JP4385093B2 - 根菜類の収獲機 - Google Patents

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憲夫 松橋
博樹 三戸
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大根,人参,ごぼう等の根菜類の収獲機に関する。
【0002】
【従来の技術】
根菜類の収獲機の公知技術としては同一出願人による特開2000−270644号公報が提案されている。この公報には「特に根菜類を挾持して搬送する掘り上げ装置の上下昇降作用と搬送コンベア装置の前端部を連動可能に連結したので、挾持搬送体によって送られる根菜は常に一定の横臥姿勢で搬送コンベアの搬送面に載置移送される。その後、作業員は作業フロアで余裕を持って収納コンテナへの移動ができる。掘り上げ速度を速くして能率を上げようとする場合は作業員を2〜3名に増やして、搬送コンベア長さ全域で収納コンテナへの移動作業が可能である」装置の技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決とようとする課題】
従来例の根菜収獲機は作業員が一定姿勢で搬送される根菜を能率よくスムーズに収納コンテナへ移動収納させるものである。しかし根菜をコンテナに収納する場合、収納初期は作業員が腰を曲げてコンテナの底面に整列されて置くことになり、長時間の作業の場合は重労働となる問題があった。特に大根は1本の重量が1.2kg〜2.0kgの重い根菜であり、かつ衝撃に弱く、搬送体からの落下の打撃や作業員がコンテナの空状態で無雑作に放擲した時には、折れたり傷ができて商品価値がなくなる危険性が高い。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、自走可能な走行車の上に備えられ、走行車上の左右一方側位置に圃場に植えられた根菜の茎葉部を挟持して根菜類を掘り上げる掘上装置と、掘り上げた根菜類を挟持して後上方向に搬送する挟持搬送体と、挟持搬送体から送られてくる根菜類を横臥姿勢で載置可能な受け面を有する搬送コンベア装置とを配置し、走行車上の左右他方側位置の前部位置に操縦部を設けた根菜類の収穫機において、操縦部の後部に配設される作業フロアの一方側に着脱自在に根菜収納コンテナを配設し、作業フロアの他方側には受け面を有する前記搬送コンベア装置が載置され、これらの間に作業員作業スペースを設けるとともに、収納コンテナが載置されている部分の作業フロアは分割されていて、この部分を昇降させる昇降手段を具備して収納作業員に対して収納コンテナ底面高さを調整可能に構成したことを特徴とする根菜類の収獲機を提供したものである。
【0005】
【作用】
前記のとおりの構成で、根菜収納コンテナが載置する部分の作業フロアに上下昇降手段を具備して、作業員に対して収納コンテナ底面高さを調整可能に構成したので、作業員は作業開始時の収納初期は収納コンテナの底面に向けて腰をかがめない適正姿勢で投入可能な高さに設定して収納作業を続ける。次第に根菜の投入量が嵩んだ時点で収納コンテナを降下させると、適正な投入高さを保持できて軽作業となり、根菜に打撃を与えたり傷つけることもなくなった。
【0006】
【実施例】
本発明を実施した図面に基づいて構成を説明する。
図1は本発明を実施した側面図で一部を省略したものである。図2は同じく平面図、図3は同じく後面図を示したもので、図4は作業フロアの昇降リンク説明図である。
【0007】
この発明による根菜類の収獲機は、クローラにより自走可能な走行車1と、走行車1上の左右一方側位置、この実施例では走行車1上の左側に茎葉部を挟持して根菜類を掘り上げる掘上装置2と、掘り上げた根菜類を挟持して後上方向に搬送する挟持搬送体3と、挟持搬送体3から送られてくる根菜類を位置決めする位置決め搬送体4と、挟持搬送体3から送られてくる根菜類の根菜部を挟持し、さらに茎葉部を切断された根菜部を搬送コンベア装置8に搬送する根菜搬送体5と、切断された茎葉部を搬送する茎葉搬送体6と、茎葉部を連続して切断する切断装置7と、茎葉部を切断された根菜部を横臥姿勢で載置可能な受け面を有する搬送コンベア装置8とを配設する。
【0008】
走行車1上の左右他方側位置、この実施の形態では右側位置の前方位置に操縦部9を配設する。さらに走行車1上の操縦部の後部位置フロア上に着脱自在に根菜収納コンテナ11を設け、作業員作業フロア12を配置している。この発明の実施例では位置決め搬送体4を設け、挟持搬送体3から根菜搬送体5へ根菜類の根菜部を送り、根菜搬送体5は根菜部を挟持して茎葉部を切断後に搬送コンベア装置8に搬送する。
【0009】
作業フロア12は、走行車1の前後方向の後部位置に設けられる。掘上装置2は地中にある大根を掘り起こす掘起刃13と、大根の茎葉部を引き起こす爪付きチェーン部14と、挟持搬送体3の先端部に当たる引抜部とからなる。挟持搬送体3は左右一対の弾性エンドレスベルトを前部を下方、後部を上方に位置させた斜め状に設け、ベルト対向面は互いに接して前部下方から後部上方に移動し回転する。挾持搬送体3の先端部は引抜部であり、左右の弾性エンドレスベルトの対向面が最初に接して後方へ移動する部位である。弾性エンドレスベルトは、合成樹脂、ゴム、スポンジ等の弾性のある素材で形成する。
【0010】
