JP3715403B2 - 収穫物収納装置 - Google Patents

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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、根菜類を圃場から収穫し、調製した収穫物を大型のフレキシブルコンテナに収容するようにした収穫物収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、甘藷、馬鈴薯、人参、大根のような根菜類を圃場から収穫し、根部と茎葉部とを分離し、さらに根部を選別するなど調製して収容する収穫物収納装置として、自走機体に、機体下部前方から機体上部を通って機体後部にかけて、圃場の農産物を収穫して搬送を行う収穫・搬送コンベア装置を設け、この収穫・搬送コンベア装置に連続して調製コンベアを設けると共に、該調製コンベアの後方に収穫物を収納する大型のフレキシブルコンテナを搭載するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記大型のフレキシブルコンテナは、収穫物を投入する際には開口状態にして支持枠に支持されており、収穫物の投入落差により収穫物を傷つけないようにするために、投入口に臨んで複数のダンパーを用いた緩衝装置を設けているが、フレキシブルコンテナ内の収穫物の量が徐々に多くなってくると緩衝装置を引き出す必要があり、このための操作が面倒であった。
本発明は、上記の問題点を解決することを目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、
A.自走機体に、機体下部前方から機体上部を通って機体後部にかけて、圃場の農産物を収穫して搬送を行う収穫・搬送コンベア装置を設け、この収穫・搬送コンベア装置に連続して調製コンベアを設けると共に、該調製コンベアの後方に収穫物を収納するフレキシブルコンテナを搭載する収穫物収納装置において、
上記フレキシブルコンテナを開口状態に支持する支持枠に、該フレキシブルコンテナを下方から支持し、該フレキシブルコンテナを支持した状態で収穫物の荷重により下方に向け回動可能な複数組のダンパーを設けたことを特徴としている。
【0005】
B.上記支持枠の上記ダンパーを支持する下方部分に、該ダンパーが下方に回動したときに入り込む逃がし部を形成し、上記ダンパーを支持する弾性アームが、該ダンパーが逃がし部に入り込んだときに死点越えしてその状態に保持する構成としたことを特徴としている。
【0006】
C.上記ダンパーのフレキシブルコンテナを支持する部分に、コ字型をした支持部材の上面に中空状の弾性体を取付けたことを特徴としている。
【0007】
D.上記中空状の弾性体のほぼ中央部に、コ字型の支持部材により形成され、上記フレキシブルコンテナの底部を安定よく支持する凹部を設けたことを特徴としている。
【0008】
E.上記支持枠の上部に、フレキシブルコンテナを開口状態に支持するように水平方向に付勢された支持腕を設けたことを特徴としている。
【0009】
【作用】
上記の構成によって本発明の農産物収穫機は、次の作用を行う。一つには、フレキシブルコンテナを開口状態に支持する支持枠に、該フレキシブルコンテナを下方から支持し、該フレキシブルコンテナを支持した状態で収穫物の荷重により下方に向け回動可能な複数組のダンパーを設けたことにより、フレキシブルコンテナは下方から複数組のダンパーにより支持され、フレキシブルコンテナ内に収容される収穫物によりダンパーが徐々に下降して収穫物を傷つけることなく収容する。
【0010】
また、フレキシブルコンテナ支持枠のダンパーを支持する下方部分に、該ダンパーが下方に回動したときに入り込む逃がし部を形成し、上記ダンパーを支持する弾性アームが、該ダンパーが逃がし部に入り込んだときに死点越えしてその状態に保持する構成としたことで、フレキシブルコンテナ内に収容された収穫物の量が所定量に達したとき、ダンパーは逃がし部に入り込んだ状態で弾性アームが死点越えしてその状態に保持され、フレキシブルコンテナを支持枠から降ろすときにダンパーが邪魔にならない。
【0011】
