JP2005042595A - ファン装置及びそれを備えた冷蔵庫 - Google Patents

ファン装置及びそれを備えた冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2005042595A
JP2005042595A JP2003202166A JP2003202166A JP2005042595A JP 2005042595 A JP2005042595 A JP 2005042595A JP 2003202166 A JP2003202166 A JP 2003202166A JP 2003202166 A JP2003202166 A JP 2003202166A JP 2005042595 A JP2005042595 A JP 2005042595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
shaft
fan
elastic body
refrigerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003202166A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Arakawa
賢一 荒川
Keisuke Shigenaka
啓介 茂中
Yukihiro Endo
幸広 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home and Life Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home and Life Solutions Inc filed Critical Hitachi Home and Life Solutions Inc
Priority to JP2003202166A priority Critical patent/JP2005042595A/ja
Publication of JP2005042595A publication Critical patent/JP2005042595A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/13Vibrations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/068Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans
    • F25D2317/0681Details thereof

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

【課題】ロ−タ回転軸の振動から生じるファンの共振を抑制することが出来るファン装置及びそれを備えた冷蔵庫。
【解決手段】ロ−タと、前記ロ−タと対向して設けられたステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有するモ−タと、前記軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、前記ロ−タの軸方向の側面には弾性体を配置し、前記弾性体を介して前記ロ−タは前記軸と接続されていることを特徴とする冷蔵庫。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はファン装置及びファン装置を備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、コイルモ−ルド層と軸受ブラケットとの間にゴム板を介してモ−タフレ−ムを挟持することで、ロ−タ組立からステ−タ組立を通してモ−タフレ−ムに振動が伝わり難くなるので、モ−タフレ−ムの振動が抑えられるファン装置が記載されている。
しかし、同公報に記載されたファン装置は、ロ−タ回転軸の振動から生じるファンの振動を防止するという点には考慮されていない。
特に、ロ−タ回転軸の振動から生じるファンの共振は、ファン装置を冷蔵庫に用いる場合には大きな制約となる。
これは、冷凍サイクルの所望の能力制御にあわせたファン回転数の範囲をできる限り広く選定する必要があるが、共振する回転数の部分があるとそこを避けてファンを回転させる必要があるためである。
【特許文献1】
特開2000−283099号公報(第6頁、図1)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ロ−タ回転軸の振動から生じるファンの共振を抑制することが出来るファン装置及びそれを備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のファン装置は、外周に永久磁石を設置したロ−タと、前記ロ−タの外周に前記ロ−タと対向して設置したステ−タと前記ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、前記軸に接続されたファンとを備えたファン装置において、前記ロ−タの軸方向の側面に配置した弾性体と、前記弾性体の前記ロ−タと反対側に配置した支持具と、前記支持具と接続された前記軸とを有し、前記軸には前記ファンのボス部が接続され、前記ロ−タの前記軸側内周面と前記軸の外周面とを離間して設置したことを特徴とする。
【0005】
又、本発明の冷蔵庫は、ロ−タと、前記ロ−タと対向して設けられたステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有するモ−タと、前記軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、前記ロ−タの軸方向の側面には弾性体を配置し、前記弾性体を介して前記ロ−タは前記軸と接続されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した本発明の一実施例は、外周に永久磁石を設置したロ−タと、前記ロ−タの外周に前記ロ−タと対向して設置したステ−タと前記ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、前記軸に接続されたファンとを備えたファン装置において、前記ロ−タの軸方向の側面に配置した弾性体と、前記弾性体の前記ロ−タと反対側に配置した支持具と、前記支持具と接続された前記軸とを有し、前記軸には前記ファンのボス部が接続され、前記ロ−タの前記軸側内周面と前記軸の外周面とを離間して設置したことを特徴とするファン装置である。
この構成によれば、ロ−タが弾性体と支持具を介して軸に接続されているため、モ−タのコギングやトルクリップルによるロ−タの振動を弾性体によって減衰させてロ−タ回転軸に伝達するため、ロ−タ回転軸に取り付けられているファンの共振を抑制することが出来る。
さらに、支持具により弾性体を、ロ−タの軸側内周面と軸外周面を離間して設置し易くすることができる。
【0007】
請求項2に記載した本発明の一実施例は、内周に磁石を備えたロ−タと、前記ロ−タの内周に対向して設けられたステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、前記軸に接続されたファンとを備えたファン装置において、前記ファンのボス先端部は、前記ロ−タの外周面と前記軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を介して前記軸と接続したことを特徴とするファン装置である。
この構成によれば、ロ−タの回転により生じたロ−タ回転軸の振動をファンに直接伝達するのではなく、弾性体を介して伝達するので、ファンの共振を抑制することが出来る。また、ファンのボス先端部にはロ−タの外周面と軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を軸と接続することで、部品点数を増加することなくファンのボス部をロ−タ回転軸に取り付けることができる。
【0008】
請求項3に記載した本発明の一実施例は、ロ−タと、前記ロ−タと対向して設けられたステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有するモ−タと、前記軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、前記ロ−タの軸方向の側面には弾性体を配置し、前記弾性体を介して前記ロ−タは前記軸と接続されていることを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、ロ−タの軸方向の側面には弾性体を配置し、弾性体を介してロ−タは軸と接続されているため、モ−タのコギングやトルクリップルによるロ−タの振動を弾性体によって減衰させてロ−タ回転軸に伝達するため、ロ−タ回転軸に取り付けられているファンの共振を抑制することが出来る。
【0009】
請求項4に記載した本発明の一実施例は、請求項3において、前記弾性体の前記ロ−タと反対側の側面には支持具が設置され、前記支持具は前記軸に取り付けられたことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、支持具により弾性体を、ロ−タ回転軸に設置し易くすることができる。
【0010】
請求項5に記載した本発明の一実施例は、請求項3又は4において、前記ロ−タの前記軸側内周面と前記軸の外周面とを離間して設置したことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば支持具により弾性体を、ロ−タの軸側内周面と軸外周面を離間して設置し易くすることができるので、共振防止をより図ることができる。
請求項6に記載した本発明の一実施例は、請求項4において、前記弾性体の軸方向の厚さは径方向の長さに比べて短くしたことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、ロ−タの径方向の振動を弾性体によって減衰できるのに加え、軸方向の振動を効果的に吸収することができ、ファンへの振動の伝播を抑え、共振音の発生を防止できる。
【0011】
請求項7に記載した本発明の一実施例は、外周に永久磁石を設置したロ−タと、前記ロ−タの外周に前記ロ−タと対向して設置したステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、前記軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、前記ロ−タの軸方向の側面に配置した弾性体と、前記弾性体の前記ロ−タと反対側に配置した支持具と、前記支持具と接続された前記軸とを有し、前記軸には前記ファンのボス部が接続され、前記ロ−タの前記軸側内周面と前記軸の外周面とを離間して設置したことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、ロ−タが弾性体と支持具を介して軸に接続されているため、モ−タのコギングやトルクリップルによるロ−タの振動を弾性体によって減衰させてロ−タ回転軸に伝達するため、ロ−タ回転軸に取り付けられているファンの共振を抑制することが出来る冷蔵庫とすることが出来る。
さらに、支持具により弾性体を、ロ−タの軸側内周面と軸外周面を離間して設置し易くすることができる冷蔵庫とすることが出来る。
【0012】
請求項8に記載した本発明の一実施例は、ロ−タと、前記ロ−タと対向して設けられたステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有するモ−タと、前記軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、前記ファンは弾性体を介して前記軸と接続されていることを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、ロ−タの回転により生じたロ−タ回転軸の振動をファンに直接伝達するのではなく、弾性体を介して伝達するので、ファンの共振を抑制することが出来る。
【0013】
請求項9に記載した本発明の一実施例は、請求項8において、前記ロ−タは前記ステ−タよりも外周に配置されるアウタ−ロ−タであり、前記ファンのボス部が前記弾性体を介して前記軸と接続したことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、アウタ−ロ−タの回転による振動を直接ファンのボスに伝えず、弾性体を介して伝達するためファンの共振を抑制することが出来る。
【0014】
請求項10に記載した本発明の一実施例は、請求項9において、前記ファンのボス先端部は、前記アウタ−ロ−タの外周面と前記軸先端部に設けられた支持具により挟持したことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、ファンのボス先端部にはロ−タの外周面と軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を軸と接続することで、部品点数を増加することなくファンのボス部をロ−タ回転軸に取り付けることができる。
【0015】
請求項11に記載した本発明の一実施例は、内周に磁石を備えたロ−タと、前記ロ−タの内周に対向して設けられたステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、前記軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、前記ファンのボス先端部は、前記ロ−タの外周面と前記軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を介して前記軸と接続したことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、ロ−タの回転により生じたロ−タ回転軸の振動をファンに直接伝達するのではなく、弾性体を介して伝達するので、ファンの共振を抑制することが出来る冷蔵庫とすることができる。また、ファンのボス先端部にはロ−タの外周面と軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を軸と接続することで、部品点数を増加することなくファンのボス部をロ−タ回転軸に取り付けることができる冷蔵庫とすることができる。
【0016】
(実施例1)
以下、図1〜図3より発明の第1の実施例を説明する。図1は本発明の実施例に係る冷蔵庫の断面図と冷凍サイクル回路説明図である。
【0017】
1は箱本体であって、据え付け性を良くするためキュービックに作られて大部分が平面部の構成からなり、壁は内側に樹脂製の内箱2、外周を鋼板性の外箱3となし、間に断熱性の発砲ウレタンフォーム4が充填してある。5は前方の扉であって、箱本体1と同様な構成で顧客の趣向にあわせて、内部が透視できないようになっている。そして、内方空間は貯蔵室6となし、所定の温度帯域に合わせて上から冷蔵室7、冷凍室8、野菜室9に区画し、冷蔵室7の奥に第1の吸熱用熱交換器7aと、その上方に近接して第1のファン装置7bも配置し、冷凍室8の奥に第2の吸熱用熱交換器8aと、その上方に近接して第2のファン装置8bを配置してある。10機械室であって、最下方室の壁背面にあり、鋼板のベース11上に圧縮機12と放熱用熱交換器13を、その両者に近接して第3ファン装置14を搭載してあり、後方にカバー15を付け、カバー15は虫の侵入防止と対人的な安全をはかるために、小開口部15aを多数分散させて空気の入り口と出口機能と併せ、内部を透視のできない程度の構造にしてある。16は冷媒分配器、17,18は分配後の冷媒を低温化するための自動減圧装置であって、装置の開閉を含め室内の冷却能力の調節を行うものである。19,20はキャピラリーチューブであって、所定の最小限の減圧機能を有し、減圧の安定化にも役立てる作用を行うものである。
係る構成において、冷凍サイクルの作用は圧縮機12によって高圧高温(約110°C)にされた冷媒は白抜き矢印のように、すぐ放熱用熱交換器13に送られ、約35°Cまで低温となり冷媒分配器16により分配されて各々減圧装置17,18及びキャピラリーチューブ19,20を通り約−35°Cに低温化されて貯蔵室内の吸熱用熱交換器7a,8aに入り貯蔵室6を冷却し、再び約25°Cの温度で圧縮機12にもどる。
この場合、貯蔵室のファン装置7b,8bは各々吸熱用熱交換器7a,8a側から約−30°Cの吸気をして熱交換を促進し、各室の急速冷却、急速冷凍、急速氷結、省電力制御に対応して回転数を可変となし、風量を調節して貯蔵室6に低温空気を循環させる。
一方、機械室10のファン装置14は放熱用熱交換器13側から約90°Cの吸気をして熱交換を促進し、箱本体1外に放出する。当ファン装置14についても、省電力制御に加え、圧縮機12の温度上昇防止、冷蔵庫周囲の室温の高低や通風の難易など据え付け状況および放熱用熱交換器13への塵埃の付き程度にも対応させて、回転数を可変となし、風量を調節できるものである。
また、以上のファン装置7b,8bおよび14は、モータのロータに永久磁石を用いたブラシレスのものであって、直流電圧を制御することによって容易に回転数を調節でき、このクラスの小形ものにおいては、交流を用いるモータに比較して効率が2〜3倍高く得られものであり、省電力化に好適なものである。直流電源は商用の交流100Vを冷蔵庫側のトランスにより降圧し直流に変換して用いられる。
【0018】
次に、図2を用いて本実施例の冷蔵庫に用いられるファン装置7b,8b及び14についてその第一の構造例を詳細に説明する。図2は本発明の実施例に係る冷蔵庫に組み込まれて使用されるファン装置の第1の構造例を示す詳細図である。21はプロペラ形のファンであって、羽根21aの中心方向に椀状ボス21bとその中心に割状の嵌合凸部21cが樹脂一体成形品となっている。22はマウスリングであって、ファン装置のケースの役目と吸気の吸い込みと吐き出しを区画し圧力を高める役目をなすものである。23は後述するモータ本体24を支える複数本のスティーであってマウスリング22と一体に連続し、中心に中央板25を配設し、中央板25の外周に円筒部を構成して強度を高め、モータ24が取り付けられる。しかるに、マウスリング22、スティー23と中央板25が樹脂一体成形されるものである。また、椀状ボス21bはモータ外周の一部を包囲し、ファン21の羽根位置はモータ24から離れないでほぼ中央外周に存在しているものである。26はモータのロータであって外周に永久磁石が複数個配列され、中央に軸27が遊合、または、軸27と空隙をおいて嵌合されている。28はモータのステータであってロータ26に対向して空隙をおいてある。29はステータコイル28aの電流の相を制御する内装回路、30は軸受である。
【0019】
