JP4371583B2 - ポリ(ウレタン尿素)繊維の製造 - Google Patents
ポリ(ウレタン尿素)繊維の製造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4371583B2 JP4371583B2 JP2000574758A JP2000574758A JP4371583B2 JP 4371583 B2 JP4371583 B2 JP 4371583B2 JP 2000574758 A JP2000574758 A JP 2000574758A JP 2000574758 A JP2000574758 A JP 2000574758A JP 4371583 B2 JP4371583 B2 JP 4371583B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- poly
- urethane urea
- fiber
- diisocyanate
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/58—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
- D01F6/70—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyurethanes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/78—Thermal treatment of the extrusion moulding material or of preformed parts or layers, e.g. by heating or cooling
- B29C48/875—Thermal treatment of the extrusion moulding material or of preformed parts or layers, e.g. by heating or cooling for achieving a non-uniform temperature distribution, e.g. using barrels having both cooling and heating zones
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Description
(関連出願に対する交差参照)
本出願は、1995年10月16日付けで提出した暫定的米国出願番号60/005,494および1996年10月11日付けで提出した暫定的米国出願番号60/028,354および1997年10月8日付けで提出した暫定的米国出願番号60/061,340の利点を請求する出願である1998年10月2日付けで提出した出願番号09/165,932の一部継続出願である。
【0002】
(発明の分野)
本発明はポリ(ウレタン尿素)繊維を製造する反応押出し加工紡糸(reaction extrusion spinning process)方法に関する。
【0003】
(発明の背景)
ポリ(ウレタン尿素)重合体は数多くの用途を有する。例えば、この重合体はスパンデックスとして知られる繊維の製造で用いられる。本明細書で用いる如き「スパンデックス」はそれの通常の意味を有する、即ち繊維形成物質(fiber−forming substance)がセグメント化(segmented)ポリウレタンを少なくとも85重量%含有する長鎖合成重合体である製造された繊維の意味を有する。
【0004】
ポリ(ウレタン−尿素)重合体の製造は典型的に高分子量ジオールとジイソシアネートからプレポリマー(prepolymer)を生じさせた後に前記プレポリマー(「キャップ付きグリコール(capped glycol)」を溶媒中でジアミンと反応させることで行われる。最後に、そのような重合体溶液を紡糸口金に通して押し出してカラム(column)の中に入れて、このカラム内で前記溶液から溶媒を蒸発させることで繊維を生じさせる。
【0005】
前記キャップ付きグリコールとジアミンの反応はしばしば溶液中で行われ、そしてその溶液から所望の繊維を紡糸する。ポリ(ウレタン尿素)の製造を実質的に溶媒の存在無しに行うことができかつ更に紡糸を直接行ってスパンデックスを生じさせることができるか或は前記重合体を単離して後で紡糸を行うことができるようにすることができれば、これは経済性の観点から望ましいことである。
【0006】
スパンデックスを生じさせる源のポリ(ウレタン尿素)を製造する時にジアミンのブロック品(blocked diamines)を用いることが米国特許第5,302,660号に記述されており、そこではポリ(ウレタン尿素)を溶媒の存在下で生じさせることが示されている。
【0007】
米国特許第3,635,908号には、熱可塑性ポリウレタン尿素製品を製造する時にポリアミンのカルバメートを用いそして例えばスクリュー型押出し加工機を用いてフィルムの押出し加工を行うことが開示されている。前記ポリウレタン尿素は広範なリストの高分子量ポリオールとポリアミンカルバメートとポリイソシアネートを基にしている。
【0008】
押出し加工でスパンデックス繊維に紡糸可能な特定の組成を持たせたポリ(ウレタン尿素)を得る方法が求められているままである。
【0009】
(発明の要約)
本発明は ポリ(ウレタン尿素)繊維の製造方法に関し、この方法は、
(a)ジイソシアネートとポリエーテルジオールを約1.2−2.0:1のモル比で接触させることでキャップ付きグリコールを生じさせ、
