JP4377197B2 - 残留塩素計 - Google Patents

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Description

本発明は、水道水、プール用水、工業用水等における残留塩素濃度の測定が簡単にできる残留塩素計に関するものである。
水道用、プール用、工業用等の水は、消毒のために塩素消毒されている。そして、この塩素消毒によって生じる残留塩素濃度を適切に保つための残留塩素濃度を測定する手段が従来において開示されている。
例えば、特許文献1に開示されている残留塩素濃度測定装置は、pH測定手段(pH計)と電気伝導率測定手段(電気伝導率計)とを備え、残留塩素濃度の真値に対して正規化した見かけの残留塩素濃度のpH依存性と電気伝導率依存性に関する補正曲線に基づいて、試料水の測定されたpHと電気伝導率に対応する補正係数を決定し、この補正係数により試料水の見かけの残留塩素濃度を校正し、真の残留塩素濃度を求めることを特徴とする装置であり、測定精度に優れる残留塩素濃度を測定する手段である。
また、特許文献2に開示されている残留塩素濃度測定方法は、液体DPD試薬と共に用いるリン酸緩衝液のpHを6.5よりもアルカリ性側とすることを特徴とする方法であり、支障なく残留塩素濃度を測定できる手段である。
特開平9−329577号公報 特開2003−215119号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている残留塩素濃度測定装置においては、pH計と電気伝導率計といった一般的に高価な測定手段を有するので、装置全体としても高価となってしまうという問題があった。一方、特許文献2に開示されている残留塩素濃度測定方法においても、測定の度に液体DPD試薬を用いるので、ランニングコストがかかると共に手間を要するという問題があった。
そこで、本発明は、このような従来の問題点に鑑みて、廉価に簡単に残留塩素濃度を測定し得るような残留塩素計を提供することを目的とする。
本発明の残留塩素計は、試料水の校正前残留塩素反応量及び測定時残留塩素反応量を検出する検出部と、前記試料水の校正基準残留塩素濃度を入力する入力部と、試料水の校正前残留塩素反応量と試料水の校正基準残留塩素濃度とに基づいて校正係数を演算するためのデータを予め記憶する校正係数演算データ記憶部と、前記検出部により検出した試料水の校正前残留塩素反応量と前記入力部により入力した試料水の校正基準残留塩素濃度と前記校正係数演算データ記憶部により予め記憶している校正係数を演算するためのデータとに基づいて校正係数を演算する校正係数演算部と、前記校正係数演算部により演算した校正係数を記憶する校正係数記憶部と、試料水の測定時残留塩素反応量と校正係数とに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータを予め記憶する残留塩素濃度演算データ記憶部と、前記検出部により検出した試料水の測定時残留塩素反応量と前記校正係数記憶部に記憶した校正係数と前記残留塩素濃度演算データ記憶部により予め記憶している試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータとに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算する残留塩素濃度演算部とを備えることを特徴とする。
また、前記入力部はセンサの特性を示す固有値を更に入力し、校正係数演算データ記憶部に記憶している校正係数を演算するためのデータを更新する校正係数演算データ更新制御部とを更に備えることを特徴とする。
また、本発明の残留塩素計は、試料水の校正前残留塩素反応量及び測定時残留塩素反応量を検出する検出部と、試料水の校正前残留塩素反応量と試料水の校正基準残留塩素濃度とに基づいて校正係数を演算するためのデータを予め記憶する校正係数演算データ記憶部と、前記検出部により検出した試料水の校正前残留塩素反応量と前記校正係数演算データ記憶部により予め記憶している校正係数を演算するためのデータとに基づいて校正係数を演算する校正係数演算部と、前記校正係数演算部により演算した校正係数を記憶する校正係数記憶部と、試料水の測定時残留塩素反応量と校正係数とに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータを予め記憶する残留塩素濃度演算データ記憶部と、前記検出部により検出した試料水の測定時残留塩素反応量と前記校正係数記憶部に記憶した校正係数と前記残留塩素濃度演算データ記憶部により予め記憶している試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータとに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算する残留塩素濃度演算部とを備えることを特徴とする。
