JP4371143B2 - 記録媒体駆動装置、記録媒体、記録媒体駆動装置の駆動方法 - Google Patents

記録媒体駆動装置、記録媒体、記録媒体駆動装置の駆動方法 Download PDF

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    • B41J3/4071Printing on disk-shaped media, e.g. CDs

Description

本発明は、ディスク状の記録媒体に印刷することが可能な記録媒体駆動装置、記録媒体、記録媒体駆動装置の駆動方法に関する。
従来から、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc(登録商標))等の大容量の記憶容量を持つ光ディスクにデータを記録することができる光ディスク装置がある。
このような光ディスク装置の中には、例えば光ディスクのレーベル面に文字や絵柄等を印刷できる装置もある(例えば、特許文献1、2参照。)。
特許文献1の光ディスク装置では、光ディスクを回転駆動するスピンドルモータからのインデックス信号がカウントされることで、その回転に同期して光ディスクに印刷が行われる。
また、特許文献1の光ディスク装置では、印字ヘッドの光ディスクに対する相対的な位置(回転角度θの座標)を求めるために、光ディスクの裏面のデータの記録面のアドレスが利用される。これにより、印字内容の追加、書き換え等が位置ずれが起こらない、とされている。
一方、特許文献2の装置においても、光ディスクの回転と同期して、レーベル印刷用ヘッドからインクが射出される。その同期に必要な情報として、光ディスクの回転の原点となる位置情報であり、その原点を決定するため、光ディスクのデータ記録面に記録されているアドレス情報が用いられる。
特開平9−265760号公報(段落[0025]、[0029]、図1) 特開2001−291235号公報(段落[0006]、図1)
特許文献1、2の装置において、印刷内容が追記、書き換え等がなされる場合には、例えばユーザが、その光ディスクの印刷対象面に何らかの手段により、元の印刷像を消去しなければならず、手間がかかる。例えば、ユーザが印刷像を消去するために、元の印刷像の上から光ディスクにシール等を貼ることも考えられる。しかしそれも手間であり、シールが貼られることにより、光ディスクの重心位置が回転中心の位置とずれるおそれもあり、光ディスクは偏心してしまう。そうなると、安定的な信号の記録または再生ができない。特に、光ディスクの記録密度が高くなるほど、このような問題は顕著となる。
一方、ユーザが、例えば光ディスクのどの位置に印刷するのか、どのようなデザインで印刷するのかを決めることは、ユーザにとって面倒な場合もある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、容易に印刷内容を修正することができる記録媒体駆動装置等の技術を提供することにある。
本発明の別の目的は、印刷レイアウトの決定等、印刷に関する面倒な作業を減らすことにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る記録媒体駆動装置は、印刷の対象となる印刷対象面とデータの光学記録面とを有する記録媒体を保持する保持機構と、前記保持機構に保持された前記光学記録面に対する前記データの記録と書き換えが可能な光学記録手段と、前記データに応じて前記印刷対象面に印刷される印刷像の情報である印刷情報を生成する印刷情報生成手段と、前記印刷情報生成手段により生成された印刷情報をインデックス情報と対応付けて記録する印刷情報記録手段と、前記印刷情報記録手段により記録された印刷情報を前記記録媒体の前記印刷対象面に印刷する印刷手段と、前記記録媒体の前記印刷対象面に修正液を塗布可能な修正液塗布手段と、前記光学記録手段により、前記記録媒体に記録された書き換え前のデータである第1のデータが、書き換え後のデータである第2のデータに書き換えられた場合に、前記印刷情報生成手段によって前記第1のデータをもとに生成された第1の印刷情報に対応付けられていたインデックス情報と、前記印刷情報生成手段によって前記第2のデータをもとに生成された第2の印刷情報とを対応付けて前記印刷情報記録手段に記録させ、前記印刷対象面の前記第1の印刷情報の印刷領域に前記修正液塗布手段により前記修正液を塗布させ、前記印刷手段により、前記第2の印刷情報を前記印刷領域に印刷させる制御部とを具備する。
本発明では、印刷手段により印刷対象面に修正液が塗布されることで、印刷像の修正が可能となる。これにより、印刷像の上からシール等が貼られて印刷像が修正される場合に比べ、記録媒体の偏心がほとんどなくなるため、データの記録または再生が不安定になることもない。したがって、容易に印刷内容を消去、追加記録、または書き換えすることができる。
「追加記録」とは、記録媒体の記録領域のうち、既にデータが記録されている第1の記録領域とは別の第2の記録領域に別のデータ(後述する追加データ)を記録することを意味する。
「書き換え」とは、記録媒体の記録領域のうち、既にデータが記録されている第1の領域の全部、一部、またはその第1の領域より大きい領域に重複して別のデータ(後述する第2のデータ)を記録することを意味する。
本発明の一の形態によれば、記録媒体駆動装置は、前記印刷対象面に印刷される印刷像の情報である印刷情報と、前記データを識別するデータ識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段をさらに具備する。これにより、記録媒体の管理が容易になる。例えばデータの追加記録等があった場合に、その追加記録等されたデータに対応する印刷情報の印刷像が、既にある別の印刷像の上から間違って印刷されてしまう、といったことを防ぐことができる。
本発明の一の形態によれば、前記印刷情報記録手段は、前記データ記録手段により前記記録媒体に追加データが追加記録された場合に、前記追加データを識別する追加データ識別情報と、前記印刷情報のうち前記追加データに対応する追加印刷情報とを対応付けて記憶し、前記印刷手段は、前記記憶された前記追加印刷情報に応じた印刷像を前記印刷対象面に印刷する。
本発明の一の形態によれば、前記記憶手段は、前記データ記録手段により、前記データのうち前記記録媒体に記録された書き換え前のデータである第1のデータが、書き換え後のデータである第2のデータに書き換えられた場合に、前記第2のデータを識別する第2のデータ識別情報と、前記印刷情報のうち前記第2のデータに対応する書き換え印刷情報とを対応付けて記憶し、前記印刷手段は、前記第1のデータに対応する第1の印刷像上に前記修正液を塗布し、前記記憶された前記書き換え印刷情報に応じた第2の印刷像を前記印刷対象面に印刷する。元の印刷情報と、書き換え印刷情報とが同じであるか否かを判別する判別手段が設けられていてもよい。この場合において、印刷情報と書き換え印刷情報とが異なる場合に、印刷手段は第2の印刷像を印刷すればよい。
本発明の一の形態によれば、前記印刷情報記録手段は、前記データ記録手段により、前記データのうち前記記録媒体に記録された消去対象データが消去された場合に、前記印刷情報のうち前記消去対象データに対応する消去対象印刷情報を消去し、前記印刷手段は、前記消去対象印刷情報に応じた消去対象印刷像上に前記修正液を塗布する。
本発明の一の形態によれば、記録媒体駆動装置は、前記印刷対象面に印刷される印刷像の情報である印刷情報と、前記データを識別する識別情報とを対応付けて前記光学記録面に記録させるように、前記データ記録手段を制御する記録制御手段をさらに具備する。本発明では、光学記録面に印刷情報がデータに対応付けられて記録されることで、データの追加記録等があった場合に、記録媒体の管理が容易になる。例えば次の発明のように、記録媒体にデータが追加記録等された場合に、容易に印刷内容を変更することができる。
本発明の一の形態によれば、前記記録制御手段は、前記データ記録手段により前記記録媒体に追加データが追加記録された場合に、前記追加データを識別する追加データ識別情報と、前記印刷情報のうち前記追加データに対応する追加印刷情報とを対応付けて記録させ、前記印刷手段は、前記記録された前記追加印刷情報に応じた印刷像を前記印刷対象面に印刷する。
本発明の一の形態によれば、前記記録制御手段は、前記データ記録手段により、前記データのうち前記記録媒体に記録された書き換え前のデータである第1のデータが、書き換え後のデータである第2のデータに書き換えられた場合に、前記第2のデータを識別する第2のデータ識別情報と、前記印刷情報のうち前記第2のデータに対応する書き換え印刷情報とを対応付けて記録させ、前記印刷手段は、前記第1のデータに対応する第1の印刷像上に前記修正液を塗布し、前記記録された前記書き換え印刷情報に応じた第2の印刷像を前記印刷対象面に印刷する。元の印刷情報と、書き換え印刷情報とが同じであるか否かを判別する判別手段が設けられていてもよい。この場合において、印刷情報と書き換え印刷情報とが異なる場合に、印刷手段は第2の印刷像を印刷すればよい。
本発明の一の形態によれば、前記記録制御手段は、前記データ記録手段により、前記データのうち前記記録媒体に記録された消去対象データが消去された場合に、前記印刷情報のうち前記消去対象データに対応する消去対象印刷情報を消去し、前記印刷手段は、
前記消去対象印刷情報に応じた消去対象印刷像上に前記修正液を塗布する。
本発明の一の形態によれば、前記記録媒体は、前記印刷対象面上に設けられ、前記印刷の対象となる領域である印刷対象領域を有し、当該記録媒体駆動装置は、前記記録媒体の前記印刷対象領域の、前記印刷対象面における位置情報を記憶する位置情報記憶手段をさらに具備する。本発明では、印刷対象領域が予め記録媒体の第1の面に設けられている。これにより、ユーザは、印刷レイアウトの決定等、印刷に関する面倒な作業を減らすことができる。
本発明の一の形態によれば、前記記録媒体は、前記印刷対象面上に設けられたマークを有し、当該記録媒体駆動装置は、前記マークを検出するセンサと、前記センサにより検出された前記マークと、前記光学記録面に記録された該光学記録面上の位置を示すアドレス情報とを用いて前記印刷対象領域を検出する検出手段とをさらに具備する。これにより、記録媒体駆動装置は、印刷対象領域を検出することができ、印刷対象領域に正確に印刷することができる。
本発明の一の形態によれば、前記記録媒体は、前記光学記録面に記録されたマークを有し、当該記録媒体駆動装置は、前記マークを検出するデータ再生手段と、前記センサにより検出された前記マークと、前記光学記録面に記録された該光学記録面上の位置を示すアドレス情報とを用いて前記印刷対象領域を検出する検出手段とをさらに具備する。マークを検出するデータ再生手段は、つまり光ピックアップが有する機能であるので、マークを検出するための別途のセンサを必要としない。したがって、コストを低減することができる。
本発明に係る記録媒体は、データを光学的に記録可能な第1の面と、印刷の対象となる印刷対象領域とを有し、前記印刷対象領域を囲うように印刷された像とを有する第2の面とを具備する。これにより、ユーザは、印刷レイアウトの決定等、印刷に関する面倒な作業を減らすことができる。
本発明に係る記録媒体駆動装置の駆動方法は、印刷の対象となる印刷対象面とデータの光学記録面とを有する記録媒体を保持し、前記データに応じて前記印刷対象面に印刷される印刷像の情報である印刷情報を生成し、前記生成された印刷情報をインデックス情報と対応付けて記録し、前記記録された印刷情報を前記記録媒体の前記印刷対象面に印刷し、前記記録媒体の前記印刷対象面に修正液を塗布し、前記記録媒体に記録された書き換え前のデータである第1のデータが、書き換え後のデータである第2のデータに書き換えられた場合に、前記第1のデータをもとに生成された第1の印刷情報に対応付けられていたインデックス情報と、前記第2のデータをもとに生成された第2の印刷情報とを対応付けて記録し、前記印刷対象面の前記第1の印刷情報の印刷領域に前記修正液を塗布し、前記第2の印刷情報を前記印刷領域に印刷する。本発明では、印刷対象面に修正液が塗布されることで、印刷像の修正が可能となる。これにより、容易に印刷内容を消去、追加記録、または書き換えすることができる。


以上のように、本発明によれば、容易に印刷内容を修正することができる。あるいは、印刷レイアウトの決定等、印刷に関する面倒な作業を減らすことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る記録媒体駆動装置として、光ディスク駆動装置を示す斜視図である。図2は、図1に示す光ディスク駆動装置100の内部構造を示す斜視図である。図3は、図2に示す光ディスク駆動装置100の内部構造を示す平面図である。なお、図2、図3において、電気回路基板や配線、その他本発明に関係のない機構等は図示を省略している。
光ディスク駆動装置100は、光を利用してディスク状の記録媒体(以下、単にディスクという。)10にデータを記録し、及び記録されたデータを再生することのうち少なくとも一方を行う装置である。
ディスク10としては、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc(登録商標))、HD(High Definition)-DVD、近接場光を利用するディスク、ホログラムを利用するディスク10、MO(Magneto Optical)、または、MD(Mini-Disk)が挙げられる。また、特にベアDVD、ベアBD、近接場光を利用するベアディスク、ホログラムを利用するベアディスク等は、カートリッジに収容される場合もある。
光ディスク駆動装置100は、ベース3と、ベース3に搭載された、データ記録手段を含むドライブ部90と、ドライブ部90の上部に配置された印刷ユニット50とを備えている。
ドライブ部90は、ディスク10を載置させて搬送するディスクトレイ7と、ディスクトレイ7を前後方向(Y方向)に移動させる図示しないローディング機構を備えている。また、ドライブ部90は、対物レンズ、アクチュエータ等を有する光ピックアップ80と、この光ピックアップ80をディスク10の半径方向(図中、Y方向)に移動させる図示しないスレッド機構とを備えている。ローディング機構やスレッド機構は様々な構成があり、例えば公知の構成であってもよい。さらに、ドライブ部90は、特にデータの記録時、再生時にディスク10を保持するチャッキングプレート93を備えている。チャッキングプレート93は、適当な板材92に吊り下げられるように取り付けられている。光ピックアップ80及びスレッド機構を含む光ピックアップユニット85は、防振用のダンパ94を介してシャーシ91に接続されている。
チャッキングプレート93は、ディスク10の保持機構の一部または全部を構成する。スピンドルモータ82の上部には図示しないターンテーブルが設けられている。チャッキングプレート93とそのターンテーブルによりディスク10の保持機構が構成されてもよい。
光ディスク駆動装置100の前方側にはフロントパネル4が設けられ、後方側にはバックパネル6が設けられている。また、図1に示すように、光ディスク駆動装置100は、ベース3、フロントパネル4、またはバックパネル6等に着脱可能で、光ディスク駆動装置100の内部機構を覆う外部カバー5を備えている。これ以降の説明では、フロントパネル4側を前方側、バックパネル6側を後方側という。
印刷ユニット50は、ディスク10に対向するように配置された印刷ヘッド55と、印刷ヘッド55を保持するホルダ35と、ホルダ35に接続された取り付け板36と、取り付け板36に接続され印刷ヘッド55をY方向に移動させる移動機構20とを備えている。
図4(A)は、印刷ヘッド55を下側から見た斜視図である。図4(B)は、印刷ヘッド55を下側から見た平面図である。
この印刷ヘッド55は、インクタンク部56とインク吐出部57とを有する。図4(B)に示すように、インクタンク部56は、内部で2つのタンク領域56a及び56bに分割されている。第1のタンク領域56aには、黒インクが充填され、第2のタンク領域56bには白インクが充填されている。白インクは、例えば修正液として使用される。第1のタンク領域56aと第2のタンク領域56bとの容量が異なっていてもよい。インク吐出部57は、第1のタンク領域56aから黒インクを吐出する第1のインク吐出部57aと、第2のタンク領域56bから黒インクを吐出する第2のインク吐出部57bとを有する。
印刷ヘッド55は、印刷時に、インク吐出部57がディスク10の印刷対象面10bに対面するように配置される。印刷対象面10bは、光学的な記録面10aとは反対側の面である。
印刷ヘッド55は、典型的にはインクジェット方式の印刷ヘッドが用いられる。その場合、インク吐出部には、ピエゾアクチュエータあるいはヒータが内蔵される。
黒インクに代えて、または黒インクに加えて複数のカラーインクが用いられてもよい。その場合、そのカラーごとにタンク領域及びインク吐出部が分かれる。カラーインクは、例えばシアン、マゼンダ、イエロー等があるが、これらに限られない。
図5は、他の実施形態に係る印刷ヘッドを下側から見た斜視図である。この実施形態に係る印刷ヘッド155では、インクタンク部156とインク吐出部157とが別体で、図示しない配管で接続されている。
ディスク10の印刷対象面10bは白近傍の色が多いことから、修正液は白インクとした。しかし、印刷対象面10bが白以外の色であり、白以外の色のインクで印刷することが前提であるディスク10があるとすると、修正液は白以外の色のインクが用いられてもよい。
ホルダ35は、図2に示すように、印刷ヘッド55の上部に設けられたフランジ部58に係合する係合部35aを有するU字形状の部材である。取り付け板36は、その係合部35aに固定されている。
移動機構20は、取り付け板上に設けられたベアリングブロック23と、ベアリングブロック23に設けられたリニアベアリングに挿通されたシャフト26とを有する。取り付け板36、ベアリングブロック23、シャフト26は、印刷ヘッド55のX方向の両側にそれぞれ配置されている。一方の取り付け板36には、接続部37が設けられ、取り付け板36は、この接続部37を介して駆動モータ31により回転するボールネジ33に接続されている。シャフト26の両端は、適当な固定ブロック32に接続されている。駆動モータ31が駆動することで、印刷ヘッド55が、後方側の待機位置と、例えばチャッキングプレート93にチャッキングされたディスク10の印刷対象面10b上の位置との間で移動する。なお、図3は、印刷ヘッド55が印刷対象面10b上の位置にある状態を示している。
待機位置には、印刷ヘッド55のインク吐出部57のキャップ54が配置されている。キャップ54の下部には、印刷ヘッド55から吐出されるインクを溜める図示しないインク溜めが配置されている(図2参照)。インク溜めは、例えば印刷処理の前等に、印刷ヘッド55からそのインク溜めにインクを吐出させてインクに混合した気泡等を除去するために設けられている。
図6は、この光ディスク駆動装置100の構成を示すブロック図である。
光ディスク駆動装置100のドライブ部90は、スピンドルモータ82、上記光ピックアップ80、RFアンプ19、3軸アクチュエータ87、サーボ制御部17を備えている。
スピンドルモータ82は、ディスク10を回転させる回転駆動機構として機能する。光ピックアップ80は、レーザ光源85、このレーザ光源85から出射されたレーザ光をディスク10に集光させる対物レンズ83、ディスク10からの反射戻り光を検出するフォト・ディテクタ(PD)84等を有する。レーザ光源85としては、例えば固体レーザ、特にレーザダイオード(LD)が用いられるが、これに限られない。光ピックアップ80は、その他、レーザ光源85から出射されたレーザ光を対物レンズ83に導くための光学系等を有する。RFアンプ19は、光ピックアップ80のPD84から出力される各種の信号に基づいてフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、RF信号等を生成する。3軸アクチュエータ87は、光ピックアップ80の特に対物レンズ83の部分を、トラッキング方向、フォーカシング方向及びチルト方向に移動させる。
サーボ制御部17は、その3軸アクチュエータ87やスピンドルモータ82に、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号及びRF信号に基づいて各種のサーボ信号を出力する。また、サーボ制御部17は、上記したスレッド機構にもサーボ信号を出力する。
ドライブ部90は、記録再生コントローラ15、レーザ制御部16、同期検出&A/D変換器2、信号変復調器&ECC(Error Correction Code)部11、バッファメモリ12、映像音声処理部13、D/A変換器14、インターフェース18を備えている。
記録再生コントローラ15は、各種の信号を入出力してドライブ部90全体を統括的に制御する。レーザ制御部16は、信号変復調器&ECC部11からの変調信号を受けて、ディスク10に信号を書き込むためにレーザ光源85のレーザパワーを変調したり、また、RF信号に基づきレーザパワーを制御する。同期検出&A/D変換器2は、さらにディスク10に所定間隔で記録された同期信号を基にクロックを生成して、アナログ信号をデジタル信号に変換する。信号変復調器&ECC部11は、信号の変調、復調及びECCの付加、ECCに基づくエラー訂正処理を行う。バッファメモリ12は、信号変復調器&ECC部11で処理されるときのデータを一時的に記憶する。映像音声処理部13は必要な映像処理や音声処理を行い、D/A変換器14を介して映像及び音声をアナログ出力する。インターフェース18は、図示しない外部コンピュータや映像音声源等を接続するためのインターフェースである。
印刷ユニット50は、印刷コントローラ71、上記移動機構20、印刷ヘッド55用の駆動回路72、印刷内容の情報である印刷情報のデータ(以下、印刷データという。)を記憶するメモリ73を備えている。
印刷コントローラ71は、記録再生コントローラ15からの信号を入力したり、記録再生コントローラ15へ信号を出力したりする。また、印刷コントローラ71は、移動機構20及び駆動回路72を制御する。駆動回路72は、印刷ヘッドの上記ピエゾアクチュエータ等を駆動する回路である。メモリ73は、例えばPC、メモリカード、その他の外部機器等からの印刷データを一時的に蓄積する。
光ディスク駆動装置100は、この光ディスク駆動装置100全体を統括的に制御するCPU44を備え、ROM46、RAM47、記憶手段としてのメモリ45等を備える。ROM46には、光ディスク駆動装置100の動作に必要なプログラムが記憶される。メモリ45は、必要な情報を格納しておく機能を有する。メモリ45は、例えばフラッシュメモリ、またはその他の書き換え可能なメモリで構成される。CPU44は、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)、あるいはこれらの組み合わせで構成されていてもよい。
ディスク10の光学記録面10aへのデータ記録時においては、図示しない外部コンピュータからインターフェース18に入力されたデジタルデータは、信号変復調器&ECC部11でエラー訂正符号が付加されて変調される。変調されたデータに基づき、レーザ制御部16によりパルスが生成され、光ピックアップ80を介してディスク10にレーザ光が照射されることで、データが記録される。データ記録の際、サーボ制御部17により、適宜サーボ制御がなされる。
一方、ディスク10の光学記録面10aからのデータ再生時においては、レーザ光がディスク10に照射され、その戻り反射光がPD84により検出される。PD84により検出された反射光は、RFアンプ19において増幅、波形等化等されてRF信号が再生され、同期検出&A/D変換器2により、RF信号が2値化されたビット列が生成される。生成されたビット列は信号変復調器&ECC部11により信号復調及びエラー訂正が行われる。復調された信号から、映像音声処理部13により映像データ及び音声データに分離され、D/A変換がなされてアナログ出力される。データ再生の際、サーボ制御部17により、適宜サーボ制御がなされる。
次に、印刷ユニットの動作を含めた光ディスク駆動装置100の動作について説明する。図7、図8は、その動作の一例を示すフローチャートである。
ディスク10がディスクトレイ7に載置され、光ディスク駆動装置100内に装填されると、記録再生コントローラ15の制御に応じた光ピックアップ80の駆動によりディスク10の光学記録面10aに既にデータが記録されているか否かが判別される(ステップ701)。ここでいうデータとは、映像データ、音声データ、テキストベースのデータ等、何でもよい。以降の説明では、説明を分かりやすくするため、データとして映像データ(静止画または動画のデータ)を例に挙げる。
映像データが記録されていない場合、記録再生コントローラ15の制御に応じた光ピックアップ80の駆動によりディスク10の光学記録面10aの記録領域が所定の形式にフォーマットされる(ステップ702)。フォーマットの形式は、ディスクの種類によって様々な形式があり、何でもよい。また、フォーマットされた場合、フォーマット情報がバッファメモリ12、RAM47、あるいはメモリ45に記憶される(ステップ703)。
記録再生コントローラ15の制御に応じた光ピックアップ80の駆動によりディスク10の光学記録面10aに、例えば1タイトル分の映像データが記録される(ステップ704)。1タイトルとは、例えば1つの映画、時間的に連続した1話〜数話分のドラマ、あるいは時間的に連続したその他の番組等のことを意味する。
CPU44の制御に応じて、このディスク10が印刷可能な印刷対象面10bを有するディスクか否かが判別される(ステップ705)。例えばディスク10が印刷対象面10bを有する場合に、光学記録面10aにそのことを示す信号が記録されていれば、ステップ705の判別が可能となる。あるいは、印刷対象面10bに対向する側、すなわち印刷ユニット50が配置される側に、印刷対象面10bであることを検出するセンサ(図示せず)が設けられ、そのセンサの検出信号に基づきステップ705の判別が行われてもよい。その場合、センサとしては、例えば反射型の光センサで反射光量に応じて検出することができる。
ディスク10が印刷対象面10bを有する場合、CPU44の制御に応じて、その記録された映像データに応じた印刷情報が生成され、メモリ45に記憶される(ステップ706)。印刷情報とは、印刷対象面10bに印刷される印刷像の情報である。印刷情報は、例えば映像データを記録した日時、またはタイトル名等のテキストベースのデータである。あるいは、印刷情報は、ユーザにより用意された写真、絵柄等、または映像データの一部の間引き画像(いわゆるサムネイル画像)であってもよい。
メモリ45には、映像データを示す映像データ識別情報と印刷情報とが対応付けられたテーブルとして記憶される。あるいは、映像データを示す映像データ識別情報と、印刷情報を示す印刷情報識別情報とが記憶される。映像データ識別情報、印刷情報識別情報は、例えばシーケンスな数字やアルファベット、記録した日時、その他の識別可能な情報でよい。
印刷情報が生成、記憶されると、印刷コントローラ71の制御に応じた、駆動回路72の駆動及び移動機構20の駆動により、印刷対象面10bに印刷情報に応じた印刷像が印刷される(ステップ707)。ステップ707では、例えばスピンドルモータ82により、数十〜数百rpm、またはそれ以上の回転数、例えば900rpmでディスク10が回転する。印刷ヘッド55が移動機構20により待機位置から印刷対象面10b上まで移動し、回転するディスク10にインクを吐出することで印刷される。印刷ヘッド55がインクを吐出するとき、移動機構20により適宜移動することにより、適切な印刷像が生成される。なお、このようにディスク10が回転させられながら印刷される場合、印刷情報が極座標変換処理されて印刷される。
また、この印刷処理では、光ディスク駆動装置100が正確に印刷位置を認識するために、ディスク10の光学記録面10aに記録されたアドレス情報が用いられる。アドレス情報とは、例えばウォブル、プリピット、これらの組み合わせ、またはその他の物理アドレス情報である。アドレス情報が光ピックアップ80により読み出され、そのアドレス情報は、印刷コントローラ71に送られる。印刷コントローラ71は、そのアドレス情報に基づき、移動機構20及び駆動回路72を駆動するための制御信号を出力する。
図9は、印刷されたディスク10の例を示す図である。この例では、映像データのタイトル、日付等が文字として印刷されている。
印刷が終了すると、映像データの記録処理及び印刷処理を終了するか否かの選択をユーザに提示する(ステップ708)。この場合、CPU44の制御に応じて、インターフェース18を介して外部コンピュータ等に接続されたディスプレイ等の表示により提示したり、スピーカーによる音声により提示したりすればよい。終了の場合、ドライブ部90は、ディスクトレイ7にディスク10を載置させて排出する(ステップ709)。
なお、ステップ705において、ディスク10が印刷対象面10bを有していない場合、ステップ708に進む。
次に、ステップ701において、ディスク10の光学記録面10aに既にデータが記録されている場合について説明する。この場合、CPU44の制御に応じて印刷情報または上記印刷情報識別情報(以下、印刷情報等という。)が、上記映像データ識別情報とともにメモリ45に記憶されているか否かが判別される(ステップ710)。メモリ45に、印刷情報等が記憶されていない場合、ステップ704に進み、上記した動作と同様に、ステップ704〜708の動作が行われる。
ステップ708において、映像データの記録処理及び印刷処理を終了しない場合、図8に示すフローに進む。また、ステップ710において、メモリ45に、印刷情報等が映像データ識別情報とともに既に記憶されている場合も、図8に示すフローに進む。
図8に示すように、記録再生コントローラ15の制御に応じた光ピックアップ80の駆動により、さらに映像データが光学記録面10aに記録される(ステップ801)。このステップ801の動作は、ほとんどの場合、後述するように映像データの追加記録、または書き換えの動作である。映像データが記録されると、CPU44の制御に応じて、その映像データに応じた印刷情報等が生成されメモリ45に記憶される(ステップ802)。CPU44の制御に応じて、記憶された印刷情報等と、ステップ706で既に記憶された印刷情報等とが同じであるか否かが判別される(ステップ803)。
両者が同じ印刷情報である場合、映像データの記録処理及び印刷処理を終了し(ステップ806)、ディスク10が排出される(ステップ807)。同じ印刷情報等であるか否かは、印刷情報が何で定義されるかにもよる。例えば、印刷情報等が映像データのタイトルで定義される場合は両者は同じであるが、映像データの記録日時で定義される場合は両者は同じではない。典型的には、印刷情報は、日時や、タイトルも含む日時等で定義される。両者が同じ印刷情報でない場合(ステップ803のNO)、ステップ801の動作は、映像データの追加記録、または書き換えの動作になる。
ステップ801において、映像データ(追加データ)が追加記録された場合、CPU44、印刷コントローラ71の制御に応じて、光学記録面10aに記録されたアドレス情報に基づき、印刷対象面10bの未だ印刷されていない領域に、別の像(印刷像)が印刷される(ステップ805)。この別の印刷像とは、ステップ802で生成、記憶された印刷情報(追加印刷情報)に応じた印刷像である。例えば、図9に示した印刷像の状態から、図10に示すように、ステップ801で印刷された3つ目の映像データに対応する「XXXX news 15m 2006/07/20」が追加印刷される。
ステップ801において、元の映像データ(第1のデータ)から、別の映像データ(第2のデータ)に書き換えられた場合、CPU44、印刷コントローラ71の制御に応じて、ステップ804の動作が行われる。ステップ804では、光学記録面10aに記録されたアドレス情報に基づく印刷ヘッド55の駆動により、元の映像データに対応する印刷像上に修正液を塗布する。この場合、印刷処理と同様に、ディスク10が回転させられながら、修正液の塗布処理が行われる。
修正液の塗布処理が終了すると、修正液が塗布処理された領域を含む、印刷像が未だ印刷されていな領域に、別の印刷像が印刷される(ステップ805)。この別の印刷像とは、ステップ802で生成、記憶された印刷情報(書き換え印刷情報)に応じた印刷像である。図11は、元の映像データが、別の映像データに書き換えられた場合の、ステップ805で説明したディスク10の印刷対象面10bの状態を示す図である。図11(A)で示す元の映像データに対応する印刷像が、図11(B)のように修正液の消去される。そして、図11(C)に示すように、別の映像データに対応する印刷像が印刷される。
図12は、光学記録面10aに記録されたデータの一部が書き換えられたときの印刷処理を順に示す図である。図12(A)に示すように、既に3つの映像データが記録されているディスク10について説明する。例えば、あるドラマの映像データから、あるドラマの別の映像データに書き換えられるとする。この場合、CPU44、印刷コントローラ71の制御に応じて、図12(B)に示すように破線で示す領域Fに修正液が塗布され、さらに図12(C)に示すように、対応する像「90m 2006/08/31」が印刷される。
図13は、上述したようにテキストデータの印刷に加え、そのテキスト像の背景に絵柄が印刷されたディスクの例を示す図である。このように絵柄が印刷されたディスク10であっても、次の図14で説明するようにデータの一部の書き換えに対応することできる。
例えば、図13に示すように印刷されたディスク10が用意され、データの一部が書き換えられた場合、図14(A)に示すように、CPU44、印刷コントローラ71の制御に応じて、印刷像の一部の領域Gに修正液が塗布される。そして、図14(B)に示すように、修正液が塗布された領域に、新たな像(絵柄及びテキストデータ)が印刷される。
ディスク10に記録されていた映像データが消去される場合も同様に、修正液の塗布処理により、その消去された映像データに対応する印刷像が消去される。この場合、例えば、図12(A)→図12(B)、または、図13→図14(A)で説明した処理が行われる。
なお、別の映像データが書き換え、または消去された場合には、CPU44の制御に応じて、映像データ識別情報に対応する印刷情報(メモリ45に記憶されている印刷情報)は、書き換え、または消去されるようにしてもよい。このように、追加記録、書き換え、または消去のログを残すか否かは、ユーザにより選択されるようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態では、印刷対象面10bに修正液が塗布されることで、印刷像の修正が可能となる。これにより、印刷像の上からシール等が貼られて印刷像が修正される場合に比べ、ディスク10の偏心がほとんどなくなるため、データの記録または再生が不安定になることもない。したがって、容易に印刷内容を消去、追加記録、または書き換えすることができる。
本実施の形態では、印刷情報が、映像データ識別情報に対応してメモリ45に記憶されている。したがって、その追加記録等されたデータに対応する印刷情報の印刷像が、既にある別の印刷像の上から間違って印刷されてしまう、といったことを防ぐことができ、ディスク10の管理が容易になる。
図15(A)は、本発明の他の実施の形態に係る記録媒体としての光ディスクを示す図である。
このディスク110は、印刷対象面(第2の面)110b上に複数の印刷対象領域110cを予め有する。印刷対象領域110cとは、印刷対象面110b上に設けられ、インクにより印刷可能な領域である。したがって、印刷対象領域110cはどのような材質であってもよい。また、印刷対象面110b上における、印刷対象領域110c以外の領域(以下、非印刷対象領域という。)と、印刷対象領域110cとが異なる材質で構成されていてもよいし、同じ材質で構成されていてもよい。
印刷対象領域110cを有するディスクとは、当該印刷対象領域110cを囲うように予め印刷されたディスク(図15(A)、図16参照)、あるいは印刷対象領域110cを残すように予め非印刷対象領域が印刷されたディスクである。「予め印刷され」とは、ディスクの製造過程において印刷されることを意味する。「印刷対象領域110cを囲うように」とは、印刷対象領域110cの周囲すべて囲われる場合に限られず、囲う像の一部が途切れていたり、断続的に途切れていたり、ユーザが印刷対象領域110cを視認できればどのような形態でもよい。
印刷対象領域110cを囲う像は、図15(A)に示すような四角形のフレーム状に限られず、他の多角形、円形、楕円、その他の曲線形等、どんな形状でもよい。図16に示すディスクでは、フレームが絵柄で構成されている。図17に示すディスクでは、非印刷対象領域に絵柄等が印刷され、印刷対象領域110cが何も印刷されていない。印刷対象領域の数は1つでもよく、数は限られない。また印刷対象領域110cの大きさ、配置も限られない。
このディスク110の光学記録面(第1の面)110a(印刷対象面110bの反対側の面)には、この印刷対象領域110cの印刷対象面110b上での物理的な位置情報が記録されている。例えば、この印刷対象領域110cの位置情報は、アドレス情報を用いた情報である。したがって、光ピックアップ80によりそのアドレス情報が読み出されることにより、CPU44は印刷対象領域の位置情報を認識することができる。さらに、このディスク110の光学記録面110aには、このディスクが印刷対象領域110cを有するディスクであることを示すディスク識別情報が記録されている。すなわち、このディスク識別情報により、光ディスク駆動装置100は、一般的なディスクと区別することができる。
ディスク110の光学記録面110aに印刷対象領域110cの位置情報が記録さていない場合には、その位置情報が、予め光ディスク駆動装置100のROM46またはメモリ45に記憶されていてもよい。この場合、ROM46またはメモリ45は、印刷対象領域110cの位置情報記憶手段として機能する。その場合、ROM46またはメモリ45は、印刷対象領域110cの数、配置、大きさ、絵柄等が異なる複数種類のディスク110ごとに個別のディスク識別情報を記憶しておけばよい。その場合、そのディスク識別情報と、印刷対象領域110cの位置情報とが対応付けられて記憶される。これにより、光ディスク駆動装置100は、印刷対象領域110cの数、配置、大きさ、絵柄等が異なる複数種類のディスク110に対応することができる。
以上のように、ディスク110に予め印刷対象領域110cが設けられていることにより、ユーザは、印刷レイアウトの決定等、印刷に関する面倒な作業を減らすことができる。
また、例えば図16、図17に示すディスク110では、予め絵柄等が印刷されているので、光ディスク駆動装置100により印刷対象面110bの全体に印刷される場合に比べ、インクの量を低減することができ、印刷時間が大幅に短縮される。さらに、ユーザが用意するインクがモノクロであっても、ユーザはカラー印刷のディスクを完成させることができる。
図18は、図15(A)、図16、図17に示したディスク110に印刷される場合の動作を示すフローチャートである。
ディスクが光ディスク駆動装置100に装填されると、記録再生コントローラ15の制御に応じた光ピックアップ80の駆動により、ディスク識別情報があるかが判別される(ステップ1501)。このステップ1501では、ディスク識別情報に代えて、印刷対象領域110cを示す情報(印刷対象領域110cの位置情報、絵柄等の情報であり、以下、印刷対象領域情報という。)そのものがあるか否かが判別されてもよい。
ディスク識別情報または印刷対象領域情報がない場合、図7に示すフローへ進む。ディスク識別情報または印刷対象領域情報がある場合、記録再生コントローラ15の制御に応じた光ピックアップ80の駆動により、ディスク110の光学記録面110aに既に映像データが記録されているか否かが判別される(ステップ1502)。
ディスク110に映像データが記録されていない場合、図7のステップ702以降のステップへ進む。ディスク110に映像データが記録されている場合、図8に示すフローへ進み、その場合、ステップ802以降のフローでは、印刷対象領域110cに印刷像が生成される。図15(B)は、例えば図15(A)に示す状態から、1つの映像データが記録された場合に、その映像データに対応する印刷像が印刷対象領域に印刷されたディスクを示す。
このようなディスク110が製造される工程において、例えば上記フレーム等が印刷対象面110bに印刷される場合、光ピックアップ80によりアドレス情報を読み出しながら印刷することができる。この場合、ある特定のアドレス情報を起点としてフレーム等が印刷されればよい。光ディスク駆動装置100により上記起点のアドレス情報が初期設定されることにより、ユーザは光ディスク駆動装置100により正確に、印刷対象領域に印刷することができる。
あるいは、図15〜図17に示すディスク110が製造される工程において、フレーム等が印刷されるときの起点の位置を示すマークが付されてもよい。つまり、このマークは、光ディスク駆動装置100が印刷対象領域を検出するためのマークとなる。マークの例としては、例えば図19(A)に示すように、印刷対象面に印刷された点状のマーク112がある。マーク112の位置は、ディスク110の外側でも内側でもどこでもよい。
点状のマーク112の光反射率が、この点状のマーク112以外の印刷対象面110b上の領域の光反射率に比べて、異なるようにすれば、例えば図示しない反射型の光センサを用いて当該マーク112を検出することができる。この場合、光ディスク駆動装置100が、印刷対象面110bに対向する側にその光センサを備えていればよい。このように光センサ等の安価な構成によりマーク112を検出することが可能となる。
このようなマーク112が設けられていれば、光学記録面110aに記録されたアドレス情報と光センサの出力情報とに基づいて、光ディスク駆動装置100は、印刷対象領域に正確に印刷することができる。例えば、アドレス情報と光センサの出力情報とを用いて、図6に示す記録再生コントローラ15あるいはCPU44が、印刷対象領域110cを検出する検出手段として機能する。
マーク112の色は、何でも良く、例えば黒のように反射率を低減させる色、または、ミラーのように反射率を高める色等が考えられる。あるいは、光センサの光を通すような色(例えば透明)であってもよい。このようにマークが光を透過させる場合は、反射型、透過型の光センサのどちらが用いられてもよい。
マーク112は、他にも図19(B)に示すように、点状に限られず、ライン状でもよいし、その他の形状であってもよい。
あるいは、このようなマーク112は光学記録面110aに光学的に記録されていてもよい。この場合、上記光センサは必要なく、光ピックアップ80により当該マーク112を検出することができるので、コストを低減させることができる。
図20は、他の実施の形態に係る光ディスク駆動装置の内部構造を示す斜視図である。図21は、図20に示す光ディスク駆動装置200の平面図である。これ以降の説明では、図1等に示した実施の形態に係る光ディスク駆動装置100の部材や機能等について同様のものは説明を簡略または省略し、異なる点を中心に説明する。
光ディスク駆動装置200の印刷ユニット250は、図21に示すように、チャッキングプレート293に保持されたディスク10の中心を通らない直線C2上を移動可能に設けられた印刷ヘッド255を備えている。ディスク10の中心を通る直線は符号C1で表している。
印刷ヘッド255を移動させる移動機構220は、印刷ヘッド255を保持するホルダ256と、ホルダ256に接続された垂直移動ブロック231と、垂直移動ブロック231に挿通された垂直ガイドシャフト239に接続された連結プレート221と、連結プレート221に接続された水平移動ブロック223とを備える。また、移動機構220は、水平移動ブロック223を駆動する駆動部270を有する。駆動部270は、駆動モータ229と、この駆動モータ229にカップリング225を介して接像され水平移動ブロック223に接続されたボールネジ227とを有する。サポートホルダ224は、内部にベアリングが設けられボールネジ227をホールドするようになっている。
垂直移動ブロック231の側面にはガイドピン238が設けられ、ガイドピン238は図21に示すガイドレール237上を移動する。ガイドレール237の後方側には斜面237aが形成され、水平移動ブロック223の水平方向(Y方向)の移動により、斜面237a上をガイドピン238が走行することで、垂直移動ブロック231が昇降する。図22は、移動機構220により、印刷ヘッド255が前方側へ移動した状態を示す平面図である。印刷ヘッド255の待機位置(後方側)にはキャップ254が配置されている。すなわち、印刷ヘッド255が後方側へ移動し、垂直移動ブロック231が下降することで、印刷ヘッド255のインク吐出部257がそのキャップ254に覆われる。
なお、ディスク10の光学記録面10aにデータを記録し、またはデータを再生するドライブ部90の一部は、上面カバー79及び側面カバー78によって覆われている。
図23は、印刷ヘッド255及びキャップ254の一例を示す斜視図である。図24は、印刷ヘッド255を下側から見た斜視図である。図23に示すように、印刷ヘッド255の上部には、管状のインク供給部249が設けられている。図24に示すように、印刷ヘッド255の下部にはインク吐出部257が設けられている。図23及び図24に示す印刷ヘッド255はモノクロ用、つまり黒インク一色用の印刷ヘッドであるが、典型的にはカラー用の印刷ヘッド255が設けられる。カラー用の印刷ヘッド255の場合、インク供給部249及びインク吐出部257がカラーの数ごとに複数設けられる。
図20及び図21に示すように、印刷ユニット250の前方側には、印刷用インクのタンク251がカラーごとに複数配置されている。インクタンク251には、インクの供給チューブ252の一端が接続され、その他端は印刷ヘッド255のインク供給部249に接続される。この場合、供給チューブ252は複数あるので、印刷ヘッド255は、インク供給部249及びインク吐出部257がそれぞれ複数設けられたカラー用の印刷ヘッドである。供給チューブ252は、可撓性を有する。この可撓性は、例えば供給チューブ252自体が柔軟性のある樹脂で構成されることで実現される。あるいはベローズを有する供給チューブが用いられてもよい。
図21及び図22に示すように上記移動機構220により、印刷ヘッド255は、インク吐出部257がディスク10の中心を通らない直線C2上を移動するように移動する。
このような光ディスク駆動装置200においても、図7、図8、図18に示した動作をさせることができる。
このような光ディスク駆動装置200によれば、ディスク10が所定の回転数で回転しているときに、印刷ヘッド255が静止した状態またはY方向に移動した状態で印刷することができる。
あるいは、ディスク10が回転せず静止した状態であって、印刷ヘッドが静止した状態またはY方向に移動した状態で印刷することができる。
あるいは、ディスクトレイ7によるディスク10の搬送時には、ディスク10がY方向に移動するので、そのとき、印刷ヘッド255が静止した状態またはY方向に移動した状態で印刷することができる。典型的には、ディスクトレイ7がディスク10を排出するときに印刷される。しかし、ディスク10の搬入時であってもよい。このようにディスク10の搬送を利用して印刷されることで、印刷スピードが向上する。このような印刷方法は、図9に示したように、文字等がディスク10の中心からずれた位置に印刷される場合に特に有効となる。
本発明に係る実施の形態は、以上説明した実施の形態に限定されず、他の種々の実施形態が考えられる。
印刷対象面にフレーム等(例えば図16参照)が印刷される場合に、光学記録面の物理アドレス情報と関係なく印刷が行われる場合は、次のように対処すればよい。例えば、同じロットの場合は、光学記録面の物理アドレス情報と印刷データの位置関係は対応している。そこで,ロットから一枚ディスクを抜き出し、上記光ディスク駆動装置100により、物理アドレス情報を読み出しながら、ディスクに適当な位置にスタート位置を示すマークを印刷する。このスタート位置のマークは何でもよい。そして、フレーム等の印刷位置の原点と角度(スタート位置のマークからの回転角度)を計測補正(キャリブレーション)する。また、このフレーム等の印刷時に用いたアドレス情報、計測補正用の値(キャリブレーション値)をともにディスク10の光学記録面10aに記録しておく。光ディスク駆動装置100が印刷対象面10bに追加して印刷する場合において、光ディスク駆動装置100は、アドレス情報とキャリブレーション値を読み出し、印刷位置補正を行うことにより追記位置を認識することが可能となる。
ドライブ部90や印刷ユニット50、250の各部の形状、構造等は、様々な形態が考えられる。メモリ45は、半導体メモリ等ではなく、ハードディスクや、他の記憶手段であってもよい。
上記図7、図8、図18に示す動作の説明では、印刷情報等及びこれに対応する映像データ識別情報は、光ディスク駆動装置100が備えるメモリ45に記憶される例を示した。しかし、印刷情報等及びこれに対応する映像データ識別情報は、ディスク10の光学記録面10aに光学的に記録されるように制御されてもよい(記録制御手段)。
図7、図8、図18に示したフローにおいて、各ステップの後にユーザの意思等に基づいて、映像データの再生が行われてもよい。または、各ステップの後にユーザの意思等に基づいて動作が終了してもよいし、ディスク10が光ディスク駆動装置100から排出されてもよい。あるいは、ユーザの意思等に基づいてステップ707、805の印刷処理が行われない形態も考えられる。
上記実施の形態では、図1に示したように、ディスクトレイタイプの光ディスク駆動装置100について説明した。しかし、図25に示すように、スロットインタイプの光ディスク駆動装置300が適用されてもよい。この装置では、フロントパネル204に開口211が設けられ、スロットカバー212が開いた状態で、ディスク10が挿入及び排出される。
本発明の一実施の形態に係る記録媒体駆動装置として、光ディスク駆動装置を示す斜視図である。 図1に示す光ディスク駆動装置の内部構造を示す斜視図である。 図2に示す光ディスク駆動装置の内部構造を示す平面図である。 図4(A)は、印刷ヘッドを下側から見た斜視図であり、図4(B)は、印刷ヘッドを下側から見た平面図である。 他の実施形態に係る印刷ヘッドを下側から見た斜視図である。 この光ディスク駆動装置の構成を示すブロック図である。 印刷ユニットの動作を含めた光ディスク駆動装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図7の動作の続きを示すフローチャートである。 文字が印刷されたディスクの例を示す図である。 印刷像が追加されたディスクの例を示す図である。 別の映像データが書き換えされた場合の、ステップ804、705で説明したディスクの印刷対象面の状態を示す図である。 光学記録面に記録されたデータの一部が書き換えられたときの印刷処理を順に示す図である。 テキスト像の背景に絵柄が印刷されたディスクの例を示す図である。 絵柄が印刷されたディスク10について、データの一部が書き換えられたときの印刷処理を順に示す図である。 図15(A)は、本発明の他の実施の形態に係る記録媒体としての光ディスクを示す図である。図15(B)は、例えば図15(A)に示す状態から、1つの映像データが記録された場合に、その映像データに対応する印刷像が印刷対象領域に印刷されたディスクを示す。 フレームが絵柄で構成されているディスクを示す図である。 非印刷対象領域に絵柄等が印刷され、印刷対象領域が何も印刷されていないディスクを示す図である。 図16、図17に示したディスクに印刷される場合の動作を示すフローチャートである。 マークが設けられたディスクを示す図である。 他の実施の形態に係る光ディスク駆動装置の内部構造を示す斜視図である。 図20に示す光ディスク駆動装置の平面図である。 移動機構により印刷ヘッドが前方側へ移動した状態を示す平面図である。 印刷ヘッド及びインク溜めの一例を示す斜視図である。 印刷ヘッドを下側から見た斜視図である。 スロットインタイプの光ディスク駆動装置を示す斜視図である。
符号の説明
10、110…ディスク(記録媒体)
10a、110a…光学記録面
10b、110b…印刷対象面
15…記録再生コントローラ
20、220…移動機構
44…CPU
45…メモリ
46…ROM
47…RAM
50、250…印刷ユニット
55、155、255…印刷ヘッド
71…印刷コントローラ
80…光ピックアップ
82…スピンドルモータ
90…ドライブ部
93…チャッキングプレート
100、200、300…光ディスク駆動装置
110c…印刷対象領域
112…マーク

Claims (10)

  1. 印刷の対象となる印刷対象面とデータの光学記録面とを有する記録媒体を保持する保持機構と、
    前記保持機構に保持された前記光学記録面に対する前記データの記録と書き換えが可能な光学記録手段と、
    前記データに応じて前記印刷対象面に印刷される印刷像の情報である印刷情報を生成する印刷情報生成手段と、
    前記印刷情報生成手段により生成された印刷情報をインデックス情報と対応付けて記録する印刷情報記録手段と、
    前記印刷情報記録手段により記録された印刷情報を前記記録媒体の前記印刷対象面に印刷する印刷手段と、
    前記記録媒体の前記印刷対象面に修正液を塗布可能な修正液塗布手段と、
    前記光学記録手段により、前記記録媒体に記録された書き換え前のデータである第1のデータが、書き換え後のデータである第2のデータに書き換えられた場合に、前記印刷情報生成手段によって前記第1のデータをもとに生成された第1の印刷情報に対応付けられていたインデックス情報と、前記印刷情報生成手段によって前記第2のデータをもとに生成された第2の印刷情報とを対応付けて前記印刷情報記録手段に記録させ、前記印刷対象面の前記第1の印刷情報の印刷領域に前記修正液塗布手段により前記修正液を塗布させ、前記印刷手段により、前記第2の印刷情報を前記印刷領域に印刷させる制御部と
    を具備する記録媒体駆動装置。
  2. 請求項1に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記印刷情報記録手段は、
    前記データ記録手段により前記記録媒体に追加データが追加記録された場合に、前記追加データを識別する追加データ識別情報と、前記印刷情報のうち前記追加データに対応する追加印刷情報とを対応付けて記憶し、
    前記印刷手段は、
    前記記憶された前記追加印刷情報に応じた印刷像を前記印刷対象面に印刷することを特徴とする記録媒体駆動装置。
  3. 請求項1に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記印刷情報記録手段は、
    前記データ記録手段により、前記データのうち前記記録媒体に記録された消去対象データが消去された場合に、前記印刷情報のうち前記消去対象データに対応する消去対象印刷情報を消去し、
    前記印刷手段は、
    前記消去対象印刷情報に応じた消去対象印刷像上に前記修正液を塗布することを特徴とする記録媒体駆動装置。
  4. 請求項1に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記印刷対象面に印刷される印刷像の情報である印刷情報と、前記データを識別する識別情報とを対応付けて前記光学記録面に記録させるように、前記データ記録手段を制御する記録制御手段をさらに具備することを特徴とする記録媒体駆動装置。
  5. 請求項4に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記記録制御手段は、
    前記データ記録手段により前記記録媒体に追加データが追加記録された場合に、前記追加データを識別する追加データ識別情報と、前記印刷情報のうち前記追加データに対応する追加印刷情報とを対応付けて記録させ、
    前記印刷手段は、
    前記記録された前記追加印刷情報に応じた印刷像を前記印刷対象面に印刷することを特徴とする記録媒体駆動装置。
  6. 請求項4に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記記録制御手段は、
    前記データ記録手段により、前記データのうち前記記録媒体に記録された消去対象データが消去された場合に、前記印刷情報のうち前記消去対象データに対応する消去対象印刷情報を消去し、
    前記印刷手段は、
    前記消去対象印刷情報に応じた消去対象印刷像上に前記修正液を塗布することを特徴とする記録媒体駆動装置。
  7. 請求項1に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記記録媒体は、
    前記印刷対象面上に設けられ、前記印刷の対象となる領域である印刷対象領域を有し、
    当該記録媒体駆動装置は、
    前記記録媒体の前記印刷対象領域の、前記印刷対象面における位置情報を記憶する位置情報記憶手段をさらに具備することを特徴とする記録媒体駆動装置。
  8. 請求項7に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記記録媒体は、前記印刷対象面上に設けられたマークを有し、
    当該記録媒体駆動装置は、
    前記マークを検出するセンサと、
    前記センサにより検出された前記マークと、前記光学記録面に記録された該光学記録面上の位置を示すアドレス情報とを用いて前記印刷対象領域を検出する検出手段と
    をさらに具備することを特徴とする記録媒体駆動装置。
  9. 請求項7に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記記録媒体は、前記光学記録面に記録されたマークを有し、
    当該記録媒体駆動装置は、
    前記マークを検出するデータ再生手段と、
    前記センサにより検出された前記マークと、前記光学記録面に記録された該光学記録面上の位置を示すアドレス情報とを用いて前記印刷対象領域を検出する検出手段と
    をさらに具備することを特徴とする記録媒体駆動装置。
  10. 印刷の対象となる印刷対象面とデータの光学記録面とを有する記録媒体を保持し、
    前記データに応じて前記印刷対象面に印刷される印刷像の情報である印刷情報を生成し、
    前記生成された印刷情報をインデックス情報と対応付けて記録し、
    前記記録された印刷情報を前記記録媒体の前記印刷対象面に印刷し、
    前記記録媒体の前記印刷対象面に修正液を塗布し、
    前記記録媒体に記録された書き換え前のデータである第1のデータが、書き換え後のデータである第2のデータに書き換えられた場合に、前記第1のデータをもとに生成された第1の印刷情報に対応付けられていたインデックス情報と、前記第2のデータをもとに生成された第2の印刷情報とを対応付けて記録し、
    前記印刷対象面の前記第1の印刷情報の印刷領域に前記修正液を塗布し、
    前記第2の印刷情報を前記印刷領域に印刷する
    ことを特徴とする記録媒体駆動装置の駆動方法。
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