JP2005196676A - サービス生成方法、サービス生成システムおよびプログラム - Google Patents

サービス生成方法、サービス生成システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの状況に適した状況依存型サービスを実現する。
【解決手段】ユーザピア4は、ユーザが欲するサービスに対応するサービステンプレート30を検索するサービステンプレート発見手段40と、サービステンプレート30に基づいて、必要かつ利用可能なサービス構成要素20を検索するサービス構成要素発見手段41と、サービス構成要素20をサービステンプレート30に基づいて組み合わせてサービスを生成するサービスバインド手段42と、サービスを実行してよいかどうか問い合わせるサービス提案手段43と、実行の承認が得られたときにサービスを実行するサービス実行手段44とを有する。サービステンプレート30には、サービス構成要素20の機能種別を表すサービスカテゴリの接続関係が記述されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、数多くの多様な電子機器がネットワークに接続されたユビキタスコンピューティング環境において、ユーザの状況に依存したサービスを生成するサービス生成方法、サービス生成システムおよびプログラムに関するものである。
近年、組込み技術、無線技術の進展に後押しされ、パーソナルコンピュータ(PC)だけでなく、家電・センサ等様々な機器をネットワークに接続し、ユーザに便利なサービスを提供しようという動きが出てきた。こうした動きにより、近い将来あらゆる機器がネットワークに接続される、ユビキタスコンピューティング環境(以降、ユビキタス環境とする)が実現される。従来はユーザ状況に依存した状況依存型サービスは不可能であったが、ユビキタス環境により、多種多様の機器・機能が連携することで、状況依存型サービスの実現が期待される。
ところで、現在、サービスは基本的に、サービス提供者がシステムを構築してサーバに準備しておき、ユーザはサーバにアクセスしてサービスを利用する方式で運営されている。しかし、ユビキタス環境では、ユーザは状況に適したサービスを期待すること、またユーザ環境や端末ステータスが激しく変化すること、が予想されるため、サービス提供者側で予め全てのパターンのサービスを準備しておく従来方式では、対応できなくなることが想定される。
上記の間題から、ユビキタス環境では、サービス提供者側はサービスの部品を提供し、ユーザ側で嗜好・状況に応じてサービスをカスタマイズする方式が有力である。こういった考えから、近年、その場その時の状況に適したサービス構成要素(SE:Service Element)を、ネットワークから動的に検索し、バインド(late binding)することでサービス化する、サービス連携技術の研究が進められてきた。ここでサービス構成要素とは、サービス連携の基本単位で、ハードウェア機能、ソフトウェァ機能、ネットワーク機能等、ネットワークを介してアクセスできる全ての機能ユニットである。
複数のサービスを連携させる技術として、現在ウェブサービス(Web Services、以下、WSとする)が注目を集めている。しかし、WSは元来B2B(Business to Business)を目的とした技術であり、ユビキタス環境においてエンドユーザ側でオンデマンドに連携を行うには、課題があると考える。
WS同士を連携させる手法としてBPEL4WS(Business Process Execution Language for Web Services)がある。BPELファイルは、個々のWSの連携手順を記述した連携サービスのフロー設計図である。BPELファイルとWSDL(Web Services Description Language )ファイルをBPELエンジンに入力することで、連携サービスが実行される。しかし、BPELファイルの記述は、個々のWSDLに強く依存しているため、1つのBPELファイルは既知のWS連携しかほぼできない。そのため、ユビキタス環境にて期待される、状況依存型サービスを行うことはできないという問題点があった。
また、そもそもサービス連携者は、事前に厳密なBPELファイルを記述する必要があり、エンドユーザが状況に応じてサービス連携を行うには敷居が高いという問題点があった。
動的なサービス生成については、以下の特許文献1〜特許文献3、非特許文献1、非特許文献2に開示されている。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開2003−256312号公報 特開2003−248743号公報 特開2003−248728号公報 山登庸次他,「Business Processを用いたサービス自動生成方式の検討」,2002年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会講演論文集2,2002年9月,B−6−112,p.136 須田達也他,「アプリケーション創発のための適応型ネットワーキングアーキテクチャ:Ja−Net」,情報処理,社団法人情報処理学会,2002年6月,43巻6号,p.616−622
以上のように、従来のサービス生成方法では、ユーザの状況に適した状況依存型サービスを実現することができないという問題点があった。
また、従来のサービス生成方法では、サービス生成の基となるファイルの記述に手間がかかるという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ユーザの状況に適した状況依存型サービスを実現することができるサービス生成方法、サービス生成システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、サービス生成の基となるファイルの記述に手間をかけることなく、状況依存型サービスを容易に実現することができるサービス生成方法、サービス生成システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、ネットワーク上の機能を抽象化した単位であるサービス構成要素を、このサービス構成要素の機能種別を表すサービスカテゴリの接続関係が記述されたサービステンプレートに基づいて検索し組み合わせることにより、ユーザが欲するサービスを生成するサービス生成方法であって、ユーザの電子機器が、ユーザが欲するサービスに対応するサービステンプレートをネットワーク上で検索するサービステンプレート発見手順と、前記検索されたサービステンプレートに基づいて、必要かつ利用可能なサービス構成要素を前記ネットワーク上で検索するサービス構成要素発見手順と、前記検索されたサービス構成要素を前記検索されたサービステンプレートに基づいて組み合わせることによりユーザが欲するサービスを生成するサービスバインド手順と、前記生成したサービスを実行してよいかどうかユーザに問い合わせるサービス提案手順と、ユーザから実行の承認が得られたときに前記生成したサービスを実行するサービス実行手順とを実行するようにしたものである。
また、本発明のサービス生成方法の1構成例において、前記サービステンプレート発見手順は、サーバを介することなく前記サービステンプレートを検索するピュア型のピアツーピア検索を行うようにしたものである。
また、本発明のサービス生成方法の1構成例において、前記サービステンプレート発見手順は、前記サービステンプレートのメタデータを管理するインデックスサーバを介して前記サービステンプレートを検索するハイブリッド型のピアツーピア検索を行うようにしたものである。
また、本発明のサービス生成方法の1構成例において、前記サービス構成要素発見手順は、サーバを介することなく前記サービス構成要素を検索するピュア型のピアツーピア検索を行うようにしたものである。
また、本発明のサービス生成方法の1構成例において、前記サービス構成要素発見手順は、前記サービス構成要素のメタデータを管理するインデックスサーバを介して前記サービス構成要素を検索するハイブリッド型のピアツーピア検索を行うようにしたものである。
また、本発明のサービス生成方法の1構成例において、前記サービスバインド手順は、前記ユーザの電子機器からの接続命令に基づいて、前記検索されたサービス構成要素間でデータの引き継ぎをテキスト文書で行い、データを引き継ぐサービス構成要素が前記テキスト文書に記述されたパラメータを解析してサービス構成要素間のパラメータ解決を行うことにより、前記検索されたサービス構成要素を接続してサービスを生成するようにしたものである。
また、本発明のサービス生成方法の1構成例において、前記ユーザの電子機器は、さらにユーザによるサービスの利用が終了したときにこのサービスに対するユーザの満足度を含むサービス利用履歴を前記検索されたサービス構成要素に送信するサービス利用履歴送信手順を実行し、各サービス構成要素は、受信したサービス利用履歴を記録するサービス利用履歴蓄積手順と、前記記録されたサービス利用履歴に基づいて新たなサービステンプレートを生成するサービステンプレート生成手順とを実行するようにしたものである。
