JPH0611477A - 炭酸ガス濃度検知装置 - Google Patents

炭酸ガス濃度検知装置

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JPH0611477A
JPH0611477A JP5092783A JP9278393A JPH0611477A JP H0611477 A JPH0611477 A JP H0611477A JP 5092783 A JP5092783 A JP 5092783A JP 9278393 A JP9278393 A JP 9278393A JP H0611477 A JPH0611477 A JP H0611477A
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carbon dioxide
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JP5092783A
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Yuichiro Ito
雄一郎 伊藤
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炭酸ガス濃度検知装置の校正時の基準値取り
込み処理の改善によって精度を向上する。 【構成】 炭酸ガスセンサ101の信号の第一の所定時
間内の最大値を第一の最大出力値記憶手段102に記憶
し、その最大値を第二の所定時間分だけ第二の最大出力
値記憶手段1に記憶する。第二の最大出力値記憶手段1
に記憶した複数個の最大値各々に対しその分散による重
み付けを分散重み付け度算出手段3で、基準値との差に
よる重み付けを基準値重み付け度算出手段4により求め
付与し、基準値算出手段2で基準値を算出することによ
って基準値の精度を向上する。また、安定した基準値の
更新を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、施設園芸、環境衛生、
防災用、工業用などの炭酸ガス濃度を計測し制御する場
所に使用する固体電解質型の炭酸ガスセンサを用いた炭
酸ガス濃度検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炭酸ガス濃度を検知するセンサとして、
固体電解質を用い電気化学的に雰囲気中の炭酸ガス濃度
を検知する固体電解質の炭酸ガスセンサがある。
【0003】しかしながら、このセンサには多少の欠点
があり、図11のように経時変化により出力が徐々に低
下していく傾向がある。従って、センサの出力を処理す
る過程で出力の経時変化分について補正する必要があ
る。
【0004】そのため、一般に清浄な大気(炭酸ガス濃
度約350ppm)が一定であることを利用し大気での
センサ出力を利用し経時変化の補正を行っていた。
【0005】以下、従来の炭酸ガス濃度検知装置につい
て図10、図12を参照しながら説明する。
【0006】固体電解質型炭酸ガスセンサは、図12に
示す特性のようにセンサ出力は炭酸ガス濃度の対数に比
例し、濃度が低いほど出力は大きくなる。この特性を利
用し通常の環境で最も炭酸ガス濃度が低い清浄大気での
出力、すなわち出力の最大出力値を基準値として出力の
補正を行っていた。図10に従来の炭酸ガス濃度検知装
置のブロック図の一例を示す。
【0007】図10において炭酸ガスセンサ101は、
最大出力値記憶手段102に信号を送るとともに濃度演
算手段103に送る。最大出力値記憶手段102は、炭
酸ガスセンサ101からの信号を受けて所定の時間内で
の最大出力値を更新・記憶し、最大出力値を濃度演算手
段103に送る。濃度演算手段103は、炭酸ガスセン
サ101の信号と最大出力値記憶手段102の最大出力
値とを取り込み炭酸ガス濃度を演算し、濃度出力手段1
04に炭酸ガス濃度を送る。濃度出力手段104は炭酸
ガス濃度を外部に出力する。ここで、濃度演算手段10
3における炭酸ガス濃度算出法は、図12の特性より炭
酸ガスセンサの出力と炭酸ガス濃度の関係は、 V=A+BLOG(CO2) ここで、Vはセンサ出力、Aは基準値、Bはセンサの感
度、CO2は炭酸ガス濃度(ppm)となる。
【0008】この中で、Bはセンサ固有の値であり定数
である。最大出力値記憶手段2で得られた最大出力値
は、CO2=350ppmでのセンサ出力Vであり、セ
ンサ出力Vと炭酸ガス濃度CO2の関係が一義的に決め
られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最大出
力値記憶手段において最大出力値を更新・記憶する際
に、図13に示すように炭酸ガス濃度が濃度算出の基準
としている350ppmに達しない時の出力値が最大出
力値であった場合、その値を最大出力値として記憶して
しまうため、所定の時間が経過するとその最大出力値を
基準値として更新してしまうという問題があった。
【0010】本発明は、このような課題を解決するもの
で、基準値更新の際、基準値重み付け度算出手段4によ
り最大出力値各々の基準値重み付け度を算出し、最大出
力値各々に付加することにより、最大出力値と基準値と
の関係を考慮した、誤差をおさえた基準値の更新を可能
にする効果のある炭酸ガス濃度検知装置が提供すること
を第1の目的とする。
【0011】第2の目的は、最大出力値に付加する分散
値を重み付けテーブルを用いて算出することにより、極
端なセンサ最大出力値やセンサ最大出力値の平均より低
めに測定されたセンサ最大出力値の基準値更新の関与割
合を軽減し、誤差をおさえた基準値の更新ができること
を特徴とする炭酸ガス濃度検知装置を提供することにあ
る。
【0012】第3の目的は、センサ出力値の最大出力値
が、記憶されている基準値との比較により炭酸ガス濃度
換算で外気同等レベルから換気制御濃度範囲内であると
き、センサの出力値は基準値としてふさわしくない値で
あるので、基準値の候補として採用されてしまった時で
も基準値更新に関与する割合を小さくし、基準値の誤っ
た更新を防ぐことにある。
【0013】第4の目的は、炭酸ガスセンサ出力値の最
大出力値が、記憶されている基準値との比較により炭酸
ガス濃度換算で換気制御濃度範囲もしくはそれ以上の値
で安定しているとき、何らかの原因で炭酸ガスセンサの
外気レベルでの出力信号が変化してしまっていると考え
られ、基準値として更新する必要があるので、基準値更
新に関与する割合をある程度高くし、短時間での基準値
の修正・更新をすることにある。
【0014】第5の目的は、センサ出力値の最大出力値
が、記憶されている基準値との比較により炭酸ガス濃度
換算で外気同等レベルもしくは外気同等レベルより低い
とき、その最大出力値は基準値であると考えられるの
で、基準値更新に関与する割合を高くし、外気同等レベ
ルでの最大出力値を基準値として更新させることにあ
る。
【0015】第6の目的は、センサ出力値の最大出力値
が、記憶されている基準値との比較により炭酸ガス濃度
換算で外気同等レベル付近のとき、基準値更新の割合が
極端に変わっていると算出する基準値がふらつき、炭酸
ガスの演算濃度が基準値の更新を境に極端に変わってし
まうので、基準値更新の関与の割合を外気同等レベルか
ら換気制御濃度範囲の間の重み付け度をなめらかに結ぶ
ことで外気同等レベル付近での基準値更新のふらつきを
防ぐことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、炭酸ガスを検知する炭酸ガ
スセンサと、前記炭酸ガスセンサの信号を常に受け、第
一の所定時間内での最大出力値を記憶する第一の最大出
力値記憶手段と、前記第一の最大出力値記憶手段により
得られた最大出力値を第二の所定時間分だけ記憶できる
第二の最大出力値記憶手段と、炭酸ガス濃度を算出する
ための基準となる値(以下基準値と称す)で現在記憶さ
れている基準値と前記第二の最大出力値記憶手段に記憶
されたそれぞれの最大出力値との差から基準値算出時に
それぞれの最大出力値に付加される最大出力値の基準値
採用の重み付け度を第一の重み付けテーブルから算出す
る基準値重み付け度算出手段と、前記最大出力値群の分
散値を求め、基準値算出時にそれぞれの最大出力値に付
加される基準値採用の重み付け度を算出する分散重み付
け度算出手段と、前記第二の最大出力値記憶手段に記憶
された最大出力値群と前記基準値重み付け度算出手段で
算出された基準値重み付け値と分散重み付け度算出手段
で算出された分散重み付け値とから基準値を算出する基
準値算出手段と、前記基準値算出手段により算出された
前記基準値を更新および記憶する基準値記憶手段と、炭
酸ガス濃度検出中の前記炭酸ガスセンサの信号と前記基
準値記憶手段により記憶された前記基準値とを受け、前
記信号と前記基準値とから炭酸ガス濃度を算出する濃度
演算手段と、前記濃度演算手段から受けた前記炭酸ガス
濃度を外部に出力する濃度出力手段とを備えたものであ
る。
【0017】本発明の第2の目的を達成するための第2
の手段は、本発明の第1の手段に記載した分散重み付け
度算出手段に、第二の重み付けテーブルを備え、分散重
み付け度を算出する際に第二の重み付けテーブルから分
散重み付け度を算出することを特徴とするものである。
【0018】本発明の第3の目的を達成するための第3
の手段は、本発明の第1の手段および第2の手段に記載
した基準値重み付け度算出手段において、基準値記憶手
段に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶手段
に記憶されている各々最大出力値との差が炭酸ガス濃度
換算で外気同等レベルから換気制御濃度範囲内の値のと
き、その最大出力値が基準値として採用されないように
基準値更新に関与する割合を小さくする。つまり基準値
重み付け値の値を小さくするように第一の重み付けテー
ブルを特徴付けしたものである。
【0019】本発明の第4の目的を達成するための第4
の手段は、本発明の第1の手段および第2の手段に記載
した基準値重み付け度算出手段において、基準値記憶手
段に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶手段
に記憶されている各々最大出力値との差が炭酸ガス濃度
換算で換気制御濃度範囲より高い値のとき、その最大出
力値が基準値となるように基準値更新の割合をある程度
大きくする。つまり基準値重み付け値の値をある程度大
きくするように第一の重み付けテーブルを特徴付けした
ものである。
【0020】本発明の第5の目的を達成するための第5
の手段は、本発明の第1の手段および第2の手段に記載
した基準値重み付け度算出手段において、基準値記憶手
段に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶手段
に記憶されている各々最大出力値との差が炭酸ガス濃度
換算で外気同等レベルより低い値のとき、その最大出力
値を基準値として採用するように基準値更新の割合を大
きくするように第一の重み付けテーブルを特徴付けした
ものである。
【0021】本発明の第6の目的を達成するための第6
の手段は、本発明の第1の手段および第2の手段に記載
した基準値重み付け度算出手段において、基準値記憶手
段に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶手段
に記憶されている各々最大出力値との差が炭酸ガス濃度
換算で外気同等レベル付近の値のとき、その最大出力値
の採用が外気同等レベルとするときと炭酸ガス濃度が外
気以上とするときとによって基準値の更新値がふらつく
のを防ぐ。つまり基準値重み付け値の値を外気同等レベ
ル範囲から換気制御濃度範囲の間を緩やかな勾配の直線
で結ぶように第一の重み付けテーブルを特徴付けしたも
のである。
【0022】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、基
準値算出手段で第二の最大出力値記憶手段に記憶されて
いる複数個の最大出力値から基準値を算出する際に、第
二の最大出力値記憶手段に記憶していたそれぞれの最大
出力値に、その分散から求まる分散値と、現在の基準値
とそれぞれの最大出力値との差と第一の重み付けテーブ
ルから求まる重み付け度を付加することで、最大出力値
と基準値との差から最大出力値の炭酸ガス換算濃度を求
め、換算炭酸ガス濃度ごとに第一の重み付けテーブルに
よって重み付けを算出し、最大出力値に付加することが
でき、誤差をおさえた基準値の算出をする事ができる。
【0023】更に、複数個の最大出力値が一定でないと
きの、最大出力値の平均値からはずれている最大出力値
を基準値算出に関与させないことができ、基準値算出の
誤差影響を低減することができる。
【0024】また、第2の手段の構成により、第二の重
み付けテーブルから最大出力値に付加する重み付け度を
算出し、第二の最大出力値記憶手段に記憶された複数個
の最大出力値に分散重み付け度を付加することで、最大
出力値が最大出力値の平均より低い値となっている時
は、その最大出力値の基準値への採用を低減し、誤差を
おさえた基準値の更新を可能とするものである。
【0025】また、第3の手段の構成により、基準値記
憶手段に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶
手段に記憶されている各々最大出力値との差が、炭酸ガ
ス濃度換算で外気同等レベルから炭酸ガスの換気制御濃
度範囲内にあるとき、そのセンサ最大出力値は、第一の
重み付けテーブルの、外気同等レベルから炭酸ガスの換
気制御濃度範囲内の、センサ最大出力値の基準値へ関与
する割合(重み付け)を小さく設定することを特徴とす
ることで、外気同等レベル以外でのセンサの最大出力値
の基準値更新への影響を小さくした基準値の更新を可能
とするものである。
【0026】また、第4の手段の構成により、基準値記
憶手段に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶
手段に記憶されている各々最大出力値との差が、炭酸ガ
ス濃度換算で炭酸ガスの換気制御濃度範囲内よりも高い
とき、そのセンサ最大出力値は、第一の重み付けテーブ
ルの、炭酸ガスの換気制御濃度範囲以上の、センサ最大
出力値の基準値へ関与する割合をある程度大きく設定す
ることを特徴とすることで、炭酸ガスセンサの外気同等
レベルでの出力値が何等かの原因で変化してしまい炭酸
ガスの換気制御濃度範囲を越えた値でセンサの出力値を
最大出力値として取り込んでも基準値更新への影響をあ
る程度大きくすることで、短期間での基準値の修正・更
新を可能とするものである。
【0027】また、第5の手段の構成により、基準値記
憶手段に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶
手段に記憶されている各々最大出力値との差が、炭酸ガ
ス濃度換算で外気同等レベルより低いとき、そのセンサ
最大出力値は、第一の重み付けテーブルの、外気同等レ
ベル以下の、センサ最大出力値の基準値へ関与する割合
を大きく設定することを特徴とすることで、より外気に
近い炭酸ガス濃度でのセンサ出力値を基準値として更新
することを可能とするものである。
【0028】また、第6の手段の構成により、基準値記
憶手段に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶
手段に記憶されている各々最大出力値との差が、炭酸ガ
ス濃度換算で外気同等レベル付近にあるとき、そのセン
サ最大出力値は、第一の重み付けテーブルの、外気同等
レベル付近のセンサ最大出力値の基準値へ関与する割合
を外気同等レベル側から炭酸ガスの換気制御濃度範囲側
までの重み付けを緩やかな勾配の直線で結ぶように設定
することを特徴とすることで、外気同等レベル付近での
センサの最大出力値の基準値更新への影響による基準値
のふらつきを防ぐことを可能とするものである。
【0029】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1か
ら図4を参照しながら説明する。なお、従来例と同一の
部分には同一番号をつけて説明は省略する。
【0030】図1に示すように炭酸ガスセンサ101
は、第一の最大出力値記憶手段102、および濃度演算
手段103に信号を送る。
【0031】第一の最大出力値記憶手段102は、炭酸
ガスセンサ101からの信号を受けて第一の所定時間内
での最大出力値を更新・記憶し、第一の所定時間が経過
した後、第二の最大出力値記憶手段1に送る。
【0032】第二の最大出力値記憶手段1は、第一の最
大出力値記憶手段102から送られてくる信号を第二の
所定の時間分だけ記憶し第二の所定時間が経過した後、
基準値算出手段2、分散重み付け度算出手段3、基準値
重み付け度算出手段4に送る。
【0033】分散重み付け度算出手段3は、第二の最大
出力値記憶手段1からの最大出力値群信号を受け、最大
出力値の分散値を(数1)により求める。
【0034】
【数1】
【0035】ここで、σは分散、nは最大出力値の数、
最大値(i)は個々の最大出力値である。
【0036】分散σより、それぞれの最大出力値の基準
値採用の分散重み付け度を図3のように各々最大出力値
の平均値の±σの範囲内にあるとき基準値の算出に関与
するように重み付けを決め、基準値算出手段2に送る。
【0037】すなわち、最大出力値のばらつきによる誤
った基準値の更新を防ぐことができる。
【0038】基準値重み付け度算出手段4は、第二の最
大出力値記憶手段1からの最大出力値群信号を受け、そ
れぞれの最大出力値と現在の基準値との差と図4に示す
第一の重み付けテーブル6とから、それぞれ最大出力値
の基準値採用の基準値重み付け度を算出し、基準値算出
手段2に送る。
【0039】すなわち、第一の重み付けテーブルから求
まる重み付けを付加することにより、最大出力値と基準
値との関係を考慮した、誤差をおさえた基準値の算出が
可能である。
【0040】基準値算出手段2は、第二の最大出力値記
憶手段1からの最大出力値群信号と、分散重み付け度算
出手段3からの分散重み付け度信号と、基準値重み付け
度算出手段4からの基準値重み付け度信号とを取り込
み、(数2)に示す式より基準値を算出する。
【0041】
【数2】
【0042】ここで、Aは現在の基準値、nは最大出力
値の数、最大値(i)はそれぞれの最大出力値、B
(i)はそれぞれの最大出力値に付加する分散重み付け
度、C(i)はそれぞれの最大出力値に付加する基準値
重み付け度である。
【0043】すなわち、炭酸ガス濃度が基準の値とする
350ppmよりも多いときの炭酸ガスセンサの最大出
力値が取り込まれた時や、最大出力値が現在の基準値よ
りもばらついている時、および基準値から大きく離れて
いる時は、基準値の演算に使用しないように処理し、基
準値を演算し基準値記憶手段5に送る。
【0044】基準値記憶手段5は基準値算出手段2から
送られた基準値を取り込み、記憶している基準値を更新
・記憶し、基準値を濃度演算手段103に送る。
【0045】濃度演算手段103は、炭酸ガスセンサ1
01の信号と基準値記憶手段5の基準値を取り込み炭酸
ガス濃度を演算し、濃度出力手段104に炭酸ガス濃度
を送る。
【0046】濃度出力手段104は炭酸ガス濃度を外部
に送る。次に動作について説明する。
【0047】図2において、炭酸ガス検知装置の電源を
入れ、炭酸ガスセンサの暖気運転を行った後、通常の計
測雰囲気内に炭酸ガス検知装置を置くとステップ201
からステップ210までの動作が、電源が絶たれるまで
繰り返される。
【0048】このステップ201から210までの動作
を説明すると、まず第一の最大出力値記憶手段102で
ステップ201の第一の所定時間が経過しているかどう
かの判断をし、経過していればステップ203にすす
む。
【0049】また、経過していなければステップ202
へすすみ、第一の最大出力値記憶手段102内で記憶し
ている最大出力値と炭酸ガスセンサから受けた信号とを
比べ大きい方が新たな最大出力値として記憶される。
【0050】ステップ203へ進んだ場合は、第一の最
大出力値記憶手段102に記憶されている最大出力値を
第二の最大出力値記憶手段1に記憶しステップ204へ
すすむ。
【0051】ステップ204で第二の所定時間が経過し
ているかどうかの判断をし、経過していなければ基準値
算出のための最大出力値の数がそろっていないので基準
値の更新は行わない。
【0052】経過していればステップ205に進み、分
散重み付け度算出手段3によりそれぞれの最大出力値に
付加する分散重み付け度を算出する。
【0053】ステップ206では、基準値重み付け度算
出手段4によりそれぞれの最大出力値に付加する基準値
重み付け度を算出する。
【0054】ステップ207では、基準値算出手段2に
より、第二の最大出力値記憶手段1からの最大出力値群
と分散重み付け度算出手段3からの分散重み付け度と基
準値重み付け度算出手段4からの基準値重み付け度とか
ら新しい基準値を算出しステップ208へすすむ。
【0055】ステップ208では、基準値記憶手段5に
より基準値を更新・記憶する。ステップ202・204
・208を終えるといずれの場合もステップ209の動
作に移り、濃度演算手段103内で基準値と炭酸ガスセ
ンサ101から受けた信号との差から炭酸ガス濃度が算
出され、ステップ210で濃度出力手段104から前記
炭酸ガス濃度が外部に出力される。
【0056】以後は、ステップ201の処理に戻る。以
下、本発明の第2の実施例について、図5を参照しなが
ら説明する。なお、従来例および前記実施例と同一の部
分には同一の番号をつけて説明は省略する。
【0057】分散重み付け度算出手段3は、第二の最大
出力値記憶手段1からの最大出力値群信号を受け、最大
出力値の分散を(数1)により求める。
【0058】(数1)中のσは分散、nは最大出力値の
数、最大値(i)は個々の最大出力値である。
【0059】分散σより、それぞれの最大出力値の基準
値採用の分散重み付け度を図5の第二の重み付けテーブ
ル7より算出し、基準値算出手段2に送る。
【0060】このように本発明の第2実施例によれば、
最大出力値のばらつきによる誤った基準値の更新を防ぐ
ことができるとともに、最大出力値群の中でより空気が
きれいなときの最大出力値を基準値とすることができる
ものである。
【0061】以下、本発明の第3実施例について、図6
を参照しながら説明する。なお、従来例および前記実施
例と同一の部分には同一番号をつけて説明は省略する。
【0062】基準値重み付け度算出手段4において、基
準値採用の基準値重み付け値を算出する際、第一の重み
付けテーブル6を図6に示すように、基準値記憶手段2
に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶手段1
に記憶されている複数個の最大出力値との差が、炭酸ガ
ス濃度換算で外気同等レベルから換気制御濃度範囲内に
あるときの基準値重み付け値を1/2から1/50の割
合を第一の設定値8とし、前記第一の設定値8に設定し
たテーブルをもちいて算出する。
【0063】基準値算出手段2は、第二の最大出力値記
憶手段1からの最大出力値群信号と、分散重み付け度算
出手段3からの分散重み付け度信号と、基準値重み付け
度算出手段4で前記第一の重み付けテーブル6から算出
した基準値重み付け度信号とを取り込み、基準値を算出
する。
【0064】このように本発明の第3実施例の炭酸ガス
濃度検知装置によれば、基準値記憶手段5に記憶されて
いる基準値と第二の最大出力値記憶手段1に記憶されて
いる複数個の最大出力値各々との差が炭酸ガス濃度換算
で炭酸ガス濃度が外気レベルより高い濃度でセンサ出力
値が安定し、そのときの最大出力値を基準値の候補とし
て第二の最大出力値記憶手段1に記憶しても、その最大
出力値が基準値算出手段2で基準値の算出に関与する割
合を第一の設定値8にすることで、センサ雰囲気の炭酸
ガス濃度が外気同等レベルまで下がらずセンサの出力値
が安定してしまっても誤差をおさえた基準値の算出がで
きるものである。
【0065】以下、本発明の第4実施例について、図7
を参照しながら説明する。なお、従来例および前記実施
例と同一の部分には同一番号をつけて説明は省略する。
【0066】基準値重み付け度算出手段4において、基
準値採用の基準値重み付け値を算出する際、第一の重み
付けテーブル6を図7に示すように、基準値記憶手段5
に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶手段1
に記憶されている複数個の最大出力値との差が、炭酸ガ
ス濃度換算で外気同等レベルから換気制御濃度範囲内に
あるときの基準値重み付け値を1/10以上の割合を第
二の設定値9とし、前記第二の設定値9に設定したテー
ブルをもちいて算出する。
【0067】このように本発明の第4実施例の炭酸ガス
濃度検知装置によれば、基準値記憶手段5に記憶されて
いる基準値と第二の最大出力値記憶手段1に記憶されて
いる複数個の最大出力値各々との差が炭酸ガス濃度換算
で換気制御濃度範囲越えて炭酸ガス濃度が異常に高い濃
度でセンサ出力値が安定しているとき、そのときの最大
出力値を基準値の候補として第二の最大出力値記憶手段
1に記憶し、また、その最大出力値が基準値算出手段2
で基準値の算出に関与する割合を第二の設定値9とする
ことで、外気同等レベルでのセンサ出力の最大出力値が
何らかの原因で低下してしまい、センサ雰囲気の炭酸ガ
ス濃度が外気同等レベルなのに濃度演算手段103での
演算濃度が異常に高い濃度で安定しているとき、短時間
での基準値の修正・更新ができるものである。
【0068】以下、本発明の第5実施例について、図8
を参照しながら説明する。なお、従来例および前記実施
例と同一の部分には同一番号をつけて説明は省略する。
【0069】基準値重み付け度算出手段4において、基
準値採用の基準値重み付け値を算出する際、第一の重み
付けテーブル6を図8に示すように、基準値記憶手段5
に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶手段1
に記憶されている複数個の最大出力値との差が、炭酸ガ
ス濃度換算で外気同等レベルから換気制御濃度範囲内に
あるときの基準値重み付け値を1±1/10の割合を第
三の設定値10とし、前記第三の設定値10に設定した
テーブルをもちいて算出する。
【0070】このように、本発明の第5実施例の炭酸ガ
ス濃度検知装置によれば、基準値記憶手段5に記憶され
ている基準値と第二の最大出力値記憶手段1に記憶され
ている複数個の最大出力値各々との差が炭酸ガス濃度換
算で外気同等レベルもしくはそれよりも低い濃度である
とき、そのときの最大出力値を基準値の候補として第二
の最大出力値記憶手段1に記憶し、また、その最大出力
値が基準値算出手段2で基準値の算出に関与する割合を
第三の設定値10とすることで、基準値記憶手段5に記
憶されている基準値が、前回の基準値更新の際、炭酸ガ
ス濃度が外気同等レベルの炭酸ガス濃度より高い濃度で
の最大出力値を基準値として更新され、正しい基準値と
なっていないとき、短時間での基準値の修正・更新がで
きるものである。
【0071】以下、本発明の第6実施例について、図9
を参照しながら説明する。なお、従来例および前記実施
例と同一の部分には同一番号をつけて説明は省略する。
【0072】基準値重み付け度算出手段4において、基
準値採用の基準値重み付け値を算出する際、第一の重み
付けテーブル6を図9に示すように、基準値記憶手段5
に記憶されている基準値と第二の最大出力値記憶手段1
に記憶されている複数個の最大出力値との差が、炭酸ガ
ス濃度換算で外気同等レベルから換気制御濃度範囲内に
あるときの基準値重み付け値を実施例2で設定した第一
の設定値8と実施例4で設定した第三の設定値10とを
緩やかな勾配の直線で結ぶように第四の設定値11を設
定(特に、炭酸ガス濃度検知装置の精度となる値以上、
たとえば炭酸ガス濃度1000ppmで±100ppm
の精度)し、前記第四の設定値11に設定したテーブル
をもちいて算出する。
【0073】このように、本発明の第6実施例の炭酸ガ
ス濃度検知装置によれば、基準値記憶手段5に記憶され
ている基準値と第二の最大出力値記憶手段1に記憶され
ている複数個の最大出力値各々との差が炭酸ガス濃度換
算で外気同等レベルから換気制御濃度範囲内にあると
き、そのときの最大出力値を基準値の候補として第二の
最大出力値記憶手段1に記憶し、また、その最大出力値
が基準値算出手段2で基準値の算出に関与する割合を第
四の設定値11とすることで、第二の最大出力値記憶手
段1に記憶されている複数個の最大出力値が、基準値記
憶手段5に記憶されている基準値と、炭酸ガス濃度検知
装置の精度範囲内で等しいときの基準値算出手段2で算
出する基準値のふらつきを防止するものである。
【0074】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、基準値更新の際、基準値重み付け度算出手
段により最大出力値各々の基準値重み付け度を、最大出
力値と基準値との差から最大出力値の炭酸ガス換算濃度
を求め、換算炭酸ガス濃度ごとに重み付けを第一の重み
付けテーブルによって算出し、最大出力値各々に付加す
ることにができ、誤差をおさえた基準値の更新を可能に
する効果のある炭酸ガス濃度検知装置が提供できる。
【0075】また、基準値更新の際、第二の重み付けテ
ーブルから最大出力値に付加する重み付け度を算出し、
第二の最大出力値記憶手段に記憶された複数個の最大出
力値に分散重み付け度を付加することで、最大出力値が
最大出力値の平均より低い値となっている時は、その最
大出力値の基準値への採用を低減し、誤差をおさえた基
準値の更新を可能とする効果のある炭酸ガス検知装置が
提供できる。
【0076】また、基準値更新の際、基準値重み付け度
算出手段により基準値重み付け度を算出するとき、第一
の重み付けテーブルを第一の設定値に設定することで炭
酸ガス濃度が外気同等レベルまで下がらない環境での誤
差をおさえた基準値の更新を可能とする効果のある炭酸
ガス濃度検知装置が提供できる。
【0077】また、基準値更新の際、基準値重み付け度
算出手段により基準値重み付け度を算出するとき、第一
の重み付けテーブルを第二の設定値に設定することで、
外気同等レベルでのセンサの最大出力値が何らかの原因
で変わってしまっても、短時間での基準値の修正・更新
を可能とする効果のある炭酸ガス濃度検知装置を提供で
きる。
【0078】また、基準値更新の際、基準値重み付け度
算出手段により基準値重み付け度を算出するとき、第一
の重み付けテーブルを第三の設定値に設定することで、
外気同等レベル以上の炭酸ガス濃度でのセンサ出力の最
大出力値を基準値として記憶していても、短時間での基
準値の修正・更新を可能とする効果のある炭酸ガス濃度
検知装置を提供できる。
【0079】更に、基準値更新の際、基準値重み付け度
算出手段により基準値重み付け度を算出するとき、第一
の重み付けテーブルを第四の設定値に設定することで、
センサの最出力大値が基準値付近で不安定でも、センサ
の最大出力値のふらつきによる基準値のふらつきを防止
し、安定した基準値の更新をおこなう効果のある炭酸ガ
ス濃度検知装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炭酸ガス濃度検知装置のブロック図
【図2】本発明の炭酸ガス濃度検知装置の動作を示すチ
ャート
【図3】分散値から重み付けを求める図
【図4】第一の重み付けテーブルの図
【図5】第二の重み付けテーブルの図
【図6】第一の設定値を表す第一の重み付けテーブルの
【図7】第二の設定値を表す第一の重み付けテーブルの
【図8】第三の設定値を表す第一の重み付けテーブルの
【図9】第四の設定値を表す第一の重み付けテーブルの
【図10】従来の炭酸ガス濃度検知装置のブロック図
【図11】炭酸ガスセンサの経時変化を表す図
【図12】炭酸ガス濃度の算出法を説明するための図
【図13】炭酸ガス濃度の変化トレンドを表す図
【符号の説明】 1 第二の最大出力値記憶手段 2 基準値算出手段 3 分散重み付け度算出手段 4 基準値重み付け度算出手段 5 基準値記憶手段 6 第一の重み付けテーブル 7 第二の重み付けテーブル 8 第一の設定値 9 第二の設定値 10 第三の設定値 11 第四の設定値 101 炭酸ガスセンサ 102 最大出力値記憶手段 103 濃度演算手段 104 濃度出力手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸ガスを検知する炭酸ガスセンサと、
    前記炭酸ガスセンサの信号を常に受け、第一の所定時間
    内での最大出力値を記憶する第一の最大出力値記憶手段
    と、前記第一の最大出力値記憶手段により得られた最大
    出力値を第二の所定時間分だけ記憶できる第二の最大出
    力値記憶手段と、炭酸ガス濃度を算出するための基準と
    なる値(以下基準値と称す)で現在記憶されている基準
    値と前記第二の最大出力値記憶手段に記憶されたそれぞ
    れの最大出力値との差から基準値算出時にそれぞれの最
    大出力値に付加される最大出力値の基準値採用の重み付
    け度を第一の重み付けテーブルから算出する基準値重み
    付け度算出手段と、前記最大出力値群の分散値を求め、
    基準値算出時にそれぞれの最大出力値に付加される基準
    値採用の重み付け度を算出する分散重み付け度算出手段
    と、前記第二の最大出力値記憶手段に記憶された最大出
    力値群と前記基準値重み付け度算出手段で算出された基
    準値重み付け値と分散重み付け度算出手段で算出された
    分散重み付け値とから基準値を算出する基準値算出手段
    と、前記基準値算出手段により算出された前記基準値を
    更新および記憶する基準値記憶手段と、炭酸ガス濃度検
    出中の前記炭酸ガスセンサの信号と前記基準値記憶手段
    により記憶された前記基準値とを受け、前記信号と前記
    基準値とから炭酸ガス濃度を算出する濃度演算手段と、
    前記濃度演算手段から受けた前記炭酸ガス濃度を外部に
    出力する濃度出力手段とを備えた炭酸ガス濃度検知装
    置。
  2. 【請求項2】 分散重み付け度算出手段に、第二の重み
    付けテーブルを備え、分散重み付け度を算出する際に第
    二の重み付けテーブルから分散重み付け度を算出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の炭酸ガス濃度検知装置。
  3. 【請求項3】 基準値重み付け度算出手段において、基
    準値記憶手段に記憶されている基準値と第二の最大出力
    値記憶手段に記憶されている各々最大出力値との差が炭
    酸ガス濃度換算で外気同等レベルから換気制御濃度範囲
    内の値のとき、その最大出力値が基準値として採用され
    ないように基準値更新に関与する割合を小さくする。つ
    まり基準値重み付け値の値を小さくするように第一の重
    み付けテーブルを特徴付けした請求項1または請求項2
    記載の炭酸ガス濃度検知装置。
  4. 【請求項4】 基準値重み付け度算出手段において、基
    準値記憶手段に記憶されている基準値と第二の最大出力
    値記憶手段に記憶されている各々最大出力値との差が炭
    酸ガス濃度換算で換気制御濃度範囲より高い値のとき、
    その最大出力値が基準値となるように基準値更新の割合
    をある程度大きくする。つまり基準値重み付け値の値を
    ある程度大きくするように第一の重み付けテーブルを特
    徴付けした請求項1または請求項2記載の炭酸ガス濃度
    検知装置。
  5. 【請求項5】 基準値重み付け度算出手段において、基
    準値記憶手段に記憶されている基準値と第二の最大出力
    値記憶手段に記憶されている各々最大出力値との差が炭
    酸ガス濃度換算で外気同等レベルより低い値のとき、そ
    の最大出力値を基準値として採用するように基準値更新
    の割合を大きくするように第一の重み付けテーブルを特
    徴付けした請求項1または請求項2記載の炭酸ガス濃度
    検知装置。
  6. 【請求項6】 基準値重み付け度算出手段において、基
    準値記憶手段に記憶されている基準値と第二の最大出力
    値記憶手段に記憶されている各々最大出力値との差が炭
    酸ガス濃度換算で外気同等レベル付近の値のとき、その
    最大出力値の採用が外気同等レベルとするときと炭酸ガ
    ス濃度が外気以上とするときとによって基準値の更新値
    がふらつくのを防ぐ。つまり基準値重み付け値の値を外
    気同等レベル範囲から換気制御濃度範囲の間を緩やかな
    勾配の直線で結ぶように第一の重み付けテーブルを特徴
    付けした請求項1または請求項2記載の炭酸ガス濃度検
    知装置。
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