JP4374158B2 - 送風機およびこれを備えた冷蔵庫 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は送風機に関し、薄形で振動の少ない送風機を提供し、また、これを備えた冷凍冷蔵庫に関し、振動が少ない利点を生かして放熱能力をアップし、冷却性能の向上、消費電力の低減およびリサイクル性の向上にも貢献できる技術を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、冷蔵庫や電子機器のモータスティーとマウスリング一体成形し、モータをファンの羽根で包囲して薄形システム品にまとめた送風機が多用されているが、モータがマウスリングと直結されているため、放熱能力アップの要求の増加と回転数アップに伴いファンを支持する枠体の振動音問題が多くなってきている。
【0003】
図4は第一の従来技術を示すもので、冷蔵庫の冷凍サイクルにおける凝縮器の冷却用に使われている例(特開平11−211316号)であり、モータがマウスリングから一体に中央に向かうモータスティーにモータがネジにより固定したもので、マウスリングのある枠体外周にゴムを挟んで防振したものである。
【0004】
図5は第二の従来技術を示すもので、モータの防振を両軸受ブラケットに環状ゴムを係合し、モータケースで方法(特開平11−147868号)である。
【0005】
また、第三の従来技術として、最も一般的な方法で、モータの一側面寄りに一体に耳状フランジを少なくとも3個所設け、各々のフランジ部の穴に堤状のゴム製グロメットを通し、ゴム中央の穴にネジを貫通させてモータスティーに支持する方法(図示省略)があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記第一従来例において、はじめに冷凍サイクルの作用を説明する。圧縮機28からくる高温高圧の冷媒が第一凝縮器24に入り、送風機20で強制的に放熱させ、続いて箱体壁内部第二凝縮器25a、第三凝縮器25bを通り液化され、その後減圧させて低温冷媒にして箱内部の冷却器29に入れ、貯蔵室を低温にする。
【0007】
このような構成において、マウスリングのある枠体20aから仕切板21及びベース22での振動や共鳴音の発生防止をするために枠体角部4個所に三角袋の防振ゴム23を介在させていたが、枠体外周のため、枠体20の振動低減の効果はなく、枠体20及び仕切板21との間への挟み込みと位置決めの作業が、摩擦が大きいため困難であり、仕切板21との間には摩擦を避けるための隙間ができて凝縮器24側を所定の負圧にできず、風量が充分に得られない問題があった。また、振動防止の点からも送風機20と凝縮器24を離して各々ベース22に並置するため収納スペースのうえからも不都合があった。また、上記性能の補いを、冷蔵庫箱体の側板27a,27b内部のウレタン断熱層内に.第2、第3等の凝縮器25a,25bを配置することで行っていたが、これがリサイクル時の分解性を低くすることにつながっていた。
【0008】
第二の従来例においては、防振ゴム31は軸に近い点なので防振の効果は大きいが、左右端の支持のため、軸30aの水平垂直の位置設定が困難であった。モータ30をファンのボス32aで包囲するには防振ゴム31を支持する台がモータ外周の軸方向を渡るため、ボス内部でのモータ支えが困難なため、接触を避けるためには、大きなボス32aとなって風量が多く得られないばかりか、この場合にはマウスリング33と羽根32bが衝突する不安もあった。あるいは、モータ30とファン32を左右に並べて配置スペースを大にしなければならなかった。
【0009】
第三の従来例においては、モータ体がシンプルとならず、ファンのボスまたは羽根と衝突し易いため、ゴム及びネジとの接触を充分に避けるにはシステムとしての軸方向厚みが増すこと、取付け部は、強度の点とグロメットのサイズに対応させて幅広いものとなりモータスティーが通風の抵抗になって風量が少なくなるほか、支持が数箇所なため、ファンの軸直角性および及びモータとマウスリングとの芯あわせの確保が困難であった。