前記ロータ26において、31はロータの両方の側面にとりつけた軸方向厚みの小なるゴム等の弾性体、32はさらにその両方の側面に取り付けた支持具であって前記ロータ側面に配した弾性体31を介して取り付けられている。すなわち、支持具32は実質的に弾性体31を介してロータを支えている。また、弾性体31は一部でロータ26と係合し他の一部で支持具32と係合し、支持具32は中央に軸27を堅持して動力を伝達する。また、ロータ26と軸27が一体で回転可能になる構成としてある。
【0020】
軸27の堅持方法は支持具32を圧入、または、軸27の非円筒化との係合により実現される。この場合、支持具32は樹脂製のものとし、軸方向から圧入後に所定位置の軸の非円形部で穴部がわずかながら復元することで滑りを防止できる。また、ファン21は、嵌合凸部21cを軸27に圧入し外周を円筒バネ33で押さえることにより強固に取り付けられている。
また、前記弾性体31は軸直角方向方向の厚みよりも軸方向の厚みを小にしてあり、弾性体31には逃げ穴31a設けてあって、振動をよく吸収するために他の部品に影響を与えることなく変形するためのスペースである。
また、モータをステータ28の一部に長ボルト34を貫通させスティー中央板25に固定して、マウスリング22、モータ24及びファン21がシステムとしてまとまったファン装置を構成している。
【0021】
上記のごとく構成されたファン装置によれば、弾性体31を介して軸27に動力が伝達されるので、モータ24のコギングトルクやトルクリップルによる回転方向の振動が遮断または減衰されるばかりか、弾性体31は軸方向の厚みは小なので、軸方向の振動も吸収されて、ファン21への伝播がなくなり共振音の発生を防止できる。
また、付随してファン装置が低振動となって箱本体1での共鳴共振がなくなり、広い回転数範囲で共振音の発生を防止でき低振動低騒音の冷蔵庫が得られる。
また、同一供給電圧のもとで温度雰囲気変化に起因して回転数が変化することによってモータ24側の加振周波数、あるいは、ファン21の固有振動数が変化して両者が一致したとしても共振音を発生することがなくなる。
よって、運転中の各種環境条件の変化、所定の冷却条件運転、低入力運転、あるいは、所望の冷凍能力を優先させた複数段の回転数が容易に選定できる。
また、使用弾性体31は特別な加硫設備等を必要とせず、別個に準備でき、軸方向から順に組み入れることができるので製作が容易であり、また、吸気温度の相違や前述した運転条件により共振音が発生することもないので、騒音性能の確認期間も短縮でき顧客に早期に商品を提供できる。
また、ロータ26は軸27とふれあう程度の遊合、または、空隙をおいてあるので振動が少ないか振動が直接伝達されることがない。また、両側面に弾性体31があるので共振防止効果は高まり、支持具32は弾性体31と広い面で接して押圧するのでロータ26を軸直角に保持して面振れをなくし、軸27を堅持しているのでスムーズに動力を伝達し軸27を回転できることとなる。また、ロータ26と弾性体31、弾性体31と支持具32を相互に係合させてあるので、動力は側方の支持具32を経由して確実に中央の軸27に伝達される。
また、弾性体31について厚みを増すか、支持具32を軸27に遊合にして弾性体31の側方からに金属性の平バネで押圧しするか支持具の一部にばね性を持たせて押圧して中央で軸27に係合させことによって、軸27の係合対応部となる非円形部27aの位置に余裕をもたせることができるほか、弾性体31の硬度に許容値を広くすることができる。いずれにしても、弾性体31と支持具を経由してロータ用軸27に動力を伝達することができる。また、本構造例では弾性体31および支持具32をロータ26の両側面に配置したが、前記相互の係合強度を大にすれば片側であってもさしつかえはないものである。
また、弾性体31によってロータ26のコギングからくる振動を防止できるほかに、ファン21の羽根位置はモータ24から離れないでほぼ中央外周に存在させてあるので、風からうけるファン加振の増幅を最小限に抑えることができる。
また、以上の構成によって、モータ24とファン21とマウスリング22が一体にまとまった薄形で小型軽量なものとなり、取り扱い性のよい低振動の冷蔵庫用ファン装置7b,8bまたは14(図1参照)を得ることができる。よって、その分高速化できることと併せて貯蔵室6の内容積をアップできる。
また、ステータ28からスティー23に伝達されるトルクリップルの反力や磁気振動が残る場合には、コギングからくる振動よりかなり小であるのでマウスリング22の枠と周囲部品との間に介在させた防振材35(図1参照)により容易に除去できる。
また、ファン装置は共振音がないので、1台の冷蔵庫に複数個使用され、かつ、同程度の回転数に制御される場合がでてきても共振に起因するうなり音が発生するようなことはなくなる。したがって、ファン装置の標準化にも有効な技術を提供できる。
また、ステータ28、ロータ26、コイル26bおよび内装回路29がモータケースにより密閉されているので、塵埃の付きやすい機械室10のファン装置14として好適であるが、貯蔵室6のファン装置7b,8bとしても適するものである。
【0022】
図3は、本発明の実施例に係るファン装置を用いた冷蔵庫の騒音効果を説明する実測性能例である。これは、実際に冷蔵庫の機械室に、永久磁石8極,ステータコイル3相巻きの直流モータに、外径120mm、4枚羽根で、固有振動数を450Hz〜580Hzの範囲に持つ樹脂一体成形品のプラペラファンを取り付けて、機械室のファン装置のみで運転回転数を広く変えて運転し、冷蔵庫の前方1mの位置で騒音レベルを測定し、従来のファン装置を組み込んだ場合と比較したものである。
【0023】
図3からわかるように、従来のファンの場合には、1300r/min(=21.7r/min)を峠に、回転の24次(=3相と8極の最小公倍数),すなわち、3×8×21.7=521Hzの加振周波数と前記固有振動数が一致して笛吹き状の共振音を発生し、騒音レベルを高め、不快感があった。また、低速側では32次(8極の4倍および羽根数4の4倍)、高速側では、16次(8極の2倍および羽根数4の4倍)で、共振音を発生するものであった。また、共振音のない回転数領域においても磁気振動が残っている分騒音レベルが数dB高いものでもあった。従って、従来のファン装置では共振する運転回転数を除いて運転させる必要があった。本発明のファン装置を組み込んだ場合には、回転数が高まるにつれて、流体の速度に比例して幾分上にふくらむ右上がりのカーブであることから、ファンの流体音のみが次第に高くなるだけで、共振音はほぼ完全になくなり、マウスリング22側の磁気振動も低減していることを確認できた。このことは、冷凍サイクルの性能優先で所望の回転数を選定できる冷蔵庫が得られることを証明できるものであり、よって、途中で回転数が変動しても何ら問題とならないものである。従って、本発明のファン装置によれば、選択可能な運転回転数範囲は広げることが出来る。
【0024】
以上のように、本発明の一実施例は、外周に永久磁石を設置したロ−タと、ロ−タの外周にロ−タと対向して設置したステ−タとロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、軸に接続されたファンとを備えたファン装置において、ロ−タの軸方向の側面に配置した弾性体と、弾性体のロ−タと反対側に配置した支持具と、支持具と接続された軸とを有し、軸にはファンのボス部が接続され、ロ−タの軸側内周面と軸の外周面とを離間して設置したことを特徴とするファン装置である。この構成によれば、ロ−タが弾性体と支持具を介して軸に接続されているため、モ−タのコギングやトルクリップルによるロ−タの振動を弾性体によって減衰させてロ−タ回転軸に伝達するため、ロ−タ回転軸に取り付けられているファンの共振を抑制することが出来る。
さらに、支持具により弾性体を、ロ−タの軸側内周面と軸外周面を離間して設置し易くすることができる。
【0025】
また、本発明の一実施例は、ロ−タと、ロ−タと対向して設けられたステ−タと、ロ−タと接続された軸を有するモ−タと、軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、ロ−タの軸方向の側面には弾性体を配置し、弾性体を介してロ−タは軸と接続されていることを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、ロ−タの軸方向の側面には弾性体を配置し、弾性体を介してロ−タは軸と接続されているため、モ−タのコギングやトルクリップルによるロ−タの振動を弾性体によって減衰させてロ−タ回転軸に伝達するため、ロ−タ回転軸に取り付けられているファンの共振を抑制することが出来る。
【0026】
また、本発明の一実施例は、弾性体のロ−タと反対側の側面には支持具が設置され、支持具は軸に取り付けられたことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、支持具により弾性体を、ロ−タ回転軸に設置し易くすることができる。
【0027】
また、本発明の一実施例は、ロ−タの軸側内周面と軸の外周面とを離間して設置したことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば支持具により弾性体を、ロ−タの軸側内周面と軸外周面を離間して設置し易くすることができるので、共振防止をより図ることができる。
また、本発明の一実施例は、弾性体の軸方向の厚さは径方向の長さに比べて短くしたことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、ロ−タの径方向の振動を弾性体によって減衰できるのに加え、軸方向の振動を効果的に吸収することができ、ファンへの振動の伝播を抑え、共振音の発生を防止できる。
また、本発明の一実施例は、外周に永久磁石を設置したロ−タと、ロ−タの外周にロ−タと対向して設置したステ−タと、ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、ロ−タの軸方向の側面に配置した弾性体と、弾性体のロ−タと反対側に配置した支持具と、支持具と接続された軸とを有し、軸にはファンのボス部が接続され、ロ−タの軸側内周面と軸の外周面とを離間して設置したことを特徴とする冷蔵庫である。
【0028】
この構成によれば、ロ−タが弾性体と支持具を介して軸に接続されているため、モ−タのコギングやトルクリップルによるロ−タの振動を弾性体によって減衰させてロ−タ回転軸に伝達するため、ロ−タ回転軸に取り付けられているファンの共振を抑制することが出来る冷蔵庫とすることが出来る。
さらに、支持具により弾性体を、ロ−タの軸側内周面と軸外周面を離間して設置し易くすることができる冷蔵庫とすることが出来る。
【0029】
(実施例2)
次に、図4を用いて本実施例の冷蔵庫に用いられるファン装置の第2の構造例について説明する。図4は、本発明の実施例に係る冷蔵庫に組み込まれて使用されるファン装置の第2の構造例を示す詳細図である。
【0030】
第1の構造側はインロータ形であったが、ここでは、アウトロータ形である。41はマウスリングであって、ファン装置のケース枠の役目と吸気の吸い込みと吐き出しを区画し圧力を高める役目をなすものである。42は複数本のスティーであってマウスリング41と一体に連続して中心に中央板43を配設し、中央板43の外周に円筒部43aを構成して強度を高め、内方にモータ用の軸受ケース44が取り付けられている。軸受ケース44の周囲にはステータ45およびコイルの電流を流す内装回路46を装備し、中央板43はモータの一端の外周ケースを兼ねて構成されている
また、軸受ケース44に軸47を挿入し、中心が軸47に固着されステータ45を椀状に包囲するロータ用枠体48aを有し、該枠体48aはステータ45に対向して空隙をおいて枠体内周に複数極の永久磁石48bをリング状に装着したロータ48と、さらに、その外周に空隙をおいて椀状ボス49aを配置したファン49と、その椀状ボス49aの側面中央にて、軸方向の両側面に弾性体50を介し側面外方から支持具51,52で押圧し、さらに、支持具51,52は中心に円筒部を有して断面がL字にできている。本構造例では、内方の支持具51はロータの枠体48aに構成した中央の突円形平面部で兼ねており、弾性体50を突円形平面部にあてがい、かつ、枠体の部分突起48cに係合し、他方で椀状ボスの部分突起49bと係合してある。外方の弾性体50は一方で椀状ボスの部分突起49cに係合してある。最先端の支持具52は穴形状をD字形軸断面にあわせ、筒部に割れを入れて圧入して、外周から円筒バネ53で抑えることにより軸47が堅持され、軸47と椀状ボス49aとは非接触の構成にある。また、前記弾性体50は軸直角方向方向の厚みよりも軸方向の厚みを小にしてある。 以上により、弾性体50を介して軸47に動力が伝達され、軸47とロータ48およびファン49が一体で回転可能になっている。
【0031】
