JP4370976B2 - シール荷重検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、バイアル等の容器にゴム栓を打栓し、このゴム栓の上から金属製のキャップを被せた後、金属キャップに荷重をかけた状態で巻き締めを行うキャッピング装置に設けられたシール荷重検査装置、または、前記キャッピング装置と別に設けられたシール荷重検査装置に関するもので、特に、巻き締め終了後の金属キャップに作用する荷重を検出することにより、ゴム栓のシール力を確認できるようにしたものである。
医薬品等が充填されるバイアルは、内容物を充填した後、口部にゴム栓を打ち込み、その上からアルミ等の金属からなるキャップを被せ、このキャップのすそ(下端部)を内側に折り曲げて巻き締めを行うことによりシールされるようになっている。
このようなバイアルのシールは、前記ゴム栓によって行っており、ゴム栓によって充分なシール性を得るには、このゴム栓を適度に圧縮した状態にしておかなければならない。ゴム栓が圧縮されずに巻き締めが行われると、充分なシール力が得られないことになってしまう。
そこで、打栓したゴム栓の上から金属のキャップを被せた容器に、プレッシャブロック等によって荷重をかけた状態にして金属キャップの巻き締めを行う方法が一般に行われている。ところが、容器の外形にならってすそ部(下端部)を内側に折り曲げた金属キャップは、巻き締め終了後に、折り曲げられた個所が元に戻ろうとするスプリングバックによって容器の外面との間に隙間を生じてしまう。その結果、金属キャップの上方から加えていた荷重を解除すると、ゴム栓がその弾性により前記隙間分だけ復元してしまい、巻き締め終了後においてキャップにかかる荷重が、巻き締め中に付加していた荷重よりも低減してしまう。このような場合にはゴム栓によるシール力が不足するおそれがある。従って、巻き締め終了後に、ゴム栓による充分なシール力が得られていることを確認するために、キャップに作用する荷重を検出する必要がある。
容器の口部に被せたキャップに上方から荷重をかけながら巻き締めを行う際の荷重を検出するようにしたキャッピング装置や、容器の口部にキャップを打ち込む際の荷重を検出するようにしたキャッピング装置は従来から知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。特許文献1に記載されたキャッピング装置(特許文献1では蓋締装置と呼ぶ、以下同様)は、キャッピングヘッド(締め付け用ヘッド)を昇降させるカム(分割レール)にロードセルを設け、ロールオンキャップの巻き締め時の荷重をインラインで検出している。また、特許文献2のキャッピング装置(特許文献2ではキャッパと呼ぶ)では、びん台にロードセルを設けてキャップ打ち込み時の荷重を検出している。
前記各特許文献に記載されたキャッピング装置は、いずれも、容器内に打ち込まれたゴム栓によってシール力を得るものではないため、キャッピング終了後に大幅な荷重の変動が起こることはない。従って、予め設定された荷重をキャッピング時に付加することにより、キャッピング終了後に必要な荷重を得ることができるので、巻き締め等のキャッピング工程が終了した後に荷重を解放した際の荷重の変動を検出することは行っていない。
特開昭61−189号公報(第2−3頁、図1) 特開平8−58889号公報(第3−5頁、図1)
本発明は、打栓したゴム栓の上から金属キャップを被せて、上方から荷重をかけつつ金属キャップの下端部を折り曲げて巻き締めを行うキャッピング装置において、巻き締め時だけでなく巻き締め終了後のキャップに作用する荷重を検出することができるシール荷重検査装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明は、ゴム栓が打栓された容器に金属製のキャップを被せて巻き締めを行うキャッピング装置に設けられたシール荷重検査装置において、前記キャップを介してゴム栓に荷重を加えて圧縮させるプレッシャブロックと、このプレッシャブロックを昇降させるエアシリンダと、キャップのすそを内側に折り曲げる巻き締め部材と、この巻き締め部材と前記容器が載置される容器台の少なくとも一方を回転させる回転手段と、前記巻き締め部材をキャップに当接する位置と当接しない位置とに移動させる移動手段と、キャップにかかる荷重を検出する荷重検出手段と、キャップの天面高さが変位したことを検出する変位検出手段と、前記エアシリンダのエア圧を制御するエア圧制御手段と、前記荷重検出手段が検出した荷重値を記憶する荷重値記憶手段とを備え、前記金属キャップに荷重を加えてゴム栓を圧縮した状態で、前記巻き締め部材によってキャップのすそを内側に折り曲げて巻き締めを行った後、一旦荷重を解放し、再度前記巻き締め時の荷重よりも低い値から徐々に高い値の荷重を加えるように前記エア圧制御手段を制御するとともに、荷重を増加させていく過程でキャップ天面の高さが変位したときの荷重を検出し、この荷重を巻き締め終了後のシール荷重であると判定することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、ゴム栓が打栓された容器に金属製のキャップを被せて巻き締めを行ったキャップのシール荷重を検出するシール荷重検査装置において、前記キャップを介してゴム栓に荷重を加えて圧縮させるプレッシャブロックと、このプレッシャブロックを昇降させるエアシリンダと、キャップにかかる荷重を検出する荷重検出手段と、キャップの天面高さが変位したことを検出する変位検出手段と、前記エアシリンダのエア圧を制御するエア圧制御手段と、前記荷重検出手段が検出した荷重値を記憶する荷重値記憶手段とを備え、前記キャップに低い値から徐々に高い値の荷重を加えるように前記エア圧制御手段を制御するとともに、荷重を増加させていく過程でキャップ天面の高さが変位したときの荷重を検出し、この荷重を巻き締め終了後のシール荷重であると判定することを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、ゴム栓が打栓された容器に金属製のキャップを被せて巻き締めを行ったキャップのシール荷重を検出するシール荷重検査装置において、前記キャップの天面に当接可能に配置されたプレッシャブロックと、容器を載置する容器台と、この容器台を昇降させるエアシリンダと、キャップにかかる荷重を検出する荷重検出手段と、容器台の高さが変位したことを検出する変位検出手段と、前記エアシリンダのエア圧を制御するエア圧制御手段と、前記荷重検出手段が検出した荷重値を記憶する荷重値記憶手段とを備え、前記容器台をゴム栓が収縮しない程度の低荷重で上昇させてキャップ天面をプレッシャブロックに当接させた後、容器台にかける荷重を上昇させ、荷重を増加させていく過程で容器台の高さが変位したときの荷重を検出し、この荷重を巻き閉め終了後のシール荷重であると判定することを特徴とするものである。
本発明のシール荷重検査装置は、金属キャップの巻き締め終了後に、荷重を一旦解放した後、再度荷重を増加させることによりキャップに作用している荷重を検出するようにしたので、ゴム栓のシール力が不足している場合にこれを正確に確認し、不良品を確実に検出することが出来る。
ゴム栓が打栓された容器に金属キャップを被せ、その天面から荷重を加えてゴム栓を圧縮した状態で金属キャップのすそを内側に折り曲げて巻き締めを行った後、キャップに加えていた荷重を一旦解放し、その後、徐々に荷重を増大させながら加えていくという簡単な構成により、巻き締め終了後のゴム栓によるシール力を正確に検出するという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は、本発明の一実施例に係るシール荷重検査装置を備えたキャッピング装置の全体の構成を簡略化して示す平面図、図2は、シール荷重検査装置を備えたキャッピング装置の構成を示す縦断面図、図3は、前記キャッピング装置の制御部の構成を示す図であり、このキャッピング装置(全体として符号1で示す)は、容器2(この実施例ではゴム栓4が打栓されたバイアル)が供給される容器台6と、この容器台6の上方に設置され、エアシリンダ8によって昇降されるプレッシャブロック10と、前記バイアル2に打栓されたゴム栓4の上方から被せられたアルミ等の金属からなるキャップ12を巻き締める巻き締めローラ14とを備えている。
容器搬送コンベヤLによって連続的に搬送されてきた多数のバイアル2が、インフィードスクリューMによって所定の間隔に切り離され、入口スターホイールNを介して前記キャッピング装置1に導入される。これらバイアル2は、キャッピング装置1内で前記金属製のキャップ12の巻き締めおよびシール荷重の検査が行われた後、出口スターホイールPを介して前記容器搬送コンベヤL上に排出されて次の工程に送られる。
前記バイアル2は、ゴム栓4が圧入される口部2aよりも下方側に、口部2aの外径よりも径の小さい小径部2bが設けられており、前記口部2aの外面と小径部2bとの間がテーパ面2cによって接続されている。さらに、この小径部2bよりも下方には、底部2dまで続く大径部2eが形成されている。
バイアル2の口部2a内に圧入されるゴム栓4は、口部2aの内径とほぼ等しいか、あるいは内径よりもやや大きい外径を有する圧入部4aと、口部2aの外径とほぼ一致する外径を有する大径頭部4bとを有している。また、このゴム栓4の上方から被せられる金属キャップ12は、ゴム栓4の大径頭部4bとバイアル2の口部2a外面とを囲む円筒部12aと、大径頭部4bの上に載る天面部12bとを有しており、ゴム栓4に被せられた状態で、前記円筒部12aの下端(すそ部)12cがバイアル2のテーパ部2cの外方に位置する長さを有している。さらに、この金属キャップ12の円筒部12aの上部外周および天面部12bには、前記円筒部12aよりも短い円筒部16aおよび天面部16bを有する樹脂キャップ16が一体的に接着されている。
前記容器台6は、モータ(回転手段)18の駆動軸に連結された垂直な回転軸20上に取り付けられており、モータ18の駆動によってバイアル2を載せて回転するようになっている。モータ18は、後に説明する制御装置22によって回転を制御される。
容器台6の上方に配置されているプレッシャブロック10は、下向きに固定されたエアシリンダ8のロッド8aの下端に連結され、エアシリンダ8の作動により昇降するようになっている。このプレッシャブロック10は、その中央部から上方に延びる軸部10aがエアシリンダ8のロッド8a内に止め輪24を介して連結されるとともに、前記エアシリンダ8のロッド8aの下面との間にボールベアリング26が介装されており、エアシリンダ8の作動によって昇降するとともに、エアシリンダ8に対して回転できるようになっている。プレッシャブロック10の下面には円形の凹部10bが形成されており、この円形凹部10bが、バイアル2に被せられた金属キャップ12の天面部12b(この実施例の場合には金属キャップ12と樹脂キャップ16が一体になっており、実際には樹脂キャップ16の天面部16b)に押し付けられる。
前記昇降用エアシリンダ8には、荷重検出手段としてのロードセル28が設けられており、エアシリンダ8の作動によってプレッシャブロック10を前記金属キャップ12に押し付けたときの、キャップ12に作用する荷重を検出するようになっている。
また、エアシリンダ8の作動によって昇降される前記プレッシャブロック10には、高さ方向の変位を検出する変位検出手段としてのポテンショメータ30が接続されており、エアシリンダ8によって昇降されるプレッシャブロック10の高さを、このポテンショメータ30によって検出するようにしている。
前記バイアル2は、前述のように、ゴム栓4が圧入されている口部2aの下方に、小径部2bへ続くテーパ部2cが形成されており、金属キャップ12の円筒部12aの下端12cを前記テーパ部2cに向かって折り曲げるようになっている。金属キャップ12aの下端12cの折り曲げを行うために、上下に配置されたプレッシャブロック10と容器台6に隣接して、巻き締めローラ14が設けられている。この巻き締めローラ14は、前記金属キャップ12の円筒部12aの下端12cに当接して内側に折り曲げる押圧部14aが形成されており、この押圧部14aが、バイアル2のテーパ部2cとほぼ同じ傾斜を有している。巻き締めローラ14は、エアシリンダ32によって水平方向に移動できるようになっており、前記金属キャップ12に押し付けられてその円筒部12aの下端12cを内側に折り曲げる位置(後に説明する図4(a)参照)と、金属キャップ12に当接しない位置(図2参照)との間で水平移動される。
このキャッピング装置1の各部の動作を制御する制御装置22は、前記ロードセル28から送られた信号により、プレッシャブロック10が金属キャップ12に加えている荷重を検出する荷重検出部34と、ポテンショメータ30から送られた信号によりプレッシャブロック10の高さ方向の位置を検出する高さ検出部36を備えている。また、前記ロードセル28から送られた信号により荷重検出部34が検出した荷重を記憶するとともに、予め設定された適正荷重を記憶する荷重記憶部38と、前記ポテンショメータ30から送られた信号により高さ検出部36が検出した高さを記憶する高さ記憶部40とを備えている。さらに、荷重検出部34および高さ検出部36が検出した数値と、荷重記憶部38および高さ記憶部40に記憶されている数値とを比較し、適正範囲であるか否かを判定する比較判定部42と、巻き締めローラ14の水平移動用エアシリンダ32、プレッシャブロック10を昇降させる昇降用エアシリンダ8に供給するエア圧力を制御するオートレギュレータ44および容器台6の回転を行うモータ(回転手段)18等の作動を制御する制御部46が設けられている。
前記プレッシャブロック10を昇降させるエアシリンダ8は、内部に形成された上下の圧力室(図示せず)がそれぞれ電磁弁48、50を介してエア供給源52に接続されており、このエア供給源52からこれら各圧力室内にエアを供給し、または圧力室を大気に開放することにより前記プレッシャブロック10を昇降させる。前記金属キャップ12の下端部12cの巻き締めを行う際には、上方の圧力室に、エア供給源52からのエアをオートレギュレータ44で制御した圧力で供給するとともに、下方の圧力室を大気に開放することにより、プレッシャブロック10を下降させて、バイアル2に被せられた金属キャップ12に所定の荷重で押し付けるようになっている。
以上の構成に係るキャッピング装置1の作動について説明する。前の工程でゴム栓4が打栓され、さらにその上方に金属キャップ12およびこの金属キャップ12と一体の樹脂キャップ16が被せられた容器(バイアル)2が、搬送コンベヤLによって連続的に搬送され、インフィードスクリューMによって所定の間隔に切り離された後、入口スターホイールNによってこのキャッピング装置1内に搬入され、各容器台6上に供給される。バイアル2が容器台6に供給される時点では、前記昇降用エアシリンダ8の上部圧力室が大気に開放され、下部圧力室に圧力エアが供給されており、プレッシャブロック10は上昇している。
前記ゴム栓4は、バイアル2の口部2aの内径と等しいか、またはやや大きい外径を有する圧入部4aが、バイアル2の口部2a内に圧入されるとともに、その上方の大径頭部2bがバイアル2の口部2aの周縁上に載った状態になっている。このゴム栓4の大径頭部4bの外径とバイアル2の口部2aの外径はほぼ同一の大きさを有しており、金属キャップ12の円筒部12bが、これらゴム栓4の大径頭部4bとバイアル2の口部2aの外周面とに接する状態で被せられる。ゴム栓4とバイアル2に被せられた金属キャップ12の円筒部12aの下端12cは、バイアル2の口部2a外面よりも下方へ伸びて、バイアル2のテーパ面2cの外側に離れた状態で位置している。
前記バイアル2が容器台6上に供給されると、容器台6の上方に配置されている昇降用エアシリンダ8の上部圧力室に、エア供給源52からオートレギュレータ44を介してエアが供給され、プレッシャブロック10を下降させる。下降したプレッシャブロック10は、バイアル2に被せられている金属キャップ12の天面部12b(直接的には樹脂キャップ16の天面部16b)に押し付けられ、金属キャップ12の天面部12b側から前記ゴム栓4に荷重をかける。図1中のA区間がプレッシャブロック10の下降する区間である。
このキャッピング装置1の運転中は、ロードセル28およびポテンショメーター30が所定時間毎に、金属キャップ12(樹脂キャップ16)にかかる荷重およびプレッシャブロック10の高さを検出しており、制御装置22は、これらロードセル28およびポテンショメーター30から送られた信号を認識している。図5の上段は、ポテンショメータ30によって検出されたプレッシャブロック10の高さの変化を示すグラフ、同図下段は、ロードセル28によって検出された金属キャップ12に作用する荷重の大きさの変化を示すグラフであり、この図を参照してキャッピング工程を説明する。
プレッシャブロック10によって金属キャップ12に加えられる荷重の大きさは設定されており(この指令荷重を図5の下段に符号F0で示す)、予め実験によってこの指令荷重F0を付加するために必要なエア圧を求めておき、このエア圧を前記昇降用エアシリンダ8に供給するようになっている。なお、図6はエア圧と金属キャップ12に作用する荷重との関係を示すグラフである。昇降用エアシリンダ8の上部圧力室には、前記制御装置22の制御部46によって制御されたオートレギュレータ44によって設定エア圧が供給されて、前記指令荷重F0を付加する。具体的には、オートレギュレータ44が、例えば、20kgの荷重を付与できるエア圧力に設定され、この設定エア圧力を昇降用エアシリンダ8に供給してゴム栓4に荷重を付加する。
昇降用エアシリンダ8の作動により、図5の上段に示すように、プレッシャブロック10が次第に下降し、金属キャップ12と一体の樹脂キャップ16に接触すると(図5のT1位置)、この時点で一時的に高荷重が検出される。その後、プレッシャブロック10が最も低い高さまで下降するとともに(図5のT2位置)、ロードセル28によって前記指令荷重F0とほぼ一致するキャップ荷重FAが検出される。
前記プレッシャブロック10が下降限に到達した後、巻き締めが開始される(図5のT3位置)。巻き締めを行うときには、水平移動用のエアシリンダ32を作動させることによって巻き締めローラ14をバイアル2方向に移動させ、巻き締めローラの押圧部14aを金属キャップ12の円筒部12aの下端12cに押し付けるとともに、モータ18の駆動によって容器台6を回転させる。
巻き締めローラ14を金属キャップ12の下端12cに押し付けるとともに、容器台6を回転させて、所定時間(この実施例では図5のT3位置からT4位置への間)巻き締めを行う。巻き締めローラ14の押圧部14aは、バイアル2の外周面に形成されているテーパ面2cとほぼ一致する傾斜を有しており、金属キャップ12の下端12cをバイアル2のテーパ面2cの形状に沿って内側に折り曲げる(図4(a)参照)。この巻き締め区間(T3〜T4、図1中にBで示す区間)では、プレッシャブロック10を下降させる昇降用エアシリンダ8に供給されているエア圧は一定であるが、図5の下段に示すように、キャップ12に加えられている荷重が変動する。
巻き締めが終了すると、水平移動用エアシリンダ32により巻き締めローラ14を金属キャップ12に接触しない位置に後退させる。プレッシャブロック10によって荷重をかけた状態のまま(このときロードセル28によって検出される荷重はFAである)、金属キャップ12の下端12cをバイアル2のテーパ面2cに沿って押さえ付けていた巻き締めローラ14を離すと、金属キャップ12の下端12cがスプリングバックにより僅かにバイアル2のテーパ面2cから離れる(図4(b)参照)。
巻き締めを終了した後、プレッシャブロック10による荷重を除去する。巻き締めを行っている間は、昇降用エアシリンダ8の上部圧力室に圧力エアを供給するとともに、下部圧力室を大気に開放していたが、荷重を除去するために、電磁弁44を切り換えて上部圧力室も下部圧力室と同様に大気に開放する。このように上下の圧力室を大気に開放することにより、プレッシャブロック10を下降させた状態のままキャップ12に作用する荷重を除去する。プレッシャブロック10の荷重を除去すると、それまで圧縮されていたゴム栓4が膨張して、金属キャップ12を介してプレッシャブロック10を上方へ押し上げる(図4(c)参照)。プレッシャブロック10はゴム栓4によって押し上げられるが、金属キャップ12の円筒部12aの折り曲げられている下端12cがバイアル2のテーパ面2cに当たると、それ以降はゴム栓4の弾性によって金属キャップ12が押し上げられることはなく、金属キャップ12およびプレッシャブロック10の上昇が停止する(図5上段のT5位置)。
なお、この実施例では、プレッシャブロック10を下降させた状態のまま荷重を除去したが、プレッシャブロック10を上昇させて荷重を除去するようにしてもよい。この場合には、巻き締め時に圧力エアを供給していたエアシリンダ8の上部圧力室を大気に開放するとともに、下部圧力室にエアを供給してプレッシャブロック10を上昇させる。但し、金属キャップ12への荷重を除去する際にプレッシャブロック10を上昇させた場合には、後に、下部圧力室を大気に開放してプレッシャブロック10を金属キャップ12の天面部12bに当接させる必要がある。
ゴム栓4の膨張によって上昇した金属キャップ12およびプレッシャブロック10が停止した状態が図4(c)に示す状態であり、このときの金属キャップ12およびプレッシャブロック10の上方への変位量を、図4(b)、(c)間および図5の上段に符号S1で示す。このように一旦荷重を解放した後、再度金属キャップ12の天面部12bから荷重を加える。昇降用エアシリンダ8の下部圧力室内は大気に開放したまま、エア供給源52から上部圧力室にオートレギュレータ44を介して圧縮エアを供給する。上部圧力室への供給通路に設けられているオートレギュレータ44は、供給圧力を徐々に上昇させるように制御されており、図5の下段のT6位置からT8位置に至るように徐々にエア圧力を上昇させる。
巻き締め終了後再度荷重をかける場合には、巻き締め時に付加した荷重FAよりも低い荷重値FB(図5の下段参照)から徐々に荷重を増加させていく。加える荷重が低い間は金属キャップ12は変位しないが、付加する荷重が高くなると、金属キャップ12が下方へ変位を開始する。前述のようにプレッシャブロック10の高さの変化がポテンショメータ30によって検出されるとともに、キャップ荷重の変化もロードセル28によって検出されており、この金属キャップ12が下方へ変位した時点(図5のT7参照)をポテンショメータ30が検出し、さらにその時点の荷重FCをロードセル28が検出する。このポテンショメータ30が金属キャップ12の変位を検出した時点の荷重FCを、巻き締め終了後の金属キャップ12に作用する荷重、つまり圧縮されているゴム栓4のシール力であると判定する。なお、図4(d)は、プレッシャブロック10によって再度荷重を加え、ゴム栓4が収縮した状態を示す。図1のC区間がキャップ荷重の検査区間である。
その後、昇降用エアシリンダ8の上部圧力室を大気に開放するとともに、下部圧力室にエアを供給してプレッシャブロック10を上昇させて、金属キャップ12にかかる荷重を完全に除去する(図5のT9参照)。図1のD区間がプレッシャブロック10の上昇区間である。
前記制御装置22の荷重記憶部38には、ゴム栓4のシール力を確保するために必要とされる適正荷重が記憶されており、前記巻き締め終了後のシール荷重FCとこの適正荷重とを、比較判定部42において比較し、適正荷重から外れている場合には不良品であると判断してこのバイアル2を排除する。このように巻き締め後のゴム栓4の押さえ力(シール力)を個々に正確に確認することができ、ゴム栓4の押さえ力不足による不良品の検出が可能になる。
また、この実施例に係るキャッピング装置1はフィードバック制御を行うようになっており、前記巻き締め終了後の荷重FCと適正荷重とを、比較判定部42において比較し、所定以上の差がある場合には、巻き締め終了後の荷重FCに応じて、次のキャッピング時にプレッシャブロック10によって金属キャップ12の天面部12bにかける荷重の大きさを補正するようになっている。前記プレッシャブロック10の昇降用エアシリンダ8にエアを供給するエア配管にオートレギュレータ44が設けられており、金属キャップ12にかける荷重を補正する場合には、前記検出荷重FCに応じて制御部46から出力される信号によりエアシリンダ8の上部圧力室に供給するエア圧を自動的に調整する。このように検出荷重をフィードバックするようにしているので、ゴム栓4による押さえ力を適正値にコントロールすることが可能である。また、この実施例では、キャップ12に作用する荷重を常時監視しているので、本キャッピング装置1に異常が発生した場合に検知することが可能である。
なお、前記実施例では、容器台6をモータ18によって回転させるようにしているが、巻き締めローラ14を回転(公転)可能にして金属キャップ12が被せられたバイアル2の周囲を回転させるようにしても良い。
図7および図8は、第2の実施例に係るシール荷重検査装置101を備えたキャッピングラインの全体の構成を簡略化して示す平面図およびシール荷重検査装置101の構成を示す図である。この実施例では、シール荷重検査装置101は、金属キャップ12の巻き締めを行うキャッピング装置1とは別に設けられており、容器搬送コンベヤLによって搬送されてきた容器(バイアル)2が、インフィードスクリューMによって所定の間隔に切り離され、入口スターホイールNを介してキャッピング装置1内に供給され、キャッピング(金属キャップ12の巻き締め)が行われた後、出口スターホイールPを介して前記搬送コンベヤL上に排出されて、このシール荷重検査装置101に送られる。
この実施例のシール荷重検査装置101は、金属キャップ12の巻き締めを行うキャッピング装置1とは独立して設けられているので、第1実施例における巻き締めローラ14、この巻き締めローラ14を金属キャップ12に当接する位置と当接しない位置とに移動させる水平移動用のエアシリンダ32および容器台6を回転させる回転手段18は備えていないが、その他の構成は、前記第1実施例と同一なので同一の部分には同一の符号を付して必要な部分についてだけ説明する。
このシール荷重検査装置101は、容器台106が固定されているタイプであり、キャッピング装置において金属キャップ12の巻き締めが終了し、前記容器搬送コンベヤLによって搬送されてきたバイアル2が、この固定容器台106上に供給される。従って、容器台106に供給されたバイアル4は、金属キャップ12の下端部12cがすでにバイアル4のテーパ部2cの外面に沿って折り曲げられている。固定容器台106の上方には、金属キャップ12に荷重を加えるプレッシャブロック10、プレッシャブロック10を昇降させるエアシリンダ8、金属キャップ12の天面部12bの高さを検出するポテンショメーター30等が配置されている。また、前記昇降用エアシリンダ8の上下圧力室には、これら各圧力室にエアを給排してプレッシャブロック10を昇降させるためのエア供給源52、電磁弁48、50、オートレギュレータ44等が接続されており、オートレギュレータ44を介して上部圧力室にエアを供給するとプレッシャブロック10が下降して金属キャップ12に設定荷重を加え、下部圧力室にエアを供給するとプレッシャブロック10が上昇する。
この実施例では、容器台106にバイアル2が供給されるまでは、昇降用エアシリンダ8の上部圧力室を大気に開放するとともに、下部圧力室にエアを供給してプレッシャブロック10を上昇させておく(図9(a)に示す状態)。この状態で、容器搬送コンベヤLによって搬送されてきたバイアル2が容器台106上に供給されると、電磁弁50により下部圧力室へのエアの供給を遮断してこの圧力室を大気に開放する。すると、プレッシャブロック10はその自重で下降する(図10上段のT10からT11参照)。プレッシャブロック10の下降に伴ってポテンショメータ30の検出値が上昇する。自重により下降したプレッシャブロック10が金属キャップ12の天面部12b(直接的には樹脂キャップ16の天面部16b)に当接すると、このプレッシャブロック10の下降が停止する(図9(b)に示す状態)とともに、ポテンショメータ30の検出する値も変動しなくなる(図10上段のT11の位置)。
次に、昇降用エアシリンダ8の上部圧力室に接続された電磁弁48を大気開放の状態から切り換えて、エア供給源52からこの上部圧力室にオートレギュレータ44で設定した圧力エアを供給し、プレッシャブロック10を下降する方向に押圧して金属キャップ12に荷重を与える。この実施例では、キャップ天面部12bに作用する荷重がゼロから徐々に増加して設定値FDに達するまで、オートレギュレータ44を制御して供給するエア圧を上昇させる(図10下段のT12からT14の区間参照)。制御装置22には、予めエア圧力と金属キャップ12に作用する荷重との関係が記憶されており、エア圧力に応じた荷重が付与され、この荷重の大きさが制御装置22によって認識されている。
金属キャップ12に付与される荷重がシール荷重を越えると、ゴム栓4が圧縮されて金属キャップ12の下降が開始する(図9(c)および図10の上段のT13参照)。ロードセル28およびポテンショメータ30からの信号は、所定時間ごとに(例えば、0.2msec)制御装置22に送信されており、これらの信号は、荷重記憶部38および高さ記憶部40にそれぞれ記憶される。制御装置22は、ゴム栓4が収縮してポテンショメータ30の値が上昇を開始した時点(T13)を検出し、この時の荷重を荷重記憶部38から読み出してシール荷重FEを判断する。この実施例でも、巻き締めを行った後のゴム栓4によるシール力を正確に確認することができ、ゴム栓4のシール力不足による不良品を確実に検出することが可能である。なお、この実施例では、図8に示すプレッシャブロック10と昇降用エアシリンダ8および容器台106等の構成を複数組設け、複数本のバイアル2を同時に処理するようになっているが、一組だけを設けた構成であっても良い。また、キャッピング装置1からこのシール荷重検査装置101へ容器を搬送する容器搬送コンベヤLをそのまま容器台として利用することも可能である。さらに、ロードセル28は容器台106側に配置することも可能である。
図11は第3実施例に係るシール荷重検査装置201の構成を示す縦断面図であり、この実施例も第2実施例と同様に、シール荷重検査装置201がキャッピング装置1とは別に、その下流側に設けられている(図7参照)。
第2実施例の構成では、容器台106が固定であり高さが一定であったが、この実施例では、容器台206が昇降用エアシリンダ208のピストンロッド208a上に取り付けられており、この昇降用エアシリンダ208の上下圧力室(図示せず)にエアを給排することにより容器台206を昇降できるようになっている。この容器台206の高さを検出するために、ポテンショメータ230が容器台206に取り付けられている。一方、プレッシャブロック210は容器台206の上方に固定されており、容器台206によって上昇された容器(バイアル)2にキャッピングされている金属製キャップ12の天面部12b(正確には樹脂キャップ16の天面部16b)に当接可能になっている。
この実施例の昇降用エアシリンダ208は、上下の圧力室(図示せず)がそれぞれ、電磁弁248、250を介してエア供給源252に接続されている。そして、下部圧力室へのエア供給通路にオートレギュレータ244が設けられており、この下部圧力室に、前記制御手段22(図3参照)によって制御されるオートレギュレータ44から調整された圧力エアが供給されることによって、容器台206を上昇させ、金属キャップ12を上方のプレッシャブロック210に押し付けて所定の荷重を発生させるようになっている。従って、この荷重を検出するロードセル228が昇降用エアシリンダ208側に設けられている。
この構成のシール荷重検査装置201では、キャッピング装置1によって金属製キャップ12の巻き締めが行われたバイアル2が搬送コンベヤLによって搬送されて容器台206上に供給されると、昇降用エアシリンダ208の下部圧力室にエアを供給して容器台206を上昇させる。この実施例では、図13の下段に示すように、二段階で荷重を付加するようになっており、第1段階(図13下段のT20からT21参照)で付加する初期荷重FFは、シール荷重FGよりも小さい値となるように、オートレギュレータ44によってエア圧力を制御する。この荷重FFでは、金属キャップ12の天面部12bがプレッシャブロック210の下面の円形凹部210bに押し付けられるが、シール荷重FGよりも小さいのでゴム栓4は圧縮されず、容器台206の上昇が停止する。金属キャップ12の天面部12bがプレッシャブロック210に当接して停止したことは、ポテンショメータ230の値が変動しなくなったことにより判断する(図13のT22参照)。
次に、第2段階の荷重を付加するために、昇降用エアシリンダ208の下部圧力室に供給するエア圧を徐々に上昇させていく(図13下段のT23からT25参照)。ロードセル228の検出する荷重が次第に増加し、ある値(図13の下段T24参照)に到達するとゴム栓4が圧縮され、容器台206が上昇を開始する。容器台206が上昇を開始したことをポテンショメータ230の信号により検出した時点での、ロードセル228の検出した荷重FGをシール荷重と判断する。図12は、ゴム栓4が圧縮されて容器台206が上昇した状態を示す。
なお、前記第1段階で付加する荷重は以下のように決定される。例えば、上流側のキャッピング装置1によって巻き締めを行う際に、20kgの荷重を付加した場合には、巻き締め後のシール荷重は、前述のようなスプリングバック等の要因により20kgよりは小さい値になる。この値が15kg程度になったとすると、第1段階では、この15kgよりも低い値で、かつ、バイアル2を載せた容器台206を上昇させることができる10kg程度の荷重となるエア圧を供給する。そうすると、容器2が上昇してキャップ天面部12bがプレッシャブロック210に当接した後、さらにエアを供給し続けてもゴム栓4を圧縮することがない。
この第3実施例の場合も、前記各実施例と同様に、キャッピング装置1内で荷重を加えつつ金属キャップ12を巻き締めることにより圧縮したゴム栓4によって得られるシール荷重を、個々に正確に確認することができ、シール力不足による不良品を確実に検出することができる。
シール荷重検査装置を備えたキャッピング装置の全体の構成を簡略化して示す平面図である。(実施例1) 前記キャッピング装置の全体の構成を示す縦断面図である。 前記キャッピング装置の制御手段を示す概略構成図である。 図(a)、(b)、(c)、(d)は、このキャッピング装置の作動を順次説明する図である。 前記キャッピング装置の作動時の、プレッシャブロックの高さの変化およびキャップに作用する荷重の変化を示すグラフである。 昇降用エアシリンダに供給するエア圧とキャップに作用する荷重との関係を示すグラフである。 シール荷重検査装置の配置を説明する平面図である。(実施例2) 第2の実施例に係るシール荷重検査装置の縦断面図である。 図(a)、(b)、(c)は、このシール荷重検査装置の作動を順次説明する図である。 第2の実施例に係るシール荷重検査装置の作動時の、プレッシャブロックの高さの変化およびキャップに作用する荷重の変化を示すグラフである。 第3の実施例に係るシール荷重検査装置の縦断面図である。(実施例3) 第3の実施例に係るシール荷重検査装置のシール荷重検出時の縦断面図である。 第3の実施例に係るシール荷重検査装置の作動時の、プレッシャブロックの高さの変化およびキャップに作用する荷重の変化を示すグラフである。
符号の説明
2 容器(バイアル)
4 ゴム栓
6 容器台
8 エアシリンダ
10 プレッシャブロック
12 金属キャップ
14 巻き締め部材(巻き締めローラ)
18 回転部材(モータ)
22 制御手段(制御装置)
28 荷重検出手段(ロードセル)
30 変位検出手段(ポテンショメータ)
32 移動手段(エアシリンダ)
46 エア圧調整手段(オートレギュレータ)

Claims (3)

  1. ゴム栓が打栓された容器に金属製のキャップを被せて巻き締めを行うキャッピング装置に設けられたシール荷重検査装置において、
    前記キャップを介してゴム栓に荷重を加えて圧縮させるプレッシャブロックと、このプレッシャブロックを昇降させるエアシリンダと、キャップのすそを内側に折り曲げる巻き締め部材と、この巻き締め部材と前記容器が載置される容器台の少なくとも一方を回転させる回転手段と、前記巻き締め部材をキャップに当接する位置と当接しない位置とに移動させる移動手段と、キャップにかかる荷重を検出する荷重検出手段と、キャップの天面高さが変位したことを検出する変位検出手段と、前記エアシリンダのエア圧を制御するエア圧制御手段と、前記荷重検出手段が検出した荷重値を記憶する荷重値記憶手段とを備え、
    前記金属キャップに荷重を加えてゴム栓を圧縮した状態で、前記巻き締め部材によってキャップのすそを内側に折り曲げて巻き締めを行った後、一旦荷重を解放し、再度前記巻き締め時の荷重よりも低い値から徐々に高い値の荷重を加えるように前記エア圧制御手段を制御するとともに、荷重を増加させていく過程でキャップ天面の高さが変位したときの荷重を検出し、この荷重を巻き締め終了後のシール荷重であると判定することを特徴とするキャッピング装置のシール荷重検査装置。
  2. ゴム栓が打栓された容器に金属製のキャップを被せて巻き締めを行ったキャップのシール荷重を検出するシール荷重検査装置において、
    前記キャップを介してゴム栓に荷重を加えて圧縮させるプレッシャブロックと、このプレッシャブロックを昇降させるエアシリンダと、キャップにかかる荷重を検出する荷重検出手段と、キャップの天面高さが変位したことを検出する変位検出手段と、前記エアシリンダのエア圧を制御するエア圧制御手段と、前記荷重検出手段が検出した荷重値を記憶する荷重値記憶手段とを備え、
    前記キャップに低い値から徐々に高い値の荷重を加えるように前記エア圧制御手段を制御するとともに、荷重を増加させていく過程でキャップ天面の高さが変位したときの荷重を検出し、この荷重を巻き締め終了後のシール荷重であると判定することを特徴とするシール荷重検査装置。
  3. ゴム栓が打栓された容器に金属製のキャップを被せて巻き締めを行ったキャップのシール荷重を検出するシール荷重検査装置において、
    前記キャップの天面に当接可能に配置されたプレッシャブロックと、容器を載置する容器台と、この容器台を昇降させるエアシリンダと、キャップにかかる荷重を検出する荷重検出手段と、容器台の高さが変位したことを検出する変位検出手段と、前記エアシリンダのエア圧を制御するエア圧制御手段と、前記荷重検出手段が検出した荷重値を記憶する荷重値記憶手段とを備え、
    前記容器台をゴム栓が収縮しない程度の低荷重で上昇させてキャップ天面をプレッシャブロックに当接させた後、容器台にかける荷重を上昇させ、荷重を増加させていく過程で容器台の高さが変位したときの荷重を検出し、この荷重を巻き閉め終了後のシール荷重であると判定することを特徴とするシール荷重検査装置。
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