(b)段階(a)で生じさせた生成物を脂肪族ジアミン{この脂肪族ジアミンを2−メチル−1,5−ペンテンジアミン、1,3−シクロヘキサンジアミン、1,4−シクロヘキサンジアミン、1,2−プロパンジアミン、m−キシリレンジアミン、N−メチル−ビス(3−アミノプロピル)アミン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタンおよび式H2N(CH2)nNH2[式中、nは2−12の整数である]で表される脂肪族ジアミンから成る群から選択する}のブロック品にせん断下で実質的に溶媒の存在無しに前記脂肪族ジアミンのブロック品と前記キャップ付きグリコールが反応してポリ(ウレタン尿素)が生じるに充分な温度で接触させ、そして
(c)前記ポリ(ウレタン尿素)の押出し加工紡糸を段階(b)で要した温度よりも高くかつ前記ポリ(ウレタン尿素)を熱で繊維にリフォームする(reform)に充分な温度で行う、
段階を含んで成る。
【0010】
(発明の詳細な記述)
本明細書に記述する方法は脂肪族ジアミンのブロック品を用いて実施可能である。本明細書における用語「ブロック品」は、アミン官能がもう一方の官能性(イソシアネート)と低温、例えば周囲温度では反応しない(または反応が非常に遅い)が高温ではそのようにブロックされていた官能性(blocked functionality)から「ブロックが外れる(unblocked)」、即ち前記もう一方の官能性と反応するようになる、ような様式でアミン官能に修飾を受けさせることを意味する。そのようなアミンのブロック品は本技術分野で良く知られている。例えばZ.W. Wicks, Jr., Progress in Organic Coatings、3巻、73−99頁(1975)、そして米国特許第3,635,908号、カナダ特許第1,004,821号およびチェコ特許第203,548号(引用することによって全体が本明細書に組み入れられる)を参照のこと。
【0011】
本明細書における用語「脂肪族ジアミン」は、脂肪もしくは環状脂肪炭素原子に直接結合しているアミノ基を有する化合物を意味する。この脂肪族ジアミンに他の非反応性官能基が存在していても他のヒドロカルビル基(例えば芳香環)が存在していても構わない。前記アミノ基は第一級および/または第二級アミノ基である。しかしながら、両方のアミノ基が第一級であるのが好適である。好適な脂肪族ジアミンは式H2N(CH2)nNH2[式中、nは2から12、好適には2から6の整数、より好適には2である]で表される。別の好適な脂肪族ジアミンはビス(4−アミノシクロヘキシル)−メタンである。他の通常のジアミンには、例えばエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、1,3−プロパンジアミン、2−メチル−1,5−ペンタンジアミン、1,3−シクロヘキサンジアミン、1,4−シクロヘキサンジアミン、1,2−プロパンジアミン、m−キシリレンジアミンおよびN−メチル−ビス(3−アミノプロピル)アミンが含まれる。
【0012】
多様な公知ブロッキング剤(blocking agents)を用いて脂肪族ジアミンをブロック品にすることができる。しかしながら、好適には、脂肪族ジアミンのブロック品はカルバメートの形態、即ちCO2のアミン「塩」である。そのようなカルバメートは本技術分野で良く知られている。
【0013】
本明細書における用語「キャップ付きグリコール」は、イソシアネートのプレポリマー、即ち高分子量グリコールとジイソシアネートの反応生成物を意味する。本明細書における用語「高分子量グリコール」または「高分子量ジオール」は、ヒドロキシル基、最も通常には重合体の末端基としてヒドロキシル基を2つ含むポリエーテルを意味する。適切なポリエーテルジオールはホモポリマーまたはコポリマーであってもよく、それにはテトラメチレングリコール、2−メチル−1,4−ブタンジオール、テトラヒドロフランおよび3−メチルテトラヒドロフランから誘導されたホモポリマーおよびそれらの共重合体が含まれる。好適なポリエーテルジオールは、数平均分子量が1000から5000のポリテトラメチレンエーテルジオールである。ポリエーテルジオールから作られたポリウレタン尿素はポリエーテルウレタン尿素と呼ばれる。
【0014】
前記ジイソシアネートは脂肪族または芳香族ジイソシアネートであってもよく、例えばトルエンジイソシアネート、ビス(4−イソシアナトフェニル)メタン、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートおよびビス(4−イソシアナトシクロヘキシル)メタンなどであってもよい。好適なジイソシアネートはビス(4−イソシアナトフェニル)メタンである。
【0015】
前記キャップ付きグリコール(プレポリマー)を生じさせる反応を行う時、ジイソシアネートをポリエーテルジオールに比べて過剰量で用いる。ジイソシアネート:高分子量ジオールのモル比を好適には約1.2から約2.0、より好適には約1.5から約1.8にする。
【0016】
望まれるならば、最終的ポリウレタン尿素の分子量を調節する目的でモノアミン、例えばジエチルアミンなどを添加することも可能である。
【0017】
ポリ(ウレタン尿素)を生じさせる方法を実施する時の温度は、本方法で前記アミンのブロック品からブロックを外す時の温度そしてその結果として生じたジアミンがキャップ付きグリコールと反応する温度に依存する。このような温度は用いる個々の脂肪族ジアミン、キャップ付きグリコールおよびブロッキング剤1種または2種以上に応じて変わり得るが、出発材料のいずれかまたはポリ(ウレタン尿素)生成物が望ましくない分解を実質的な度合で起こす温度より高い温度であってはならない。これは典型的に約250℃未満の温度を意味する。ブロッキング剤とアミンのいろいろな組み合わせに関してブロックが外れる温度(unblocking temperatures)は本技術分野で良く知られているか或は容易に決定可能である。
【0018】
本明細書における用語「接触」は、当該成分が互いに物理的に接触することを意味する。少なくとも本方法の開始時、それらは1つ以上の個別相内に離れて存在していてもよい。例えば、脂肪族ジアミンのカルバメートは固体であり得るが、イソシアネートのプレポリマー(キャップ付きグリコール)は液状であり得る。如何なる場合にも、そのような成分の混合物は適度に均一であるのが好適である。固体がいくらか存在する場合、それらの粒子サイズが比較的小さいのが好適である。
【0019】
本方法の前記部分を実施する時に要する時間は温度に応じて変わる可能性がありかつ選択する個々の反応体の性質に依存するであろう。本分野の技術者は常規技術を用いてそのような時間および温度を容易に確かめることができるであろう。
【0020】
本方法にまた他の材料を存在させてもよい。例えば、必要な反応を起こさせるための触媒、連鎖停止剤、例えば生じるポリ(ウレタン尿素)の分子量を調節し得るモノアミン[のブロック品(blocked)]、抗酸化剤および顔料、例えばTiO2などを存在させることも可能である。
【0021】
この上に示したように、出発材料用の溶媒もポリウレタン尿素用の溶媒も実質的に存在させないで本方法を実施する。本明細書における用語「溶媒」は、出発材料のいずれか1種以上または生成物であるポリ(ウレタン尿素)の溶媒として働き得る如何なる液体も意味し、この溶媒自身は本方法で起こさせる反応の反応体でも生成物でもない。便利さの目的で必要な時には溶媒を少量存在させてもよい。例えば、少量の触媒を溶液として添加してもよい。そのような少量の溶媒の存在が許されるように、「溶媒を実質的に存在させない」は、溶媒の量が本方法の混合物全体の5重量%未満であることを意味する。溶媒の存在量を好適には1重量%未満にし、より好適には溶媒を実質的に全く存在させるべきでない。
【0022】
ブロックを外している間および鎖伸長(chain extension)を起こさせている間、本方法の混合物に適切にはせん断を受けさせる。必要なせん断または撹拌の度合は多様な要因に依存し得るが、最小度合は、適切な溶媒に溶解し得るポリ(ウレタン尿素)重合体の生成に要する度合である。本発明の方法で用いるせん断が充分でないと、生成物の特性が悪影響を受ける可能性がある。例えば、せん断を存在させないとゲルの生成が起こって押出し加工紡糸加工に有害な影響が生じる可能性がある。
【0023】
例えば高せん断ミキサー(high−shear mixer)などを用いた公知手段で必要なせん断を生じさせることができる。そのような高せん断ミキサーにはいわゆるAtlanticミキサー、いろいろなシグマ−ブレードタイプのミキサー、Buss(商標)ニーダーなどが含まれる。特に有用な種類のミキサーは反応槽−押出し加工機、例えばH. Mark他編集、Encyclopedia of Polymer Science and Engineering, 14巻, John Wiley & Sons, New York, 1988の169−189頁に記述されている如き反応槽−押出し加工機である。反応槽−押出し加工機は本方法の混合物を必要に応じて加熱および混合し得るばかりでなく、これを用いてまた生成物であるポリ(ウレタン尿素)を有用な形状または形態に成形することも可能である。
【0024】
生じさせたポリ(ウレタン尿素)は適切な溶媒に可溶である。適切な溶媒は、生じさせた個々のポリ(ウレタン尿素)が架橋していないと仮定して可溶でありかつ前記ポリ(ウレタン尿素)の分解も反応も起こさせない溶媒である。本明細書における用語「可溶」は、当該ポリ(ウレタン尿素)を溶解させた時に目に見えるゲル(即ち裸眼で見えるゲル)が実質的に全く生じないことを意味する。溶解後に生じた溶液の濾過を行ってもよく、そしてフィルター上に残渣がいくらか存在する場合、それをゲルに関して目で検査する。
【0025】
本発明に従って生じさせたポリ(ウレタン尿素)は特にスパンデックス繊維の製造で用いるに有用である。これは優れた特性の繊維を与え、かつ比較的容易に繊維に成形可能である。前記ポリ(ウレタン尿素)生成と同時または直ぐ後に、例えば反応槽−押出し加工機などを用いて、前記重合体をこの重合体がリフォームを受ける(reformed)温度に加熱することで繊維の押出し加工紡糸を行ってもよい。結果として生じたポリ(ウレタン尿素)を押出し加工紡糸することを本明細書で用いる場合、これは繊維を生じさせることを意味する。
【0026】
ブロック品である鎖伸長剤(blocked chain−extenders)、例えばエチレンジアミンのジカルバメートまたはヘキサメチレンジアミンのジカルバメートなどを用いる場合、重合体を生じさせる段階の温度を前記ジアミンのカルバメートが溶融するに充分な温度、例えば150℃にする必要がある。結果として生じる尿素基は分子間水素結合強度を有することから、前記重合体にリフォームを受けさせて繊維を生じさせる段階の温度を前記生成段階よりも高い温度、例えば190℃などにする必要がある。更に、材料の粘度は温度に関係することから、実際の生産速度で繊維を成形する時には温度を>190℃にする必要がある。生成物である重合体は熱に不安定で長期の高温に耐えないことから、繊維成形段階の時間を短くすべきである。
【0027】
前記反応体を最初に重合温度に持って行った後に繊維にリフォームする目的でその系(system)を更に加熱する必要があることを考慮して、2軸押出し加工機を用い、これを溶融物ダイス(melt die)の所の温度が最大になるような熱勾配で操作する。このリフォーム段階における加熱が充分でないと結果として押出し加工機のダイスの所の圧力が過度になることで装置が止まってしまう可能性がある。リフォーム段階の加熱が過度であると結果として重合体の分解が起こることで物性が劣る、例えば破壊じん性およびアンロードパワー(unload power)などが低い繊維がもたらされる。
【0028】
本実施例で用いるタイプAのキャップ付きグリコールは、数平均分子量が1800のポリテトラメチレンエーテルグリコールとビス(4−イソシアナトフェニル)メタンを高分子量グリコール1モル当たり1.7モルのジイソシアネートの比率で反応させた生成物である。タイプBのキャップ付きグリコールは、高分子量グリコール1モル当たり1.59モルのジイソシアネートの比率を用いる以外は同様な重合体である。
【0029】
実施例1
ガラス製容器内でタイプBのジイソシアネートキャップ付きポリエーテルグリコールを183.0グラムの量で7.39グラムのヘキサメチレンジアミンカルバメート[DIAK(商標)#1]および1.90グラムのポリビニルピロリドン(Aldrich、10,000M.W.)と一緒にした。前記容器の塔頂空間部を窒素で清掃しながら懸濁液の温度を60℃に27分間維持した。直径が6.4cmの3枚羽根車を約300rpmの回転速度で用いて成分を混合した。溶媒は全く用いなかった。次に、この粘性のある懸濁液を大型シリンジポンプ(syringe pump)の鋼製シリンダーに移した。このプレポリマー懸濁液を室温に維持した。
【0030】
このプレポリマー懸濁液を、このプレポリマー供給材料がポンプのギアの上に直接落下するように修飾を受けさせておいた5キャパシティー(5−capacity)のZenith(商標)ギアポンプ(加熱しておいた)の入り口にポンプ輸送した。このポンプの入り口には大気に通じる通気口が備わっていた。この工程は、反応と、前記ポンプの出口に連結している直径が0.3mmで長さが0.13mmの毛細管である単一の丸穴紡糸口金から出るスパンデックス繊維の押出し加工紡糸の組み合わせであった。
【0031】
前記ギアポンプと紡糸口金の加熱を個別に行った。モノフィラメントであるスパンデックス繊維を室温の空気の中に通した後、ボビンに巻き取った。
【0032】
前記繊維は完全に反応して完全に固化したように見えた。前記供給材料を押出し加工機に供給する構造配置は大気との伝達を伴い、従って発生する二酸化炭素ガスを前記プレポリマーおよび重合体の流れに対して向流で排出させるための出口を与えた。前記ポンプを加熱したことから反応が始まりかつ溶融した重合体が加圧下で紡糸口金に送り込まれた。
【0033】
体積/質量流量を一定にして繊維減衰(fiber attenuation)[繊維巻き上げ速度に対するメルトジェット(melt jet)速度の比率]で繊維のデニールを変えた。繊維紡糸条件を表1aに示す。繊維の物性は2サンプルの平均であり、それを表1bに示す。表中のTP1、TP2およびTP3はそれぞれ100%歪み、200%歪みおよび300%歪みの時の引張り応力−プラス(tensile stress−positive)[即ち、周期的試験(cyclic testing)の伸び部分(elongation portion)中]を表す。用語TM1、TM2およびTM3はそれぞれ100%歪み、200%歪みおよび300%歪みの時の引張り応力−マイナス[周期的試験の弛緩部分(relaxation portion)中]を表す。GPDはデニール当たりのグラムである。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
実施例2
ガラス製容器内でタイプBのジイソシアネートキャップ付きポリエーテルグリコールを120.5グラムの量で4.87グラムのヘキサメチレンジアミンカルバメート[DIAK(商標)#1]および1.25グラムのポリビニルピロリドン(Aldrich、10,000M.W.)と一緒にした。前記容器の塔頂空間部を窒素で清掃しながら懸濁液の温度を60℃に30分間維持した。直径が6.4cmの3枚羽根車を約300rpmの回転速度で用いて成分を混合した。溶媒は全く用いなかった。次に、この粘性のある懸濁液を大型シリンジポンプの鋼製シリンダーに移した。このプレポリマー懸濁液を室温に維持した。
【0037】
このプレポリマー懸濁液を、このプレポリマー供給材料がポンプのギアの上に直接落下するように修飾を受けさせておいた5キャパシティーのZenith(商標)ギアポンプ(加熱しておいた)の入り口にポンプ輸送した。このポンプの入り口には大気に通じる通気口が備わっていた。この工程は、反応と、前記ポンプの出口に連結している直径が0.41mmで長さが0.13mmの毛細である単一の丸穴紡糸口金から出るスパンデックスの押出し加工紡糸の組み合わせであった。
【0038】
前記ギアポンプと紡糸口金の加熱を個別に行った。モノフィラメントであるスパンデックスを室温の空気の中に通した後、ボビンに巻き取った。
【0039】
前記繊維は完全に反応して完全に固化したように見えた。前記供給材料を押出し加工機に供給する構造配置は大気との伝達を伴い、従って発生する二酸化炭素ガスを前記プレポリマーおよび重合体の流れに対して向流で排出させるための出口を与えた。前記ポンプを加熱したことから反応が始まりかつ溶融した重合体が加圧下で紡糸口金に送り込まれた。
【0040】
体積/質量流量を一定にして繊維減衰で繊維のデニールを変えた。繊維紡糸条件を表2aに示す。繊維の物性は2サンプルの平均であり、それを表2bに示す。
【0041】
【表3】
【0042】
実施例3
ガラス製容器内でタイプBのジイソシアネートキャップ付きポリエーテルグリコールを131.1グラムの量で5.30グラムのヘキサメチレンジアミンカルバメート[DIAK(商標)#1]および0.341グラムのドデシル硫酸ナトリウムと一緒にした。前記容器の塔頂空間部を窒素で清掃しながら懸濁液の温度を62−64℃に25分間維持した。直径が6.4cmの3枚羽根車を約300rpmの回転速度で用いて成分を混合した。溶媒は全く用いなかった。次に、この粘性のある懸濁液を大型シリンジポンプの鋼製シリンダーに移した。このプレポリマー懸濁液を室温に維持した。
【0043】
このプレポリマー懸濁液を、このプレポリマー供給材料がポンプのギアの上に直接落下するように修飾を受けさせておいた5キャパシティーのZenith(商標)ギアポンプ(加熱しておいた)の入り口にポンプ輸送した。このポンプの入り口には大気に通じる通気口が備わっていた。この工程は、反応と、前記ポンプの出口に連結している直径が0.15mmで長さが0.13mmの毛細管である単一の丸穴紡糸口金から出るスパンデックスの押出し加工紡糸の組み合わせであった。
【0044】
前記ギアポンプと紡糸口金の加熱を個別に行った。モノフィラメントであるスパンデックスを室温の空気の中に通した後、ボビンに巻き取った。
【0045】
前記繊維は完全に反応して完全に固化したように見えた。前記供給材料を押出し加工機に供給する構造配置は大気との伝達を伴い、従って発生する二酸化炭素ガスを前記プレポリマーおよび重合体の流れに対して向流で排出させるための出口を与えた。前記ポンプを加熱したことから反応が始まりかつ溶融した重合体が加圧下で紡糸口金に送り込まれた。
【0046】
体積/質量流量を一定にして繊維減衰で繊維のデニールを変えた。繊維紡糸条件を表3aに示す。繊維の物性は3サンプルの平均であり、それを表3bに示す。
【0047】
【表4】
【0048】
実施例4
ガラス製容器内でジイソシアネートキャップ付きポリエーテルグリコール(タイプB、170.85g)を7.16g(化学量論的等量)のヘキサメチレンジアミンカルバメート[DIAK(商標)#1]、0.854gのCYANOX(商標)1790抗酸化剤、0.854gのCYANOX(商標)2777抗酸化剤(両方ともCytec Industries, West Patterson, NJが販売)および1.709gのドデシル硫酸ナトリウムと一緒にした。前記容器の塔頂空間部を窒素で清掃しながら結果として生じたプレポリマーの懸濁液を65℃に45分間維持した。直径が6.4cmの3枚羽根車を〜300rpmの回転速度で用いて成分を混合した。溶媒は全く用いなかった。次に、この粘性のある懸濁液を大型シリンジポンプの鋼製シリンダーに移した。このプレポリマー懸濁液を室温に維持した。
【0049】
このプレポリマー懸濁液を直径が16mmのPRISM(商標)TSE 16TC2軸押出し加工機[Welding Engineers, Blue Bell, PA, Model# PC 16-V2-20:1 L/Dで入手可能]の入り口に1.48mL/分でポンプ輸送した。この押出し加工機の入り口には大気に通じる通気口が備わっていた。この工程は、反応とスパンデックスの押出し加工紡糸[直径が0.31mmで長さが0.91mmの毛細管である単一の丸穴紡糸口金から出る]の組み合わせであった。
【0050】
押出し加工機のバレルは個別温度制御の5ゾーンに分割されており、その後に個別加熱の紡糸口金が備わっていた。この押出し加工機の運転温度を下記の表4に示す。
【0051】
【表5】
【0052】
モノフィラメントであるスパンデックスを室温の水で満されているクエンチ浴(quench bath)の中に通した後、ボビンに巻き取った。このフィラメントは完全に反応して完全に固化していた。この押し出された連続モノフィラメントのデニールは紡糸中にかけた繊維減衰のレベルに応じて〜500から1100であった。繊維減衰は繊維巻き上げ速度に対するメルトジェット速度の比率である。
【0053】
実施例5
ガラス製容器内でジイソシアネートキャップ付きポリエーテルグリコール(タイプB、155.8g)を6.53g(化学量論的等量)のヘキサメチレンジアミンカルバメート[DIAK(商標)#1]、0.812gのCYANOX(商標)1790抗酸化剤、0.812gのCYANOX(商標)2777抗酸化剤および1.623gのドデシル硫酸ナトリウムと一緒にした。前記容器の塔頂空間部を窒素で清掃しながら結果として生じたプレポリマー懸濁液の温度を65℃に45分間維持した。直径が6.4cmの3枚羽根車を約300rpmの回転速度で用いて成分を混合した。溶媒は全く用いなかった。次に、この粘性のある懸濁液を大型シリンジポンプの鋼製シリンダーに移した。このプレポリマー懸濁液を室温に維持した。
【0054】
このプレポリマー懸濁液を直径が16mmのPRISM(商標)TSE 16TC2軸押出し加工機[Welding Engineers, Blue Bell, Pennsylvania, Model# PC 16-V2-20:1 L/Dで入手可能]の入り口に1.48mL/分でポンプ輸送した。この押出し加工機の入り口には大気に通じる通気口が備わっていた。この工程は、反応とスパンデックスの押出し加工紡糸[直径が0.36mmで長さが0.13mmの毛細管である単一の丸穴紡糸口金から出る]の組み合わせであった。押出し加工機のバレルは個別温度制御の5ゾーンに分割されており、その後に個別加熱の紡糸口金が備わっていた。この押出し加工機の運転温度を下記の表5に示す。
【0055】
【表6】
【0056】
モノフィラメントであるスパンデックスを室温の水で満されているクエンチ浴の中に通した後、ボビンに1分当たり11.6から29.9mの範囲の巻き上げ機速度で巻き取った。この繊維は完全に反応して完全に固化していた。この押し出された連続モノフィラメントのデニールは紡糸中にかけた繊維減衰のレベルに応じて435から1093の範囲であった。
【0057】
実施例6
ガラス製容器内でジイソシアネートキャップ付きポリエーテルグリコール(タイプB、145.8g)を6.08g(化学量論的等量)のヘキサメチレンジアミンカルバメート[DIAK(商標)#1]、0.756gのCYANOX(商標)1790抗酸化剤、0.756gのCYANOX(商標)2777抗酸化剤および1.512gのドデシル硫酸ナトリウムと一緒にした。前記容器の塔頂空間部を窒素で清掃しながらプレポリマーの懸濁液を65℃に40分間維持した。直径が6.4cmの3枚羽根車を約300rpmの回転速度で用いて成分を混合した。溶媒は全く用いなかった。次に、この粘性のある懸濁液を大型シリンジポンプの鋼製シリンダーに移した。このプレポリマー懸濁液を室温に維持した。
【0058】
このプレポリマー懸濁液を、紡糸口金が直径が0.36mmで長さが0.38mmの毛細管である単一の丸穴である以外は実施例4の押出し加工機の入り口に、1.48mL/分でポンプ輸送した。この押出し加工機の運転温度を下記の表6aに示す。
【0059】
【表7】
【0060】
モノフィラメントであるスパンデックスを室温の水で満されているクエンチ浴の中に通した後、ボビンに1分当たり11.9から16.5mの巻き上げ機速度範囲で巻き取った。この繊維は完全に反応して完全に固化していた。紡糸中の繊維減衰を変えることでデニールを調整した。繊維の物性を下記の表6bに示す。
【0061】
【表8】
【0062】
実施例7
ガラス製容器内でジイソシアネートキャップ付きポリエーテルグリコール(タイプB、171.7g)を7.19g(化学量論的等量)のヘキサメチレンジアミンカルバメート[DIAK(商標)#1]、0.894gのCYANOX(商標)1790抗酸化剤、0.894gのCYANOX(商標)2777抗酸化剤および1.789gのドデシル硫酸ナトリウムと一緒にした。前記容器の塔頂空間部を窒素で清掃しながら懸濁液の温度を65℃に50分間維持した。直径が6.4cmの対の3枚羽根車を約300rpmの回転速度で用いて成分を混合した。溶媒は全く用いなかった。次に、この粘性のある懸濁液を大型シリンジポンプの鋼製シリンダーに移した。この重合体懸濁液を室温に維持した。
【0063】
この重合体懸濁液を、単一の丸穴紡糸口金が直径が0.41mmで長さが0.13mmの毛細管である以外は実施例4の押出し加工機の入り口に、5.44mL/分でポンプ輸送した。運転温度を下記の表7aに示す。
【0064】
【表9】
【0065】
この繊維を室温の水で満されているクエンチ浴の中に通した後、ボビンに1分当たり56.4mの巻き上げ機速度で巻き取った。この繊維は完全に反応して完全に固化していた。紡糸中の繊維減衰を変えることでデニールを調整した。繊維の物性を下記の表7bに示す。
【0066】
【表10】
【0067】
実施例8
ガラス製容器内でジイソシアネートキャップ付きポリエーテルグリコール(タイプB、123.8g)を5.13g(化学量論的等量)のヘキサメチレンジアミンカルバメート[DIAK(商標)#1]、0.646gのCYANOX(商標)1790抗酸化剤、0.646gのCYANOX(商標)2777抗酸化剤および1.29gのドデシル硫酸ナトリウムと一緒にした。前記容器の塔頂空間部を窒素で清掃しながら懸濁液の温度を65℃に50分間維持した。直径が6.4cmの対の3枚羽根車を約300rpmの回転速度で用いて成分を混合した。溶媒は全く用いなかった。次に、この粘性のある懸濁液を大型シリンジポンプの鋼製シリンダーに移した。このプレポリマー懸濁液を室温に維持した。
【0068】
このプレポリマー懸濁液を、単一の丸穴紡糸口金が直径が0.36mmで長さが0.13mmの毛細管である以外は実施例4の押出し加工機の入り口に、1.48mL/分でポンプ輸送した。この押出し加工機の運転温度を下記の表8aに示す。
【0069】
【表11】
【0070】
このスパンデックスを室温の水で満されているクエンチ浴の中に通した後、ボビンに1分当たり45.4−48.8mの巻き上げ機速度で巻き取った。このスパンデックスは完全に反応して完全に固化していた。繊維の物性を表8bに示す。
【0071】
【表12】
Claims (4)
- ポリ(ウレタン尿素)繊維を製造する反応押出し加工紡糸方法であって、
(a)ジイソシアネートとポリエーテルジオールを1.2−2.0:1のモル比で接触させることでキャップ付きグリコールを生じさせ、
(b)段階(a)で生じさせた生成物を、2−メチル−1,5−ペンテンジアミン、1,3−シクロヘキサンジアミン、1,4−シクロヘキサンジアミン、1,2−プロパンジアミン、m−キシリレンジアミン、N−メチル−ビス(3−アミノプロピル)アミン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタンおよび式H2N(CH2)nNH2[式中、nは2−12の整数である]で表される脂肪族ジアミンから成る群から選択される脂肪族ジアミンのブロック品に、せん断下、実質的に溶媒の存在無しに、前記脂肪族ジアミンのブロック品と前記キャップ付きグリコールが反応してポリ(ウレタン尿素)が生じるに充分な温度で接触させ、そして
(c)前記ポリ(ウレタン尿素)の押出し加工紡糸を段階(b)で要した温度よりも高くかつ前記ポリ(ウレタン尿素)を熱で繊維にリフォームするに充分な温度で行う、
段階を含んで成る方法。 - 前記脂肪族ジアミンがカルバメートの形態のブロック品である請求項1記載の方法。
- 前記ジイソシアネートがビス(4−イソシアナトフェニル)メタンである請求項1記載の方法。
- 前記ポリエーテルジオールがテトラメチレングリコール、2−メチル−1,4−ブタンジオール、テトラヒドロフランおよび3−メチルテトラヒドロフランから成る群から誘導されたポリエーテルジオールである請求項1記載の方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US16593298A | 1998-10-02 | 1998-10-02 | |
US09/165,932 | 1998-10-02 | ||
US09/275,750 US6171537B1 (en) | 1995-10-16 | 1999-03-25 | Preparation of poly (urethaneurea) fibers |
US09/275,750 | 1999-03-25 | ||
PCT/US1999/021910 WO2000020669A1 (en) | 1998-10-02 | 1999-09-21 | Preparation of poly(urethaneurea) fibers |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002526682A JP2002526682A (ja) | 2002-08-20 |
JP4371583B2 true JP4371583B2 (ja) | 2009-11-25 |
Family
ID=26861812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000574758A Expired - Lifetime JP4371583B2 (ja) | 1998-10-02 | 1999-09-21 | ポリ(ウレタン尿素)繊維の製造 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6171537B1 (ja) |
EP (1) | EP1125013B1 (ja) |
JP (1) | JP4371583B2 (ja) |
KR (1) | KR100552036B1 (ja) |
TW (1) | TW487747B (ja) |
WO (1) | WO2000020669A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6433218B1 (en) * | 1999-11-30 | 2002-08-13 | Bayer Corporation | Stable isocyanate formulations |
US20050245451A1 (en) * | 2000-04-05 | 2005-11-03 | Pincus Matthew R | Peptides selectively lethal to malignant and transformed mammalian cells |
KR101262777B1 (ko) | 2006-12-29 | 2013-05-09 | 주식회사 효성 | 열세트성이 향상된 폴리우레탄우레아 탄성사 및 이의제조방법 |
CN107982071A (zh) | 2016-10-26 | 2018-05-04 | 日晷公司 | 具有包囊的增湿剂的护发组合物和将延长的湿气释放递送至头发的方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3635908A (en) | 1969-11-10 | 1972-01-18 | Basf Wyandotte Corp | Process of preparing polyurethane-urea thermoplastic products base on a polyamine carbamate as chain extender |
US5583196A (en) * | 1992-01-31 | 1996-12-10 | Karl Fischer Industrieanlagen Gmbh | Melt formed from polyurethane and/or polyurethane urea elastomer and method for producing the same |
DE4203297A1 (de) | 1992-01-31 | 1993-08-05 | Fischer Karl Ind Gmbh | Verfahren zur herstellung von polyurethan- und/oder polyurethanharnstoff-elastomer |
DE4222772A1 (de) | 1992-07-10 | 1994-01-13 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von viskositätsstabilen, gelarmen hochkonzentrierten Elastan-Spinnlösungen |
DE19504671C1 (de) | 1995-02-13 | 1996-06-05 | Fischer Karl Ind Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Schmelzspinnen von Polyurethan und/oder Polyurethanharnstoff und danach erhaltene Fäden |
-
1999
- 1999-03-25 US US09/275,750 patent/US6171537B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-07-15 TW TW088112013A patent/TW487747B/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-09-21 JP JP2000574758A patent/JP4371583B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-21 WO PCT/US1999/021910 patent/WO2000020669A1/en active IP Right Grant
- 1999-09-21 KR KR1020017004164A patent/KR100552036B1/ko active IP Right Grant
- 1999-09-21 EP EP99970134A patent/EP1125013B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20010075529A (ko) | 2001-08-09 |
WO2000020669A1 (en) | 2000-04-13 |
EP1125013B1 (en) | 2004-02-18 |
EP1125013A1 (en) | 2001-08-22 |
US6171537B1 (en) | 2001-01-09 |
TW487747B (en) | 2002-05-21 |
JP2002526682A (ja) | 2002-08-20 |
KR100552036B1 (ko) | 2006-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO1999039030A1 (fr) | Procede de fabrication d'un elastomere de polyurethanne et d'un filament souple | |
US7255820B2 (en) | Process for the manufacture of elastic polyurethane fiber and the elastic polyurethane fiber made thereby | |
TWI300071B (en) | Spandex of a particular composition and process for making same | |
JP4371583B2 (ja) | ポリ(ウレタン尿素)繊維の製造 | |
US5834580A (en) | Polyurethanes prepared from amide linkages-containing diamine chain extender | |
JP3352105B2 (ja) | ジアミノウレア化合物とその製法及び高耐熱性ポリウレタンウレアとその製造法 | |
JP4343367B2 (ja) | 耐熱性に優れたポリウレタンウレア弾性繊維 | |
KR100537252B1 (ko) | 열세트성이 우수한 폴리우레탄 섬유 및 그 제조 방법 | |
US20040121149A1 (en) | Polyurethane type elastic fiber, and a process of preparing for the same | |
KR100615780B1 (ko) | 응력 유지율이 높은 스판덱스 섬유 | |
KR100807041B1 (ko) | 세트성이 우수한 탄성사 및 그 제조 방법 | |
JP4600798B2 (ja) | サニタリー用ポリウレタン弾性繊維およびその製造方法 | |
JP4600799B2 (ja) | サニタリー用ポリウレタン弾性繊維およびその製造方法 | |
JPH1077323A (ja) | ポリウレタンウレア重合体溶液及び該溶液から弾性成形体の製造方法。 | |
KR20030067342A (ko) | 열가소성 폴리우레탄의 제조방법, 그 폴리우레탄 및 그를이용하여 제조된 폴리우레탄 탄성사 | |
KR100851740B1 (ko) | 세트성 및 염색 견뢰도가 우수한 폴리우레탄 탄성사 및 그제조 방법 | |
KR20070072016A (ko) | 점도 안정성 및 염색 견뢰도가 향상된 탄성사 및 그제조방법 | |
JPH0959821A (ja) | ポリウレタンウレア弾性繊維の製造方法 | |
JPH0269511A (ja) | ポリウレタン溶液の製造方法 | |
KR100719044B1 (ko) | 폴리우레탄계 탄성섬유 및 그의 제조방법 | |
TW568920B (en) | Process for producing of polyurethane elastomer and elastic thread | |
KR100438366B1 (ko) | 폴리우레탄 모노탄성사의 제조방법 | |
JPH02127515A (ja) | 耐熱ウレタン糸の製造法 | |
JPH07138338A (ja) | ポリウレタンウレアの反応成形法 | |
MXPA99008938A (en) | Process for producing polyurethane elastomer and elastic filament |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060821 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080303 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080417 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090428 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090724 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090825 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090901 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4371583 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |