JP4383632B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4383632B2 JP4383632B2 JP2000158751A JP2000158751A JP4383632B2 JP 4383632 B2 JP4383632 B2 JP 4383632B2 JP 2000158751 A JP2000158751 A JP 2000158751A JP 2000158751 A JP2000158751 A JP 2000158751A JP 4383632 B2 JP4383632 B2 JP 4383632B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- image forming
- recording material
- bias
- adsorption
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複写機、プリンタあるいはファクシミリ装置などとされる電子写真方式あるいは静電記録方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の画像形成部を備え、各画像形成部でそれぞれ色の異なったトナー像を形成し、そのトナー像を同一記録材上に順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成する画像形成装置が種々提案されている。このような状況の中で、無端状の記録材担持体すなわち転写ベルトを用いた多色電子写真方式のカラー複写機が高速記録に用いられている。
【0003】
このようなカラー複写機では、従来から、カラー画像形成モードと黒単色画像形成モードの2モードを設定することが多い。
【0004】
カラー画像形成モードでは、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の画像形成部の画像を記録材上で重ねている。これに対して、黒単色画像形成モードはブラックの画像形成部のみにて画像形成し、他色の画像形成部は画像形成をおこなわない。
【0005】
このように黒単色画像形成モードを設定することによってスループットを向上させたり、他色の画像形成部の耐久性を保持している。
【0006】
また、上記構成の転写ベルトを用いたカラー複写機では、転写ベルトによる記録材の担持搬送を確実におこなうため吸着帯電部にて吸着帯電器により記録材を転写ベルトに吸着させている。
【0007】
吸着帯電器としては、コロナ放電をおこなう非接触帯電器、あるいは、ブレード、ローラ、ブラシのような帯電部材を用いた接触帯電器を用いる。帯電極性は、転写帯電器と同極性または逆極性のバイアスである。例えば、特開平5−333712号公報には、高圧電源のコストや転写ベルトの帯電電位を抑えて画像欠陥がでないように、吸着帯電の帯電特性を転写帯電と逆極性にする方法が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、吸着帯電極性を転写帯電特性と逆にする画像形成装置では、空―画像形成モード時の上記メリットはあるものの、黒単色画像形成モードでは、低湿環境下で記録材が転写ベルトから分離する時に、剥離放電による画像劣化が生じることがある。これは、転写ベルトおよび記録材のチャージアップ量が少なく、吸着電荷と転写電荷つまりマイナス電荷とプラス電荷とが混在しているために生じる異常放電に起因する。
【0009】
従って、本発明の目的は、カラー画像形成モードおよび黒単色画像形成モードにおいて、低湿環境下における剥離放電による画像劣化の発生を低コストで防止できる画像形成装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、可視像が形成される複数の像担持体と、前記複数の像担持体に記録材を搬送するベルト状の記録材担持体と、前記記録材担持体に記録材を静電吸着する吸着帯電部と、前記複数の像担持体上に形成された可視像を記録材に転写するための転写バイアスが印加される複数の転写帯電部と、前記複数の転写帯電部にて転写した後に前記記録材を除電する分離帯電器と、前記吸着帯電部にバイアスを供給する吸着用電源と、前記複数の転写帯電部にバイアスを供給する転写用電源と、を有し、
前記複数の転写帯電部によって前記記録材上に複数色の可視像を形成するカラー画像形成モードと、前記複数の転写帯電部のうち1つの転写帯電部のみによって前記記録材上に単色の可視像を形成する黒単色画像形成モードと、を実行可能な画像形成装置において、
前記カラー画像形成モードは、前記吸着帯電部に印加されるバイアスが前記転写バイアスに対して逆極性であり、
前記黒単色画像形成モードは、前記吸着帯電部に印加されるバイアスが前記転写バイアスに対して同極性になるように、前記カラー画像形成モードと前記黒単色画像形成モードの前記吸着帯電部に印加されるバイアスの極性を異ならせることを特徴とする画像形成装置である。
【0011】
本発明による一実施態様によれば、前記吸着用電源は、前記転写バイアスと逆極性のバイアスのみが印加可能な電源であり、