また、ダンパーのフレキシブルコンテナを支持する部分に、コ字型をした支持部材の上面に中空状の弾性体を取付けたことにより、フレキシブルコンテナの底部は中空状の弾性体に支持されて、フレキシブルコンテナ自体を損傷することがないばかりでなく、フレキシブルコンテナ内に収容される収穫物を傷つけることもない。
【0012】
また、中空状の弾性体のほぼ中央部に、コ字型の支持部材により形成され、フレキシブルコンテナの底部を安定よく支持する凹部を設けたことで、フレキシブルコンテナは中空状の弾性体の凹部により安定よく支持され、フレキシブルコンテナ内に安定よく収穫物を収容する。
【0013】
また、支持枠の上部に、フレキシブルコンテナを開口状態に支持するように水平方向に付勢された支持腕を設けたことにより、支持腕によりフレキシブルコンテナを開口状態に簡単に支持することができ、フレキシブルコンテナの着脱が容易に行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して具体的に説明する。
図1において、符号1はいも類収穫機であり、このいも類収穫機1は、機体2に左右対をなしスピン(超信地)旋回を可能にしたクローラ3を装備している。機体2の前後ほぼ中央部にエンジン4を搭載し、その近傍に、エンジン4により駆動される図示しない油圧装置を装備している。機体2の幅方向に対し前方下部から機体中央上部を通って機体後部にかけて、圃場のいもを掘取り、後方に向け搬送を行う,先端側が下降するように傾斜した収穫・搬送コンベア装置5を設けている。エンジン4の反対側には、操縦部6を設けている。
【0015】
上記収穫・搬送コンベア装置5は、左右一対の側枠(フレーム)7に支持され、先端に掘取り刃8を設け、この掘取り刃8に連続するようにして、無端リンクロッドからなり、所定間隔にスラットを有する傾斜搬送部9を設けている。また、収穫・搬送コンベア装置5は、その中間部の回転軸(回動支点)を中心に先端側が上下方向に回動可能であり、機体2と側枠7間に設けた図示しない油圧シリンダの伸縮作動により回動制御される。この収穫・搬送コンベア装置5の後方に位置して、操縦部6を操作して機体操縦及び駆動部の操作を行う座席(図示せず)、また、収穫・搬送コンベア装置5に連続して設けたほぼ水平の選別(調製)コンベア10において選別作業を行う作業者が乗るための作業者用座席11を設けている。
【0016】
上記エンジン4から動力を受けて変速するトランスミッション(図示せず)においては、無段変速する油圧無段変速装置(HST)を具備しており、変速ギヤと組み合わせて無段と有段とに変速出力するようにし、サイドクラッチ、デファレンシャル装置を介して動力伝達機構を接,断してクローラ3を無段と有段とに変速走行させ、またスピン(超信地)旋回を可能にしている。また、トランスミッションから、変速された動力が収穫・搬送コンベア装置5に伝達され、そのコンベアの移動速度が無段と有段とに変速調節可能であり、この変速とクローラ3の無段または有段走行と組合せることにより、掘取り作業速度が自在に設定可能となっている。
【0017】
収穫・搬送コンベア装置5の左右の側枠7から前方に向け突出したブラケット12には、収穫対象畝の長さ方向に沿って機体の移動と共に追従する畝追従装置13を設けている。この畝追従装置13は、収穫対象畝の傾斜両肩部に転接する一対のホィール14を対向させて設け、この両ホィール14を収穫・搬送コンベア装置5に対し上下調節機構15により上下調節可能、かつスライド機構により左右移動調節可能に支持している。また、一対のホィール14は、キャンバー角を有しており、収穫対象畝の傾斜両肩部に接して回転し、機体を収穫対象畝に追従して操向,移動させるようにしている。
【0018】
上記収穫・搬送コンベア装置5の両側部には、それぞれコンテナ載置台16が設けられている。このコンテナ載置台16は、それぞれ複数個のコンテナを載置するものである。上記選別コンベア10の下方には何も設けられておらず、選別コンベア10から土や夾雑物等が圃場に直接落下するようになっている。選別コンベア10の後方にはバケットコンベアからなる搬送コンベア17が設けられ、選別コンベア10から排出される選別された収穫物を上昇して後方に向け排出するようにしている。
【0019】
