JPH10238815A - 空気調和機の室外機 - Google Patents
空気調和機の室外機Info
- Publication number
- JPH10238815A JPH10238815A JP6197997A JP6197997A JPH10238815A JP H10238815 A JPH10238815 A JP H10238815A JP 6197997 A JP6197997 A JP 6197997A JP 6197997 A JP6197997 A JP 6197997A JP H10238815 A JPH10238815 A JP H10238815A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- outdoor unit
- air conditioner
- propeller fan
- soundproof partition
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 騒音の低い、また能力が高く、さらに空間を
有効に利用できるコンパクトな室外機を実現することを
課題とする。 【解決手段】 空気調和機の室外機において、防音仕切
り板１を、その後面辺１ａ端は風回路室５内の熱交換器
２の一辺に接し、前面辺１ｂを風回路室５内のプロペラ
ファン４と間隙Ｇを設けて配設し、整流効果をもつ円弧
状の整流体部１３に接するようにし、しかも風回路室５
とコンプレッサ６，電装部品などを収納する冷凍サイク
ル室９を前記防音仕切り板１により仕切る構成とする。
有効に利用できるコンパクトな室外機を実現することを
課題とする。 【解決手段】 空気調和機の室外機において、防音仕切
り板１を、その後面辺１ａ端は風回路室５内の熱交換器
２の一辺に接し、前面辺１ｂを風回路室５内のプロペラ
ファン４と間隙Ｇを設けて配設し、整流効果をもつ円弧
状の整流体部１３に接するようにし、しかも風回路室５
とコンプレッサ６，電装部品などを収納する冷凍サイク
ル室９を前記防音仕切り板１により仕切る構成とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音仕切り板を設
けた空気調和機の室外機に関する。
けた空気調和機の室外機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図３と図４に示すように、空気調
和機の室外機において防音仕切り板１は、熱交換器２
と、ファンモータ３ならびにプロペラファン４などが収
納されプロペラファン４の回転によって起こされる空気
の流れの通路となる風回路室５と、コンプレッサ６や電
装部品７ならびに配管８が収納される冷凍サイクル室９
との間に置かれている。
和機の室外機において防音仕切り板１は、熱交換器２
と、ファンモータ３ならびにプロペラファン４などが収
納されプロペラファン４の回転によって起こされる空気
の流れの通路となる風回路室５と、コンプレッサ６や電
装部品７ならびに配管８が収納される冷凍サイクル室９
との間に置かれている。
【０００３】この防音仕切り板１は、その後方側部の一
部を熱交換器２の側端面２ａに接するようにし、前方側
面は前板に接するようにして、基盤１０から外箱の天面
板１１にわたって構成される。
部を熱交換器２の側端面２ａに接するようにし、前方側
面は前板に接するようにして、基盤１０から外箱の天面
板１１にわたって構成される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
空気調和機の室外機の防音仕切り板１は、整流の効果が
ないため、送風の音は大きく、また通過風量も少ない。
さらに冷凍サイクル室９の空間からみると、無駄な空間
を占有していて、コンプレッサ６や配管８、また電装部
品７の収納のための空間が狭くなり、収納できない場合
には、全体の外形寸法を大きくする必要があった。
空気調和機の室外機の防音仕切り板１は、整流の効果が
ないため、送風の音は大きく、また通過風量も少ない。
さらに冷凍サイクル室９の空間からみると、無駄な空間
を占有していて、コンプレッサ６や配管８、また電装部
品７の収納のための空間が狭くなり、収納できない場合
には、全体の外形寸法を大きくする必要があった。
【０００５】そこで本発明は、防音仕切り板に整流効果
を持たせ、騒音が低く、また通過風量を増大させること
を目的としたものである。
を持たせ、騒音が低く、また通過風量を増大させること
を目的としたものである。
【０００６】また本発明では、冷凍サイクル室の空間を
増大させ、全体を小さな外形寸法にすることができるこ
とを目的とするものである。
増大させ、全体を小さな外形寸法にすることができるこ
とを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、熱交換器，ファンモータ，プロペラファ
ンを収納しプロペラファンの回転によって起こされる空
気の流れの通路となる風回路室と、コンプレッサ，配
管，電装部品を収納する冷凍サイクル室とを区画する防
音仕切り板を、その前面辺が前記プロペラファンの回転
面に平行する面でプロペラファンと一定の間隙を有する
円弧状の整流体部に接続し、後面辺が熱交換器に接続す
るように配設したものである。
に、本発明は、熱交換器，ファンモータ，プロペラファ
ンを収納しプロペラファンの回転によって起こされる空
気の流れの通路となる風回路室と、コンプレッサ，配
管，電装部品を収納する冷凍サイクル室とを区画する防
音仕切り板を、その前面辺が前記プロペラファンの回転
面に平行する面でプロペラファンと一定の間隙を有する
円弧状の整流体部に接続し、後面辺が熱交換器に接続す
るように配設したものである。
【０００８】従って、防音仕切り板の前面辺はプロペラ
ファンの回転面に平行する面でプロペラファンと一定の
間隙を有する円弧状の整流体部に接続し、後面辺が熱交
換器に接続しているため、プロペラファンの回転音は音
が小さく、しかも熱交換効率のよいものである。
ファンの回転面に平行する面でプロペラファンと一定の
間隙を有する円弧状の整流体部に接続し、後面辺が熱交
換器に接続しているため、プロペラファンの回転音は音
が小さく、しかも熱交換効率のよいものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明は各請求項記載の形態で実
施し得るものである。すなわち、請求項１記載の形態の
ように、プロペラファンの軸方向に平行な方向におい
て、防音仕切り板の後面辺は熱交換器の一辺に接し、前
面辺を円弧状の整流体部に接することで、整流効果を持
つことができる。
施し得るものである。すなわち、請求項１記載の形態の
ように、プロペラファンの軸方向に平行な方向におい
て、防音仕切り板の後面辺は熱交換器の一辺に接し、前
面辺を円弧状の整流体部に接することで、整流効果を持
つことができる。
【００１０】また、請求項２記載の形態のように、防音
仕切り板は、プロペラファンの軸方向に平行な方向にお
いて、後面辺は熱交換器の一辺に接し、もう一方の前面
辺を円弧状の整流体部にその全周にわたって接するよう
にすることにより、より効果的な整流効果を得ることが
できる。
仕切り板は、プロペラファンの軸方向に平行な方向にお
いて、後面辺は熱交換器の一辺に接し、もう一方の前面
辺を円弧状の整流体部にその全周にわたって接するよう
にすることにより、より効果的な整流効果を得ることが
できる。
【００１１】また、請求項３記載の形態のように、外箱
の天面板は熱交換器の上部にあわせるため、天面板から
ある距離を持って整流体部があり、従って整流体部は外
箱の天面板とは接触しない。ここで、風回路室と、冷凍
サイクル室との間に置かれる防音仕切り板をプロペラフ
ァンの軸方向に平行な方向において、後面辺は熱交換器
の一辺に接し、もう一方の前面辺を円弧状の整流体部に
接するように設置し、同時にプロペラファンの軸方向と
平行して、商品の垂直方向で、防音仕切り板と外箱の天
面板の間に、隔壁板を持たせることにより風回路室側か
ら凝縮水が冷凍サイクル室内に進入することを阻止する
ことができる。
の天面板は熱交換器の上部にあわせるため、天面板から
ある距離を持って整流体部があり、従って整流体部は外
箱の天面板とは接触しない。ここで、風回路室と、冷凍
サイクル室との間に置かれる防音仕切り板をプロペラフ
ァンの軸方向に平行な方向において、後面辺は熱交換器
の一辺に接し、もう一方の前面辺を円弧状の整流体部に
接するように設置し、同時にプロペラファンの軸方向と
平行して、商品の垂直方向で、防音仕切り板と外箱の天
面板の間に、隔壁板を持たせることにより風回路室側か
ら凝縮水が冷凍サイクル室内に進入することを阻止する
ことができる。
【００１２】また、請求項４または請求項５記載の形態
のように、空気調和機の室外機において防音仕切り板
は、その上下に空間を構成することができる。この空間
には電装部品などを収納することによって、空間を有効
に利用することができ、商品の外形寸法を小さくするこ
とができる。
のように、空気調和機の室外機において防音仕切り板
は、その上下に空間を構成することができる。この空間
には電装部品などを収納することによって、空間を有効
に利用することができ、商品の外形寸法を小さくするこ
とができる。
【００１３】
【実施例】図１，図２を参照して本発明の一実施例を示
す。なお、図３，図４に示す従来例と構成ならびに機能
が同じ部分については同一符号を付与して詳細な説明は
省略する。
す。なお、図３，図４に示す従来例と構成ならびに機能
が同じ部分については同一符号を付与して詳細な説明は
省略する。
