JP4372437B2 - ビアエッチング阻止膜を用いる強誘電体メモリ素子及びその製造方法 - Google Patents

ビアエッチング阻止膜を用いる強誘電体メモリ素子及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体素子に係り、特に、強誘電体キャパシタを備える強誘電体メモリ素子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、強誘電体膜を用いた強誘電体メモリ素子が次世代メモリとして注目されている。強誘電体メモリ素子においては、印加する電場の方向に応じて分極方向を調節することにより信号を入力し、電場を除去した時に残っている残留分極の方向に応じてデジタル信号1及び0を貯蔵する原理を用いる。かかる強誘電体メモリ素子は、優れた耐久性、数十ナノ秒の速い速度、5V以下の低い駆動電圧、及び低い消費電力特性を有する。しかしながら、前記強誘電体メモリ素子がこのように優れた特性を有しているとしても、メモリ製品として十分に活用されるためにはさらなる高集積化が必要である。
【0003】
強誘電体メモリ素子の高集積化のためには、1T/1C(1トランジスタ及び1強誘電体キャパシタ)セル構造の実現、強誘電体キャパシタの小型化技術、多層配線工程の開発だけではなく、耐熱性、DRAM/SRAMに匹敵する書込み/読出し耐久性などの信頼性確保が必要である。
【0004】
中でも、強誘電体キャパシタの小型化技術は高集積化が進むに伴い最も重要で且つ複雑な技術となる。このことは、高集積化が進むに伴い格段に狭まった強誘電体キャパシタ領域による強誘電性の変化の程度が未だ十分に検証されておらず、小型化したキャパシタに対する後続工程が一層困難になったからである。そして、強誘電体メモリ素子の固有特性上、セルごとにビアホールを形成してプレートラインに連結しなければならないためでもある。各セルごとにビアホールを形成する従来の製造方法は0.25μmデザインルール以下のキャパシタ領域においては不可能である。
【0005】
従って、小型化したキャパシタにおいてプレートラインとの連結のためのビアホールを形成する新しい技術が望まれる。しかし、この技術は、キャパシタにダメージを与えない技術ではなければならない。ダメージは通常エッチング工程において用いるエッチング用ケミカル(ガスや溶液)により生じうるが、これにより残留分極特性が劣化したりその分布が悪くなったりする問題、すなわち、キャパシタが劣化する問題が生じるからである。特に、各々のキャパシタにおける残留分極が不均一になれば強誘電体メモリ素子のセンシングマージンが減るという不良が起こりうる。これは、強誘電体メモリ素子の処理方式が参照セルのキャパシタとメモリセルのキャパシタの残留分極値とを互いに比較してその差を認識する方式である点に起因する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする技術的課題は、プレートラインと強誘電体キャパシタとの連結構造を改善することによりさらなる高集積化を図ることのできる強誘電体メモリ素子を提供することである。
【0007】
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、一層高集積化した強誘電体メモリ素子を製造するに当たって、キャパシタ特性を劣化させずにビアホールを形成する方法を含む強誘電体メモリ素子の製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記技術的な課題を達成するために、本発明による強誘電体メモリ素子は、複数の強誘電体キャパシタを備える。前記強誘電体キャパシタは半導体基板上に形成された下部層間絶縁膜上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列される。前記強誘電体キャパシタの上面は前記強誘電体キャパシタの間を覆う層間絶縁膜により露出される。この層間絶縁膜上にのみビアエッチング阻止膜パターンが形成される。そして、前記ビアエッチング阻止膜パターン上には上部層間絶縁膜が形成される。複数のプレートラインが隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの間においては前記ビアエッチング阻止膜パターンに接するように配される。
【0009】
本発明による他の強誘電体メモリ素子は、半導体基板上に形成された下部層間絶縁膜上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列された複数の強誘電体キャパシタを備えるが、前記強誘電体キャパシタの間には層間絶縁膜が前記強誘電体キャパシタと同じ高さに充填されて前記強誘電体キャパシタの上面を露出させている。この層間絶縁膜上にのみ隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタの間において前記層間絶縁膜を露出させるように形成されたビアエッチング阻止膜パターンが形成される。前記ビアエッチング阻止膜パターン上に上部層間絶縁膜が形成されており、前記隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと電気的に接続するように複数のプレートラインが配される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。しかし、本発明は後述する実施形態に限定されず、他の形態にも具体化できる。むしろ、後述する実施形態は開示された内容が徹底で且つ完全になるように、且つ、当業者に本発明の思想を十分に伝えるために提供される。図中、層及び領域の厚さは明確性のために誇張されている。また、ある層が他の層または基板“上”にあると記載されている場合、それは他の層または基板上に直接的に形成されても良く、それらの間に第3の層が挟まれても良い。明細書の全体に亘って同じ参照番号は同じ構成要素を表わす。
【0011】
<第1実施形態>
図9は、本発明の一実施形態による強誘電体メモリ素子の断面図である。本発明の実施形態によれば、セルトランジスタが半導体基板上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列されるが、図9は、各セルトランジスタのゲート延長方向を行方向とした時、それと直交する列方向に切り取った断面である。
【0012】
