JP4367962B2 - 情報システムに発生したイベントのパターンを検出する技術 - Google Patents

情報システムに発生したイベントのパターンを検出する技術 Download PDF

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Description

本発明は、情報システムに発生したイベントを検出する技術に関する。特に、本発明は、イベントが予め定められた発生パターンで発生したかを検出する技術に関する。
コンピュータ・システムには、動作障害や性能障害などの問題が発生する場合のみならず、障害とまではいえないが、コンピュータ・システムの設定がその用途に合致していないため設定変更をした方がよい場合がある。このような問題や設定変更の必要が生じることは症状(シンプトン・Symptom)と呼ばれており、症状の検出と対処によってコンピュータ・システムを効率的かつ安全に管理できる。しかしながら、近年、コンピュータ・システムは複雑化しており、症状が発生した場合にそれを検出・対処するのは容易でない。これに対し、コンピュータに生じた症状をコンピュータ自体が検出して対処する技術が提案されている(非特許文献1を参照。)。
オートノミック・コンピューティング・アーキテクチャーに関するブループリント、ホームページURL「http://www-06.ibm.com/jp/autonomic/pdf/2006_AC_Blueprint_2006_06.pdf」、2007年6月5日検索
オートノミック・コンピューティングにおいて、症状を検出・対処する仕組みは、オートノミック・マネージャと呼ばれ、分析、計画および実行の各機能から構成される(非特許文献1の第10−11ページを参照。)。そして、オートノミック・マネージャに新たな機能を追加して、例えば新たな症状を検出可能とするためには、知識ベースが用いられる(非特許文献1の第12ページを参照。)。このため、この仕組みを適切に機能させるためには、まず、分析に必要なイベントの情報を充分に収集でき、次に、計画および実行の実現のために充分な演算処理能力を利用でき、さらには、知識ベースを蓄積するための充分な記憶領域を有することが望ましい。
一方、近年、携帯電話やPDA、家電製品などのデバイスにもコンピュータとしての諸機能が搭載されるようになってきている。しかしながら、これらのデバイスには充分な演算処理能力や記憶領域が備わっておらず、これらのデバイスでオートノミック・マネージャを適切に動作させるのは難しい。また、デバイス単体の動作から特定の症状の発生を判定するのは難しく、そのデバイスと通信するサーバ装置を含む複合的な要因が特定の症状を引き起こす場合もある。したがって、例え演算処理能力が充分でも各デバイスでオートノミック・マネージャを動作させるのは適切でない場合がある。
一方、このようなデバイスは近年爆発的に普及しているため、各デバイスにおいて発生した症状をサーバ装置が集中的に管理しようとしても、サーバ装置の処理能力が不足するおそれがある。また、これらのデバイスは通信状態が不安定な場合も多く、サーバ装置が各デバイスの状態を収集しようとしても適切に収集できないおそれがある。また、デバイスがサーバ装置に対し症状の検出・対処を依頼する仕組みとすれば、デバイスがそれ自体で症状の検出・対処を行う場合と比べて、通信処理の分だけ処理に時間がかかってしまい、操作性や利便性の低下を引き起こすおそれがある。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるシステム、情報処理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の側面においては、複数の情報処理装置を備え、前記複数の情報処理装置においてイベントが予め定められた発生パターンで発生したかを検出するシステムであって、前記複数の情報処理装置のそれぞれが、当該情報処理装置において検出するべきイベントの発生パターンを示すパターンデータを少なくとも1つ記憶している記憶装置と、前記記憶装置から読み出した前記パターンデータに基づいて、前記発生パターンにおいて検出されるべきイベントの集合を特定し、特定したイベントの集合を示す必要イベントデータを生成する生成部と、当該情報処理装置で発生したイベント、および、他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、前記必要イベントデータに含まれるイベントを選択する選択部と、選択したイベントが前記パターンデータの示す発生パターンに一致するかを検出して、検出結果を出力する検出部とを有するシステムを提供する。また、当該システムに設けられた情報処理装置、当該情報処理装置によりイベントを検出させる方法、および、当該情報処理装置によりイベントを検出させるプログラムを提供する。
また、本発明の第2の側面においては、複数の情報処理装置を備え、イベントが予め定められた発生パターンで発生したかを検出するために、前記複数の情報処理装置によりイベントを相互に転送するシステムであって、それぞれの情報処理装置が、当該情報処理装置で検出するべきイベントの発生パターンの何れかに含まれるイベントの集合を示す必要イベントデータを記憶している記憶装置と、隣接する他の情報処理装置から、当該隣接する他の情報処理装置が転送を要求するイベントの集合を示す要求イベントデータを受信する要求受信部と、受信した前記要求イベントデータに、前記記憶装置から読み出した前記必要イベントデータを組み合わせて、当該情報処理装置の要求イベントデータを生成し、隣接する更に他の情報処理装置に送信する要求送信部と、当該情報処理装置で発生したイベント、および、他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、隣接する他の情報処理装置から受信した前記要求イベントデータに含まれるイベントを、当該隣接する他の情報処理装置に転送する転送部とを有するシステムを提供する。また、当該システムに設けられた情報処理装置、当該情報処理装置によりイベントを転送させる方法、および、当該情報処理装置によりイベントを転送させるプログラムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態と称す)を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施の形態に係る情報システム10の全体構成の概要を示す。情報システム10は、複数の情報処理装置、例えば、情報処理装置100Aと、情報処理装置100Bと、情報処理装置100Cと、情報処理装置100Dと、情報処理装置100Eとを備える。情報処理装置100A−Eのそれぞれは、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ装置、または、ホストコンピュータなどの汎用の装置である。これに代えて、情報処理装置100A−Eのそれぞれは、プリンタ・スキャナなどの入出力装置、ネットワークスイッチ、および、NAS(Network Attached Storage)などの特定目的の機器であってもよい。さらに、情報処理装置100A−Eのそれぞれは、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、カーナビゲーション・システム、または、オーディオプレーヤーなどの携帯型または移動体に設けられた機器であってもよい。また、情報処理装置100A−Eのそれぞれは、ビデオカメラなどの電化製品であってもよい。
情報処理装置100A−Eのそれぞれは、ハードウェアの基本構成として、記憶装置、通信インターフェイス、および、CPUを備える。そして、情報処理装置100A−Eのそれぞれは、備えているCPUの処理により、少なくとも1つのアプリケーション・プログラムおよびオートノミック・マネージャを動作させている。情報処理装置100Aに備えられる記憶装置を記憶装置104Aとし、通信インターフェイスを通信インターフェイス106Aとし、情報処理装置100Aで動作するアプリケーション・プログラムをアプリケーション・プログラム108Aとし、オートノミック・マネージャをオートノミック・マネージャ102Aとする。情報処理装置100B−Eのそれぞれについても同様に、各ハードウェア/ソフトウェア・コンポーネントを示す符号には、そのコンポーネントを備える情報処理装置の符号に付加された添え字B−Eを付加して示す。