また、本発明のサービス生成方法の1構成例において、前記サービス利用履歴送信手順は、前記検索されたサービステンプレートにおいて送信先のサービス構成要素に対応する第1のサービスカテゴリの直前に配置されていた第2のサービスカテゴリと、前記検索されたサービステンプレートにおいて前記第1のサービスカテゴリの直後に配置されていた第3のサービスカテゴリと、前記検索されたサービステンプレートと、前記ユーザの満足度とを含む前記サービス利用履歴を前記送信先のサービス構成要素に送信し、前記サービス利用履歴蓄積手順は、前記ユーザの満足度を前記第2のサービスカテゴリ、前記第3のサービスカテゴリ、前記検索されたサービステンプレートの各々に対する満足度として記録し、前記サービステンプレート生成手順は、前記サービス利用履歴を一定回数受信する度に、前記第2のサービスカテゴリに対する満足度の累積値に基づいて、前記一定回数中に記録された第2のサービスカテゴリの中から前記累積値が最高の第2のサービスカテゴリを選択すると共に、前記第3のサービスカテゴリに対する満足度の累積値に基づいて、前記一定回数中に記録された第3のサービスカテゴリの中から前記累積値が最高の第3のサービスカテゴリを選択する手順と、各サービステンプレートに対する満足度の累積値に基づいて、前記一定回数中に記録されたサービステンプレートの中から自サービス構成要素に対応する前記第1のサービスカテゴリの直前が前記選択された第2のサービスカテゴリである第1のサービステンプレートと前記第1のサービスカテゴリの直後が前記選択された第3のサービスカテゴリである第2のサービステンプレートとを選択する手順と、前記第1、第2のサービステンプレートを、それぞれ前記第1のサービスカテゴリより前の前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第1のサービスカテゴリより後の後半部の3つに切断する手順と、前記第1のサービステンプレートの前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第2のサービステンプレートの後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレートを生成する手順とを含むものである。
また、本発明のサービス生成方法の1構成例において、前記サービス利用履歴送信手順は、前記検索されたサービステンプレートと前記ユーザの満足度とを含む前記サービス利用履歴を送信し、前記サービス利用履歴蓄積手順は、前記ユーザの満足度を前記検索されたサービステンプレートに対する満足度として記録し、前記サービステンプレート生成手順は、前記サービス利用履歴を一定回数受信する度に、前記サービステンプレートに対する満足度の累積値に基づいて、この一定回数中に記録されたサービステンプレートの中から前記累積値の高い第1のサービステンプレートと第2のサービステンプレートの2つを選択する手順と、前記第1、第2のサービステンプレートを、それぞれ自サービス構成要素に対応する第1のサービスカテゴリより前の前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第1のサービスカテゴリより後の後半部の3つに切断する手順と、前記第1のサービステンプレートの前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第2のサービステンプレートの後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレートを生成すると共に、前記第2のサービステンプレートの前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第1のサービステンプレートの後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレートを生成する手順とを含むものである。
また、本発明は、ネットワーク上の機能を抽象化した単位であるサービス構成要素を、このサービス構成要素の機能種別を表すサービスカテゴリの接続関係が記述されたサービステンプレートに基づいて検索し組み合わせることにより、ユーザの電子機器がユーザの欲するサービスを生成するサービス生成システムであって、前記ユーザの電子機器は、ユーザが欲するサービスに対応するサービステンプレートをネットワーク上で検索するサービステンプレート発見手段と、前記検索されたサービステンプレートに基づいて、必要かつ利用可能なサービス構成要素を前記ネットワーク上で検索するサービス構成要素発見手段と、前記検索されたサービス構成要素を前記検索されたサービステンプレートに基づいて組み合わせることによりユーザが欲するサービスを生成するサービスバインド手段と、前記生成したサービスを実行してよいかどうかユーザに問い合わせるサービス提案手段と、ユーザから実行の承認が得られたときに前記生成したサービスを実行するサービス実行手段とを有するものである。
また、本発明のサービス生成システムの1構成例において、前記ユーザの電子機器は、ユーザによるサービスの利用が終了したときにこのサービスに対するユーザの満足度を含むサービス利用履歴を、前記検索されたサービス構成要素を保持するネットワーク上の電子機器に送信するサービス評価手段を有し、前記検索されたサービス構成要素を保持するネットワーク上の電子機器は、受信したサービス利用履歴を記録するサービス利用履歴蓄積手段と、前記記録されたサービス利用履歴に基づいて新たなサービステンプレートを生成するサービステンプレート生成手段とを有するものである。
また、本発明は、ネットワーク上の機能を抽象化した単位であるサービス構成要素を、このサービス構成要素の機能種別を表すサービスカテゴリの接続関係が記述されたサービステンプレートに基づいて検索し組み合わせることにより、ユーザが欲するサービスを生成する電子機器としてコンピュータを動作させるサービス生成プログラムであって、ユーザが欲するサービスに対応するサービステンプレートをネットワーク上で検索するサービステンプレート発見手順と、前記検索されたサービステンプレートに基づいて、必要かつ利用可能なサービス構成要素を前記ネットワーク上で検索するサービス構成要素発見手順と、前記検索されたサービス構成要素を前記検索されたサービステンプレートに基づいて組み合わせることによりユーザが欲するサービスを生成するサービスバインド手順と、前記生成したサービスを実行してよいかどうかユーザに問い合わせるサービス提案手順と、ユーザから実行の承認が得られたときに前記生成したサービスを実行するサービス実行手順とをユーザのコンピュータに実行させるようにしたものである。
また、本発明のサービス生成プログラムの1構成例は、ユーザによるサービスの利用が終了したときにこのサービスに対するユーザの満足度を含むサービス利用履歴を前記検索されたサービス構成要素に送信するサービス利用履歴送信手順をユーザのコンピュータに実行させ、各サービス構成要素が受信したサービス利用履歴を記録するサービス利用履歴蓄積手順と、前記記録されたサービス利用履歴に基づいて各サービス構成要素が新たなサービステンプレートを生成するサービステンプレート生成手順とを前記検索されたサービス構成要素を保持するネットワーク上のコンピュータに実行させるようにしたものである。
本発明によれば、ネットワーク上のサービス構成要素を、サービス構成要素の機能種別を表すサービスカテゴリの接続関係が記述されたサービステンプレートに基づいて検索し組み合わせることにより、ユーザが欲するサービスを生成するようにしたので、ネットワークの状態やサービスを実現するためのソフトウェアやハードウェアといったサービス構成要素が時々刻々変化する状況の中で、ユーザが欲しているサービスをネットワーク上で生成してユーザに提供することが可能になる。本発明では、サービス生成の基となるサービステンプレートを抽象化して記述することにより、サービステンプレートを汎用的に使えるようにし、サービスの生成に必要なサービス構成要素を適宜選択可能にすることで、状況依存型のサービス生成が可能である。
また、サーバを介することなくピュア型のピアツーピア検索を行うことにより、ネットワーク上でサービステンプレートを検索することができる。ピュア型のピアツーピア検索によれば、ネットワークのトラフィックの爆発的増加を防ぐことができ、リアルタイムの情報が得られ、またネットワークの障害に強いという利点がある。
また、サービステンプレートのメタデータを管理するインデックスサーバを介してハイブリッド型のピアツーピア検索を行うことにより、ネットワーク上でサービステンプレートを検索することができる。ハイブリッド型のピアツーピア検索によれば、目的とするサービステンプレートを高速に発見することができる。
また、サーバを介することなくピュア型のピアツーピア検索を行うことにより、ネットワーク上でサービス構成要素を検索することができる。
また、サービス構成要素のメタデータを管理するインデックスサーバを介してハイブリッド型のピアツーピア検索を行うことにより、ネットワーク上でサービス構成要素を検索することができる。
また、サービス構成要素間でデータの引き継ぎをテキスト文書で行い、データを引き継ぐサービス構成要素がテキスト文書に記述されたパラメータを解析してサービス構成要素間のパラメータ解決を行うことにより、サービス構成要素を接続してサービスを生成することができる。
また、ユーザによるサービスの利用が終了したときにこのサービスに対するユーザの満足度を含むサービス利用履歴をユーザの電子機器からサービス構成要素に送信し、各サービス構成要素が受信したサービス利用履歴を記録し、このサービス利用履歴に基づいて各サービス構成要素が新たなサービステンプレートを生成することにより、サービス生成の基となるファイル(サービステンプレート)の記述に手間をかけることなく、状況依存型サービスを容易に実現することができる。
また、検索したサービステンプレートにおいて送信先のサービス構成要素に対応する第1のサービスカテゴリの直前に配置されていた第2のサービスカテゴリと、検索されたサービステンプレートにおいて第1のサービスカテゴリの直後に配置されていた第3のサービスカテゴリと、検索したサービステンプレートと、ユーザの満足度とを含むサービス利用履歴をサービス構成要素に送信し、各サービス構成要素においてサービス利用履歴を一定回数受信する度に、一定回数中に記録された第2のサービスカテゴリの中から満足度の累積値が最高の第2のサービスカテゴリを選択すると共に、一定回数中に記録された第3のサービスカテゴリの中から満足度の累積値が最高の第3のサービスカテゴリを選択し、一定回数中に記録されたサービステンプレートの中から第1のサービスカテゴリの直前が選択された第2のサービスカテゴリである第1のサービステンプレートと第1のサービスカテゴリの直後が選択された第3のサービスカテゴリである第2のサービステンプレートとを選択し、第1、第2のサービステンプレートを、それぞれ前半部と第1のサービスカテゴリと後半部の3つに切断し、第1のサービステンプレートの前半部と第1のサービスカテゴリと第2のサービステンプレートの後半部とを結合させることにより、ユーザの状況に即したサービステンプレートを生成することができる。
また、サービス利用履歴を一定回数受信する度に、サービステンプレートに対する満足度の累積値に基づいて、この一定回数中に記録されたサービステンプレートの中から累積値の高い第1のサービステンプレートと第2のサービステンプレートの2つを選択し、第1、第2のサービステンプレートを、それぞれ前半部と第1のサービスカテゴリと後半部の3つに切断し、第1のサービステンプレートの前半部と第1のサービスカテゴリと第2のサービステンプレートの後半部とを結合させると共に、第2のサービステンプレートの前半部と第1のサービスカテゴリと第1のサービステンプレートの後半部とを結合させることにより、ユーザの状況に即したサービステンプレートを生成することができる。このサービステンプレートの生成方法によれば、電子機器で蓄積するサービス利用履歴がサービステンプレートに対する満足度の累積値のみでよく、電子機器の記憶容量を小さくできる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態となるサービス生成システムの構成例を示すブロック図である。
ネットワーク(NW)1には、複数の電子機器(以下、ピアと呼ぶ)が接続されている。ピアの種類としては、サービス構成要素提供ピア2と、サービステンプレート提供ピア3と、ユーザピア4とがある。これらのロールは、状況によって変化し、1つのピアがサービス構成要素提供ピア2であることもあれば、ユーザピア4であることもあり、またサービステンプレート提供ピア3であることもある。
サービス構成要素提供ピア2は、サービス構成要素20およびサービス構成要素公開手段21を有する。
サービステンプレート提供ピア3は、サービステンプレート30およびサービステンプレート公開手段31を有する。
そして、ユーザピア4は、サービステンプレート発見手段40、サービス構成要素発見手段41、サービスバインド手段42、サービス提案手段43およびサービス実行手段44を有する。
本実施の形態の前提として、ネットワーク1に接続されたピアが所有者のポリシーに基づいて、コンテンツやソフトウェアコンポーネント等のサービスを構成するサービス構成要素20をネットワーク1上に公開している環境を想定する。このネットワーク1上に公開された利期可能なサービス構成要素20を発見し、どのような機能のサービス構成要素を組み合わせるかを示す、サービス構成要素間の接続関係が記述されたサービステンプレートに基づいて、サービス構成要素を動的に組み合わせることにより、サービスを生成する。
ピア2〜4は、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話機、情報家電などネットワーク1に接続されたあらゆる電子機器である。
ネットワーク1は、ピア2〜4間の通信を実現するネットワークであれば何でもよく、例えば家庭内のネットワークでもよいし、企業内LAN(Local Area Network)でもよいし、インターネットでもよい。これらの違いは、ネットワークの規模により接続されるピア数が異なるだけである。
サービス構成要素20は、ネットワーク1を介してアクセス可能なあらゆる要素であり、例えば動画ファイルのようなコンテンツでもよいし、動画を処理するソフトウェアでもよいし、モニタ装置のようなハードウェアでもよい。
サービステンプレート30は、どのような機能のサービス構成要素を組み合わせるかを示す、サービス構成要素間の接続関係が記述されたサービスのメタ(抽象的)設計図である。
サービステンプレート30を抽象化して記述することにより、従来のウェブサービス(Web Services)の課題である、状況依存型のサービス生成ができないという課題を解決する。本実施の形態では、サービステンプレート30を汎用的に使えるようにし、サービスの生成に必要なサービス構成要素20を適宜選択可能(未知のサービス構成要素を含む)にすることで、状況依存型のサービス生成が可能である。
サービステンプレート30には、どのような機能のサービス構成要素20を接続するかだけが記述されている。より具体的には、サービス構成要素20の機能種別を表すサービスカテゴリ(以下、SEカテゴリと略する)の接続関係だけが記述されている。ユーザによるサービス利用時においては、ユーザの状況やサービス構成要素の使用可否に合わせて、実際に利用するサービス構成要素20を検索し、検索したサービス構成要素20を組み合わせる。
図2(a)はサービステンプレート30を模式的に示す図、図2(b)はサービステンプレート30に基づくサービス構成要素20の組み合わせを模式的に示す図である。図2の例は、ユーザの出張時に、ユーザの現在位置近くの空いたレストランの広告を検索して、検索したレストランの広告を日本語に翻訳し、翻訳した広告をユーザの現在位置近くの表示装置に出力するというサービスを生成するためのサービステンプレート30を示している。
サービステンプレート30には、図2(a)に示すようにレストラン広告300、翻訳301、画像出力302という3つのSEカテゴリ間の接続関係だけが記述されている。ユーザからのサービス要求が発生したときには、ユーザの状況に合わせて、仏料理店の広告(コンテンツ)、仏語から日本語への翻訳処理(ソフトウェア)、ユーザの現在位置近くのモニタ装置(ハードウェア)という3つのサービス構成要素20を選択して組み合わせることにより、レストランの広告を日本語に翻訳して表示するというサービスを生成している(図2(b))。
図3は本実施の形態のサービス生成方法の概略を示すフローチャートである。ユーザからのサービス要求が発生したとき(図3ステップS1においてYES)、ユーザピア4は、ユーザが要求したサービスに対応するサービステンプレート30をネットワーク1上で検索するサービステンプレート発見手順(ステップS2)と、検索したサービステンプレート30に基づいて、必要かつ利用可能なサービス構成要素20をネットワーク1上で検索するサービス構成要素発見手順(ステップS3)と、検索したサービス構成要素20を前記検索したサービステンプレート30に基づいて組み合わせることによりユーザが要求したサービスを生成するサービスバインド手順(ステップS4)と、生成したサービスを実行してよいかどうかユーザに問い合わせるサービス提案手順(ステップS5)と、ユーザから実行の承認が得られたときに、前記生成したサービスを実行するサービス実行手順(ステップS6)の6つの手順を実行する。
以下、ユーザピア4の処理をより詳細に説明する。図4はサービス生成方法の詳細を示すシーケンス図である。図4の例では、サービス構成要素提供ピア2として、2−1と2−2の2つが存在するものとして説明する。
図3で説明したとおり、ユーザからのサービス要求が発生したとき(図4ステップS11)、ユーザピア4は、最初にサービステンプレート発見手順を実行する。サービステンプレート発見手順において、ユーザピア4のサービステンプレート発見手段40は、ネットワーク1上のサービステンプレート提供ピア3に対して問い合わせ(クエリ)を行い(ステップS12)、ユーザが要求したサービスに対応するサービステンプレート30を取得する(ステップS13)。
サービステンプレート提供ピア3のサービステンプレート公開手段31は、サービステンプレート提供ピア3が保持するサービステンプレート30のメタデータ(例えば、レストラン検索サービスなどのサービス名)を公開している。このメタデータに基づき、ユーザピア4のサービステンプレート発見手段40は、ユーザが要求したサービスに対応するサービステンプレート30を検索する。サービステンプレート発見手段40は、サービステンプレート30の検索に、ピュア型のピアツーピア方式とハイブリッド型のピアツーピア方式を状況に応じて使い分けする。
図5はハイブリッド型のピアツーピア方式を説明するための図である。ハイブリッド型のピアツーピア方式では、サービステンプレート提供ピア3が保持するサービステンプレート30のメタデータがネットワーク1上のインデックスサーバ5に予め登録されている。ユーザピア4のサービステンプレート発見手段40は、インデックスサーバ5に間い合わせることで、メタデータがマッチするサービステンプレート30の所在を認識し、該当するサービステンプレート提供ピア3に対してサービステンプレート30の提供を要求する。