位置決め搬送体4は、挟持搬送体3の後方に挟持搬送体3より水平方向との角度を緩やかにした角度で設けられる一対の弾性エンドレスベルトのベルト方向面を接してなり、挟持搬送体3によって搬送されてくる根菜類の吊り下げ位置を揃える。
【0011】
根菜搬送体5は前部プーリを位置決め搬送体4の前部プーリと同じくし、その上部に設けられる一対の弾性エンドレスベルトのベルト対向面を接してなる。根菜搬送体5は位置決め搬送体4より後方に長く伸びており、後部の上方に茎葉搬送体6を設け、茎葉搬送体6との間に切断装置7を設ける。切断装置7は、下方の根菜搬送体5と上方の茎葉搬送体6との間で回転するカッターであり、カッター(回転刃)の位置を弾性エンドレスベルトのベルト対向面が接する位置に設ける。
【0012】
茎葉搬送体6は爪付きエンドレスベルトからなり、切断装置7によって切断された根菜類の茎葉部のみを爪に引っ掛けて、茎葉排出シート15に搬送する。切断された茎葉部は茎葉排出シート15から圃場に排出される。掘上装置2の後方に位置する根菜搬送体5の後端下方に噛むように搬送コンベア装置8を設ける。茎葉部を切断された根菜部の下端を転輪に当てて、横臥姿勢で載置可能なコンベア17受面を有する搬送コンベア装置8は、載置した根菜を一定方向に横臥して連続して搬送される。
【0013】
操縦部9の後部にクレーン部10を設ける。クレーン部10は一部を省略しているが、走行車1の後部に設けたフロア上の前部、すなわち走行車1の前後方向の中央部に垂直方向に旋回柱18を立設する。旋回柱18の立設位置は根菜類の収獲機全体の重心位置に近接した位置に設ける。
【0014】
走行車1上の後部作業位置フロア12上に収納コンテナ11を着脱自在に設ける。作業フロア12は操縦部9の後部全面に配設される。収容コンテナ11は走行車1上の右側に寄った位置に載置されるが、この収容コンテナ11の底面に略一致する作業フロア部分は分割して、フロアテーブル19を構成する。フロアテーブル19は昇降手段20によって上下昇降することによって、収納作業員に対して収納コンテナ11底面高さを調節可能に構成している。
【0015】
21は油圧シリンダを示し昇降手段20の上下制御するもので、作業フロア12の前部に設けた操作スイッチ22と連結されている。掘り取られた茎葉を切断された根菜が搬送コンベア装置8まで送られたとみろで、作業員は収容コンテナ11へ移動収容することになる。この時、作業初期の段階では操作スイッチ22を指示して電磁バルブの作動により油圧シリンダ21を伸縮させ、フロアテーブル19を上昇させて収納コンベア11の底面を適正高さに設定して根菜を収容するものである。次第に投入量が嵩んだ時点で収納コンテナを降下させると、作業員の適正な姿勢を維持できる。
【0016】
次にフロアテーブル19の昇降作用について説明する。
図4において、フロアテーブル19は一対のインナーリンク24と一対のアウターリンク25によって支持される。アウターリンク25はベースフレーム26の一端に支軸27によって支持される。インナーリンク24はフロアテーブル19の下面側に支持される。
【0017】
28は一対のインナーリンク24と一対のアウターリンク25の中間点を連結している。21の油圧シリンダは基部を支軸27に連結し、上部をインナーリンク24の上部に連結される。23はローラを示し、前記したインナーリンク24及びアウターリンク25の自由端側に取り付けられるもので、油圧シリンダ21の伸縮にともなって摺動するものである。
【0018】
【発明の効果】
以上の構成のように構成したので、根菜収穫作業において作業フロア上の作業員は収納コンテナへの投入高さを、腰を曲げることなく適正な姿勢で連続投入作業ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した側面図で一部を省略したもの
【図2】 同じく平面図
【図3】 同じく後面図
【図4】 作業フロアの昇降シリンダ説明図
【符号の説明】
1 走行車
2 掘上装置
3 挟持搬送体
4 位置決め搬送体
5 根菜搬送体
6 茎葉搬送体
7 切断装置
8 搬送コンベア装置
9 操縦部
10 クレーン部
11 収納コンテナ
12 作業フロア
13 堀起刃
14 爪付きチェーン部
15 茎葉排出シュート
17 コンベア
18 旋回柱
19 フロアテーブル
20 昇降手段
21 油圧シリンダ
22 操作スイッチ
23 ローラ
24 インナーリンク
25 アウターリンク
26 ベースフレーム
27 支軸
28 連結軸

Claims (1)

  1. 自走可能な走行車の上に備えられ、走行車上の左右一方側位置に圃場に植えられた根菜の茎葉部を挟持して根菜類を掘り上げる掘上装置と、掘り上げた根菜類を挟持して後上方向に搬送する挟持搬送体と、挟持搬送体から送られてくる根菜類を横臥姿勢で載置可能な受け面を有する搬送コンベア装置とを配置し、走行車上の左右他方側位置の前部位置に操縦部を設けた根菜類の収穫機において
    操縦部の後部に配設される作業フロアの一方側に着脱自在に根菜収納コンテナを配設し、作業フロアの他方側には受け面を有する前記搬送コンベア装置が載置され、これらの間に作業員作業スペースを設けるとともに、収納コンテナが載置されている部分の作業フロアは分割されていて、この部分を昇降させる昇降手段を具備して収納作業員に対して収納コンテナ底面高さを調整可能に構成したことを特徴とする根菜類の収獲機。
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