搬送コンベア17の下方の機体2の後端部には大型のフレキシブルコンテナ18を搭載するコンテナ台車19を連結ヒッチを介して着脱可能に連結(直装)している。このフレキシブルコンテナ18は、コンテナ台車19の周囲に設けられた複数のコンテナ支持枠20により開口された状態に支持され、このフレキシブルコンテナ18の開口部の上方に上記搬送コンベア17の搬送終端部を臨ませている。また、コンテナ台車19は左右一対のキャスタからなる走行車輪21を装備し、フレキシブルコンテナ18内に収穫物がほぼ所定量収容されてコンテナ台車19から降ろすとき、後方に向け傾動可能となっている。
【0020】
上記支持枠20の左右のものには、図2及び図3に示すように、フレキシブルコンテナ18を下方から支持し、フレキシブルコンテナ18を支持した状態で上記搬送コンベア17から排出・投入される収穫物の荷重により下方に向け回動可能な左右一対(複数組)のダンパー22を、枢支部22aにより左右の高さを変えて枢支している。
【0021】
支持枠20のダンパー22を支持する下方部分に、フレキシブルコンテナ18の重量によりダンパー22が枢支部22aを中心に下方に回動したときに入り込む逃がし部23を形成しており、上記ダンパー22を支持する弾性アーム22bが、ダンパー22が逃がし部23に入り込んだときに死点越えしてその状態に保持するようになっている。
【0022】
上記ダンパー22のフレキシブルコンテナ18の底部を支持する部分には、コ字型をした支持部材24が設けられ、この支持部材24の上面に中空状の弾性体25が取付けられている。そして、弾性体25のほぼ中央部に、支持部材24のコ字型部により凹部25aが形成され、上記フレキシブルコンテナ18の底部を安定よく支持するようにしている。また、支持枠24の上部位置には、フレキシブルコンテナ18を開口状態に支持するための、水平方向に付勢された開口支持腕26が設けられている。なお、上記ダンパー22の支持部材24及び弾性体25は、図2に示す形状の大きなもの、図3に示す形状の小さいものの何れにしてもよいものである。
【0023】
上記収穫・搬送コンベア装置5及び畝追従装置13の前側に位置して、蔓、茎葉部が除去されて圃場畝上に残っている藷梗を挟み込んで上方に引き上げながら引き抜くための藷梗処理装置27が設けられている。この藷梗処理装置27は、畝追従装置14のフレームから延長した支持フレームにより前傾状に、かつ上下動可能に支持され、相互に内側に回転する一対の無端チェンからなるものである。この藷梗処理装置27の前側には左右一対の畝押えローラ28が設けられている。
【0024】
次に、上記のように構成された実施例のいも類収穫機1の作動について説明する。いも類収穫機1は、例えば、甘藷、馬鈴薯等の根菜類を圃場から収穫するとき、畝追従装置13のホィール14を、収穫対象畝の傾斜両肩部に転接させ、収穫・搬送コンベア装置5の掘取り刃8を油圧シリンダによって上下動調節して掘取り深さを調節し、機体の前進により収穫物を掘取り刃8により掘り起こし、これを傾斜搬送部9により土と共に搬送しながら機体斜め上方に揚上する。この搬送の間にリンクロッド間から土が落下する。
【0025】
収穫・搬送コンベア装置5の前側では、蔓、茎葉部が除去されて圃場畝上に残っている藷梗が、畝押えローラ28により収穫畝が押圧された状態で藷梗処理装置27により噛み込んで引き上げられて引き抜かれる。従って、土中のいもはバラバラになり、収穫・搬送コンベア装置5によって掘り取られて搬送されるいもは、バラバラの状態でコンベア上を搬送することになり、収穫・搬送コンベア装置5における選別性能が向上する。
【0026】
収穫・搬送コンベア装置5により搬送された収穫物は選別コンベア10にもたらされ、ここで収穫物の内のいも以外のものが、作業者用座席11に座った作業者により手選別され、選別コンベア10上に残ったいもは搬送コンベア17に向け排出され、搬送コンベア17により上昇・搬送されて、その搬送終端からコンテナ台車19に搭載されたフレキシブルコンテナ18内に投入される。フレキシブルコンテナ18内に収穫物がほぼ所定量収容されたときは、収穫作業を一時中断してフレキシブルコンテナ18をコンテナ台車19から降ろし、新しいフレキシブルコンテナ18をセットして収穫作業を再開する。
【0027】