このハイブリッド型のピアツーピア方式によれば、目的とするサービステンプレート30を比較的高速に発見することができるが、メタデータの登録数が多数になったときにインデックスサーバ5の負荷が高くなる。また、サービステンプレート提供ピア3の状態が時々刻々変化する場合(オンラインかオフライン、あるいは移動など)には、インデックスサーバ5の情報を絶えず更新しなければならないため、ネットワーク1のトラフィックが高くなる。
図6はピュア型のピアツーピア方式を説明するための図である。ピュア型のピアツーピア方式では、各ピアが隣接ピアからの問い合わせを他の隣接ピアに中継することを繰り返すことで、ユーザが要求したサービスに対応するサービステンプレート30を検索する。このとき、検索範囲は、問い合わせるピアのホップ数上限値であるTTL(Time To Live)値によって制限される。
図6の例において、ユーザピア4がTTL値2でサービステンプレート30を検索することを考える。TTL値が2なので、ユーザピア4のサービステンプレート発見手段40は、自身からピア数2だけ離れたピアまで検索することが可能である。すなわち、ユーザピア4自身とピア6−1,6−2,6−3,6−4,6−7の5つのピアが保持するサービステンプレート30が検索可能である。
ピュア型のピアツーピア方式では、TTL値を設けることにより、ネットワーク1のトラフィックの爆発的増加を防ぐことができる。また、インデックスサーバ5を介すことなく、サービステンプレート提供ピア3まで問い合わせに行くため、リアルタイムの情報が得られ、Webページの検索エンジンのようにリンク切れがない等の長所があり、さらにサーバが不要なため、ネットワーク1の障害に強いという利点がある。
次に、サービステンプレート30を取得したユーザピア4は、サービス構成要素発見手順を実行する。サービス構成要素発見手順において、ユーザピア4のサービス構成要素発見手段41は、取得したサービステンプレート30に記述されたSEカテゴリに基づいて、ネットワーク1上のサービス構成要素提供ピア2に対して問い合わせ(クエリ)を行い(図4ステップS14,S16)、サービス生成に必要かつ利用可能なサービス構成要素20を検索する(ステップS15,S17)。
サービステンプレートの検索と同様に、サービス構成要素20の検索にはメタデータマッチングを用いる。すなわち、サービス構成要素提供ピア2のサービス構成要素公開手段21は、サービス構成要素提供ピア2が保持するサービス構成要素20のメタデータを公開している。このメタデータに基づき、ユーザピア4のサービス構成要素発見手段41は、サービス構成要素20を検索する。
図7はサービス構成要素発見手順を説明するための図である。図7の例では、ユーザピア4は、取得したサービステンプレート30に記述された「画像出力」というSEカテゴリに基づいてサービス構成要素提供ピア2−3に対してクエリによる問い合わせを行う。このとき、クエリでは、サービス構成要素20の条件として利用可能(アイドル状態)であることを指定している。また、ユーザの現在位置が東京であるため、所在地が東京であることをサービス構成要素20の条件として指定している。このクエリに対するサービス構成要素提供ピア2−3の返答では、サービス構成要素提供ピア2−3が保持するサービス構成要素20−3がビジー状態にあるため、ユーザピア4は、サービス構成要素20−3を利用できないと認識する。
続いて、ユーザピア4は、サービス構成要素提供ピア2−1に対してクエリによる同様の問い合わせを行う。このクエリに対するサービス構成要素提供ピア2−1の返答により、ユーザピア4は、サービス構成要素提供ピア2−1が保持するサービス構成要素20−1がクエリで指定した条件に合致すると認識する。
サービステンプレートの検索と同様に、サービス構成要素発見手段41は、検索するサービス構成要素20によって、ピュア型のピアツーピア方式とハイブリッド型のピアツーピア方式を使い分ける必要がある。例えば、音楽コンテンツはどこから見つけてもよいが、音楽を出力するプレーヤー等のハードウェアはユーザの現在位置に近くなくては意味がない。そのため、音楽コンテンツなどの静的な情報検索には、ハイブリッド型のピアツーピア方式を用いればよいし、ユーザの現在位置に近いプレーヤーを検索するのならば、無線のピュア型ピアツーピア方式で検索すればよい。
次に、ユーザピア4は、サービスバインド手順を実行する。サービスバインド手順において、ユーザピア4のサービスバインド手段42は、検索したサービステンプレート30に記述されたSEカテゴリの接続関係に従って各サービス構成要素20が接続されるように、サービス構成要素発見手段41が検索した各サービス構成要素20に対して接続命令を出す(図4ステップS18,S19)。
サービス構成要素提供ピア2−1,2−2のサービス構成要素20は、ユーザピア4からの接続命令を受けると、接続命令を受けたサービス構成要素同士で通信して互いに連結する(ステップS20)。こうして、サービス構成要素発見手段41が検索したサービス構成要素20が相互に接続されることによりグループ化され、ユーザが要求したサービスが生成される。そして、各サービス構成要素20は、サービス生成の完了を要求元のユーザピア4に通知する(ステップS21)。
前述のBPELでは、サービス生成に必要なWSがほぼ限定されるほど厳密にBPELファイルを記述していたが、本実施の形態のサービステンプレート30は必要なサービス構成要素20の機能を抽象化してSEカテゴリのみ記述しているので、サービス連携には、サービス構成要素20の発見後にインタフェース整合、パラメータマッピングが必要となる。サービステンプレート30は汎用的かつ容易に記述できることが望ましいため、サービス構成要素20の側でインタフェース整合、パラメータマッピングを解決する必要がある。
そのため、ユーザピア4からサービス構成要素20に送信する制御データ(接続命令)およびサービス構成要素間の制御データとして、XML(eXtensible Markup Language)文書などのテキスト文書を用い、XML文書を受信したサービス構成要素20の側でパラメータの意味を解析して、インタフェース整合、パラメータマッピングを行う。
XML文書には、パラメータとともに、パラメータの意味や型が記述されている。XML文書を回覧板のように扱うことでパラメータ整合を、サービス実行時に解決する。この理由としては、各サービス構成要素20のメソッドは、実装毎にメソッド名、引数の型や引数の数、戻り値の型や戻り値の数が異なっているため、バインドするためには、パラメータの意味や呼び出すメソッド名を、サービス構成要素20の検索後に解決する必要があるためである。
図8を用いて、パラメータマッピングを説明する。各サービス構成要素20は、データ入力とデータ出力の共通の手段として、XML文書を読み書きするXMLRead/Writeメソッド200を有している。XML文書を解析するXMLパーサは、DOM(Document Object Model )でもよいし、SAX(The Simple API for XML)でもよい。図8は、検索したキーワードを翻訳するというサービスの場合のパラメータ解決の例を示しており、検索機能を有するサービス構成要素(以下、検索SEと略する)20−1で検索したキーワードを翻訳機能を有するサービス構成要素(以下、翻訳SEと略する)20−2で翻訳する。
まず、ユーザピア4が取得したサービステンプレート30には、検索SEで検索するというSEカテゴリ303と、検索語を翻訳SEで翻訳するというSEカテゴリ304だけが書かれている。検索SE20−1は、ユーザピア4からの接続命令をXMLRead/Writeメソッド200−1で解析した結果、検索処理が求められていることを知り、検索メソッド201−1を呼び出す。
検索メソッド201−1による検索結果は、XMLRead/Writeメソッド200−1によりXML文書で記述され、このXML文書が翻訳SE20−2に送信される。このとき、XML文書には、検索語「あいうえお」を意味するパラメータと共に、この検索語が文字列(String)型であることや検索語を翻訳語に入力するよう指示するパラメータが記述されている。
検索SE20−1からのXML文書をXMLRead/Writeメソッド200−2で受信した翻訳SE20−2は、ユーザピア4からの接続命令をXMLRead/Writeメソッド200−2で解析し、翻訳処理が求められていることを知る。翻訳SE20−2は、検索SE20−1からのXML文書を解析した結果、「あいうえお」というパラメータが文字列型で、翻訳語に入力するキーワードだと知り、自身の翻訳メソッド201−2への引数として文字列型の「あいうえお」を入れて、翻訳メソッド201−2を呼び出す。翻訳メソッド201−2からの戻り値である翻訳結果は、検索SE20−1のときと同様に、XML文書を用いて、次のサービス構成要素に渡される。
XML文書を用いてデータのやりとりを扱うことのもう1つの利点は、サービス構成要素間で呼び出すメソッドやパラメータが複数の場合でも、入出力インタフェースはXMLRead/Writeメソッドによって共通的に作成することができるということであり、サービス構成要素を作るのが容易になるということである。
次に、ユーザピア4は、サービス提案手順を実行する。サービス提案手順において、ユーザピア4のサービス提案手段43は、生成したサービスを実行してよいかどうかユーザに問い合わせる(図4ステップS22)。ユーザに対する提案内容では、サービステンプレート30の種類(例えば、コンテンツ配信サービスやチャットサービス)と、サービス生成に使用されているサービス構成要素20とが提示される。
ユーザからサービス実行の承認が得られたとき(ステップS23)、ユーザピア4は、サービス実行手順を行う。サービス実行手順において、ユーザピア4のサービス実行手段44は、サービス構成要素提供ピア2のサービス構成要素20にサービス開始命令を送信する(ステップS24)。これにより、前述のサービスバインド手順で接続されたサービス構成要素間でXML文書による制御データのやりとりが行われ(ステップS25)、ユーザにサービスが提供される(ステップS26)。
こうして、本実施の形態によれば、サービステンプレート30を抽象化して記述することにより、サービステンプレート30を汎用的に使えるようにし、サービスの生成に必要なサービス構成要素20を適宜選択可能にすることで、状況依存型のサービス生成が可能である。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図9は、本発明の第2の実施の形態となるサービス生成システムの構成例を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付してある。
本実施の形態のサービス構成要素提供ピア2aは、第1の実施の形態のサービス構成要素提供ピア2に、サービス利用履歴蓄積手段22およびサービステンプレート生成手段23を追加したものである。ユーザピア4aは、第1の実施の形態のユーザピア4に、サービス評価手段45を追加したものである。
第1の実施の形態では、抽象化したサービステンプレートにより、状況に応じたサービス構成要素の選択・連携が容易になる。ただし、第1の実施の形態では、サービステンプレートを誰が記述するかという課題(前述のWSの課題である、BPELファイルの記述に手間がかかるという課題)がある。
ユビキタス環境では、多くのユーザが各々の嗜好、ITリテラシに応じて多様なサービスを容易に利用可能なことが期待されるため、ユーザがサービスを利用する度にサービス構成要素を記述することは避けなければならない。また、時間とともに、ユーザの嗜好が変化したり、新たなサービス構成要素が生じたりするため、特定のサービステンプレートしか存在しないのでは、ユーザの満足を得ることはできない。そこで、ユーザの変化する嗜好に応じて、適切なサービステンプレートをネットワークで自動生成することが必要である。
図10に上記考察を含めた、サービス生成技術のコンセプト図を示す。トップダウン型は、第1の実施の形態で説明した技術であり、ユーザのサービス要求に対して、まず対応するサービステンプレート30をネットワーク1より検索し、検索したサービステンプレート30に記述されたSEカテゴリに基づいて、実際に利用するサービス構成要素20を動的に検索して組み合わせることで、連携サービスを提供するサービス生成技術である。これにより、ユーザのその場その時の状況に適したサービスが可能となる。
一方、ボトムアップ型は、本実施の形態で説明する技術であり、ユーザの嗜好に合ったサービステンプレート30を予め準備することを目的として、複数ユーザのサービス利用履歴を分析し、SEカテゴリ間の有効な接続関係情報を抽出して、新たなサービステンプレート30を自動的に生成するサービス生成技術である。これにより、ユーザの嗜好が変化しても、変化した嗜好に適したサービステンプレート30を生成することで、ユーザの満足度が高いサービスを提供することができる。
また、ユーザは、自分だけでなく他者の経験に基づいた、ネットワーク1で利用頻度の高いサービスの利用が可能となる。さらに、サービステンプレート30の中で高利用頻度のサービステンプレート30については複製が作られ、一方、低利用頻度のサービステンプレート30は削除されるので、サービステンプレート30の選択・淘汰がなされる。すなわち、サービステンプレート30は複数ユーザの経験による知識であり、これが抽出、流通、利用されることで、知識の共有が可能となる。
図11は本実施の形態のサービス生成方法を示すシーケンス図である。ただし、ステップS11〜S26までの処理は図4に示した第1の実施の形態の処理と同様なので、ステップS27以降の処理について説明する。
ユーザにサービスを提供した後、ユーザピア4は、サービス利用履歴送信手順を実行する。サービス利用履歴送信手順において、ユーザピア4のサービス評価手段45は、提供したサービスに対する満足度をユーザから収集し(ステップS27)、このユーザ満足度を含むサービス利用履歴を、サービス生成に用いた各サービス構成要素20に送信する(ステップS28,S29)。
サービス利用履歴は、前述のサービステンプレート発見手順で取得したサービステンプレート30において送信先のサービス構成要素20に対応する第1のSEカテゴリの直前に配置されていた第2のSEカテゴリと、サービステンプレート発見手順で取得したサービステンプレート30において前記第1のSEカテゴリの直後に配置されていた第3のSEカテゴリと、サービステンプレート発見手順で取得したサービステンプレート30と、ユーザ満足度とを含む。ユーザ満足度は、生成したサービスに対する満足度であり、0から1の実数をとる。満足度0が最悪の評価、満足度1が最高の評価である。
次に、サービス構成要素提供ピア2aのサービス利用履歴蓄積手段22は、受信したサービス利用履歴を蓄積し、サービステンプレート生成手段23は、この蓄積されたサービス利用履歴に基づいて、サービステンプレート生成手順を実行する(ステップS30,S31)。以下、このサービステンプレート生成手順について詳細に説明する。
生成したサービスが有用かどうかは、サービス構成要素20の組み合わせ(SEカテゴリの組み合わせ)が重要である。すなわち、本質的に繋げることができない、あるいは繋げても意味がないサービス構成要素20の組み合わせ(例えば、英語から日本語への翻訳SEと日本語から英語への翻訳SEの組み合わせ)は避けなければならない。
良い組み合わせは、ユーザの利用頻度が高いと考えられるので、各サービス構成要素20が保持するサービス利用履歴を分析し、そのサービス構成要素の前後に頻繁に利用されて親和度の高いSEカテゴリ情報を抽出して、それらのSEカテゴリを含んだ組み合わせのサービステンプレート30を生成することが必要である。利用頻度が高く実績のあるSEカテゴリ同士を接続することで、サービスとして有用な確率を高め、質の低いサービステンプレート30の生成を少なくする効果がある。
サービステンプレート30の生成方式には2方式あり、まず第1の生成方式を図12、図13を用いて説明する。この第1の生成方式に基づくサービステンプレート生成手段23は、サービス利用履歴に基づいて第2、第3のSEカテゴリを1つずつ選択する手段と、一定回数中に記録されたサービステンプレートの中から2つのサービステンプレートを選択する手段と、2つのサービステンプレートをそれぞれ前半部と第1のSEカテゴリと後半部の3つに切断する手段と、第1のサービステンプレートの前半部と第1のSEカテゴリと第2のサービステンプレートの後半部とを結合させる手段とを有する。
サービス構成要素提供ピア2aのサービス利用履歴蓄積手段22は、ユーザピア4aから受信したサービス利用履歴に含まれるユーザ満足度を第2のSEカテゴリ毎、第3のSEカテゴリ毎、およびサービステンプレート毎に記録する。
前述のとおり、ユーザピア4aからのサービス利用履歴には、第2のSEカテゴリと第3のSEカテゴリとサービステンプレート発見手順で検索されたサービステンプレート30とユーザ満足度とが含まれる。ユーザ満足度は提供したサービスに対するユーザの満足度であるが、サービス利用履歴蓄積手段22は、この満足度を第2のSEカテゴリ、第3のSEカテゴリ、サービステンプレート30の各々に対する満足度として記録する。以下、第2のSEカテゴリ毎のユーザ満足度の累積値を第2のSEカテゴリ評価値、第3のSEカテゴリ毎のユーザ満足度の累積値を第3のSEカテゴリ評価値、サービステンプレート毎のユーザ満足度の累積値をST評価値と呼ぶことにする。
図12の例において、サービス構成要素提供ピア2a自身が保持するサービス構成要素20に対応する前記第1のSEカテゴリは310である。
サービステンプレート生成手段23は、サービスが所定の閾値であるST生成閾回数th_count回利用される度に、すなわちサービス利用履歴をth_count回受信する度に(図13ステップS40においてYES)、サービステンプレート生成手順を実行し、新たなサービステンプレート30の生成を施行する。
サービステンプレート生成手順において、サービステンプレート生成手段23は、th_count回中に記録された第2のSEカテゴリの中から第2のSEカテゴリ評価値が最高の第2のSEカテゴリ(以下、F_cateと呼ぶ)を選択すると共に、th_count回中に記録された第3のSEカテゴリの中から第3のSEカテゴリ評価値が最高の第3のSEカテゴリ(以下、B_cateと呼ぶ)を選択する(ステップS41)。
