JP3236141B2 - 両面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置

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JP3236141B2
JP3236141B2 JP21424093A JP21424093A JP3236141B2 JP 3236141 B2 JP3236141 B2 JP 3236141B2 JP 21424093 A JP21424093 A JP 21424093A JP 21424093 A JP21424093 A JP 21424093A JP 3236141 B2 JP3236141 B2 JP 3236141B2
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image forming
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信彦 竹腰
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  • Color Electrophotography (AREA)
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレーザービー
ムプリンタの如き画像形成装置に関し、特に転写材の両
面に多色画像を形成可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【背景技術】従来フルカラー画像形成装置として像担持
体である感光体上のトナー像を、転写ドラムの転写材担
持体に担持された転写材へ転写コロナ帯電器によって転
写することが知られている。転写材担持体に担持された
転写材に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック色の
各トナー像が重畳転写された後転写材は、定着器へ搬送
される。定着器では4色のトナー像が溶融混色され転写
材へ定着される。
【0003】近年カラー化が進むにつれて上述したフル
カラー画像形成装置に転写材の両面に多色画像を形成し
たいという需要が多くなってきた。
【0004】しかしながら、転写材の両面に多色画像を
形成する場合、転写材の第1面上にトナー像を転写する
ときと第2面上にトナー像を転写するときとでは、転写
材の含水量、転写トナー量、定着オイル付着量等の違い
に起因して転写材の抵抗値が異なる。
【0005】このため従来の画像形成装置によって両面
の多色画像形成をする場合、飛び散り、転写抜け等の転
写不良が発生することがあり、これを防ぐためには、転
写材の抵抗値に合わせてコロナ帯電器からなる転写帯電
器の転写電界等の転写条件を異ならせて制御しなければ
ならず、転写条件の制御が面倒になる問題があった。
【0006】一方、転写材の両面に多色画像を形成する
ことを転写材の複数枚に対して連続的に行なおうとする
場合例えば転写材の1面目を転写、定着し、像担持体や
転写ドラムの清掃や除電を行なった後、転写材の2面目
を取り始める準備動作を行なってから転写、定着を行な
うとかなり時間がかかってしまう問題点があった。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、転写材のオイル付着量
等の違いによる転写材の抵抗値の変化にかかわらず良好
な転写を行なえる画像形成装置を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、転写材の2面目の転
写の制御を容易にできる画像形成装置を提供することで
ある。
【0009】本発明の他の目的は、転写材の両面に良好
な画像を形成できる画像形成装置を提供することであ
る。
【0010】本発明の他の目的は、転写材の両面の画像
形成スピードを向上させた画像形成装置を提供すること
である。
【0011】本発明の他の目的は、転写材の1面目と2
面目の転写条件を変えないで良好な画像を形成する画像
形成装置を提供することである。
【0012】本発明の異なる目的及び特徴とするところ
は添付図面を参照しつつ以下の詳細な説明を読むことに
より一層明らかになるだろう。
【0013】
【発明の構成】本発明は、トナー像を担持可能な像担持
体と、転写材を担持する誘電体の転写材担持体と、上記
像担持体上の上記トナー像を上記転写材担持体に担持さ
れた転写材に転写するために、上記転写材担持体の裏側
に接触可能である転写部材と、上記転写部材に接続し電
流を供給する電源と、該電源の供給電流量を制御する制
御手段と、転写材に転写されたトナー像を定着する定着
手段と、を有する画像形成装置において、上記装置は、
転写材の第1面に像転写を行ない定着を行った後、該
1面と逆側の第2面に像転写が行なえるよう構成され、
上記制御手段は、上記第1面及び上記第2面の像転写
中、上記供給電流量を所定量にする定電流制御を行う
とを特徴とする。
【0014】また、本発明は、トナー像を担持可能な像
担持体と、転写材を転写位置へ担持搬送する転写材担持
体と、を有し、この上記像担持体上の上記トナー像が上
記転写材担持体に担持された転写材に上記転写位置で転
写される画像形成装置において、上記装置は転写材の第
1面に像転写を行なった後転写材の、上記第1面と逆側
の第2面に像転写を行なうことができ、上記転写材担持
体は、その異なる位置に上記第2面に像転写を行なう第
1転写材と、上記第2面に像転写を行なう第2転写材と
を同時に担持可能であることを特徴とする。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0016】例えば、図4は転写材Pの両面に多色画像
が形成可能な画像形成装置の主要部の機器構成を示した
ものである。図において、符号3は所定方向に回転する
像担持体である感光ドラムで、感光ドラム3の回りには
一次帯電器2、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラック
現像器1M、1Y、1C、1K、クリーニング器4が配
設されている。
【0017】転写材Pをグリップ6aで保持しつつ回
転、搬送する転写ドラム6が感光ドラム3と接するよう
に配設され、転写ドラム6の内部には、この転写材Pに
転写電界を付与することにより、感光ドラム3上のトナ
ー像を転写材P上に転写させる転写帯電部材21が配設
されている。転写ドラム6は、図5に示した通り1対の
リングを連結部材で連結した枠体61a、61bの外周
面の空域に転写材担持部材として誘電体からなる誘電体
シート6′を張設してなっており、転写材Pは誘電体シ
ート6′上に保持される。上記のグリップ6aは連結部
材6b上に設けられる。
【0018】転写ドラム6よりも転写材移動方向下流側
には分離爪7、搬送部8、定着器9が配設され、転写ド
ラム6の給紙側には給紙カセット10、給紙ローラ1
1、レジストローラ12及び第1、第2ガイド13、1
4が配設されている。又定着器9の排紙側には転写材P
を排紙トレイ16側、又は第3ガイド17、中間トレイ
18、給送ローラ19等からなる再搬送ライン側に搬送
させる反転ガイド15が設けられている。
【0019】定着器9は、熱源であるヒータを内蔵した
所定方向に回転する定着ローラ90と、定着ローラ90
に圧接して回転する加圧ローラ91と、定着ローラ9
0、加圧ローラ91に当接して、これらローラ90、9
1にオイル等の離型剤を塗布する、図中上下方向に進退
自在な第1、第2ローラ92、93等とから構成されて
いる。
【0020】先ず、この画像形成装置での転写材Pの片
面(第1面)のみに多色フルカラー画像を形成する場合
の作用について説明する。一次帯電器2により一様帯電
された感光ドラム3上に図示しないレーザスキャナユニ
ットからマゼンタ情報に基づく画像光Lが露光される
と、この感光ドラム3上にはマゼンタ情報に基づく静電
潜像が形成され、該静電潜像はマゼンタトナーを有する
マゼンタ現像器1Mにより現像して、マゼンタ色のトナ
ー像として顕像化される。このトナー像は、転写ドラム
6の誘電体シート6′上に保持された転写材Pに転写帯
電部材21で形成した転写電界を付与することにより、
転写材P上に転写される。
【0021】転写が終了した感光ドラム3はクリーニン
グ器4でクリーニングされた後、再び一次帯電器2によ
り一様帯電され、スキャナユニットから同様にイエロー
情報に基づく画像光Lが露光されて、感光ドラム3上に
イエロー情報に基づく静電潜像が形成される。この静電
潜像はイエロートナーを有するイエロー現像器1Yによ
り現像して、イエロー色のトナー像として顕像化され、
イエロー色のトナー像は転写帯電部材21により誘電体
シート6′上の転写材P上に、上記のマゼンタトナー像
の上から重ね合わせて転写される。
【0022】同様に、感光ドラム3上へのシアン情報、
ブラック情報に基づく静電潜像の形成、潜像のシアン現
像器1C、ブラック現像器1Kによる現像、得られたシ
アン色のトナー像、ブラック色のトナー像の転写材P上
への転写により、転写材Pの第1面に4色のトナー像を
重ね合わせて転写したカラー画像が得られる。
【0023】上記の転写材Pは給紙カセット10から供
給される。転写材Pは給紙カセット10内から給紙ロー
ラ11により一枚ずつ取り出された後、第1ガイド13
からレジストローラ12へ送られ、レジストローラ12
により感光ドラム3上のトナー像の形成とタイミングを
合わせて送り出され、第2給紙ガイド14を介して転写
ドラム6へ供給される。転写ドラム6に供給された転写
材Pは、転写ドラム6のグリッパ6aで位置決め、保持
した後、転写ドラム6の回転に伴い回転して感光ドラム