【００１４】図１，図２において、防音仕切り板１は、
図３に示す従来例のように後方の一部のみが熱交換器２
の側端面２ａで接触しているのと異り、後面辺１ａの全
体が熱交換器２の頂面２ｂに接触している。また、防音
仕切り板１の前面辺１ｂは円弧状になっていて、プロペ
ラファン４の回転面と平行面で、かつプロペラファン４
と間隙Ｇをあけて前板１２に設けた円弧状の整流体部１
３に全面で密接している。従って、防音仕切り板１の筒
状になっている側面部１ｃは、風回路室５を包囲するこ
とになり、熱交換器２を通って吸引するプロペラファン
４の回転音を整流体部１３で低音化し、騒音は前記する
図３，図４に示す従来例より低い。また、防音仕切り板
１と外箱の天面板１１との間に隔壁板１４を配設するこ
とにより、風回路室５側から冷凍サイクル室９側に凝縮
水が進入することを阻止することができる。
図３に示す従来例のように後方の一部のみが熱交換器２
の側端面２ａで接触しているのと異り、後面辺１ａの全
体が熱交換器２の頂面２ｂに接触している。また、防音
仕切り板１の前面辺１ｂは円弧状になっていて、プロペ
ラファン４の回転面と平行面で、かつプロペラファン４
と間隙Ｇをあけて前板１２に設けた円弧状の整流体部１
３に全面で密接している。従って、防音仕切り板１の筒
状になっている側面部１ｃは、風回路室５を包囲するこ
とになり、熱交換器２を通って吸引するプロペラファン
４の回転音を整流体部１３で低音化し、騒音は前記する
図３，図４に示す従来例より低い。また、防音仕切り板
１と外箱の天面板１１との間に隔壁板１４を配設するこ
とにより、風回路室５側から冷凍サイクル室９側に凝縮
水が進入することを阻止することができる。
【００１５】また、電装部品７は冷凍サイクル室９側に
設けても、横方向にある風回路室５側に防音仕切り板１
を通して突出させることにより、実質的には電装部品７
を風回路室５側において外箱の天面板１１と防音仕切り
板１との間に配設することになる。従って、電装部品７
の収納場所を風回路室５側のデッドスペースを利用する
ことになり、冷凍サイクル室を大きくする必要がなく、
全体の寸法が大きくなるような従来例の欠点がない。
設けても、横方向にある風回路室５側に防音仕切り板１
を通して突出させることにより、実質的には電装部品７
を風回路室５側において外箱の天面板１１と防音仕切り
板１との間に配設することになる。従って、電装部品７
の収納場所を風回路室５側のデッドスペースを利用する
ことになり、冷凍サイクル室を大きくする必要がなく、
全体の寸法が大きくなるような従来例の欠点がない。
【００１６】なお、本実施例では円弧状の整流体部１３
が前板１２に設けた例として示したが、前板１２に整流
体部１３を必ずしも設ける必要がなく、防音仕切り板１
の前面辺１ｂ自身を円弧状の整流体部１３としてもよ
い。
が前板１２に設けた例として示したが、前板１２に整流
体部１３を必ずしも設ける必要がなく、防音仕切り板１
の前面辺１ｂ自身を円弧状の整流体部１３としてもよ
い。
【００１７】
【発明の効果】上記説明で明らかなように、本発明は、
空気調和機の室外機において、騒音の低い、また能力の
高い、しかもコンパクトな諸効果を奏するものである。
空気調和機の室外機において、騒音の低い、また能力の
高い、しかもコンパクトな諸効果を奏するものである。
【図１】本発明の一実施例における空気調和機の室外機
を外箱全体と前面板の一部を削除して示した斜視図
を外箱全体と前面板の一部を削除して示した斜視図
【図２】図１においてＡ−Ａ線矢視で示した空気調和機
の室外機の断面図
の室外機の断面図
【図３】従来例における空気調和機の室外機の斜視図
【図４】図３におけるＢ−Ｂ線矢視で示した空気調和機
の室外機の断面図
の室外機の断面図
１ 防音仕切り板 １ａ 後面辺 １ｂ 前面辺 １ｃ 側面部 ２ 熱交換器 ３ ファンモータ ４ プロペラファン ５ 風回路室 ６ コンプレッサ ７ 電装部品 ８ 配管 ９ 冷凍サイクル室 １０ 基盤 １１ 天面板 １２ 前板 １３ 整流体部 １４ 隔壁板
Claims (5)
- 【請求項１】 熱交換器，ファンモータ，プロペラファ
ンを収納しプロペラファンの回転によって起こされる空
気の流れの通路となる風回路室と、コンプレッサ，配
管，電装部品を収納する冷凍サイクル室とを区画する防
音仕切り板を、その前面辺が前記プロペラファンの回転
面に平行する面でプロペラファンと一定の間隙を有する
円弧状の整流体部に接続し、後面辺が熱交換器に接続す
るように配設したことを特徴とする空気調和機の室外
機。 - 【請求項２】 防音仕切り板の前面辺は整流体部の円弧
状の全周にわたって接触するようにしたことを特徴とす
る請求項１記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項３】 防音仕切り板と室外機の外箱天面板との
