JP4374877B2 - 情報管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像や文字等を表示すると共に繰返し書き換えが可能でかつメモリ性を備えた表示媒体に係り、詳細には表示媒体に表示した表示情報などの情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
繰返し書換えが可能なシート状の画像表示媒体(以下、表示媒体とする)としては、Twisting Ball Display(2色塗分け粒子回転表示)、電気泳動、磁気泳動、サーマルリライタブル媒体、メモリ性を有する液晶などが提案されている。
【0003】
また、例えば抵抗膜や透明電極マトリックスを用いる方式、超音波振動を利用する方式等によってLCD、ELパネルなどの表示媒体上に、手書き感覚で画像や文字等を入力し、入力した画像や文字を表示可能となる。このときに、メモリ性表示媒体を用いることにより、表示画像を保存可能とする提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
一方、表示媒体には、着色粒子を使用して表示すると共に、表示内容の書換えが可能で繰返して使用可能であり、かつ、メモリ性を備えたものとして所謂電子ペーパーなどが提案されている。このような電子ペーパーは、表示画像を保持するための駆動力が不要で、かつ、携帯性に優れており、極めて高い利便性を備えている。
【0005】
ところで、このような表示媒体を用いるときに、元の画像に重ねて新たな画像を追記する提案がなされている。例えば、液晶表示媒体を用いた表示システムには、液晶表示媒体に第1の画像を書き込む第1のデータ書き込み装置と、液晶表示媒体に保持された第1のデータを読取るデータ読取り装置に加えて、データ読取り装置によって読取った第1のデータに基づいた第2のデータを液晶表示媒体に書き込む第2のデータ書き込み装置を設けることにより液晶表示媒体に追記する提案がなされている(例えば、特許文献2参照。)。
【0006】
また、所謂電子ペーパーなどの表示媒体においても、例えばペン形状等の書き込み手段を用いて、画像を形成する提案がなされており、このような書き込み手段を用いることにより、元の画像や文字等に重ねて、新たな画像や文字等を追記することが可能となる(例えば、特許文献3参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平1−92826号公報
【特許文献2】
特開2002−42071号公報
【特許文献3】
特開2002−14380号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、メモリ性を備えた表示媒体では、追記した画像を元の画像と共に表示しておくことができるが、追記した画像を画像データなどの電子情報として保存することができなく、表示を消すことにより追記した画像が消滅し、追記画像の再現が困難であり、また、追記した画像を利用することができないという問題が生じている。
【0009】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、メモリ性を備えている表示媒体に書き込んだ文字や画像等を保存して有効に利用可能とする情報管理システムを提案することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、第1の画像情報に基づいた表示がなされると共に第1の画像情報に基づいた表示に重ねて追記表示の可能でかつ表示画像の消去が可能な表示媒体と、前記表示媒体に表示される前記第1の画像情報格納された記憶手段と、前記表示媒体に表示された前記第1の画像情報を消去して前記追記表示された表示画像を第2の画像情報として光学的に読取る表示情報読取り手段と、前記表示情報読取り手段によって読取った前記第2の画像情報前記記憶手段に格納されている前記第1の画像情報と関連付ける連係手段と、を含む。
【0011】
この発明によれば、表示媒体に第1の画像情報に基づいた表示がなされているときに、この表示に新たな画像や文字などを追記して表示する。このときに、第1の画像情報は記憶手段に格納している。
【0012】
表示情報読取り手段は、表示媒体の表示を画像データなどの電子情報として読取る。
【0013】
連係手段は、表示情報読取り手段によって読取った表示情報から第2の画像情報を生成し、第1の画像情報と第2の画像情報を関連付ける。
【0014】
第2の画像情報は、追記された表示の表示情報であるので、この第2の画像情報と第1の画像情報を関連付けておくことにより、表示媒体に追記した情報の利用が可能となる。
【0015】
このような本発明では、前記表示媒体前記第1の画像情報を特定可能とする特定情報担持され、前記表示情報読取り手段が前記表示媒体から前記特定情報を読取る特定情報読取り手段を含む。
【0016】
この発明によれば、表示媒体の表示と記憶手段に格納している第1の画像情報を関連付ける特定情報を、表示媒体に担持させている。
【0018】
このような本発明では、前記特定情報が、前記記憶手段上の前記第1の画像情報の格納位置であっても良く、前記特定情報が、前記第1の画像情報ごとに付与されるIDであっても良い。また、前記特定情報、前記第1の画像情報のファイル名としても良く、前記特定情報、前記第1の画像情報としても良い。
【0019】
このような電子情報として特定情報を表示媒体に担持させるときには、前記表示媒体が前記特定情報を書き込むメモリを備えているものであれば良い。
【0020】
また、発明では、前記特定情報が、前記表示媒体ごとに付与されているIDであっても良く、さらに、これらに限らず、記憶手段に格納した第1の画像情報と、表示媒体の表示を特定可能であれば、任意の情報を用いることができる。
【0028】
このような表示情報読取り手段を用いるときには、前記特定情報が設定されているときに、追記に先立って前記特定情報を読み取ることが好ましい。また、個のときの表示情報読取り手段としては、感圧式、磁気式などの任意の方法によって追記される表示に応じた電気信号(電子情報)を得る任意の構成を適用することができる。
【0029】
一方、本発明においては、前記特定情報が設定されているときに、前記連係手段が、前記第2の画像情報を、前記特定情報に基づいて前記記憶手段に格納する方法を用いることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本発明を適用した情報管理システム10の概略構成説明する。
【0035】
情報管理システム10は、表示媒体12を備えている。この表示媒体としては、例えば、対で配置した少なくとも一方が光透過性の基板間に、着色粒子を封入し、この着色粒子を透明基板側へ移動することにより形成される画像によって画像を表示する画像表示部12Aが設けられた所謂電子ペーパーを適用することが好ましい。このような電子ペーパーは、着色粒子が光透過性基板に吸着させることにより、駆動回路を用いることなく表示画像を保持するメモリ性を備えており、これにより、極めて薄いシート状に形成することができる。
【0036】
なお、本発明の表示媒体としては、これに限らず、表示画像を保持するメモリ性を備えたものであれば、各種の記録紙を含む任意の構成の画像表示媒体(表示媒体)を適用することができる。
【0037】
情報管理システム10には、電子情報である画像データ等に基づいて、この表示媒体12に画像を書き込む画像書き込み手段14を備えていることが好ましい。また、情報管理システム10は、表示媒体12に書き込む画像データを、第1の画像情報として記憶する記憶手段16を備えている。
【0038】
すなわち、情報管理システム10では、記憶手段16に記憶している画像データに基づいて、表示媒体12に画像を書き込むことにより、画像データに応じた画像を表示媒体12に表示する。なお、このときの画像は、文字や記号等を含むものである。
【0039】
また、表示媒体12は、表示媒体12の画像書き込み方式に基づいて用意されている書き込みペン等の追記手段18を用いて画像を書き込むことができる。すなわち、表示媒体12は、追記手段18を用いることにより、電子情報化されていない画像を書き込んで表示することができるようになっている。このような追記手段18としては、携帯性を有するものであることが好ましい。
【0040】
なお、表示媒体12としては、画像表示部12Aに、印刷等によって所定の画像が形成され、この画像に重ねて追記手段18によって画像を書き込むのもであっても良い。すなわち、画像書き込み手段14としては、印刷装置を用いることができ、このときには、記憶手段16に、その画像データが記憶される。
【0041】
一方、情報管理システム10は、表示情報読取り手段として画像読取り手段20を含む。この画像読取り手段20は、表示媒体12に表示されている画像を読み取る。このとき、画像読取り手段20では、元の画像と共に追記手段18によって書き込まれた(追記された)電子情報化されていない画像を含めて読み取りものであっても良く、また、追記された画像を読み取り可能となっているものであっても良く、少なくとも電子情報化されていない画像を抽出して、この画像の画像データを生成するものであれば任意の構成を適用することができる。
【0042】
情報管理システム10では、画像読取り手段20によって読取った画像データを記憶手段16に格納して記憶する。
【0043】
一方、表示媒体12は、画像書き込み手段14によって書き込まれた画像を特定する特定情報を担持している。記憶手段16には、この特定情報に基づいて画像書き込み手段14によって書き込んだ画像データを記憶する。また、画像読取り手段20は、表示媒体12から、画像データと共に、この特定情報を読み込む。
【0044】
これにより、記憶手段16には、画像書き込み手段14によって表示媒体12に書き込んだ画像(元の画像)の画像データと、画像読取り手段20によって読取った追記画像の画像データを対比させて記憶することができる。
【0045】
なお、このように構成する情報管理システム10は、画像書き込み手段14と画像読取り手段20を一体にして、記憶手段16からの画像データの入出力手段として形成したものであっても良い。
【0046】
以下に実施の形態として具体例を説明する。
〔第1の実施の形態〕
図2には、第1の実施の形態に適用した情報管理システム30の概略構成を示している。この情報管理システム30には、記憶手段16として記憶装置32が設けられており、画像書き込み手段14として画像書き込み装置34が設けられている。この画像書き込み装置34としては、画像データに基づいて表示媒体12の画像表示部12Aに画像を書き込むことができるものであれば任意の構成を適用することができる。
【0047】
また、情報管理システム30には、画像読取り手段20として、例えばシートフィード型、フラットベット型(センサ走査型)などの一次元スキャナ(以下、「スキャナ36」とする)等を用いることができる。
【0048】
これにより、情報管理システム30では、記憶装置32に記憶されている画像データに基づいた画像を表示媒体12として適用した表示媒体38の画像表示部38Aに書き込んで表示させることができると共に、画像表示媒体38に書き込まれている画像をスキャナ36によって読み込んで、その画像データを記憶装置32に格納することができる。
【0049】
一方、表示媒体38には、メモリ40及びコネクタ42が設けられている。このメモリ40としては、不揮発性メモリであることが好ましく、これにより、無電力でデータの保存が可能となっている。
【0050】
画像書き込み装置34には、メモリライタ44及びコネクタ46が設けられており、表示媒体38を画像書き込み装置34に装着して、コネクタ42とコネクタ46を接続することにより、メモリ40に所定の情報を書き込むことができる。
【0051】
なお、画像書き込み装置34では、例えばコネクタ46に表示媒体38のコネクタ42が接続されることにより、この接続を介して画像データを表示媒体38に出力して、表示媒体38に画像を書き込むものであっても良く、また、表示媒体38として対で配置した少なくとも一方が光透過性の基板間に、着色粒子を封入し、この着色粒子を透明基板側へ移動させることにより画像を形成するものであれば、表示媒体38が装着されることにより、画像データに応じて着色粒子を駆動して、画像表示部38Aに画像を表示させるものであってもよい。
【0052】
すなわち、画像書き込み装置34は、表示媒体38に応じた書き込み手段が構成されたものであれば良い。
【0053】
スキャナ36には、メモリ48及びコネクタ50が設けられており、画像表示媒体38の画像をスキャナ36によって読み込むときに、コネクタ42とコネクタ50を接続することにより、メモリ40に記憶されているデータが、スキャナ36に読み込まれてメモリ48に格納される。また、スキャナ36は、コネクタ50に表示媒体38のコネクタ42が接続したことを検知して、表示媒体38の画像表示部38Aに表示された画像の読み込みを行う。
【0054】
なお、情報管理システム30では、画像書き込み装置34とスキャナ36を別体としているが、画像書き込み機能と画像読み取り機能を一体化して、メモリ44とメモリ48及びコネクタ46とコネクタ50を共通化しても良い。
【0055】
情報管理システム30では、表示媒体38に画像を書き込むときに、書き込んだ画像を特定可能な情報(デジタル情報)をメモリ40に書き込み、メモリ40に書き込まれた情報から、画像書き込み装置34によって表示媒体38に書き込んだ画像(元の画像)を特定可能となるようにしている。
【0056】
このデジタル情報としては、元の画像の画像データそのものであっても良く、また、画像データのファイル名、画像データのファイルが格納されている記憶装置32内のフォルダ名であっても良く、また、記憶装置32上で該当する画像データを格納している位置や場所を示すURLやサーバー名などの各種の情報を用いることができる。さらに、このデジタル情報としては、画像データや表示媒体38毎に設定している電子IDであっても良い。
【0057】
記憶装置32では、メモリ40に記憶するデジタル情報と対比させて画像データを格納管理している。
【0058】
図3には、元の画像が書き込まれた表示媒体38に追記したときに、追記画像の読取り処理の流れを示している。
【0059】
情報管理システム30では、画像などが表示媒体38に追記される(ステップ100)ことにより、この画像が画像表示部38Aに表示される(ステップ102)。
【0060】
これにより、表示媒体38の画像表示部38Aには、元の画像に重ねて追記画像が表示される。
【0061】
表示媒体38に表示している追記画像を読み込むときには、表示媒体38をスキャナ36に装着する。これにより、スキャナ36は、表示媒体38の画像表示部38Aに表示されている画像(元の画像と追記画像)を読み取る(ステップ104)。
【0062】
これと共に、スキャナ36は、画像表示媒体38のメモリ40に記憶されているデジタル情報を読み込み、元の画像の画像データを特定し、この画像データを記憶装置32から読み込んでメモリ48に格納する。なお、スキャナ36は、コネクタ50に表示媒体38のコネクタ42が接続されることにより、メモリ40に記憶されているデジタル情報の読み取りを行うと共に、画像表示部38Aの表示画像の読み込みを行う。
【0063】
この後に、スキャナ36では、元の画像データと読み込んだ画像データを比較する(ステップ106)ことにより、追記画像の画像データを生成する(ステップ108)。
【0064】
この追記画像の画像データをメモリ40に記憶しているデジタル情報を基に記憶装置32へ出力することにより、記憶装置32では、元の画像の画像データと共に、追記画像の画像データを格納する(ステップ110)。なお、ここでは、追記画像の画像データのみを第2の画像情報として記憶装置32へ出力するようにしているが、メモリ40に記憶していたデジタル情報も合わせて記憶装置32へ転送するようにしても良い。
【0065】
これにより、記憶装置32上で、元の画像の画像データと追記画像の画像データを適切に管理することができる。また、元の画像と追記画像を重ねた新たな画像を、画像書き込み装置34によって表示媒体38の画像表示部38Aに書き込むことも可能であり、追記画像のみを表示媒体38の画像表示部38Aに書き込むことも可能となる。
【0066】
一方、画像書き込み装置34において、表示媒体38に書き込んだ元の画像の消去が可能であるときには、図4に示すように、表示媒体38の画像表示部38Aから元の画像のみを消去(ステップ120)した後に、スキャナ36を用いた画像読み込みを行い(ステップ104)、読み込んだ画像データを追記画像の画像データとして出力する(ステップ122)。
【0067】
これにより、スキャナ36で追記画像の画像データを生成するときに、元の画像データと読み込んだ画像データを比較する作業が不要となる。
【0068】
なお、追記画像の画像データの生成は、これに限らず、記憶装置32上で行うものであっても良く、また、記憶装置32とスキャナ36の間に画像処理装置を設けて、この画像処理装置上で行うようにしても良い。
【0069】
〔第2の実施の形態〕
図5には、第2の実施の形態で、スキャナ36に換えて画像読取り手段20として適用したデジタイザ60の概略を示している。
【0070】
このデジタイザ60に表示媒体38を装着するときには、入力面62上に、画像表示部38Aが対向するように表示媒体38を位置決めして載置する。
【0071】
また、デジタイザ60には、メモリ48及びコネクタ50が設けられており、このコネクタ50に、表示媒体38のコネクタ42を接続する。
【0072】
このようなデジタイザ60を用いた追記画像の読取りは、表示媒体38をデジタイザ60に装着して、追記画像を書き込むときに、この追記画像の書き込みと並行して行われる。
【0073】
図6に示すように、書き込みペン等を用いて追記画像が表示媒体38の画像表示面38Aに書き込まれると(ステップ130)、その画像が画像表示部38Aに表示されると共に、例えば書き込みペンの軌跡が入力面62で検出され、この検出結果に応じたデータが画像データとして読み込まれる(ステップ132)。
【0074】
これにより、画像の追記が終了することにより(ステップ134で肯定判定)、追記画像の画像データが生成される(ステップ136)、この画像データが記憶装置32に格納される(ステップ138)。なお、メモリ40に記憶されているデジタル情報は、コネクタ50にコネクタ42を接続したときに読み込まれ、また、デジタイザ60では、コネクタ50にコネクタ42が接続されることにより、追記画像の検知を開始する。
【0075】
通常、感圧式などのデジタイザ60は、入力面62が圧力等を受けることにより、その位置が検出されて、その位置が図示しないモニタ上に形成される。すなわち、入力した画像をそのまま、入力面62上に表示するものではなく、位置データを出力し、別に設けているモニタなどその画像が表示されるものである。
【0076】
これに対して、画像表示媒体38を用いることにより、画像表示媒体38に追記画像を形成及び表示しながら、その追記画像の画像データの読み込みを行うことができる。したがって、追記画像の読取りが極めて容易となる。
【0077】
このよう表示情報読取り手段としては、感圧式に限らず、磁気式、電気式などの書き込みペンの入力位置に応じた電気信号を出力可能としたものであれば任意の構成を適用することができる。
【0078】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、画像表示媒体38に設けたコネクタ42と、スキャナ36またはデジタイザ60に設けたコネクタ50を接続することにより、メモリ40に格納しているデジタル情報を読み込むようにしたが、これに限らず、RFID(Radio Frequency-Identification:電波方式認識)などを用いた無線方式で、表示媒体38とスキャナ36やデジタイザ60などの画像読取り手段20(表示情報読み取り手段)及び画像書き込み装置34などの画像書き込み手段14とで、データ転送を行うものであっても良い。
【0079】
これにより、表示媒体38を、画像書き込み装置34やスキャナ36、デジタイザ60と直接接続することなく、表示媒体38に形成している元の画像を特定することができ、より好ましい。
【0080】
また、メモリ40を用いずに、表示媒体38のそれぞれにバーコードなどで、表示媒体38を特定するIDなどの特定情報を設けると共に、画像書き込み装置34及びスキャナ36、デジタイザ60にバーコードリーダを設けて、表示媒体38に形成する元の画像が特定可能となるようにしても良い。
【0081】
さらに、画像表示媒体12、38に形成する元の画像の特定方法は、画像データ毎にIDを設定しても良く、また、これらに限らず、記憶手段に格納する画像データなどの第1の画像情報と表示媒体上の表示を特定できるものであれば、任意の方法を用いることができる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1の画像情報に基づいた画像に重ねて追記した画像などが表示された表示媒体上から第2の画像情報を読み取って、この第2の画像情報を第1の画像情報に関連付ける。これにより、任意に形成された追記画像の再現等が可能となるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に適用される情報管理システムの概略図である。
【図2】 第1の実施の形態に係る情報管理システムの概略図である。
【図3】 第1の実施の形態における追記と追記画像のデータ生成の概略を示す流れ図である。
【図4】 追記と追記画像のデータ生成の他の一例を示す流れ図である。
【図5】 第2の実施の形態に係るデジタイザの概略構成図である。
【図6】 第2の実施の形態における追記と追記画像のデータ生成の概略を示す流れ図である。
【符号の説明】
10、30 情報管理システム
12、38 表示媒体
12A、38A 画像表示部
14 画像書き込み手段
16 記憶手段
18 追記手段
20 画像読取り手段(表示情報読取り手段)
32 記憶装置(記憶手段)
34 画像書き込み装置(画像書き込み手段)
36 スキャナ(表示情報読取り手段、抽出手段)
60 デジタイザ(表意J情報読取り手段)

Claims (9)

  1. 第1の画像情報に基づいた表示がなされると共に第1の画像情報に基づいた表示に重ねて追記表示可能でかつ表示画像の消去が可能な表示媒体と、
    前記表示媒体に表示される前記第1の画像情報が格納された記憶手段と、
    前記記憶手段に格納された第1の画像情報に基づいた表示画像が消去された前記表示媒体から、表示画像を第2の画像情報として光学的に読取る表示情報読取り手段と、
    前記表示情報読取り手段によって読取った前記第2の画像情報を前記記憶手段に格納されて前記表示媒体の前記表示画像の消去に用いられた前記第1の画像情報と関連付ける連係手段と、
    を含む情報管理システム。
  2. 前記表示媒体に前記第1の画像情報を特定可能とする特定情報が担持され、前記表示情報読取り手段が、前記表示媒体から前記特定情報を読取る特定情報読取り手段を含む請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記特定情報が、前記記憶手段上の前記第1の画像情報の格納位置である請求項2に記載の情報管理システム。
  4. 前記特定情報が、前記第1の画像情報ごとに付与されるIDである請求項2に記載の情報管理システム。
  5. 前記特定情報が、前記記憶手段に格納される前記第1の画像情報のファイル名とされている請求項2に記載の情報管理システム。
  6. 前記特定情報が、前記第1の画像情報とされている請求項2に記載の情報管理システム。
  7. 前記表示媒体が、前記特定情報の書込まれるメモリを備えている請求項2から請求項6の何れか1項に記載の情報管理システム。
  8. 前記特定情報が、前記表示媒体ごとに付与されているIDである請求項2に記載の情報管理システム。
  9. 前記連係手段が、前記第2の画像情報を、前記特定情報に基づいて前記記憶手段に格納する請求項2から請求項8の何れか1項に記載の情報管理システム。
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