続いて、サービステンプレート生成手段23は、選択したF_cateが(F_cateの評価値/th_count)>th_Pという条件を満たし、かつ選択したB_cateが(B_cateの評価値/th_count)>th_Pという条件を満たすかどうかチェックする(ステップS42)。ここで、th_Pは予め定められたST生成閾確率である。図12の例では、th_count回中に記録された第2のSEカテゴリの中からF_cateとして312が選択され、記録された第3のSEカテゴリの中からB_cateとして317が選択されたことを示している。ST生成閾確率th_Pを用いる理由は、本当に親和度の高いSEカテゴリを含むサービステンプレート30のみを抽出するためである。
F_cate、B_cateがステップS42の条件を満足しない場合、サービステンプレート生成手段23は、サービス利用履歴蓄積手段22に蓄積されたth_count回のサービス利用履歴を最新のサービス利用履歴のみを残してクリアし(ステップS45)、サービステンプレート生成手順を終了する。最新のサービス利用履歴を残す理由は、現在の流行に合ったサービステンプレート30を生成するためである。
一方、F_cate、B_cateが前記の条件を共に満たす場合(ステップS42においてYES)、サービステンプレート生成手段23は、th_count回の中で使用されたサービステンプレート30として記録され、かつ第2のSEカテゴリがF_cate312であるサービステンプレート30の中からST評価値に比例する確率で1つのサービステンプレート30を選択し、同様にth_count回の中で使用されたサービステンプレート30として記録され、かつ第3のSEカテゴリがB_cate317であるサービステンプレート30の中からST評価値に比例する確率で1つのサービステンプレート30を選択する(ステップS43)。
図12の例では、第2のSEカテゴリがF_cate312であるサービステンプレートとして30−1と30−2の2つが記録されており、これらのST評価値がそれぞれ3、2とすると、3:2の確率でサービステンプレート30−1と30−2のどちらか一方が選択される。同様に、第3のSEカテゴリがB_cate317であるサービステンプレートとして30−3と30−4の2つが記録されており、これらのST評価値がそれぞれ4、3とすると、4:3の確率でサービステンプレート30−3と30−4のどちらか一方が選択される。
そして、サービステンプレート生成手段23は、ステップS43で選択した2つのサービステンプレート30をそれぞれ第1のSEカテゴリ310より前の前半部と第1のSEカテゴリ310と第1のSEカテゴリ310より後の後半部の3つに切断し、第2のSEカテゴリがF_cate312であるサービステンプレート30−1の前半部と第1のSEカテゴリ310と第3のSEカテゴリがB_cate317であるサービステンプレート30−3の後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレート30−5を生成する(ステップS44)。
新たなサービステンプレート30−5の生成後、前述のステップS45の処理を行う。なお、本実施の形態では、ステップS43の処理において、F_cateあるいはB_cateを含むサービステンプレート30の中からST評価値に比例する確率で1つのサービステンプレート30を選択しているが、F_cateを含む複数のサービステンプレート30の中から最高のST評価値のサービステンプレート30を選択し、同様にB_cateを含む複数のサービステンプレート30の中から最高のST評価値のサービステンプレート30を選択するようにしてもよい。例えば、F_cate312を含む2つのサービステンプレート30−1,30−2のST評価値がそれぞれ3、2の場合には、サービステンプレート30−1を選択すればよい。
次に、第2の生成方式を図14、図15を用いて説明する。この第2の生成方式に基づくサービステンプレート生成手段23は、一定回数中に記録されたサービステンプレートの中から第1のサービステンプレートと第2のサービステンプレートの2つを選択する手段と、第1、第2のサービステンプレートをそれぞれ前半部と第1のサービスカテゴリと後半部の3つに切断する手段と、第1のサービステンプレートの前半部と第1のサービスカテゴリと第2のサービステンプレートの後半部とを結合させると共に、第2のサービステンプレートの前半部と第1のサービスカテゴリと第1のサービステンプレートの後半部とを結合させる手段とを有する。
サービス構成要素提供ピア2aのサービス利用履歴蓄積手段22は、ユーザピア4aから受信したサービス利用履歴に含まれるユーザ満足度をサービステンプレート毎に記録する。前述のとおり、ユーザ満足度は提供したサービスに対するユーザの満足度であるが、サービス利用履歴蓄積手段22は、この満足度をサービス利用履歴に含まれるサービステンプレート30に対する満足度として記録する。以下、サービステンプレート毎のユーザ満足度の累積値をST評価値と呼ぶことにする。
図14の例において、サービス構成要素提供ピア2a自身が保持するサービス構成要素20に対応する前記第1のSEカテゴリは320である。
サービステンプレート生成手段23は、サービスがST生成閾回数th_count回利用される度に(図15ステップS50においてYES)、サービステンプレート生成手順を実行し、新たなサービステンプレート30の生成を施行する。
サービステンプレート生成手順において、サービステンプレート生成手段23は、th_count回中に記録されたサービステンプレート30の中から、各ST評価値に比例する確率で2つのサービステンプレート30を選択する(ステップS51)。図14の例では、第1のサービステンプレート30−6と第2のサービステンプレート30−7が選択されたことを示している。
続いて、サービステンプレート生成手段23は、ステップS51で選択した2つのサービステンプレート30−6,30−7をそれぞれ第1のSEカテゴリ320より前の前半部と第1のSEカテゴリ320と第1のSEカテゴリ320より後の後半部の3つに切断し、第1のサービステンプレート30−6の前半部と第1のSEカテゴリ320と第2のサービステンプレート30−7の後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレート30−8を生成すると共に、第2のサービステンプレート30−7の前半部と第1のSEカテゴリ320と第1のサービステンプレート30−6の後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレート30−9を生成する(ステップS52)。
サービステンプレート30の生成後、サービステンプレート生成手段23は、サービス利用履歴蓄積手段22に蓄積されたth_count回のサービス利用履歴を最新のサービス利用履歴のみを残してクリアし(ステップS53)、サービステンプレート生成手順を終了する。
以上の第2の生成方式は、第2のSEカテゴリおよび第3のSEカテゴリと無関係にサービステンプレート30を生成するために、生成したサービステンプレート30が有用である確率が前述の第1の生成方式よりも低い。しかし、この第2の生成方式によれば、サービス構成要素提供ピア2aで蓄積するサービス利用履歴がST評価値のみでよく、サービス構成要素提供ピア2aの記憶容量を第1の生成方式よりも小さくできるという利点がある。
以上のように、本実施の形態では、ユーザのサービス利用履歴に基づいて各サービス構成要素提供ピア2aが新たなサービステンプレート30を生成するので、サービステンプレート30の記述に手間をかけることなく、状況依存型サービスを容易に実現することができる。
本実施の形態では、ステップS51において、ST評価値に比例する確率で2つのサービステンプレート30を選択しているが、th_count回の中で使用された複数のサービステンプレート30の中から、ST評価値が最高のものを第1のサービステンプレートとして選択し、ST評価値が2番目に高いものを第2のサービステンプレートとして選択するようにしてもよい。
なお、第1の実施の形態および第2の実施の形態のピア2〜4,2a,4aは、例えばCPU、記憶装置およびインタフェースを備えたコンピュータとこれらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このようなコンピュータにおいて、本発明のサービス生成方法を実現させるためのサービス生成プログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供される。CPUは、読み込んだプログラムを記憶装置に書き込み、前述の処理を実行する。
本発明は、数多くの多様な電子機器がネットワークに接続されたユビキタスコンピューティング環境に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態となるサービス生成システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるサービステンプレートとサービステンプレートに基づくサービス構成要素の組み合わせを模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態のサービス生成方法の概略を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のサービス生成方法の詳細を示すシーケンス図である。 サービステンプレートとサービス構成要素の検索に用いるハイブリッド型のピアツーピア方式を説明するための図である。 サービステンプレートとサービス構成要素の検索に用いるピュア型のピアツーピア方式を説明するための図である。 サービス構成要素発見手順のメタデータマッチングを説明するための図である。 サービスバインド手順のパラメータマッピングの解決を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態となるサービス生成システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態におけるサービス生成フレームワークのコンセプト図である。 本発明の第2の実施の形態のサービス生成方法を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態におけるサービステンプレートの第1の生成方式を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態におけるサービステンプレートの第1の生成方式を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるサービステンプレートの第2の生成方式を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態におけるサービステンプレートの第2の生成方式を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ネットワーク、2、2a…サービス構成要素提供ピア、3…サービステンプレート提供ピア、4、4a…ユーザピア、20…サービス構成要素、21…サービス構成要素公開手段、22…サービス利用履歴蓄積手段、23…サービステンプレート生成手段、30…サービステンプレート、31…サービステンプレート公開手段、40…サービステンプレート発見手段、41…サービス構成要素発見手段、42…サービスバインド手段、43…サービス提案手段、44…サービス実行手段、45…サービス評価手段。

Claims (20)

  1. ネットワーク上の機能を抽象化した単位であるサービス構成要素を、このサービス構成要素の機能種別を表すサービスカテゴリの接続関係が記述されたサービステンプレートに基づいて検索し組み合わせることにより、ユーザが欲するサービスを生成するサービス生成方法であって、
    ユーザの電子機器が、
    ユーザが欲するサービスに対応するサービステンプレートをネットワーク上で検索するサービステンプレート発見手順と、
    前記検索されたサービステンプレートに基づいて、必要かつ利用可能なサービス構成要素を前記ネットワーク上で検索するサービス構成要素発見手順と、
    前記検索されたサービス構成要素を前記検索されたサービステンプレートに基づいて組み合わせることによりユーザが欲するサービスを生成するサービスバインド手順と、
    前記生成したサービスを実行してよいかどうかユーザに問い合わせるサービス提案手順と、
    ユーザから実行の承認が得られたときに前記生成したサービスを実行するサービス実行手順とを実行することを特徴とするサービス生成方法。
  2. 請求項1記載のサービス生成方法において、
    前記サービステンプレート発見手順は、サーバを介することなく前記サービステンプレートを検索するピュア型のピアツーピア検索を行うことを特徴とするサービス生成方法。
  3. 請求項1記載のサービス生成方法において、
    前記サービステンプレート発見手順は、前記サービステンプレートのメタデータを管理するインデックスサーバを介して前記サービステンプレートを検索するハイブリッド型のピアツーピア検索を行うことを特徴とするサービス生成方法。
  4. 請求項1記載のサービス生成方法において、
    前記サービス構成要素発見手順は、サーバを介することなく前記サービス構成要素を検索するピュア型のピアツーピア検索を行うことを特徴とするサービス生成方法。
  5. 請求項1記載のサービス生成方法において、
    前記サービス構成要素発見手順は、前記サービス構成要素のメタデータを管理するインデックスサーバを介して前記サービス構成要素を検索するハイブリッド型のピアツーピア検索を行うことを特徴とするサービス生成方法。
  6. 請求項1記載のサービス生成方法において、
    前記サービスバインド手順は、前記ユーザの電子機器からの接続命令に基づいて、前記検索されたサービス構成要素間でデータの引き継ぎをテキスト文書で行い、データを引き継ぐサービス構成要素が前記テキスト文書に記述されたパラメータを解析してサービス構成要素間のパラメータ解決を行うことにより、前記検索されたサービス構成要素を接続してサービスを生成することを特徴とするサービス生成方法。
  7. 請求項1記載のサービス生成方法において、
    前記ユーザの電子機器は、さらにユーザによるサービスの利用が終了したときにこのサービスに対するユーザの満足度を含むサービス利用履歴を前記検索されたサービス構成要素に送信するサービス利用履歴送信手順を実行し、
    各サービス構成要素は、受信したサービス利用履歴を記録するサービス利用履歴蓄積手順と、前記記録されたサービス利用履歴に基づいて新たなサービステンプレートを生成するサービステンプレート生成手順とを実行することを特徴とするサービス生成方法。
  8. 請求項7記載のサービス生成方法において、
    前記サービス利用履歴送信手順は、前記検索されたサービステンプレートにおいて送信先のサービス構成要素に対応する第1のサービスカテゴリの直前に配置されていた第2のサービスカテゴリと、前記検索されたサービステンプレートにおいて前記第1のサービスカテゴリの直後に配置されていた第3のサービスカテゴリと、前記検索されたサービステンプレートと、前記ユーザの満足度とを含む前記サービス利用履歴を前記送信先のサービス構成要素に送信し、
    前記サービス利用履歴蓄積手順は、前記ユーザの満足度を前記第2のサービスカテゴリ、前記第3のサービスカテゴリ、前記検索されたサービステンプレートの各々に対する満足度として記録し、
    前記サービステンプレート生成手順は、
    前記サービス利用履歴を一定回数受信する度に、前記第2のサービスカテゴリに対する満足度の累積値に基づいて、前記一定回数中に記録された第2のサービスカテゴリの中から前記累積値が最高の第2のサービスカテゴリを選択すると共に、前記第3のサービスカテゴリに対する満足度の累積値に基づいて、前記一定回数中に記録された第3のサービスカテゴリの中から前記累積値が最高の第3のサービスカテゴリを選択する手順と、
    各サービステンプレートに対する満足度の累積値に基づいて、前記一定回数中に記録されたサービステンプレートの中から自サービス構成要素に対応する前記第1のサービスカテゴリの直前が前記選択された第2のサービスカテゴリである第1のサービステンプレートと前記第1のサービスカテゴリの直後が前記選択された第3のサービスカテゴリである第2のサービステンプレートとを選択する手順と、
    前記第1、第2のサービステンプレートを、それぞれ前記第1のサービスカテゴリより前の前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第1のサービスカテゴリより後の後半部の3つに切断する手順と、
    前記第1のサービステンプレートの前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第2のサービステンプレートの後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレートを生成する手順とを含むことを特徴とするサービス生成方法。
  9. 請求項7記載のサービス生成方法において、
    前記サービス利用履歴送信手順は、前記検索されたサービステンプレートと前記ユーザの満足度とを含む前記サービス利用履歴を送信し、
    前記サービス利用履歴蓄積手順は、前記ユーザの満足度を前記検索されたサービステンプレートに対する満足度として記録し、
    前記サービステンプレート生成手順は、
    前記サービス利用履歴を一定回数受信する度に、前記サービステンプレートに対する満足度の累積値に基づいて、この一定回数中に記録されたサービステンプレートの中から前記累積値の高い第1のサービステンプレートと第2のサービステンプレートの2つを選択する手順と、
    前記第1、第2のサービステンプレートを、それぞれ自サービス構成要素に対応する第1のサービスカテゴリより前の前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第1のサービスカテゴリより後の後半部の3つに切断する手順と、
    前記第1のサービステンプレートの前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第2のサービステンプレートの後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレートを生成すると共に、前記第2のサービステンプレートの前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第1のサービステンプレートの後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレートを生成する手順とを含むことを特徴とするサービス生成方法。
  10. ネットワーク上の機能を抽象化した単位であるサービス構成要素を、このサービス構成要素の機能種別を表すサービスカテゴリの接続関係が記述されたサービステンプレートに基づいて検索し組み合わせることにより、ユーザの電子機器がユーザの欲するサービスを生成するサービス生成システムであって、
    前記ユーザの電子機器は、
    ユーザが欲するサービスに対応するサービステンプレートをネットワーク上で検索するサービステンプレート発見手段と、
    前記検索されたサービステンプレートに基づいて、必要かつ利用可能なサービス構成要素を前記ネットワーク上で検索するサービス構成要素発見手段と、
    前記検索されたサービス構成要素を前記検索されたサービステンプレートに基づいて組み合わせることによりユーザが欲するサービスを生成するサービスバインド手段と、
    前記生成したサービスを実行してよいかどうかユーザに問い合わせるサービス提案手段と、
    ユーザから実行の承認が得られたときに前記生成したサービスを実行するサービス実行手段とを有することを特徴とするサービス生成システム。
  11. 請求項10記載のサービス生成システムにおいて、
    前記サービステンプレート発見手段は、サーバを介することなく前記サービステンプレートを検索するピュア型のピアツーピア検索を行うことを特徴とするサービス生成システム。
  12. 請求項10記載のサービス生成システムにおいて、
    前記サービステンプレート発見手段は、前記サービステンプレートのメタデータを管理するインデックスサーバを介して前記サービステンプレートを検索するハイブリッド型のピアツーピア検索を行うことを特徴とするサービス生成システム。
  13. 請求項10記載のサービス生成システムにおいて、
    前記サービス構成要素発見手段は、サーバを介することなく前記サービス構成要素を検索するピュア型のピアツーピア検索を行うことを特徴とするサービス生成システム。
  14. 請求項10記載のサービス生成システムにおいて、
    前記サービス構成要素発見手段は、前記サービス構成要素のメタデータを管理するインデックスサーバを介して前記サービス構成要素を検索するハイブリッド型のピアツーピア検索を行うことを特徴とするサービス生成システム。
  15. 請求項10記載のサービス生成システムにおいて、
    前記サービスバインド手段は、前記検索されたサービス構成要素に接続命令を送信して、前記検索されたサービス構成要素間でデータの引き継ぎをテキスト文書で行わせ、データを引き継ぐサービス構成要素が前記テキスト文書に記述されたパラメータを解析してサービス構成要素間のパラメータ解決を行うことにより、前記検索されたサービス構成要素を接続してサービスを生成することを特徴とするサービス生成システム。
  16. 請求項10記載のサービス生成システムにおいて、
    前記ユーザの電子機器は、
    ユーザによるサービスの利用が終了したときにこのサービスに対するユーザの満足度を含むサービス利用履歴を、前記検索されたサービス構成要素を保持するネットワーク上の電子機器に送信するサービス評価手段を有し、
    前記検索されたサービス構成要素を保持するネットワーク上の電子機器は、
    受信したサービス利用履歴を記録するサービス利用履歴蓄積手段と、
    前記記録されたサービス利用履歴に基づいて新たなサービステンプレートを生成するサービステンプレート生成手段とを有することを特徴とするサービス生成システム。
  17. 請求項16記載のサービス生成システムにおいて、
    前記サービス評価手段は、前記検索されたサービステンプレートにおいて送信先のサービス構成要素に対応する第1のサービスカテゴリの直前に配置されていた第2のサービスカテゴリと、前記検索されたサービステンプレートにおいて前記第1のサービスカテゴリの直後に配置されていた第3のサービスカテゴリと、前記検索されたサービステンプレートと、前記ユーザの満足度とを含む前記サービス利用履歴を前記送信先のサービス構成要素に送信し、
    前記サービス利用履歴蓄積手段は、前記ユーザの満足度を前記第2のサービスカテゴリ、前記第3のサービスカテゴリ、前記検索されたサービステンプレートの各々に対する満足度として記録し、
    前記サービステンプレート生成手段は、
    前記サービス利用履歴を一定回数受信する度に、前記第2のサービスカテゴリに対する満足度の累積値に基づいて、前記一定回数中に記録された第2のサービスカテゴリの中から前記累積値が最高の第2のサービスカテゴリを選択すると共に、前記第3のサービスカテゴリに対する満足度の累積値に基づいて、前記一定回数中に記録された第3のサービスカテゴリの中から前記累積値が最高の第3のサービスカテゴリを選択する手段と、
    各サービステンプレートに対する満足度の累積値に基づいて、前記一定回数中に記録されたサービステンプレートの中から自サービス構成要素に対応する前記第1のサービスカテゴリの直前が前記選択された第2のサービスカテゴリである第1のサービステンプレートと前記第1のサービスカテゴリの直後が前記選択された第3のサービスカテゴリである第2のサービステンプレートとを選択する手段と、
    前記第1、第2のサービステンプレートを、それぞれ前記第1のサービスカテゴリより前の前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第1のサービスカテゴリより後の後半部の3つに切断する手段と、
    前記第1のサービステンプレートの前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第2のサービステンプレートの後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレートを生成する手段とを含むことを特徴とするサービス生成システム。
  18. 請求項16記載のサービス生成システムにおいて、
    前記サービス評価手段は、前記検索されたサービステンプレートと前記ユーザの満足度とを含む前記サービス利用履歴を送信し、
    前記サービス利用履歴蓄積手段は、前記ユーザの満足度を前記検索されたサービステンプレートに対する満足度として記録し、
    前記サービステンプレート生成手段は、
    前記サービス利用履歴を一定回数受信する度に、前記サービステンプレートに対する満足度の累積値に基づいて、この一定回数中に記録されたサービステンプレートの中から前記累積値の高い第1のサービステンプレートと第2のサービステンプレートの2つを選択する手段と、
    前記第1、第2のサービステンプレートを、それぞれ自サービス構成要素に対応する第1のサービスカテゴリより前の前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第1のサービスカテゴリより後の後半部の3つに切断する手段と、
    前記第1のサービステンプレートの前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第2のサービステンプレートの後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレートを生成すると共に、前記第2のサービステンプレートの前半部と前記第1のサービスカテゴリと前記第1のサービステンプレートの後半部とを結合させることにより、新たなサービステンプレートを生成する手段とを含むことを特徴とするサービス生成システム。
  19. ネットワーク上の機能を抽象化した単位であるサービス構成要素を、このサービス構成要素の機能種別を表すサービスカテゴリの接続関係が記述されたサービステンプレートに基づいて検索し組み合わせることにより、ユーザが欲するサービスを生成する電子機器としてコンピュータを動作させるサービス生成プログラムであって、
    ユーザが欲するサービスに対応するサービステンプレートをネットワーク上で検索するサービステンプレート発見手順と、
    前記検索されたサービステンプレートに基づいて、必要かつ利用可能なサービス構成要素を前記ネットワーク上で検索するサービス構成要素発見手順と、
    前記検索されたサービス構成要素を前記検索されたサービステンプレートに基づいて組み合わせることによりユーザが欲するサービスを生成するサービスバインド手順と、
    前記生成したサービスを実行してよいかどうかユーザに問い合わせるサービス提案手順と、
    ユーザから実行の承認が得られたときに前記生成したサービスを実行するサービス実行手順とをユーザのコンピュータに実行させることを特徴とするサービス生成プログラム。
  20. 請求項19記載のサービス生成プログラムにおいて、
    ユーザによるサービスの利用が終了したときにこのサービスに対するユーザの満足度を含むサービス利用履歴を前記検索されたサービス構成要素に送信するサービス利用履歴送信手順をユーザのコンピュータに実行させ、
    各サービス構成要素が受信したサービス利用履歴を記録するサービス利用履歴蓄積手順と、前記記録されたサービス利用履歴に基づいて各サービス構成要素が新たなサービステンプレートを生成するサービステンプレート生成手順とを前記検索されたサービス構成要素を保持するネットワーク上のコンピュータに実行させることを特徴とするサービス生成プログラム。
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