間に隔壁板を設けたことを特徴とする請求項１または２
記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項４】 冷凍サイクル室側に設けた電装部品を風
回路室外に形成される防音仕切り板と外箱との間の空間
に突出させることを特徴とする請求項１ないし３のいず
れかに記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項５】 電装部品は冷凍サイクル室側において、
冷凍サイクル室と風回路室との間に配設される防音仕切
り板に装着したことを特徴とする請求項１ないし４のい
ずれかに記載の空気調和機の室外機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6197997A JP3525240B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6197997A JP3525240B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 空気調和機の室外機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10238815A true JPH10238815A (ja) | 1998-09-08 |
| JP3525240B2 JP3525240B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=13186816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6197997A Expired - Fee Related JP3525240B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3525240B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100436957C (zh) * | 2006-08-16 | 2008-11-26 | 广东科龙电器股份有限公司 | 一种减小运行噪声的静音室外机 |
| WO2009113338A1 (ja) | 2008-03-11 | 2009-09-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| JP2013079595A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Mitsubishi Electric Corp | 送風機、室外機及び冷凍サイクル装置 |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP6197997A patent/JP3525240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100436957C (zh) * | 2006-08-16 | 2008-11-26 | 广东科龙电器股份有限公司 | 一种减小运行噪声的静音室外机 |
| WO2009113338A1 (ja) | 2008-03-11 | 2009-09-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| EP2824333A2 (en) | 2008-03-11 | 2015-01-14 | Mitsubishi Electric Corporation | Air Conditioner |
| US9062888B2 (en) | 2008-03-11 | 2015-06-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioner |
| JP2013079595A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Mitsubishi Electric Corp | 送風機、室外機及び冷凍サイクル装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3525240B2 (ja) | 2004-05-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031126 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20031204 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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