JP4382185B2 - 殺菌灯および給液装置 - Google Patents
殺菌灯および給液装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4382185B2 JP4382185B2 JP06609899A JP6609899A JP4382185B2 JP 4382185 B2 JP4382185 B2 JP 4382185B2 JP 06609899 A JP06609899 A JP 06609899A JP 6609899 A JP6609899 A JP 6609899A JP 4382185 B2 JP4382185 B2 JP 4382185B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- liquid supply
- ultraviolet irradiation
- supply tank
- jacket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Physical Water Treatments (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体の殺菌を行うために用いられる殺菌灯、およびこれを用いて構成された給液装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、給茶器等の給液装置内に設けられた給水タンク内には、その給水タンク内における雑菌の繁殖等を防止するために、紫外線ランプ、水銀ランプ等の紫外線を発するランプから成る殺菌灯が設けられている。かかる殺菌灯によれば、紫外線が雑菌中の遺伝子DNAに直接作用して殺菌を行うことが可能であるために、薬剤等を用いることなく(また、薬剤等による有害な副生成物等を発生させることなく)、給水タンク内の殺菌を効果的に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては、以下のような問題があった。
【0004】
まず、第一の問題としては、通常、殺菌灯は給水タンク等内にむき出し状態で装着されているために、殺菌灯の清掃、あるいは給水タンク内の清掃等を行うメンテナンス時において、殺菌灯が給水タンクや他の構成要素等に接触して、亀裂や割れ等が発生しやすいという問題があった。
【0005】
また、第二の問題としては、従来技術に係る殺菌灯の紫外線は、給水タンク内の雑菌のみならず、給水タンク自身にも照射されるので、給水タンク内の殺菌が行われるだけではなく、紫外線の光化学作用によって給水タンク自身も劣化するという問題があった。特に、給水タンクにおいて、紫外線が直接照射される部分(液体等を介さずに(空気等の気体のみを介在させて)紫外線が照射される部分)が、劣化して亀裂等が発生しやすいという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記従来技術に係る問題点を解決するためになされたものであって、亀裂や割れ等が発生しにくく、給水タンク等の劣化(亀裂発生等)を防止することが可能である殺菌灯、およびこの殺菌灯を用いて構成された給液装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記課題を解決するための本発明に係る殺菌灯は、紫外線照射ランプ10と、該紫外線照射ランプ10を覆う保護套20とを備えた殺菌灯において、紫外線照射ランプ10は、紫外線照射ランプ10は、バルブ11c内にフィラメント11a,11bが設けられた光源部11と、光源部11を包含するジャケット部15とを有し、保護套20は、紫外線照射ランプ10がむき出しとならないようにジャケット部15を覆う保護套本体部21と、紫外線照射ランプ10の照射光の照射方向を調整すべく、保護套本体部21の外面に形成された複数のフィン22とを有し、保護套本体部21とフィン22は、紫外線に対する透過性を有するフッ素含有樹脂によって構成されることを特徴としている。
また、本発明に係る殺菌灯は、紫外線照射ランプ10と、該紫外線照射ランプ10を覆う保護套20とを備えた殺菌灯において、紫外線照射ランプ10は、バルブ11c内にフィラメント11a,11bが設けられた光源部11と、光源部11を包含するジャケット部15とを有し、保護套20は、紫外線照射ランプ10がむき出しとならないようにジャケット部15を覆う保護套本体部21と、紫外線照射ランプ10の照射光の照射方向を調整すべく、保護套本体部21の内面及び外面に形成された複数のフィン22、23とを有し、保護套本体部21とフィン22、23は、紫外線に対する透過性を有するフッ素含有樹脂によって構成されることを特徴としている。
【0008】
本発明に係る殺菌灯によれば、前記紫外線照射ランプ10を前記保護套20で覆うことによって殺菌灯が構成されているので、前記紫外線照射ランプ10がむき出し状態とはならず、殺菌灯あるいは殺菌灯が装着された給液タンク等のメンテナンスを行う場合であっても、前記紫外線照射ランプ10そのものではなく、前記保護套20が他の構成要素と接触することとなる。したがって、本実施形態によれば、前記保護套20が緩衝材的に機能して、殺菌灯を構成する前記紫外線照射ランプ10における亀裂、割れ等を防止することが可能となる。
【0010】
本発明に係る殺菌灯によれば、前記紫外線照射ランプ10から発せされる照射光の照射方向が調整可能であるので、照射が必要でない部分(例えば、液体を貯留していない給液タンクの一部分等)に対する紫外線の照射を抑制することができる。したがって、本発明に係る殺菌灯によれば、紫外線の光化学作用による前記給液タンク等の劣化等を防止することが可能となる。
【0013】
さらに、本発明に係る殺菌灯においては、前記保護套20(保護套本体部)が、紫外線に対する耐光性を有する材料を用いて形成されていることが好ましい。
【0014】
また、上記課題を解決するための本発明に係る給液装置は、以上のように構成された前記殺菌灯が内部に設けられた給液タンク30を有し、前記殺菌灯からの光が液体40を介して前記給液タンク30に照射されるように、前記照射光の照射方向が調整されていることを特徴としている。
【0015】
本発明に係る給液装置によれば、前記殺菌灯からの照射光が前記給液タンク30に直接照射されず、少なくとも前記液体40を介して給液タンク30に照射される。したがって、本発明によれば、前記給液タンク30内において、紫外線が直接照射される部分(液体等を介さずに(空気等の気体のみを介在させて)紫外線が照射される部分)を無くすことが可能となるので、紫外線の光化学作用に基づく前記給液タンク30の劣化、亀裂等を効果的に防止することが可能となり、前記給液タンク30等の寿命低下を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施形態に係る殺菌灯の概略断面図を示したものである。図1において、本実施形態に係る殺菌灯1は、紫外線照射ランプ10と、この紫外線照射ランプ10を覆うように設けられた保護套20とを用いて構成されている。
ここで、「紫外線照射ランプ」とは、水銀灯、水素や希ガス等の放電管、火花放電、アーク灯、シンクロトロン放射、エキシマーレーザ、各種レーザの高調波(光高調波)等を光源部として有する、紫外線を照射するランプを意味し、何らかの形式に限定されるものではない。
【0018】
紫外線照射ランプ10は、光源部11と、この光源部11のフィラメント(第一および第二のフィラメント11a,11b)に対して電源を供給するリード線(第一および第二のリード線12a,12b)と、これらのリード線12a,12b等を固定する第一および第二の固定部13,14と、光源部11およびフィラメント11a,11b等を包含しているジャケット部15と、このジャケット部15および保護套20等を挟持すると共に紫外線照射ランプ10(延いては、保護套20を含んだ殺菌灯1)を給液装置等に装着するために用いられるフランジ部16等とを用いて構成されている。
【0019】
ここで、光源部11は、バルブ11c内に水素や希ガス等を有し、バルブ11cの略両端部に設けられた第一のフィラメント11aと第二のフィラメント11bとの間で放電を行うことによって、紫外線を照射するように構成されている。また、第一および第二のフィラメント11a,11bに対しては、電源電圧供給部(図示省略)から第一および第二のリード線12a,12bを介して、適当な値の電圧等が印可されている。また、第一および第二のリード線12a,12bは、バルブ11cの上端部近傍において第一の固定部13を用いて固定され、第二のリード線12bは、バルブ11cの下端部近傍において第二の固定部14を用いて固定されている。さらに、第一および第二のリード線12a,12bを介して、バルブ11c等も各固定部13,14を用いて固定されている。また、上記光源部11等の各構成要素を包含するように、ジャケット部15が設けられている。このジャケット部15は、例えば、石英ガラス等を用いて形成されている。また、フランジ部16は、バルブ11cおよび保護套20を挟持可能であるように形成された挟持部16aと、紫外線照射ランプ10を給液装置等(を構成する給液タンク等)に対して装着可能であるように形成された装着部16bと、各リード線12a,12bを紫外線照射ランプ10外に引き出すために設けられた開口部16cとから成り、この開口部16cは、必要に応じて後述するフッ素含有樹脂等から成る蓋体(図示省略)等で閉塞可能であるように構成する。さらに、このフランジ部16についても、後述するフッ素含有樹脂等を用いて形成することが望ましい。フッ素含有樹脂は、高い耐光性を有しているからである。
【0020】
保護套20は、保護套本体部21と、この保護套本体部21の外面に設けられた複数のフィン部22とを用いて構成されている。
ここで、保護套本体部21は、紫外線に対する耐光性と透過性とを有する材料、例えば、PTFE(テトラフロロエチレン樹脂)、PFA(パーフロロアルコキシ樹脂)、FEP(フッ化エチレンプロピレン樹脂)、あるいは、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、およびポリフッ化ビニルの少なくとも一つを有する樹脂等のいわゆるフッ素を含有した樹脂(以下「フッ素含有樹脂」という。)を用いて形成されている。また、フィン部22は、耐光性を有する材料、例えば、上記フッ素含有樹脂等を用いて形成されている。
