JP4371754B2 - エレベータかご室 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータかご室に係わり、特にエレベータかご室内に設けられる手すりの改良に関するものである。
エレベータかご室内には、乗客の安全確保などのために、乗客の腰のあたりに横方向に手すりが設けられる。従来は図11の平面図に示すように、エレベータかご室のトランク扉75や操作盤76が開閉されるとき障害とならないように、手すり72は、これらにぶつからない長さにされていた。
しかしこのような長さでは、手すりが非常に短くなってしまい、手すりにつかまれる乗客は限られてしまい、多くの乗客にとって不便であり、安全性の点でも問題があった。
本発明は、上記のような、従来のエレベータかご室の手すりの問題点に鑑みてなされたもので、近くにトランク扉や操作盤があっても、手すりの長さを充分取ることが可能でありしたがって、便利で安全性も高い手すりを有するエレベータかご室を提供することを目的とする。
本発明の請求項1によれば、エレベータかご室の保守対応するトランク若しくは操作盤の前、若しくはこれ等の扉の開転位置に設けられる手すりと、
この手すりが、かご室の側板にL字ブラケットにより、そのL字それぞれの脚部を回転軸とし、前記側板に対し平行に、若しくは前記側板に対し手前に、回動可能になるように前記手すりの一端を前記エレベータかご室の側板に固定する第1の固定手段と、この第1の固定手段により一端を固定された前記手すりが、ほぼ水平になるように前記手すりの他端を、前記側板に着脱可能に固定する第2の固定手段とを有することを特徴とするエレベータかご室を提供する。
本発明の請求項2によれば、前記エレベータかご室において、前記第2の固定手段は、前記手すりの他端に設けた前記ブラケットの台を、前記側板に設けた座に、ねじにより前記側板に、着脱可能に固定されることを特徴とするエレベータかご室を提供する。
本発明の請求項によれば、前記エレベータかご室において、前記第2の固定手段は、前記手すりの他端に設けたブラケットの台を、前記側板に設けた座に、鍵の回転により前記側板に着脱可能に固定することを特徴とするエレベータかご室を提供する。
本発明によれば、近くにトランク扉や操作盤があっても、手すりの長さを充分取ることが可能であり、したがって、便利で安全性も高い手すりを有するエレベータかご室を得ることができる効果がある。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1(a)(b)に本発明一実施形態において手すりを取り付けるときの移動状態、手すりを取り付けたときの側面図を示し、図2は、手すり12の左側部分あたりの拡大断面図である。
エレベータかご室を構成する側板11の、手すり12が取り付けられる両端に近い位置に座13a,13bが固定される。図2に示すように、一方の座13aの上には、手すり12に下方から取着されたブラケット14aが、回転軸15を中心に回転可能に、台15aに設けられた手すり固定ねじ16aで固定されている。番号17は側板11の裏面で回転軸15を保持する軸受けであり、この軸受け17はねじ18、19で側板11に止められている。他方のブラケット14bは台15bに取り付けられている。
手すり12を設定するときには、ブラケット14aを中心に12”の位置から12’の位置、更に12の位置に回動させ、手すり固定ねじ16bを台15bに固定する。また、台15bに取り付けられている手すり固定ねじ16bをはずすことにより、手すり12は、ブラケット14aを中心に12の位置から12’の位置、更に12”の位置に回動可能である。
この実施形態によれば、手すり固定ねじ16bをはずすことにより、手すりを回動させてほぼ水平な状態からほぼ垂直な状態にすることができ、手すりの横にエレベータかご室のトランク扉や、操作盤があっても、手すりが邪魔にならず、開閉や作業を容易にすることが可能となる。
図3乃至図5を用いて本発明の第2の実施形態の構成例を説明する。図3はこの実施形態で手すり22が水平方向と垂直方向に回動可能であることを示す正面図であり、図4は、図3の右側の手すり取り付け部付近の断面図であり、図5は図4における台15bに設けられた鍵穴の方向を示す図である。
手すり22が22”、22’及び22の各位置で回動することは上記実施形態の場合と同様である。この実施形態では、手すりの右側取り付け部分の仕組みが上記実施形態と異なっている。即ち、ブラケット24bが台25bに取り付けられており、手すり22の回動動作でブラケット24b及び台25bは移動する。
台25bには、鍵27を差し込み、回転できる鍵穴28が設けられている鍵穴28には、29が連動している。座23bは側板21にねじで固着されているが、手すり22を垂直方向から水平方向に持ち上げ、この座23bに上記台25bを当て、鍵穴28に鍵27を差し込み、例えば時計方向に回すと、留め金29が作動して台25bが座23bに固定される。
一方、鍵27を鍵穴28に差し込み、反時計方向に回すと、留め金29が作動して台25bが座23bから離脱でき、手すり22を水平方向から垂直方向に回動できる。
本発明のこの実施形態によれば、鍵27を差し込んで回すことに、より容易に手すりを水平方向に固定しあるいは、垂直方向に回動することが可能である。
図6を用いて本発明の第3の実施形態について説明する。図6は側板31に水平方向に設けられた手すりを示す図面であり、この手すりは分割され、第1の手すり32aと第2の手すり32bとか成っている。第1の手すり32aは、その左端部に下方から取り付けられたブラケット33aを中心に、右端部を反時計方向に約90度、回動自在に設けられており、手すり使用時の右端部の固定は、上記第1の実施形態と同様に例えば、ブラケット33bを手すり固定ねじで固定することによりなされる。
一方、第2の手すり32bも同様に、右端部は下方から取り付けられたブラケット34aが回転自在に設けられている。この第2の手すり32bは、ブラケット34aを中心に約90度時計回りに回動可能である。第2の手すり32bを使用するときも、この手すりの右端部に設けられたブラケット34bを手すり固定ねじで固定すればよい。
第2の手すり32bの右端部を下げる方向に回動させて、例えばトランク扉35の開閉を容易に行うことができるようにすることができる。一方、第1の手すり32aの右端部を上げる方向に回動させることにより、この手すりをほぼ垂直に立てることができ、例えば操作盤36の開閉を自由に行えるようにすることが可能である。
なお、図7に示すように、第1の手すり32aの右端部37と第2の手すりの左端部38を丸くして、しかもその頂点が近接するようにすれば、手すり部分を長くすることができ、分割部分の隙間を最小限にして手すりにつかまる人の違和感を払拭することができる。
上記実施形態では、分割された手すりの一方を上方に回動し、他方を下方に回動するようにしたが、両方とも上方あるいは下方に回すようにしてもよい。
本発明のこの実施形態によれば、手すり全体を垂直に立てなくとも、トランク扉や操作盤に当たる手すりの部分のみを立てるだけでよい。
図8により本発明の第4の実施形態について説明する。同図において、手すり41は、その一端部が固着されたブラケット42aを中心に側板40から離れる方向に回動可能になっている。この手すり41の他端部に設けられたブラケット42bは、台を介して側板40に手すり固定ねじ43で固定可能である。
このようにすれば、リターンパネル44に取り付けられている操作盤45の開閉時には手すり41のブラケット42bが取り付けられた端部を側板40から離すようにしておくことにより、操作盤45の開閉を容易に行うことができる。
図9(a)(b)により本発明の第5の実施形態について説明する。図9(a)はエレベータ内手すりなどの部分の正面図、図9(b)は同図(a)におけるA部の拡大図である。手すり52は、手すり外筒53内に手すり内筒54a,54bがスライド可能に設けられている。
したがって、手すり52の使用時には手すり内筒54a、54bは最大限度まで突出させている。例えばトランク扉55を開閉するときには、手すり内筒54bをスライドさせ手すり外筒53中に押し込むことにより、容易に操作することができる。
また、操作盤56を開閉するときには、手すり内筒54aをスライドさせ手すり外筒53中に押し込むことにより、容易に操作することができる。
この実施形態によれば、トランク扉55や操作盤56を開閉するとき、手すり部分をスライドさせるだけで簡単に、開閉操作を行うことが可能である。
図10(a)(b)により本発明の第6の実施形態について説明する。図10(a)は、この実施形態の正面図であり、図10(b)は同図(a)におけるB部の拡大図である。この実施形態では、手すりとして3分割された第1の手すり62a,第2の手すり62b、第3の手すり62cを有し、第2の手すり62bは固定されている。第1の手すり62aの右端部はヒンジ機構により第2の手すり62bに取り付けられており、第1の手すり62aはその左端部を下方にほぼ90度、回動可能にされている。また、第3の手すり62cはその右端部をヒンジ機構63bにより第2の手すり62bに取り付けられており、第3の手すり62cの左端部は下方にほぼ90度、回動可能にされている。
したがって、トランク扉65を開閉するときには、第3の手すり62cの右端部を下方に回動すれば容易に、開閉操作をすることが可能である。また、操作盤66を開閉するときには、第1の手すり62aの左端部を下方に回動することにより、容易に開閉操作をすることが可能である。
本発明のこの実施形態によれば、手すりのより短い部分を回動することによって、トランク扉や操作盤の開閉操作を、より容易に行うことができる効果がある。
本発明一実施形態における手すりの構成を示す図。 図1に示した本発明一実施形態における手すりの左端部付近を示す図。 本発明の第2の実施形態における手すりの構成を示す図。 図3に示した実施形態における手すりの固定を説明するための図。 図3に示した実施形態において鍵の回転の様子を説明するための図。 本発明の第3の実施形態の構成を示す図。 図6に示した実施形態の変形例を示す図。 本発明の第4の実施形態における手すりの構成を示す図。 本発明の第5の実施形態における手すりの構成を示す図。 本発明の第6の実施形態における手すりの構成を示す図。 エレベータかご室における従来の手すりとトランク扉、操作盤の関係を示す図。
符号の説明
11,40・・・側板、
12,22,41,52・・・手すり、
13a,13b,23a,23b・・・座、
14a,14b,24a,24b,33a,33b,34a,34b,42a,42b・・・ブラケット、
15・・・回転軸、
15a,15b・・・台、
16a,16b・・・手すり固定ねじ、
17・・・軸受け、
27・・・鍵、
28・・・鍵穴、
29・・・留め金、
32a,62a・・・第1の手すり、
32b,62b・・・第2の手すり、
35,55,65・・・トランク扉、
36,45,56,66・・・操作盤、
43・・・固定ねじ、
44・・・リターンパネル、
45・・・操作盤、
53・・・手すり外筒、
54a,54b・・・手すり内筒、
62c・・・第3の手すり、
63a,63b・・・ヒンジ機構。

Claims (3)

  1. エレベータかご室の保守対応するトランク若しくは操作盤の前、若しくはこれ等の扉の開転位置に設けられる手すりと、
    この手すりが、L字状のブラケットにより、そのL字それぞれの脚部を回転軸とし、前記側板に対し平行に、若しくは前記側板に対し手前に、回動可能となるように、前記手すりの一端を前記エレベータかご室の側板に固定する第1の固定手段と、
    この第1の固定手段により一端を固定された前記手すりが、ほぼ水平になるように前記手すりの他端を、前記側板着脱可能に固定する第2の固定手段と、
    を有することを特徴とするエレベータかご室。
  2. 前記第2の固定手段は、前記手すりの他端に設けた前記ブラケットの台を、前記側板に設けた座に、ねじにより前記側板に、着脱可能に固定することを特徴とする請求項記載のエレベータかご室。
  3. 前記第2の固定手段は、前記手すりの他端に設けたブラケットの台を、前記側板に設けた座に、鍵の回転により前記側板に着脱可能に固定することを特徴とする請求項記載のエレベータかご室。
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