JPH09303825A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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Publication number
JPH09303825A
JPH09303825A JP8113670A JP11367096A JPH09303825A JP H09303825 A JPH09303825 A JP H09303825A JP 8113670 A JP8113670 A JP 8113670A JP 11367096 A JP11367096 A JP 11367096A JP H09303825 A JPH09303825 A JP H09303825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
way valve
compressor
outdoor unit
main body
piping
Prior art date
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Pending
Application number
JP8113670A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Nakajima
正和 仲島
Kiyoshi Tamura
清 田村
Yoshihisa Tamura
▲吉▼久 田村
Yasuhisa Isaki
泰久 伊崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8113670A priority Critical patent/JPH09303825A/ja
Publication of JPH09303825A publication Critical patent/JPH09303825A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に配管接続作業を行なうことができ、し
かも配管接続部やU字状の配管折り曲げ部に応力を集中
させることがなく、配管接続部の信頼性を向上させるこ
とのできる空気調和機の室外ユニットを提供する。 【解決手段】 室外ユニット5の本体5aに圧縮機1
9、室外熱交換器、四方弁22等を収納した空気調和機
の室外ユニット5において、圧縮機19の本体に四方弁
22を固定したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転中に配管に加
わる応力を低減させることにより、信頼性を向上させた
空気調和機の室外ユニットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧縮機、四方弁等を配管接続し
た空気調和機では、圧縮機の振動を抑制することによ
り、配管接続部の亀裂の発生を抑制し、配管接続部の信
頼性を向上させることが望まれている。従来では、圧縮
機の振動を抑制するため、圧縮機を防振ゴムで空気調和
機の底板に固定するのが一般的である(例えば、特開平
6−280798号)。しかしながら、圧縮機と四方弁
とを配管で接続するものにあっては、圧縮機の振動によ
り両者の配管接続部に亀裂が入り易くなったり、配管の
U字状の折り曲げ部に応力が集中してU字状の配管の耐
震性が劣ることが考えられている。このために、従来、
配管を長くして例えばU字形に曲げるなどして、両者の
配管接続部に応力集中しないよう工夫している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
工夫では万全ではなく、しかも配管を長くして例えばU
字形に曲げるなどすると、この種の配管接続作業は狭隘
な部分で行なわれるので、接続作業がきわめて困難にな
るという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、簡単に配管接続
作業を行なうことができ、しかも配管接続部やU字状の
配管折り曲げ部に応力を集中させることがなく、配管接
続部の信頼性を向上させることのできる室外ユニットを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、室外ユニットの本体に圧縮機、室外熱交換器、四方
弁等を収納した空気調和機の室外ユニットにおいて、前
記圧縮機の本体に前記四方弁を固定したことを特徴とす
るものである。
【0006】これによれば、圧縮機と四方弁間の配管接
続は必要になるものの、配管作業は簡単になり、しかも
圧縮機と四方弁は一体的に振動するので、圧縮機と四方
弁間の配管に亀裂の生じるおそれは少なくなる。
【0007】請求項2に記載の発明は、室外ユニットの
本体に圧縮機、室外熱交換器、四方弁等を収納した空気
調和機の室外ユニットにおいて、前記圧縮機の本体に前
記四方弁を固定し、この四方弁を前記室外ユニットの本
体の隅部に配置したことを特徴とするものである。
【0008】これによれば、室外ユニットの本体の隅部
に四方弁を配置するので、この四方弁につながる配管
を、本体の隅部にまとめることができるので、本体の隅
部のスペースを有効利用できる。
【0009】請求項3に記載の発明は、室外ユニットの
本体に圧縮機、室外熱交換器、四方弁等を収納した空気
調和機の室外ユニットにおいて、前記圧縮機の本体に前
記四方弁を固定し、この四方弁を前記室外ユニットの本
体の高さのほぼ中程に配置し、この中程の領域に冷媒管
をまとめたものである。
【0010】これによれば、室外ユニットの本体の高さ
のほぼ中程に四方弁を配置するので、この四方弁につな
がる配管を、この中程の領域にまとめることができるの
で、配管接続作業が容易になるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して、本
発明の一実施の形態を詳細に説明する。
【0012】本実施の形態にかかる空気調和機は、室内
ユニット(図示せず)と室外ユニットとから構成されて
おり、冷媒管により接続された冷媒回路に冷媒を流し
て、冷房運転及び暖房運転をするようになっている。室
外ユニットは室外に配置され、室外空気と熱交換して冷
房運転時には冷媒を凝縮させて外気に熱を放出し、暖房
運転時には冷媒を蒸発させて外気から熱を取り込むもの
である。
【0013】室外ユニット5の本体5aには、図1及び
図2に示すように、冷媒回路の各冷凍機器が収納されて
いる。即ち、略L字形状の熱交換器9が略L字形状に収
納配置されており、この熱交換器9に室外空気を送風す
るプロペラファン11、ファンモータ13及びファンモ
ータを取付ける支持板15等が収納されている。尚、パ
ネル16にはファンガード17が設けられている。室内
ユニット5内の図2における右側には、冷媒回路を形成
するための圧縮機19、アキュムレータ21、四方弁2
2、ストレーナ23、圧縮機に巻かれてこの圧縮機を加
熱するヒータ25等が設けられている。室外ユニット5
の図2における上部には、種々の電装部品27が後述す
る仕切り板29で熱交換器9と仕切られて配置されてい
る。
【0014】一方、室外ユニット5は、底板31、外板
33、34、天板35及び上述のパネル16とで構成さ
れている。そして、熱交換器9の前面側に設けられたプ
ロペラファン11の駆動により熱交換器9に外気が送風
されて熱交換されるものである。ファンモータ13を取
り付ける支持板は、一対の支持板15a及び15bに分
離されており、その間にファンモータ13が設置されて
いる。
【0015】この実施の形態によれば、図1を参照し、
室外ユニット5の内部を熱交換室101と機械室102
とに仕切るための上述した仕切り板29が設けられ、こ
の仕切り板29には、図2に示すように、開口29aが
あいており、この開口29aを貫通するように、一枚の
振動プレート103が設けられる。
【0016】この一枚の振動プレート103は、図1を
参照して、熱交換室101と機械室102とに跨がるの
で、表面積はかなり大きい。
【0017】一枚の振動プレート103は、空気調和機
の底板31に防振ゴム(防振手段)104を介して固定
されており、この振動プレート103上であって、熱交
換室101内に延在する一方の部分103aには、配管
接続されたままのアキュムレータ21が配置され、機械
室102内に延在する他方の部分103bには配管接続
されたままの圧縮機19が配置されている。
【0018】これによれば、圧縮機19とアキュムレー
タ21間をつなぐ配管接続部は、圧縮機19、アキュム
レータ21と共に、一枚の振動プレート103上に配置
されるので、圧縮機19に振動が発生したとしても、そ
の配管接続部は振動プレート103上で圧縮機19、ア
キュムレータ21と一緒に振れるので、配管接続部に応
力集中することはなく、亀裂が入るなどのトラブルは解
消される。
【0019】また、上述したように、一枚の振動プレー
ト103は、熱交換室101と機械室102とに跨がる
ので、表面積はかなり大きくなっており、これによれ
ば、全体の振れを大きく抑制することができるので、配
管接続部の振れも少なくなり、且つ、これら配管のU字
状の折り曲げ部(例えば105、106等)にかかる応
力も設計通りに抑えることができ、過度に応力がかから
ないようになる。これによって配管接続部の信頼性を更
に向上させることができる。
【0020】この実施の形態によれば、図1及び図2に
示すように、圧縮機19の本体に支持板24を介して四
方弁22が固定されている。これによれば、圧縮機1
9、アキュムレータ21と共に、この四方弁22もまた
一枚の振動プレート103上に一緒に配置され、しかも
圧縮機19と四方弁22とは一体であるので、四方弁2
2につながる配管接続部に亀裂が入るのを防止すること
ができ、従来のものに比べて、その信頼性を向上させる
ことができる。
【0021】この四方弁22は、図3に示すように、室
外ユニット5の本体5aの隅部Cに配置されており、当
該四方弁22につながる配管類100a〜100dは、
この本体5aの隅部Cのスペース内であって、図4に示
すように、室外ユニット5の本体5aの高さのほぼ中程
の領域に配置されている。
【0022】これによれば隅部Cのスペースの有効利用
が図られ、且つ配管の高さが作業上好適な高さになるの
で、配管接続作業の容易化が図られる。また、圧縮機1
9と四方弁22とが一体化されるので、両者が離れるも
のに比べ、配管の長さは短くなるので、コストダウンが
図られる等の効果が得られる。
【0023】図3及び4に示すように、四方弁22から
延びる配管100aはアキュームレータ21につなが
れ、配管100bは圧縮機19につながれ、配管100
cはヘッダー200を介して熱交換器9につながれ、配
管100dはサービスバルブ201につながれる。この
サービスバルブ201は、バルブ台202を介して、室
外ユニット5の本体5aに固定される。また、サービス
バルブ201は図示を省略した室内ユニットに冷媒管を
介してつながれる。
【0024】また、この実施の形態によれば、アキュム
レータ21が熱交換室101内に設置されるので、以下
の効果が得られる。
【0025】(1) 冷房運転時においては、室外熱交
