JP4375018B2 - 液体噴射ヘッドユニット及びその製造方法 - Google Patents
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Description
かかる第1の態様では、複数個の液体噴射ヘッドと保持部材とを接合する際に、液体噴射ヘッドのそれぞれを押圧部材で個別に押圧しているため、各液体噴射ヘッドが傾き難くなる。これにより、各液体噴射ヘッドの液体噴射面がばらついてしまうのを防止することができる。したがって、ノズル開口から被印刷物に対して噴射される液体の着弾位置と、所望の着弾位置とに誤差(ズレ)が生じることはなく、印刷品質の低下を比較的容易に且つ確実に防止することができる。
かかる第2の態様では、液体噴射ヘッドのそれぞれが押圧部材の先端部で液体噴射面の面方向と直交する方向に押圧されるため、各液体噴射ヘッドに対して液体噴射面の面方向に作用する力が少なくなり、各液体噴射ヘッドを適度に効率よく押圧することができる。
かかる第3の態様では、カートリッジケースの外側からでもその内側にある複数個の液体噴射ヘッドを押圧部材によって比較的容易に且つ確実に押圧することができる。
かかる第4の態様では、液体噴射ヘッドの中央部に梁部を設けることで、各液体噴射ヘッドを中央1箇所で押圧することができる。これにより、各液体噴射ヘッドに対して力が均等に作用するため、各液体噴射ヘッドが傾き難くなり、各液体噴射ヘッドの液体噴射面がばらついてしまうのをより確実に防止することができる。
かかる第5の態様では、複数個の液体噴射ヘッドの液体噴射面に固定板を接合することで各液体噴射ヘッドの液体噴射面が面一となる。
かかる第6の態様では、保持部材の挿入孔とヘッドケースの梁部とが対向しているため、挿入孔に押圧部材を挿入すれば、押圧部材の先端部で液体噴射ヘッドの梁部をそれぞれ押圧することができる。これにより、複数個の液体噴射ヘッドと保持部材とを接合する際に、各液体噴射ヘッドを押圧部材で個別に押圧できるため、各液体噴射ヘッドが傾き難くなる。これにより、各液体噴射ヘッドの液体噴射面がばらついてしまうのを防止することができる。したがって、ノズル開口から被印刷物に対して噴射される液体の着弾位置と、所望の着弾位置とに誤差(ズレ)が生じることはなく、印刷品質の低下を比較的容易に且つ確実に防止することができる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドユニットを示す分解斜視図である。また、図2は、図1に示すインクジェット式記録ヘッドユニットの組立斜視図及びその断面図である。図示するように、本実施形態のインクジェット式記録ヘッドユニット100(以下、ヘッドユニット100とも言う)の一部を構成する保持部材であるカートリッジケース110は、インク供給手段であるインクカートリッジ(図示なし)がそれぞれ装着されるカートリッジ装着部材111と、複数のインクジェット式記録ヘッド200を保持するカートリッジケース本体112とからなる。
そして、このようなヘッドユニット100を図示しないインクジェット式記録装置のキャリッジに搭載して印刷を行っても、ノズル開口21から被印刷物に対して吐出されたインクの着弾位置と、所望の着弾位置とに誤差が生じることはなく、印刷品質の低下を比較的容易に且つ確実に防止することができる。
このように、各インクジェット式記録ヘッド200を押圧部材400の先端部で個別に押圧するのは、1つのインクジェット式記録ヘッド200が傾いて接合されてしまうと、ヘッドユニット100としては不良品となってしまうからである。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上述したものに限定されるものではない。例えば、上述した実施形態1では、複数のインクジェット式記録ヘッド200とカートリッジケース111とを接合した後に、押圧部材400を抜き取るようにしたが、これに限定されず、押圧部材400を挿入孔114に挿入したまま残すようにしてもよい。このように、押圧部材400を挿入孔114に挿入したまま残すことで、インクが挿入孔114から侵入することを防止することができる。但し、この場合には、各押圧部材がインクジェット式記録ヘッドを押圧した状態でカートリッジケース内に残さないようにするのが好ましい。押圧部材が各インクジェット式記録ヘッドを押圧する力が、インクジェット式記録ヘッドとカートリッジケースとの接合を剥がす方向に作用して、接合不良等の原因となるからである。なお、上述した実施形態1では、カートリッジケース本体112の挿入孔114をカートリッジ装着部材111の突出部115によって封止するようにしたが、これに限定されず、挿入孔114を樹脂等で封止するようにしてもよい。
Claims (6)
- ノズル開口から液体を噴射する液体噴射ヘッド本体と該液体噴射ヘッド本体の液体噴射面とは反対側に接合されるヘッドケースとからなる複数個の液体噴射ヘッドと、これら複数個の液体噴射ヘッドの前記ヘッドケース側に一体的に接合される保持部材とを具備する液体噴射ヘッドユニットの製造方法であって、
前記液体噴射ヘッドのそれぞれの前記ヘッドケース側の上面の少なくとも1箇所に押圧部材の先端部を点接触させて当該押圧部材の先端部で前記液体噴射ヘッドのそれぞれを個別に押圧しながら当該液体噴射ヘッドのそれぞれと前記保持部材とを接合することを特徴とする液体噴射ヘッドユニットの製造方法。 - 請求項1において、前記押圧部材の先端部で前記液体噴射ヘッドを前記液体噴射面の面方向と直交する方向に押圧することを特徴とする液体噴射ヘッドユニットの製造方法。
- 請求項1又は2において、前記保持部材が液体貯留部内の液体を前記液体噴射ヘッド毎に供給する流路を有するカートリッジケースであり、且つ当該カートリッジケースには前記液体噴射ヘッドに対向する部分を厚さ方向に貫通して挿入孔が設けられており、当該挿入孔に前記押圧部材を挿入して前記液体噴射ヘッドのそれぞれを押圧することを特徴とする液体噴射ヘッドユニットの製造方法。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記ヘッドケースの中央部には前記液体噴射ヘッド本体を駆動させるための駆動ICを囲む空間であるIC保持部が厚さ方向に貫通して設けられると共に、当該IC保持部の前記液体噴射ヘッド本体側とは反対側の開口部がその中央部を跨いで設けられた梁部で区切られており、当該梁部を前記押圧部材の先端部で押圧することを特徴とする液体噴射ヘッドユニットの製造方法。
- 請求項1〜4の何れかにおいて、複数個の前記液体噴射ヘッドの前記液体噴射面側を固定板に接合した後に当該液体噴射ヘッドのそれぞれと前記保持部材とを接合することを特徴とする液体噴射ヘッドユニットの製造方法。
- ノズル開口から液体を噴射する液体噴射ヘッド本体と該液体噴射ヘッド本体の液体噴射面とは反対側に接合されるヘッドケースとからなる複数個の液体噴射ヘッドと、これら複数個の液体噴射ヘッドの前記ヘッドケース側に一体的に接合される保持部材とを具備する液体噴射ヘッドユニットであって、
前記ヘッドケースの中央部には、前記液体噴射ヘッド本体を駆動させるための駆動ICを囲む空間であるIC保持部が厚さ方向に貫通して設けられると共に前記IC保持部の前記液体噴射ヘッド本体側とは反対側には当該IC保持部の開口を跨いで梁部が設けられており、前記保持部材の前記梁部に対向する部分には、当該梁部を押圧するための押圧部材を挿入可能な挿入孔が厚さ方向に貫通して設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドユニット。
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