JP4372449B2 - 清掃具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレ等における手が届かないような狭い部分の清掃に適した清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、洗浄剤が含浸された清掃シートがトイレ掃除に用いられている。このような清掃シートは、一般的には、四つ折又は八つ折にした状態で手で把持して、トイレ掃除に用いられている。
【0003】
このような清掃シートによれば、含浸された洗浄剤により充分な洗浄力が得られると共に、清掃後には使用済みのシートを廃棄するだけでよく便利である。しかし、清掃シートを手で把持して清掃すると、手が邪魔となり、例えば洋式便器と水タンクとの隙間や、洋式便器の便座や蓋の付け根等の狭い部分における汚れを除去することが難しい。
【0004】
一方、実開平6−34595号公報には、先端にスポンジの設けられたトイレブラシが記載されており、該トイレブラシによれば、狭い部分の汚れを除去することができる。しかし、該トイレブラシは、清掃後、ブラシ部分を洗浄する必要があり、また未使用時の収納場所を確保する必要があり、不便である。
【0005】
また、実開平5−80398号公報には、水溶性の棒からなる使い捨てトイレ掃除棒が記載されており、該掃除棒によれば、便器にこびり付いた汚れを突っついて除去することができる。しかし、該掃除棒は、水溶性であるため洗浄剤を用いて清掃することができず、また使用の度に掃除棒全体を捨てるものなので、経済的ではない。
【0006】
従って、本発明の目的は、狭い部分の汚れを洗浄剤を用いて除去することができると共に、使用後に道具を洗浄する必要がなく、未使用時の道具の収納場所が確保されており、且つ経済的である清掃具を提供することにある。
【0007】
【特許文献1】
実開平6−34595号公報
【特許文献2】
実開平5−80398号公報
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、洗浄剤が含浸された清掃シートと、該清掃シートを収納する密閉可能な収納容器と、該清掃シートを装着可能な扁平状の先端部を有し且つ該収納容器に着脱自在に固定される清掃道具とからなる清掃具を提供することにより前記目的を達成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の清掃具の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の一実施形態の清掃具は、図1に示すように、洗浄剤が含浸された清掃シート1と、該清掃シート1を収納する密閉可能な収納容器2と、該清掃シート1を装着可能な扁平状の先端部51を有し且つ該収納容器2に着脱自在に固定される清掃道具5とからなる。
【0010】
前記収納容器2は、図1及び図2に示すように、容器本体3と、該容器本体3の開口部を閉蓋し得る蓋体4とからなる。
容器本体3は、略矩形の底面と、該底面の四辺からそれぞれ立設する側面とからなり、矩形の前記清掃シート1を展開状態で複数枚、積層収納し得る内部形状を有している。
【0011】
容器本体3の上方後縁部には、図1及び図2に示すように、ヒンジ受部32が設けられており、該ヒンジ受部32は、蓋体4のヒンジ44(後述)と回動自在に連結されている。容器本体3の開口周縁部31は、開口部の外周方向に突出した形状を有しており、蓋体4の下方周縁部43(後述)の内面に嵌め込み可能となっている。
【0012】
蓋体4の後縁部には、ヒンジ部44が設けられており、該ヒンジ部44は、容器本体3のヒンジ受部32と回動自在に連結されている。蓋体4の下方周縁部43は、容器本体3の開口周縁部31の突出形状に倣った形状で外周方向に屈曲した形状を有しており、該開口周縁部31に嵌め込み可能となっている。
【0013】
ヒンジ受部32とヒンジ44とが回動自在に連結されているため、容器本体3と蓋体4とは、図1及び図2に示すように開閉自在になっている。また、図2に示すように、蓋体4を閉蓋すると、容器本体3の開口部を蓋体4で密閉できるようになっている。
また、蓋体4の内面41には、図1及び図3に示すように、内側に屈曲した断面形状を有する固定用突起42が離間して3個形成されている。
【0014】
清掃道具5は、図1に示すように、扁平状の先端部51を有する略棒状の部材である。清掃道具5は樹脂製、金属製、木製の何れでもよいが、適度な硬さを有し、製造が容易なことから、本実施形態では樹脂製としている。
清掃道具5は、図3に示すように、蓋体4の内面41に形成された前記固定用突起42に嵌め込むことにより、蓋体4の内面41に着脱自在に固定されるようになっている。
【0015】
清掃道具5の大きさは、清掃対象物に応じて適当な大きさとすることができるが、好ましくは厚みが1〜10mm、幅が5〜50mm、長さが50〜200mmである。
清掃道具の材質は、プラスチック、金属、木材等を用いることができ、コストが安価で成形性の点からプラスチックが好ましい。
【0016】
清掃シート1を構成するシート素材は、繊維とバインダ等からなる紙または不織布である。
繊維としては、木材パルプ、非木材パルプ、レーヨン、コットン等のセルロース系繊維、ポリ乳酸等からなる生分解性繊維が挙げられる。これらの繊維を主体としてポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリビニールアルコール繊維、ポリエステル繊維、ポリアクリニトリル繊維、合成パルプ、ガラスウール等を併用してもよい。使用後にトイレに流して廃棄する場合は、生分解性を有するセルロース系繊維やポリ乳酸等からなる生分解性繊維を用いることが好ましい。
【0017】
バインダとしては、紙で一般的に用いられる紙力増強剤を使用することができ、洗浄剤を含浸した状態でも充分強度を有するものが用いられる。更にトイレに流して廃棄する場合は、洗浄剤を含浸透している状態では充分な強度を有し、廃棄してシートが水に濡れた時に崩壊することが必要である。そのため、好ましくは水溶性高分子バインダが用いられる。例えば、水溶性バインダ、ポリビニルアルコール、デンプンまたはその誘導体、アルギン酸ナトリウム、トラントガム、グアーガム、キサンタンガム、アラビアゴム、カラギーナン、ガラクトマンナン、ゼラチン、カゼイン、アルブミン、プルラン、ポリエチレンオキシド、ビスコース、ポリビニルエチルエーテル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸のヒドロキシル化誘導体、ポリビニルピロリドン/ビニルピロリドン酢酸ビニル共重合体が挙げられる。これらバインダのうち、水解性が良好である点や後述する架橋剤との親和性の点からカルボキシル基を有する水溶性バインダやポリビニルアルコールを用いることが好ましい。カルボキシル基を有する水溶性バインダとしては、カルボキシメチルセルロース又はその塩、カルボキシエチルセルロース又はその塩、カルボキシメチル化パルプ又はその塩、カルボキシメチル化デンプン又はその塩等が挙げられ、特にカルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩が好ましい。
【0018】
架橋剤は、バインダの種類に応じて適切なものが用いられる。例えば、バインダがCMCなどのカルボキシル基を有するバインダの場合、多価金属イオンを用いることが好ましい。特にアルカリ土類金属、マンガン、亜鉛、コバルト及びニッケルからなる群から選択される1種又は2種以上の金属イオンを用いることが好ましい。バインダにポリビニルアルコールを用いる場合、架橋剤としてホウ酸を用いることが好ましい。
【0019】
清掃シートに含浸透される洗浄剤としては、水を媒体とし、界面活性剤、アルカリ剤、溶剤を含有することが好ましく、洗浄剤に含有される各成分はすべて実質的に水溶性であることが好ましい。
【0020】
界面活性剤としては、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤の何れもが用いられ、特に洗浄性と仕上がり性の両立の面から、ポリオキシアルキレン(アルキレンオキサイド付加モル数1〜20)アルキル(炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖)エーテル、アルキル(炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖)グリコシド(平均糖縮合度1〜5)、ソルビタン脂肪酸(炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖)エステル、及びアルキル(炭素数6〜22の直鎖又は分岐鎖)グリセリルエーテル等の非イオン活性剤並びにアルキルカルボキシベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドカルボキシベタイン、アルキルアミドスルホベタイン、アルキルアミドヒドロキシスルホベタイン等のアルキル炭素数8〜24の両性界面活性剤か好適に用いられる。界面活性剤は、洗浄剤中に0.01〜1.0重量%、特に0.05〜0.5重量%含有されることが、洗浄性及び被清掃面の仕上がり性の面で好ましい。
【0021】
溶剤としては、例えば、エタノール、メタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、プチレングリコール、ヘキシレングリコール等のグリコール類、これらグリコール類とメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等の低級アルコールとのモノ又はジエーテル、前記グリコール類と低級脂肪酸とのエステル、グリセリンやソルビトール等の多価アルコールが挙げられる。
【0022】
洗浄剤には、前記の成分に加えて除菌剤を含有させることもできる。除菌剤としては、過酸化水素、次亜塩素酸、次亜塩素酸ナトリウム、第4級アンモニウム塩、安息香酸ナトリウム及びパラオキシ安息香酸ナトリウム、並びにポリリジン等が好ましく用いられる。除菌剤は、洗浄剤中に0.005〜2重量%、特に0.01〜1重量%含有されることが、除菌効果と皮膚刺激性低減とのバランスの点から好ましい。
【0023】
本実施形態における清掃シートは、清掃後トイレに流せることが好ましく、水解性シートのバインダと架橋剤を用いている。更に清掃時のシート強度を保つため溶剤を添加し、洗浄力及び除菌力を付加するため界面活性剤、除菌剤を添加している。
【0024】
本発明の清掃具における清掃シートの好ましい一実施例(トイレ用流せるシート)の組成を以下に示す。
<実施例>
・シート組成
繊維を形成するパルプは、針葉樹晒しクラフトパルプを用い、バインダは、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩(日本製紙製サンローズ(商品名)、エーテル化度;DS=0.9、25℃での1%水溶液の粘度;30mPa・s、25℃での5%水溶液の粘度;3000mPa・S)を用い、これをパルプ対比5%塗布し、乾燥後坪量90g/m2のシート基材を得た。
・洗浄剤組成
洗浄剤は、下記の配合のものを用いた。バインダの架橋剤は、洗浄剤に配合し、シート基材の重量に対して2倍の含浸量とした。
ドデシルヒドロキシスルホベタイン(界面活性剤) 0.5%
塩化ペンザルコニウム(除菌剤) 0.1%
ZnSO4(架橋剤) 3%
プロピレングリコールモノメチルエーテル(溶剤) 10%
エタノール(溶剤) 10%
水 バランス
【0025】
清掃シート1には、図4及び図5に示すように、該清掃シート切断用のミシン目である第1のミシン目11A、第2のミシン目11B及び第3のミシン目11C(破線で示す)が、該清掃シート1を四つ折又は八つ折した状態における少なくとも1面の清掃面に存在しないように、形成されている。
【0026】
詳述すると、図4に示すように、第1ミシン目11Aが、前記矩形の清掃シート1における一方の対辺12A、12A'の中点13A、13A'同士を結ぶ中心線である第1中心線上14Aに形成されている。また、前記矩形の清掃シート1における他方の対辺12B、12B'の中点同士13B、13B'を結ぶ中心線を第2中心線14Bとし、該清掃シート1が前記第1中心線14A及び該第2中心線14Bで区画されてなる4個の領域を平面視で回りに第1領域15A、第2領域15B、第3領域15C及び第4領域15Dとしたときにおいて、第2のミシン目11B及び第3のミシン目11が、それぞれ、前記第1領域15A及び前記第3領域15に前記第2中心線14Bと平行に形成されている。前記第2中心線14B上並びに前記第2領域15B及び前記第4領域15Dには、ミシン目は形成されていない。
【0027】
次に、本実施形態の清掃具の好ましい一使用態様について説明する。
先ず、図1に示すように、蓋体4を開蓋し、容器本体3を開口する。清掃シート1を、容器本体3の内部に積層収納された状態で又は容器本体3から取り出した後、適当な大きさに切断する。その際には、図5に示すように、清掃シート1に形成されたミシン目11A、11B、11Cを利用して切断すれば、切断が容易である。
【0028】
