JP4370184B2 - 車体フレーム構造及び異種金属フレーム部材連結用アダプタ - Google Patents

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本発明は、異種金属材料のフレーム部材を連結して構成された車体フレーム構造及び異種金属フレーム部材連結用アダプタに関する。
自動車のサイドフレーム等の車体フレームとして、軽量で、かつ衝突や接触した際に塑性変形により効率的に衝撃吸収が得られるアルミニウム系材料の車体フレームが種々提案されている(例えば、特許文献1)。
しかし、アルミニウム系材料は、鉄系材料に比べて強度、成形性、溶接性及びコストなどの点で劣るため、全ての車体フレームをアルミニウム系材料に置き換えることは困難である。また、鉄系材料とアルミニウム系材料と抵抗溶接すると、異種金属材料が接触することによるイオン化傾向の相違による電気化学的腐食、いわゆる電食が発生することが懸念される。
そこで、溶接結合によらず、アダプタを介在させて鉄系材料のフレーム部材とアルミニウム系材料のフレーム部材をボルト結合して車体フレームを形成することが考えられる。
例えば、図5に要部分解斜視図を示すように、筒状体を半割状に形成した鉄系材料からなるアウタパネル112とインナパネル113によって形成された後部フレーム部材111と、筒状に押出成形されたアルミニウム系材料からなる前部フレーム部材115を接合するにあたり、板状の基部121の一端面から筒状に突出する後部側接合部122及び基部121の他端面から前部フレーム部材115の端部内周に接合可能に突出する一対の前部側接合部123、124を備えたアルミニウム系材料のアダプタ120を準備する。
そして、アダプタ120の後部側接合部122の外周に、互いに対向するアウタパネル112の端部112aと、インナパネル113の端部113aを嵌合させて、互いに嵌合するアダプタ120の後部側接合部122とアウタパネル112の端部112a及び後部側接合部122とインナパネル113の端部113aをボルト125によって結合すると共に、一対の前部側接合部123、124に前部フレーム部材115の端部を嵌合させ、互いに嵌合する前部フレーム部材115の端部115aと前部側接合部123、124をボルト125によって結合する。
特開平8−216916号公報
しかし、図5に示すアルミニウム系材料のアダプタ120を介在して鉄系材料の後部フレーム部材111とアルミニウム系材料の前部フレーム部材115をボルト125によって連結するフレーム構造によると、アダプタ20の後部側接合部122にアウタパネル112の端部112aがボルト125により締結することから、アウタパネル112の後部側接合部122に締結された部分は後部側接合部122と密着するが、ボルト125による締結によって局部的に変形して後部側接合部122とアウタパネル112との間に微小な隙間が発生する。同様にインナパネル113においてもボルト125によって後部側接合部122に締結された部分は密着するが、局部的に変形して後部側接合部122とインナパネル113との間に微小な隙間が発生する。
このようにアルミニウム系材料のアダプタ120の後部側接合部122と鉄系材料のアウタパネル112の端部112a及び後部側接合部122とインナパネル113の端部113aとの間に微小な隙間が発生すると、この隙間に水分が浸入して該部に滞留する要因となる。後部側接合部122とアウタパネル112の端部112a及び後部側接合部122とインナパネル113の端部113aとの隙間に滞留した水分によって電食が促進されることが懸念される。更にアダプタ120はアルミニウム系材料でかつ形状が複雑な一体成形されたブロック状であることからその製品コストの増大が懸念される。
また、アダプタを介して異種金属系材料のフレーム部材を連結する他の車体フレームにおいても同様の電食が懸念される。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、耐電食性に優れた異種金属材料のフレーム部材からなる車体フレーム構造及び異種金属のフレーム部材連結用アダプタを提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載の車体フレーム構造の発明は、第1フレーム部材と第2フレーム部材とを、第2フレーム部材と異種金属材料のアダプタを介在して連結する車体フレーム構造において、上記第1フレーム部材は、閉断面形状で開口端縁に折曲形成された結合フランジを有し、上記第2フレーム部材は、中空部を有する閉断面形状であって、上記アダプタは、開口部を囲む側縁部が上記第1フレーム部材の結合フランジに重合して結合される基部及び、該基部の内側縁に折曲形成されて上記第2フレーム部材の内面に外側面が当接する複数の結合部が一体形成された板状部材を備え、上記第1フレーム部材の結合フランジとアダプタの基部を結合すると共に、各結合部を上記第2フレーム部材の中空部内に挿入して外側面を第2フレーム部材の内面に当接して第2フレーム部材と各結合部をそれぞれボルト結合したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の車体フレーム構造において、上記第2フレーム部材は、端縁近傍に穿設された複数の取付孔を有し、上記アダプタは、該結合部に上記取付孔に対応する穴が穿設されると共に該穴に対応して内側面に設けられたナットを有し、上記取付孔から挿入されて穴を貫通してナットに螺合するボルトによって第2フレーム部材と各結合部をそれぞれボルト結合したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1の車体フレーム構造において、上記第1フレーム部材は、下側壁、内側壁、上側壁、外側壁が連続形成された略矩形の中空閉断面形状で、かつ各下側壁、内側壁及び外側壁の端縁にそれぞれ下側結合フランジ、内側結合フランジ、外側結合フランジが折曲形成され、上記第2フレーム部材は、下側壁、内側壁、上側壁、外側壁が連続形成された略矩形の中空閉断面形状で、かつ内側壁及び外側壁の端縁に沿ってそれぞれ一対の取付孔が穿設され、上記アダプタは、上記下側結合フランジ、内側結合フランジ、外側結合フランジにそれぞれ結合可能な下側縁部、内側縁部、上側縁部、外側縁部が開口部を囲んで連続形成された基部及び、上記内側縁部の内側縁に折曲形成されて第2フレーム部材の内側壁内面に外側面が当接して取付孔と対応する孔が穿設された第1取付部及び第2取付部と、外側縁部の内側縁に折曲形成されて第2フレーム部材の外側壁内面に外側面が当接して取付孔と対応する孔が穿設された第3取付部及び第4取付部とが一体形成された板状部材と、上記各結合部に上記取付孔に対応する穴が穿設されると共に該穴に対応して内側面に設けられたナットとを有し、上記第1フレーム部材の各下側結合フランジ、内側結合フランジ、外側結合フランジに上記アダプタの下側縁部、内側縁部、上側縁部、外側縁部を結合して第1フレーム部材にアダプタを結合すると共に、上記アダプタの第1結合部及び第2結合部の各外側面を第2フレーム部材の内側壁の内面に当接して上記内側壁の取付孔から挿入されて穴を貫通してナットに螺合するボルトによって第2フレーム部材の内側壁と第1結合部及び第2結合部をボルト結合し、第3結合部及び第4結合部の各外側面を第2フレーム部材の外側壁の内面に当接して上記外側壁の取付孔から挿入されて穴を貫通してナットに螺合するボルトによって第2フレーム部材の外側壁と第3結合部及び第4結合部をボルト結合したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかの車体フレーム構造において、上記アダプタは、表面に絶縁被膜を形成する絶縁処理が施されたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の車体フレーム構造において、上記第1フレーム部材及びアダプタは鉄系材料で形成され、第2フレーム部材がアルミニウム系材料で形成されたことを特徴とする。