これにより、モータのコギングトルクやトルクリップルによる回転方向の振動は弾性体50によって遮断または減衰されるばかりか、弾性体50は厚みが小であるので軸方向の振動も吸収されて、ファン49への伝播がなくなり共振音の発生を防止できる。また、付随してファン装置が低振動となって箱本体1での共鳴共振がなくなり広い回転数範囲で共振音の発生を防止でき低振動低騒音の冷蔵庫が得られる。
また、同一供給電圧のもとで温度雰囲気変化に起因して回転数が変化することによってモータ側の加振周波数、あるいは、ファン49の固有振動数が変化して両者が一致したとしても共振音を発生することがなくなる。よって、運転中の各種環境条件の変化、所定の冷却条件運転、低入力運転、あるいは、そのほかの、所望の冷凍能力等を優先させた複数段の回転数が容易に選定できる。
また、使用弾性体50は特別な加硫設備等を必要とせず、別個に準備でき、枠体48aをストッパーにして軸方向から順に組み入れができるので製作が容易である。また、騒音性能の確認期間も短縮でき顧客に早期に商品を提供できる。
また、断面L字の支持具51,52aは弾性体50と広い面で接し、軸47にも円筒で接しているので、ファン49を軸直角に保持して面振れをなくし、軸47を堅持しているのでスムーズに動力をファン49に伝達し回転できることとなる。
【0032】
また、ロータ用枠体48aと弾性体51、弾性体51とファンの椀状ボス49aを相互に係合させてあるので動力は側方の弾性体51を経由して確実にファンに伝達される。
また、ファン49の羽根位置はモータから離れないでほぼ中央外周に存在させてあるので、風からうけるファン加振の増幅を最小限に抑えることができる。また、以上の構成によって、アウトロータ形のトルクが大きくできる特徴を生かしたまま、モータとファン49とマウスリング41を一体にシステム化した薄形で小形軽量なものとなり、取り扱い性のよい低振動の冷蔵庫用ファン装置7b,8bまたは14を得ることができる。よって、その分高速化できることと併せて貯蔵室6の内容積をアップできる。
【0033】
また、ステータ45からスティー42に伝達されるトルクリップルの反力や磁気振動が残る場合には、コギングからくる振動よりかなり小であるのでマウスリング41の枠と周囲部品との間に防振材35を介在させたにより容易に除去できる。
また、ファン装置は共振音がないので、1台の冷蔵庫に複数個使用され、かつ、同程度の回転数に制御される場合がでてきても共振に起因するうなり音の発生するようなことはなくなる。
【0034】
したがって、ファン装置の標準化に有効な技術を提供できる。また、本ファン装置は特に小形軽量なので、貯蔵室6のファン装置7b、8bとして好適であるが中央板43と椀状ボス49aを上下に重複させて塵埃の9進入防止構造にしてあるので、機械室のファン装置14としても適するものである。
【0035】
以上のように、本発明の一実施例は、内周に磁石を備えたロ−タと、ロ−タの内周に対向して設けられたステ−タと、ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、軸に接続されたファンとを備えたファン装置において、ファンのボス先端部にはロ−タの外周面と軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を軸と接続したことを特徴とするファン装置である。
【0036】
この構成によれば、ロ−タの回転により生じたロ−タ回転軸の振動をファンに直接伝達するのではなく、弾性体を介して伝達するので、ファンの共振を抑制することが出来る。また、ファンのボス先端部にはロ−タの外周面と軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を軸と接続することで、部品点数を増加することなくファンのボス部をロ−タ回転軸に取り付けることができる。
また、本発明の一実施例は、ロ−タと、ロ−タと対向して設けられたステ−タと、ロ−タと接続された軸を有するモ−タと、軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、ファンは弾性体を介して軸と接続されていることを特徴とする冷蔵庫である。
【0037】
この構成によれば、ロ−タの回転により生じたロ−タ回転軸の振動をファンに直接伝達するのではなく、弾性体を介して伝達するので、ファンの共振を抑制することが出来る。
【0038】
また、本発明の一実施例は、ロ−タはステ−タよりも外周に配置されるアウタ−ロ−タであり、ファンのボス部が弾性体を介して軸と接続したことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、アウタ−ロ−タの回転による振動を直接ファンのボスに伝えず、弾性体を介して伝達するためファンの共振を抑制することが出来る。
【0039】
また、本発明の一実施例は、ファンのボス先端部は、アウタ−ロ−タの外周面と軸先端部に設けられた支持具により挟持したことを特徴とする冷蔵庫である。この構成によれば、ファンのボス先端部にはロ−タの外周面と軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を軸と接続することで、部品点数を増加することなくファンのボス部をロ−タ回転軸に取り付けることができる。
【0040】
また、本発明の一実施例は、内周に磁石を備えたロ−タと、ロ−タの内周に対向して設けられたステ−タと、ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、ファンのボス先端部は、ロ−タの外周面と軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を介して軸と接続したことを特徴とする冷蔵庫である。
この構成によれば、ロ−タの回転により生じたロ−タ回転軸の振動をファンに直接伝達するのではなく、弾性体を介して伝達するので、ファンの共振を抑制することが出来る冷蔵庫とすることができる。また、ファンのボス先端部にはロ−タの外周面と軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を軸と接続することで、部品点数を増加することなくファンのボス部をロ−タ回転軸に取り付けることができる冷蔵庫とすることができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、ロ−タ回転軸の振動から生じるファンの共振を抑制することが出来るファン装置及びそれを備えた冷蔵庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る冷蔵庫の縦断面図と冷凍サイクル回路説明図。
【図2】本発明の実施例に係る冷蔵庫に組み込まれて使用されるファン装置の第1の構造例を示す詳細図。
【図3】本発明の実施例に係るファン装置を用いた冷蔵庫の騒音効果を説明する実測性能例。
【図4】本発明の実施例に係る冷蔵庫に組み込まれて使用されるファン装置の第2の構造例を示す詳細図。
【符号の説明】
1 箱本体 2 内箱 3 外箱
4 発砲ウレタンフォーム 5 扉 6 貯蔵室
7 冷蔵室 7a,8a 吸熱用熱交換器 8 冷凍室
7b,8b ファン装置 9 野菜室 10 機械室
11 ベース12 圧縮機 13 放熱用熱交換器 14 ファン装置
15 カバー 15a 小開口部 16 冷媒分配器
17,18 自動減圧装置 19,20 キャピラリーチュウブ 21 ファン
21a 羽根 21b 椀状ボス 21c 嵌合突部
22 マウスリング 23 スティー 24 モータ本体
25 中央板 26 ロータ 27 軸
27a 非円形 28 ステータ 28aステータコイル
29 内装回路 30 軸受 31 弾性体
31a 逃げ穴 32 支持具 33 円筒バネ
34 長ボルト 35 防振材
41 マウスリング 42 スティー 43 スティー
44 軸受ケース 45 ステータ 46 内装回路
47 軸 48 ロータ 48a 枠体
48b 永久磁石 49 ファン 49a 椀状ボス
48c,49c,49c 部分突起 50 弾性体 51,52 支持具
53 円筒バネ

Claims (11)

  1. 外周に永久磁石を設置したロ−タと、前記ロ−タの外周に前記ロ−タと対向して設置したステ−タと前記ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、前記軸に接続されたファンとを備えたファン装置において、前記ロ−タの軸方向の側面に配置した弾性体と、前記弾性体の前記ロ−タと反対側に配置した支持具と、前記支持具と接続された前記軸とを有し、前記軸には前記ファンのボス部が接続され、前記ロ−タの前記軸側内周面と前記軸の外周面とを離間して設置したことを特徴とするファン装置。
  2. 内周に磁石を備えたロ−タと、前記ロ−タの内周に対向して設けられたステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、前記軸に接続されたファンとを備えたファン装置において、前記ファンのボス先端部は、前記ロ−タの外周面と前記軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を介して前記軸と接続したことを特徴とするファン装置。
  3. ロ−タと、前記ロ−タと対向して設けられたステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有するモ−タと、前記軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、前記ロ−タの軸方向の側面には弾性体を配置し、前記弾性体を介して前記ロ−タは前記軸と接続されていることを特徴とする冷蔵庫。
  4. 請求項3において、前記弾性体の前記ロ−タと反対側の側面には支持具が設置され、前記支持具は前記軸に取り付けられたことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 請求項3又は4において、前記ロ−タの前記軸側内周面と前記軸の外周面とを離間して設置したことを特徴とする冷蔵庫。
  6. 請求項4において、前記弾性体の軸方向の厚さは径方向の長さに比べて短くしたことを特徴とする冷蔵庫。
  7. 外周に永久磁石を設置したロ−タと、前記ロ−タの外周に前記ロ−タと対向して設置したステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、前記軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、前記ロ−タの軸方向の側面に配置した弾性体と、前記弾性体の前記ロ−タと反対側に配置した支持具と、前記支持具と接続された前記軸とを有し、前記軸には前記ファンのボス部が接続され、前記ロ−タの前記軸側内周面と前記軸の外周面とを離間して設置したことを特徴とする冷蔵庫。
  8. ロ−タと、前記ロ−タと対向して設けられたステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有するモ−タと、前記軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、
    前記ファンは弾性体を介して前記軸と接続されていることを特徴とする冷蔵庫。
  9. 請求項8において、前記ロ−タは前記ステ−タよりも外周に配置されるアウタ−ロ−タであり、前記ファンのボス部が前記弾性体を介して前記軸と接続したことを特徴とする冷蔵庫。
  10. 請求項9において、前記ファンのボス先端部は、前記アウタ−ロ−タの外周面と前記軸先端部に設けられた支持具により挟持したことを特徴とする冷蔵庫。
  11. 内周に磁石を備えたロ−タと、前記ロ−タの内周に対向して設けられたステ−タと、前記ロ−タと接続された軸を有する直流モ−タと、前記軸に接続されたファンを有するファン装置を備えた冷蔵庫において、前記ファンのボス先端部は、前記ロ−タの外周面と前記軸先端部に設けられた支持具により挟まれた弾性体を介して前記軸と接続したことを特徴とする冷蔵庫。
JP2003202166A 2003-07-28 2003-07-28 ファン装置及びそれを備えた冷蔵庫 Withdrawn JP2005042595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003202166A JP2005042595A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 ファン装置及びそれを備えた冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003202166A JP2005042595A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 ファン装置及びそれを備えた冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005042595A true JP2005042595A (ja) 2005-02-17

Family

ID=34261963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003202166A Withdrawn JP2005042595A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 ファン装置及びそれを備えた冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005042595A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196480A (ja) * 2007-01-16 2008-08-28 Sanyo Denki Co Ltd 軸流送風機
CN102322450A (zh) * 2011-09-07 2012-01-18 杭州微光电子股份有限公司 一种卧式风叶平衡装置
CN103216422A (zh) * 2012-01-23 2013-07-24 信浓绢糸株式会社 压缩机和真空机械
CN103291587A (zh) * 2012-02-27 2013-09-11 信浓绢糸株式会社 压缩机和真空机
US9447725B2 (en) 2012-03-23 2016-09-20 Shinano Kenshi Co., Ltd. Compressor and vacuum machine

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196480A (ja) * 2007-01-16 2008-08-28 Sanyo Denki Co Ltd 軸流送風機
CN102322450A (zh) * 2011-09-07 2012-01-18 杭州微光电子股份有限公司 一种卧式风叶平衡装置
CN103216422A (zh) * 2012-01-23 2013-07-24 信浓绢糸株式会社 压缩机和真空机械
JP2013148073A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Shinano Kenshi Co Ltd 圧縮機又は真空機
CN103291587A (zh) * 2012-02-27 2013-09-11 信浓绢糸株式会社 压缩机和真空机
JP2013209980A (ja) * 2012-02-27 2013-10-10 Shinano Kenshi Co Ltd 圧縮機及び真空機
CN103291587B (zh) * 2012-02-27 2016-09-07 信浓绢糸株式会社 压缩机和真空机
US9447725B2 (en) 2012-03-23 2016-09-20 Shinano Kenshi Co., Ltd. Compressor and vacuum machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100564884C (zh) 流体泵、冷却装置及电气设备
EP1751471B1 (en) A fan for an air conditioner
JP3818213B2 (ja) 電動圧縮機
JP4764253B2 (ja) インバータ一体型電動圧縮機
EP2549629B1 (en) Rotating electrical machine
JPH07303360A (ja) 電動機及びその組立て法
KR20160059313A (ko) 팬-모터 조립체 및 이를 구비하는 냉장고
JP2022174341A (ja) モータ装置、圧縮機、冷凍装置
JP2005042595A (ja) ファン装置及びそれを備えた冷蔵庫
CN110778499B (zh) 家用或商用制冷机的压缩机单元和包括其的家用或商用制冷机
KR101452763B1 (ko) 팬-모터 조립체 및 이를 구비한 냉장고
JP4374158B2 (ja) 送風機およびこれを備えた冷蔵庫
US5052888A (en) DC motor driven centrifugal fan
EP3982515B1 (en) Electric motor, compressor, fan, and refrigerating and air conditioning apparatus
JPH05199687A (ja) 電動機の回転子
JP4064520B2 (ja) 防振機構を有する冷凍装置
KR101311345B1 (ko) 에어컨 실외기의 쿨링팬 구동장치 및 이를 이용한 쿨링팬
JPH1183071A (ja) 空気調和機のキャビネットとその製造方法および該キャビネットを用いた空気調和機
CN220754563U (zh) 一种电机驱动一体的自冷却永磁同步电机
CN217685386U (zh) 用于空调器的电机底座和空调器
KR100381189B1 (ko) 냉장고의 냉기 순환용 송풍장치
KR20080055526A (ko) 냉장고의 팬 및 모터 장착 구조
KR200232359Y1 (ko) 패키지에어콘의송풍기고정장치
JP2002005098A (ja) 家電機器用のファン装置
JP5484876B2 (ja) 送風装置及び空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060324

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20060511

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20060511

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20061005

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090611