【0010】
また、上記のようにモータスティーとマウスリング一体成形し、モータをファンの羽根で包囲して薄形システム品にまとめた送風機には、電源が交流のものと直流のものがある。近年の冷蔵庫やパソコン、コンピュタ−などの電子機器は負荷にあわせて速度制御が可能で、安価な単相巻線のステータと樹脂製の永久マグネットを用いたロータを使う直流電源のものが多い。
【0011】
しかし、モータ振動という点では、前者の交流を電源とするものは、電流がサイン波であるので山の境界は緩やかであるが、それでも電源周波数の2倍が共振源となることがしばしばある。しかし、この場合には、たとえば、マウスリングの枠体構造を、1次の加振周波数100Hzあるいは120Hzの共振個有値避けたものにすればほとんどの場合に解決できるものである。
【0012】
後者の直流を電源とするものの電流波形は、図6に示すように、極ごとに電流Aが、ほぼ最大値から零に大きく断続する矩形波を基本としているので、その断続が加振源となり極数の整数倍(N)の周波数(毎秒回転数×極数×N)でモータスティーやマウスリングの枠体が共振する問題がある。この加振の周波数は極移動速度に比例して刻々と変化し、また、直流モータでは回転数を電圧により任意に変えられる利点を活用するものなので、いずれかの回転数あるいは送風機構造体のうちいずれかの部所で共振が発生するという厄介な問題をかかえている。製品を安価なものにするには、極数はもとより巻線相数も少ないほうが有利であるが、これが、低周波振動となり、たとへば、冷蔵庫のような比較的大きな箱体に組み込み使用する場合には、箱体で共振が増幅されるので、収納設置方法が限定されるほか、低周波の共振音なので容易に外部に放射され、ユーザーに迷惑をまねく心配もあった。
【0013】
本発明は、後者モータで、モータスティー、マウスリングおよびその枠体を一体にしてなる送風機の低振動化技術を提供し、また、これを用いて、性能の高い冷蔵庫を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するもので、本発明にかかる基本的な構成は、モータの前方の軸部にファンを付け、モータの後方の反軸側をモータスティーで支えるマウスリング一体形のシステム形送風機において、モータスティーを内方で一体に連結する環状体を設け、環状体にドーナツ状面と円筒面を備え、該二面とモータとの間に防振ゴムを介在させてモータ外周角部を後方から包囲し、中央支持板を用意し、後方から、中央支持板の外周寄りを上記防振ゴムで絶縁し内方でモータを直接支持したものである。
【0015】
具体的には、防振ゴムに環状のフランジを設けてモータスティーの環状体を前後から挟み、あるいは、防振ゴムが、円筒面部で2分割され、各々の端にフランジを有せしめてモータスティーの環状体を前後から挟み、中央支持板は外周寄りを防振ゴムに後方からあてがい、モータスティーおよびモータとの間を絶縁したものである。
【0016】
また、中央支持板の外形最大部をモータスティーの環状体よりも大きくし、
加えて、モータとモータスティーの環状体、環状体と防振ゴムおよび防振ゴムと中央支持板に、モータの軸を中心とした非対称形状部を設けて各々に対応係合部を設けて、中央支持板とモータの固定が所定位置になるようにしたものである。
【0017】
さらに、冷凍サイクルを構成する強制空冷形凝縮装置を収納する機械室において、一方に圧縮機を、他方に凝縮器と送風機を上下に重複させて配置し、送風機は、ファンの羽根を支える中央ボスで回転可能にモータの前方軸側からモータ外周を覆い取付け、モータの後方の反軸側をモータスティーで支えるマウスリング一体形のシステム形送風機となし、モータスティーに内方で一体に連結する環状体を設け、環状体にドーナツ状面と円筒面を備え、該二面とモータとの間に防振ゴムを介在させてモータ外周角部を後方から包囲し、中央支持板を用意し、後方から、中央支持板の外周寄りを上記防振ゴムで絶縁し内方でモータを直接支持した構成となし、該送風機を凝縮器本体のサイドプレートの上に取り付けた冷蔵庫としたものである。
【0018】
さらには、冷蔵庫において、モータスティーとマウスリング一体成形したシステム形構成で、送風機のモータは、直流を電源とする単相巻線、かつ、永久マグネットを用いたロータとし、安価、薄形および負荷に応じた回転数制御が可能であるなどの利点をそのまま生かし、送風機と主に凝縮器のセットで収納効率をたかめ、冷却性能を向上させて、消費電力の低減やリサイクル性の向上にも貢献できるようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施例を図1〜図3において説明する。図1は本発明の送風機の縦断面図、図2は図1の部品分解斜視図である。1はモータ、2はファンであり、ファンの羽根2aを支える中央ボス2bで、回転可能にモータ1の前方軸側からモータ外周を覆い取付けてある。3はマウスリング枠体であり、吸込側と吐出側を区画すべく外形を所定の通風路断面に合わせ、内方にファンとの距離をわずかにして開口するマウスシング3aを有している。4はモータの後方を反軸側から支えるモータスティーであって、マウスリング3aと一体に成形され、モータスティーから連続して、内方で一体に連結する環状体5を設けており、環状体5にはドーナツ状面5aと円筒面5bを備えている。6a,6bは防振ゴムであって、円筒面5bとの対応部近辺で前後に分けた分割体でなり、上記二面とモータ1との間に介在させてモータ外周角部を後方から包囲しいる。上記により、モータ1の外周にファン2が、モータ後端とほぼ同一面にモータスティー4が位置づけされて薄形のシステム形送風機が得られる。この場合、モータの振動は防振ゴム6a,6bで緩和されマウスリング枠体3の振動を低減でき、共振音の発生を無くすことができる。また、防振ゴム6a,6bは環状体5のドーナツ状面5aと円筒面5bに沿っているので、モータ1を、前者で軸直角に、後者で軸平行に精度よく位置づけできる。
【0020】
また、防振ゴム6a,6bの各々の端にフランジ6aa,6bbを設けて、環状体5の円筒面5bを前後から挟んでいる。これにより、防振ゴム6a,6bの軸方向の位置づけが前後にずれることなく容易に行えるに加え、二分割体であるので、摩擦が少なく、フランジをガイドにして容易に挿入することができる。
【0021】
7は中央支持板であって、別体で用意され、外周寄りを上記防振ゴムのフランジ6aaに後方からをあてがい、内方はモータ1とを貫通させたネジ8で直接支持している。また、中央支持板の主要部外径は防振ゴムのフランジ6aa内径より大きくしてある。これにより、中央支持板7は前記環状体5と接触しないので、ネジ8側からの振動伝達を少なくすることができる。また、モータの支持に関しては、中央支持板7ひとつを、少なくとも2個のネジ8でモータと直接固定し、外周寄りは環状のフランジ6aaにあてがうのに加え、モータの軸方向外周に沿う防振ゴム6bと円筒面5bがあるので、モータスティー4に対して所定の角度と位置で容易に精度よく行うことができる。
【0022】
5cは環状体5に設けた係合用へこみ、6abは防振ゴム6aに設け上記係合用へこみ5cに対応して設けた係合用突起、6acは防振ゴム6aに設けた係合用へこみ、7bは上記係合用へこみに対応して中央支持板7に設けた係合用突起である。1bはモータのコード取り出しの突部であり、6bcは防振ゴム6bに上記突部1bに対応して設けた切り込み、5dは前記環状体に上記コード取り出しの突部1bを収納可能に対応させたスティー幅広部である。これにより、環状体の係合用へこみ5cに防振ゴムの係合用突起6abを合わせ、その背面の係合用へこみ6acに中央支持板7に設けた係合用突起7bをあわせ、また、モータ1は突部1bを、環状体から連続するスティー幅広部5dに合わせることにより、モータ1、環状体5,防振ゴム6a,6bおよび中央支持板7の組み合わせ位置決めが容易に行える。
【0023】
図3は前記送風機を冷蔵庫の凝縮器の放熱用に適用した実施例であって、第一実施例の効果を活用してさらに高めたものである。
【0024】
ここで、図1〜図2と同一名称、同一記号は同一物をあらわすものである。図3は冷蔵庫の下部機械室を背面斜視図であって、鉄製のベース10上に,左方に圧縮機11、右方に凝縮器12、凝縮器12の上にプロペラ形の送風機13一式を備え、周囲は冷蔵庫の左右側板14a,14bと庫内背面に位置する底面板および機械室カバー15で覆われている。はじめに冷凍サイクルの作用を説明する。圧縮機からくる高温高圧の冷媒が凝縮器12に入り、送風機13で強制的に放熱させて液化し、その後減圧させて低温冷媒にして箱内部の冷却器18に入れ、貯蔵室を低温にする。凝縮器12は積層したフィン12aに多数のパイプ12bを挿入した、いわゆる、クロスフィンパイプ形であり、略L字状に曲げて、ベース10に沿う側とベース10側から立ち上がる側の二面にわたって一体で構成している。これにより、従来のパイプごとにフィンを有するタイプの凝縮器に比し、非接触距離の確保も確実であるに加えフィンが積層形であるので伝熱面積を多くできるばかりか、外側形状のまとまりがよいので、上方に送風機13を配置し易い利点がある。
【0025】
送風機13は、そのマウスリング枠体3を、凝縮器12のベース11に沿う側のフィン12aと上下に重複させ、凝縮器のサイドプレート12cに取り付けてある。サイドプレート12cの下方はベース11に固定してある。詳細には、ファンの羽根2aを支える中央ボス2bを、回転可能にモータの前方軸側からモータ外周を覆い取付けてある。13aはマウスリング枠体であり、吸込側と吐出側を区画すべく外形を機械室の通風路断面に合わせ、内方に羽根2aとの距離をわずかにして開口するマウスリングを有し、モータスティー4はモータの後方を反軸側から支えるであって、上記マウスリング枠体13aと一体で、連続して内方に一体に連結する環状体5を設けてある。環状体5にはドーナツ状面5aと円筒面5bを備えて上記二面とモータ1との間に防振ゴム6a,6b介在させてモータ外周角部を後方から包囲しいる。
【0026】
上記により、送風機自身が、モータ1の外周にファン2が、モータ後端とほぼ同一面にモータスティー4が位置づけされて薄形で軽量なシステム形送風機が得られることに加え、特にマウスリング枠体13aが低振動となり、凝縮器12の上に載せても、多数の薄いフィン12aやパイプ12bに振動や共振音の発生させることがない。 また、凝縮器12自身も圧縮機からの脈動のある高圧の冷媒が送られて、冷媒流動による振動が存在するが、送風機のモータ1を振動させることはない。したがって、凝縮器のサイドプレート12cの上に取り付けることを可能にし、送風機据え付けの左右方向専用スペースをなくし、その分凝縮器12を大きく配置できて放熱能力を高めることができる。
【0027】
また、上記重複させたフィン12aにおいては、サイドプレート12cの高さを選定するだけで、フィン12aと枠体3の間に通風用の空間距離Lを容易に確保でき、フィン12a間に通風できる。
【0028】
また、凝縮器12上に送風機13を配置するには、下方から空気を取り込むことが前提となるが、実施例では送風機13を都合よく凝縮器12に包囲された内部に位置されていることと、機械室カバーの吸込口15bのほかに、凝縮器の二面形状に対応させてベースの吸込口10bを設けてあることにより、床面の最も低温度の空気を容易に凝縮器12全体に通風できる。
【0029】
また、振動が少ないので、ベースに開口個所が多くなっても強度補充するほどのことはない。
【0030】
また、マウスリング枠体13aの凝縮器12対応する面に断熱材16を貼り、サイドプレート12cとの間に断熱材を介在させてあるので、熱の影響を少なくでき、送風機13に耐熱温度の低い安価な樹脂材を用いることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、防振ゴム6a,6bは環状体5のドーナツ状面5aと円筒面5bに沿っているので、モータ1を、前者で軸直角に、後者で軸平行に精度よく位置づけできる。
【0032】
本発明によれば、モータ周囲を包囲する環状の防振ゴムを介して支持する構成により薄形で振動の少ないシステム形の送風機を得ることができる。これにより高速化して風量の増加も得られる。また、これを冷蔵庫に適用することにより、振動が少ない利点に加え、機器の収納効率および凝縮器の容量アップに生かして、冷却性能を向上させ、また、消費電力の低減、あるいは従来複数箇所に散在させていた凝縮器を機械室一個所に集約させてリサイクル時の分解性を向上させることなどに貢献できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す送風機の縦断面。
【図2】図1の部品分解斜視図。
【図3】本発明の他の実施例を示す冷蔵庫の主要部斜視図。
【図4】従来の送風機及び製品組込構造例を示す斜視図。
【図5】従来の他の送風機及び製品組込構造を示す縦断面図。
【図6】直流モータ時間軸電流波形説明図。
【符号の説明】
1…モータ、1b…突部、2…ファン、2a…中央ボス、3…マウスリング枠体、3a…マウスリング、4…モータスティー、5…環状体、5a…ドーナツ状面、5b…円筒面、5c…係合用へこみ、5d…幅広部、6a,6b…防振ゴム、6aa,6bb…フランジ、6ab…係合用突起、6ac…係合用へこみ、6bc…切込み、7…中央支持板、7b…係合用突起、8…ネジ、10…ベース、10a…下方吸込口、11…圧縮機、12…凝縮器、12a…フィン、12b…パイプ、12c…サイドプレート、13…送風機、13a…マウスリング枠体、14a, 14b…側板、15…機械室カバー、15a…吸込口16,17…断熱材、18…冷却器。

Claims (7)

  1. モータの前方の軸部にファンを付け、モータの後方の反軸側をモータスティーで支えるマウスリング一体形のシステム形送風機において、モータスティーを内方で一体に連結する環状体を設け、環状体にドーナツ状面と円筒面を備え、該二面とモータとの間に防振ゴムを介在させてモータ外周角部を後方から包囲し、中央支持板を用意し、後方から、中央支持板の外周寄りを上記防振ゴムで絶縁し内方でモータを直接支持したことを特徴とする送風機。
  2. 防振ゴムに環状のフランジを設けてモータスティーの環状体を前後から挟んだことを特徴とする請求項1記載の送風機。
  3. 防振ゴムが、円筒面部で2分割され、各々の端にフランジを有せしめてモータスティーの環状体を前後から挟み、中央支持板は外周寄りを防振ゴムに後方からあてがい、モータスティーおよびモータとの間を絶縁したことを特徴とする請求項1記載の送風機。
  4. 中央支持板の外形最大部をモータスティーの環状体よりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の送風機。
  5. モータとモータスティーの環状体、環状体と防振ゴムおよび防振ゴムと中央支持板に、モータの軸を中心とした非対称形状部を設けて各々に対応係合部を設けて、中央支持板とモータの固定が所定位置になるようにしたことを特徴とする請求項1記載の送風機。
  6. 冷凍サイクルを構成する強制空冷形凝縮装置を収納する機械室において、一方に圧縮機を、他方に凝縮器と送風機を上下に重複させて配置し、送風機は、ファンの羽根を支える中央ボスで回転可能にモータの前方軸側からモータ外周を覆い取付け、モータの後方の反軸側をモータスティーで支えるマウスリング一体形のシステム形送風機となし、モータスティーに内方で一体に連結する環状体を設け、環状体にドーナツ状面と円筒面を備え、該二面とモータとの間に防振ゴムを介在させてモータ外周角部を後方から包囲し、中央支持板を用意し、後方から、中央支持板の外周寄りを上記防振ゴムで絶縁し内方でモータを直接支持した構成となし、該送風機を凝縮器本体のサイドプレートの上に取り付けたことを特徴とする冷蔵庫。
  7. モータスティーとマウスリング一体成形したシステム形構成で、モータは、直流を電源とする単相巻線、かつ、ロータに永久マグネット用いたことを特徴とする請求項1記載の送風機。
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