上記目的を達成する請求項6に記載の異種金属フレーム部材連結用アダプタの発明は、異種金属材料の第1フレーム部材と第2フレーム部材とを連結する異種金属フレーム部材連結用アダプタにおいて、上記第2フレーム部材と異種金属材料によって形成されて上記第1フレーム部材の開口端縁に折曲形成された結合フランジに重合して結合される開口部を囲む側縁部及び、該基部の内側縁に折曲形成されて第2フレーム部材の内面に外側面が当接して上記第2フレームに穿設された取付孔と対応する穴が穿設された複数の結合部が一体形成された板状部材と、上記各取付孔に対応して結合部の内側面に設けられ、上記第2フレーム部材の取付孔から挿入されて穴を貫通したボルトが螺合するナットとを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によると、第1フレーム部材の結合フランジに結合されるアダプタの基部の内側縁に折曲形成されて第2フレームの内面に外側面が当接する結合部がボルト結合されてアダプタと第2フレーム部材が結合されることから、第2フレーム部材の内面はアダプタの結合部と当接する当接部分を除いてアダプタに覆われることなく空間部が形成される。よって、水分が第2フレーム部材内に浸入しても該部に腐食媒体となる水分が滞留することが回避され、該部における第2フレーム部材とアダプタの間における電食の発生が回避乃至極めて抑制される。一方、当接部分となる第2フレームの内面と結合部の外側面はボルト結合によって互いに密着して該部に水分等が浸入することが防止されて該部における電食の発生が回避乃至極めて抑制できる。従って、異種金属材料によって形成された第2フレーム部材とアダプタとの間の電食発生が回避或いは抑制されて、耐電食性に優れた異種金属材料の第1フレーム部材と第2フレーム部材からなる車体フレームが確保できる。また、アダプタは基部及び結合部からなる板状部材によって形成されることから、安価で生産性に優れたプレス加工等によって得ることができ、車体フレームの製造コストの低減が期待できる。
請求項2の発明によると、第2フレーム部材の端縁近傍に複数の取付孔を穿設すると共に、アダプタの結合部に穴を穿設してかつ穴に対応してナットを設け、取付孔から挿入してナットに螺合する簡単な構成でアダプタと第2フレーム部材を結合することができる。
請求項3の発明は、第1フレーム部材、第2フレーム部材及びアダプタの具体的構成であって、第1フレーム部材の各下側結合フランジ、内側結合フランジ、外側結合フランジにアダプタ基部の下側縁部、内側縁部、上側縁部、外側縁部をそれぞれ結合することによって第1フレーム部材にアダプタが結合でき、アダプタの第1結合部、第2結合部の各外側面を第2フレーム部材の内側壁の内面に当接してボルトによって第2フレーム部材の内側壁と第1結合部及び第2結合部を締結することによって第2フレーム部材の内側壁と第1結合部及び第2結合部の接合部分が密着し、かつ第3結合部、第4結合部の各外側面を第2フレーム部材の外側壁の内面に当接してボルトによって第2フレーム部材の外側壁と第3結合部及び第4結合部を締結することによって第2フレーム部材の外側壁と第3結合部及び第4結合部の接合部分が密着する一方、第2フレーム部材の内面は結合部と当接する当接部分を除いてアダプタに覆われることなく空間部が形成される。
請求項4の発明によると、アダプタの表面に絶縁被膜を形成することによって、更に耐電食性が向上する。
請求項5は、異種金属材料を具体的に限定するもので、強度、成形性、溶接性及びコストに優れた鉄系材料で第1フレーム部材及びアダプタを形成し、軽量で塑性変形による衝撃吸収に優れたアルミニウム系材料で第2フレーム部材を形成することによって、衝突や接触時の衝撃吸収特性に優れ、軽量で製造コストが抑制できる車体フレームが得られ、車体フレームの設計の自由度が確保できる。
請求項6の発明によると、異種金属材料の第1フレーム部材と第2フレーム部材を連結するアダプタを、基部及び結合部からなる板状部材によって形成することから、安価で生産性に優れたプレス加工等によって得ることができアダプタ製造することができる。
以下本発明による車体フレーム構造の実施の形態を、フロントサイドフレームを例に図を参照して説明する。
図1は自動車の車体前部の概要を示す斜視図であり、図2は図1のA部分解斜視図、図3は図1のI−I線断面図である。なお、矢印Fは車体前方方向を示している。
車体1の前部分は、図1に要部を示すように車幅方向に延在するトーボード2によって車室RとエンジンルームEとに区画され、後部がトーボード2の下部から図示しないフロアパネルの下面に亘って取り付けられてエンジンルームEの両側に沿って車体前方方向Fに延在する左右一対の車体フレームであるフロントサイドフレーム10と、トーボード2の上部から車体前方方向Fに延在する左右一対のフロントアッパフレーム3を備え、フロントサイドフレーム10とフロントアッパフレーム3との間にフロントサスペンション用のストラットタワー5が組み付けられている。
フロントサイドフレーム10は、図2及び図3に示すように、後部がトーボード2の下部からフロアパネルの下面に亘って取り付けられて車体前方方向Fに延在する鉄系材料の第1フレーム部材である後部フレーム部材11と、この後部フレーム部材11の前端にアダプタ31を介在して連結されて車体前方方向Fに延在するアルミニウム系材料の第2フレーム部材である前部フレーム部材21によって構成されている。
後部フレーム部材11は、図2に示すように下側壁13の両端からそれぞれ内側壁14及び外側壁15が上方に折曲形成されて上方が開放された断面略U字状で車体前後方向に延在するロアパネル12と、ロアパネル12の対向する内側壁14と外側壁15の上部間に嵌合する上側壁17の両端からそれぞれ内側壁14の上部及び外側壁15の上部に溶接結合される内側フランジ18と外側フランジ19が上方に折曲形成されて車体前後方向に延在するアッパパネル16とを有し、ロアパネル12とアッパパネル16によって車体前後方向に延在する中空部20が形成された中空閉断面形状に構成されている。
後部フレーム11の開口端部を囲むように、ロアパネル12の下側壁13の前端縁に沿って下側結合フランジ13aが下方に折曲形成され、内側壁14の前端縁に沿って内側結合フランジ14aが車幅方向内方に折曲形成され、外側壁15の前端縁に沿って外側結合フランジ15aが車幅方向外側に折曲形成され、かつ下側結合フランジ13aの車幅方向内方端に内側結合フランジ14の下端が連続すると共に下側結合フランジ13aの車幅方向外方端に下側結合フランジ15aの下端が連続している。
一方、前部フレーム部材21は、図2及び図3に示すように、対向する内側壁22と外側壁23及びこれらの内側壁22と外側壁23の上端及び下端を連結する上側壁24と下側壁25を有する断面略矩形で、かつ内部を内側壁22と外側壁23の中央部間を連結する隔壁26によって上部空間部27と下部空間部28に区画されて車体前後方向に延在する断面略日字状に押出形成によって形成されている。内側壁22の後端縁近傍及び外側壁23の後端縁近傍に、それぞれ上部空間部27及び下部空間部28を介して対向する一対の取付孔22a、22b及び23a、23bが穿設されている。
アダプタ31は、図2に斜視図を示すように安価で加工性及び強度が優れた鉄系材料からなる板金部材によって形成され、ロアパネル12の折曲形成された下側結合フランジ13a、内側結合フランジ14a、外側結合フランジ15aにそれぞれ重合可能な下側縁部33、内側縁部34、外側縁部35と、内側結合フランジ14aの上端と外側結合フランジ15aの上端の間に掛け渡される上側縁部36とが互いに連結されてほぼ矩形の開口部37が開口する矩形の基部32を有している。
基部32の内側縁部34の内側縁の上部及び下部から前方方向に折曲形成されて前部フレーム部材21の上部中空部27内に挿入して内側壁22の内面22dに外側面41aが当接すると共に取付孔22aに対応して穴41bが形成された第1結合部41と、下部中空部28内に挿入して内側壁22の内面22dに外側面42aが当接すると共に取付孔22bに対応して穴42bが形成された第2結合部42が延設されている。
同様に、外側縁部35の内側縁の上部及び下部から前方方向に折曲形成されて前部フレーム部材21の上部中空部27内に挿入して外側壁23の内面23dに外側面43aが当接すると共に取付孔23aに対応して穴41bが形成された第3結合部43と、下部中空部28内に挿入して外側壁23の内面23dに外側面44aが当接すると共に取付孔23bに対応して穴44bが形成された第4結合部44が縁設されている。更に、各第1結合部41、第2結合部42、第3結合部43及び第4結合部44の各内側面にそれぞれ穴41b、42b、43b、44bに対応してナット41c、42c、43c及び44cが取り付けられている。
このように構成されたアダプタ31は、図4に示すように、加工性に優れた鉄系材料の素材から、プレス加工により基部32及び第1結合部41、第2結合部42、第3結合部43、第4結合部44の部分以外はトレーミングされて除去すると共に、下側縁部33、内側縁部34、外側縁部35、上側縁部36が互いに連結された矩形の基部32の内側縁部34から内方に第1結合部41及び第2結合部42が突出し、かつ外側縁部35から内方に第3結合部43及び第4結合部44が突出すると共に第1結合部41、第2結合部42、第3結合部43、第4結合部44にそれぞれ穴41b、42b、43b、44bが穿孔された板部材30を打ち抜き、更に第1結合部41、第2結合部42、第3結合部43及び第4結合部44を折曲し、第1結合部41、第2結合部42、第3結合部43、第4結合部44にナット41c、42c、43c及び44cを溶接によって取り付けることにより容易かつ安価に得られる。
後部フレーム部材11のロアパネル12に折曲形成された下側結合フランジ13a、内側壁14に折曲形成された内側結合フランジ14a、外側壁15に折曲形成された外側結合フランジ15aに、それぞれアダプタ31の基部32の下側縁部33、内側縁部34、外側縁部35を重ねて後部フレーム部材11とアダプタ31の相対位置を決める。この互いに重なる下側結合フランジ13aと下側縁部33、内側結合フランジ14aと内側縁部34、外側結合フランジ15aと外側縁部35を抵抗溶接して後部フレーム部材11の前端にアダプタ31を結合する。
次に、後部フレーム部材11の前端に取り付けられたアダプタ31の第1結合部41と第3結合部43及び第2結合部42と第4結合部44にそれぞれ前部フレーム部材21の上部空間部27と下部空間部28に挿入して前部フレーム部材21の後端縁をアダプタ31の基部32に当接させる。
これにより前部フレーム部材21の内側壁22に穿設された取付孔22a、22bと第1結合部41及び第2結合部42に形成された穴41b、42bとが位置合わせされる。同様に外側壁23に穿設された取付孔23a、23bと第3結合部43及び第4結合部44に形成された穴43b、44bとが位置合わせされる。
この位置合わせされた取付孔22aから挿入して穴41bを貫通してナット41cに螺合するボルト45によって前部フレーム部材21の内側壁22と第1結合部41を結合する。同様に、取付孔22bから挿入して穴42bを貫通してナット42cに螺合するボルト45によって内側壁22と第2結合部42を結合し、取付孔23aから挿入して穴43bを貫通してナット43cに螺合するボルト45によって外側壁23と第3結合部43を結合し、取付孔23bから挿入して穴43bを貫通してナット43cに螺合するボルト45によって外側壁23と第4結合部44を結合する。これにより、後部フレーム部材11の前端にアダプタ31を介在して前部フレーム21が連結される。
このようにアダプタ31を介して後部フレーム部材11の前端に前部フレーム部材21を連結することによって、ボルト45によって締結された鉄系材料のアダプタ31とアルミニウム系材料の前部フレーム部材21は、図3に図1のI−I線断面図を示すように当接部分となる前部フレーム部材21の内側壁22の内面22dとアダプタ31の第1結合部41の外側面41aが密着し、同様に、内側壁22の内面22dとアダプタ31の第2結合部42の外側面42aが密着し、外側壁23の内面23dとアダプタ31の第3結合部43の外側面43aが密着し、外側壁23の内面23dとアダプタ31の第4結合部44の外側面44aが密着する。一方、この第1結合部41、第2結合部42、第3結合部43、第4結合部44の部分以外はトレーミングされて除去されていることから、密着する当接部分を除いて前部フレーム部材21の内面はアダプタ31によって覆われることなく空間部が形成される。
従って、このように構成された本実施の形態によると、ボルト結合によって前部フレーム部材21とアダプタ31の接合部分となる前部フレーム部材21の内側壁22の内面22dと第1結合部41の外側面41aとの間、内側壁22の内面22dと第2結合部42の外側面42aとの間、外側壁23の内面23dと第3結合部43の外側面43a、外側壁23の内面23dと第4結合部44の外側面44aが密着する。一方、これらの接合部分を除いて前部フレーム21の内面はアダプタ31に当接することなく積極的に開放され、当接部分を除いて雨水や洗車等によって水分がフロントフレーム10内に浸入しても前部フレーム部材21の当接部分以外の内面に腐食媒体となる水分が滞留することが回避され、該部に残存して付着する水分が排除されて前部フレーム部材21とアダプタ31における電食の発生が回避或いは極めて抑制される。
一方、前部フレーム部材21とアダプタ31とが結合する前部フレーム部材21とアダプタ31の接合部分となる前部フレーム部材21の内側壁22の内面22dと第1結合部41の外側面41aとの間、内側壁22の内面22dと第2結合部42の外側面42aとの間、外側壁23の内面23dと第3結合部43の外側面43a、外側壁23の内面23dと第4結合部44の外側面44aが密着し、雨水や洗車等によって水分がフロントフレーム10内に浸入してもこれら密着した結合部間に水分等が浸入することはなく、該部の電食の発生が回避乃至極めて抑制できる。
従って、鉄系材料の後部フレーム部材11とアルミニウム系材料の前部フレーム部材21を鉄系材料のアダプタ31を介して連結するフロントサイドフレーム10の優れた耐電食性が得られて耐久性が向上すると共に、強度、成形性、溶接性及びコストに優れた鉄系材料の後部フレーム11と、軽量でかつ塑性変形による衝撃吸収に優れたアルミニウム系材料の前部フレーム部材21との連結によりフロントサイドフレーム10を構成することから、衝突や接触時の衝撃吸収特性に優れ、軽量でかつフロントサイドフレーム10の製造コストの抑制しつつ設計の自由度が確保できる。
更に、アダプタ31が、安価で強度及び加工性に優れた鉄系材料の板材をプレス加工によって開口部37が開口する矩形の基部32から穴41b、42b、43b、44bが穿孔された第1結合部41、第2結合部42、第3結合部43、第4結合部44が折曲した板状部材30に加工し、第1結合部41、第2結合部42、第3結合部43、第4結合部44にナット41c、42c、43c及び44cを取り付けることにより容易かつ安価に得られ、フロントサイドフレーム10の製造コストの低減が期待できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、抵抗溶接によって後部フレーム部材11の前端にアダプタ31を結合したが、抵抗溶接に代えて互いに重ね合わせた下側結合フランジ13aと下側縁部33、内側結合フランジ14aと内側縁部34、外側結合フランジ15aと外側縁部35をボルト結合して後部フレーム部材11の前端にアダプタ31を結合する等適宜手段によって後部フレーム部材11の前端にアダプタ31を結合することができる。また、アダプタ31の表面に電着塗装等によって絶縁被膜を形成する絶縁処理を施すことによって、更に耐電食性を向上させることもできる。
また、上記実施の形態ではフロントサイドフレーム10を例に説明したが、リヤサイドフレームやフロントアッパサイドフレーム等他の車体フレームに適用することもできる。更に、鉄系材料とアルミニウム系材料のフレーム部材を連結する場合例に説明したが、他の異種金属材料によるフレーム部材を連結することもできる。
本発明による車体フレーム構造の実施の形態の概要を示す自動車の車体前部の斜視図である。 図1のA部分解斜視図である。 図1のI−I線断面図である。 アダプタ素材の説明図である。 鉄系材料のフレーム部材とアルミニウム系材料のフレーム部材をアダプタを介して連結する例を示す図である。
符号の説明
1 車体
10 フロントサイドフレーム(車体フレーム)
11 後部フレーム部材(第1フレーム部材)
12 ロアパネル
13 下側壁
13a 下側結合フランジ
14 内側壁
14a 内側結合フランジ
15 外側壁
15a 外側結合フランジ
16 アッパパネル
17 上側壁
20 中空部
21 前部フレーム部材(第2フレーム部材)
22 内側壁
23 外側壁
22a、22b,23a、23b 取付孔
22d、23d 内面
24 上側壁
25 下側壁
27 上部空間部
28 下部空間部
30 板部材
31 アダプタ
32 基部
33 下側縁部
34 内側縁部
35 外側縁部
36 上側縁部
41 第1結合部
42 第2結合部
43 第3結合部
44 第4結合部
41a、42a、43a、44a 外側面
41b、42b、43b、44b 穴
41c、42c、43c、44c ナット
45 ボルト

Claims (6)

  1. 第1フレーム部材と第2フレーム部材とを、第2フレーム部材と異種金属材料のアダプタを介在して連結する車体フレーム構造において、
    上記第1フレーム部材は、閉断面形状で開口端縁に折曲形成された結合フランジを有し、
    上記第2フレーム部材は、中空部を有する閉断面形状であって、
    上記アダプタは、開口部を囲む側縁部が上記第1フレーム部材の結合フランジに重合して結合される基部及び、該基部の内側縁に折曲形成されて上記第2フレーム部材の内面に外側面が当接する複数の結合部が一体形成された板状部材を備え、
    上記第1フレーム部材の結合フランジとアダプタの基部を結合すると共に、各結合部を上記第2フレーム部材の中空部内に挿入して外側面を第2フレーム部材の内面に当接して第2フレーム部材と各結合部をそれぞれボルト結合したことを特徴とする車体フレーム構造。
  2. 上記第2フレーム部材は、端縁近傍に穿設された複数の取付孔を有し、
    上記アダプタは、該結合部に上記取付孔に対応する穴が穿設されると共に該穴に対応して内側面に設けられたナットを有し、
    上記取付孔から挿入されて穴を貫通してナットに螺合するボルトによって第2フレーム部材と各結合部をそれぞれボルト結合したことを特徴とする請求項1に記載の車体フレーム構造。
  3. 上記第1フレーム部材は、下側壁、内側壁、上側壁、外側壁が連続形成された略矩形の中空閉断面形状で、かつ各下側壁、内側壁及び外側壁の端縁にそれぞれ下側結合フランジ、内側結合フランジ、外側結合フランジが折曲形成され、
    上記第2フレーム部材は、下側壁、内側壁、上側壁、外側壁が連続形成された略矩形の中空閉断面形状で、かつ内側壁及び外側壁の端縁に沿ってそれぞれ一対の取付孔が穿設され、
    上記アダプタは、
    上記下側結合フランジ、内側結合フランジ、外側結合フランジにそれぞれ結合可能な下側縁部、内側縁部、上側縁部、外側縁部が開口部を囲んで連続形成された基部及び、上記内側縁部の内側縁に折曲形成されて第2フレーム部材の内側壁内面に外側面が当接して取付孔と対応する孔が穿設された第1取付部及び第2取付部と、外側縁部の内側縁に折曲形成されて第2フレーム部材の外側壁内面に外側面が当接して取付孔と対応する孔が穿設された第3取付部及び第4取付部とが一体形成された板状部材と、
    上記各結合部に上記取付孔に対応する穴が穿設されると共に該穴に対応して内側面に設けられたナットとを有し、
    上記第1フレーム部材の各下側結合フランジ、内側結合フランジ、外側結合フランジに上記アダプタの下側縁部、内側縁部、上側縁部、外側縁部を結合して第1フレーム部材にアダプタを結合すると共に、上記アダプタの第1結合部及び第2結合部の各外側面を第2フレーム部材の内側壁の内面に当接して上記内側壁の取付孔から挿入されて穴を貫通してナットに螺合するボルトによって第2フレーム部材の内側壁と第1結合部及び第2結合部をボルト結合し、第3結合部及び第4結合部の各外側面を第2フレーム部材の外側壁の内面に当接して上記外側壁の取付孔から挿入されて穴を貫通してナットに螺合するボルトによって第2フレーム部材の外側壁と第3結合部及び第4結合部をボルト結合したことを特徴とする請求項1に記載の車体フレーム構造。
  4. 上記アダプタは、表面に絶縁被膜を形成する絶縁処理が施されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車体フレーム構造。
  5. 上記第1フレーム部材及びアダプタは鉄系材料で形成され、第2フレーム部材がアルミニウム系材料で形成されたことを特徴とする請求項1〜4に記載の車体フレーム構造。
  6. 異種金属材料の第1フレーム部材と第2フレーム部材とを連結する異種金属フレーム部材連結用アダプタにおいて、
    上記第2フレーム部材と異種金属材料によって形成されて上記第1フレーム部材の開口端縁に折曲形成された結合フランジに重合して結合される開口部を囲む側縁部及び、該基部の内側縁に折曲形成されて上記第2フレーム部材の内面に外側面が当接して第2フレームに穿設された取付孔と対応する穴が穿設された複数の結合部が一体形成された板状部材と、
    上記各取付孔に対応して結合部の内側面に設けられ、上記第2フレーム部材の取付孔から挿入されて穴を貫通したボルトが螺合するナットとを備えたことを特徴とする異種金属フレーム部材連結用アダプタ。
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