整備の履歴データ及び部品毎の目利き情報の有無が同一画面内に表示するレイアウト構成となっており、同画面を見る点検作業者に、点検すべき箇所及び部品、前回点検時の引継ぎ情報の有無が明確に把握できるようになっている。なお、部品一覧データは部品データファイル213、点検及び整備の履歴データは点検履歴データファイル214、目利き情報の有無は目利き情報データファイル215をそれぞれホストコンピュータ2が検索し、該当のデータを点検用端末3に送信して表示させるようになっている。
同画面中の「F3履歴表示」のファンクションキーを選択すると、前回の点検の際に点検作業者が入力した目利き情報データファイルをホストコンピュータ2が読み出し、図8に示されるように、目利き情報データファイルの内容を表示させ、これによっても前回点検時の作業者の点検に関する情報が今回の作業者に引き継がれ、点検作業の注意を喚起できるようになっている。また、点検の結果、部品を交換するなどの整備を行った場合、その原因を「推定原因」欄から選択して入力し、さらに作業者が次回(9ヶ月)点検時に同箇所の確認が必要であると判断した場合には、同画面中の次回の定期点検時期を示す「9」表示欄に、確認を意味する「S」を入力することにより、今回の点検による目利き情報データが作成される。
以降、各点検項目について点検及び整備を行いながら、点検結果を各項目について逐次入力し、必要であれば目利き情報データを逐次作成してゆき、全ての項目について点検結果の入力が完了したならば、図9に示される点検項目入力済画面が表示される。そして、同画面中の「F5保存」のファンクションキーを選択すると、点検用端末3において入力した点検結果データ及び目利き情報データはホストコンピュータ2に送信され、ホストコンピュータ2において、点検履歴データファイル214、目利き情報データファイル215が作成され記憶部21に登録される。
これとともに、点検用端末3の表示部には、図10に示される点検入力完了画面が表示される。同画面は、前後左右のタイヤの溝の深さ、ブレーキパッドライニングの厚さ及びCO、HOの濃度の各測定値を入力する画面であり、点検作業者は、測定した数値を各々入力する。同画面内で作業開始日時、終了日時、所要時間も入力される。また、点検作業者は、必要であれば、点検アドバイス入力欄とメモ欄にアドバイスや連絡事項を入力することができるようになっている。さらに、同画面中の「今回作業確認」のファンクションキーを選択すると、図11に示される、整備作業を行った箇所、作業の内容、工賃などの実施作業内容の一覧表示した画面が表示され、同画面中の「目利き情報」の次回点検時(9ヶ月)のファンクションキーを選択すると、図12に示されるの今回の点検作業中に入力した目利き情報の一覧データが表示される。
そして、同画面中の「F7戻る」のファンクションキーを選択操作すると、本画面内で入力したデータはホストコンピュータ2に送信され、前記登録された点検履歴データファイル214内に更新登録され、また、表示画面は前記図4に示したシステムメニュー画面に移行する。
〈作業結果の報告〉
点検作業及びデータの入力後、システムメニュー画面の「定期点検記録簿」を選択操作すると、点検用端末3に接続したプリンタから、図13に示される整備記録簿が点検結果として印字出力される。同記録簿中の右欄の「その他の点検項目及び主な交換部品」欄には前記図11に示された実施作業内容の一覧が表示され、「メンテナンスに関するアドバイス」欄には前記図12に示された目利き情報の一欄と次回点検時の整備に伴って発生する交換部品や工賃の一覧が表示されるようになっている。整備記録簿を受け取った顧客は、車両の点検結果を確認でき、また、表示された目利き情報などから、車両運行時の留意事項、次回の点検時期、点検に要する費用などを把握することができる。
また、車両の定期点検が終了した後、顧客が自己のコンピュータ4を通信回線1を介してホストコンピュータ2に接続し、車両診断情報提供の要求通知をホストコンピュータ2に送信すると、かかる通知を受けたホストコンピュータ2は、車両診断データファイル217から該当車両のデータを読み出し、顧客のコンピュータ4に対して送信してモニタに表示出力する。先に述べた通り、本例の診断情報データは、図3に示された「タイヤ摩耗異常」、「ブレーキパッドの摩耗異常」、「燃費異常」及び「修理の履歴」の各項目について車両の運行状況を評価する情報からなり、これらの情報から顧客は、保有する車両の整備状況や運行状況を把握し、またドライバー個々の運転状況などを判別でき、詳細な車両運行状況や管理費用の分析が可能となる。なお、車両診断データは、点検作業完了時に、点検用端末3から整備記録簿とともに印字出力し、顧客に提示してもよい。
なお、図示したシステム構成は一例であり、本発明はこれに限定されず、適宜な機能を付帯させて構成できるものである。
本発明の一実施形態の情報処理システムの構成を示した図である。 図2のホストコンピュータのデータ処理部と記憶部の構成を示した図である。 顧客に提示する診断情報データの一例を示した図である。 点検用端末に表示される初期画面の表示構成例である。 同車両データ入力画面の表示構成例である。 同点検項目データ表示画面の表示構成例である。 同点検結果入力画面の表示構成例である。 同目利き情報表示画面の表示構成例である。 同点検結果入力完了画面の表示構成例である。 同点検測定値入力画面の表示構成例である。 同作業内容表示画面の表示構成例である。 同入力目利き情報表示画面の表示構成例である。 点検用端末から印字出力される整備記録簿の構成例である。 従来の点検情報処理システムの構成例を示した図である。
符号の説明
1 通信回線、2 ホストコンピュータ、3 点検用端末、4 顧客のコンピュータ




Claims (3)

  1. ホストコンピュータと点検用端末が通信回線を介して接続されてなる車両点検情報処理システムにおいて、
    前記ホストコンピュータは、
    顧客データ、車両データ、点検項目データ、点検履歴データ、目利き情報データの各データファイルを記憶手段に備えるとともに、
    点検用端末に車両データと点検項目データを表示出力させ、各点検項目について点検対象車両の点検結果データの入力を受け付け、入力されたデータを顧客特定データ及び車両特定データと対応づけて点検履歴データファイルに登録する手段と、
    点検用端末に目利き情報データを表示出力させ、各点検項目で車両点検時に整備作業が行われた情報や点検作業者が次回の点検作業に引き継ぐべきと判断した情報からなる目利き情報データの入力を受け付け、入力されたデータを顧客特定データ、車両特定データ及び点検結果データとに対応づけて目利き情報データファイルに登録する手段と、
    点検履歴データと目利き情報データを点検用端末の印字出力部からに印字出力させる手段と
    を備えることを特徴とする車両点検情報処理システム。
  2. 点検履歴データファイルを参照して複数の車両における所定の点検項目の点検結果データの平均データを算出する統計処理手段と、
    点検対象車両の点検結果データと統計処理手段で算出された平均データとを比較し、当該車両の運行状況の良否を判定する手段と、
    前記判定手段の判定結果を含む車両診断データファイルを作成し、顧客特定データに対応づけて記憶手段に登録する手段と、
    車両診断データファイルを車両診断情報として出力する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両点検情報処理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両点検情報システムを用いた車両点検方法において、
    車両点検前に点検用端末に目利き情報データを表示出力させて必要な交換部品類を取り揃えておく工程と、
    点検・整備作業にあたり点検用端末に点検項目データと目利き情報データを表示出力させ、表示項目に沿って点検を実施し、その結果を点検用端末に入力するとともに、整備作業を行った項目や次回点検時に確認が必要であると判断する項目などの情報を目利き情報として点検用端末に入力する工程と、
    点検・整備作業終了後に点検履歴データと前記入力された目利き情報データを点検記録簿として印字出力する工程と、
    からなる車両点検方法。
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