ここで、搬送コンベア17から排出される収穫物は、左右一対のキャスタからなる走行車輪21を有するコンテナ台車19上に、支持枠20、左右のダンパー22,22、開口支持腕26によって開口状態で支持されているフレキシブルコンテナ18内に投入される。そして、フレキシブルコンテナ18内に収容された収穫物の量が徐々に多くなると、それに連れてダンパー22が回動してフレキシブルコンテナが下降し、収穫物を傷つけることなく収容する。フレキシブルコンテナ18内に収容された収穫物の量が所定量に達したとき、ダンパー22は逃がし部23に入り込んだ状態で弾性アーム22bが死点越えしてその状態に保持され、フレキシブルコンテナ18をコンテナ台車19及び支持枠20から降ろすときにダンパー22が邪魔になることがない。
【0028】
また、ダンパー22のフレキシブルコンテナ18の底部を支持する部分に、コ字型をした支持部材24の上面に中空状の弾性体25を取付けているので、フレキシブルコンテナ18の底部は弾性体25に支持されて、フレキシブルコンテナ18自体を損傷することがなく、フレキシブルコンテナ18内に収容される収穫物を傷つけることもない。さらに、弾性体25のほぼ中央部に、コ字型の支持部材24により形成された凹部により、フレキシブルコンテナ18の底部を安定よく支持され、収穫物がフレキシブルコンテナ18内に安定よく収容される。また、フレキシブルコンテナ18は水平方向に付勢されている支持腕26により開口状態に支持され、フレキシブルコンテナ18の着脱が容易に行われる。
【0029】
機体2は、クローラ3が無段と有段とに変速されて走行し、また、スピン旋回(超信地旋回)を可能にしていることにより、枕地等で安定よくスピン旋回して1回の旋回で次の収穫畝に移動することができ、しかも左右何れの方向にもバランスよく旋回することができる。従って、クローラ3によって圃場の土を大きくかき寄せることがない。
【0030】
また、収穫・搬送コンベア装置5の前方には収穫対象畝の長さ方向に沿って機体の移動と共に追従する畝追従装置13を設け、その収穫対象畝の傾斜両肩部に転接する一対のホィール14を対向させて設けて収穫・搬送コンベア装置5に対し上下調節、かつ左右調節可能に支持しているので、両ホィール14は収穫対象畝に対し正確に追従して機体を自動操向し、収穫・搬送コンベア装置5による自動掘取り・搬送が行われる。従って、作業者は収穫対象畝の畝端における機体操向操作以外は、ほとんどの時間を選別作業に当てることができる。また、圃場端で枕地旋回を行うときは、収穫・搬送コンベア装置5を油圧シリンダにより回転軸(回動支点)を中心に回動させて前側を上昇させ、クローラ3のスピン旋回とともに小さい旋回半径で旋回できる。
【0031】
本発明の収穫物収納装置は、図4に示すように、人参収穫機29の後部に牽引ヒッチ30を介して装着し、フレキシブルコンテナ18の開口部に搬送コンベア17aの嵌挿終端部を臨ませて使用してもよく、また、人参収穫機29のほか、例えば大根収穫機など、農産物収穫機に広く適用できるものである。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の収穫物収納装置によれば、以下の効果を奏する。一つには、フレキシブルコンテナを開口状態に支持する支持枠に、該フレキシブルコンテナを下方から支持し、該フレキシブルコンテナを支持した状態で収穫物の荷重により下方に向け回動可能な複数組のダンパーを設けたので、フレキシブルコンテナは下方から複数組のダンパーにより支持され、フレキシブルコンテナ内に収容される収穫物によりダンパーが徐々に下降して収穫物を傷つけることなく収容することができる。
【0033】
また、フレキシブルコンテナ支持枠のダンパーを支持する下方部分に、該ダンパーが下方に回動したときに入り込む逃がし部を形成し、上記ダンパーを支持する弾性アームが、該ダンパーが逃がし部に入り込んだときに死点越えしてその状態に保持する構成としたので、フレキシブルコンテナ内に収容された収穫物の量が所定量に達したとき、ダンパーは逃がし部に入り込んだ状態で弾性アームが死点越えしてその状態に保持され、フレキシブルコンテナを支持枠から降ろすときにダンパーが邪魔になることがない。
【0034】
