JP4380104B2 - 遊技機の基板保護部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機裏面に配設された基板を収納すると共に保護するための基板保護部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、遊技機において、遊技者と直接対面する側とは反対の遊技機裏面には、通常、基板、モーター、ソレノイド、スイッチ及びランプ等の電気部品が多数配設されている。これらをそれぞれ電気的に接続する場合、各配線が蜘蛛の巣状に交差し、入り乱れてしまう。配線が入り乱れた状態であると、上記部品及び配線の組付け作業や取外し作業に時間がかかりその能率が低下するだけでなく、組付け及び取外し作業中に遊技機の主要部分である内枠機構を開閉する場合に、誤って配線を損傷ないし断線させるという問題があった。
【0003】
又、近年、基板や配線及び端子に対して不正な処理を施し、本来の大当たり確率以上に大当たりを発生させるという不正行為が行われることがある。この不正行為は特に基板周辺にたいへん巧妙に施される場合があり、配線が入り乱れていると不正行為を発見し難いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、入り乱れた配線による上記電気部品の組付け及び取外し作業の能率低下という問題を解決するために、種々の工夫がなされており、例えば、特開平9−714号公報に開示されているように、遊技機への基板の設置部を遊技機枠機構に一体的に設けた基板収納部と、遊技機枠機構とは別体に、この基板収納部を覆うように取付けた蓋体とで構成し、該蓋体の一部に設けた配線押さえ部材によって基板からの配線を押さえ付けたものが提案されている。
【0005】
しかし、この配線押さえ部材は複数の配線を一定巾の突条(突起部)で基板収納部に押さえ付けているため、配線に許容値以上の大きい外力が加えられると配線が損傷ないし断線するおそれがあり、又、多量の配線を押さえ付けて収納することが困難であるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、遊技機裏面に配設された基板を収納すると共に保護し、基板に接続される配線を拘束することにより、配線の組付け及び取外し作業の能率を向上させ配線の損傷ないし断線を防止し、基板周縁に施される不正処理を容易に発見し易くすることができる簡単な構造の安価な基板保護部材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するために、本発明は、遊技機裏面に配設された基板を保護するための基板保護部材であって、基板を収納するための本体部と、前記本体部に設けられ、前記基板に接続される配線の端子を挿通させるための少なくとも1個の窓部と、前記本体部の外側に連設され、前記遊技機裏面の方向に屈曲する帯板であって、本体部とは反対側の端部に、係合可能な係止部を有する配線拘束部と、前記配線拘束部の全巾に亘って板厚が減少した切り欠き溝と、を備え、前記本体部及び前記配線拘束部は透明又は半透明の可撓性樹脂から成り、前記切り欠き溝は、前記配線拘束部の内側に設けられ、断面V字型であり、前記配線拘束部のコーナー部は肉厚状に造られており、前記本体部、及び前記配線拘束部で囲まれた空間に前記配線を収納することを特徴とする。
【0008】
そうすると、前記基板を収納すると共に保護することができ、前記配線を拘束することにより、前記配線が蜘蛛の巣状に交差して入り乱れることを防止することができるので前記配線の組付け及び取外し作業が容易になり、前記配線に損傷ないし断線が生じるおそれがない。更に、基板周縁に施された不正行為を容易に発見し易くすることができるので、不正行為を未然に防止することができる。
【0009】
前記配線拘束部は、前記本体部と一体成形されているとよい。そのように構成すると、前記遊技機の主要部分である内枠機構への取付作業を迅速に行うことができると共に、別部品で前記配線拘束部を構成する必要がないため部品点数が減少し、その結果コストダウンを図ることができる。
【0010】
前記配線拘束部は、前記遊技機の主要部分である内枠機構に係合可能な係止部を有するとよい。それにより、前記係止部が前記遊技機の主要部分である内枠機構に対して係止されるので配線を確実に取纏めて収納することができる。
前記配線拘束部に設けられた前記係止部の他に少なくとも1個の係止部が前記本体部に設けられているとよい。それにより、前記基板保護部材を前記遊技機の主要部分である内枠機構に一層確実に係合することができると共に容易に着脱することができる。
【0011】
又、前記基板保護部材を前記遊技機の主要部分である内枠機構に対して着脱できるような構成にしておくと、基板が故障した場合でも、基板の交換を短時間で行うことができる。
前記配線拘束部は、前記本体部に対して予め定められた角度回転可能に成形されているとよい。このように構成すると、前記配線拘束部を前記本体部から回転させて前記本体部との間に隙間をあけ、その隙間から前記配線拘束部、前記本体部及び前記遊技機の主要部分である内枠機構とで囲まれた空間に配線を拘束し、収納することができる。これに対し、前記配線拘束部が樹脂部材からなり、その弾性を利用した配線拘束構造であった場合、配線を樹脂部材の弾性変形可能範囲内で収納することができる。しかし、配線拘束部に回転及び係止する機能が無かった場合、所定量以上の配線を無理に入込むと、配線が撓んだり、脱落したり、折れてしまうことがあった。そこで、前記配線拘束部を予め定められた角度回転させて配線を収納するための空間を作り出すことにより、多量の配線を拘束することができるようになる。又、その際、配線に外力を加えたり、配線を押さえ付けたりすることがないので配線に損傷や断線が生じるおそれがない。
【0012】
前記基板保護部材は、前記遊技機の主要部分である内枠機構の開閉軸側に取付けられているとよい。前記遊技機の主要部分である内枠機構が開閉軸を中心に開閉される場合、その開閉に伴う開閉軸に近い側の動きの量は開閉軸から遠い側の動きの量より少ない。そうすると、前記基板は、いずれも基板、ランプ、モーター、ソレノイド等に制御信号を中継するため、前記遊技機の遊技機前面及び遊技機裏面に配線を取り回す必要があるが、それらの作業時に前記遊技機の主要部分である内枠機構を開閉し配線作業を行うことがある。ところが、前記遊技機の主要部分である内枠機構は、一般に、遊技機裏面側から見て右側に設けられている開閉軸を中心にして遊技機前面側へ開かれる。従って、前記遊技機の主要部分である内枠機構に取付けられている前記基板は、それに伴い遊技機前面側へ動くので、前記遊技機の主要部分である内枠機構の開閉軸に近い位置に前記基板が配設されていると、開閉軸に近い位置に配設されなかった場合に比べて前記基板の遊技機前面側への動きの量が相対的に少なく、又、通常、配線は開閉軸側を経由して取り回されるので、遊技機裏面へ信号を送るための配線が短くて済み、その分コストダウンを図ることができ、更に断線の危険性も少ない。又、前記基板保護部材を遊技機裏面の開閉軸側に取付けたことにより、遊技機前面側への配線の取り回しが容易になる。
【0013】
前記本体部は、前記遊技機を制御する各種制御基板から出力されたデータを中継、又は/及び遊技関連機器で利用されるデータを中継する中継基板を収納することができるとよい。
中継基板は、基板と基板同士、又は、基板と基板から出力された制御信号に基づいて遊技動作を実行する駆動部とが距離的に離れた位置に配設される場合に中継する役割を果たしているので、四方八方から配線が接続されるため、特に配線が蜘蛛の巣状に交差して入り乱れやすくなる。そこで、中継基板の基板保護部材に配線拘束部が取付けられることにより、これらの中継基板に接続される多量の複雑な配線を整理することができる。
【0014】
前記本体部は、前記中継基板として、遊技盤に係わる制御信号を遊技機外部の情報管理装置に中継する盤用外部中継基板を収納することができるとよい。それにより、前記遊技機の主要部分である内枠機構を開閉した場合にも前記盤用外部中継基板が開閉軸側に配設されているので、開閉軸側に配設されなかった場合に比べて、遊技機外部の情報管理装置に信号を送るための配線が短くて済み、その分コストダウンを図ることができ、更に断線の危険性も少ない。
【0015】
前記本体部は、前記中継基板として、遊技枠に関する制御信号を遊技機外部の情報管理装置に中継する枠用外部中継基板を収納することができるとよい。それにより、前記遊技機の主要部分である内枠機構を開閉した場合にも前記枠用外部中継基板が開閉軸側に配設されているので、開閉軸側に配設されなかった場合に比べて、遊技機外部の情報管理装置に信号を送るための配線が短くて済み、その分コストダウンを図ることができ、更に断線の危険性も少ない。
【0016】
前記本体部は、前記中継基板として、前記遊技機の動作を制御する制御基板から出力される制御信号を中継し、該制御信号に基づいて遊技動作を実行する駆動部へ出力する、飾りランプ中継基板を収納することができるとよい。それにより、前記遊技機の主要部分である内枠機構を開閉した場合にも前記飾りランプ中継基板が開閉軸側に配設されているので、開閉軸側に配設されなかった場合に比べて、遊技機外部の情報管理装置に信号を送るための配線が短くて済み、その分コストダウンを図ることができ、更に断線の危険性も少ない。
【0017】
前記本体部は、前記中継基板に加えて、前記遊技機に供給するための電源を受ける受電基板を収納することができるとよい。それにより、前記遊技機の主要部分である内枠機構を開閉した場合にも前記受電基板が開閉軸側に配設されているので、開閉軸側に配設されなかった場合に比べて、遊技機外部から供給を受ける電源端子の配線が短くて済み、その分コストダウンを図ることができ、更に断線の危険性も少ない。
【0018】
前記本体部は、前記受電基板として、前記遊技機から発生する静電気を中継して、遊技機設置島台側へ放電する静電気除去手段を備えている受電基板を収納することができるとよい。それにより、前記遊技機から発生する静電気を前記遊技機設置島台側へ導き除電することができる。更に、前記遊技機の主要部分である内枠機構を開閉した場合にも前記受電基板が開閉軸側に配設されているので、開閉軸側に配設されなかった場合に比べて、前記遊技機設置島台側に静電気を送るための配線が短くて済み、その分コストダウンを図ることができ、更に断線の危険性も少ない。
【0019】
前記本体部は、ノイズ除去フィルタ装置が組込まれているとよい。そのように構成すると、前記基板へのノイズの伝搬を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
図1は、遊技機前面を示す図である。図2は、遊技機裏面を示す図である。図3は、ミドルプレートを示す図である。図4は、球寄せの遊技機裏面側を示す斜視図である。図5は、球寄せの遊技機前面側を示す斜視図である。
【0021】
図1に示す遊技機は、遊技機1が設置される遊技機島台に固定される外枠13と、外枠13に対して開閉軸15で軸支されると共に、鍵25により施錠可能な内枠14とで構成されている。内枠14には、トップランプ21、コーナーランプ22と23、サイドランプ24、下皿28、発射装置27及び前述の鍵25等が備えられている。又、内枠14に対して開閉可能に軸支されるガラス枠17及び上皿ユニット26が設けられている。
【0022】
遊技機1の裏面には、内枠機構10が設けられている。内枠機構10は、図2に示すように、遊技機1の内枠14の裏面に取付けられている。
内枠機構10は、遊技盤を着脱可能に取付けるための遊技盤着脱機構であるミドルプレート12と、賞品球の循環経路が構成され、内枠に対して開閉可能に軸支される球寄せ11とで構成されている。ミドルプレート12と球寄せ11は、図3に示すミドルプレート12の球寄せ開閉軸突起部39が、図4に示す球寄せ11の球寄せ開閉軸受け部37に嵌合して組付けられる。
【0023】
ミドルプレート12は、内枠14の裏面に一体構造とするかあるいは別体にて構成されている。
球寄せ11には、図5に示すように、球寄せベース18が設けられている。球寄せベース18には賞品球の循環通路があり、遊技盤20に打ち出されたセーフ球、アウト球が集められて遊技機設置島台へ排出される集合排出樋19と、図4に示すように、遊技機設置島台から供給される賞品球を一時貯留する賞品球タンク34と、賞品球を計数して払出す賞品球払出装置38と、賞品球タンク34と賞品球払出装置38との間を介する賞品球樋36とが設けられている。又、球寄せ11には主基板3、賞品球基板8、電源基板4、及び基板保護ケース2が設けられている。基板保護ケース2内には音声基板、ランプ基板及び図柄基板(図示せず)が備えられている。 更に、図2において61は島アース端子、63はアース線である。6はAC100V電源プラグ、7はAC24V電源プラグである。
【0024】
次に、図6から図8までを参照して、基板保護部材について説明する。
図6は、基板保護部材の正面を示す図である。図7は、基板保護部材の側面を示す図である。図8は、図6のA-A断面を示す図である。
基板保護部材40は、本体部41と配線拘束部45とで構成されている。
【0025】
本体部41は、蓋の無いほぼ直方体の箱で、蓋の無い開口部側を、保護するべき基板に被せるように当てて用いられ、基板を収納すると共に保護する機能を有する。本体部41の大きさは、長さ、巾及び深さがそれぞれ15〜18cm、10〜12cm及び1〜3cmである。本体部41の箱の板厚は1〜2mmである。本体部41に適切な剛性を付与するため、必要に応じて本体部41の内側面にリブを設ける(図示せず)。開口部の反対方向の対面する箱の底板部分には基板に接続される配線の端子を挿通するための窓部51a、51b、53a、53b、55a、55b、55c、55d、57a、57b及び57cが設けられている。上記の各窓部に接続される端子については後で述べる。
【0026】
配線拘束部45は、本体部41に連設された部分であり、本体部41の一隅から本体部41の外側へ延びたL字型の帯板からなる。帯板の巾、即ち配線拘束部45の巾は1〜2cmで、帯板の板厚は本体部41と同じ1〜2mmである。L字型の帯板のコーナー部45aは、図8に示すように、配線拘束部45に適切な剛性を付与するために厚肉状に造られている。又、L字型の帯板の先端部には突起状の係止部46が設けられている。この係止部46は球寄せ11に予め設けられた係合孔部11aに係合することができる。
【0027】
配線拘束部45の先端部に設けられた係止部46の他に、係止部46と同形状の係止部42、44が本体部41に更に設けられている。従って、基板保護部材40はこれらの3個の係止部42、44及び46によって球寄せ11に着脱自在に係合される。更に、基板保護部材40を球寄せ11に一層強固に固定するために、図6に示すように、本体部41の周辺部に2個のネジ貫通孔43が設けられており、これにネジ(図示せず)を挿通し、基板保護部材40を球寄せ11に設けられたネジ孔(図示せず)に固定することができるようになっている。
【0028】
配線拘束部45が本体部41と接続する接続部47には、図8に示すように、配線拘束部45の帯板の全巾に亘って切欠き溝48が設けられている。この切欠き溝48により配線拘束部45の板厚が接続部47で減少するため、配線拘束部45を接続部47の回りにX方向へ予め定めた角度回転させることができる。配線拘束部45は、後述のように可撓性のある樹脂で造られているので、X方向へ繰り返し回転させても折損あるいは破断することはない。
【0029】
本体部41、配線拘束部45及び係止部42、44、46は例えばポリプロピレン、ポリエチレン等で一体成形されている。
本体部41及び配線拘束部45の材料を透明又は半透明にするとよい。このように構成すると、本体部41に収納され保護された基板、端子及び配線拘束部45で拘束された配線の状況を外部から観察できるので、基板の損傷や端子の外れ及び配線の損傷ないし断線等を容易に発見することができる。
【0030】
基板保護部材40を使用するには、基板保護部材40の本体部41を保護するべき基板の上に被せて基板を収納する。
次に、配線拘束部45を用いて配線を拘束する方法について説明する。図8に示すように、配線拘束部45の先端部に設けられた係止部46と球寄せ11の係合孔部11aとの係合を外した後、配線拘束部45を接続部47を中心にX方向へ回転させ、配線拘束部45の先端部に設けられた係止部46と球寄せ11との間に隙間を作る。その隙間から束ねられた配線31を挿入して本体部41の縦壁41aと配線拘束部45と球寄せ11とで囲まれた空間に収納した後、回転によりはね上げられていた配線拘束部45を元の状態に戻し、配線拘束部45の先端部に設けられた係止部46を球寄せ11に設けられた係合孔部11aに係合させる。
【0031】
図4には、球寄せ11の遊技機裏面側において、配線31が本体部41に設けられた配線拘束部45によって拘束された状態が示されている。
又、図5には、球寄せ11の遊技機前面側において、本体部41に設けられた配線拘束部45によって拘束された配線31が、球寄せ11の内部を通り、球寄せ11の遊技機前面から配線32及び配線33として遊技機外部へ接続される状態が示されている。
【0032】
本実施形態では、配線拘束部45が本体部41と一体成形されているので、別部品で配線拘束部45を構成する必要がないため基板保護部材40の部品点数が減少し、その結果コストダウンを図ることができる。更に、配線拘束部45によって配線31を拘束する場合、配線31を、図8に示したように、本体部41の縦壁41aと配線拘束部45と球寄せ11とで囲まれた空間に収納するだけであり、外力を加えて配線31を押さえ付けないので配線31が損傷や断線するおそれがない。又、拘束すべき配線31の量に応じて配線拘束部45の大きさを選ぶことができる。即ち、配線拘束部45のL字型の帯板の長さを大きくすればそれだけ多量の配線31を容易に収納し拘束することができる。
【0033】
又、配線拘束部45を本体部41に対して複数(2〜4)個設置すれば更に良い。例えば本体部41の縁に沿う部分(本体部41の角部や側部)に配線拘束部45を設けることにより、配線を引き回す目的の場所へ向けて配線を拘束できると共に、配線が蜘蛛の巣状に交差することがなくなるので端子部及び基板が目視し易くなる。
【0034】
基板保護部材40は、遊技機1を制御する前記基板から出力されたデータを中継、又は/及び遊技機1の外部の機器で利用されるデータを中継する中継基板を収納すると共に保護する。中継基板としては、図6に仮想線で示すように、遊技盤に係わる制御信号を遊技機外部の情報管理装置(ホールコンピュータ)に中継する盤用外部中継基板53、遊技枠に係わる制御信号を遊技機外部の情報管理装置(ホールコンピュータ)に中継する枠用外部中継基板55、及び遊技動作に係わる制御信号を中継し、該制御信号に基づいて該遊技動作を実行する駆動部に該制御信号を送信する飾りランプ中継基板57がある。
【0035】
基板保護部材40は、前記中継基板に加えて遊技機1に供給するための電源を受ける受電基板51をも収納すると共に保護する。
図9は、基板保護部材40を、盤用外部中継基板53、枠用外部中継基板55、飾りランプ中継基板57及び受電基板51上に、実際に取付けた状態を示す図である。
【0036】
盤用外部中継基板53は、図2に示す遊技機1の主基板3から出力される、図1に示す遊技盤20に係わるスタート入賞回数、外れ情報、大当たり情報及び確率変動情報等の遊技情報を主基板からの端子531に中継し、該遊技情報を遊技機1の外部の情報管理装置(ホールコンピュータ)へ情報管理装置端子532から出力する中継基板である。
【0037】
枠用外部中継基板55は、遊技機1の動作を制御する賞品球基板8から出力される制御信号(払出個数情報)を賞品球基板8からの端子552に中継すると同時に、内枠又はガラス枠の開放を検出する検出信号を枠開放スイッチ端子551及び扉開放スイッチ端子553に中継し、それらの制御信号及び検出信号を遊技機1の外部の情報管理装置(ホールコンピュータ)へ情報管理装置端子554から出力する中継基板である。内枠又はガラス枠の開放を検出する検出信号は、図3に示す枠開放スイッチ71又は扉開放スイッチ73から出力される。出力された信号は、枠開放スイッチ71及び扉開放スイッチ73からミドルプレート12の上面を通り配線止め突起75及び配線止め手段77で拘束された配線35によって遊技機裏面に設けられた枠用外部中継基板55に送信される。
【0038】
飾りランプ中継基板57は、遊技機1の動作を制御する図2に示す保護ケース2内に保護されたランプ、音声及び図柄基板から出力される制御信号をランプ基板端子571に中継し、該制御信号を遊技動作を実行する図1に示すトップランプ21、コーナーランプ22と23及びサイドランプ24等の駆動部へトップランプ端子572及びコーナー飾りランプ端子573から出力する中継基板である。
【0039】
受電基板51は、遊技機1の外部から供給される電源を受電し、図2に示す電源基板4及び賞品球基板8に対して電源の供給を行う電源中継基板である。詳細には外部からの電源をAC24V電源プラグ端子516に受電し、電源基板端子513及び賞品球基板電源端子512から賞品球基板8及び電源基板4に分けて電源を供給している。その理由は、現金機とCR機とで賞品球基板8を共通化するためである。
【0040】
受電基板51は、電源スイッチ515を備え、更に遊技機1の賞品球誘導路に発生する静電気を賞品球誘導路アース端子511に中継し、該静電気を島アース端子514から図2に示すアース線63を通じて遊技機1の設置島台に除電する。受電基板51は他に図9に示すフューズボックス蓋56によって覆われたコンピュータ用フューズ517を備えている。
【0041】
基板保護部材40を使用する場合は、前述のように、本体部41を盤用外部中継基板53、枠用外部中継基板55、飾りランプ中継基板57及び受電基板51に被せて収納し、本体部41に設けられた係止部42、44を球寄せ11の係合孔部11aに係合させると同時に、配線拘束部45によって上記各基板に接続される各配線を束ね拘束した後、係止部46を係合孔部11aと係合させ基板保護部材40を球寄せ11に係合させる。更に、本体部41に設けられた2個のネジ貫通孔43にネジを挿通して球寄せ11に設けられたネジ孔(図示せず)に固定する。
【0042】
基板保護部材40を球寄せ11から取外す場合は、上記ネジを緩め、ネジ貫通孔43から取除いた後、係止部42、44及び46を球寄せ11に予め設けられた係合孔部11aから外し係止部42、44及び46と球寄せ11との係合を解除すればよい。このように、基板保護部材40の球寄せ11への着脱は極めて容易である。
【0043】
飾りランプ中継基板57及び受電基板51は、図2に示すように、何れも遊技機1の遊技機裏面の内枠14及びミドルプレート12と球寄せ11の開閉軸16側(略右上の隅部(図2のR方向側で且つU方向側))に配置されている。
つまり、飾りランプ中継基板57及び受電基板51は、球寄せ11の球寄せベース18の略右上隅部に配置されるが、これは、内枠14、球寄せ11の双方の基板、ランプ、モーター、ソレノイド等に制御信号、電源電圧を中継するための配線取り回しの為である。つまり、球寄せ11が遊技機前面側へ開かれると、球寄せ11に配設されている飾りランプ中継基板57及び受電基板51から接続される配線が、それに伴い遊技機前面側へ引き出されるため、飾りランプ中継基板57及び受電基板51が開閉軸16側に配置されなかった場合に比べて、飾りランプ中継基板57及び受電基板51の遊技機前面側への動きの量が相対的に少なくなり、内枠14及びミドルプレート12と球寄せ11への制御信号、電源電圧を送るための配線が短くて済み、その分コストダウンを図ることができ、更に断線の危険性も少い。
【0044】
又、盤用外部中継基板53及び枠用外部中継基板55も、図2に示すように、何れも遊技機1の遊技機裏面の外枠13と内枠14の開閉軸15側(略右上隅部(図2のR方向側で且つU方向側))に配置されている。
つまり、盤用外部中継基板53及び枠用外部中継基板55は、内枠14に軸支される球寄せベース18の略右上隅部に配置されるが、これは外部の情報管理装置(ホールコンピュータ)に制御信号を中継するための配線取り回しの為である。つまり、外枠13に対して軸支される内枠14が遊技機前面側へ開かれると、球寄せベース18に配設されている盤用外部中継基板53及び枠用外部中継基板55から外部の情報管理装置(ホールコンピュータ)に接続される配線が、それに伴い遊技機前面側へ引き出されるため、盤用外部中継基板53及び枠用外部中継基板55が開閉軸15側に配置されなかった場合に比べて、盤用外部中継基板53及び枠用外部中継基板55の遊技機前面側への動きの量が相対的に少なくなり、内枠14と外部の情報管理装置(ホールコンピュータ)への制御信号を送るための配線が短くて済み、その分コストダウンを図ることができ、更に断線の危険性も少い。
【0045】
尚、開閉軸15、16が略右上隅部に設けられた場合について説明したが、略左上隅部に設けられてもよい。
受電基板51の一部には、図2に示すように、島アース端子61が設けられ、遊技機1に発生する静電気を島アース端子61から図2に示すアース線63及び図4に示すアース線64、65によって遊技機設置島台側へ放電し除去する。
【0046】
更に、図示していないが基板保護部材40にノイズ除去フィルタ装置を組込むことができる。例えば、基板保護部材40の本体部41の一部に開閉可能なケース部分を形成し、該ケース内に磁性体であるフェライトを充填する。このケースを開いて配線を挿入した後ケースを合わせて閉じればよい。このように、ノイズ除去フィルタ装置を組込むことにより、各基板へのノイズの伝搬を防止することができる。
【0047】
又、配線拘束部45は、上記基板に接続される配線を拘束するために用いられるが、その他に遊技機1に使用される配線を拘束してもよい。
本実施例では盤用外部中継基板53、枠用外部中継基板55、飾りランプ中継基板57及び受電基板51の4個の基板を保護する基板保護部材40について説明したが、図2 に示す球寄せ11の開閉軸側に配設された中継基板5も基板保護部材40と同様に構成された基板保護部材を用いて収納すると共に保護することができる。
【0048】
尚、請求項1に記載の基板保護部材は、基板保護部材40が対応し、本体部及び窓部は本体部41が対応し、配線拘束部は配線拘束部45が対応する。
請求項1に記載の係止部は、係止部46が対応する。
請求項1、10に記載の基板保護部材により保護される基板は、盤用外部中継基板53、枠用外部中継基板55、飾りランプ中継基板57及び受電基板51が対応する。
【0049】
請求項に記載の配線拘束部45に設けられた係止部46の他に少なくとも1個設けられた係止部は、係止部42、44が対応する。
請求項11に記載の静電気除去手段は、アース線63、64及び65と島アース端子61が対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遊技機前面を示す図である。
【図2】 遊技機裏面を示す図である。
【図3】 ミドルプレートを示す図である。
【図4】 球寄せの遊技機裏面側を示す斜視図である。
【図5】 球寄せの遊技機前面側を示す斜視図である。
【図6】 基板保護部材の正面を示す図である。
【図7】 基板保護部材の側面を示す図である。
【図8】 図6のA-A断面を示す図である。
【図9】 基板保護部材を実際に、盤用外部中継基板、枠用外部中継基板、飾りランプ中継基板及び受電基板に取付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
1・・・遊技機
2・・・保護ケース
3・・・主基板
4・・・電源基板
5・・・中継基板
6・・・AC100V電源プラグ
7・・・AC24V電源プラグ
8・・・賞品球基板
10・・・内枠機構
11・・・球寄せ
11a・・・係合孔部
12・・・ミドルプレート
13・・・外枠
14・・・内枠
15・・・開閉軸
16・・・開閉軸
17・・・ガラス枠
18・・・球寄せベース
19・・・集合排出樋
20・・・遊技盤
21・・・トップランプ
22、23・・・コーナーランプ
24・・・サイドランプ
25・・・鍵
26・・・上皿ユニット
27・・・発射装置
28・・・下皿
31、32、33、35・・・配線
34・・・賞品球タンク
36・・・賞品球樋
37・・・球寄せ開閉軸受け部
38・・・賞品球払出装置
39・・・球寄せ開閉軸突起
40・・・基板保護部材
41・・・本体部
41a・・・縦壁
42、44、46・・・係止部
43・・・ネジ貫通孔
45・・・配線拘束部
45a・・・コーナー部
47・・・接続部
48・・・切欠き溝
51・・・受電基板
53・・・盤用外部中継基板
55・・・枠用外部中継基板
56・・・フューズボックス蓋
57・・・飾りランプ中継基板
61・・・島アース端子
63、64、65・・・アース線
71・・・枠開放スイッチ
73・・・扉開放スイッチ
75・・・配線止め突起
77・・・配線止め手段
511・・・賞品球誘導路アース端子
512・・・賞品球基板電源端子
513・・・電源基板端子
514・・・島アース端子
515・・・電源スイッチ
516・・・AC24V電源プラグ端子
517・・・コンピュータ用フューズ
531・・・主基板からの端子
532・・・情報管理装置端子
551・・・枠開放スイッチ端子
552・・・賞品球基板からの端子
553・・・扉開放スイッチ端子
554・・・情報管理装置端子
571・・・ランプ基板端子
572・・・トップランプ端子
573・・・コーナー飾りランプ端子

Claims (11)

  1. 遊技機裏面に配設された基板を保護するための基板保護部材であって、
    基板を収納するための本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記基板に接続される配線の端子を挿通させるための少なくとも1個の窓部と、
    前記本体部の外側に連設され、前記遊技機裏面の方向に屈曲する帯板であって、前記本体部とは反対側の端部に、係合可能な係止部を有する配線拘束部と、
    前記配線拘束部の全巾に亘って板厚が減少した切り欠き溝と、
    を備え、
    前記本体部及び前記配線拘束部は透明又は半透明の可撓性樹脂から成り、
    前記切り欠き溝は、前記配線拘束部の内側に設けられ、断面V字型であり、
    前記配線拘束部のコーナー部は肉厚状に造られており、
    前記本体部、及び前記配線拘束部で囲まれた空間に前記配線を収納することを特徴とする、遊技機の基板保護部材。
  2. 前記切り欠き溝は、前記配線拘束部のうち、前記本体部に接続する部分に設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機の基板保護部材。
  3. 前記配線拘束部は、前記本体部と一体成形されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の遊技機の基板保護部材。
  4. 前記配線拘束部に設けられた前記係止部の他に少なくとも1個の係止部が前記本体部に設けられていることを特徴とする、請求項1ないしのいずれかに記載の遊技機の基板保護部材。
  5. 前記配線拘束部は、前記本体部に対して予め定められた角度回転可能に成形されていることを特徴とする、請求項1ないしのいずれかに記載の遊技機の基板保護部材。
  6. 前記基板保護部材は、前記遊技機の主要部分である内枠機構の開閉軸側に取付けられていることを特徴とする、請求項1ないしのいずれかに記載の遊技機の基板保護部材。
  7. 前記本体部は、前記遊技機を制御する各種制御基板から出力されたデータを中継、又は/及び遊技関連機器で利用されるデータを中継する中継基板を収納することができることを特徴とする、請求項1ないしいずれかに記載の遊技機の基板保護部材。
  8. 前記本体部は、前記中継基板として、遊技盤に係わる制御信号を遊技機外部の情報管理装置に中継する盤用外部中継基板を収納することができることを特徴とする、請求項記載の遊技機の基板保護部材。
  9. 前記本体部は、前記中継基板として、前記遊技機の動作を制御する制御基板から出力される制御信号を中継し、該制御信号に基づいて遊技動作を実行する駆動部へ出力する、飾りランプ中継基板を収納することができることを特徴とする、請求項記載の遊技機の基板保護部材。
  10. 前記本体部は、前記中継基板に加えて、前記遊技機に供給するための電源を受ける受電基板を収納することができることを特徴とする、請求項ないしのいずれかに記載の遊技機の基板保護部材。
  11. 前記本体部は、前記受電基板として、前記遊技機から発生する静電気を中継して、遊技機設置島台側へ放電する静電気除去手段を備えている受電基板を収納することができることを特徴とする、請求項10記載の遊技機の基板保護部材。
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