また、情報処理装置100Aは、情報処理装置100Cおよび情報処理装置100Dのそれぞれに直接接続しているが、情報処理装置100Bおよび情報処理装置100Eには直接接続していない。情報処理装置100Bは、情報処理装置100Dおよび情報処理装置100Eのそれぞれに直接接続しているが、情報処理装置100Aおよび情報処理装置100Cには直接接続していない。情報処理装置100Dは、情報処理装置100A、情報処理装置100B、情報処理装置100Cおよび情報処理装置100Eのそれぞれと直接接続している。ここでいう接続とは、有線もしくは無線、または、これらの組合せにより実現されてもよい。また、接続とは、必ずしも物理的な通信経路の確立を意味せず、実際にはブロードキャスト型のネットワークを媒介とした、論理的な通信経路を意味してもよい。情報処理装置100A−Eが備える通信インターフェイス106A−Eは、これらの物理的な又は論理的な通信経路により相互に通信する。なお、情報処理装置がグラフ状に接続されていることから、以降の説明においては、情報処理装置のことをグラフのノードに見立てて「ノード」として参照する場合がある。
以上の各情報処理装置は略同一に動作するので、以下、これらを代表して情報処理装置100Cについて更に詳しく説明する。情報処理装置100Cは、オートノミック・マネージャ102Cと、記憶装置104Cと、通信インターフェイス106Cと、アプリケーション・プログラム108Cとを有する。オートノミック・マネージャ102Cは、情報システム10においてイベントが予め定められた発生パターンで発生したかを検出する。これを実現するために、まず、記憶装置104Cは、検出するべき発生パターンを示すパターンデータを記憶している。そして、オートノミック・マネージャ102Cは、アプリケーション・プログラム108Cにおいて発生したイベントをアプリケーション・プログラム108Cから取得し、または、他の情報処理装置において発生したイベントを通信インターフェイス106Cを介して取得する。そして、オートノミック・マネージャ102Cは、取得したイベントの発生パターンが、記憶装置104Cに記憶しているパターンデータと一致するかを判断する。
一致していれば、オートノミック・マネージャ102Cは、情報システム10に所定の症状が表れたものとして利用者に通知し、あるいは、予め定められた内容の設定変更を行う。オートノミック・マネージャ102A−B、D−Eのそれぞれもオートノミック・マネージャ102Cと同様に、イベント発生の検出とその対応を独自に行う。但し、記憶装置104A−Eのそれぞれは、他の装置とは異なるパターンデータを記憶してもよく、望ましくは、それを備える情報処理装置における検出に適した発生パターンのみを記憶している。これにより、情報処理装置100A−Eにおいて検出される発生パターンを互いに異ならせて、パターン検出の処理全体を複数の装置に分散させることができる。
本実施の形態に係る情報システム10は、このようにイベントのパターン検出を分散して処理する構成において、情報システム10の各箇所で発生したイベントを、それを検出対象とする情報処理装置に対し適切にかつ効率的に転送することを目的とする。
図2は、本実施の形態に係るオートノミック・マネージャ102Cの機能構成を、記憶装置104Cのデータ構造と対応させて示す図である。オートノミック・マネージャ102Cは、イベントハンドラ部と、コリレーション部と、対策実行部285と、生成部230と、要求受信部290と、要求送信部295とを備える。また、記憶装置104Cは、シンプトン記憶部200と、イベント記憶部210と、ノード情報記憶部220とを有する。シンプトン記憶部200は、情報処理装置100Cにおいて検出するべきイベントの発生パターンを示すパターンデータを少なくとも1つ記憶している。パターンデータは、例えば、複数のタスクを含む。これら複数のタスクのそれぞれは、イベントがその発生パターンで発生したことを判定するための複数の条件のそれぞれが満たされたかどうかをそれぞれ判定する。このほかに、シンプトン記憶部200は、イベントが当該発生パターンで発生した場合に実行する処理である対策処理などを記憶している。このようなパターンデータおよび対策処理などの組をシンプトンデータと呼び、後に図6a−bを参照して具体的に説明する。
イベント記憶部210は、アプリケーション・プログラム108Cで発生したイベント、および、外部から取得したイベントを記憶するために記憶装置104C内に設けられた記憶領域である。ノード情報記憶部220は、情報処理装置100C自体による検出に必要なイベント、および、他の情報処理装置で必要なため当該他の情報処理装置が転送を要求するイベントの集合を記憶している。これらの具体例についても後に図4−5を参照して説明する。生成部230は、シンプトン記憶部200からパターンデータを読み出して、そのパターンデータが示す発生パターンにおいて検出されるべきイベントの集合を特定する。(なお、以降の説明において、ある発生パターンにおいて検出されるべきイベントのことを、その発生パターンに含まれるイベントとも呼ぶ。)そして、生成部230は、特定したイベントの集合を示す必要イベントデータを生成し、ノード情報記憶部220に格納する。
これに加えて、生成部230は、情報処理装置100Cの処理能力および処理負荷に基づいて、当該情報処理装置100Cにおいて検出可能なイベントの発生パターンを特定してもよい。この場合、生成部230は、特定した何れかの発生パターンに含まれるイベントの集合を示す検出可能イベントデータを生成して、ノード情報記憶部220に格納する。さらにこの場合、生成部230は、情報処理装置100Cの処理能力および処理負荷の変化に基づいて、生成したこの検出可能イベントデータを更新してもよい。生成部230は、この検出可能イベントデータの更新に応じて、更新したこの検出可能イベントデータを、隣接する他の情報処理装置100に送信して、当該隣接する他の情報処理装置100において必要イベントデータを更新させる。
イベントハンドラ部は、情報処理装置100C(即ちアプリケーション・プログラム108C)で発生したイベント、および、他の情報処理装置から転送を受けたイベントを、当該情報処理装置100Cで処理対象とするか、あるいは、他の装置に転送して他の装置において処理対象とするかを判断する。具体的には、イベントハンドラ部は、選択部240および転送部250を有する。選択部240は、情報処理装置100C(即ちアプリケーション・プログラム108C)で発生したイベント、および、他の情報処理装置から転送を受けたイベントを取得する。望ましくは、選択部240は、情報処理装置100Cに隣接する(即ち、他の情報処理装置を介在させずに直接接続する)情報処理装置からのみイベントを取得する。例えば本実施の形態において、情報処理装置100Cは情報処理装置100Aまたは情報処理装置100Dからイベントを取得する。取得したイベントを示すデータをイベントデータ30とする。
そして、選択部240は、発生/取得したこれらのイベントのうち、生成部230により生成された必要イベントデータまたは検出可能イベントデータに含まれるイベントを選択する。そして、選択部240は、選択したイベントをイベント記憶部210に格納すると共に処理判断部260に通知する。なお、選択部240は、イベント記憶部210の空き容量が予め定められたサイズ以上であることを条件に、必要/検出可能イベントデータに含まれないイベントであってもイベント記憶部210に格納してもよい。
転送部250は、この必要イベントデータおよびこの検出可能イベントデータの何れにも含まれないイベントを、他の情報処理装置、例えば、情報処理装置100Aまたは情報処理装置100Dに転送する。これに代えて、または、これに加えて、転送部250は、発生したイベントが必要イベントデータ等に含まれるかどうかに関わらず、発生したイベントが他の情報処理装置に対応する要求イベントデータに含まれていれば、そのイベントを選択して当該他の情報処理装置に転送してよい。
コリレーション部は、選択されたイベントに基づいて、そのイベントを含むイベントの発生パターンが予め定められたパターンに一致するかを判断して、判断結果を出力する。詳細には、この一致の判断は、完全一致のみならず、新たに発生したイベントのパターンをイベントの発生履歴と比較した相関の大きさなどに基づく。この判断の技術は、例えば、ACT(Active Correlation Technology)として知られている。このほかに、コリレーション部は、このパターンの検出の処理を、他の情報処理装置と協働して実現する機能を有する。具体的には、コリレーション部は、処理判断部260と、処理実行部270と、検出部280とを有する。