前記吸着帯電部に印加されるバイアスは、前記カラー画像形成モードでは前記吸着用高圧電源から供給され、前記黒単色画像形成モードでは前記転写用電源から供給される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0014】
実施例1
本発明の第1実施例について図1により説明する。
【0015】
本実施例のカラー画像形成装置は、図1に示すように、装置内に、第1、第2、第3、第4の画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdが並設され、各々異なった色の画像が潜像、現像、転写のプロセスを経て形成される。
【0016】
画像形成部Pa〜Pdは、それぞれ専用の像担持体、本実施例では電子写真感光ドラム(以下、単に「感光ドラム」という)3a、3b、3c、3dを具備し、各感光ドラム3a〜3d上に各色のトナー像すなわち可視像が形成される。各感光ドラム3a〜3dに隣接して記録材担持体(以下、「転写ベルト」という)130が設置されており、感光ドラム3a〜3d上に形成された各色のトナー像が、転写ベルト130上に担持し搬送される記録材P上に転写される。更に各色のトナー像が転写された記録材Pは、定着装置(定着部)9で加熱および加圧によりトナー像が定着された後、記録画像として装置外に排出される。
【0017】
更に詳しく説明すると、感光ドラム3a〜3dの周囲には、それぞれ露光ランプ111a、111b、111c、111d、ドラム帯電器2a、2b、2c、2d、電位センサ113a、113b、113c、113d、現像器1a、1b、1c、1d、転写帯電手段である転写帯電器24a、24b、24c、24d、除電針7a、7b、7c、7d、およびクリーナ4a、4b、4c、4dが設けられ、装置の上方部には更に図示しない光源装置およびポリゴンミラー117が設置されている。
【0018】
光源装置から発せられたレーザー光をポリゴンミラー117を回転して走査し、その走査光の光束を反射ミラーによって偏向し、fθレンズにより感光ドラム3a〜3dの母線上に集光して露光することにより、感光ドラム3a〜3d上に画像信号に応じた潜像が形成される。
【0019】
現像器1a〜1dには、現像剤としてそれぞれシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックのトナーが、図示しない供給装置により所定量充填されている。現像器1a〜1dは、それぞれ感光ドラム3a〜3d上の潜像を現像して、シアントナー像、マゼンタトナー像、イエロートナー像、ブラックトナー像として可視化する。
【0020】
記録材Pは記録材カセット10に収容され、そこから複数の搬送ローラ11およびレジストローラ12を経て転写ベルト130上に供給され、転写ベルト130による搬送で感光ドラム3a〜3dと対向した転写帯電部(以下、「転写部」という)T1、T2、T3、T4に順次送られる。
【0021】
転写ベルト130は駆動ローラ13と従動ローラ14、15により回転駆動され、所定の位置にあることが確認されると、記録材Pがレジストローラ12から転写ベルト130に送り出され、吸着帯電手段である吸着帯電器6の作用によって吸着帯電部(以下、「吸着部」という)Qにて、転写ベルト130に吸着担持されて、第1画像形成部Paの転写部へ向けて搬送される。これと同時に画像書き出し信号がオンとされ、それを基準としてあるタイミングで第1画像形成部Paの感光ドラム3aに対し画像形成を行う。
【0022】
そして、感光ドラム3aの下側の転写部T1で転写帯電器24aがトナーの帯電極性と反対極性の電界または電荷を付与することにより、感光ドラム3a上に形成された第1色目のトナー像が記録材P上に転写される。また、この転写によっても、記録材Pは転写ベルト130上に静電吸着力でしっかりと保持され、第2画像形成部Pb以降に搬送される。
【0023】
第2〜第4画像形成部Pb〜Pdでの画像形成、転写も第1画像形成部Paと同様に行われる。
【0024】
次いで4色のトナー像を転写された記録材Pは、転写ベルト130の搬送方向下流の分離部で分離帯電器32により除電され、静電吸着力が減衰されることによって、転写ベルト130の末端から離脱する。
【0025】
転写ベルト130から離脱した記録材Pは、分離ガイド64をへて搬送部62により定着装置9へ搬送される。分離ガイド64は記録材Pの先端挙動を安定させる働きを行う。
【0026】
転写が終了した感光ドラム3a〜3dは、それぞれのクリーナ4a〜4dにより転写残トナーをクリーニング、除去され、引き続きつぎの潜像の形成以下に備えられる。
【0027】
転写ベルト130上に残留したトナーおよびその他の異物は、転写ベルト130の表面にクリーニングウエブ(不織布)19を当接して拭い取るようにしている。クリーニングウエブ19は繰り出しローラ18から繰り出されて巻き込みローラ17に巻き込まれる間において押圧ローラ22とこの押圧ローラ22のバックアップローラ21とにより転写ベルト130に当接される。
【0028】
定着装置9は、定着ローラ51および加圧ローラ52と、両ローラ51、52をクリーニングする耐熱性クリーニング部材54、55と、両ローラ51、52内にそれぞれ設置されたヒータ56、57と、定着ローラ51にジメチルシリコーンオイルなどの離型剤オイルを塗布する塗布ローラ50と、そのオイル溜め53と、加圧ローラ52の表面の温度を検知し定着温度を制御するサーミスタ58とから構成される。