また、センサの特性を示す固有値を入力する入力部と、校正係数演算データ記憶部に記憶している校正係数を演算するためのデータを更新する校正係数演算データ更新制御部とを更に備えることを特徴とする。
また、前記校正係数演算データ記憶部は、校正係数を演算するためのデータに、選択基準残留塩素濃度を基準として複数からなる校正係数演算式を含み、前記校正係数演算部は、前記複数からなる校正係数演算式に基づいて選択基準残留塩素濃度を基準する複数の校正係数を演算し、前記校正係数記憶部は、前記複数の校正係数を記憶し、前記残留塩素濃度演算データ記憶部は、試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータに、選択基準残留塩素濃度を基準として複数からなる校正後残留塩素濃度演算式を含み、前記残留塩素濃度演算部は、前記複数からなる校正後残留塩素濃度演算式のうち一つを選択し、試料水の校正後残留塩素濃度を演算することを特徴とする。
本発明の残留塩素計は、測定のための準備段階として、検出部において検査する場所の試料水の残留塩素反応量を検出し、校正係数演算部において校正係数演算データ記憶部に記憶する試料水の残留塩素反応量と試料水の残留塩素基準濃度とに基づいて校正係数を演算するためのデータにより検査する場所の試料水についての校正係数を求め、記憶部おいてこの校正係数を記憶する。そして、測定段階として、検出部において検査する場所の試料水の残留塩素反応量を検出し、残留塩素濃度演算部において残留塩素濃度演算データ記憶部に記憶する試料水の測定時残留塩素反応量と校正係数とに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータにより検査する場所の試料水についての残留塩素濃度を求める。したがって、測定の度に、高価な測定手段を持ち合わせたりや校正するといった必要がなく、試料水のpHや電気伝導率による影響を取り除くことができる。
また、入力部において、センサの特性を示す固有値を入力し、校正係数演算データ更新制御部において、校正係数演算データ記憶部に記憶している校正係数を演算するためのデータを更新する。したがって、センサが故障等をして交換しても精度を低下させることなく使用できる。
また、残留塩素濃度演算部において、選択基準残留塩素濃度を基準として複数からなる校正後残留塩素濃度演算式のうち一つを選択し、試料水の校正後残留塩素濃度を演算する。したがって、より精度よく試料水のpHや電気伝導率による影響を取り除いた校正後残留塩素濃度をより精度よく求めることができる。
本発明は、残留塩素計の使用者が同じ場所の試料水を測定することが多いこと、また、同じ場所の試料水であれば、残留塩素濃度の測定に影響度の高いpHや導電率の変動が小さいことに着眼した発明者によって、以下の実施例のような構成が考え出され、廉価に簡単に残留塩素濃度の測定ができる残留塩素計として実現した。
まず、図1に示す正面図、図2に示すブロック図を用いて、実施例1の残留塩素計(試料水のpHによる影響度を校正することが可能)の構成について説明する。
実施例1の残留塩素計は、箱状ケース4の正面に表示部10及び入力部20を有する本体1と、棒状ケース5の先端に残留塩素センサ31を有するセンサユニット2と、本体1とセンサユニット2とを接続するケーブル3とを外見上に備え、増幅器32、AD変換器33、記憶装置50及びマイクロコンピュータ60を配設する電子基板と、電源部40とを本体1の内部に備えることにより、全体を大略構成する。
入力部20は、電源(ON)ボタン25、キャリブレーション(CAL)ボタン24、モード(MODE)ボタン23、アップ(+)ボタン21及びダウン(−)ボタン22から成り、開始・切替・設定登録等をするための入力をする。特に、電源(ON)ボタン25及びキャリブレーション(CAL)ボタン24は、校正モードで開始するためにの入力をする。電源(ON)ボタン25及びモード(MODE)ボタン23は、交換モードで開始するための入力をする。アップ(+)ボタン21、ダウン(−)ボタン22及びキャリブレーション(CAL)ボタン24は、試料水の校正基準残留塩素濃度(DPD試薬式残留塩素計(本発明の残留塩素計とは別の装置)により測定した試料水の残留塩素濃度)、交換後のセンサの固有値の設定登録のための入力をする。
表示部10は、入力状況・測定結果・各種モード・電池残量等を表示する。
センサユニット2は、残留塩素センサ31の他に、棒状ケース5に、携帯するときなどに胸ポケットを挟み込むための挟込片6と、使用しないときに残留塩素センサ31を保護するための保護キャップ7を有する。
