JP4380959B2 - 少なくとも2つの折返可能の筒状のベルト帯の製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、請求項1の前提要件に基づく少なくとも2つの折返可能の筒状のベルト帯の製造装置に関する。
【0002】
(従来の技術)
国際特許出願公開第98/51845号は、筒状帯と織機を手段とするその製造装置とを記述している。この織機は、筬の筬羽が上から下へ先細になる間隙を形成する前記筬を有する。この筬は上方移動可能および下方移動可能であり、それによって経糸が異なる開置(密度)の領域に到達するため、幅が変化する筒状帯を製造することができる。そのために、さらに織物がその両端の織物縦縁でかつ好ましくは緯糸の打付け直後にテンプル装置によって案内される。このテンプル装置は、縁部領域に配設されて、その幅作用で制御可能であり、それによって帯案内が中間領域で不充分になる。あるいは針状具で塞がれた円筒形のテンプル装置が使用されるかのいずれかであり、前記テンプル装置は、これが製造する織物を損傷しうる、例えば引張による歪および織物密度が変化しうる欠点を有する。このような筒状帯は接合部なしに種々の変形体で製造可能である。変形体の一つにおいて、接合部を有する筒状帯を多目的利用においても幅織物として織機で製造し、熱切断装置を用いて個々の筒状帯に裁断することが提案されている。しかし、筬を通る経糸の密度が大きく変化するために利用可能の幅織物が製造可能であるか否かに大きな疑義がある。というのは圧縮もしくは減圧が隣接する筒状帯の間で増大しているからである。
【0003】
この装置および製造方法が非常に複雑であることを度外視すると、経糸密度が筬を通る開置に対応して変動するため、より幅広の領域では狭い領域よりも緩い織物接合部が生じる。それにより特に幅広の領域で比較的粗い接合部がそれに応じて制限された安定性を有する筒状帯が生じる。特に、このような筒状織物は、このようなベルト帯が縦方向力すなわち把持方向に延在する力を吸収する必要があるため、ベルト帯としても膨張可能の自動車用シートベルトとしても適していない。変化する密度で配置された経糸によって、前記経糸が平行かつ直線状に進まず、それにより縦力を正確に吸収することができなくなるため、ベルト帯の長さ変化および/または変形を生ぜしめる。それに加えて、筒状帯の耳部が外側に置かれて美しくないだけではなく、その硬い角部のために損傷や負傷の機会も与えうる。
【0004】
国際特許出願公開第99/40247号に、自動車用シートベルトのための膨張可能のベルト帯として適している織成されたベルト帯が記述されている。その欠点は、この織物が丸形織物として織成す必要があるか又は少なくとも片側で織成された耳部を利用して互いに接続された2つの織布層を有することである。ベルト帯は、ベルト帯に適するようにするだけではなく、美しくなくかつ危険な耳部を隠すために複雑な方法で多層に折り重ねなくてはならない。
【0005】
(発明の提示)
本発明の課題は、簡単な方法でベルト帯の効率的な製造を可能にする少なくとも2つの折返可能の筒状のベルト帯を製造するための改善された装置を提示することである。
【0006】
この課題は請求項1の特徴の組合せによって解決される。ベルト帯が初めに織物帯として平行の筬羽を備えた織機上で製造され、かつ中空の形状が耳部の形成によってのみ決定されることによって、経糸が正確に平行に置かれ、それによって負荷時に縦方向変化および位置変化の影響を受けないために、簡単な製造で非常に安定した支持力のあるベルト帯が生じる。全体の織物幅に渡って達するその筒状領域における直径が耳部領域よりも小さい直径を有するテンプル装置が全体の織物幅に渡る織物の一定の締付けと、長尺織物の歪の少ない完全な進行と、それにより織物の厚さおよび密度が異なるにもかかわらず前記織物の完全な製造とが行われる。さらに、製造が今や可能となる多目的利用によって、すなわち少なくとも長尺織物の中の2つのベルト帯の同時の製造によって特に効率的になる。
【0007】
ベルト帯が折返可能であることによって、織成された耳部を織成されたベルト帯の転回によって内側に置いて配置させることができ、該ベルト帯は光感応性の織成されたベルト帯が生じるのみならず、前記ベルト帯は利用する際に多大な長所を有する。ベルト帯の角部は面取りされており、そのため外観が良く見えるだけではなく、快適かつ危険性のない使用も可能になる。特に、この有利な性質のために膨張可能の自動車用シートベルトとして適している。
【0008】
製造のために種々の織機、例えば空気ノズルまたは水ノズルを備えた織機、さらに把持または射出緯糸挿入部を備えた織機が適している。
【0009】
このベルト帯は様々な使用目的に適しており、例えばエアバッグまたは水バッグあるいは空気チューブまたは水チューブに適している。さらに、自動車用の支持ベルトまたはシートベルトとして、特に膨張可能の自動車用シートベルトに適している。
【0010】
この装置の好ましい形成は、従属請求項2ないし16に記述している。
【0011】
本発明の実施形態を、以下図面を利用してより詳しく説明する。
【0012】
(発明の実施方法)
図1ないし図3は、両側の耳部8および10を介して互いに接続されており、それらの間に中空12が封入される上部の織布層4と下部の織布層6とから形成された第1のベルト帯2である。本例において耳部8、10は互いに平行に延び、それによって中空12を一定の幅で全長に渡って仕切る。図2および図3は、折返さない状態で製造した後のベルト帯であり、図1は、すぐに使用できる折返した状態で製造した後の、すなわち図2のベルト帯が折返されて、耳部8、10が外側になく、内側にあるベルト帯である。
【0013】
図3から明らかなように、ベルト帯は緯糸16で互いに接続された経糸14によって形成される。中空領域12の経糸14は、好ましくは耳部8、10の経糸14よりも大きい厚さを有する。全ての経糸は互いに平行に延び、耳部8、10の経糸14は中空12の織布層4、6の経糸14よりも大きい密度を有する。織布層4、6のより厚い経糸14は、特にベルト帯の長手方向への力の伝達に利用される。安全性を高めるために、織布層4、6は移行部で耳部8、10へ意図しない耳部の緩みに抵抗する結び糸18で互いに接続されている。
【0014】
図4ないし図6に示したベルト帯20は、本質的に図1ないし図3のベルト帯に相当するため、同じ部分は同じ符号を付けている。図1ないし図3のベルト帯2と異なり、ベルト帯20は、一方でベルト帯20と、他方で中空12とが拡張されている側面領域22を有する。この側面領域22の中に、中央領域24よりも細い詳しく図示しない経糸があり、この経糸は、好ましくは耳部81および101の強度と同じ強度を有する。耳部8および10は、中空12の対向側に結び糸18を有する。織布層4および6は、折返しを容易にするために、移行部で同様に結び糸26を用いて側面領域22へ互いに接続されている。しかし、この結び糸26は、例えばこのようなベルト帯が膨張可能の自動車用シートベルトとして使用される場合に該当するように、中空12が膨張される場合に引裂する引裂糸として形成されている。図5および図6は、折返さない状態で製造した後のベルト帯20であり、図4は折返した状態で製造したベルト帯である。
【0015】
ベルト帯2もしくは20は、内側または外側に流体の流出を阻止または制限する被膜部を具備している。
【0016】
図7ないし図9は、概略図示におけるベルト帯2もしくは20の製造用の織機である。経糸14は経糸バー30を介して開口装置32へ供給され、前記開口装置は、電算機制御式制御装置36によりパターンに従って制御可能であるジャカール装置34を含む。ジャカール装置34は、アイ40を介して個々の経糸14を制御するヘルド38を含む。詳しく図示しない緯糸挿入装置を介して、緯糸42が開口装置32によって開かれた杼口44の中へ挿入され、筬46を用いて製品角部48に打ち付けられる。筬46は、経糸14の平行の案内を保証する平行に配列された筬羽50を含む。このように製造された長尺織物は、長尺織物54を所望の幅に保持するためにテンプル装置52を通過する。製品排出装置56は、織機で長尺織物の必要縦応力を調達し、長尺織物を詳しく図示しない収容容器または対応する製品ツリーに案内する。製品排出装置56には、製品が製品排出装置56を離れる前に、製造された長尺織物を無応力にするために、熱固定装置58が組み込まれている。このような織機を用いてどのように中空織物を製造することができるかは従来の技術であり、例えばハンス・ヴァルター・キップ、帯状織物技術、JTM基金フリック1988年、180ページ以下に記述されている。
【0017】
織機は、テンプル装置52と製品排出装置56の間に、切断部が長尺織物54に沿って通されるように多数の切断頭部62を有する熱切断装置60を含む。直線状の切断部のために、切断頭部は支持具64に固定して配設することができる。しかし切断頭部62が図形切断を実行するような場合は、前記切断頭部を長尺織物の走行方向に対して横に例えば支持具64に沿って移動可能であり、この移動可能性は、制御回線66によって指図されているように、制御装置36を用いてパターンに従って制御可能である。
【0018】
図8および図9から明らかなように、テンプル装置52は製造するベルト帯に応じて成形されている。つまり溝部63の中に配設されたテンプル装置52の締付棒65は中空12に割当てられた領域に、全幅に渡って本質的に一定の圧縮を得て、歪の少ない長尺織物54の完全な進行を可能にするため、圧縮を低減し、そのために耳部8、10の領域における圧縮を高める溝部67を有する。同じ目的のために、製品排出装置56の押付ローラ68も成形されており、これは中空12に割当てられた部分に溝部69を有する。
【0019】
図10は、全体像の図示における長尺織物54から2つのベルト帯2の製造の全体像の図示である。ベルト帯2は中央領域24と、一定の幅の耳部8、10とを有するため、熱切断装置60の切断頭部62を一定の間隔で固定して調整することができる。切断頭部62は、その際に耳部領域70をベルト帯2の横から平行の切断部71で切断するため、耳部8および10が生じる。
【0020】
図11は、図10と類似の方法で長尺織物542から図5により幅が変化する中空12を有するベルト帯20の製造であり、隣接するベルト帯20は互いに平行に配列されている。長尺織物は平行の切断部71によって分離されるため、切断頭部62は対応する間隔で固定して調節し支持具64に固定されている。
【0021】
図12および図13は、図7ないし図9の織機を用いた長尺織物54からのベルト帯20の製造を示すが、隣接するベルト帯は、より効率的に廃棄物の少ない製造を可能にするために、その側面領域22で互いにオフセットして配置されている。この場合、前記ベルト帯20は2種類の方法で裁断することができ、しかも図12に従ってベルト帯20の間の唯一の切断部71を利用して耳部領域701を約半分の幅に切断し、必要がある場合は異なる幅の耳部8、10を提供する耳部領域あたりそれぞれただ1つの切断頭部で裁断することができる。図13による別の変形体において、2つの切断部71、71および一定の幅の耳部8、10を可能にする、耳部領域70あたり2つの切断頭部がある。
【0022】
図12の実施形態において、熱切断装置60は、製造する耳部8、10の輪郭に従って互いに同期してかつ同時に移動可能である、切断パターンあたり一連の切断頭部62、62を含む2つの切断装置72、74を有する。そのために、切断装置72、74の切断頭部は、それぞれアクチュエータ80、82から長尺織物54の走行方向に対して横に、つまり経糸に対して横にパターンに従って移動可能である共通の支持具76、78にそれぞれ固定されている。そのためにアクチュエータ80、82はその制御パルスを制御回線66を利用して制御装置36から受け取る。
【0023】
図13の実施形態において、それぞれ個別的にパターンに従って往復移動可能である2つの切断頭部62、62を各耳部領域のために有する熱切断装置60を設けているため、ベルト帯20は一定の幅の耳部8、10で裁断することができる。切断頭部は、固定支持具84、86に移動可能に配設され、例えばそれぞれ制御回線66を介して制御装置36によって制御可能の、詳しく図示しない、支持具に作用する駆動輪88を介して切断頭部を支持具でパターンに従って移動するステッピングモータを有する。
【0024】
本実施形態において、切断装置は直接織機上に配設されている。しかし、初めに長尺織物のみを織機で製造し、ベルト帯への裁断を織機から独立した切断装置で実施することも全く可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、横断面図における折返可能のベルト帯である。
【図2】 図2は、折返さない状態と横断面図における図1のベルト帯である。
【図3】 図3は、具体的に示した糸配列を有する図2のベルト帯である。
【図4】 図4は、横断面図における変化する幅の中空部分を有するもう1つの折返したベルト帯である。
【図5】 図5は、折返さない状態と全体像の図示における図4のベルト帯である。
【図6】 図6は、図5の切断面VI−VIにおける図5のベルト帯である。
【図7】 図7は、概略図示および側面図におけるベルト帯の製造用の織機である。
【図8】 図8は、図7の平面図VIII−VIIIにおける図7の織機である。
【図9】 図9は、詳細図、拡大尺度、全体像を部分的に切開した図示における図8の織機 のテンプル装置である。
【図10】 図10は、ベルト帯の中の、全体像の図示における広幅長尺織物の裁断による図1のベルト帯の製造である。
【図11】 図11は、全体像の図示における広幅長尺織物の直線状の裁断による図4ないし図6のベルト帯の製造の第1変形体である。
【図12】 図12は、全体像の図示における広幅長尺織物の2つのベルト帯の間の耳部領域の中央の裁断による図4および図6のベルト帯の製造の第2変形体である。
【図13】 図13は、全体像の図示における耳部あたり2つの切断頭部を利用した広幅長尺織物の2つのベルト帯の間の耳部領域の裁断による図4および図6のベルト帯の製造の第3変形体である。
【符号の説明】
2 ベルト帯
4 織布層
織布層
6 織布層
織布層
8 耳部
耳部
耳部
10 耳部
10 耳部
10 耳部
12 中空
12 中空
14 経糸
14 経糸
14 経糸
16 緯糸
18 結び糸
20 ベルト帯
20 ベルト帯
20 ベルト帯
22 側面領域
24 中央領域
26 結び糸
30 経糸バー
32 開口装置
34 ジャカール装置
36 制御装置
38 ヘルド
40 アイ
42 緯糸
44 杼口
46 筬
48 製品角部
50 筬羽
52 テンプル装置
54 長尺織物
54 長尺織物
54 長尺織物
54 長尺織物
56 製品排出装置
58 熱固定装置
60 切断装置
60 切断装置
60 切断装置
62 切断頭部
62 切断頭部
62 切断頭部
62 切断頭部
62 切断頭部
63 溝部
64 支持具
65 締付棒
66 制御回線
66 制御回線
66 制御回線
66 制御回線
67 溝部
68 押付ローラ
69 溝部
70 2の耳部領域
70 2の耳部領域
70 2の耳部領域
71 切断部
71 切断部
71 切断部
71 切断部
72 切断装置
74 切断装置
76 支持具
78 支持具
80 アクチュエータ
82 アクチュエータ
84 支持具
86 支持具
88 駆動輪

Claims (17)

  1. 少なくとも2つの折返可能の筒状のベルト帯の製造装置であって、ベルト帯が長手方向に織成された耳部(8、8、8、10、10、10)を介して互いに接続されたそれぞれ2つの重なり合う織布層(4、4、6、6)を有し、かつ経糸(14、14、14)がベルト帯(2、20、20、20)の全長に渡って一定の経糸密度を有する装置において、
    − 開口装置(32)と、平行の筬羽(50)を備えた筬(46)と、織機の全幅に渡って達する緯糸挿入装置と、開口装置(32)用の制御装置(36)と、テンプル装置(52)の締付けが長尺織物(54、54、54、54)の全幅に渡って一定であるように、筒状領域(67)で製造するベルト帯(2、20、20、20)に対応して耳部領域よりも小さい直径を有する織機の全幅に渡って達するテンプル装置(52)とを有する織機と、
    − 長尺織物(54、54、54、54)からベルト帯(2、20、20、20)を耳部領域(70、70、70)で裁断するための切断頭部(62、62、62、62、62)を有する熱切断装置
    を備えていることを特徴とする装置。
  2. ベルト帯(2、20、20、20)が耳部(8、8、8、10、10、10)の中で他の領域よりも細い経糸(14)で製造可能であるように織機が構成されている、請求項1記載の装置。
  3. ベルト帯(2、20、20、20)が中央の領域(24)で側面に続く領域(22)よりも大きい厚さの経糸(14)で製造可能であるように織機が構成されている、請求項1または2記載の装置。
  4. 少なくとも2つの折返可能の筒状のベルト帯の製造装置であって、ベルト帯が長手方向に織成された耳部(8、8 、8 、10、10 、10 )を介して互いに接続されたそれぞれ2つの重なり合う織布層(4、4 、6、6 )を有する装置において、
    − 開口装置(32)と、平行の筬羽(50)を備えた筬(46)と、織機の全幅に渡って達する緯糸挿入装置と、開口装置(32)用の制御装置(36)と、テンプル装置(52)の締付けが長尺織物(54、54 、54 、54 )の全幅に渡って一定であるように、筒状領域(67)で製造するベルト帯(2、20、20 、20 )に対応して耳部領域よりも小さい直径を有する織機の全幅に渡って達するテンプル装置(52)とを有する織機と、
    − 長尺織物(54、54 、54 、54 )からベルト帯(2、20、20 、20 )を耳部領域(70、70 、70 )で裁断するための切断頭部(62、62 、62 、62 、62 )を有する熱切断装置と
    を備え、
    ベルト帯(2、20、20 、20 )が中央の領域(24)で側面に続く領域(22)よりも大きい厚さの経糸(14 )であって、中央の領域(24)の両側で中央の領域よりも大きい密度の経糸(14 )を有するベルト帯(2、20、20 、20 )が製造可能であるように織機が構成されている、装置。
  5. 耳部(8、8 、8 、10、10 、10 )と中央の領域(24)との間における経糸(14 )の厚さが中央の領域(24)の経糸(14 )の厚さよりも小さい前記経糸を有するベルト帯が製造可能であるように織機が構成されている、請求項3または4記載の装置。
  6. 耳部(8、8 、8 、10、10 、10 )と中央の領域(24)との間における経糸(14 )の厚さが耳部の厚さよりも大きい前記経糸を有するベルト帯が製造可能であるように織機が形成されている、請求項5記載の装置。
  7. 耳部(8、8 、8 、10、10 、10 )に向かう結び糸(18)を含むベルト帯(2、20、20 、20 )が製造可能であるように織機が構成されている、請求項1〜6のいずれか1項記載の装置。
  8. ベルト帯(20、20 、20 )が織成された耳部(8 、8 、10 、10 )の位置および/または形状の変化によって中空(12 )の幅で可変して製造可能であるように織機の制御装置(36)を用いて開口装置(32)が制御可能である、請求項1〜7のいずれか1項記載の装置。
  9. 隣接するベルト帯(20 )の広幅部と狭幅部とが互いにオフセットしているように織機の制御装置(36)を用いて開口装置(32)が制御可能である、請求項8記載の装置。
  10. ベルト帯(20、20 、20 )の織布層(4 、6 )より大きい幅の中空(12 )の領域において、織布層(4 、6 )に対応する中央の領域(24)の中空の両側に配置された引裂可能な結び糸(26)によって接続された前記ベルト帯が製造可能であるように、織機の開口装置(32)と制御装置(36)とが構成されている、請求項7または8記載の装置。
  11. 切断頭部(62 、62 、62 、62 )が制御回線(66 、66 、66 )を用いて制御装置(36)と接続されており、パターンに従って経糸(14、14 、14 )に対して横に移動可能である、請求項1記載の装置。
  12. 切断装置(60 )が、ベルト帯(20 )を可変できる幅で一定の幅の耳部(8 、10 )で裁断するために、2つの隣接するベルト帯(20 )の間に2つの移動可能の切断頭部(62 、62 )を有する、請求項1記載の装置。
  13. 切断装置(60 )が、耳部領域(70 )をベルト帯の間で少なくとも近似的に半分の幅に切断するために、2つの隣接するベルト帯(20 )の間に移動可能の切断頭部(62 、62 )を有する、請求項1記載の装置。
  14. 製品の締付けもしくは排出応力が長尺織物(54、54 、54 、54 )もしくはベルト帯(2、20、20 、20 )の全幅に渡って一定であるように、全長に渡って変化する異なる直径の領域(69)を有する少なくとも1つの押付ローラ(68)を有する製品引抜装置(56)を織機が含む、請求項1〜13のいずれか1項記載の装置。
  15. 製品引抜装置(56)の手前にまたはその箇所に熱固定装置(58)が組み込まれている、請求項14記載の装置。
  16. 切断装置(60、60 、60 )が製品引抜装置(56)の手前の織機上に配設されている、請求項1〜15のいずれか1項記載の装置。
  17. 切断装置(60、60 、60 )が織機に後置されている、請求項1〜15のいずれか1項記載の装置。
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