【0029】
4色のトナー像を転写された記録材Pは、定着装置9においてトナー像の混色および記録材Pへの固定が行われ、フルカラーのコピー画像が形成され、排紙トレイ63に排紙される。
【0030】
両面コピーの場合には、切り替えガイド70が動作し、片面コピーの終了した記録材Pは搬送縦パス71に導かれ、その後、反転パス72を経て反転ローラ73により反転し、中間トレイ65に収納される。次いで、必要枚数積載後、給紙ローラ11によってレジストローラ12に搬送され、片面コピー時と同様の工程を経て両面コピーが行われ、排紙トレイ63に排紙される。
【0031】
本実施例における吸着帯電器6は、芯金に導電性ゴムをコートした下ローラ6aと、下ローラ6aに接続された両極性のバイアスを印加可能な高圧電源6cと、下ローラ6aの対向部材として接地された金属ローラである上ローラ6bとからなる。この吸着帯電器6により、記録材が転写ベルト130上に供給されると、高圧電源6cがバイアスを出力し、記録材を上下ローラ6a、6bで挟圧し、転写ベルト130に静電吸着させる。
【0032】
転写ベルトの素材として、本実施例では、機械特性、電気的特性および難燃性などの点から、ポイミド樹脂を使用した。体積抵抗は導電性フィラーを添加し1013Ωcm、厚みは100μmでシームレスタイプを用いた。
【0033】
なお、転写ベルトの誘電体シート素材としては、下記のものがある。すなわち、PET、ポリアセタール、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリエーテルケトン、ポリスチレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリメチルペンテン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリフェニリンスルフィド、ポリウレタン、シリコン樹脂、ポリアミドイミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキシド、ポリエーテルスルホン、ポリサルフォン、芳香族ポリエステル、ポリエーテルイミド、芳香族ポリイミドなど、エンジニアリングプラスチックのフィルム形状シートが一般的に用いられている。
【0034】
転写帯電器24a〜24dには、コロナ放電をおこなう非接触帯電器、あるいはブレード、ローラ、ブラシのような転写帯電部材を用いた接触帯電器を用いる。非接触帯電では、オゾンが発生すること、空気を介して帯電するため大気の温湿度環境変動に弱く画像が安定的に形成されないなどの問題点がある。一方、接触帯電器は、オゾンレス、温湿度環境変動に強い、高画質などのメリットがある。
【0035】
本実施例の転写帯電器24a〜24dは、図2に示すように(添え字を省略する)、記録材搬送方向に対して直交する方向、すなわちスラスト方向に延在する導電性ブレード25、導電性ブレード25を支持し、導電性ブレード25を介して感光ドラム3に接離可能とするため記録材搬送方向に揺動する支持揺動部26からなる。
【0036】
導電性ブレード25は、不図示の給電部から電源へ接続され、上端は転写ベルト130を介して感光ドラム3と接触するように支持揺動部26により押圧されている。転写帯電器24のスラスト方向の長さは、通紙スラスト位置のばらつきも考慮して通常最大サイズの記録材をカバーできるように、最大サイズ記録材の幅より若干長めである。導電性ブレード25は、体積抵抗108Ωcm、自由長20mmとした。
【0037】
この転写帯電器24により、転写部に搬送された記録材Pの裏面側からトナーと逆極性(本実施例ではプラス)の帯電がなされることにより、感光ドラム3側のトナー像が記録材Pの表面に静電転写される。
【0038】
本実施例では、プロセス速度を100mm/secとし、転写電流は10μAの定電流制御とした。
【0039】
つぎに、黒単色画像形成モード時について説明すると、イエロー、マゼンタ、シアンの画像形成部Pa、Pb、Pcは1次帯電、露光、現像は動作せず、転写帯電器24a、24b、24cは転写ベルト130を介して感光ドラム3a、3b、3cに接触させ、0μAの定電流制御をおこなっている。
【0040】
上記のような吸着帯電器6、転写帯電器24a〜24dを用いて、低湿環境下(23℃、5%rh)でカラー画像形成モードおよび黒単色画像形成モードでの画像形成をおこなった。吸着電流は、−5μA、−2.5μA、0μA、2.5μA、5μAと条件を設定した。このときの異常放電による画像劣化の結果を下記の表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】
なお、表1にて、○は画像劣化なし、△は画像劣化少しあり、×は画像劣化あり、とした。
【0043】
以上のように、吸着電流つまり吸着バイアスをカラー画像形成時はマイナス、黒単色画像形成時はプラスとすることで、画像劣化を防止することができる。
【0044】
これはカラー画像形成モード時の記録材と転写ベルトが吸着帯電と4色の転写帯電による電荷を保持しているのに対し、黒単色画像形成モード時は吸着帯電と黒1色の転写帯電による電荷分のみ保持していることによると考えられる。
【0045】
つまり、前述のごとく、黒単色画像形成モード時は、転写ベルトおよび記録材のチャージアップ量が少なく、吸着電荷と転写電荷すなわちマイナス電荷とプラス電荷が混在しており、記録材と転写ベルトの分離時に異常放電が発生する。そこで、本実施例では、Y、M、Cの転写電荷の代わりに転写電荷と同極の吸着電荷を与えることでカラー画像形成モードと同じような帯電状態とすることによって、上記の異常放電を抑えるものである。
【0046】
上記のように本構成によれば、カラー画像形成モードおよび黒単色画像形成モードにおいて、低湿環境下における剥離放電による画像劣化の発生を低コストで防止でき、適正な転写をおこなうことが可能となった。
【0047】
なお、本実施例で吸着バイアスを転写ベルトの内側から印加したが、外側から逆極性にして印加してもよいし、吸着方式は帯電ローラに限らない。
【0048】
実施例2
つぎに、本発明の第2実施例について説明する。
【0049】
第1実施例では吸着電流の電源に両極性の高圧電源を使用したが、本実施例では、片極性の高圧電源を使用する。
【0050】
カラー画像形成モード時は、吸着電流はマイナス、Y、M、C、Kの転写電流はプラスとしたままで、黒単色画像形成モード時はYの転写用高圧電源(不図示)からプラスを吸着部Qに流し、Yの転写電流は吸着用高圧電源6cまたはM、Cの転写用高圧電源(不図示)により0μAに定電流制御する。
【0051】
このように、吸着用高圧電源と転写用高圧電源を切り替えることで、よりコストメリットが得られる。
【0052】
なお、帯電体としての像担持体は電子写真感光体に限らず、静電記録における誘電体であってもよい。
【0053】
また、転写ベルトは、転写ドラムの構成であってもよい。
【0054】
感光ドラム3上の静電潜像の現像手段としては、一般的に、非磁性トナーについては、ブレードなどでスリーブ上にコーティングし、磁性トナーは磁気力によってコーティングして搬送し、像担持体に対して非接触状態で現像する1成分非接触現像方法と、像担持体に対して接触状態で現像する1成分接触方法と、トナー粒子に対して磁性のキャリアを混合したものを現像剤として用いて磁気力によって搬送し、像担持体に対して接触状態で現像する2成分接触現像方法と、上記2成分現像剤を非接触状態にして現像する2成分非接触現像方法の4種類に大別される。本発明において、現像手段はそれらのいずれであってもよい。なお、画像の高画質化や高安定性の面から、2成分接触現像方式が多く用いられている。
【0055】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、低湿環境下における剥離放電による画像劣化の発生を低コストで防止でき、安定して画像形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像形成装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】転写ブレードの一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
3a、3b、3c、3d 感光ドラム(像担持体)
6 吸着ローラ(吸着手段)
24a、24b、24c、24d 転写ブレード(転写帯電手段)
Q 吸着部(吸着帯電部)
T1、T2、T3、T4 転写部(転写帯電部)
Claims (2)
- 可視像が形成される複数の像担持体と、前記複数の像担持体に記録材を搬送するベルト状の記録材担持体と、前記記録材担持体に記録材を静電吸着する吸着帯電部と、前記複数の像担持体上に形成された可視像を記録材に転写するための転写バイアスが印加される複数の転写帯電部と、前記複数の転写帯電部にて転写した後に前記記録材を除電する分離帯電器と、前記吸着帯電部にバイアスを供給する吸着用電源と、前記複数の転写帯電部にバイアスを供給する転写用電源と、を有し、
前記複数の転写帯電部によって前記記録材上に複数色の可視像を形成するカラー画像形成モードと、前記複数の転写帯電部のうち1つの転写帯電部のみによって前記記録材上に単色の可視像を形成する黒単色画像形成モードと、を実行可能な画像形成装置において、
前記カラー画像形成モードは、前記吸着帯電部に印加されるバイアスが前記転写バイアスに対して逆極性であり、
前記黒単色画像形成モードは、前記吸着帯電部に印加されるバイアスが前記転写バイアスに対して同極性になるように、前記カラー画像形成モードと前記黒単色画像形成モードの前記吸着帯電部に印加されるバイアスの極性を異ならせることを特徴とする画像形成装置。 - 前記吸着用電源は、前記転写バイアスと逆極性のバイアスのみが印加可能な電源であり、
前記吸着帯電部に印加されるバイアスは、前記カラー画像形成モードでは前記吸着用高圧電源から供給され、前記黒単色画像形成モードでは前記転写用電源から供給されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000158751A JP4383632B2 (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000158751A JP4383632B2 (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001337544A JP2001337544A (ja) | 2001-12-07 |
JP2001337544A5 JP2001337544A5 (ja) | 2007-02-08 |
JP4383632B2 true JP4383632B2 (ja) | 2009-12-16 |
Family
ID=18663178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000158751A Expired - Fee Related JP4383632B2 (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4383632B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4603849B2 (ja) * | 2004-10-19 | 2010-12-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2000
- 2000-05-29 JP JP2000158751A patent/JP4383632B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001337544A (ja) | 2001-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20060044293A (ko) | 화상 형성 장치 | |
JP3833050B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4383632B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5476750B2 (ja) | 転写装置及び画像形成装置 | |
JP3652070B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2812532B2 (ja) | 感光体ベルトによるシート搬送装置 | |
JP3639695B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2812533B2 (ja) | 感光体ベルトによるシート搬送装置 | |
JPH11352806A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3472055B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000075762A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3877272B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11149220A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001331014A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000258965A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000214698A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3053974B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1195577A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3236141B2 (ja) | 両面画像形成装置 | |
JP2000330442A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001337539A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1138790A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1078709A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10340009A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1184908A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061215 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090623 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090915 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090924 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |