JP4377470B2 - 乾式水道メータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乾式水道メータに関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】
従来、乾式水道メータにおいて、図6に示すように、下台板100と上台板101間に歯車列を収納し、上台板101と窓ガラス102間に指針収納空間103を形成して該指針収納空間103内に指針104を収納したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来構造のように、窓ガラス102の下面と上台板101の上面間に指針104を収納するものにおいては、必然的に指針収納空間103の高さ、すなわち窓ガラス102の下面と上台板101の上面間の空隙寸法H1 が大きくなる。
【0004】
そのため、窓ガラス102の下面に結露すると、これがレンズ状の大きな水玉に成長し、指示部の積算値が水玉により乱反射して読みとれなくなる問題がある。更に、指示目盛が前記の上台板101の表面に表示されているため、この指示目盛が窓ガラス102よりかなり離れた奥部に位置し、前記のような結露や水玉が生じた場合には、そのレンズ効果で一層積算値の視認性が悪くなる問題がある。
【0005】
そこで本発明は、結露によって積算値の視認が悪化することを抑制して、積算値を読みやすくする乾式水道メータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、積算表示部における上台板の上部に文字板を配置し、該文字板の上部に透明なキャップを配置し、前記文字板の上面とキャップの下面の間の隙間を0.1mm〜0.3mmの範囲に設定し、かつ、前記上台板に指示板嵌合穴を形成して該指示板嵌合穴に指示板を回転可能に嵌合したことを特徴とするものである。
【0009】
本発明においては、キャップの下面に結露した場合、このキャップの下面と文字板の上面間が僅少であるため結露は大きなレンズ状の水玉に成長することなく水膜に成長し、指示部の視認性の悪化を抑制する。
【0010】
また、このように、キャップと文字板間の隙間が僅少であるため、該隙間に指示板が配置できないが、指示板を上台板に形成した指示板嵌合穴に嵌合して、指示板の上面と上台板の上面とを略同一面にすることができるため、指示板がキャップから奥まった位置に配置されて視認性が悪化することを抑制できる。
【0011】
請求項記載の第の発明は、積算表示部における上台板の上部に文字板を配置し、該文字板の上部に透明なキャップを配置し、前記文字板の上面とキャップの下面の間の隙間を0.1mm〜0.3mmの範囲に設定し、かつ、前記上台板に指示板嵌合穴を形成して該指示板嵌合穴に指示板を回転可能に嵌合し、更に、前記キャップを積算表示部の側部をも被覆する形状として、その側壁の板厚を上壁の板厚より薄く設定したことを特徴とするものである。
【0012】
本発明においては、ャップの側壁で結露を促し、更に、これによってもキャップの上壁で結露した場合には、その上壁の下面と文字板間で結露を大きなレンズ状の水玉に成長させることなく水膜に成長させる。そのため、結露による指示板の視認性の悪化を一層抑制することができる。
【0013】
請求項記載の第の発明は、前記第又は第の発明において、前記指示板嵌合穴の内周面を下方に向って拡開するテーパ面に形成し、前記指示板を、その側周面が前記テーパ面に沿った傘状に形成したことを特徴とするものである。
【0014】
本発明においては、指示板嵌合穴の内周面と指示板の側周面を近接することにより、これらの隙間がテーパ状となり、ほぼ真上から積算表示部内が見えることを防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5に示す実施例に基いて本発明の実施の形態について説明する。
図1において、下ケース1には水道水の流入路2と流出路3が形成され、流入路2から流入した水道水は羽根車4を回転して流出路3から流出するようになっている。
【0016】
下ケース1内には、その上部に位置して受圧板5が収納され、該受圧板5の上部には、底板6と側壁7とを一体成形し、上方が開口した樹脂製の下台板8が載置されている。該下台板8の側壁7における内側上部には段部9が全周にわたって形成され、該段部9に上台板10が載置されている。この下台板8と上台板10からなる室内に図5に示すような歯車列11が収納されて、これらで積算表示部Aを構成している。
【0017】
前記上台板10の上面には文字板12が載置され、更に、該文字板12の上部と前記下台板8の側壁7の外周部は、透明な樹脂材からなるキャップ13で被覆されている。そして、該キャップ13に形成したフランジ部14を前記下台板8のフランジ部15に重合し、これらを止環16により下ケース1側へ押さえ、下台板8とキャップ13を受圧板5上に固設している。
【0018】
前記キャップ13は、前記積算表示部Aの上部を被覆する上壁13aと積算表示部Aの側部を被覆する側壁13cを有し、これらが透明な樹脂材で一体成形されている。なお、図の実施例では上壁13aをレンズ状に形成したので、以下、このキャップ13をレンズキャップ13といい、上壁13aをレンズ部13aという。
【0019】
前記レンズキャップ13の外側は、ピン17により開閉する開閉蓋18で被覆されている。
そして、前記の羽根車4が回転すると、マグネット19,20を介して図5に示す歯車列11が伝動回転し、パイロット21、第1指示板22、第2指示板23が回転し、積算値を表示するようになっている。
【0020】
前記上台板10、文字板12、レンズキャップ13、指示板22,23及びこれらの関係について図2により詳述する。
上台板10における前記指示板22,23が位置する部分には指示板嵌合穴24が貫通形成され、その穴周面は下方が拡開するテーパ面25に形成されている。前記指示板22,23は、その外周面を下方へ拡開するテーパ面26に形成して傘状に形成されている。そして、該指示板22,23を指示板嵌合穴24へ嵌入し、その指示板22,23の上面27と前記上台板10の上面28とが略同一面となるようにしてある。また、前記両テーパ面25と26との隙間は、指示板22,23の回転に支障とならない範囲で狭くしてある。なお、指示板22,23の上面には薄板からなる指針22a,23aが図2及び図4に示すように貼着されている。
【0021】
前記文字板12の上面12aとレンズキャップ13におけるレンズ部13aの下面13b間の隙間d1 は、0.1mm〜0.3mmの範囲に設定するが、望ましくは0.2mmに設定すると良い。この隙間d1 は、レンズ部13aの周縁下面に前記隙間d1 と同寸法の突部13dを形成して、該突部13dの下面を文字板12上に載置することにより形成されるようになっている。
【0022】
前記文字板12は透明な樹脂板で形成され、これに図4に示すように、前記指示板22,23の指針22a,23aに対応する数字29,30と、数字車31(図1、図4参照)に対応する枠32が記載されている。したがって、前記指示板22,23の指針22a,23aと数字車31の数字は文字板12及びレンズキャップ13を透かして見ることができる。
【0023】
前記レンズキャップ13における側壁13cの板厚D1 は、レンズ部13aの板厚D2 よりも薄く形成されている。また、この側壁13cは図3に示すように、その内面に縦溝13eを多数本並列形成して薄くしているとともに、該縦溝13eによって側壁13cと前記下台板8の側壁7との間に隙間d2 が形成されている。
【0024】
以上のようであるから、外気温が低くなると、レンズキャップ13の側壁13cの厚みD1 がレンズ部13aの厚みD2 よりも薄いことから、側壁13cの内面がレンズ部13aの下面(内面)よりも早く低温になる。そのため、積算表示部内に有する水分は、レンズ部13aの下面よりも早く側壁13cの内面に結露し、レンズ部13aの内面での結露量を抑制する。したがって、レンズ部13aの結露により指示部が読みずらくなることを防止する。
【0025】
また、前記側壁13cを縦溝13eにより薄くしたので、該縦溝13e以外の部分、すなわち、凸部13fによって薄い側壁13cが補強される。
また、積算表示部内の水分が多い場合などにおいて、レンズ部13aの下面での結露量が多くなった場合には、レンズ部13aの下面と文字板12の上面との隙間d1 が前記の値のように僅少に設定されているため、レンズ部13aの下面の結露はこの隙間d1 で水膜に成長し、大きなレンズ状の水玉に成長しない。したがって、前記従来のようなレンズ状の水玉に成長するものに比べて指示部の読み取りにくさが軽減される。
【0026】
更に、上台板10に指示板嵌合穴24を形成して該穴24に指示板22,23を収納し、その指示板22,23の上面、すなわち指針22a,23aの面を上台板10の上面、すなわち、文字板12の下面と略同一面に近づけたので、指示板22,23の視認性が悪化しない。すなわち、前記のように、上台板10と文字板12間の隙間d1 を僅少にしたことにより上台板10と文字板12間に指示板22,23が配置できない。そのため、指示板22,23を単に上台板10の下部に配置すると、指示板22,23がレンズ部13a及び文字板12から奥まった位置となり、指示部の目盛が読みずらくなる問題が生じるが、前記のように指示板22,23を指示板嵌合穴24内に配置することにより指示板22,23を文字板12の下面に近づけることでき、積算値が読み易くなる。
【0027】
更に、指示板嵌合穴24の内周面と指示置板22,23の側周面をテーパ面に形成して近接させたので、これらの隙間がテーパ状となり、かつ狭くなり、ほぼ真上から積算表示部Aの内部が見えることを防止できる。
【0028】
【発明の効果】
以上のようであるから、本発明によれば、結露による指示板の視認性の悪化を抑制し、積算値を実用上問題なく読み取れるようにすることができる。
【0029】
更に、字板とキャップとの隙間を僅少にして結露による視認性の悪化を抑制した場合、指示板が前記の隙間に配置できない構造になるが、上台板に指示板嵌合穴を形成してこれに指示板を嵌合したことにより、指示板を読み取りやすく配置できる。
【0030】
更に請求項記載の発明によれば、結露による指示板の視認性の悪化を一層抑制できる。
そして、請求項記載の発明によれば、更に、前記のように指示板嵌合穴を形成しても、外部から積算表示部内が見えることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部切断した側面図。
【図2】図1の要部の拡大側断面図。
【図3】図2におけるX−X線断面図。
【図4】図1における積算表示部の斜視図。
【図5】図1における歯車列と上台板、指示板、文字板を示す展開断面図。
【図6】従来の乾式水道メータを示す側断面図。
【符号の説明】
A 積算表示部
8 下台板
10 上台板
12 文字板
13 キャップ
13a 上壁(レンズ部)
13c 側壁
22,23 指示板
24 指示板嵌合穴
25 指示板嵌合穴の内周面
26 指示板の側周面
1 隙間

Claims (3)

  1. 積算表示部における上台板の上部に文字板を配置し、該文字板の上部に透明なキャップを配置し、前記文字板の上面とキャップの下面の間の隙間を0.1mm〜0.3mmの範囲に設定し、かつ、前記上台板に指示板嵌合穴を形成して該指示板嵌合穴に指示板を回転可能に嵌合したことを特徴とする乾式水道メータ。
  2. 積算表示部における上台板の上部に文字板を配置し、該文字板の上部に透明なキャップを配置し、前記文字板の上面とキャップの下面の間の隙間を0.1mm〜0.3mmの範囲に設定し、かつ、前記上台板に指示板嵌合穴を形成して該指示板嵌合穴に指示板を回転可能に嵌合し、更に、前記キャップを積算表示部の側部をも被覆する形状として、その側壁の板厚を上壁の板厚より薄く設定したことを特徴とする乾式水道メータ。
  3. 前記指示板嵌合穴の内周面を下方に向って拡開するテーパ面に形成し、前記指示板を、その側周面が前記テーパ面に沿った傘状に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の乾式水道メータ。
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