また、ダンパーのフレキシブルコンテナを支持する部分に、コ字型をした支持部材の上面に中空状の弾性体を取付けたので、フレキシブルコンテナの底部は中空状の弾性体に支持されて、フレキシブルコンテナ自体を損傷することがないばかりでなく、フレキシブルコンテナ内に収容される収穫物を傷つけることもなくなる。
【0035】
また、中空状の弾性体のほぼ中央部に、コ字型の支持部材により形成され、フレキシブルコンテナの底部を安定よく支持する凹部を設けたので、フレキシブルコンテナは中空状の弾性体の凹部により安定よく支持され、フレキシブルコンテナ内に安定よく収穫物を収容することができる。
【0036】
また、支持枠の上部に、フレキシブルコンテナを開口状態に支持するように水平方向に付勢された支持腕を設けたので、支持腕によりフレキシブルコンテナを開口状態に簡単に支持することができ、フレキシブルコンテナの着脱を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収穫物収納装置をいも類収穫機に適用した全体の側面図である。
【図2】本発明による収穫物収納装置の背面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】本発明の収穫物収納装置を人参類収穫機に適用した全体の側面図である。
【符号の説明】
1 いも類収穫機
2 機体
3 クローラ
4 エンジン
5 収穫・搬送コンベア装置
6 操縦部
7 側枠(フレーム)
8 掘取り刃
9 傾斜搬送部
10 選別(調製)コンベア
11 作業者用座席
12 ブラケット
13 畝追従装置
14 ホィール
15 上下調節機構
16 コンテナ載置台
17,17a 搬送コンベア
18 フレキシブルコンテナ
19 コンテナ台車
20 支持枠
21 走行車輪
22 ダンパー 22a 枢支部22a 22b 弾性アーム
23 逃がし部
24 支持部材
25 中空状の弾性体 25a 凹部
26 開口支持腕
27 藷梗処理装置
28 畝押えローラ
29 人参収穫機
30 牽引ヒッチ

Claims (4)

  1. 自走機体に、機体下部前方から機体上部を通って機体後部にかけて、圃場の農産物を収穫して搬送を行う収穫・搬送コンベア装置を設け、この収穫・搬送コンベア装置に連続して調製コンベアを設けると共に、該調製コンベアの後方に収穫物を収納するフレキシブルコンテナを搭載する収穫物収納装置において、
    上記フレキシブルコンテナを開口状態に支持する支持枠に、該フレキシブルコンテナを下方から支持し、該フレキシブルコンテナを支持した状態で収穫物の荷重により下方に向け回動可能な複数組のダンパーを設け
    上記支持枠の上記ダンパーを支持する部分に、該ダンパーが下方に回動したときに入り込む逃がし部を形成し、上記ダンパーを支持する弾性アームが、該ダンパーが逃がし部に入り込んだときに死点越えしてその状態に保持する構成としたことを特徴とする収穫物収納装置。
  2. 自走機体に、機体下部前方から機体上部を通って機体後部にかけて、圃場の農産物を収穫して搬送を行う収穫・搬送コンベア装置を設け、この収穫・搬送コンベア装置に連続して調製コンベアを設けると共に、該調製コンベアの後方に収穫物を収納するフレキシブルコンテナを搭載する収穫物収納装置において、
    上記フレキシブルコンテナを開口状態に支持する支持枠に、該フレキシブルコンテナを下方から支持し、該フレキシブルコンテナを支持した状態で収穫物の荷重により下方に向け回動可能な複数組のダンパーを設け、
    上記ダンパーのフレキシブルコンテナを支持する部分に、コ字型をした支持部材の上面に中空状の弾性体を取付けたことを特徴とする収穫物収納装置。
  3. 上記中空状の弾性体のほぼ中央部に、コ字型の支持部材により形成され、上記フレキシブルコンテナの底部を安定よく支持する凹部を設けたことを特徴とする請求項記載の収穫物収納装置。
  4. 上記支持枠の上部に、フレキシブルコンテナを開口状態に支持するように水平方向に付勢された支持腕を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の収穫物収納装置。
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