図9を参照すれば、素子分離済みの半導体基板10上に複数のセルトランジスタが形成されている。一つのセルトランジスタはゲート15及びゲート15両側のソース/ドレイン領域17,18を備えてなる。各ソース/ドレイン領域17,18上にはコンタクトパッド25が形成される。ビットライン30は第1下部層間絶縁膜20を貫通してコンタクトパッド25によりセルトランジスタのドレイン領域18に電気的に接続される。その上部に第2下部層間絶縁膜35が配され、第2及び第1下部層間絶縁膜35,20を貫通してコンタクトプラグ40が形成されている。コンタクトプラグ40はコンタクトパッド25によりセルトランジスタのソース領域17に電気的に接続される。コンタクトパッド25はビットライン30及びコンタクトプラグ40の形成のための各々のコンタクトホールの縦横比が大きくなる場合を考慮して形成するものであり、省略可能である。
【0013】
コンタクトプラグ40上には強誘電体キャパシタ60が形成される。セルトランジスタが2次元的に配列されるためにコンタクトプラグ40も2次元的に配列され、結果的に、強誘電体キャパシタ60も2次元的に配列される。
【0014】
強誘電体キャパシタ60の各々は順次に積層された下部電極45、強誘電体膜パターン50及び上部電極55を備える。下部電極45はコンタクトプラグ40上に位置するので、コンタクトプラグ40を介してソース領域17と電気的に接続される。下部電極45は接着膜、下部拡散防止膜、下部金属酸化膜及び下部金属膜の多重膜よりなり、その総厚さは約1,000Åないし3,000Åにできる。
【0015】
下部拡散防止膜は酸素拡散の防止のために形成され、例えば、TiN,Ti,TiAlN,TiSix,TiSi,TiSiN,TaSiN,TaAlN,Ir,Ru,W,WSiなどの高融点金属、またはそのシリサイドまたはその窒化物を用いて形成できる。強誘電体膜パターン50はPb(Zr,Ti)O膜、SrBiTa膜またはSrBi(Ta,Nb)膜よりなる。それ以外に、SrTiO,BaTiO,(Ba,Sr)TiO,(Pb,La)(Zr,Ti)O,BiTi12膜よりなっても良い。上部電極55は上部金属酸化膜及び上部拡散防止膜の2重膜よりなり、上部電極55の総厚さも約1,000Åないし3,000Åにできる。上部及び下部電極55,45を構成する物質としてPt,Ir,Ru,Rh,Os,Pdなどの金属が用いられる。従って、かかる金属の酸化物、例えばIrO,RhOまたはRuOも使用できる。
【0016】
強誘電体キャパシタ60の各上部電極55は強誘電体キャパシタ60の間を覆う層間絶縁膜70により露出される。この層間絶縁膜70上にのみビアエッチング阻止膜パターン80aが形成される。このビアエッチング阻止膜パターン80a上にのみ水素の浸透を防止するカプセル化障壁膜90が被覆される。カプセル化障壁膜90はアルミニウム酸化膜、チタン酸化膜、ジルコニウム酸化膜、タンタル酸化膜、シリコン窒化膜またはセリウム酸化膜などの金属酸化膜であっても良い。
【0017】
このようなカプセル化障壁膜90は強誘電体膜パターン50の内部に工程中にできたりキャリアガスに含まれたりしている水素原子が浸透することを防止できる。強誘電体膜パターン50内に水素原子が浸透すれば、強誘電体膜パターン50の信頼性が落ちる。浸透した水素原子は強誘電体膜パターン50内の酸素原子と反応して酸素空孔を生じる。このような酸素空孔は強誘電体の分極特性を低下させる。その結果、強誘電体メモリ素子の誤動作を引き起こす。
【0018】
また、水素原子が強誘電体膜パターン50と上部及び下部電極55,45との界面に捕獲されれば、これらの間のエネルギー障壁が低くなる。従って、強誘電体キャパシタの漏れ電流特性が低下する。結論的に、カプセル化障壁膜90は強誘電体キャパシタ60の特性及び信頼性を高める。
【0019】
ビアエッチング阻止膜パターン80aは上部層間絶縁膜95,110により覆われる。ビアエッチング阻止膜パターン80aと層間絶縁膜70及び上部層間絶縁膜95,110は互いにエッチング選択比が異なる物質よりなることが好ましい。例えば、層間絶縁膜70と上部層間絶縁膜95,110膜とが酸化膜よりなる場合、ビアエッチング阻止膜パターン80aはチタン酸化膜、アルミニウム酸化膜、シリコン窒化膜またはシリコン酸窒化膜よりなる。上部層間絶縁膜95,110は順次に積層された第1上部層間絶縁膜95及び第2上部層間絶縁膜110を備える。第1及び第2上部層間絶縁膜95,110の間には複数の第1配線であるストラッピングライン105aが挟まれる。
【0020】
複数の第2配線であるプレートライン120が第1及び第2上部層間絶縁膜95,110とカプセル化障壁膜90とを貫通するスリット型共通ビアホール115を介して隣り合う少なくとも2つの行上に配列された強誘電体キャパシタ60と直接的に接触して形成される。これらプレートライン120は強誘電体キャパシタ60の間においてはビアエッチング阻止膜パターン80aに接する。
【0021】
詳述したように、本実施形態によれば、スリット型共通ビアホールを介してプレートライン及びキャパシタを連結するので、従来の各セルごとにプレートラインの連結のためのビアホールを形成することによる高集積化の制限要因を除去することができる。従って、デザインルールの減少により小型化したキャパシタにおいてプレートラインとの連結構造が改善されることにより、一層高集積化した強誘電体メモリ素子が具現される。
【0022】
以下、本発明の一実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法について説明する。図1ないし図8は、図9に示された本発明の実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【0023】
まず、図1に示されたように、素子分離済みの半導体基板10上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列された複数のセルトランジスタを形成する。まず、複数のゲート15を形成した後、ゲート15両側の半導体基板10に不純物を注入してソース/ドレイン領域17,18を形成する。ゲート15の導電層はドープされたポリシリコン、W、WSi、TiSix、TaSixまたはこれらの組み合わせ膜から形成できる。一つのセルトランジスタはゲート15とゲート15両側のソース/ドレイン領域17,18とを備える。次に、各ソース/ドレイン領域17,18上にコンタクトパッド25を形成する。コンタクトパッド25はドープされたポリシリコンを用いて自己整列により形成できる。
【0024】
コンタクトパッド25まで形成された半導体基板10の全面に第1下部層間絶縁膜20を形成した後、第1下部層間絶縁膜20を貫通してコンタクトパッド25によりセルトランジスタのドレイン領域18と電気的に接続されるビットライン30を形成する。第1下部層間絶縁膜20は、例えばBPSG(Boro Phospho Silicate Glass)から形成でき、ビットライン30は、例えばタングステンから形成できる。
【0025】
ビットライン30の形成された半導体基板10の全面に第2下部層間絶縁膜35を形成した後、第2及び第1下部層間絶縁膜35,20を貫通してコンタクトパッド25により各セルトランジスタのソース領域17と電気的に接続される複数のコンタクトプラグ40を形成する。第2下部層間絶縁膜35もBPSGから形成でき、コンタクトプラグ40は、例えばドープされたポリシリコンから形成できる。
【0026】
コンタクトプラグ40を備える第2下部層間絶縁膜35上に下部電極膜、強誘電体膜及び上部電極膜を順次に形成する。下部電極膜は接着膜、下部拡散防止膜、下部金属酸化膜及び下部金属膜の多重膜から形成でき、その総厚さは約1,000Åないし3,000Åにできる。接着膜は下部電極をコンタクトプラグ40とオーミックコンタクトをなさせるために形成する。接着膜としては、100Åないし500Åのチタン膜をスパッタリングにより蒸着した後、炉において酸素熱処理を施して形成されたチタン酸化膜が挙げられる。必要によっては、接着膜の形成工程を省いても良い。下部拡散防止膜は酸素拡散の防止のために形成され、例えば、TiN,Ti,TiAlN,TiSix,TiSi,TiSiN,TaSiN,TaAlN,Ir,Ru,W,WSiなどの高融点金属、そのシリサイドまたはその窒化物を蒸着して形成する。これら膜はスパッタリングなどの物理的気相蒸着(PVD)、化学気相蒸着(CVD)、ゾル−ゲル方式のうち何れか一つの方法により蒸着できる。下部拡散防止膜は接着膜の形成が省かれた場合にはコンタクトプラグ40とオーミックコンタクトを形成する。コンタクトプラグ40への酸素拡散の防止膜としての役割を考慮する時、低い酸素透過度特性を示すIrを用いることが最も好ましい。上部電極膜は上部金属酸化膜及び上部拡散防止膜の2重膜よりなり、その総厚さも約1,000Åないし3,000Åにできる。上部拡散防止膜は下部拡散防止膜と同じ物質から形成できる。上部及び下部電極膜を構成する物質としては、Pt,Ir,Ru,Rh,Os,Pdなどの金属及び/またはこれらの酸化物が用いられる。例えば、下部電極膜は約1,500ÅのIr、約500ÅのIrO及び約1,500ÅのPtから形成でき、上部電極膜は約300ÅのIr及び約1,200ÅのIrOから形成でき、各成分の蒸着はPVDにより行われる。強誘電体膜はPb(Zr,Ti)O膜、SrBiTa膜またはSrBi(Ta,Nb)膜を用いて形成できるが、この時、スピンコート、LSMCD(Liquid Source Mist Chemical Vapor Deposition)、CVDまたはPVDなどの様々な方法により形成できる。好ましくは、Pb(Zr,Ti)O膜の場合にはゾル−ゲル方法により蒸着した後に結晶化熱処理を通じて形成する。強誘電体膜はそれ以外にもSrTiO,BaTiO,(Ba,Sr)TiO,(Pb,La)(Zr,Ti)O,BiTi12膜から形成しても良い。
【0027】
順次に形成された下部電極膜、強誘電体膜及び上部電極膜を1枚のマスクを用いて連続的にパターニングすることにより、下部電極45、強誘電体膜パターン50及び上部電極55が順次に積層された複数の強誘電体キャパシタ60を形成する。強誘電体キャパシタ60はコンタクトプラグ40上に形成される。セルトランジスタが2次元的に配列されるためにコンタクトプラグ40も2次元的に配列され、結果的に、強誘電体キャパシタ60も2次元的に配列される。
【0028】
高集積化した強誘電体メモリ素子においては、オーバーレイマージンがかなり減るので、既存の3枚のマスクを用いたエッチング工程を適用することはできない。チタン窒化膜よりなる1つのハードマスク膜及びフォトレジストを用いた通常の写真エッチング工程を用いてこのようなキャパシタノード分離を行うことができる。
【0029】
次に、図2に示されたように、強誘電体キャパシタ60を覆う層間絶縁膜70を形成し、その上にビアエッチング阻止膜80を形成する。層間絶縁膜70は、例えばUSG(Undoped Silicate Glass)、PSG(Phosphorus Silicate Glass)、PE−TEOS(Plasma Enhanced Tetra Ethyl Ortho Silicate Glass)などにより形成できる。あるいは、絶縁性を有する様々な膜質の組み合わせ膜から形成できる。ビアエッチング阻止膜80は層間絶縁膜70とエッチング選択比が異なる膜質でなければならず、例えば、チタン酸化膜、アルミニウム酸化膜、シリコン窒化膜またはシリコン酸窒化膜から形成する。
【0030】
積層後にビアエッチング阻止膜80及び層間絶縁膜70は、図3のように各セルごとにパターニングされて各上部電極55を露出するセルビアホール85が形成される。参照番号“80a”はパターニングされたビアエッチング阻止膜、すなわちビアエッチング阻止膜パターンを表わす。
【0031】
次に、図4の段階において、ビアエッチング阻止膜パターン80aに沿って水素の浸透を防止するカプセル化障壁膜90が被覆される。カプセル化障壁膜90はアルミニウム酸化膜、チタン酸化膜、ジルコニウム酸化膜、タンタル酸化膜、シリコン窒化膜またはセリウム酸化膜から形成できる。カプセル化障壁膜90は強誘電体膜パターン50の内部に工程中に生じたりキャリアガスに含まれたりしている水素原子が浸透することを防止できる。前述したように、水素原子の浸透は最大限に防止しなければならない。水素は基本的に上部電極を介して強誘電体膜パターンに拡散されて強誘電体材料に含まれている酸化物を還元させる。その結果、強誘電体キャパシタの電子特性が劣化する。強誘電体膜パターンの上部電極への付着性は界面において起こる化学的な変化により低くなる。上部電極は酸化−還元反応により生じる酸素、水などの生成物により押し上げられる。従って、上部電極と強誘電体膜パターンとの界面において剥がれやすくなる。カプセル化障壁膜90を形成すれば水素原子の浸透が防止されるため、このような問題を予防できる。カプセル化障壁膜90は段差塗布性を高めるために、IMP(Ion Metal Plasma)またはコリメート方法を用いたPVDまたはCVD方法により形成でき、CVD方法のうちでもPE−CVD、LP(Low Pressure)−CVDまたはAP(Atmospheric Pressure)−CVDにより形成できる。あるいは、原子層蒸着(ALD)方式を用いても良い。特に、ALD方式は低温下で具現でき、物理的及び化学的にも極めて安定的なカプセル化障壁膜を形成する。1原子層単位に繰り返し形成するので、膜厚を正確に制御することが可能であり、カプセル化障壁膜が蒸着される被蒸着表面のトポロジーがいかに複雑であっても100%の段差塗布性を持たせて形成できる。
【0032】
図5を参照すれば、ビアエッチング阻止膜パターン80aはセルビアホール85を完全に埋め込む第1上部層間絶縁膜95により覆われる。第1上部層間絶縁膜95はビアエッチング阻止膜パターン80aとエッチング選択比が異なる物質よりなることが好ましい。ビアエッチング阻止膜パターン80aとしてチタン酸化膜、アルミニウム酸化膜、シリコン窒化膜またはシリコン酸窒化膜を用いた場合、第1上部層間絶縁膜95として酸化膜を用いる。例えば、第1上部層間絶縁膜95はUSG,PSG,PE−TEOSなどにより形成できる。次に、アルミニウムなどの金属層を蒸着して第1上部層間絶縁膜95上に導電層105を形成する。
【0033】
図6を参照すれば、導電層105をパターニングすることにより、第1上部層間絶縁膜95上にストラッピングライン105aを形成する。ストラッピングライン105aは隣接する2つのセルビアホール85の両側に形成される。
【0034】
次に、図7に示されたように、ストラッピングライン105aの形成された結果物上に第2上部層間絶縁膜110を形成する。ストラッピングライン105aが金属よりなり、後続して形成するプレートラインもまた金属よりなれば、第2上部層間絶縁膜110を金属間絶縁膜と言える。第2上部層間絶縁膜110はビアエッチング阻止膜パターン80aとエッチング選択比が異なる物質よりなることが好ましい。従って、第1上部層間絶縁膜95と同様に、酸化膜、例えば、USG,PSG,PE−TEOSなどにより形成する。
【0035】
次に、図8に示されたように、隣接したキャパシタ60の上部電極55を露出させるスリット型共通ビアホール115を形成する。断面上には、スリット型共通ビアホール115が2つのキャパシタ上部電極を露出させるように見えるが、実際の平面上にはさらに多くの上部電極を露出させる。好ましくは、少なくとも2つの行上に配列された強誘電体キャパシタの上部電極を露出させる。スリット型共通ビアホール115はその下のセルビアホール85と重畳するように形成される。この時、ビアエッチング阻止膜パターン80aをエッチング終了点として第2及び第1上部層間絶縁膜110,95をエッチングする。この過程で露出されたカプセル化障壁膜90部分もエッチングされる。ビアエッチング阻止膜80として層間絶縁膜70、第1上部層間絶縁膜95及び第2上部層間絶縁膜110とエッチング選択比が異なる物質を用いるので、ビアエッチング阻止膜パターン80aが各強誘電体キャパシタ60間の層間絶縁膜70をエッチングから保護する。これにより、エッチング用ケミカルが強誘電体膜パターン50に浸透してキャパシタを劣化させる心配がない。ビアエッチング阻止膜パターン80aがない部分においては、第1及び第2上部層間絶縁膜95,110のエッチングが進んでキャパシタ上部電極55が露出される。
【0036】
次に、アルミニウムなどの金属膜を蒸着してプレートライン120を形成すれば、図9に示されたように、強誘電体メモリ素子が製造される。プレートライン120は隣り合う少なくとも2つの行上に配列された強誘電体キャパシタ60と電気的に接続されるが、強誘電体キャパシタ60の間においてはビアエッチング阻止膜パターン80aに接する。プレートライン120はアルミニウムにのみ限定されることはなく、伝導性を有する物質であればいかなるものであっても良い。アルミニウムから形成する場合、CVD法を用いて形成しても良く、スパッタリング法により形成しても良い。ここで、スパッタリング法は比較的広いスリット型共通ビアホール115内に行うものであるため、高温リフロー工程を必要としない。従って、既に形成された強誘電体キャパシタ60の特性劣化を回避できる。
【0037】
上述したように、本実施形態によれば、スリット型共通ビアホールを形成する時にはビアエッチング阻止膜パターンをエッチング終了点として用いるので、その下部の層間絶縁膜は損傷されない。従って、エッチング用ケミカルが強誘電体膜パターンあるいは下部電極まで露出させることがないため、キャパシタにダメージを与えない。従って、残留分極特性が劣化したりその分布が悪くなったりする問題がない。
【0038】
<第2実施形態>
図10ないし図15は、本発明の第2実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。本実施形態によれば、セルトランジスタが半導体基板上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列されるが、図10ないし図15は、各セルトランジスタのゲート延長方向を行方向とした時、それと直交する列方向に切り取った断面である。図1ないし図9に示された構成要素と同じ機能を有する構成要素に対しては同じ参照番号を使用し、これらについての詳細な説明は省く。本実施形態が前述した実施形態と異なる点は、ビアエッチング阻止膜を形成するに先立って層間絶縁膜を平坦化させるところにある。
【0039】
まず、図15を参照し、強誘電体メモリ素子の構造について説明すれば、強誘電体キャパシタ60の各上部電極55は強誘電体キャパシタ60の間を覆う層間絶縁膜170により露出される。この時、層間絶縁膜170は強誘電体キャパシタ60の間にこれらと同じ高さに充填されている。この層間絶縁膜170上にはビアエッチング阻止膜パターン180aが形成されているが、これは、隣り合う少なくとも2つの行上に配列された強誘電体キャパシタ60の間においては層間絶縁膜170を露出させるように形成されている。
【0040】
ビアエッチング阻止膜パターン180aは上部層間絶縁膜195,210により覆われるが、ビアエッチング阻止膜パターン180aと層間絶縁膜170及び上部層間絶縁膜195,210はエッチング選択比が異なる物質よりなることが好ましい。例えば、層間絶縁膜170と上部層間絶縁膜195,210とが酸化膜よりなる場合、ビアエッチング阻止膜パターン180aはチタン酸化膜、アルミニウム酸化膜、シリコン窒化膜またはシリコン酸窒化膜よりなる。
【0041】
上部層間絶縁膜195,210は順次に積層された第1上部層間絶縁膜195及び第2上部層間絶縁膜210を備える。第1及び第2上部層間絶縁膜195,210の間には複数のストラッピングライン105aが挟まれる。複数の第2配線であるプレートライン220は第1及び第2上部層間絶縁膜195,210を貫通するスリット型共通ビアホール215を介して隣り合う少なくとも2つの行上に配列された強誘電体キャパシタ60と直接的に接触して形成される。これらプレートライン220は強誘電体キャパシタ60の間においては層間絶縁膜170に接する。
【0042】
一方、図面には示されていないが、強誘電体キャパシタ60と層間絶縁膜170との間、または第1及び第2上部層間絶縁膜195,210の内部に水素の浸透を防止するカプセル化障壁膜(図9の参照番号90)がさらに被覆されていても良い。
【0043】
このような構造の強誘電体メモリ素子も各セルごとにプレートラインの連結のためのビアホールを形成する代わりに、スリット型共通ビアホールを介してプレートラインとキャパシタとを連結するので、集積化に極めて有利である。
【0044】
以下では、図10ないし図14に基づき図15に示された強誘電体メモリ素子の製造方法について説明する。
【0045】
まず、図10に示されたように、前記実施形態において図1に基づき説明された段階、すなわち、順次に形成された下部電極膜、強誘電体膜及び上部電極膜を1枚のマスクを用いて連続的にパターニングすることにより、下部電極45、強誘電体膜パターン50及び上部電極55が順次に積層された複数の強誘電体キャパシタ60を形成する段階まで行う。その次に、強誘電体キャパシタ60を覆う層間絶縁膜170を形成する。層間絶縁膜170はUSG,PSG,PE−TEOSなどにより形成できる。
【0046】
次に、図11に示されたように、層間絶縁膜170に対して平坦化工程を行う。前記平坦化工程はエッチバックまたはCMPなどにより行うが、キャパシタ60の上部電極55が露出されるまで行ってキャパシタ60の間にのみ層間絶縁膜170を残留させ、キャパシタ60上には層間絶縁膜170を残留させない。次に、平坦化した層間絶縁膜170を備える半導体基板10の全面にビアエッチング阻止膜180を形成する。ビアエッチング阻止膜180は層間絶縁膜170とエッチング選択比が異なる物質、例えば、チタン酸化膜、アルミニウム酸化膜、シリコン窒化膜またはシリコン酸窒化膜から形成する。伝導性を有する膜である場合にはフォトリソグラフィを用いてビアエッチング阻止膜を単位セル束当たり1つずつ分離されるように形成する必要がある。
【0047】
次に、図12の段階において、ビアエッチング阻止膜180上に第1上部層間絶縁膜195を形成する。第1上部層間絶縁膜195はビアエッチング阻止膜180とエッチング選択比が異なる物質よりなることが好ましく、例えば、USG,PSG,PE−TEOSなどにより形成できる。第1上部層間絶縁膜195上にアルミニウムなどの導電層を形成した後にパターニングしてストラッピングライン105aを形成する。
【0048】
次に、図13に示されたように、ストラッピングライン105aの形成された結果物上に第2上部層間絶縁膜210を形成する。第2上部層間絶縁膜210もUSG,PSG,PE−TEOSなどにより形成できる。
【0049】
次に、図14に示されたように、隣接したキャパシタ60の上部電極55を露出させるスリット型共通ビアホール215を形成する。断面上には、スリット型共通ビアホール215が2つのキャパシタ上部電極を露出するように見えるが、実際の平面上にはより多くの上部電極を露出させる。好ましくは、少なくとも2つの行上に配列された強誘電体キャパシタの上部電極を露出させる。この時、ビアエッチング阻止膜180をエッチング終了点として第1及び第2上部層間絶縁膜195,210を選択的にエッチングする。ビアエッチング阻止膜180として層間絶縁膜170、第1上部層間絶縁膜195及び第2上部層間絶縁膜210とエッチング選択比が異なる物質を用いるので、スリット型共通ビアホール215を形成する間にビアエッチング阻止膜180が各強誘電体キャパシタ60の間の層間絶縁膜170をエッチングから保護する。これにより、エッチング用ケミカルが強誘電体膜パターン50に浸透してキャパシタを劣化させる心配がない。
【0050】
次に、図15は、第2上部層間絶縁膜210、第1上部層間絶縁膜195及び層間絶縁膜170をエッチングせずにスリット型共通ビアホール215内のビアエッチング阻止膜180を除去して強誘電体キャパシタ60の上面を露出させた後、プレートライン220を形成した結果を示す。強誘電体キャパシタ60の上面が露出されつつビアエッチング阻止膜180はパターニングされ、これを参照番号“180a”と示す。ビアエッチング阻止膜180の除去方法は、例えばアルゴンを用いたRF(Radio Frequency)スパッタリングによる。ここで、プレートライン220は隣り合う少なくとも2つの行上に配列された強誘電体キャパシタ60と電気的に接続され、強誘電体キャパシタ60の間においては層間絶縁膜170に接する。
【0051】
図14及び図15の段階の間にビアエッチング阻止膜180がなければスリット型共通ビアホール215を形成する時に層間絶縁膜170がリセスし過ぎて強誘電体膜パターン50が露出し、以降のプレートライン220の形成時にダイレクトコンタクトが形成されて強誘電性の低下を引き起こす。オーバーエッチング量が多過ぎる場合には下部電極45との接触による短絡が起こるため、強誘電体メモリ素子の不良を引き起こす。従って、本実施形態による場合には、エッチング用ケミカルが強誘電体膜パターンあるいは下部電極まで露出させることなく堅い強誘電体メモリ素子を製造でき、各々のキャパシタにおける残留分極均一性が保持されるので、強誘電体メモリ素子のセンシングマージンが減るなどの不良が防止される。
【0052】
上述したように、本実施形態によれば、スリット型共通ビアホールを形成する時にはビアエッチング阻止膜をエッチング終了点として用いるので、その下部の層間絶縁膜は損傷されない。これにより、エッチング用ケミカルがキャパシタ誘電膜に浸透してキャパシタ特性を劣化させていた従来の問題を解決することができる。
【0053】
本発明は前述した実施形態に限定されず、当業者のレベルにおいて変形及び改良が可能である。例えば、前記プレートラインの各々は隣り合う3つ以上の行上に配列された強誘電体キャパシタと接続されても良い。
【0054】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、スリット型共通ビアホールを介してプレートラインとキャパシタとを連結するので、従来各セルごとにプレートラインの連結のためのビアホールを形成することによる集積化の制限要因を除去する。本発明の実施形態においては、一本のプレートラインがセルアレイ内に隣り合う少なくとも2つの行上に配列された強誘電体キャパシタの上部電極と直接的に接触する。このようなプレートラインを備えて強誘電体メモリ素子の集積度を顕著に高めることができると共に、強誘電体メモリ素子の信頼性を高めることができる。
【0055】
スリット型共通ビアホールを形成する時にはビアエッチング阻止膜をエッチング終了点として用いるので、その下部の層間絶縁膜は損傷されない。これにより、エッチング用ケミカルがキャパシタ誘電膜に浸透してキャパシタ特性を劣化させていた従来の問題を解決できる。このような工程を適用すれば、極めて安定したキャパシタを製造でき、その結果、画期的な素子特性の向上が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図5】 本発明の一実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図6】 本発明の一実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図7】 本発明の一実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図8】 本発明の一実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図9】 本発明の一実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図10】 本発明の他の実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図11】 本発明の他の実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図12】 本発明の他の実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図13】 本発明の他の実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図14】 本発明の他の実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【図15】 本発明の他の実施形態による強誘電体メモリ素子及びその製造方法を説明するための断面図である。
【符号の説明】
10 半導体基板
15 ゲート
17 ソース領域
18 ドレイン領域
20 第1下部層間絶縁膜
25 コンタクトパッド
30 ビットライン
35 第2下部層間絶縁膜
40 コンタクトプラグ
45 下部電極
50 強誘電体膜パターン
55 上部電極
60 強誘電体キャパシタ
70 層間絶縁膜
80a ビアエッチング阻止膜パターン
90 カプセル化障壁膜
95 第1上部層間絶縁膜
105a ストラッピングライン
110 第2上部層間絶縁膜
115 ビアホール
120 プレートライン

Claims (27)

  1. 半導体基板上に形成された下部層間絶縁膜と、
    前記下部層間絶縁膜上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列された複数の強誘電体キャパシタと、
    前記強誘電体キャパシタの間を覆いつつ前記強誘電体キャパシタの上面を露出させる層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜上にのみ形成されたビアエッチング阻止膜パターンと、
    前記ビアエッチング阻止膜パターン上に形成された上部層間絶縁膜と、
    隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの間においては前記ビアエッチング阻止膜パターンに接するように配された複数のプレートラインと、を備え
    前記強誘電体キャパシタは各々順次に積層された下部電極、強誘電体膜パターン及び上部電極を備え、前記プレートラインは隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記上部電極と直接的に接触し、
    前記プレートラインは前記上部層間絶縁膜を貫通するスリット型共通ビアホールを介して隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記上部電極と直接的に接触する共通プレートラインであることを特徴とする強誘電体メモリ素子。
  2. 前記ビアエッチング阻止膜パターンは前記層間絶縁膜及び前記上部層間絶縁膜とエッチング選択比が異なる物質よりなることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ素子。
  3. 前記層間絶縁膜及び前記上部層間絶縁膜は酸化膜よりなり、前記ビアエッチング阻止膜パターンはチタン酸化膜、アルミニウム酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸窒化膜よりなる群から選ばれた膜よりなることを特徴とする請求項2に記載の強誘電体メモリ素子。
  4. 前記ビアエッチング阻止膜パターン上に被覆されて水素の浸透を防止するカプセル化障壁膜をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ素子。
  5. 前記カプセル化障壁膜はアルミニウム酸化膜、チタン酸化膜、ジルコニウム酸化膜、タンタル酸化膜、シリコン窒化膜及びセリウム酸化膜よりなる群から選ばれた金属酸化膜であることを特徴とする請求項4に記載の強誘電体メモリ素子。
  6. 前記層間絶縁膜及び前記ビアエッチング阻止膜パターンは前記強誘電体キャパシタの上面を露出させるセルビアホールを限定し、前記セルビアホールは前記スリット型共通ビアホールと重畳することを特徴とする請求項に記載の強誘電体メモリ素子。
  7. 前記下部層間絶縁膜内には、
    前記半導体基板上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列された複数のセルトランジスタと、
    前記セルトランジスタのドレイン領域と電気的に接続される複数のビットラインと、
    前記セルトランジスタのソース領域と電気的に接続される複数のコンタクトプラグと、を備え、
    前記強誘電体キャパシタは前記コンタクトプラグを介して前記ソース領域と電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ素子。
  8. 前記上部層間絶縁膜は順次に積層された第1及び第2上部層間絶縁膜を備え、
    前記第1及び第2上部層間絶縁膜の間に前記スリット型共通ビアホールの両側にストラッピングラインをさらに備えることを特徴とする請求項に記載の強誘電体メモリ素子。
  9. 半導体基板上に下部層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記下部層間絶縁膜上に行方向及び列方向に沿って2次元的に複数の強誘電体キャパシタを形成する段階と、
    前記強誘電体キャパシタを覆う層間絶縁膜及びビアエッチング阻止膜を順次に形成する段階と、
    前記強誘電体キャパシタの間を覆いつつ前記強誘電体キャパシタの上面を露出させるセルビアホールが形成されるように前記ビアエッチング阻止膜及び前記層間絶縁膜をパターニングする段階と、
    前記セルビアホールを完全に埋め込む第1上部層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記第1上部層間絶縁膜上にストラッピングラインを形成する段階と、
    前記ストラッピングラインを完全に覆う第2上部層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記パターニングされたビアエッチング阻止膜をエッチング終了点として前記第2及び第1上部層間絶縁膜をエッチングしてスリット型共通ビアホールを形成する段階と、
    前記スリット型共通ビアホール内に導電層を蒸着することにより、隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの間においては前記ビアエッチング阻止膜パターンに接するように配された複数のプレートラインを形成する段階と、を含み、
    前記強誘電体キャパシタを形成する段階は、前記下部層間絶縁膜上に下部電極膜、強誘電体膜及び上部電極膜を順次に形成する段階と、
    前記上部電極膜、前記強誘電体膜及び前記下部電極膜を連続的にパターニングして下部電極、強誘電体膜パターン及び上部電極が順次に積層された複数の強誘電体キャパシタを形成する段階と、を含み、
    前記プレートラインは前記第1及び第2上部層間絶縁膜を貫通する前記スリット型共通ビアホールを介して隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタの前記上部電極と直接的に接触する共通プレートラインとして形成することを特徴とする強誘電体メモリ素子の製造方法。
  10. 前記ビアエッチング阻止膜は前記層間絶縁膜、前記第1上部層間絶縁膜及び前記第2上部層間絶縁膜とエッチング選択比が異なる物質から形成することを特徴とする請求項に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
  11. 前記層間絶縁膜、前記第1上部層間絶縁膜及び前記第2上部層間絶縁膜は酸化膜を用いて形成し、前記ビアエッチング阻止膜はチタン酸化膜、アルミニウム酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸窒化膜よりなる群から選ばれた膜を用いて形成することを特徴とする請求項10に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
  12. 前記ビアエッチング阻止膜及び前記層間絶縁膜をパターニングする段階後に、水素の浸透を防止するカプセル化障壁膜を被覆する段階をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
  13. 前記カプセル化障壁膜はアルミニウム酸化膜、チタン酸化膜、ジルコニウム酸化膜、タンタル酸化膜、シリコン窒化膜及びセリウム酸化膜よりなる群から選ばれた金属酸化膜を用いて形成することを特徴とする請求項12に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
  14. 前記プレートラインは前記第1及び第2上部層間絶縁膜と前記カプセル化障壁膜とを貫通するスリット型共通ビアホールを介して隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと直接的に接触する共通プレートラインとして形成することを特徴とする請求項12に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
  15. 前記強誘電体膜はPb(Zr,Ti)O3膜、SrBi2Ta2O9膜及びSrBi(Ta,Nb)2O9膜よりなる群から選ばれた膜を用いて形成することを特徴とする請求項に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
  16. 前記下部層間絶縁膜を形成する段階前に、
    前記半導体基板上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列された複数のセルトランジスタを形成する段階と、
    前記セルトランジスタを有する半導体基板の全面に第1下部層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記第1下部層間絶縁膜を貫通して前記セルトランジスタのドレイン領域と電気的に接続される複数のビットラインを形成する段階と、
    前記ビットラインの形成された半導体基板の全面に第2下部層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記第2及び第1下部層間絶縁膜を貫通して前記強誘電体キャパシタと前記セルトランジスタのソース領域とを電気的に接続させる複数のコンタクトプラグを形成する段階と、を含むことを特徴とする請求項に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
  17. 半導体基板上に形成された下部層間絶縁膜と、
    前記下部層間絶縁膜上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列された複数の強誘電体キャパシタと、
    前記強誘電体キャパシタの間に前記強誘電体キャパシタと同じ高さに充填されて前記強誘電体キャパシタの上面を露出させている層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜上に形成されるが、隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタの間においては前記層間絶縁膜を露出させるように形成されたビアエッチング阻止膜パターンと、
    前記ビアエッチング阻止膜パターン上に形成された上部層間絶縁膜と、
    前記隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと電気的に接続されるように配された複数のプレートラインと、を備え
    前記強誘電体キャパシタは各々順次に積層された下部電極、強誘電体膜パターン及び上部電極を備え、前記プレートラインは隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記上部電極と直接的に接触し、
    前記プレートラインは前記上部層間絶縁膜を貫通するスリット型共通ビアホールを介して前記隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと直接的に接触する共通プレートラインであることを特徴とする強誘電体メモリ素子。
  18. 前記ビアエッチング阻止膜パターンは前記層間絶縁膜及び前記上部層間絶縁膜とエッチング選択比が異なる物質よりなることを特徴とする請求項17に記載の強誘電体メモリ素子。
  19. 前記層間絶縁膜及び前記上部層間絶縁膜は酸化膜よりなり、前記ビアエッチング阻止膜パターンはチタン酸化膜、アルミニウム酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸窒化膜よりなる群から選ばれた膜よりなることを特徴とする請求項18に記載の強誘電体メモリ素子。
  20. 前記強誘電体キャパシタと前記層間絶縁膜との間、または前記上部層間絶縁膜の内部に水素の浸透を防止するカプセル化障壁膜がさらに挟まれていることを特徴とする請求項17に記載の強誘電体メモリ素子。
  21. 前記カプセル化障壁膜はアルミニウム酸化膜、チタン酸化膜、ジルコニウム酸化膜、タンタル酸化膜、シリコン窒化膜及びセリウム酸化膜よりなる群から選ばれた金属酸化膜であることを特徴とする請求項20に記載の強誘電体メモリ素子。
  22. 半導体基板上に下部層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記下部層間絶縁膜上に行方向及び列方向に沿って2次元的に複数の強誘電体キャパシタを形成する段階と、
    前記強誘電体キャパシタを覆う層間絶縁膜を形成した後、前記強誘電体キャパシタの上面が露出されるまで平坦化させる段階と、
    前記平坦化した層間絶縁膜を備える半導体基板の全面にビアエッチング阻止膜を形成する段階と、
    前記ビアエッチング阻止膜を備える半導体基板の全面に第1上部層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記第1上部層間絶縁膜上にストラッピングラインを形成する段階と、
    前記ストラッピングラインを完全に覆う第2上部層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記ビアエッチング阻止膜をエッチング終了点として隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタの間において前記第2上部層間絶縁膜及び前記第1上部層間絶縁膜を選択的にエッチングしてスリット型共通ビアホールを形成する段階と、
    前記第2上部層間絶縁膜、前記第1上部層間絶縁膜及び前記層間絶縁膜をエッチングせずに前記スリット型共通ビアホール内のビアエッチング阻止膜をエッチングして前記強誘電体キャパシタの上面を露出させる段階と、
    前記スリット型共通ビアホール内に導電層を蒸着することにより、前記隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの間においては前記層間絶縁膜に接するように配された複数のプレートラインを形成する段階と、を含み、
    前記強誘電体キャパシタを形成する段階は、前記下部層間絶縁膜上に下部電極膜、強誘電体膜及び上部電極膜を順次に形成する段階と、
    前記上部電極膜、前記強誘電体膜及び前記下部電極膜を連続的にパターニングして下部電極、強誘電体膜パターン及び上部電極が順次に積層された複数の強誘電体キャパシタを形成する段階と、を含み、
    前記プレートラインは前記第1及び第2上部層間絶縁膜を貫通する前記スリット型共通ビアホールを介して隣り合う少なくとも2つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタの前記上部電極と直接的に接触する共通プレートラインとして形成することを特徴とする強誘電体メモリ素子の製造方法。
  23. 前記ビアエッチング阻止膜は前記層間絶縁膜、前記第1上部層間絶縁膜及び前記第2上部層間絶縁膜とエッチング選択比が異なる物質から形成することを特徴とする請求項22に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
  24. 前記層間絶縁膜、前記第1上部層間絶縁膜及び前記第2上部層間絶縁膜は酸化膜を用いて形成し、前記ビアエッチング阻止膜はチタン酸化膜、アルミニウム酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸窒化膜よりなる群から選ばれた膜を用いて形成することを特徴とする請求項23に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
  25. 前記層間絶縁膜を平坦化させる段階は、エッチバックまたは化学機械的研磨により行われることを特徴とする請求項22に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
  26. 前記強誘電体キャパシタと前記層間絶縁膜との間、または前記第1層間絶縁膜または第2層間絶縁膜の内部に水素の浸透を防止するカプセル化障壁膜を被覆する段階をさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
  27. 前記カプセル化障壁膜はアルミニウム酸化膜、チタン酸化膜、ジルコニウム酸化膜、タンタル酸化膜、シリコン窒化膜及びセリウム酸化膜よりなる群から選ばれた金属酸化膜を用いて形成することを特徴とする請求項26に記載の強誘電体メモリ素子の製造方法。
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