ミシン目で区画された大きさとは異なる大きさに切断する場合には、シートを手で引きちぎって切断してもよく、鋏やナイフを用いて切断してもよい。切断する大きさは、清掃道具5(特に先端部51)に装着し易い大きさとすればよい。
切断した清掃シート1は、清掃道具5の先端部51のみに装着してもよく、図6に示すように、先端部51及び後端部52の両方に装着することもできる。清掃シート1は、清掃道具5に、折り返したり巻き付けたりして装着することができ、粘着テープやクリップ類等を用いて装着することもできる。
【0029】
切断した清掃シート1の装着された清掃道具5を用いて、便器の各部を擦り洗いすることができる。例えば、図7に示すように、清掃シート1の装着された清掃道具5を手Hで掴み、洋式便器の便座Tの奥に付着した汚れPを掻き取ることができる。
本実施形態の清掃具によれば、便器にこびり付いた便や隅の入り込んだ尿ジミ等、手の届かない部分における汚れや埃を簡便に除去することができる。また、便座の裏側、便器とタンクとの隙間、便器内部の縁の裏側、便器の内側、便座や蓋の付け根等の汚れや埃も簡便に除去することができる。
【0030】
清掃シートが水壊性であれば、使用後の汚れた清掃シートをトイレに流して廃棄できる。水壊性でない場合は、ゴミ箱に捨てればよい。
本実施形態の清掃具においては、通常の使用であれば、清掃道具5自体は汚れないので、使用後にそれを洗浄する必要はない。清掃道具5は、使用後そのまま収納容器2の蓋体4の内面41に設けられた固定用突起42に嵌め込んで固定し、収納することができる。清掃道具5自体が汚れた場合には、清掃シート1等を用いて汚れを除去すればよい。
【0031】
このように、清掃道具5は、未使用時に収納容器2に収納されるので、収納に便利であり、特に蓋体4の内面41等の収納容器2の内部に収納すれば、人目に触れることがなく、衛生的でもある。
【0032】
清掃道具5を収納容器2の蓋体4の内面41に固定する形態の清掃具1においては、図8に示すように、蓋体4の内面41に、二重蓋体として内蓋体4’を設けることができる。このように内蓋体4’が設けられていると、清掃道具5を、収納されている清掃シート1に触れにくくすると共に、蓋体4を開けた状態でも清掃道具5を見えなくすることができる。そのため、清掃道具5が、収納されている清掃シート1と直に触れることに不衛生感を持ったり、蓋体4を開ける毎に清掃道具5が見えることに不衛生感を感じる人に対して、かかる不衛生感を与えることを防止できる。
更に、前記内蓋体4’には、前記蓋体4の内面に取り付けられた清掃道具5に対して洗浄剤による除菌を行えるように、孔部45’が形成されていることが好ましい。
【0033】
また、本実施形態の清掃具においては、清掃シート1を、清掃道具5に装着せずに用いることができる。例えば図9(a)〜(d)に示す手順で、清掃シート1を八つ折りして適当な大きさとし、それを手で把持して使用することもできる。
【0034】
その際に清掃シート1の清掃面に切断用のミシン目が存在していると、そのミシン目から清掃シート1が破れ易く扱い難いが、該ミシン目が、本実施形態における清掃シート1のように、つ折にした際に少なくとも1面の面に存在しないように形成されていると、そのミシン目の存在しない面(本実施形態では、第領域15及び第領域15)を清掃面として使用することにより、ミシン目の存在に起因する清掃シート1の破れを防止することができる。
清掃シート1は、手の大きさ及び清掃対象物等に応じて、図9(a)〜(c)の手順でつ折に折り畳ん状態でも、つ折の場合と同様に使用することができる。
【0035】
以上、本発明の好ましい一実施形態について説明したが、本発明の清掃具は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。
ミシン目の形状は矩形以外の形状とすることができる。清掃シートにおけるミシン目の形成位置及び本数は適宜変更できる。清掃シートは、折り畳んだ状態で収納容器に収納されていてもよい。
【0036】
収納容器の形態は、清掃シートを密閉して収納できれば、種々の形態とすることができる。
収納容器における清掃道具の固定位置は、蓋体の外面や容器本体の外面とすることができる。収納容器における清掃道具を固定する部材は、清掃道具を固定できれば、種々の構造を採用できる。
【0037】
清掃道具の後端部にも、先端部とは面積、形状、厚み等の異なる扁平部分を設けてもよい。
また、図10(a)に示すように、清掃道具5の先端部51の扁平部分に、清掃道具5の長手方向に延びる刻み目53を設けることができる。かかる構成の清掃道具5によれば、図10(b)及び図10(c)に示すように、清掃シート1を、該刻み目53に差し込んでから先端部51に巻き付けることにより清掃道具5に装着することができ、清掃シート1の清掃道具5への装着が容易である。
また、図11に示すように、清掃道具5に装着した清掃シート1をゴム16等で縛ることにより、装着した清掃シート1を清掃道具5から外れにくくすることもできる。また、清掃シートをピンセット様に摘んで清掃道具に固定してもよい。
【0038】
本発明の清掃具は、トイレ以外にも、台所、風呂場、洗面所、部屋等の各部の清掃に用いることができ、手(指)の届かないような狭い部分の清掃に特に適している。
【0039】
【発明の効果】
本発明の清掃具によれば、狭い部分の汚れを洗浄剤を用いて除去することができると共に、使用後に道具を洗浄する必要がなく、未使用時の道具の収納場所が確保されており、且つ経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態の清掃具を開蓋状態で示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明の一実施形態の清掃具を閉蓋状態で示す斜視図である。
【図3】図3は、収納容器における清掃道具の固定部材の部分拡大図である。
【図4】図4は、清掃シートの平面図である。
【図5】図5は、清掃シートをミシン目で切断している状態を示す斜視図である。
【図6】図6は、清掃道具の先端部及び後端部に清掃シートを装着させた状態を示す斜視図である。
【図7】図7は、本発明の一実施形態の清掃具を用いて、トイレ掃除を行っている状態を示す部分斜視図である。
【図8】図8(a)及び(b)は、本発明の一実施形態の清掃具を開蓋状態で示す斜視図で、内蓋体の蓋体内面への一装着形態を示す図である。
【図9】図9は、清掃シートの折り畳み手順を示す斜視図である。
【図10】図10は、先端部に刻み目が形成されている清掃道具を示す斜視図で、(a)は清掃道具単体を示す図、(b)は刻み目に清掃シートを装着し始めた状態を示す図、(c)は刻み目に清掃シートを装着し終えた状態を示す図である。
【図11】図11は、清掃シートの清掃道具への一装着形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 清掃シート
11A、11B、11C ミシン目
12A、12B 対辺
13A、13B 中点
14A 第1中心線
14B 第2中心線
15A 第1領域
15B 第2領域
15C 第3領域
15D 第4領域
2 収納容器
3 容器本体
4 蓋体
41 内面
42 固定用突起
4’ 内蓋体
5 清掃道具
51 先端部
52 後端部

Claims (5)

  1. 洗浄剤が含浸された清掃シートと、該清掃シートを収納する密閉可能な収納容器と、該清掃シートを装着可能な扁平状の先端部を有し且つ該収納容器に着脱自在に固定される清掃道具とからなる清掃具。
  2. 前記清掃シートには、除菌剤も含浸されており、前記清掃道具の固定位置が、前記収納容器の蓋体の内面である請求項1記載の清掃具。
  3. 前記清掃シートは、矩形形状であり、前記収納容器に展開状態で複数枚、積層収納されており、
    前記清掃シートには、該清掃シート切断用のミシン目が、該清掃シートを四つ折又は八つ折した状態における少なくとも1面の清掃面に存在しないように、形成されている請求項1又は2記載の清掃具。
  4. 前記ミシン目である第1ミシン目が、前記矩形の清掃シートにおける一方の対辺の中点同士を結ぶ中心線である第1中心線上に形成されており、
    前記矩形の清掃シートにおける他方の対辺の中点同士を結ぶ中心線を第2中心線とし、該清掃シートが前記第1中心線及び該第2中心線で区画されてなる4個の領域を平面視で回りに第1領域、第2領域、第3領域及び第4領域としたときにおいて、前記ミシン目である第2のミシン目及び第3のミシン目が、それぞれ、前記第1領域及び前記第3領域に前記第2中心線と平行に形成されており、前記第2中心線上並びに前記第2領域及び前記第4領域には、ミシン目が形成されていない請求項3記載の清掃具。
  5. 前記清掃道具は、その後端部に前記清掃シートを装着可能になされている請求項1〜4の何れかに記載の清掃具。
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