電源部40は、本装置の電気系統各部に電力を供給する。
増幅器32は、残留塩素センサ31により検出した試料水の校正前及び測定時残留塩素反応量(アナログ信号)を増幅し、AD変換器33は、この増幅された試料水の校正前及び測定時残留塩素反応量をデジタル信号に変換する。なお、残留塩素センサ31と増幅器32とAD変換器33とによって検出部30を構成する。すなわち、検出部30は、試料水の校正前残留塩素反応量及び測定時残留塩素反応量を検出する。
記憶装置50は、校正係数演算データ記憶部51と校正係数記憶部52と残留塩素濃度演算データ記憶部53とを兼有し各種データを記憶する。
校正係数演算データ記憶部51は、試料水の校正前残留塩素反応量と試料水の校正基準残留塩素濃度とに基づいて校正係数を演算するためのデータ(図11に示す基準テーブル、(1)及び(2)式に示す演算式)を予め記憶する。
KDN=VSS/VSB ・・・(1)
KUP=VSS/VSB ・・・(2)
上記の各記号の意味するところを次ぎに示す。
KDN :選択基準残留塩素濃度未満時の校正係数
KUP :選択基準残留塩素濃度以上時の校正係数
VSS :校正基準残留塩素反応量
VSB :校正前残留塩素反応量
校正係数記憶部52は、後述する校正係数演算部61によって演算した校正係数を記憶する。
残留塩素濃度演算データ記憶部53は、試料水の測定時残留塩素反応量と校正係数とに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータ(図11に示す基準テーブル、(3)、(4)及び(5)式に示す演算式)を予め記憶する。
VSCA=VSCB×VSM/VSS ・・・(3)
VSAD=VSM/KDN ・・・(4)
VSAU=VSM/KUP ・・・(5)
上記の各記号の意味するところを次ぎに示す。
VSCA:校正後選択基準残留塩素反応量
VSCB:校正前選択基準残留塩素反応量
VSM :測定時残留塩素反応量
VSS :校正基準残留塩素反応量
VSAD:選択基準残留塩素濃度未満時の校正後残留塩素反応量
KDN :選択基準残留塩素濃度未満時の校正係数
VSAU:選択基準残留塩素濃度以上時の校正後残留塩素反応量
KUP :選択基準残留塩素濃度以上時の校正係数
なお、(1)及び(2)式に示す演算式や(4)及び(5)式に示す演算式が、選択基準残留塩素濃度を境として別式としている理由は、図10のグラフに示すように、残留塩素濃度と残留塩素反応量との関係が、選択基準残留塩素濃度(本例では、0.10mg/L)を境に低いときには、試料水のpHに応じてのグラフの傾きが顕著に変わり、また、選択基準残留塩素濃度(本例では、0.10mg/L)を境に高いときには、試料水のpHに応じてのグラフの傾きがほとんど変わらないためである。
マイクロコンピュータ60は、校正係数演算部61と残留塩素濃度演算部62と校正係数演算データ更新制御部63とを兼有し各種データを演算・制御する。
校正係数演算部61は、検出部30により検出した試料水の校正前残留塩素反応量と、入力部20により入力した試料水の校正基準残留塩素濃度と、校正係数演算データ記憶部51により予め記憶している校正係数を演算するためのデータとに基づいて校正係数を演算する。
より具体的には、図11に示す基準テーブルを参照し、入力部20により入力した試料水の校正基準残留塩素濃度に該当する残留塩素濃度に対応する残留塩素反応量を校正基準残留塩素反応量(VSS)として特定し、この特定した校正基準残留塩素反応量(VSS)と、検出部30により検出した試料水の校正前残留塩素反応量(VSB)とを校正係数演算データ記憶部51により予め記憶する演算式((1)及び(2)式)に代入し、校正係数(KDN及びKUP)を演算する。
残留塩素濃度演算部62は、検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量と、校正係数記憶部52に記憶した校正係数と、残留塩素濃度演算データ記憶部53により予め記憶している試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータとに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算する。
より具体的には、まず、図11に示す基準テーブルを参照し、演算式((4)又は(5)式)を選択するための校正前選択基準残留塩素反応量(VSCB)を特定し、この特定した校正前選択基準残留塩素反応量(VSCB)と、先に校正係数演算部61において特定した校正基準残留塩素反応量(VSS)と、先に検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量(VSM)とを残留塩素濃度演算データ記憶部53により予め記憶する演算式((3)式)に代入し、校正後選択基準残留塩素反応量(VSCA)を演算する。
次いで、この演算した校正後選択基準残留塩素反応量(VSCA)が、校正係数演算後の測定によって検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量(VSM)と比較して、高い場合(VSCA≧VSM)には、演算式((4)式)を選択し、また、低い場合(VSCA<VSM)には、演算式((5)式)を選択する。
次いで、先に校正係数演算部61により演算した校正係数(KDN又はKUP)と、校正係数演算後の測定によって検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量(VSM)とを、先に選択した演算式((4)又は(5)式)に代入し、校正後残留塩素反応量(VSAD又はVSAU)を演算する。
次いで、図11に示す基準テーブルを参照し、この校正後残留塩素反応量(VSAD又はVSAU)に該当する残留塩素反応量に対応する残留塩素濃度を校正後残留塩素濃度として特定する。
校正係数演算データ更新制御部63は、入力部20から残留塩素センサ31の特性を示す固有値が入力されると、校正係数演算データ記憶部51に記憶している校正係数を演算するためのデータを更新する。
より具体的には、校正係数演算部61において、交換後のセンサ31の固有値に該当する係数を、図11に示す基準テーブルの残留塩素反応量に乗じて演算し、校正係数演算データ記憶部51に記憶する図11に示す基準テーブルを更新する。
次に、図3、図5、図7及び図9に示すフローチャート、図4、図6及び図8に示す表示例示図を用いて、本発明の残留塩素計の操作及び動作について説明する。
その1として、図3及び図4を参照しながら、標準モードおける操作及び動作について詳述する。電源(ON)ボタン25をオンすると、電源部40から電気系統各部に電力が供給され、残留塩素濃度測定モードとなり、残留塩素濃度の測定が可能となる。使用者は、センサユニット2の保護キャップ7を外し、試料水に残留塩素センサ31の部分を浸漬してかき混ぜながら測定する。浸漬後一定時間(約15秒)経過すると、図4(a)に示すように測定結果(“HOLD”を点灯しながら残留塩素濃度を固定)を表示する(ステップS1)。なお、この残留塩素濃度測定モードにおける詳細な動作については後述する。
続いて、この残留塩素濃度測定モードにおいて、モード(MODE)ボタン23がオンされなければ(ステップS2でNO)、この残留塩素濃度測定モードを継続する。一方、モード(MODE)ボタン23がオンされれば(ステップS2でYES)、温度測定モードとなり、残留塩素センサ31(温度センサを兼ねる)により温度測定が行われ、図4(b)に示すように測定結果(温度)を表示する(ステップS3)。
続いて、この温度測定モードにおいて、モード(MODE)ボタン23がオンされなければ(ステップS4でNO)、この温度測定モードを継続する。一方、モード(MODE)ボタン23がオンされれば(ステップS4でYES)、メモリ表示モードとなり、図4(c)に示すように過去に測定して記憶されている記憶データ登録番号(−01−)と残留塩素濃度(1.23)とを交互に点滅表示する(ステップS5)。なお、ここでアップ(+)ボタン21又はダウン(−)ボタン22をオンすることにより、記憶データ登録番号が切替り、切替った記憶データ登録番号とこれに対応する残留塩素濃度とを交互に点滅表示する。
続いて、このメモリ表示モードにおいて、モード(MODE)ボタン23がオンされなければ(ステップS6でNO)、このメモリ表示モードを継続する。一方、モード(MODE)ボタン23がオンされれば(ステップS6でYES)、残留塩素濃度測定モード(ステップS1)となり、以降、前述した処理を繰り返す。
その2として、図5及び図6を参照しながら、校正モードおける操作及び動作について詳述する。電源(ON)ボタン25とキャリブレーション(CAL)ボタン24とを同時にオンすると、電源部40から電気系統各部に電力が供給され、校正モードとなり、表示部10の“CAL”が点滅し、試料水のPHに応じた結果(残留塩素濃度)が得られるように校正を行うことが可能となる。使用者は、センサユニット2の保護キャップ7を外し、試料水に残留塩素センサ31の部分を浸漬してかき混ぜながら測定する。浸漬後一定時間(約15秒)経過すると、図6(a)に示すように校正前段階の測定結果(“HOLD”を点灯しながら校正前残留塩素濃度を固定)を表示する(ステップS11)。
続いて、使用者は、DPD試薬式残留塩素計(本発明の残留塩素計とは別の装置)によって試料水を測定する。そして、これによって得られた残留塩素濃度(校正基準残留塩素濃度)が、本残留塩素計のアップ(+)ボタン21又はダウン(−)ボタン22から入力されると、図6(b)に示すように校正基準残留塩素濃度を表示する(ステップS12)。
続いて、キャリブレーション(CAL)ボタン24がオンされると、校正係数演算部61において、図11に示す基準テーブルを参照し、アップ(+)ボタン21又はダウン(−)ボタン22により入力した校正基準残留塩素濃度に該当する残留塩素濃度に対応する残留塩素反応量を校正基準残留塩素反応量(VSS)として特定する。次いで、この特定した校正基準残留塩素反応量(VSS)と、ステップS11において検出部30により検出した試料水の校正前残留塩素反応量(VSB)とを校正係数演算データ記憶部51により予め記憶する演算式((1)及び(2)式)に代入し、校正係数(KDN及びKUP)を演算する(ステップS13)。
続いて、校正係数記憶部52は、この校正係数演算部61によって演算した校正係数(KDN及びKUP)を記憶する(ステップS14)。
その3として、図7及び図8を参照しながら、交換モードおける操作及び動作について詳述する。電源(ON)ボタン25とモード(MODE)ボタン23とを同時にオンすると、電源部40から電気系統各部に電力が供給され、交換モードとなり、図8(a)に示すように表示部10の“CAL”と“○”が同時に点滅し、交換後の残留塩素センサ31の固有値の設定登録のための入力が可能となる。次いで、交換後の残留塩素センサ31の固有値が、アップ(+)ボタン21又はダウン(−)ボタン22から入力されると、図8(b)に示すように交換後の残留塩素センサ31の固有値を表示する(ステップS21)。
続いて、キャリブレーション(CAL)ボタン24がオンされると、校正係数演算データ更新制御部63において、交換後の残留塩素センサ31の固有値によって、試料水の残留塩素反応量と試料水の残留塩素基準濃度とに基づいて校正係数を演算するためのデータを更新する。より具体的には、校正係数演算部61において、交換後の残留塩素センサ31の固有値に該当する係数を、図11に示す基準テーブルの残留塩素反応量に乗じて演算し、校正係数演算データ記憶部51に記憶する図11に示す基準テーブルを更新する(ステップS22)。
その4として、図9を参照しながら、先の標準モードにおいて説明した残留塩素濃度測定モードについての動作について詳述する。電源(ON)ボタン25がオンされ、残留塩素濃度測定モードとなり、試料水に残留塩素センサ31の部分を浸漬すると、検出部30から試料水の残留塩素反応量を出力する(ステップS31)。
続いて、残留塩素濃度演算部62において、まず、図11に示す基準テーブルを参照し、演算式((4)又は(5)式)を選択するための校正前選択基準残留塩素反応量(VSCB)を特定し、この特定した校正前選択基準残留塩素反応量(VSCB)と、先に校正係数演算部61において特定した校正基準残留塩素反応量(VSS)と、先に検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量(VSM)とを残留塩素濃度演算データ記憶部53により予め記憶する演算式((3)式)に代入し、校正後選択基準残留塩素反応量(VSCA)を演算する(ステップS32)。
続いて、この演算した校正後選択基準残留塩素反応量(VSCA)が、校正係数演算後の測定によって検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量(VSM)と比較して、高い場合(VSCA≧VSM)には、演算式((4)式)を選択し、また、低い場合(VSCA<VSM)には、演算式((5)式)を選択する(ステップS33)。
続いて、先に校正係数演算部61により演算した校正係数(KDN又はKUP)と、校正係数演算後の測定によって検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量(VSM)とを、先に選択した演算式((4)又は(5)式)に代入し、校正後残留塩素反応量(VSAD又はVSAU)を演算する(ステップS34)。
続いて、図11に示す基準テーブルを参照し、この校正後残留塩素反応量(VSAD又はVSAU)に該当する残留塩素反応量に対応する残留塩素濃度を校正後残留塩素濃度として特定する(ステップS35)。
続いて、この特定された校正後残留塩素濃度を表示する(ステップS36)。
上述したように、第1実施例における残留塩素計は、測定のための準備段階として、検出部30において試料水の校正前残留塩素反応量を検出し、入力部20において校正基準残留塩素濃度を入力し、校正係数演算部61において校正係数演算データ記憶部51に記憶する試料水の校正前残留塩素反応量と試料水の校正基準残留塩素基準濃度とに基づいて校正係数を演算するためのデータにより校正係数を求め、校正係数記憶部52おいてこの校正係数を記憶する。そして、測定段階として、検出部30において試料水の測定時残留塩素反応量を検出し、残留塩素濃度演算部62において残留塩素濃度演算データ記憶部53に記憶する試料水の測定時残留塩素反応量と校正係数とに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータにより試料水の校正後残留塩素濃度を求めることによって、試料水のpHによる影響度を校正する。
まず、図1に示す正面図、図2に示すブロック図を用いて、本発明の残留塩素計(試料水の電気伝導率による影響度を校正することが可能)の構成について説明する。なお、実施例2の残留塩素計についての構成については、図1、図2に示されるように、構成各部が実施例1の残留塩素計と同様であるため、以下、異なる構成部分だけについて詳述する。
校正係数演算データ記憶部51は、試料水の校正前残留塩素反応量と試料水の校正基準残留塩素基準濃度と基づいて校正係数を演算するためのデータ((6)及び(7)式に示す演算式)を予め記憶する。
Figure 0004377197
Figure 0004377197
上記の各記号の意味するところを次ぎに示す。
KDN :選択基準残留塩素濃度未満時の校正係数
KUP :選択基準残留塩素濃度以上時の校正係数
VDS :校正基準残留塩素濃度
(本例では、残留塩素濃度を除いた試料水を基準とするので0mg/L)
A、C :係数(既定値)
VSB :校正前残留塩素反応量
VSCB:校正前選択基準残留塩素反応量(既定値)
残留塩素濃度演算データ記憶部53は、試料水の測定時残留塩素反応量と校正係数とに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータ((8)及び(9)式に示す演算式、選択基準残留塩素濃度に対応する選択基準残留塩素反応量(VSC))を予め記憶する。
VDAD=A(VSM−KDN) ・・・(8)
VDAU=C(VSM−KUP) +VDSS ・・・(9)
上記の各記号の意味するところを次ぎに示す。
VDAD:選択基準残留塩素濃度未満時の校正後残留塩素濃度
VDAU:選択基準残留塩素濃度以上時の校正後残留塩素濃度
A、C :係数(既定値)
VSM :測定時残留塩素反応量
KDN :選択基準残留塩素濃度未満時の校正係数
KUP :選択基準残留塩素濃度以上時の校正係数
VDSS:選択基準残留塩素濃度(本例では、0.20mg/L)
なお、(6)及び(7)式に示す演算式や(8)及び(9)式に示す演算式が、選択基準残留塩素濃度を境として別式としている理由は、図12のグラフに示すように、残留塩素濃度と残留塩素量との関係が、選択基準残留塩素濃度(本例では、0.20mg/L)を境にグラフの傾きが変わるためである。
校正係数演算部61は、検出部30により検出した試料水の校正前残留塩素反応量と、校正係数演算データ記憶部51により予め記憶している校正係数を演算するためのデータとに基づいて校正係数を演算する。
より具体的には、入力部20により校正モードにし、検出部30により検出した試料水の校正前残留塩素反応量(VSB)を校正係数演算データ記憶部51により予め記憶する演算式((6)及び(7)式)に代入し、校正係数(KDN及びKUP)を演算する。
残留塩素濃度演算部62は、検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量と、校正記憶部に記憶した校正係数と、残留塩素濃度演算データ記憶部53により予め記憶する試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータとに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算する。
より具体的には、まず、検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量(VSM)を、残留塩素濃度演算データ記憶部53により予め記憶する選択基準残留塩素反応量(VSC)と比較して、高い場合(VSC≧VSM)には、演算式((8)式)を選択し、また、低い場合(VSC<VSM)には、演算式((9)式)を選択する。
次いで、先に校正係数演算部61により演算した校正係数(KDN又はKUP)と、校正係数演算後の測定によって検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量(VSM)とを、先に選択した演算式((8)又は(9)式)に代入し、校正後残留塩素濃度(VDAD又はVDAU)を演算する。
次に、図13及び図14に示すフローチャートを用いて、実施例2の残留塩素計の操作及び動作について説明する。なお、実施例2の残留塩素計においても、図3及び図7に示すフローチャートについての処理を行うが、実施例1の残留塩素計と同様であるため、この処理部分については詳述を省略する。
その1として、図13を参照しながら、校正モードにおける操作及び動作について詳述する。電源(ON)ボタン25とキャリブレーション(CAL)ボタン24とを同時にオンすると、電源部40から電気系統各部に電力が供給され、校正モードとなり、表示部10の“CAL”が点滅し、試料水の電気伝導率に応じた結果(残留塩素濃度)が得られるように校正が可能となる。使用者は、センサユニット2の保護キャップ7を外し、沸騰・置き水・浄水等の処理を施しで残留塩素を抜いた(0mg/Lとした)試料水に、残留塩素センサ31を浸漬してかき混ぜながら測定する(ステップS101)。
続いて、浸漬後一定時間(約15秒)経過すると、検出部30により検出した試料水の校正前残留塩素反応量(VSB)をを校正係数演算データ記憶部51により予め記憶する演算式((6)及び(7)式)に代入し、校正係数(KDN及びKUP)を演算する(ステップS102)。
続いて、校正係数記憶部52は、この校正係数演算部61によって演算した校正係数(KDN及びKUP)を記憶する(ステップS103)。
その4として、図14を参照しながら、先の標準モードにおいて説明した残留塩素濃度測定モードについての動作について詳述する。電源(ON)ボタン25がオンされ、残留塩素濃度測定モードとなり、試料水に残留塩素センサ31の部分を浸漬すると、検出部30から試料水の測定時残留塩素反応量を出力する(ステップS111)。
続いて、残留塩素濃度演算部62において、検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量(VSM)を、残留塩素濃度演算データ記憶部53により予め記憶する選択基準残留塩素反応量(VSC)と比較して、高い場合(VSC≧VSM)には、演算式((8)式)を選択し、また、低い場合(VSC<VSM)には、演算式((9)式)を選択する(ステップS112)。
次いで、先に校正係数演算部61により演算した校正係数(KDN又はKUP)と、校正係数演算後の測定によって検出部30により検出した試料水の測定時残留塩素反応量(VSM)とを、先に選択した演算式((8)又は(9)式)に代入し、校正後残留塩素濃度(VDAD又はVDAU)を演算する(ステップS113)。
続いて、この特定された校正後残留塩素濃度を表示する(ステップS114)。
上述したように、第2実施例における残留塩素計は、測定のための準備段階として、検出部30において試料水の校正前残留塩素反応量を検出し、校正係数演算部61において校正係数演算データ記憶部51に記憶する試料水の校正前残留塩素反応量と試料水の残留塩素基準濃度とに基づいて校正係数を演算するためのデータにより校正係数を求め、校正係数記憶部52おいてこの校正係数を記憶する。そして、測定段階として、検出部30において試料水の測定時残留塩素反応量を検出し、残留塩素濃度演算部62において残留塩素濃度演算データ記憶部53に記憶する試料水の測定時残留塩素反応量と校正係数とに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータにより試料水の校正後残留塩素濃度を求めることによって、試料水の電気伝導率による影響度を校正する。
なお、本発明の残留塩素計は、実施例1及び実施例2での働きを併用して各部を構成しても実施可能であり、その際には、試料水のpH及び電気伝導率の両方についての影響度を校正することが可能となる。
残留塩素計の外観図である。(実施例1、2) 残留塩素計のブロック図である。(実施例1、2) 残留塩素計の標準モードにおけるメインフローチャートである。(実施例1、2) 標準モードにおける表示例示図である。(実施例1、2) 残留塩素計の校正モードにおけるフローチャートである。(実施例1) 校正モードにおける表示例示図である。(実施例1) 残留塩素計の交換モードにおけるフローチャートである。(実施例1、2) 交換モードにおける表示例示図である。(実施例1、2) 残留塩素計の標準モードにおけるサブルーチンフローチャートである。(実施例1) 残留塩素濃度と残留塩素反応量とpHとの関係を示すグラフである。(実施例1) 残留塩素濃度と残留塩素反応量との関係を示す基準テーブルである。(実施例1) 残留塩素濃度と残留塩素反応量と導電率との関係を示すグラフである。(実施例1) 残留塩素計の校正モードにおけるフローチャートである。(実施例2) 残留塩素計の標準モードにおけるサブルーチンフローチャートである。(実施例2)
符号の説明
1 本体
2 センサユニット
3 ケーブル
4 箱状ケース
5 棒状ケース
6 挟込片
7 保護キャップ
10 表示部
20 入力部
21 アップボタン
22 ダウンボタン
23 モードボタン
24 キャリブレーションボタン
25 電源ボタン
30 検出部
31 残留塩素センサ
32 増幅器
33 AD変換器
40 電源部
50 記憶装置
51 校正係数演算データ記憶部
52 校正係数記憶部
53 残留塩素濃度演算データ記憶部
60 マイクロコンピュータ
61 校正係数演算部
62 残留塩素濃度演算部
63 校正係数演算データ更新制御部

Claims (5)

  1. 試料水の校正前残留塩素反応量及び測定時残留塩素反応量を検出する検出部と、前記試料水の校正基準残留塩素濃度を入力する入力部と、試料水の校正前残留塩素反応量と試料水の校正基準残留塩素濃度とに基づいて校正係数を演算するためのデータを予め記憶する校正係数演算データ記憶部と、前記検出部により検出した試料水の校正前残留塩素反応量と前記入力部により入力した試料水の校正基準残留塩素濃度と前記校正係数演算データ記憶部により予め記憶している校正係数を演算するためのデータとに基づいて校正係数を演算する校正係数演算部と、前記校正係数演算部により演算した校正係数を記憶する校正係数記憶部と、試料水の測定時残留塩素反応量と校正係数とに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータを予め記憶する残留塩素濃度演算データ記憶部と、前記検出部により検出した試料水の測定時残留塩素反応量と前記校正係数記憶部に記憶した校正係数と前記残留塩素濃度演算データ記憶部により予め記憶している試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータとに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算する残留塩素濃度演算部とを備えることを特徴とする残留塩素計。
  2. 前記入力部は残留塩素センサの固有値を更に入力し、校正係数演算データ記憶部に記憶している校正係数を演算するためのデータを更新する校正係数演算データ更新制御部とを更に備えることを特徴とする請求項1記載の残留塩素計。
  3. 試料水の校正前残留塩素反応量及び測定時残留塩素反応量を検出する検出部と、試料水の校正前残留塩素反応量と試料水の校正基準残留塩素濃度とに基づいて校正係数を演算するためのデータを予め記憶する校正係数演算データ記憶部と、前記検出部により検出した試料水の校正前残留塩素反応量と前記校正係数演算データ記憶部により予め記憶している校正係数を演算するためのデータとに基づいて校正係数を演算する校正係数演算部と、前記校正係数演算部により演算した校正係数を記憶する校正係数記憶部と、試料水の測定時残留塩素反応量と校正係数とに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータを予め記憶する残留塩素濃度演算データ記憶部と、前記検出部により検出した試料水の測定時残留塩素反応量と前記校正係数記憶部に記憶した校正係数と前記残留塩素濃度演算データ記憶部により予め記憶している試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータとに基づいて試料水の校正後残留塩素濃度を演算する残留塩素濃度演算部とを備えることを特徴とする残留塩素計。
  4. 残留塩素センサの固有値を入力する入力部と、校正係数演算データ記憶部に記憶している校正係数を演算するためのデータを更新する校正係数演算データ更新制御部とを更に備えることを特徴とする請求項3記載の残留塩素計。
  5. 前記校正係数演算データ記憶部は、校正係数を演算するためのデータに、選択基準残留塩素濃度を基準として複数からなる校正係数演算式を含み、前記校正係数演算部は、前記複数からなる校正係数演算式に基づいて選択基準残留塩素濃度を基準する複数の校正係数を演算し、前記校正係数記憶部は、前記複数の校正係数を記憶し、前記残留塩素濃度演算データ記憶部は、試料水の校正後残留塩素濃度を演算するためのデータに、選択基準残留塩素濃度を基準として複数からなる校正後残留塩素濃度演算式を含み、前記残留塩素濃度演算部は、前記複数からなる校正後残留塩素濃度演算式のうち一つを選択し、試料水の校正後残留塩素濃度を演算することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の残留塩素計。
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