3と対向した画像転写部を通過され、そこを通過する間
に上記した感光ドラム3上のトナー像の転写が行なわれ
る。
【0024】このようにして4色のトナー像の転写が終
了した転写材Pは、分離爪7で転写ドラム6から分離し
た後、搬送部8を介して定着器9へ送られて定着され
る。定着器9に送られた転写材Pは、定着ローラ90と
加圧ローラ91とで挾持、搬送してその間を通過される
間に加熱、加圧されて、トナー像が溶解して混色しつつ
転写材P上に固定されて定着が終了し、フルカラーの永
久像とされる。この定着ローラ90には第1塗布ローラ
92が当接して離型剤としての定着オイルを塗布する。
トナー像の定着が終了した転写材Pは反転ガイド15を
介して排紙トレイ16上に積載される。
【0025】例えば、湿度60%RH環境下にて106
Ω・cm程度の転写材が、180℃に温度調節した定着
ローラ対を一度通過すると、107 〜108 Ω・cmと
高抵抗化してしまう。これは、転写材が高温下にさらさ
れ、含水量が低下したことが起因している。又、樹脂を
用いるトナー粒子や、ジメチル系等シリコンオイルを用
いた場合、定着オイルの付着量が多いと同様に転写材が
定着前よりも高抵抗化することが知られている。この様
に高抵抗化した転写材の2面目にも、1面目と同様な高
画質を転写するような転写電界を印加するにはインピー
ダンス増加分を常に考慮しなければならない。
【0026】図1に図4の画像形成装置の転写部付近を
拡大した断面図を示す。
【0027】図1に示すように本実施例では、転写ドラ
ム6内に転写帯電部材として導電性ローラ21を設けて
おり、この導電性ローラ21は、感光ドラム3と対向し
た転写部の転写ドラム6の内側で誘電体シート6′の裏
面に接触されている。この導電性ローラ21にはこれに
電圧を印加するバイアス電源30が接続され、導電性ロ
ーラ21は電源30からの電圧の印加により転写電界を
発生するようになっている。なお、図1において、符号
6bは転写ドラム6の図示しない一対のリングを連結し
た連結部材である。
【0028】上記の導電性ローラ21の体積抵抗率は、
108 Ω・cmより大きいと転写不良が発生するので、
108 Ω・cm以下が良く、好ましくは102 〜107
Ω・cmが良い。本実施例では、導電性ローラ21は直
径20mm、体積抵抗率105 Ω・cmのものを用い、
これを誘電体シート6′の裏面に圧力(転写圧)10g
/cm2 で接触させた。
【0029】導電性ローラ21の転写部への配置は、誘
電体シート6′上に保持された転写材が感光ドラム3に
接触を開始する位置と接触し終えた位置との間、又極力
近接した位置であり、導電性ローラ21はその弾性によ
り、誘電体シート6′の裏面に押圧するようにして接触
される。この導電性ローラ21は転写ドラム6の回転に
伴い回転移動する誘電体シート6′と同速度で従動させ
ても、周速差を持って回転駆動させても良い。
【0030】本実施例では、転写ドラム6の誘電体シー
ト6′上に保持された転写材の片面(第1面)に感光ド
ラム3上の各色のトナー像を転写し、次に表裏を反転し
て保持された転写材の他方の片面(第2面)に感光ドラ
ム3上の各色のトナー像を転写する際に、以上のような
導電性ローラ21を用い、これに電源30から電圧を印
加して転写電界を発生させることにより、転写を行なわ
せるものである。そしてその際、第1面及び第2面の転
写共、電源30が転写電流として定電流制御により同一
の一電流を流すようにするのである。
【0031】これによれば、コロナ帯電器からなる転写
帯電器とは違って、転写時に印加される電流は導電性ロ
ーラ21から誘電体シート6′を介して直接転写材に注
入するので、第1面の転写と第2面の転写との間で転写
材の抵抗値変化があっても、印加する電流を定電流制御
することにより同一の転写電流を流すことができる。従
ってトナー帯電量に大きく依存する必要な転写電流量を
両面とも同一の制御値によって確保し、転写することが
できる。
【0032】本実施例では図4の画像形成装置の転写材
搬送速度は180mm/sec、誘電体シート6′とし
て、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルムは厚さ150μ
m、体積抵抗値約1014Ω・cm、トナーは、約−25
μc/gの2成分樹脂トナー、転写材は106 Ωcmの
坪量80g/cm2の普通紙を用いた。
【0033】転写材のほぼ全面黒画像形成(ベタ画像)
を転写材の両面へ転写する場合について説明する。
【0034】転写材の1面目及び2面目共に電源が転写
帯電部材に対して一定電流で定電流制御を行なう場合1
面目の転写として適正な一定電流は20μAであった。
この時電源の出力電圧は約2kVであった。
【0035】2面目の像転写を行なう場合、転写材は定
着オイルの付着や定着器を通したことによる乾燥のため
転写材の抵抗値が上昇する。1面目と同じ20μAの定
電流が転写帯電部材に与えられて2面目の像転写を行な
う場合、電源の出力電圧は3kVに上昇したが適正な転
写が得られた。
【0036】一方、転写材の1面目及び2面目共にベタ
黒画像の転写を行なうとき電源が転写帯電部材に対して
2kVの定電圧を供給して定電圧制御を行なう場合につ
いて説明する。転写材の1面目では前記例と同様転写材
の抵抗を106 Ωcmとすると転写帯電部材に流れる転
写電流は20μAとなり適正な転写が得られた。転写材
の2面目に像転写を行なうとき転写材の抵抗が1面目よ
りも高抵抗化することにより転写電流は約13μAとな
った。このように転写材の抵抗が上昇するにつれて転写
電流が減少してしまう。このため2面目の転写では、ベ
タ部の不均一転写や転写効率の低下等が生じた。
【0037】以上の説明では転写材の両面に、ベタ画像
を転写を行なった場合であったが、文字画像(ハイライ
ト部)の転写を行なった場合についても同様に転写帯電
部材を定電流制御、すると転写材両面に適正な転写が行
なわれるが、転写帯電部材に定電圧制御すると転写材の
2面目の転写時トナー飛び散りによるライン画像の劣化
や、中間調再現時のがさつきが生じた。
【0038】上記説明では、転写材の両面転写時定電流
制御、定電圧制御を行なう場合共に黒単色画像を形成す
ることを述べたが、これらの転写特性傾向は、図4で説
明した画像形成装置の様に順次トナー像を重畳転写する
カラー画像形成装置ではより顕著になって表れてくる。
従って、転写材の2面目に像転写を行なう場合転写帯電
部材に対して定電流制御を行なうのが良い。
【0039】更に転写材の1面目においても転写材の抵
抗値は、温度や湿度の環境に応じて変化するものである
から転写材の1面目の像転写を行なう場合も転写帯電部
材に対して定電流制御を行なうのが望ましい。
【0040】図6には、本例で説明した画像記録装置の
転写電流を、定電流制御とし、その制御電流値を変化さ
せた場合の出力印加電圧値を示した。図示した様に、順
次印加電圧が増加し、例えば、20μAで1色目と4色
目では2倍以上となってしまう。この様に、本発明は、
カラー画像形成装置に適用することで、より効果的とな
る。
【0041】図2は、本発明の画像形成装置の他の実施
例における転写帯電部材が配設された転写ドラムを示す
断面図である。本実施例では、転写帯電部材として導電
性ブラシ22を設置したことが特徴である。導電性ブラ
シ22は同様に、感光ドラム3と対向した転写部の転写
ドラム6の内側で誘電体シート6′の裏面に接触され、
導電性ブラシ22にはこれに電圧を印加するバイアス電
源30が接続される。
【0042】導電性ブラシ22は、弾性及び導電性を有
する細繊維からなり、本実施例では、導電性ブラシ22
には、アクリル細繊維を硫化銅で染色して導電化処理し
た導電性繊維を用いた。導電性繊維としては他に、直径
8〜15μm程度のステンレススチール繊維、或いはア
クリル、ナイロン、ポリエステル、レーヨン等の樹脂繊
維に金属めっきをした繊維、樹脂中にカーボン、金属粉
等の導電性微粒子を混練したり、複合化して繊維にした
もの、更には樹脂繊維等を炭化して導電性を付与した炭
素繊維等が使用できる。導電性繊維の体積抵抗率として
は1010Ω・cm以下のものが使用可能であるが、好ま
しくは108 Ω・cm以下が好ましい。
【0043】導電性ブラシ22の転写部への配置は、誘
電体シート6′の導入側からその移動方向下流側に向け
てブラシ先端が伸びて、誘電体シート6′上に担持され
た転写材が感光ドラム3に接触を開始する位置と接触し
終えた位置との間、又極力近接した位置であり、導電性
ブラシ22はその弾性により、誘電体シート6′の裏面
に押圧するようにして接触される。
【0044】導電性ブラシ22の誘電体シート6′との
接触状態は、弾性シート状、ブレード状、ローラ状の接
触導電性部材による直線に近い接触と異なり、導電性を
有した細線各々の独立した接触であるため、接触領域の
長手方向における接触圧力の傾きや、誘電体シート6′
の表面粗さ、転写ドラム6の連結部6bの段差等に関係
なく追随し、個々の細繊維の接触状態を均一且つソフト
に維持できる。
【0045】従って図1に示した実施例の導電性ローラ
21のときよりも誘電体シート6′との接触状態を密に
することができ、異常放電による転写抜けをより確実に
防ぐことができ、一層広い転写ラチチュード(特に低湿
時)を確保することかできる。
【0046】本実施例でも、温度20℃、湿度60%の
環境下で、導電性ブラシ22により転写材の第1面及び
第2面共に20μAの転写電流を流して、第1面及び第
2面それぞれへの4色のトナー像の転写を行ない、両面
とも転写不良のない良好な両面フルカラー画像を得るこ
とができた。
【0047】図3は、本発明の画像形成装置の更に他の
実施例における転写帯電部材が配設された転写ドラムを
示す断面図である。本実施例では、転写帯電部材として
導電性ファーブラシ23を設置したことが特徴である。
導電性ファーブラシ23は同様に、感光ドラム3と対向
した転写部の転写ドラム6の内側で誘電体シート6′の
裏面に接触され、導電性ファーブラシ23にはこれに電
圧を印加するバイアス電源30が接続される。
【0048】本実施例では、導電性ファーブラシ23
は、金属丸棒に導電性接着剤と共に起毛した導電性繊維
布を巻き付けて接着し、繊維長を5mmに整えた外径1
8mmの円筒状ブラシである。
【0049】本実施例では、導電性ファーブラシ23の
導電性繊維布は、アクリル細繊維を硫化銅で染色して導
電化処理した導電性繊維の布を用いたが、導電性ブラシ
のときと同様、導電性繊維布の繊維としては、直径8〜
15μm程度のステンレススチール繊維、或いはアクリ
ル、ナイロン、ポリエステル、レーヨン等の樹脂繊維に
金属めっきをした繊維、樹脂中にカーボン、金属粉等の
導電性微粒子を混練したり、複合化して繊維にしたも
の、更には樹脂繊維等を炭化して導電性を付与した炭素
繊維が使用できる。同様に、導電性繊維の体積抵抗率と
しては1010Ω・cm以下のものが使用可能であるが、
好ましくは108 Ω・cm以下がよい。
【0050】導電性ファーブラシ23の転写部への配置
は、同様に、誘電体シート6′上に保持された転写材が
感光ドラム3に接触を開始する位置と接触し終えた位置
との間、又極力近接した位置であり、導電性ファーブラ
シ23はその弾性により、誘電体シート6′の裏面に押
圧するようにして接触される。この導電性ファーブラシ
23は転写ドラム6の回転に伴い回転移動する誘電体シ
ート6′と同速度で従動させても、周速差を持って回転
駆動させても良い。
【0051】本実施例において転写帯電部材として導電
性ファーブラシ23を使用することにより、先の実施例
のときと同様な効果が得られ、同様な条件での転写材の
第1面及び第2面それぞれへの4色のトナー像の転写に
より、両面とも転写不良のない良好な両面フルカラー画
像を得ることができた。またファーブラシ23の代わり
にブレード状やシート状の転写帯電部材を用いることが
できる。
【0052】また、本発明は前記説明した1つの感光体
ドラムを使用するカラー画像形成装置に必ずしも限定さ
れるわけではない。そして、特に本発明は高速のカラー
画像形成装置に効果的である。次に高速カラー複写機の
代表的な例として、各色トナー毎に感光ドラムを各々具
備した装置に適用した場合について説明する。
【0053】斯かるカラー電子写真記録装置の一例を図
7に基づいて簡単に説明すると、カラー電子写真記録装
置の装置本体内には第1、第2、第3及び第4が像形成
部Pa、Pb、Pc及びPdが併設され、各々異なった
色の画像が潜像、現像、転写のプロセスを経て形成され
る。
【0054】本体の構成を説明する。画像形成部Pa、
Pb、Pc及びPdは、それぞれ専用の像担持体、本例
では電子写真感光ドラム3a、3b、3c及び3dを具
備し、該画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdにて形成
された電子写真感光ドラム3a、3b、3c及び3d上
の画像が、各画像形成部に隣接して移動する記録材担持
体130上に担持し搬送される記録材P上に転写され
る。更に、定着部9にて加熱及び加圧し、定着された記
録画像が排出される構成である。
【0055】以下潜像形成部について説明する。感光ド
ラム3a、3b、3c及び3dの外周は、露光ランプ1
11a、111b、111c、111d、ドラム帯電器
2a、2b、2c、2d、図示しない光源装置、該光源
装置より発せられた光をスキャンする為のポリゴンミラ
ー117、電位センサー113a、113b、113
c、113dが設けられている。図示しない光源装置か
ら発せられたレーザー光をポリゴンミラー117を回転
させることによって走査し、反射ミラーによって光束を
変向した走査光を感光ドラム3a、3b、3c及び3d
の母親上に集光するfθレンズを介して画像信号に応じ
た潜像を形成する。
【0056】以下現像部について説明する。現像器1
a、1b、1c、1dには、各々シアン(以下Cと略
記)、マゼンタ(以下Mと略記)、イエロー(以下Yと
略記)、ブラック(以下Kと略記)の各色現像剤が図示
しない供給装置によって、所定量充填されている。該現
像剤を現像器1a、1b、1c、1dが、前記走査光に
よる潜像に応じて感光ドラム3a、3b、3c、3d上
に可視像を形成する。
【0057】以下転写部について説明する。記録材カセ
ット10中にあった記録材Pは、レジストローラ12を
経て記録材担持体130により各転写部へ送られる。
【0058】ここで、記録材担持体130は、ポリエチ
レンテレフタレート樹脂フィルムシート(PETシー
ト)や、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルムシートや、
ポリウレタン樹脂フィルムシートなどの誘電体樹脂性の
フィルムであり、その両端部を互いに重ね合わせて接合
し、エンドレス形状にしたものか、或いは、継ぎ目を有
しない(シームレス)ベルトが用いられている。継ぎ目
を有しないベルトの場合には均一な物性をもつベルトの
製造が難しいばかりでなく、周長の安定したベルト及び
製造時間など大量生産等にはコスト等の面で不向きであ
る。一方継ぎ目を有したベルトの場合には、継ぎ目位置
上で画像形成する場合、継ぎ目部分の凹凸及び抵抗値等
の物性の変化が避けられず、継ぎ目上で画像形成を行な
うと画像を乱すので、高画質を得る為には図示しない継
ぎ目位置を検知する手段を設け、継ぎ目上で画像形成を
行わない構成とするのが一般的である。そこでこの継ぎ
目を検知する手段としては不透明な記録材担持体130
の場合には反射型光学センサーを用い、記録材担持体1
30と異なる光反射特性の検知印を設け、透明の場合に
は透過型光学センサーを設けるか、或は形状を(例えば
切り欠け部や、突起部を設け)変位センサー等の機械セ
ンサーを用いることが多い。このためベルト周長を記録
材と紙間の整数倍にするのが良い。
【0059】さてこの記録材担持体130が、回転し所
定の位置であることが確認できると記録材Pは、レジス
トローラ12から記録材担持体130上へ搬送される。
このとき画像書き出し信号がONとなり、あるタイミン
グにより第1感光ドラム3a上に、画像形成を行う。そ
して、第1感光ドラム3a下で転写帯電部材24aが電
界または電荷付与することにより感光ドラム3a上の可
視像を転写される。このとき、記録材Pは記録材担持体
130上に静電吸着力で保持され、第2画像形成部Pb
以降に転写、搬送される。以下、上記と同様な方法によ
り第4画像形成部Pdによって画像形成が行われた記録
材Pは、分離帯電器32によって、除電され、静電吸着
力の減衰によって、記録材担持体130から離脱し、定
着部9へと搬送される。以下に定着部について説明す
る。定着部9は、定着ローラ51、加圧ローラ52とそ
の各々をクリーニングする耐熱性クリーニング部材5
4、55各々のローラを加熱するヒータ56、57、ジ
メチルシリコンなどの離型剤オイルを定着ローラに塗布
するオイル塗布ローラ51、そのオイルを供給するため
のオイル溜め53、定着温度制御用のサーミスタ58か
ら構成されている。以下にクリーニング部について説明
する。転写後、感光ドラム上に残留した現像剤は、感光
体クリーニング部4a、4b、4c、4dにより除去さ
れ、引き続き行われる次の潜像形成に備えられる。又、
記録剤担持体130上に残留した現像剤は、当接してい
る不織布34によって書き落とされる。他に手段として
は、ブレード又は、ファーブラシ及び、その併用等も用
いられる。
【0060】また、両面転写を行なう時には、1面目の
転写を終わった転写材が定着器9を通過後、排紙トレイ
63へは搬送せず、フラッパー等によって、転写紙Pを
反転する。そしていったん転写材Pを中間トレイ65へ
溜める様に構成している。
【0061】例えば、両面10枚連続記録する際には、
一度、1面目を定着終了した転写材6が、中間トレイ6
5へ溜められる。その後転写材Pはレジストローラ12
を経て、2面目を転写するために各画像形成部の転写位
置へ搬送された後定着器9で定着されるようになってい
る。
【0062】このカラー画像形成装置に於いて、高速記
録を実現する為には、転写材が順次連続して搬送される
際に転写電流の出力を入/切する時間が追いつかなくな
ったり、又は、高圧立ち上がり時間を早くする為に非常
に高価な高圧制御となってしまう。そこで、連続的に複
数枚の転写材Pを転写する時の転写電流は、記録中常に
出力状態を一定に保つ様に構成すると、安価に安定した
転写画像が得られる。更に、本発明は、両面高速機に適
用すると、より効果的となる。両面画像出力を行なう際
には、複数枚転写材を担持できる転写材担持体上に、1
面目と2面目を混載させるとより効率的である。例え
ば、複数の原稿が2m枚、O1,O3,O5,O2m-1,あ
り、これを複写用紙のm枚、C1,C2,・・・,Cm
複写出力する場合を考える。ここで、図7に示した高速
カラー複写機が、転写材担持体130上に同時に6枚、
担持できるとする。このとき、原稿O1,O3,O5,・
・・O2m-1分、先に転写用紙C1・・・Cmの1面目
1,P2,・・・Pmに画像形成し、次に原稿O2
4,O6,・・・O2mを、複写用紙C1・・・Cmの2面
目P1′,P2′,・・・Pm′に出力するときは、中間
トレイ65中に溜められた1面目に出力し終わった複写
用紙の下側から給紙することにより、Pmを記録する
為、給紙したCmの後にすぐP1′,P2′・・・を記録
する為に、複写用紙C1,C2,・・・と給紙することに
より効率よく記録出力することができる。或いは、はじ
めC1,C2,C3を給紙し、P1,P2,P3に当たる原稿
1,O3,O5を複写出力し、次に、中間トレイ65に
戻ってきた複写用紙C1を給紙し、P1′に当たるO2
複写し、次に、O7(P4)の複写のためC4を給紙、以
降交互にC2(P2′),C5(P5),C3(P3′),C
6(P6),・・・と記録することにより、通常、1面目
の連続記録とほぼ同じ速度で同じ原稿枚数を出力するこ
とができる。
【0063】この様に両面記録時には、複写材担持体上
に、1面目と2面目を混在して担持させることによっ
て、より効率的に両面記録を行なうことができる。但し
本発明は、前記2例に必ずしも限定されたわけではな
い。そして更にこの様な高速機の特徴を生かす為に、例
えば複数の異なった原稿の片面1枚ずつを両面連続コピ
ーする時には、原稿1枚目の像を転写材の1枚目の1面
目に転写した後、原稿の2枚目の像を転写材の1枚目の
2面目に転写する際に、中間トレイ65から記録材担持
体130へ給紙される。一方、これとほぼ同時に原稿の
3枚目の像を2枚目の転写材の1面目に転写する為、2
枚目の転写材は給紙カセット10から記録材担持体13
0へ搬送される。この時転写材担持体130に2面目に
像転写を行なうための1枚目の転写材と、1面目に像転
写を行なうための2枚目の転写材が順次担持され、転写
材担持体130上で1枚目の転写材の後端と2枚目の転
写材の先端とは適当な間隔をあけられる。本実施例によ
れば転写材の1面目と2面目で、電源が転写帯電部材2
4a、24b、24c、24dに印加する転写電流が同
じであるので、2面目に像転写を行なう1枚目の転写材
と、1面目に像転写を行なう2枚目の転写材で転写帯電
部材24a、24b、24c、24dに印加される転写
電流は同じである。このように転写電流の切り換えが必
要ないので転写材担持体130上の1枚目の転写材の後
端と2枚目の転写材の先端との間隔を小さくすることが
可能である。従って、複数の転写材の両面に連続して画
像形成を行なうとき画像形成スピードを上げられ、プロ
ダクティビティを向上できる。
【0064】また、前述の様に記録材担持体上に、1面
目を転写する転写材と2面目を転写する転写材が同時に
担持できるようにして1面目と2面目の転写電流を一定
にすることは、図4に示した様な転写材担持体上に複数
枚担持できるように構成した自動両面方式の画像形成装
置に於いても、適用でき同様の効果が得られる。その際
には、各色のトナー像の転写制御条件も同一にするとよ
り効果的である。
【0065】また図4、図7の装置においては転写材の
1面に像転写を行なった後転写材の2面目に像転写を行
なうために自動的に転写位置へ搬送する搬送路を設けて
いる。しかしながらこの搬送路を設けずに転写材の1面
に像転写を行なった後転写材をいったん排紙トレイへ排
出して操作者が転写材の2面目を表向きにして給紙カセ
ットに入れ2面目の像転写を行なうようにしても良い。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば転写材の2面目の転写の
制御を容易にすることができ、転写材のオイル付着等の
違いによる転写材の抵抗値の変化にかかわらず良好な転
写を行なうことができた。
【0067】また転写材の1面目と2面目の転写条件を
代えないことが可能となり、転写材の両面の画像形成ス
ピードを向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1実施例における転
写帯電部材及び転写ドラムを示す断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置の第2実施例における転
写帯電部材及び転写ドラムを示す断面図である。
【図3】本発明の画像形成装置の第3実施例における転
写帯電部材及び転写ドラムを示す断面図である。
【図4】本発明の画像形成装置を第1実施例を示す全体
構成図である。
【図5】転写ドラムの斜視図である。
【図6】転写電源の出力電流と出力電圧の関係を示すグ
ラフである。
【図7】本発明の画像形成装置の他の実施例を示す全体
構成図である。
【符号の説明】
3 感光ドラム 6 転写ドラム 6′ 誘電体シート 21 導電性ローラ 22 導電性ブラシ 23 導電性ファーブラシ 30 転写電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−4240(JP,A) 特開 平3−147681(JP,A) 特開 平3−87890(JP,A) 特開 平3−233481(JP,A) 特開 平3−233485(JP,A) 特開 平2−148075(JP,A) 特表 平1−502061(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/60 G03G 15/00 106 G03G 15/01 114 G03G 15/16

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持可能な像担持体と、転写
    材を担持する誘電体の転写材担持体と、上記像担持体上
    の上記トナー像を上記転写材担持体に担持された転写材
    に転写するために、上記転写材担持体の裏側に接触可能
    である転写部材と、上記転写部材に接続し電流を供給す
    る電源と、該電源の供給電流量を制御する制御手段と、
    転写材に転写されたトナー像を定着する定着手段と、
    有する画像形成装置において、 上記装置は、転写材の第1面に像転写を行ない定着を行
    った後、該第1面と逆側の第2面に像転写が行なえるよ
    う構成され、 上記制御手段は、上記第1面及び上記第2面の像転写
    中、上記供給電流量を所定量にする定電流制御を行う
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 転写材の上記第1面及び上記第2面の像
    転写中上記転写部材に与えられる供給電流値は同じで
    あることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記像担持体上には第1の色及び第2の
    色のトナー像が形成可能であり、この第1の色のトナー
    像及び第2の色のトナー像が転写材の第2面に重畳転写
    されるとき上記転写部材に与えられ供給電流値は同じ
    であることを特徴とする請求項1または2の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 上記第1の色のトナー像及び第2の色の
    トナー像が転写材の第1面に重畳転写されるとき上記転
    写部材に与えられ供給電流値は同じであることを特徴
    とする請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記装置は転写材上にフルカラートナー
    画像を形成可能であり、各色トナー像が転写材の上記第
    1面及び第2面に像転写されるとき上記転写部材に与え
    られ供給電流値は同じであることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記定着手段は、転写材を挾持搬送する
    定着部材と、この定着部材に離型オイルを付与する手段
    と、を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記装置は、上記定着手段による像定着
    を受けた転写材を上記第2面の像転写を行なうために上
    記転写材担持体に搬送する搬送手段を有することを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 上記転写材担持体は、その異なる位置に
    上記第2面に像転写を行なう第1転写材と、上記第1面
    に像転写を行なう第2転写材と、を同時に担持可能であ
    ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記
    の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 上記第1転写材と上記第2転写材の像転
    写中上記転写部材に与えられ供給電流値は同じであ
    ることを特徴とする請求項の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 上記像担持体上には複数色のトナー像
    が形成可能であり、この複数色のトナー像が上記第1転
    写材と上記第2転写材に重畳転写されるとき上記転写部
    材に与えられ供給電流値は同じであることを特徴とす
    る請求項の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 上記転写部材の体積抵抗率は108Ω
    cm以下であることを特徴とする請求項1乃至10のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 上記転写部材はブラシ形状であること
    を特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載
    画像形成装置。
  13. 【請求項13】 上記転写部材は、シート形状又はブレ
    ード形状であることを特徴とする請求項1乃至11のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置。
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