上記保護套20を形成する際においては、保護套本体部21とフィン部22とを一体的に形成しても、また、保護套本体部21とは別体として形成されたフィン部22を、接着剤等を用いて保護套本体部21に固着してもよい。
【0021】
本実施形態に係る殺菌灯1は、上述したように、紫外線照射ランプ10と保護套20とを用いて構成されている。この際、具体的には、例えば、フランジ部16の挟持部16aにてジャケット部15および保護套20を挟持した後に、接着剤あるいはボルト等を用いて、挟持部16aに対して紫外線照射ランプ10および保護套20を固着して組み合わせることによって殺菌灯1が構成されている。
【0022】
図2は、図1の殺菌灯1が給液装置を構成する給液タンクに装着された場合の概略斜視図を示したものである。本実施形態においては、図2に示すように、水等の液体40を貯留した給液タンク30内の適当な位置に、殺菌灯1が装着されている。この際、給液タンク30の上面部には、挟持部16aが挿通可能である貫通孔(図示省略)が形成されている。そして、本実施形態においては、挟持部16a等を貫通孔から給液タンク30内に挿通した後に、装着部16bを給液タンク30の上面部に載置して、殺菌灯1を給液タンク30に装着している。
【0023】
図2に示された給液タンク30においては、下面位置S1 から水面位置S2 までの第一の領域L1 内に液体が貯留されており、水面位置S2 から上面位置S3 までの第二の領域L2 内には何らかの気体が存在している。
本実施形態によれば、給液タンク30内がこのような状況である場合においては、殺菌灯1から照射される照射光が、少なくとも液体40に照射された後に給液タンク30の側面および下面に照射されるように、殺菌灯1に設けられているフィン部22の角度、殺菌灯1の装着位置等が定められている。
【0024】
本実施形態に係る殺菌灯および給液装置(を構成する給液タンク)は、図1および図2に示すように構成されているので、以下のような効果を得ることができる。
【0025】
まず、図1に示した本実施形態に係る殺菌灯1は、紫外線照射ランプ10と保護套20とを用いて構成されており、具体的には、保護套20が紫外線照射ランプ10を覆うように設けられている。すなわち、本実施形態に係る殺菌灯1によれば、紫外線照射ランプ10がむき出し状態とはならず、保護套20で覆われているので、殺菌灯あるいは給液タンク等のメンテナンスを行う場合であっても、紫外線照射ランプ10ではなく、保護套20が給液タンクあるいは他の構成要素と接触することとなる。よって、本実施形態によれば、保護套20を設けたことにより、紫外線照射ランプ10における亀裂、割れ等を防止することができる殺菌灯を得ることが可能となる。
【0026】
また、本実施形態に係る殺菌灯1によれば、保護套20の外面から強い衝撃がかかり、紫外線照射ランプ10が割れた場合であっても、保護套20を設けていることによって、紫外線照射ランプ10の割れた欠片等が保護套20内に留まり、給液タンク等内にガラスの欠片等が飛散しないという他の効果も得ることができる。
【0027】
さらに、本実施形態に係る殺菌灯1には、殺菌灯1からの照射光の照射方向を調整可能とするフィン部22が設けられているので、必要に応じて、その照射方向の調整が可能である。したがって、図2に示すように、殺菌灯1からの照射光を、第二の領域L2 を形成する給液タンク30(の側面部、上面部)に照射させることなく、給液タンク30内の液体40および(液体40を介して)第一の領域L1 を形成する給液タンク30(の側面部、下面部)にのみ照射させることができる。
【0028】
すなわち、図2に示したように、本実施形態に係る殺菌灯1を有した給液装置(を構成する給液タンク30)によれば、殺菌灯1からの照射光が給液タンク30に直接照射されず、少なくとも液体40を介して給液タンク30に照射される。したがって、本実施形態によれば、給液タンク30内において、紫外線が直接照射される部分(液体等を介さずに(空気等の気体のみを介在させて)紫外線が照射される部分)を無くすことが可能となるので、紫外線の光化学作用に基づく給液タンク30の劣化、亀裂等を効果的に防止することが可能となり、給液タンク30等の寿命低下を防止することができる。
【0029】
なお、本実施形態においては、保護套20が接着剤等を用いてフランジ部16に固着される場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。したがって、例えば、保護套20によって紫外線照射ランプ10(のジャケット部15)を覆う場合に、ジャケット部15の外周面と保護套20の内周面とを接触させて、この接触の際の保護套20自身の吸着力(あるいは摩擦力)等によって、保護套20が紫外線照射ランプに装着可能であるように構成されていてもよい。
【0030】
また、本実施形態においては、殺菌灯1を構成する保護套20として、保護套本体部21の外周面にのみフィン部22を設けた場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。したがって、例えば、図3に示すように、保護套本体部21の外周面に複数のフィン部(外周面フィン部)22を設けると共に、保護套本体部21の内周面についても複数の内周面フィン部23を設けるような構成としてもよい。
このような構成であれば、内周面に設けられた内周面フィン部23が、紫外線の照射方向を調整する機能を有すると共に、緩衝材としての役割をも果たすこととなるので、紫外線照射ランプ10の割れ等をより効果的に防止することが可能となる。
【0031】
また、本実施形態においては、保護套本体部21の外周面(あるいは図3のように内周面)に複数のフィン部を設け、このフィン部を用いて紫外線照射ランプ10からの照射光を適当に調整する場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。したがって、例えば、保護套本体部21自身の外周面および内周面の少なくともどちらか一方に凹凸を設けて、紫外線照射ランプから発せられる照射光を調整可能であるように構成してもよい。また、例えば、保護套本体部21自身の外周面および内周面の少なくともどちらか一方に凹凸を設けた状態で、さらに保護套本体部21の外周面および内周面の少なくともどちらか一方に複数のフィン部を設けるような構成としてもよい。
【0032】
また、本実施形態においては、保護套本体部21に設けられた複数のフィン部を全て略等しい方向に向けた場合(すなわち、照射光を一定方向に調整する場合)について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。したがって、例えば、紫外線照射ランプ10の上端部と下端部との照射方向をそれぞれ異なる方向となるように、それぞれの部位に存在するフィン部の角度を異なるように設けてもよい。
【0033】
また、本実施形態に係る給液装置を構成する給液タンク30内に貯留される液体40は、特に何らかのものに限定されるものではなく、例えば、水、液体肥料等があげられる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、紫外線照射ランプから発せられる照射光の照射方向が調整可能であるように構成された保護套を用いて紫外線照射ランプを覆うことによって、殺菌灯が構成されている。
したがって、本発明によれば、紫外線照射ランプに加えられる衝撃等に対する緩衝材としての機能、および紫外線照射ランプの照射光の方向を調整する照射方向調整機能等を保護套が有することとなるので、亀裂や割れ等が発生しにくい殺菌灯を得ることが可能となる。また、この殺菌灯を用いて、紫外線の照射方向を適当に調整することによって、給水タンク等の劣化(亀裂発生等)を防止することが可能である給液装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る殺菌灯の概略断面図
【図2】図1に示された殺菌灯を設けた給液タンクの概略斜視図
【図3】本発明の他の実施形態に係る殺菌灯を構成する保護套の概略断面図
【符号の説明】
1…殺菌灯
10…紫外線照射ランプ
11…光源部
11a…第一のフィラメント
11b…第二のフィラメント
11c…バルブ
12a…第一のリード線
12b…第二のリード線
13…第一の固定部
14…第二の固定部
15…ジャケット部
16…フランジ部
16a…挟持部
16b…装着部
16c…開口部
20…保護套
21…保護套本体部
22…フィン部(外周面フィン部)
23…内周面フィン部
30…給液タンク
40…液体
Claims (4)
- 紫外線照射ランプ(10)と、該紫外線照射ランプ(10)を覆う保護套(20)とを備えた殺菌灯において、
紫外線照射ランプ(10)は、バルブ(11c)内にフィラメント(11a,11b)が設けられた光源部(11)と、光源部(11)を包含するジャケット部(15)とを有し、
保護套(20)は、紫外線照射ランプ(10)がむき出しとならないようにジャケット部(15)を覆う保護套本体部(21)と、紫外線照射ランプ(10)の照射光の照射方向を調整すべく、保護套本体部(21)の外面に形成された複数のフィン(22)とを有し、
保護套本体部(21)とフィン(22)は、紫外線に対する透過性を有するフッ素含有樹脂によって構成されることを特徴とする殺菌灯。 - 紫外線照射ランプ(10)と、該紫外線照射ランプ(10)を覆う保護套(20)とを備えた殺菌灯において、
紫外線照射ランプ(10)は、バルブ(11c)内にフィラメント(11a,11b)が設けられた光源部(11)と、光源部(11)を包含するジャケット部(15)とを有し、
保護套(20)は、紫外線照射ランプ(10)がむき出しとならないようにジャケット部(15)を覆う保護套本体部(21)と、紫外線照射ランプ(10)の照射光の照射方向を調整すべく、保護套本体部(21)の内面及び外面に形成された複数のフィン(22,23)とを有し、
保護套本体部(21)とフィン(22,23)は、紫外線に対する透過性を有するフッ素含有樹脂によって構成されることを特徴とする殺菌灯。 - 前記保護套(20)が、紫外線に対する耐光性を有する材料を用いて形成されている請求項1または2に記載の殺菌灯。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の殺菌灯が内部に設けられた給液タンク(30)を有し、前記殺菌灯からの光が液体(40)を介して前記給液タンク(30)に照射されるように、前記照射光の照射方向が調整されていることを特徴とする給液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06609899A JP4382185B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 殺菌灯および給液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06609899A JP4382185B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 殺菌灯および給液装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000254210A JP2000254210A (ja) | 2000-09-19 |
JP4382185B2 true JP4382185B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=13306078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06609899A Expired - Fee Related JP4382185B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 殺菌灯および給液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4382185B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101294965B1 (ko) * | 2013-04-01 | 2013-08-09 | 명성희 | 정수기 물 저장용기용 살균램프장치 및 이를 이용한 정수기 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4667671B2 (ja) * | 2001-08-23 | 2011-04-13 | 株式会社豊振科学産業所 | 紫外線光源カバー及び紫外線照射装置 |
JP6212703B2 (ja) * | 2013-05-16 | 2017-10-18 | 株式会社Mizuha | 浄水装置 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5745838Y2 (ja) * | 1977-11-25 | 1982-10-08 | ||
JPS54120992A (en) * | 1978-03-11 | 1979-09-19 | Kouichi Imai | Sterilizing bath |
JPS62175891U (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-09 | ||
JPS62282679A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | 日立機械エンジニアリング株式会社 | 海水等利用機器における水棲生物付着防止装置 |
JPS62282680A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | 日立機械エンジニアリング株式会社 | 海水等利用機器における水棲生物付着防止装置 |
AT388365B (de) * | 1986-11-17 | 1989-06-12 | Venturama Ag | Vorrichtung zur aufbereitung von wasser |
JPH01110740U (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-26 | ||
JPH01195859A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-07 | Houshin Kagaku Sangiyoushiyo:Kk | 貯蔵タンク内の殺菌装置 |
JPH0248092A (ja) * | 1988-08-09 | 1990-02-16 | Ebara Infilco Co Ltd | 紫外線殺菌ランプの保護管 |
JPH0483529A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-17 | Chiyoda Kohan Kk | 紫外線ランプ |
JPH0663107A (ja) * | 1992-08-25 | 1994-03-08 | Sani Clean Nagano:Kk | 紫外線照射方向可変型室内全体殺菌消毒装置 |
JP3504973B2 (ja) * | 1994-06-15 | 2004-03-08 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 殺菌装置 |
JPH07328619A (ja) * | 1994-06-15 | 1995-12-19 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 殺菌装置 |
JPH08196606A (ja) * | 1995-01-21 | 1996-08-06 | Reiji Tago | 紫外線ランプ体 |
JPH0975429A (ja) * | 1995-09-18 | 1997-03-25 | Aibii Haatsu:Kk | 液体タンク内殺菌装置 |
US5790934A (en) * | 1996-10-25 | 1998-08-04 | E. Heller & Company | Apparatus for photocatalytic fluid purification |
JPH10192847A (ja) * | 1996-12-28 | 1998-07-28 | Toto Ltd | 水殺菌装置および水殺菌装置を備えた浴湯循環装置 |
JP3781392B2 (ja) * | 1997-07-16 | 2006-05-31 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 浴槽湯の清浄化装置 |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP06609899A patent/JP4382185B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101294965B1 (ko) * | 2013-04-01 | 2013-08-09 | 명성희 | 정수기 물 저장용기용 살균램프장치 및 이를 이용한 정수기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000254210A (ja) | 2000-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7262985B2 (ja) | 光源モジュール装置、流体殺菌装置 | |
JP6558376B2 (ja) | 紫外線放射装置 | |
JP6629569B2 (ja) | 流体殺菌装置 | |
JP6561881B2 (ja) | 紫外線放射装置 | |
WO2022050049A1 (ja) | 紫外線照射装置 | |
CN114832125A (zh) | 不活化装置及不活化方法 | |
JP4382185B2 (ja) | 殺菌灯および給液装置 | |
JP7023798B2 (ja) | 紫外線照射装置 | |
JP2021128939A (ja) | 放電ランプおよびオゾン生成方法 | |
EP1975976A1 (en) | Low-pressure mercury vapour discharge lamp for disinfecting a medium | |
JP5292598B2 (ja) | 低圧水銀ランプ及び、殺菌または消毒方法 | |
JP2015139712A (ja) | 液体浄化処理装置 | |
KR102590340B1 (ko) | 임플란트의 표면처리용 자외선 조사장치 | |
JP6292900B2 (ja) | 液体浄化処理装置 | |
JP2020054441A (ja) | 光触媒反応装置 | |
KR102285769B1 (ko) | 의료용 금속의 표면처리용 램프 | |
JP2021041382A (ja) | 流体殺菌装置 | |
CN109475837B (zh) | 光照射装置 | |
JP4349209B2 (ja) | 光照射装置 | |
JPH07115013B2 (ja) | 紫外線殺菌蛇口 | |
CN216204135U (zh) | 杀菌装置 | |
JP2014004507A (ja) | 流体処理装置 | |
JP2019147114A (ja) | 流体殺菌装置 | |
KR102585542B1 (ko) | 광 조사 장치 | |
WO2024003215A1 (en) | An upper air disinfection system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040701 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090220 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090324 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090911 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090917 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |