JP4380848B2 - 不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機の入賞球受入口、入賞球受入口の背面側球導出路、入賞球をカウントする入賞球カウント装置の入賞球通路等に備えるパチンコ球検知スイッチで、不正行為者が逆球、針金の進入操作をして不正に賞球を獲得する不正行為を防止しうる不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機では、遊技者の発射したパチンコ球が盤面の入賞装置へ入賞すると、背面側導出路、又は入賞球をカウントする入賞球カウント装置の入賞球通路等に備えてあるパチンコ球検知スイッチでパチンコ球の通過を感知し、入賞口に対応する賞球の指定個数、例えば15個、7個、5個等が遊技者に払出される。パチンコ球検出スイッチとしては、通過口にスイッチ作用片が突出して、そのスイッチ作用片をパチンコ球の通過時に作用してマイクロスイッチ等で検知するメカスイッチ、ケースとカバー間に周波数発信回路の検出コイル、回路基板を内装し、検出コイルにより通過口に磁束を形成させ、通過口を球が通過すると周波数発信回路の検出コイルのインピーダンスの変化によって通過するパチンコ球を検出する近接スイッチ等が一般に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のパチンコ機のパチンコ球検知スイッチの通過口には、逆球、針金の進入を防止する手段は何ら設けられていないために、不正行為者が針金等をパチンコ機正面の上皿、下皿払出し窓口、隙間などから挿入させてパチンコ球検知スイッチを不正に作用させ、不正に球を払出して多量の球を獲得する不正が行われるので、問題となっている。すなわち、近接スイッチの場合、通過口に発信される周波数を何度も逆球、針金等により遮りインピーダンスを変化させ、またメカスイッチの場合には、通過口に露出しているスイッチ作用片を何度も逆球、針金等により作用させることにより賞球払出し機構を働かせて不正に多量の球を獲得することが行われるので、問題となっている。
【0004】
この発明は従来のこのような問題点を解消するもので、パチンコ機の入賞球受入口、或いはその球導出路、入賞球をカウントする入賞球カウント装置の入賞球通路等に備えた近接スイッチ、メカスイッチ等パチンコ球検知スイッチに不正防止部材を関連して備えることにより、逆球の進入を的確に阻止して検知スイッチを不正に反応させることを防止し、不正行為者が不正に賞球を獲得するのを防止した不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する手段】
この発明の請求項1の不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチは、パチンコ球が通過する通過口を有する検知スイッチ用ケースと、該ケースの前記通過口を通過するパチンコ球を検知する検知部とを備えたパチンコ球検知スイッチであって、前記ケースは、前記通過口の出口に向かって突出する不正防止突片を有する不正防止部材を備え、前記不正防止突片は、パチンコ球の自重により撓みパチンコ球が前記通過口を通過可能かつ逆方向からのパチンコ球の前記通過口への進入を阻止可能であることを特徴とするものである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1記載の前記不正防止部材は、前記不正防止突片と、前記スイッチ用ケースの両側と後部に嵌合しうる形状とした嵌合縁とを一体に形成したものであり、前記不正防止突片の先端を球検知スイッチ用ケースの通過口の出口に突出して臨ませ、前記嵌合縁を前記検知スイッチ用ケースの下部に嵌合して装着するものである。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2記載の不正防止部材が、両側に係止部を有し、かつ前記検知スイッチ用ケースは、前記不正防止部材の両側の前記係止部と嵌合しうる位置に設けられた係受け部を有し、前記不正防止部材を前記検知スイッチ用ケースに嵌合する際に前記検知スイッチ用ケースの係受け部に不正防止部材の係止部を係止しうるようにしたものである。
【0008】
前記請求項1の発明の構成によれば、検知スイッチ用ケース2の通過口2aの検知部3の下方に一方向に球が通過可能で、逆方向には球の進入を阻止しうる不正防止部材5を備えたので、パチンコ機正面の上皿、下皿払出し窓口、隙間などから挿入させて球を通過口に逆方向に進入させようとしても、不正防止部材5により球の進入を阻止できるので、検知スイッチ(近接スイッチ、メカスイッチ)を反応させることを阻止でき不正を防止することができる。従って、不正に賞球の払出しを獲得するのを防止することができる。
【0009】
そして、前記不正防止部材5として、弾性を有する不正防止部材5の先端を検知スイッチ用ケース2の通過口2aの検知部3の下方に臨ませて取着したので、パチンコ機正面の上皿、下皿払出し窓口、隙間などから挿入させて検知スイッチ用ケース2の通過口2aに球を逆方向に進入させようとしても通過口の下面に臨ませた不正防止部材5で阻止でき、検知スイッチ(近接スイッチ、メカスイッチ)を反応させることを阻止できる。従って、不正に賞球の払出しを獲得するのを防止することができる。
【0010】
請求項2の発明の構成によれば、不正防止部材5の中央の不正防止突片5aを通過口2aの検知部3の下方に臨ませ、両側と後部の嵌合縁5bを検知スイッチ用ケース2に嵌合して取着し、中央の不正防止突片5aを検知スイッチ用ケース2の通過口2aの検知部3の下方に突出して臨ませたので、パチンコ機の正面の上皿、下皿払出し窓口、隙間などから挿入させて通過口に球を逆方向に進入させようとしても不正防止突片5aで進入を阻止でき、検知スイッチ(近接スイッチ、メカスイッチ)を反応させることを阻止できる。従って、不正に賞球の払出しを獲得するのを防止することができる。
【0011】
請求項3の発明の構成によれば、不正防止部材5を検知スイッチ用ケース2に嵌合する際に検知スイッチ用ケース2の係受け部4に不正防止部材5の係止部5cを係止して嵌合するので、不正防止部材5の位置決めが容易で、中央の弾性の突片5aを通過口2aの検知部3の下方に正確に臨ませることができる。従って、パチンコ機の正面の上皿、下皿払出し窓口、隙間などから挿入させて検知スイッチ用ケースの通過口に球を逆方向に進入させようとしても不正防止突片で進入を阻止でき、検知スイッチ(近接スイッチ、メカスイッチ)を反応させることを阻止できる。従って、不正に賞球の払出しを獲得するのを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチの斜視図、図2は検知スイッチ用ケースと不正防止部材を分解して示す斜視図、図3は不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチの平面図、図4は同縦断面図、図5は球通過時の縦断面図、図6は逆球を阻止した状態の縦断面図、図7は検知スイッチの別の実施例の一部破断側面図、図8はこの発明のパチンコ球検知スイッチを入賞球受入口に装着した状態の斜視図、図9は入賞球受入口と、この発明の検知スイッチとを外して示す斜視図、図10は入賞球受入口と、検知スイッチ用ケースと、不正防止部材とを分離して示す斜視図である。
【0013】
図1乃至図4において、1は検知スイッチで、扁平な合成樹脂製検知スイッチ用ケース2の前部にパチンコ球が通過する大きさの円形、多角形等の通過口2aが設けられ、その通過口2aに通過するパチンコ球を検知する検知部3が設けられる。実施形態では検知スイッチとして、近接スイッチの一例を示す。この近接スイッチの場合は検知部3として、ケース2の後部にプリント基板、そのプリント基板のコイルスプールに周波数発信回路の検出コイル等が備えられ、通過口を通過するパチンコ球を検出する検出回路が備えられている。而して、周波数発信回路の検出コイルのインピーダンスの変化により通過口2aを通過するパチンコ球を検出し、球検知信号を出力させる。この検知スイッチ用ケース2には後部にコネクタ2bが内蔵されている。コネクタは内蔵した場合を示したが、これに限られるものではない。この近接スイッチ1を球払出し機構(図示せず)と関連させて、近接スイッチ1の信号により指定数の賞球の払出しが行われる。また、検知スイッチ用ケース2の両側中央部には、後述の不正防止部材5の係止部を嵌合する係受け部4として、凹状の嵌合溝が縦方向に形成されている。実施形態では近接スイッチの場合を示したが、これに限られるものではなく、メカスイッチでもよい。図7において、メカスイッチの一例を示す。このメカスイッチの場合には検知部として、扁平な合成樹脂製検知スイッチ用ケース2の前部の通過口2a内の中央付近に検知部3のスイッチ作用片が露出して設けられ、球の通過により作用片を作用することによりスイッチをONとして検知し、検知信号を出力させるように設けられる。
【0014】
5は合成樹脂製不正防止部材で、弾性を有する合成樹脂製薄板をもって、その中央の不正防止突片5aと、両側と後部をスイッチ用ケースの下部に嵌合しうる形状とした嵌合縁5bとを山の字型に一体に形成してある。中央の突片5aは先細として先端を球の自重で撓むようにしてある。中央の不正防止突片5aは近接スイッチの周波数発信側の検知部3の直下、或いはメカスイッチの検知部のスイッチ作用片の直下等にその検知部を塞ぐように突出させて位置させるので、逆球を検知部3に進入させようとしても確実に阻止することができる。両側の嵌合縁5bも先細の形状とするとともに外周縁をL字型に折り曲げ形成してケース2に嵌合できるようにしてある。また、不正防止部材5の両側の嵌合縁5bの先端には前記嵌合溝4とほぼ同じ幅とした係止部5cが内側に折り曲げ形成されている。なお、嵌合縁5bの後部は端子接続コネクタ2bの着脱、引出す配線の妨げとならない形状として嵌合する。
【0015】
図5および図6に示すように、前記不正防止部材5はその一部がパチンコ球検知スイッチの底面より通過口2aに向かって突出しており、その突片5aの弾性効果を働かせるために、その突片5aはパチンコ球の自重により通過口2aを通過の際は突片5aの支点が突片の基端となり基端を中心に撓みを生じてパチンコ球が通過できる。しかし、球を不正な手段で押し上げる場合には、針金、逆球が突片5aに当たると、突片5aはほぼ全体がケース2の下面に当たるために撓ませることができず、通過口2aに突出する突片は押し上げることができないので、球、針金の挿入を阻止でき、不正を防止することができる。不正防止部材5の突片5aは通過口のパチンコ球検知スイッチの検知部の下面を覆って、球、針金等の進入を阻止する効果を出すために位置、寸法、形状など考慮する。
【0016】
図1乃至図7において、この不正防止部材5を検知スイッチ用ケース2に取付ける構造を説明する。該不正防止部材5を近接スイッチ1の検知スイッチ用ケース2に装着する場合、不正防止部材5を検知スイッチ用ケース2の後部下面に合わせ、かつ検知スイッチ用ケース2の両側の係受け部の嵌合溝5に不正防止部材5の両側の係止部5cを合わせて位置決め嵌合して装着し、中央の不正防止突片5aの先端を球検知スイッチ用ケースの通過口2aの下面に臨ませ、不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチを構成する。近接スイッチ、メカスイッチとも同様に装着する。従って、針金等をパチンコ機正面の上皿、下皿払出し窓口、隙間などから挿入させて検知スイッチ用ケースの通過口に球を逆方向に進入させようとしても不正防止突片で進入を阻止でき、検知スイッチ(近接スイッチ、メカスイッチ)を不正に反応させることを阻止できる。また、パチンコ球検知スイッチ用ケース2には不正防止部材5を弾性を利用し、不正防止部材5の係止部5cと球検知スイッチ用ケース2の嵌合溝4とが凹凸と底面を利用し位置決め嵌合でき、ビス等で固定することがなく、作業性、信頼性、リサイクル性を考慮してある。
【0017】
図8乃至図10において、入賞球受入口にこの発明のパチンコ球検知スイッチを備える構成を説明する。
10は入賞球受入口で、下部に断面半円弧状の球導出板12を形成した球受入口11と、検知スイッチ用ケース2と球導出板12を挿通する開口13が形成された取付け板14とからなり、その球受入口の両側と取付け板14の開口15に検知スイッチ用ケース2を嵌合装着する受け部16を形成し、かつ取付け板14の背面には検知スイッチ用ケース2を係止する係止爪17が突設されている。受け部16は球導出板12の上部に一定の間隔を存して形成されている。なお、18は遊戯盤に取付ける取付け孔である。
【0018】
而して、入賞球受入口10の取付け板14の開口15を通じて背面側より検知スイッチ用ケース2を受け部16に沿って挿入し、取付け板14の背面の係止爪17の弾性を利用して、後端の爪部を検知スイッチ用ケース2の後部にぱちんと係止させて保持される。このように不正防止部材を装着したパチンコ球検知スイッチを取付け板14の開口15を通じて球受入口の上部に挿入して入賞装置背面機構の係止爪17等で挟まれ固定できるので、ビス等で固定することがなく、作業性、信頼性、リサイクル性を考慮してある。なお、検知スイッチ用ケースの入賞球受入口への保持手段はこの構成に限られるものではなく、他の保持手段とすることもできる。
【0019】
この発明の構成によれば、遊戯者の発射したパチンコ球が盤面の入賞球受入口10へ入賞すると、入賞口10に設けてあるパチンコ球検知スイッチが感知して、賞球の指定個数、例えば15個、7個、5個等が遊技者に払出される。この入賞球受入口10に備えた不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチによる球払出しを利用して不正に球の払出しを獲得するために、不正行為者が針金等をパチンコ機正面の上皿、下皿払出し窓口、隙間などから挿入させて検知スイッチ用ケースの通過口に球を進入させようしても不正防止部材で球の進入を阻止することができ、不正に検知スイッチを反応させることを防止することができる。従って、不正に賞球の払出しを獲得するのを防止することができる。
【0020】
以上の実施形態を示したが、この発明はこの形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の形態を実施しうるものである。この実施形態では、不正防止部材を山型とした場合を説明したが、これに限るものではなく、少なくとも弾性を有する突片を検知スイッチ用ケースの後部に適宜手段で装着し、突片の先端部を自由端として通過口に臨ませる。また、山型不正防止部材を板状として、同様にケースの後部に装着できるようにしてもよい。さらには、この実施形態では、検知スイッチ用ケースの下面に合成樹脂製不正防止部材を装着して通過口に突片を臨ませてあるが、これに限定されるものではなく、検知スイッチ用ケースの下部の近接した位置に同様に不正防止部材を設置することもできる。或いは検知スイッチの通過口の内部に弾性を有する不正防止用突部を設けることもできる。
また、前記実施形態では、この発明の不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチを入賞球受入口の入口に後部より挿入して設置した場合を示したが、これに限られるものではなく、入賞球受入口の球排出樋の排出口の直下、或いは大入賞口の内部の特定領域の入賞通路、入賞球をカウントする入賞球カウント装置の入賞球通路等パチンコ遊技機に備える全てのパチンコ球検知スイッチうち不正行為をされる恐れのある検知スイッチとして、この発明の不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチを使用して不正防止を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】
この発明の請求項1の発明の不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチによれば、検知スイッチ用ケースの通過口の検知部の下方に一方向に球が通過可能で、逆方向には球の進入を阻止しうる不正防止部材を備えたので、針金等をパチンコ機正面の上皿、下皿払出し窓口、隙間などから挿入させて球を通過口に逆方向に進入させようとしても、不正防止部材により球等の進入を阻止できるので、検知スイッチ(近接スイッチ、メカスイッチ)を反応させることを阻止でき不正を防止することができる。従って、不正に賞球の払出しを獲得するのを防止することができる。
【0022】
そして、弾性を有する不正防止片の先端を検知スイッチ用ケースの通過口の下面に臨ませて取着したので、針金等をパチンコ機正面の上皿、下皿払出し窓口、隙間などから挿入させて検知スイッチ用ケースの通過口に球を逆方向に進入させようとしても通過口の下面に臨ませた不正防止片で阻止でき、検知スイッチ(近接スイッチ、メカスイッチ)を反応させることを阻止できる。従って、不正に賞球の払出しを獲得するのを防止することができる。
【0023】
請求項2の発明によれば、不正防止部材の中央の不正防止突片を通過口の下面に臨ませ、両側と後部の嵌合縁を検知スイッチ用ケースに嵌合して簡単にスイッチ用ケースに取着でき、中央の不正防止突片を検知スイッチ用ケースの球通過口に突出して臨ませたので、針金等をパチンコ機正面の上皿、下皿払出し窓口、隙間などから挿入させて通過口に球を逆方向に進入させようとしても不正防止突片で進入を阻止でき、検知スイッチ(近接スイッチ、メカスイッチ)を反応させることを阻止できる。従って、不正に賞球の払出しを獲得するのを防止することができる。
【0024】
前記請求項3の発明によれば、不正防止部材を検知スイッチ用ケースに嵌合する際に検知スイッチ用ケースの係受け部に不正防止部材の係止部を係止して嵌合することができるので、不正防止片の位置決めが容易で、中央の弾性の突片を通過口に正確に臨ませることができる。従って、針金等をパチンコ機正面の上皿、下皿払出し窓口、隙間などから挿入させて検知スイッチ用ケースの通過口に球を逆方向に進入させようとしても不正防止突片で進入を阻止でき、検知スイッチ(近接スイッチ、メカスイッチ)を反応させることを阻止できる。従って、不正に賞球の払出しを獲得するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチの斜視図である。
【図2】 検知スイッチ用ケースと不正防止部材を分解して示す斜視図である。
【図3】 不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチの平面図である。
【図4】 同縦断面図である。
【図5】 球通過時の縦断面図である。
【図6】 逆球を阻止した状態の縦断面図である。
【図7】 検知スイッチの別の実施例の一部破断側面図である。
【図8】 この発明のパチンコ球検知スイッチを入賞球受入口に装着した状態の斜視図である。
【図9】 入賞球受入口とこの発明の検知スイッチを外して示す斜視図である。
【図10】 入賞球受入口と検知スイッチ用ケースと不正防止部材を分離して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 近接スイッチ
2 検知スイッチ用ケース
2a 通過口
3 検知部
4 嵌合溝
5 不正防止部材
5a 突片4a
5b 嵌合縁
5c 係止部
10 入賞球受入口
Claims (3)
- パチンコ球が通過する通過口を有する検知スイッチ用ケースと、該ケースの前記通過口を通過するパチンコ球を検知する検知部とを備えたパチンコ球検知スイッチであって、
前記ケースは、前記通過口の出口に向かって突出する不正防止突片を有する不正防止部材を備え、前記不正防止突片は、パチンコ球の自重により撓みパチンコ球が前記通過口を通過可能かつ逆方向からのパチンコ球の前記通過口への進入を阻止可能であることを特徴とする不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチ。 - 前記不正防止部材は、前記不正防止突片と、前記スイッチ用ケースの両側と後部に嵌合しうる形状とした嵌合縁とを一体に形成したものであり、前記不正防止突片の先端を球検知スイッチ用ケースの通過口の出口に突出して臨ませ、前記嵌合縁を前記検知スイッチ用ケースの下部に嵌合して装着するものである請求項1記載の不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチ。
- 前記不正防止部材は、両側に係止部を有し、かつ前記検知スイッチ用ケースは、前記不正防止部材の両側の前記係止部と嵌合しうる位置に設けられた係受け部を有し、前記不正防止部材を前記検知スイッチ用ケースに嵌合する際に前記検知スイッチ用ケースの係受け部に不正防止部材の係止部を係止しうるようにした請求項2記載の不正防止部材付きパチンコ球検知スイッチ。
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