JP4372604B2 - エレクトロガスアーク溶接用フラックス入りワイヤ - Google Patents

エレクトロガスアーク溶接用フラックス入りワイヤ Download PDF

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本発明は、厚鋼板の大入熱溶接においても、良好な溶接作業性および高靱性の溶接金属が得られるエレクトロガスア−ク溶接用フラックス入りワイヤ(以下、フラックス入りワイヤという。)に関するものである。
エレクトロガスア−ク溶接は溶接能率が高いことから、軟鋼、490N/mm2 級高張力鋼および590N/mm2 級高張力鋼を用いる造船、鉄骨、橋梁などの構造物の製作に多用されている。特に最近では、大型コンテナ船のシャ−ストレ−キ部や丸柱のダイアフラム、橋梁の橋桁部では板厚40mm以上の厚鋼板が使用されるようになったため、作業効率の点からエレクトロガスア−ク溶接での施工、特に1パス溶接での施工が強く望まれている。板厚が35mm以上になると、一般には特開平4−279295号公報(特許文献1)に開示されているように、X開先による多層盛り溶接法が用いられているが、2パス溶接であるので施工が難しく、工程も増えるため、大入熱で1パス溶接ができるワイヤの開発が要望されている。
一方、厚鋼板の大入熱1パス溶接については特開平9−285891号公報(特許文献2)や特開平10−180488号公報(特許文献3)に開示されているように、大入熱1パス溶接でも良好な低温靱性が得られるフラックス入りワイヤが提案されている。しかし、これらに記載のフラックス入りワイヤでは、アークが不安定でスパッタ発生量が多く、またスラグ跳ねが生じて溶接作業性が十分ではない。
特開平4−279295号公報 特開平9−285891号公報 特開平10−180488号公報
本発明は、厚鋼板の大入熱1パス溶接において、アークが安定して良好な溶接作業性および溶接金属の高靱性が得られるエレクトロガスア−ク溶接用フラックス入りワイヤを提供することを目的とする。
本発明の要旨は、鋼製外皮内にフラックスを充填してなるエレクトロガスア−ク溶接用フラックス入りワイヤにおいて、ワイヤ全質量に対して質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:0.2〜0.8%、Mn:2.0〜3.0%、Mo:0.05〜0.80%、Ni:0.2〜1.5%、Ti:0.10〜0.40%、B:0.002〜0.015%、AlおよびMgの1種または2種を0.05〜0.50%、NaF:0.1〜0.5%、さらにNaFを含む金属弗化物をF換算値で0.05〜0.5%含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするエレクトロガスア−ク溶接用フラックス入りワイヤにある。
本発明のエレクトロガスア−ク溶接用フラックス入りワイヤによれば、厚鋼板の大入熱1パス溶接においてアークが極めて安定してスパッタ発生量が少なくスラグ跳ねが生じないなど良好な溶接作業性および高靱性の溶接金属を得ることができる。
本発明者等は、大入熱1パスのエレクトロガスアーク溶接において、アークが安定してスパッタやスラグ跳ねが生じず、高靱性の溶接金属が得られるフラックス入りワイヤについて種々試作して検討した。その結果、従来一般に用いられていたアーク安定剤であるNa2 O、K2 OおよびLi2 Oを含有させると、スラグ生成量が多くなってスラグ跳ねが生じ、さらにスパッタ発生量も多くなった。そこでアーク安定剤としてフラックス入りワイヤに適量のNaFを含有させることによりアークが極めて安定し、スパッタ発生量が少なくなり、溶融プールの保護とビード外観を良好とするスラグは、フラックス入りワイヤ中の脱酸剤であるSi、Mn、Ti,Al、Mgの脱酸後に生成した酸化物と適量の弗化物で十分な量であり、これによりスラグ跳ねも生じなくなることを見出した。
また、溶接金属の靱性は、C、Si、Mn、Mo、Ni、Ti、B、Al、Mgおよび弗化物を適量含有させることにより溶接金属の脱酸と組織が微細化されて良好となることも見出した。これらの効果は、各成分組成それぞれの共存による単独および相乗効果によりなし得たものであるが、それぞれの限定理由について以下に述べる。
C:0.01〜0.10質量%(以下、%という。)
Cは、CO生成反応による脱酸作用とともに、溶接金属の強度を確保する。Cが0.01%未満では溶接金属の強度および靱性が低くなる。一方、0.10%を超えると、スパッタ発生量が多くなるとともに、強度が高くなり靱性が低下する。従って、Cは0.01〜0.10%とする。
Si:0.2〜0.8%
Siは、脱酸剤および強度調整のために添加する。Siが0.2%未満では溶接金属の靱性が低くなり、0.80%を超えると、強度が高くなり靱性が低下する。従って、Siは0.2〜0.8%とする。
Mn:2.0〜3.0%
Mnは、脱酸剤および強度調整のためにて添加する。Mnが2.0%未満では溶接金属の靱性が低くなる。一方、3.0%を超えると、強度が高くなり靱性が低下する。また、スラグ生成量が過剰となってスラグ跳ねやスパッタ発生量が多くなる。従って、Mnは2.0〜3.0%とする。
Mo:0.05〜0.80%
Moは、溶接金属の組織を微細化して靱性を向上させる元素である。Moが0.05%未満では靱性の効果が得られず、0.80%を超えると、強度が高くなり靱性が低下する。従って、Moは0.05〜0.80%とする。
Ni:0.2〜1.5%
Niは、溶接金属の靱性を向上させる元素であるが、0.2%未満では溶接金属の靱性が低くなる。一方、1.5%を超えると溶接金属の組織が粗大になり靱性が低くなる。従って、Niは0.2〜1.5%とする。
Ti:0.10〜0.40%
Tiは、脱酸剤であるが、後述するBとの相乗効果で溶接金属の靱性を向上させる元素がある。Tiが0.10%未満では溶接金属の靱性が低く、0.40%を超えると、強度が高くなり靱性が低下する。また、スラグ生成量が過剰となってスラグ跳ねやスパッタ発生量が多くなる。従って、Tiは0.10〜0.40%とする。
B:0.002〜0.015%
Bは上述のTiとの複合添加により靱性を向上させる元素である。Bが0.002%未満では溶接金属の靱性が低く、0.015%を超えると、強度が高くなり靱性が低下する。従って、Bは0.002〜0.015%とする。
AlおよびMgの1種または2種:0.05〜0.50%
AlおよびMgは脱酸性を有する元素である。AlおよびMgの1種または2種が0.05%未満では脱酸効果が少なく靱性の確保が困難となる。一方、0.50%を超えると、スパッタ発生量が増大するとともに、C、Si、Mnの歩留まりを高くする結果、靱性が低くなる。従って、AlおよびMgの1種または2種は0.05〜0.50%とする。
NaF:0.1〜0.5%
NaFはア−クの安定性を高め、スパッタ発生量を低減する作用がある。NaFが0.1%未満ではアークが不安定となりスパッタ発生量が多くなる。一方、0.5%を超えると、スラグの流動性が過大となってスラグが垂れやすくなり、良好なビ−ド形状が得られない。また、逆にスパッタ発生量が多くなり、溶接作業性が劣化する。従って、NaFは0.1〜0.5%とする。
NaFを含む金属弗化物のF換算値:0.05〜0.5%
NaFを含む金属弗化物(F換算値)は塩基性系の溶融スラグを生成し、溶接金属の靱性を向上させる作用がある。NaFを含む金属弗化物のF換算値が0.05%未満では溶接金属の靱性が低くなる。また、スラグ生成量が不足して良好なビ−ド形状が得られない。一方、0.5%を超えると、スラグ生成量が過大となってスラグが垂れやすくなり、良好なビ−ド形状が得られない。また、スラグ跳ねやスパッタ発生量が多くなり、溶接作業性が劣化する。その他はFeおよび不可避的不純物であるが、PおよびSは高温割れを促進する元素であるのでそれぞれ0.02%以下であることが好ましい。また、Cuも耐高温割れ性を劣化させる元素であるので0.10%以下であることが好ましい。
以下、実施例により本発明の効果をさらに詳細に説明する。
鋼製外皮としてC:0.005〜0.015%、Si:0.02〜0.05%、Mn:0.22〜0.30%、P:0.008〜0.010%、S:0.005〜0.008%、Al:0.01〜0.02%の化学成分の帯鋼を用いて、表1示す各成分組成のワイヤ径1.6mmのフラックス入りワイヤを試作した。
Figure 0004372604
表2に示す490N/mm2 級高張力鋼(板厚50mm)を用いて、図1に示す裏側開先幅aを12mm、表側開先幅bを30mmとした開先形状の試験板を表3に示す溶接条件で溶接長500mmの1パス溶接を行った。なお、図1中、1は固形裏当材で2は摺動銅板である。
Figure 0004372604
Figure 0004372604
各試験の溶接時にアークの安定性、スパッタ発生量の多少、スラグ跳ねの有無およびビード外観を観察した。また、各試験板の板厚中央より引張試験片および衝撃試験片を採取して機械試験を行った。機械試験結果において、引張強さが490〜680N/mm2 、衝撃試験は0℃におけるシャルピ−吸収エネルギ−が80J以上(5本の平均)のものを良好とした。それらの結果を表4に示す。
Figure 0004372604
表4中ワイヤNo.1〜8が本発明例、ワイヤNo.9〜25は比較例である。本発明例であるワイヤNo.1〜8は、各成分組成が適量であるので、アークが安定し、スパッタ発生量が少なく、スラグ跳ねもなく、ビード外観が良好で、さらに引張強さおよび吸収エネルギーとも良好で極めて満足な結果であった。
比較例中ワイヤNo.9は、NaFが高いので溶接時にアークがやや不安定でスパッタ発生量が多く、さらにスラグの流動性が大きくなってスラグが垂れてビード外観も不良であった。また、Cが高いので溶接金属の引張強さが高くなり吸収エネルギーが低かった。
ワイヤNo.10は、NaFが低いので溶接時にアークが不安定でスパッタ発生量も多かった。また、Cが低いので吸収エネルギーが低かった。(TS490N/mm2 以下) ワイヤNo.11は、NaFを含む弗化物のF換算値が高いので溶接時にアークがやや不安定でスパッタ発生量が多く、スラグ跳ねも生じ、さらにスラグの流動性が大きくなってスラグが垂れてビード外観も不良であった。また、Siが高いので溶接金属の引張強さが高くなり吸収エネルギーが低かった。
ワイヤNo.12はSiが低く、ワイヤNo.14はMnが低く、ワイヤNo.16はMoが低く、ワイヤNo.17はNiが高く、ワイヤNo.18はNiが低く、ワイヤNo.20はTiが低く、ワイヤNo.22はBが低く、ワイヤNo.24はAlが低いので、いずれも溶接金属の吸収エネルギーが低かった。
ワイヤNo.13はMnが高いので、また、ワイヤNo.19はTiが高いので、いずれも溶接時にアークがやや不安定でスパッタ発生量が多く、スラグ跳ねも生じた。また、溶接金属の引張強さが高くなり吸収エネルギーが低かった。
ワイヤNo.15はMoが高く、ワイヤNo.21はBが高いので、いずれも溶接金属の引張強さが高くなり吸収エネルギーが低かった。
ワイヤNo.23は、AlとMgの合計が高いので溶接時にアークがやや不安定でスパッタ発生量が多くなった。また、溶接金属の引張強さが高くなり吸収エネルギーが低かった。
ワイヤNo.25は、NaFを含む弗化物のF換算値が低いので溶接時にスラグが不足してビード外観が不良であった。また、溶接金属の吸収エネルギーが低かった。
本発明の実施例に用いた試験板の開先形状を示す図である。
符号の説明
1 固形裏当材
2 摺動銅板


特許出願人 日鐵住金溶接工業株式会社
代理人 弁理士 椎 名 彊 他1



Claims (1)

  1. 鋼製外皮内にフラックスを充填してなるエレクトロガスア−ク溶接用フラックス入りワイヤにおいて、ワイヤ全質量に対して質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:0.2〜0.8%、Mn:2.0〜3.0%、Mo:0.05〜0.80%、Ni:0.2〜1.5%、Ti:0.10〜0.40%、B:0.002〜0.015%、AlおよびMgの1種または2種を0.05〜0.50%、NaF:0.1〜0.5%、さらにNaFを含む金属弗化物をF換算値で0.05〜0.5%含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするエレクトロガスア−ク溶接用フラックス入りワイヤ。
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