処理判断部260は、選択部240からイベント発生の通知を受けて、発生したイベントを含む発生パターンをシンプトン記憶部200から検索し、検索した当該発生パターンに対応する複数のタスクをシンプトン記憶部200から読み出す。そして、処理判断部260は、読み出したそれぞれのタスクを何れの情報処理装置で処理させるか判断する。この判断は、予め各タスクに対応付けてそのタスクをどの装置で処理させるかを記憶したデータに基づいてもよいし、タスクの処理に必要なイベントについての転送記録に基づいてもよい。
処理実行部270は、情報処理装置100Cで処理すると判断したタスクを処理する。また、処理実行部270は、他の情報処理装置に処理させると判断したタスクを当該他の情報処理装置に指示して処理させる。検出部280は、選択部240から通知されたイベントが、パターンデータの示す発生パターンに一致するかを検出して、検出結果を出力する。この検出の処理は、各タスクが判定した各条件が充足するかを判定することにより実現される。このため、検出部280は、処理実行部270の処理結果の他、他の情報処理装置に処理させたタスクの処理結果に基づき検出の可否を判断する。そして、対策実行部285は、イベントがその発生パターンで発生したことを条件に、そのパターンデータに対応付けてシンプトン記憶部200に記憶される対策処理を読み出して、それを実行する。対策処理は、例えば、アプリケーション・プログラム108Cの設定変更などである。
要求受信部290および要求送信部295は、必要イベントデータを配信する役割を果たす。具体的には以下の通りである。要求受信部290は、隣接する他の情報処理装置から、当該隣接する他の情報処理装置が転送を要求するイベントの集合を示す要求イベントデータを受信する。そして、要求送信部295は、受信したその要求イベントデータに、ノード情報記憶部220から読み出した当該情報処理装置100Cの必要イベントデータ、および、検出可能イベントデータを組み合わせて、当該情報処理装置100Cの要求イベントデータを生成する。この要求イベントデータは、即ち、情報処理装置100Cが、隣接する他の情報処理装置に対して転送を要求するイベントの集合を示す。そして、要求送信部295は、その要求イベントデータを、隣接する他の情報処理装置に送信する。送信先からは、元の要求イベントデータの送信元は除外される。即ち例えば情報処理装置100Cは要求イベントデータを情報処理装置100Aから受信した場合にはそれを情報処理装置100Dに転送する。
図3aは、本実施の形態に係るイベントデータ30のデータ構造の一例を示す。図3bは、本実施の形態に係るイベント本体部300の具体例を示す。イベントデータ30は、イベント本体部300と、転送経路情報330とを含む。イベント本体部300は、例えば、図3bに例示するように、XML(eXtensible Markup Language)などで記述された構造化データであり、一例としては、WSDM(Web Services Distributed Management)のEvent Formatに準拠している。また、転送経路情報330は、当該イベントの発生元および転送経路の情報処理装置の識別情報を含んでいる。選択部240は、イベントを転送しようとする場合にこの転送経路の情報を参照することで、既に当該イベントを受け取った装置をイベントの転送先から除外できる。
イベント本体部300は、イベントID305と、イベント発生元310と、イベント内容320とを少なくとも含む。イベントID305は、図3bの3行目に示すように、イベントの識別情報を示すタグに対応付けて記録される。また、イベント発生元310は、4−9行目に示すように、イベント発生元の装置のURL(Uniform Resource Locator)およびその装置の名称などを含む。また、イベント内容320は、10−21行目に示すように、イベントの詳細な内容やイベント発生時の状況を含む。この図の例では、17行目に示すように、プリンタが用紙切れになったことが記録されている。このように、イベントとは、ハードウェアやソフトウェアのコンポーネントがその動作状況を知らせるために出力する情報のことをいう。なお、当該技術分野ではよくあることだが、本実施の形態において、イベントという用語は、その動作状況そのものを指すだけでなく、その動作状況を記したデータという意味としても用いる。
図4は、本実施の形態に係るイベント記憶部210のデータ構造の一例を示す。イベント記憶部210は、イベントの識別情報と、イベントと、そのイベントが他の装置から転送されたものである場合にはその転送元の情報処理装置の識別情報と、そのイベントを削除したかどうかを示すフラグと、そのイベントを転送した転送先の情報処理装置の識別情報とを対応付けて記憶している。例えば、イベント1234(識別情報が1234のイベントのことをいう、以下同様)は、情報処理装置100Eにおいて6:00時に発生し、その内容にはそのイベント1234のプライオリティが0であることが含まれている。そして、そのイベント1234は情報処理装置100Dから転送を受けたものであるので、転送部250はそのイベント1234に対応付けて情報処理装置100Dの識別情報を記憶している。また、転送部250はそのイベント1234を削除も転送もしていないので、イベント記憶部210は、削除済フラグも転送先の識別情報も記憶していない。
一方で、転送部250は、イベント記憶部210から削除したイベントについては、そのイベントの識別情報を当該イベントの転送先の情報処理装置に対応付けて記憶している。具体的には、イベント記憶部210は、イベント2345の内容は削除して、その代わりに、削除済フラグをセットし、かつ、転送先の情報処理装置の識別情報を記憶している。この場合であっても、転送部250は、イベントの発生元や発生時刻などの、そのイベントのカテゴリを識別するために最低限必要な情報は削除せずに記憶しつつけてもよい。他の例として、転送部250は、イベントを削除したかどうかに関わらず、イベントを転送してもよい。この場合には、例えばイベント3456のように、削除済みフラグはリセットされたままだが、転送先の識別情報はイベント記憶部210に記憶される。
図5は、本実施の形態に係るノード情報記憶部220のデータ構造の一例を示す。ノード情報記憶部220は、当該情報処理装置100Cに隣接する他の情報処理装置ごとに、当該隣接する他の情報処理装置が転送を要求するイベントの集合を示す要求イベントデータを記憶している。具体的には、情報処理装置100Aの要求イベントデータは、1234、2345などであり、情報処理装置100Dの要求イベントデータは、5678、6789などである。これを参照すれば、転送部250はイベントを適切な装置に転送できる。例えば、情報処理装置100Cがイベント1234を取得した場合には、転送部250はこのイベントを情報処理装置100Aに転送し、イベント5678を取得した場合には、転送部250はこのイベントを情報処理装置100Dに転送できる。
隣接するある他の情報処理装置の要求イベントデータは、当該隣接する他の情報処理装置の必要イベントデータ若しくは検出可能イベントデータに含まれるか、または、当該隣接する他の情報処理装置に隣接する更に他の情報処理装置の要求イベントデータに含まれるイベントの集合を示している。例えば、情報処理装置100Dの要求イベントデータは、情報処理装置100Dの必要イベントデータのみならず、情報処理装置100Bや情報処理装置100Eの必要イベントデータも含む。要求イベントデータをこのように構成させることで、隣接する情報処理装置を順次経由した適切な経路によって、結果としてイベントを必要とする情報処理装置に適切にそのイベントを到達させることができる。要求イベントデータを各装置に伝播させる技術については、図9a−bおよび図10を参照して後に説明する。
また、ノード情報記憶部220は、当該情報処理装置100C自体の必要イベントデータおよび検出可能イベントデータを更に記憶している。必要イベントデータは、上述のように、当該情報処理装置100Cで行う発生パターンの検出に必要なイベントの集合であるため、当該情報処理装置100Cが興味を持つイベントの集合という意味でインタレスト(Interest)データとも呼ぶ。なお、必要イベントデータは、これに関わらず、当該情報処理装置100Cの管理者のポリシーに従って任意に定められてもよい。また、検出可能イベントデータは、上述のように、当該情報処理装置100Cの処理能力等の観点から検出可能なイベントの集合であるため、ケイパビリティ(Capability)データとも呼ぶ。このように各種データがノード情報記憶部220に記憶されているので、選択部240は、ノード情報記憶部220を参照して、イベント記憶部210に格納するべきイベントを適切に判断することができる。
図6aは、本実施の形態に係るシンプトン記憶部200のデータ構造の一例を示す。シンプトン記憶部200は、検出するべきイベントの発生パターンごとにシンプトンデータを記憶している。具体的には、シンプトン記憶部200はシンプトンデータ60−1〜Nを記憶している。記憶しているシンプトンデータ60の組合せは、情報処理装置100ごとに異なっている。情報処理装置100は、製品として出荷されるときから、あるいは、オートノミック・マネージャ102をインストールしたときから、予め所定のシンプトンデータ60を記憶していてもよいが、以下のように動的にシンプトンデータ60を取得してもよい。例えば、ある情報処理装置100(情報処理装置100Cとする)が新たに情報システム10に接続したときに、情報処理装置100Cは、既に情報システム10に含まれている他の情報処理装置100(情報処理装置100Dとする)に対し、シンプトンデータ60を要求する。この要求には、情報処理装置100Cが設けられている場所や、情報処理装置100Cの所属などの属性情報が対応付けられて送信されてもよい。情報処理装置100Dは、この属性情報に基づいて、情報処理装置100Dのシンプトン記憶部200が格納しているシンプトンデータ60の中から選択したシンプトンデータ60を、情報処理装置100Cに返信する。
次に、これらのシンプトンデータ60−1〜Nを代表してシンプトンデータ60−1について説明する。シンプトンデータ60−1は、パターンデータ600と、シンプトン詳細データ610と、対策処理データ620とを含む。パターンデータ600は、情報処理装置100Cにおいて検出するべきイベントの発生パターンを示す。具体的には、パターンデータ600は、複数のタスク(例えばタスク605−1〜M)のそれぞれを、そのタスクを処理させる情報処理装置の識別情報(例えば識別情報608−1〜M)に対応付けて含んでいる。
一例として、タスク605−1は、ある条件を判定するタスクであり、その処理をさせる情報処理装置の識別情報である識別情報608−1に対応付けられている。一方で、タスク605−2のように、その処理をさせる情報処理装置の識別情報が対応付けられていないタスクがあってもよい。また、シンプトン詳細データ610は、各タスクにより判定された条件が満たされた場合に、情報システム10に表れている症状を示す。このシンプトン詳細データ610は、当該条件が満たされた場合に出力されてもよいし、何ら処理に用いられなくとも、システム管理者がシンプトンデータ60−1の保守・点検をする場合に参照可能となっていてもよい。
また、対策処理データ620は、イベントが当該発生パターンで発生した場合に実行する処理を示している。ここでは、例えば、「コンポーネントAの動作優先度を2に設定する」というように、具体的な設定作業の詳細が記録されている。対策処理データ620は、このような具体的な設定作業の他、「発生したイベントに関する情報を表示する」というように、利用者に対し注意を喚起する処理を示してもよい。なお、本実施の形態では説明のために設定処理の内容を自然言語で示したが、実際には、対策処理データ620には、そのような設定をするための具体的なコマンド(例えば呼び出すべきメソッド)やそのパラメータが含まれてよい。さらに、シンプトン記憶部200は、対策処理データ620に対応付けて、その対策処理を実行する情報処理装置の識別情報を示す識別情報622を記憶していてもよい。これにより、全タスクの実行を終えた情報処理装置は、その後の対策処理をどこで実行させるかを判別できる。
図6bは、タスク605−1〜2の具体例を示す。これらのタスクも、例えば、XMLなどの言語によって構造化されたデータであってもよい。タスク605−1は、部分式630および出力定義640を含む。部分式630が判定処理の実体を示す。例えば、部分式630は、複数のイベントのそれぞれについて、発生したイベントのIDや属性が所定の値であるかどうか判定し、その判定結果を示す論理値を、論理積演算または論理和演算して評価値を算出することを示している。出力定義640は、評価値とは別に、他のタスクへ出力するべき数値の演算方法を示している。
タスク605−2は、部分式650を含む。部分式650も、部分式630と同様に、複数のイベントの各々について、そのIDや属性を判定して、その判定結果に基づいて論理式を評価している。また、部分式650は、その過程で、出力定義640において算出された出力値を参照すべきことを示している。
各タスクが判定する条件は、このような各イベントのIDや属性に基づくものに限られない。例えばこのほかに、各タスクは、あるイベントの発生回数、複数のイベントが発生した順序、ある組合せのイベントが所定の期間内に発生したかどうか、もしくは、あるイベントが発生しなかったか、または、これらの組合せに基づく判定を行ってよい。
図7aは、本実施の形態に係るオートノミック・マネージャ102Cが、イベントの発生に応じて行う処理のフローチャートを示す。図7bは、本実施の形態に係るオートノミック・マネージャ102Cが、イベントの発生に応じて行う処理において、送受信するデータの一例を示す。選択部240および転送部250は、情報システム10において発生したイベントを受信する(S700)。転送部250は、そのイベントをアプリケーション・プログラム108Cから受信した場合には、そのイベントに対応付けてそのイベントの転送経路を示す情報を生成する。その情報には、初期値として、イベントが発生した情報処理装置である情報処理装置100Cの識別情報が記録される。一方で、転送部250は、情報処理装置100Aまたは情報処理装置100Dなどの他の情報処理装置からそのイベントの転送を受けた場合には、そのイベントに対応付けてさらに、そのイベントの転送経路を示す情報を受信する。例えば、図7bに示すように、転送部250は、イベント1234に対応付けて、そのイベントの転送経路にある情報処理装置100Dの識別情報を受信する。
次に、選択部240は、受信したそのイベントが、当該情報処理装置100Cの必要イベントデータまたは検出可能イベントデータに含まれるかどうかを判断する(S710)。含まれることを条件に、選択部240は、そのイベントを格納可能か、例えば、そのイベントを格納するための充分な空き容量が記憶装置104Cにあるかを判断する(S720)。格納可能であれば(S720:YES)、選択部240は、そのイベントを、イベントのパターン検出の対象として選択して、イベント記憶部210に格納する(S730)。一例として図7bに示すように、受信したイベント1234は、情報処理装置100Cの必要イベントデータに含まれるので、イベント記憶部210に格納される。格納の結果としてイベント記憶部210の空き容量が少なくなった場合には、選択部240は、イベント記憶部210に格納された他のイベントを削除してもよい。
そして、検出部280は、シンプトン記憶部200からパターンデータを読み出し、イベント記憶部210に格納されたイベントに基づいて、発生したイベントがそのパターンデータに一致するかを検出する(S735)。例えば、検出部280自体が処理判断部260および処理実行部270と協働してその検出を行ってもよいし、処理実行部270の働きにより他の情報処理装置にその検出の少なくとも一部を実行させてもよい。検出処理を行う装置は静的に決定付けられている場合と動的に決定される場合とがある。静的に決定付けられている場合とは、シンプトンデータ60においてタスク605が識別情報608に対応付けられている場合である。この場合、検出部280は、そのタスク605をその識別情報608により識別される情報処理装置に指示して実行させる。
動的に決定される場合とは、タスク605が識別情報608に対応付けられていない場合である。この場合、処理実行部270は、まず、自らそのタスク605の実行を試みる。しかしながら、そのタスクの判定処理に用いられるイベントがイベント記憶部210に格納されておらず、処理実行部270によってはそのタスクを実行できない場合がある。この場合、処理実行部270は、そのイベントの識別情報がイベント記憶部210に記憶されており、かつ、その識別情報に対応付けて、そのイベントを転送先の情報処理装置の識別情報が記憶されているかを判断する。記憶されていれば、処理実行部270は、その転送先の情報処理装置の検出部に、当該発生パターンの検出処理を指示する。
この場合、処理実行部270は、検出処理の指示に、検出するべき発生パターンについてのシンプトンデータを対応付けて、その転送先の情報処理装置に送信してもよい。これにより、検出処理の指示を受けた情報処理装置は、予め当該情報処理装置で検出するべきことが定められている発生パターンでなくとも、その発生パターンを適切に検出することができる。
このようにして実行された検出処理の結果は利用者に対し出力されてもよい。また、対策実行部285は、この検出結果に基づいて更に対策処理を実行してもよい。
検出処理(S735)の後に、または、イベントをイベント記憶部210に格納不能な場合には(S720:NO)、転送部250は、受信したイベントが、隣接する他の情報処理装置に対応する要求イベントデータに含まれるかどうかを判断する(S740、S770)。含まれる場合には(S740:YES、S770:YES)、転送部250は、そのようなイベントを選択して、当該隣接する他の情報処理装置に転送する(S750)。但し、イベントに対応付けて受け取った転送経路の情報に、当該転送先の情報処理装置の識別情報が含まれないことが条件となる。例えば、図7bに示すように、転送部250は、受信した転送経路には情報処理装置100Dの識別情報が含まれるので、隣接する情報処理装置のうち情報処理装置100Dにはそのイベントを転送せず、情報処理装置100Aやその他の隣接する情報処理装置にのみそのイベントを転送する。
そしてこの場合には、転送部250は、当該情報処理装置100Cの識別情報を転送経路の情報に追加して、転送するそのイベントに対応付けて送信する。例えば図7bに示すように、イベントに対応付けられた経路情報には、情報処理装置100Dの識別情報に加えて情報処理装置100Cの識別情報が含まれる。情報処理装置100Cが転送先と一時的に通信不能な場合には、転送部250は、転送するべきベントを順次バッファリングして、通信可能となった場合にそれらのイベントをまとめて送信してもよい。また、アプリケーション・プログラム108C等の処理を妨げることの無いように、転送部250は、情報システム10のメインテナンス時間などの予め定められた期間内にのみ、バッファリングしたイベントを送信してもよい。
更にこれに加えて、予め各イベントに対応付けられた優先順位が基準値以上のイベントのみを送信することで、通信トラフィックや処理負荷を軽減してもよい。さらに、転送/送信などの用語は、結果としてイベントが転送/送信されることを指すものであり、情報処理装置100Cが他の情報処理装置のデータを送信する具体的な処理を限定的に示すものではない。例えば、情報処理装置100Cがサーバ・クライアントモデルにおけるサーバ側のソフトウェア・コンポーネントを搭載しており、転送先の情報処理装置がクライアント側のソフトウェア・コンポーネントを搭載している場合においては、情報処理装置100Cが転送先の情報処理装置に対し、イベントを取得させるように指示することで、転送を実現してもよい。転送が完了した場合に、転送部250は、転送したそのイベントの識別情報に、そのイベントの転送先の情報処理装置の識別情報に対応付けて、イベント記憶部210に格納する(S760)。
一方、受信したイベントが、当該情報処理装置100Cで格納不能であり(S720:NO)、かつ、隣接する何れの情報処理装置に対応する要求イベントデータにも含まれていない場合には(S770:NO)、転送部250は、隣接する何れかの情報処理装置においてそのイベントを格納可能か判断する(S780)。この判断は、転送部250が隣接する各情報処理装置に記憶領域の空き容量などを問合せることによって実現されてもよく、一例としては、隣接する他の情報処理装置の検出可能イベントデータを取得することによって実現されてもよい。即ち、検出可能イベントデータは、該当するイベントを検出可能であることを示すものであるところ、それが可能であるならば、少なくとも関連するイベントを格納可能であることを示しているからである。
隣接する何れかの情報処理装置で格納可能であれば(S780:YES)、転送部250は、そのイベントをその情報処理装置に転送するステップである750に処理を移す。一方、何れの情報処理装置においても格納不能であれば(S780:NO)、転送部250は、そのイベントや以降に発生するためのイベントを格納することができるように、記憶装置104C内でイベント記憶部210の占める記憶領域を拡張する処理を行う(S790)。
図8は、S730における処理の詳細を示す。選択部240は、イベント記憶部210の空き容量が予め定められたサイズ以上かどうかを判断する(S800)。予め定められたサイズ以上であることを条件に(S800:YES)、選択部240は、当該イベントをイベント記憶部210に格納する(S810)。一方、転送部250は、イベント記憶部210の空き容量が予め定められたサイズ未満になったことを条件に(S800:NO)、イベント記憶部210を走査して、既に他の装置に送信済みであるが削除されていないイベントを検索する(S820)。
そのようなイベントが検索された場合には(S820:YES)、転送部250は、そのイベントをイベント記憶部210から削除する(S825)。削除したそのイベントが、他の情報処理装置(情報処理装置100Dとする)から転送を受けてイベント記憶部210に格納したものである場合には、転送部250は、情報処理装置100Dに対し削除した旨を通知する。当該他の情報処理装置が情報処理装置100Dであることを判別するには、イベント記憶部210においてそのイベントに対応付けられた送信元の情報処理装置の識別情報を参照すればよい。これを受けて、当該通知を受けた情報処理装置100Dにおいて、転送部は、転送先である当該情報処理装置100Cに対応付けた当該イベントの識別情報を情報処理装置100Dの記憶装置から削除する。そして、情報処理装置100Cの転送部250は、受信した新たなイベントをイベント記憶部210に格納する(S810)。そのイベントが他の情報処理装置から転送を受けたものであれば、転送部250は、そのイベントに対応付けて当該他の情報処理装置の識別情報を、当該イベントの転送元の情報処理装置を示す情報としてイベント記憶部210に格納する。
一方、そのようなイベントが検索されなければ(S820:NO)、転送部250は、イベント記憶部210に格納されている何れかのイベントの転送を受け付ける、隣接する他の情報処理装置があるかどうかを判断する(S830)。この判断は、上述の例と同様に、隣接する他の情報処理装置に検出可能イベントデータ等の情報を問合せることにより実現されてよい。転送を受け付ける情報処理装置がある場合には(S830:YES)、転送部250は、イベント記憶部210から読み出したイベントを当該情報処理装置に転送する(S840)。転送するべきイベントは、第1に、情報処理装置100Cの必要イベントデータまたは検出可能イベントデータに含まれないイベントである。そのようなイベントが無い場合や、そのようなイベントが複数ある場合には、イベントの優先度または発生時刻などに基づいて選択されてよい。そして、転送部250は、そのイベントの識別情報に対応付けて、そのイベントが削除される旨のフラグ、および、転送先の情報処理装置の識別情報をイベント記憶部210に格納し(S850)、S825に処理を移してイベントを削除する。
一方、転送を受け付ける情報処理装置が無い場合には(S830:NO)、転送部250は、予め定められたポリシーに従って、イベント記憶部210に既に格納された何れかのイベントを削除し(S860)、受信したイベントをイベント記憶部210に格納する(S810)。
以上、図1から図8までを参照して説明した実施形態によれば、情報システム10内の各箇所で発生したイベントを、そのイベントを必要とする情報処理装置に対し適切に送り届けることができる。これにより、それぞれの情報処理装置は独立してイベントの発生パターンを検出して、所定の症状が発生したことを判断できる。また、各情報処理装置は隣接する他の情報処理装置において必要とするイベントの集合を記憶しているので、イベントは複数の情報処理装置を経由して適切な経路で転送される。これにより、イベントの転送に当たって経路の検索などの追加的な処理を不要として、情報システム10全体として処理を効率化できる。
続いて、このようなイベントの効率的な転送を実現するために、各情報処理装置が隣接する他の情報処理装置の要求イベントデータを取得する実現方法について、図9a−bおよび図10を参照して説明する。
図9aは、本実施の形態に係るオートノミック・マネージャ102Cが、シンプトンデータの更新に応じて行う処理のフローチャートを示す。図9bは、本実施の形態に係るオートノミック・マネージャ102Cが、シンプトンデータの更新に応じて行う処理において、送受信するデータの一例を示す。生成部230は、シンプトン記憶部200に記憶されたパターンデータ600が更新される毎に(S900:YES)、更新後のそのパターンデータ600に基づいて、必要イベントデータを生成する(S905)。
また、生成部230は、当該情報処理装置100Cの処理能力および処理負荷が変更される毎に(S910:YES)、変更後の処理能力および処理負荷に基づいて検出可能イベントデータを生成する(S915)。処理能力とは、情報処理装置100Cが有するハードウェア・コンポーネントのみならずソフトウェア・コンポーネントにも基づいて定められる。例えば、処理能力とは、CPUの演算処理能力、記憶装置の記憶容量のほか、オートノミック・マネージャ102Cに備えられたイベント検出機能を示す。例えば、オートノミック・マネージャ102Cには、イベント検出エンジンと呼ばれる、検出機能ごとに予め設けられたサブ・コンポーネントを追加することができる。生成部230は、このようなサブ・コンポーネントの追加に応じて検出可能イベントデータを更新してよい。
要求受信部290は、隣接する他の情報処理装置から、当該隣接する他の情報処理装置が転送を要求するイベントの集合を示す要求イベントデータを更新するべき通知を受信したかどうか判断する(S920)。この通知は、更新後の要求イベントデータそのものであってもよいし、イベントの集合についての更新前後の差分であってもよい。この通知を受信したことを条件に(S920:YES)、要求送信部295は、受信したこの通知の示す要求イベントデータに、生成部230が生成した必要イベントデータおよび検出可能イベントデータを組合せて、当該情報処理装置100Cの要求イベントデータを生成する(S930)。
具体的には、要求送信部295は、隣接する情報処理装置の要求イベントデータ、当該情報処理装置100Cの必要イベントデータ、および、当該情報処理装置100Cの検出可能イベントデータの和集合を算出して、更新後の要求イベントデータとする。例えば図9bの例で、要求受信部290は、イベント1234および2345の集合を要求イベントデータとして受信した場合には、その集合と、必要/検出可能イベントデータの集合であるイベント1234および3456の和集合を計算する。計算される和集合には、イベント1234、2345および3456が含まれる。
そして、要求送信部295は、生成したこの要求イベントデータを、隣接する他の情報処理装置に送信して、当該隣接する他の情報処理装置に記憶されている要求イベントデータを更新させる(S940)。但し、S920において受信した更新通知の送信元の情報処理装置は、送信先からは除外される。また、要求送信部295は、送信するべき要求イベントデータを順次バッファリングしておき、それらを、所定のタイミングで、例えば定期的に送信してもよい。また、上述のイベント転送の例と同様、要求送信部295は、要求イベントデータを取得させる指示を、他の情報処理装置に送信することで、要求イベントデータの送信を実現してもよい。また、要求イベントデータをS930において生成した結果、生成前の要求イベントデータと同一の場合には、その要求イベントデータは送信しなくてよい。
以上、図9abに説明したように、各情報処理装置は、必要イベントデータ等の更新に応じてその旨を隣接する情報処理装置に通知すると共に、通知を受けた情報処理装置はその通知と自己で必要なイベントとを併合してさらに他の情報処理装置に通知する。これにより、ある情報処理装置で更新された必要イベントデータを、ネットワークを徐々に伝播して他の情報処理装置に浸透させることができる。このように、各情報処理装置が協働してデータを徐々に浸透させることにより、通信トラフィックや処理負荷をネットワークの特定箇所に集中させることを防ぐことができる。
これに代えて、ネットワーク内に処理能力の極めて高いサーバ装置が設けられている場合には、そのサーバ装置によって要求イベントデータを集中的に管理してもよい。その一例を本実施の形態の変形例として図10に示す。
図10は、本実施の形態の変形例において、各情報処理装置100が要求イベントデータを共有する処理の概念図である。集中管理サーバ15は、情報処理装置100A−Eのそれぞれから、必要イベントデータおよび検出可能イベントデータを収集する。例えば、集中管理サーバ15は、情報処理装置100Aからイベント1234を、情報処理装置100Bからイベント4567を、情報処理装置100Cからイベント3456を、情報処理装置100Dからイベント2345を、情報処理装置100Eからイベント5678を、それぞれ受信する。集中管理サーバ15は、受信したそれぞれのイベントの論理和を求め、それを情報処理装置100A−Eのそれぞれに対し、要求イベントデータとして配信する。このような変形例によっても、各情報処理装置100は、情報システム10内の何れかのノードでどのイベントが必要とされているかを判別することができる。
図11は、情報処理装置100Cのハードウェア構成の一例を示す。情報処理装置100Cは、ホストコントローラ1082により相互に接続されるCPU1000、RAM1020、及びグラフィックコントローラ1075を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1084によりホストコントローラ1082に接続される通信インターフェイス1030(図1の通信インターフェイス106Cに対応)、ハードディスクドライブ1040(図1の記憶装置104Cに対応)、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部と、入出力コントローラ1084に接続されるROM1010、フレキシブルディスクドライブ1050、及び入出力チップ1070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホストコントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスするCPU1000及びグラフィックコントローラ1075とを接続する。CPU1000は、ROM1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等がRAM1020内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1084は、ホストコントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を接続する。通信インターフェイス1030は、ネットワークを介して外部の装置と通信する。ハードディスクドライブ1040は、情報処理装置100Cが使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020又はハードディスクドライブ1040に提供する。
また、入出力コントローラ1084には、ROM1010と、フレキシブルディスクドライブ1050や入出力チップ1070等の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1010は、情報処理装置100Cの起動時にCPU1000が実行するブートプログラムや、情報処理装置100Cのハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、入出力チップ1070を介してRAM1020またはハードディスクドライブ1040に提供する。入出力チップ1070は、フレキシブルディスク1090や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
情報処理装置100Cに提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、入出力チップ1070及び/又は入出力コントローラ1084を介して、記録媒体から読み出され情報処理装置100Cにインストールされて実行される。プログラムが情報処理装置100C等に働きかけて行わせる動作は、図1から図10において説明した情報処理装置100Cにおける動作と同一であるから、説明を省略する。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを情報処理装置100Cに提供してもよい。
情報処理装置100A、情報処理装置100B、情報処理装置100Dおよび情報処理装置100Eのそれぞれについても、そのハードウェア構成は情報処理装置100Cと略同一であるから、その説明を省略する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることのできることが当業者にとって明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
図1は、本実施の形態に係る情報システム10の全体構成の概要を示す。 図2は、本実施の形態に係るオートノミック・マネージャ102Cの機能構成を、記憶装置104Cのデータ構造と対応させて示す図である。 図3aは、本実施の形態に係るイベントデータ30のデータ構造の一例を示す。 図3bは、本実施の形態に係るイベント本体部300の具体例を示す。 図4は、本実施の形態に係るイベント記憶部210のデータ構造の一例を示す。 図5は、本実施の形態に係るノード情報記憶部220のデータ構造の一例を示す。 図6aは、本実施の形態に係るシンプトン記憶部200のデータ構造の一例を示す。 図6bは、タスク605−1〜2の具体例を示す。 図7aは、本実施の形態に係るオートノミック・マネージャ102Cが、イベントの発生に応じて行う処理のフローチャートを示す。 図7bは、本実施の形態に係るオートノミック・マネージャ102Cが、イベントの発生に応じて行う処理において、送受信するデータの一例を示す。 図8は、S730における処理の詳細を示す。 図9aは、本実施の形態に係るオートノミック・マネージャ102Cが、シンプトンデータの更新に応じて行う処理のフローチャートを示す。 図9bは、本実施の形態に係るオートノミック・マネージャ102Cが、シンプトンデータの更新に応じて行う処理において、送受信するデータの一例を示す。 図10は、本実施の形態の変形例において、各情報処理装置100が要求イベントデータを共有する処理の概念図である。 図11は、情報処理装置100Cのハードウェア構成の一例を示す。
符号の説明
10 情報システム
15 集中管理サーバ
30 イベントデータ
60 シンプトンデータ
100 情報処理装置
102 オートノミック・マネージャ
104 記憶装置
106 通信インターフェイス
108 アプリケーション・プログラム
200 シンプトン記憶部
210 イベント記憶部
220 ノード情報記憶部
230 生成部
240 選択部
250 転送部
260 処理判断部
270 処理実行部
280 検出部
285 対策実行部
290 要求受信部
295 要求送信部
300 イベント本体部
305 イベントID
310 イベント発生元
320 イベント内容
330 転送経路情報
600 パターンデータ
605 タスク
608 識別情報
610 シンプトン詳細データ
620 対策処理データ
622 識別情報
630 部分式
640 出力定義
650 部分式

Claims (18)

  1. 複数の情報処理装置を備え、システム内において発生したイベントが予め定められた発生パターンで発生したかを検出するシステムであって、
    前記複数の情報処理装置のそれぞれが、
    当該情報処理装置において検出するべき前記発生パターンを示すパターンデータを少なくとも1つ記憶している記憶装置と、
    前記記憶装置から読み出した前記パターンデータに基づいて、前記発生パターンにおいて検出されるべきイベントの集合を特定し、特定したイベントの集合を示す必要イベントデータを生成する生成部と、
    当該情報処理装置で発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、前記必要イベントデータに含まれるイベントを選択する選択部と、
    選択したイベントが前記パターンデータの示す発生パターンに一致するかを検出して、検出結果を出力する検出部と
    を有するシステム。
  2. それぞれの前記情報処理装置において、
    前記選択部は、当該情報処理装置で発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、当該情報処理装置の必要イベントデータに含まれるイベントを選択して前記記憶装置に格納し、
    前記検出部は、前記記憶装置に格納されたイベントに基づいて、発生したイベントが前記パターンデータの示す発生パターンに一致するかを検出し、
    それぞれの前記情報処理装置は、
    当該情報処理装置の必要イベントデータに含まれないイベントを更に他の情報処理装置に転送する転送部を更に有する、請求項1に記載のシステム。
  3. それぞれの前記情報処理装置は、
    当該情報処理装置で発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、他の情報処理装置の生成部により生成された必要イベントデータに含まれるイベントを、当該他の情報処理装置に転送する転送部を更に有する、請求項1または2に記載のシステム。
  4. それぞれの前記情報処理装置において、
    前記記憶装置は、隣接する他の情報処理装置ごとに、当該隣接する他の情報処理装置が転送を要求するイベントの集合を示す要求イベントデータとして、当該隣接する他の情報処理装置の必要イベントデータに含まれるか、または、当該隣接する他の情報処理装置に隣接する更に他の情報処理装置の要求イベントデータに含まれるイベントの集合を記憶しており、
    前記転送部は、当該情報処理装置において発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して転送を受けたイベントのうち、隣接する他の情報処理装置に対応する要求イベントデータに含まれるイベントを選択して、当該隣接する他の情報処理装置に転送する
    請求項2または3に記載のシステム。
  5. それぞれの前記情報処理装置において、
    前記生成部は、前記記憶装置に記憶されたパターンデータが更新される毎に、更新後の前記パターンデータに基づいて前記必要イベントデータを生成し、隣接する他の情報処理装置に送信して当該隣接する他の情報処理装置に記憶されている要求イベントデータを更新させる
    請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
  6. それぞれの前記情報処理装置において、
    前記生成部は、当該情報処理装置のCPUの演算処理能力、記憶装置の記憶容量、およびイベント検出機能の少なくとも1つである処理能力および処理負荷に基づいて、当該情報処理装置において検出可能なイベントの発生パターンを特定し、特定した何れかの発生パターンに含まれるイベントの集合を示す検出可能イベントデータを生成し、
    前記選択部は、当該情報処理装置で発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、前記検出可能イベントデータに含まれるイベントをさらに選択する
    請求項1から5のいずれかに記載のシステム。
  7. それぞれの前記情報処理装置において、
    前記選択部は、発生したイベントを記憶するために前記記憶装置内に設けられた記憶領域の空き容量が予め定められたサイズ以上であることを条件に、前記必要イベントデータに含まれないイベントであっても前記記憶領域に格納し、
    前記転送部は、前記記憶領域の空き容量が予め定められたサイズ未満になったことを条件に、前記必要イベントデータに含まれないイベントを前記記憶領域から削除して更に他の情報処理装置に転送する
    請求項2に記載のシステム。
  8. それぞれの前記情報処理装置において、
    前記転送部は、前記記憶領域から削除したイベントについては、当該イベントの識別情報を当該イベントの転送先の情報処理装置に対応付けて前記記憶装置に格納し、
    前記検出部は、前記パターンデータの示す発生パターンに含まれるイベントが前記記憶領域に格納されておらず、かつ、当該イベントの識別情報が前記記憶装置に記憶されていることを条件に、当該識別情報に対応して記憶された転送先の情報処理装置の検出部に、当該発生パターンの検出処理を指示する
    請求項7に記載のシステム。
  9. 一の情報処理装置において、
    前記転送部は、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けて前記記憶装置に格納したイベントを、当該記憶装置から削除したことを条件に、当該他の情報処理装置に対し削除した旨を通知し、
    当該他の情報処理装置において、
    前記転送部は、イベントを削除した旨の通知を受けたことに応じて、転送先である当該一の情報処理装置に対応付けた当該イベントの識別情報を前記記憶装置から削除する
    請求項7または8に記載のシステム。
  10. それぞれの前記情報処理装置において、
    前記転送部は、通信インターフェイスを介して転送を受けたイベントに対応付けて、当該イベントの転送経路を更に受け取り、転送先の当該更に他の情報処理装置が当該転送経路に含まれないことを条件に、当該転送経路に当該情報処理装置を追加して当該イベントに対応付けて転送する
    請求項2に記載のシステム。
  11. それぞれの前記情報処理装置が、
    隣接する他の情報処理装置から、当該隣接する他の情報処理装置が転送を要求するイベントの集合を示す要求イベントデータを受信する要求受信部と、
    受信した前記要求イベントデータに、前記生成部が生成した前記必要イベントデータを組み合わせて、当該情報処理装置の要求イベントデータを生成し、隣接する更に他の情報処理装置に送信する要求送信部と
    を更に有し、
    それぞれの前記情報処理装置において、前記記憶装置は、隣接する各情報処理装置から前記要求受信部が受信した前記要求イベントデータを記憶する
    請求項4に記載のシステム。
  12. 複数の情報処理装置を備え、前記複数の情報処理装置によりイベントを相互に転送して、システム内においてイベントが予め定められた発生パターンで発生したかを検出するシステムであって、
    それぞれの情報処理装置が、
    当該情報処理装置で検出するべき前記発生パターンの何れかに含まれるイベントの集合を示す必要イベントデータを記憶している記憶装置と、
    隣接する他の情報処理装置から、当該隣接する他の情報処理装置が転送を要求するイベントの集合を示す要求イベントデータを受信する要求受信部と、
    受信した前記要求イベントデータに、前記記憶装置から読み出した前記必要イベントデータを組み合わせて、当該情報処理装置の要求イベントデータを生成し、隣接する更に他の情報処理装置に送信する要求送信部と、
    当該情報処理装置で発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、隣接する他の情報処理装置から受信した前記要求イベントデータに含まれるイベントを、当該隣接する他の情報処理装置に転送する転送部と
    を有するシステム。
  13. 情報システム内に設けられ、当該情報システムにおいてイベントが予め定められた発生パターンで発生したかを検出する情報処理装置であって、
    当該情報処理装置において検出するべき前記発生パターンを示すパターンデータを少なくとも1つ記憶している記憶装置と、
    前記記憶装置から読み出した前記パターンデータに基づいて、前記発生パターンにおいて検出されるべきイベントの集合を特定し、特定したイベントの集合を示す必要イベントデータを生成する生成部と、
    当該情報処理装置で発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、前記必要イベントデータに含まれるイベントを選択する選択部と、
    選択したイベントが前記パターンデータの示す発生パターンに一致するかを検出して、検出結果を出力する検出部と
    を備える情報処理装置。
  14. 情報システム内に設けられ、他の情報処理装置との間でイベントを相互に転送して、システム内においてイベントが予め定められた発生パターンで発生したかを検出する情報処理装置であって、
    当該情報処理装置で検出するべき前記発生パターンの何れかに含まれるイベントの集合を示す必要イベントデータを記憶している記憶装置と、
    隣接する他の情報処理装置から、当該隣接する他の情報処理装置が転送を要求するイベントの集合を示す要求イベントデータを受信する要求受信部と、
    受信した前記要求イベントデータに、前記記憶装置から読み出した前記必要イベントデータを組み合わせて、当該情報処理装置の要求イベントデータを生成し、隣接する更に他の情報処理装置に送信する要求送信部と、
    当該情報処理装置で発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、隣接する他の情報処理装置から受信した前記要求イベントデータに含まれるイベントを、当該隣接する他の情報処理装置に転送する転送部と
    を備える情報処理装置。
  15. 情報システムにおいてイベントが予め定められた発生パターンで発生したかを、当該情報システム内の情報処理装置が検出する方法であって、
    当該情報処理装置は、当該情報処理装置において検出するべき前記発生パターンを示すパターンデータを少なくとも1つ記憶している記憶装置を有し、
    前記記憶装置から読み出した前記パターンデータに基づいて、前記発生パターンにおいて検出されるべきイベントの集合を特定し、特定したイベントの集合を示す必要イベントデータを生成するステップと、
    当該情報処理装置で発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、前記必要イベントデータに含まれるイベントを選択するステップと、
    選択したイベントが前記パターンデータの示す発生パターンに一致するかを検出して、検出結果を出力するステップと
    を備える方法。
  16. 情報システムにおいて、前記情報システムに設けられた情報処理装置により他の情報処理装置との間でイベントを相互に転送させて、システム内においてイベントが予め定められた発生パターンで発生したかを検出させる方法であって、
    当該情報処理装置は、当該情報処理装置で検出するべきイベントの発生パターンの何れかに含まれるイベントの集合を示す必要イベントデータを記憶している記憶装置を有し、
    隣接する他の情報処理装置から、当該隣接する他の情報処理装置が転送を要求するイベントの集合を示す要求イベントデータを受信するステップと、
    受信した前記要求イベントデータに、前記記憶装置から読み出した前記必要イベントデータを組み合わせて、当該情報処理装置の要求イベントデータを生成し、隣接する更に他の情報処理装置に送信するステップと、
    当該情報処理装置で発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、隣接する他の情報処理装置から受信した前記要求イベントデータに含まれるイベントを、当該隣接する他の情報処理装置に転送するステップと
    を有する方法。
  17. 情報システム内に設けられた情報処理装置に、当該情報システムにおいてイベントが予め定められた発生パターンで発生したかを検出させるプログラムであって、
    当該情報処理装置は、当該情報処理装置において検出するべき前記発生パターンを示すパターンデータを少なくとも1つ記憶している記憶装置を有し、
    当該情報処理装置を、
    前記記憶装置から読み出した前記パターンデータに基づいて、前記発生パターンにおいて検出されるべきイベントの集合を特定し、特定したイベントの集合を示す必要イベントデータを生成する生成部と、
    当該情報処理装置で発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、前記必要イベントデータに含まれるイベントを選択する選択部と、
    選択したイベントが前記パターンデータの示す発生パターンに一致するかを検出して、検出結果を出力する検出部と
    して機能させるプログラム。
  18. 情報システム内に設けられた情報処理装置に、他の情報処理装置との間でイベントを相互に転送させて、システム内においてイベントが予め定められた発生パターンで発生したかを検出させるプログラムであって、
    当該情報処理装置は、当該情報処理装置で検出するべきイベントの発生パターンの何れかに含まれるイベントの集合を示す必要イベントデータを記憶している記憶装置を有し、
    当該情報処理装置を、
    隣接する他の情報処理装置から、当該隣接する他の情報処理装置が転送を要求するイベントの集合を示す要求イベントデータを受信する要求受信部と、
    受信した前記要求イベントデータに、前記記憶装置から読み出した前記必要イベントデータを組み合わせて、当該情報処理装置の要求イベントデータを生成し、隣接する更に他の情報処理装置に送信する要求送信部と、
    当該情報処理装置で発生したイベント、および、通信インターフェイスを介して他の情報処理装置から転送を受けたイベントのうち、隣接する他の情報処理装置から受信した前記要求イベントデータに含まれるイベントを、当該隣接する他の情報処理装置に転送する転送部と
    して機能させるプログラム。
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