換器9は凝縮器となるが、上述の構成では、この凝縮器
より放熱された空気が、アキュムレータ21の外表面に
当るので、アキュムレータ21内の液冷媒と熱交換し
て、冷媒は過熱状態で圧縮機19に戻るので、過熱領域
が増大することにより、吸込側のエンタルピが増大し、
能力向上になると共に、圧縮機19の信頼性が向上す
る。
【0026】(2) 暖房運転時においては、室外熱交
換器9は蒸発器となるが、上述の構成では、この蒸発器
より放熱された空気は、アキュムレータ21の外表面の
温度よりも高いために、この空気により加熱され、アキ
ュムレータ21内の液冷媒が加熱された分だけエンタル
ピが増大し、能力向上になると共に、冷房運転時と同様
に、圧縮機19の信頼性が向上する。
【0027】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、圧縮機
の本体に四方弁を固定したので、圧縮機と四方弁間の配
管接続は簡単になり、しかも圧縮機と四方弁は一体的に
振動するので、配管に亀裂の生じるおそれは抑制され
る。
【0028】請求項2に記載の発明によれば、四方弁を
室外ユニットの本体の隅部に配置したので、この四方弁
につながる配管を、本体の隅部にまとめることができ、
本体の隅部のスペースの有効利用が図られる。
【0029】請求項3に記載の発明によれば、室外ユニ
ットの本体の高さのほぼ中程に四方弁を配置し、この中
程の領域に冷媒管をまとめたので、この四方弁につなが
る配管の接続作業が容易になる、等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる室外ユニットの主
要部を示す正面図である。
【図2】図1に示す室外ユニットの分解斜視図である。
【図3】室外ユニットの平面図である。
【図4】室外ユニットの断面図である。
【符号の説明】
5 室外ユニット 5a 本体 9 熱交換器 19 圧縮機 21 アキュムレータ 22 四方弁 101 熱交換室 102 機械室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊崎 泰久 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニットの本体に圧縮機、室外熱交
    換器、四方弁等を収納した空気調和機の室外ユニットに
    おいて、前記圧縮機の本体に前記四方弁を固定したこと
    を特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  2. 【請求項2】 室外ユニットの本体に圧縮機、室外熱交
    換器、四方弁等を収納した空気調和機の室外ユニットに
    おいて、前記圧縮機の本体に前記四方弁を固定し、この
    四方弁を前記室外ユニットの本体の隅部に配置したこと
    を特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  3. 【請求項3】 室外ユニットの本体に圧縮機、室外熱交
    換器、四方弁等を収納した空気調和機の室外ユニットに
    おいて、前記圧縮機の本体に前記四方弁を固定し、この
    四方弁を前記室外ユニットの本体の高さのほぼ中程に配
    置し、この中程の領域に冷媒管をまとめたことを特徴と
    する空気調和機の室外ユニット。
JP8113670A 1996-05-08 1996-05-08 空気調和機の室外ユニット Pending JPH09303825A (ja)

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JP8113670A JPH09303825A (ja) 1996-05-08 1996-05-08 空気調和機の室外ユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP8113670A JPH09303825A (ja) 1996-05-08 1996-05-08 空気調和機の室外ユニット

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JPH09303825A true JPH09303825A (ja) 1997-11-28

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ID=14618191

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JP8113670A Pending JPH09303825A (ja) 1996-05-08 1996-05-08 空気調和機の室外ユニット

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100895126B1 (ko) * 2007-07-04 2009-05-04 엘지전자 주식회사 공기 조화기의 실외기
JP2014119149A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置の室外機
CN108407571A (zh) * 2018-04-20 2018-08-17 宁波宏都电器有限公司 房车空调的四通阀固定结构及房车空调
US20190338964A1 (en) * 2016-04-06 2019-11-07 Daikin Industries, Ltd. Heat source unit

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