JP2005321995A - 情報処理装置、情報処理方法ならびに記録媒体、プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】 ネットワークを介して提供されるＷｅｂサービスを検索する際の利用者の利便性の向上を図る。
【解決手段】 ネットワークを介してサービスプロバイダ装置２０１より提供されるＷｅｂサービスに関する情報を格納し、要求に応じて該Ｗｅｂサービスに関する情報の検索を行う情報処理装置（２００）であって、前記Ｗｅｂサービスを利用するための利用環境に関する条件を前記Ｗｅｂサービスに関する情報と関連付けて格納する手段（４００ｂ）と、前記Ｗｅｂサービスに関する情報の検索を要求する装置（２０２）より、装置（２０２）のプロファイル情報を受信する手段（４０３）と、受信したプロファイル情報と、格納された前記利用環境に関する条件とに基づいて、前記Ｗｅｂサービスに関する情報の検索を行う手段（４０２）とを備える。
【選択図】 図４

Description

本発明は、ネットワーク上で提供される各種サービスの中から、所望のサービスを検索する情報処理装置及びその処理方法、ならびに当該処理をコンピュータに実行させるためのプログラム、該プログラムを記憶した記憶媒体に関するものである。

従来より、サービスプロバイダ装置が提供するサービスを利用するためのネットワーク技術として、Ｗｅｂサービス技術が知られている（例えば、特開２００４−０６２５３６号公報参照）。当該Ｗｅｂサービス技術によれば、サービスリクエスタ装置を介して、サービスプロバイダ装置が提供している各種Ｗｅｂサービスを利用できるだけでなく、所定の検索条件を入力しさえすれば、サービスプロバイダ装置が提供している各種Ｗｅｂサービスの中から、当該検索条件に合致する所望のＷｅｂサービスを検索することも可能である。

ネットワーク上でかかる検索機能を実現するためには、例えば、１９９３年にＳＧＭＬの相互運用性のためのガイドラインを策定する目的で設立されたＳＧＭＬ Ｏｐｅｎを母体とする業界団体ＯＡＳＩＳ（正式名称はＯＡＳＩＳ Ｏｐｅｎ）によって標準化された「ＵＤＤＩ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｄｅｓｃｒｉｐｔｉｏｎ Ｄｉｓｃｏｖｅｒｙ ａｎｄ Ｉｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ） ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｏａｓｉｓ−ｏｐｅｎ．ｏｒｇ／ｃｏｍｍｉｔｔｅｅｓ／ｕｄｄｉ−ｓｐｅｃ／ｄｏｃ／ｔｃｓｐｅｃｓ．ｈｔｍ」を用いるのが一般的であり、上記Ｗｅｂサービス技術においても当該技術が使用されている。

ここで、当該検索機能を備えるネットワークを構成する各装置の動作について説明する。まず、サービスレジストリ装置は、サービスプロバイダ装置からのＷｅｂサービスの登録要求に基づいて、当該サービスプロバイダ装置が提供しているＷｅｂサービスに関する情報（企業名、サービス名、識別コードなどの情報、以下「サービス情報」と称す）を、正しいカテゴリに分類して登録する。

一方、サービスリクエスタ装置は、利用したいＷｅｂサービスについてのサービス情報の一部または全部が検索条件として入力されると、サービスレジストリ装置に対して検索要求を送信する。そして、サービスレジストリ装置では、当該検索条件に合致するサービス情報を検索し、検索結果をサービスリクエスタ装置に送信する。この結果、利用者はサービスリクエスタ装置上で検索条件に合致したサービス情報の一覧を閲覧することができる。つまり、利用者にとっては利用しようとするＷｅｂサービスのサービス情報を知ってさえいれば、検索条件を入力するだけで容易に検索を行うことができる。

図１はかかる検索機能を備えるＷｅｂサービス技術の基本的なアーキテクチャを示す図である。同図に示すように、Ｗｅｂサービス技術は一般にサービスレジストリ装置１００と、サービスプロバイダ装置１０１と、サービスリクエスタ装置１０２とを相互に接続することで実現される。

サービスプロバイダ装置１０１は、Ｗｅｂサービスをサービスリクエスタ装置１０２に対して提供する機能を有する一方、Ｗｅｂサービスについてのサービス情報をサービスレジストリ装置１００に登録する機能を有する。

サービスレジストリ装置１００は、登録されたサービス情報を分類し、サービスリクエスタ装置１０２からの検索要求に応じて検索を行い、検索結果を提供する機能を有する。サービスリクエスタ装置１０２は、入力された検索条件を検索要求としてサービスレジストリ装置１００に対して送信する一方、受信した検索結果の中から利用者によって選択された所望のＷｅｂサービスの提供要求をサービスプロバイダ装置１０１に対して行う機能を有する。

なお、サービスプロバイダ装置１０１はサービス情報をＳＯＡＰメッセージを使用してサービスレジストリ装置１００に登録する。また、サービス情報はＷＳＤＬで記述されており、Ｗｅｂサービスのセマンティックス、メッセージＡＰＩ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｐｒｏｇｒａｍｍｉｎｇ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）等、各メッセージＡＰＩに必要な入出力データが定義されている。また、サービスリクエスタ装置１０２は、利用者より入力された検索条件をサービスレジストリ装置１００に対してＳＯＡＰを使用して送信をする。

さらにサービスリクエスタ装置１０２は、サービスレジストリ装置１００より受信したＷＳＤＬで記述されたサービス情報の定義に従ってＳＯＡＰメッセージを構築し、当該ＳＯＡＰメッセージを用いてサービスプロバイダ装置１０１に対してサービスの提供要求を行う。
特開２００４−０６２５３６号公報 ＵＤＤＩ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｄｅｓｃｒｉｐｔｉｏｎ Ｄｉｓｃｏｖｅｒｙ ａｎｄ Ｉｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ）、インターネット＜ＵＲＬ：ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｏａｓｉｓ−ｏｐｅｎ．ｏｒｇ／ｃｏｍｍｉｔｔｅｅｓ／ｕｄｄｉ−ｓｐｅｃ／ｄｏｃ／ｔｃｓｐｅｃｓ．ｈｔｍ＞

しかしながら、上記Ｗｅｂサービス技術において検索機能を利用するためには、利用したいＷｅｂサービスのサービス情報について利用者があらかじめ知っていることが前提となる。このため、利用者が利用したいＷｅｂサービスのサービス情報を全く知らなかった場合には、全検索（サービスプロバイダ装置が提供しているすべてのＷｅｂサービスについてのサービス情報を表示）させるしか方法がなく、利用者にとって利便性が悪かった。

また、利用者が利用したいＷｅｂサービスについてのサービス情報１０１を検索条件として入力し、検索要求をした場合であっても、検索結果として表示されたサービス情報に対応するすべてのＷｅｂサービスが、当該サービスリクエスタ装置１０２において利用可能であるとは限らないという問題もある。

特に、近年の電子計算機技術の進歩により、従来は単一の機能しか有せず相互に有機的に接続することができなかったオフィス機器や一般の家庭用機器といった諸々の機器が、最近では直接ネットワークに接続できるようになり、サービスリクエスタ装置として機能させることが可能となってきている。このため、今後、サービスプロバイダ装置が提供するＷｅｂサービスを利用するのに適した利用環境を有していない（Ｗｅｂサービスを利用するための利用可能条件を満たしていない）サービスリクエスタ装置が接続されるようになるケースが増加していくものと考えられる。

そして、このようなサービスリクエスタ装置を用いて検索を行う場合、利用者は、検索されたサービス情報の一覧の中から利用可能なＷｅｂサービスを絞り込むための作業が改めて必要となり、かかる点からも上記Ｗｅｂサービス技術における検索機能は利用者にとって利便性がよいとはいえなかった。

また、Ｗｅｂサービスを利用するための利用可能条件を満たしていない場合であっても、Ｗｅｂサービスを利用するのに必要な追加条件を解析し、当該追加条件を満足することで利用可能となるＷｅｂサービスのサービス情報を取得することができれば、より多くのＷｅｂサービスを選択することが可能となり利用者にとっては望ましい。

本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、第一に、ネットワークを介して提供されるサービスを検索する際の利用者の利便性の向上を図ることを目的とする。

第二に、利用可能でないサービスを利用可能にするための追加条件を検索結果として提示できるようにすることで、さらなる利便性の向上を図ることを目的とする。

上記の目的を達成するために本発明に係る情報処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
ネットワークを介してサービスプロバイダ装置より提供されるサービスに関する情報を格納し、要求に応じて該サービスに関する情報の検索を行う情報処理装置であって、
前記サービスを利用するための条件を前記サービスに関する情報とともに格納する格納手段と、
前記サービスに関する情報の検索を要求する装置より、該装置のプロファイル情報を受信する受信手段と、
前記受信手段より受信した前記プロファイル情報と、前記格納手段に格納された前記サービスを利用するための条件とに基づいて、前記サービスに関する情報の検索を行う検索手段とを備える。

ネットワークを介して提供されるサービスを検索する際の利用者の利便性が向上する。また、利用可能でないサービスを利用可能にするための追加条件を検索結果として提示できるようにすることで、利便性がさらに向上する。

以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。なお、図面には具体的な処理例の記載を併記しているが、本発明はこの具体的な処理例に限定されるものではない。

また、本実施形態の説明における「ネットワークを介してサービスプロバイダ装置より提供されるサービス」には、次の２つの態様が含まれるものとする。

第一の態様は、サービスリクエスタ装置からサービスプロバイダ装置に対して各種情報を送信し、サービスプロバイダ装置にて当該情報を処理し、処理結果をサービスリクエスタ装置に返信するようなＷｅｂサービスの態様である。

具体的には、例えば、サービスリクエスタ装置からデータを送信し、サービスプロバイダ装置で当該データに対して各種技術計算処理を施し、処理結果を返信するようなケース（技術計算処理サービス）や、撮影されたデジタル画像をサービスリクエスタ装置を介して送信し、サービスプロバイダ装置にて当該デジタル画像を印刷し、印刷した画像をサービスリクエスタ装置を使用する利用者に送付するといったケース（印刷サービス）等である。

そして、このような態様において、「サービスの利用」とは、利用者がサービスプロバイダ装置に対して情報を送信するとともに、処理の要求を行い、当該情報の処理結果を受け取る行為をいい、また、「サービスを利用するための条件」とは、サービスプロバイダ装置での情報の処理に適合した属性を有する情報を生成するための条件（情報を生成する際に用いるソフトウェアの種類、バージョン、データの保存形式等）をいう。

一方、第二の態様は、サービスリクエスタ装置からの要求に応じて、サービスプロバイダ装置より情報（プログラムファイル、データファイル、その他の各種ファイル）が提供され、当該情報をサービスリクエスタ装置において処理するようなサービスの態様である。

具体的には、サービスプロバイダ装置が保有する文書データの中から、所望する文書データをサービスリクエスタ装置を介して要求し、サービスプロバイダ装置より当該要求された文書データが提供されることで、利用者は所望の文書データをサービスリクエスタ装置上で閲覧、印刷できるといったケース（ドキュメント管理サービス）等である。

かかる態様の場合には、「サービスの利用」とは、利用者がサービスリクエスタ装置を介してサービスプロバイダ装置に情報の提供を要求し、提供された情報をサービスリクエスタ装置にて処理する行為をいい、また、「サービスを利用するための条件」とは、提供された情報をサービスリクエスタ装置にて処理するのに必要なハードウェア、ソフトウェア等の条件をいう。

なお、以下の説明では、主に上記第二の態様のサービスについて説明することとするが、第一の態様においても適用可能であることはいうまでもない。

＜全体システムの構成＞
図２はＷｅｂサービス技術の基本的なアーキテクチャを示す図であり、本発明の一実施形態にかかる情報処理装置（サービスレジストリ装置）２００を適用した場合の構成を示す図である。

すでに図１を用いて説明した通り、従来は、サービスプロバイダ装置からサービスレジストリ装置にＷｅｂサービスを登録する際に、自身が提供しているＷｅｂサービスについてのサービス情報のみをサービスレジストリ装置に送信していた。また、サービスリクエスタ装置では、利用したいＷｅｂサービスのサービス情報をもとに検索条件が入力され、サービスレジストリ装置に対して検索要求を送信することで、検索結果として当該検索条件に合致するサービス情報の一覧を得ていた。

これに対して、本実施形態では図２に示すように、サービスプロバイダ装置２０１からサービスレジストリ装置２００にサービスを登録する際に、自身が提供しているサービスのサービス情報２０３に加え、サービスリクエスタ装置２０２にてサービスを利用するのに必要な利用環境を記述したサービス利用可能条件２０３’をサービス情報２０３と関連付けて登録することとしている。

この結果、サービスリクエスタ装置２０２では、検索要求の際に自身のプロファイル情報２０４をサービスレジストリ装置２００に送信することで、当該プロファイル情報２０４に基づいて検索された検索結果をサービス情報２０５の一覧として得ることができる。つまり、本実施形態にかかるサービスレジストリ装置２００では、サービス利用可能条件２０３’とプロファイル情報２０４とを対比し、プロファイル情報２０４がサービス利用可能条件２０３’を満足していた場合に、当該サービス利用可能条件２０３’に対応するサービス情報を検索結果として出力することができる。

さらに、本実施形態にかかるサービスレジストリ装置２００では、受信したプロファイル情報２０４がサービス利用可能条件２０３’を満足していない場合、サービス利用可能条件２０３’を満足するために必要な追加条件についても解析することができる。これにより、サービスリクエスタ装置２０２では、当該追加条件を追加することでサービス利用可能条件２０３’を満足することとなるＷｅｂサービスのサービス情報の一覧を、当該追加条件とともに検索結果として受信することができる。

ここで、図２に示す各装置（２００乃至２０２）の動作を具体例を挙げて説明する。例えば、サービスリクエスタ装置２０２としてプリンタを備えるＰＣを想定し、当該プリンタドライバのソフトウェアバージョンが１．０であるとする（つまり、プロファイル情報２０４として、型名＝プリンタ、ソフトウェアバージョン＝１．０が送信されるものとする）。また、サービスプロバイダ装置２０１がサービスレジストリ装置２００に登録したサービス利用可能条件２０３’が、型名＝プリンタ、ソフトウェアバージョン＝１．０以上であったとする。さらに、サービスプロバイダ装置２０１以外のサービスプロバイダ装置が提供するＷｅｂサービスのサービス利用可能条件も登録されており、それが、型名＝プリンタ、ソフトウェアバージョン＝２．０以上であったとする。

このような場合、本実施形態にかかるサービスレジストリ装置２００では、プロファイル情報２０４がサービス利用可能条件２０３’を満足すると判断し、当該サービス利用可能条件２０３’に対応するサービス情報２０３を検索結果としてサービスリクエスタ装置２０２に送信する。一方、プロファイル情報２０４はサービスプロバイダ装置２０１以外のサービスプロバイダ装置が提供するＷｅｂサービスのサービス利用可能条件は満足していないことから、ソフトウェアバージョンの２．０へのバージョンアップを追加条件として付加してサービスリクエスタ装置２０２に検索結果を送信する。

この結果、サービスリクエスタ装置２０２では、自身が利用可能なＷｅｂサービスのサービス情報一覧を検索結果として取得することができるとともに、プロファイル情報２０４がサービス利用可能条件を満たしていなかった場合でも、追加条件と当該追加条件を満足することにより利用可能となるＷｅｂサービスのサービス情報一覧とが提供されるため、サービスリクエスタ装置２０２では、より多くのＷｅｂサービスを選択することが可能となる。

つまり、上記構成によれば、利用したいＷｅｂサービスについてのサービス情報を全く知らない場合であっても、全検索することなくＷｅｂサービスの選択肢を絞りこむことが可能となり、利便性が向上する。

また、検索結果として表示されるサービス情報に対応するＷｅｂサービスは、基本的にサービスリクエスタ装置において利用可能なＷｅｂサービスであるため、従来のように検索されたＷｅｂサービスのサービス情報一覧の中から、利用可能なＷｅｂサービスを更に絞り込むといった手間が省け、利便性がさらに向上する。

また、サービスリクエスタ装置のプロファイル情報がサービス利用可能条件を満足しない場合に、当該Ｗｅｂサービスを利用するために必要となる追加条件が解析され、当該追加条件と該追加条件を満足することにより利用可能となるＷｅｂサービスのサービス情報一覧とがサービスリクエスタ装置に提供されるため、利便性がさらに向上する。

なお、本実施形態では、従来利用者が入力していた検索条件にかえて、プロファイル情報を送信することとして説明しているが、特にこれに限られるものではなく、利用者が入力した検索条件に加えてプロファイル情報を送信するようにしてもよい。

＜システムを構成する各装置のハードウェア構成＞
図３は、本発明の一実施形態に係るサービスレジストリ装置２００ならびに、サービスレジストリ装置２００に接続されたサービスプロバイダ装置２０１、サービスリクエスタ装置２０２をＰＣ（パーソナルコンピュータ）などのコンピュータシステムを用いて構成した場合の該コンピュータシステムのブロック図である。

なお、サービスレジストリ装置２００、サービスプロバイダ装置２０１、サービスリクエスタ装置２０２は、ＰＣ（パーソナルコンピュータ）以外にも、ワークステーション、ノートブックＰＣ、パームトップＰＣ、コンピュータを内蔵したテレビ等の各種家電製品、通信機能を有するゲーム機、電話、ＦＡＸ、携帯電話、ＰＨＳ、電子手帳等、他の装置と通信するための通信機能を有する任意の端末、または、当該端末の組合せによっても実現可能である。

図３において３０１は、コンピュータシステムの制御をつかさどる中央演算装置（以下ＣＰＵと記す）である。

３０２は、ランダムアクセスメモリ（以下ＲＡＭと記す）であり、ＣＰＵ３０１の主メモリとして、及び実行プログラムの領域や該プログラムの実行エリアならびにデータエリアとして機能する。

３０３は、ＣＰＵ３０１の動作処理手順を記録しているリードオンリーメモリー（以下ＲＯＭと記す）である。ＲＯＭ３０３には、コンピュータシステムの制御を行うシステムプログラムである基本ソフト（ＯＳ）を記録したプログラムＲＯＭとシステムを稼動するために必要な情報などが記録されたデータＲＯＭとがある。なお、ＲＯＭ３０３の代わりに後述のＨＤＤ３０９を用いてもよい。

３０４は、ネットワークインターフェース（以下ＮＥＴＩＦと記す）であり、ネットワークを介して他のコンピュータシステムとの間でデータ転送を行うための制御や接続状況の診断を行う。

３０５は、ビデオＲＡＭ（以下ＶＲＡＭと記す）であり、コンピュータシステムの稼動状態を示すＣＲＴ３０６（後述）の画面に表示される画像を展開し、その表示の制御を行う。３０６は表示装置であって、例えばディスプレイである（以下ＣＲＴと記す）。３０７は、後述する外部入力装置３０８からの入力信号を制御するコントローラである。

３０８は、コンピュータシステムの利用者がコンピュータシステムに対して行う操作を受け付けるための外部入力装置であり、例えば、キーボードなどである。

３０９はアプリケーションプログラムや、画像情報などのデータ保存用に用いられる記憶装置であり、例えば、ハードディスクなどである。なお、本実施形態におけるアプリケーションプログラムとは、図４に示す各部の処理を実行するソフトウェアプログラムなどを指す。

３１０は外部入出力装置であって、例えばフロッピー（登録商標）ディスクドライブ、ＣＤ−ＲＯＭドライブなどリムーバブル（登録商標）ディスクを入出力するものであり、上述したアプリケーションプログラムの媒体からの読み出しなどに用いられる。以下、ＦＤＤと記す。

なお、ＨＤＤ３０９に格納するアプリケーションプログラムやデータはＦＤＤ３１０に格納して使用することも可能である。３００は、上述した各ブロック間を接続するための入出力バス（アドレスバス、データバス、及び制御バス）である。

＜機能構成＞
次に図４を用いて、サービスレジストリ装置２００、サービスプロバイダ装置２０１、サービスリクエスタ装置２０２の各アプリケーションモジュールの説明を行う。

なお、以下に述べるアプリケーションモジュールは、該機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、ネットワークシステムあるいは装置に供給し、そのネットワークシステムあるいは装置のコンピュータ（ＣＰＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって達成される。

この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記憶媒体は、本発明を構成することになる。

また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、本実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているＯＳ（オペレーションシステム）などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって本実施形態の機能が実現される場合も含まれる。

さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードがコンピュータシステムに挿入された機能拡張ボードやコンピュータシステムに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれたあと、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるＣＰＵなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって本実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

図４に戻る。サービスレジストリ装置２００は、サービス保持部４００、サービス情報によるサービス検索提供部４０１、サービス利用可能条件によるサービス検索提供部４０２、およびメッセージ送受信部４０３を有する。

さらに、サービス保持部４００は、サービス情報保持部４００ａ、サービス利用可能条件保持部４００ｂを含む構成である。また、サービス利用可能条件によるサービス検索提供部４０２は、サービス利用可能追加条件解析部４０２ａ、サービス利用可能追加条件によるサービス提供部４０２ｂを含む構成である。また、メッセージ送受信部４０３は、メッセージ送信部４０３ａ、メッセージ受信部４０３ｂを含む構成である。

サービスプロバイダ装置２０１は、サービス提供部４０４、サービス情報登録部４０５、サービス利用可能条件登録部４０６、およびメッセージ送受信部４０７を有する。さらにメッセージ送受信部４０７は、メッセージ送信部４０７ａ、メッセージ受信部４０７ｂを含む構成である。

サービスリクエスタ装置２０２は、サービスリスト提示部４０８、サービス情報によるサービス検索取得部４０９、サービス利用可能条件によるサービス検索取得部４１０、およびサービス実行部４１１を有する。

さらにメッセージ送受信部４１２は、メッセージ送信部４１２ａ、メッセージ受信部４１２ｂを含む構成である。

なお、メッセージ送信部４０３ａ、４０７ａ、４１２ａがそれぞれ送信する際、およびメッセージ受信部４０３ｂ、４０７ｂ、４１２ｂがそれぞれ受信する際は、通信プロトコルとしてＳＯＡＰが使用される。ＳＯＡＰの下位プロトコルとしてはＨＴＴＰ、ＨＴＴＰの下位プロトコルとしては、インターネットプロトコル（ＩＰ）が用いられる。この場合ＩＰのバージョンはＩＰｖ４とＩＰｖ６の双方が使用可能である。また、実際に通信経路として使用される媒体は、有線あるいは無線を用いることができる。またＳＯＡＰは下位プロトコルには非依存であるため、さらにＴＣＰ、ＵＤＰ、ＨＴＴＰ、ＳＭＴＰ、ＳＮＭＰ、ＦＴＰなどの通信プロトコルを用いてもよい。

＜サービスレジストリ装置における処理の流れ（登録時）＞
次に、図４及び図５を用いて、本発明の一実施形態にかかるサービスレジストリ装置２００における、サービス情報およびサービス利用可能条件登録時の処理手順を説明する。

ステップＳ５００では、メッセージ受信部４０３ｂがサービスプロバイダ装置２０１からのサービス登録要求、ならびにサービス情報及びサービス利用可能条件を受信する。

ステップＳ５０１ではメッセージ受信部４０３ｂにて受信したサービス情報をサービス情報保持部４００ａに登録する。同様に、ステップＳ５０２ではメッセージ受信部４０３ｂにて受信したサービス利用可能条件をサービス情報と関連付けてサービス利用可能条件保持部４００ｂに登録する。

ステップＳ５０３では、メッセージ送信部４０３ａを介してサービスプロバイダ装置２０１にサービス情報及びサービス利用可能条件の登録が完了したことを通知する。そして、ステップＳ５０４において終了判定を行い、終了の場合にはサービス登録要求受信待ちの状態を終了し、継続の場合にはステップＳ５００に戻り、次のサービス登録要求の受信を待つ。

＜サービスレジストリ装置における処理の流れ（検索時）＞
図６は、本発明の一実施形態にかかるサービスレジストリ装置２００における、Ｗｅｂサービス検索時の処理の流れを示すフローチャートである。

ステップＳ６００では、メッセージ受信部４０３ｂがサービスリクエスタ装置２０２から検索要求を受信する。

ステップＳ６０１では、メッセージ受信部４０３ｂが受信した検索要求がサービス情報による検索なのか、サービス利用可能条件による検索なのか、その検索方法を判定する。ステップＳ６０１においてサービス情報による検索と判定された場合は、ステップＳ６０２に移行し、サービス情報によるサービス検索提供部４０１が、検索要求に含まれる検索条件を取得する。

そして、ステップＳ６０３において、サービス情報によるサービス検索提供部４０１が、サービス情報保持部４００ａに登録されたサービス情報の中から、検索条件に合致するサービス情報を検索する。さらに、ステップＳ６０４では、サービス情報によるサービス検索提供部４０１が、ステップＳ６０３で得た検索結果に基づいて、サービスリクエスタ装置２０２に返却するサービス情報一覧を作成する。

一方、ステップＳ６０１においてサービス利用可能条件による検索であると判定された場合には、ステップＳ６０５に移行し、サービス利用可能条件によるサービス検索提供部４０２が、検索要求に含まれるサービスリクエスタ装置２０２のプロファイル情報２０４を取得する。

そして、ステップＳ６０６において、サービス利用可能条件によるサービス検索提供部４０２が、サービス利用可能条件保持部４００ｂに登録された各サービス利用可能条件とプロファイル情報との対比を行い、プロファイル情報によって満足されるサービス利用可能条件があるか否かを判定する。具体的には、サービス利用可能条件ごとに該サービス利用可能条件に含まれるすべての要素（本実施形態では、型名、機種名、ソフトウェアバージョン、印刷タイプ）をプロファイル情報に含まれる各要素と対比し、各要素を満足するか否かを確認する。プロファイル情報に含まれる各要素が、サービス利用可能条件に含まれるすべての要素を満足していた場合には、当該サービス利用可能条件はプロファイル情報によって満足されるサービス利用可能条件であると判定する。つまり、当該サービス利用可能条件を有するＷｅｂサービスは、サービスリクエスタ装置２０２で利用可能なＷｅｂサービスであるといえる。このようにしてプロファイル情報によって満足されるサービス利用可能条件を検索することで、サービスリクエスタ装置２０２が利用可能なＷｅｂサービスを検索することができる。

なお、ステップＳ６０６において検索されるサービス利用可能条件は、プロファイル情報によってすべての要素が満足されるものに限られず、サービス利用可能条件に含まれる要素のうち、プロファイル情報が満足していない要素の数が許容数以下のサービス利用可能条件についても検索される。つまり、ステップＳ６０６では、プロファイル情報によってすべての要素が満足されたサービス利用可能条件と、プロファイル情報が満足していない要素の数が許容数以下のサービス利用可能条件との２種類のサービス利用可能条件が検索されることとなる。なお、許容数は利用者がサービスリクエスタ装置２０２を介して任意に設定可能であるものとする。

ステップＳ６０７では、検索されたサービス利用可能条件がプロファイル情報によってすべての要素が満足されたものであるかを判定する。すべての要素が満足されたサービス利用可能条件であった場合には、ステップＳ６０８に移行し、当該サービス利用可能条件に対応するサービス情報を返却用の１次リスト（プロファイル情報によって全ての要素が満足されたサービス利用可能条件を有するＷｅｂサービスのサービス情報の一覧）に追加する。

一方、検索されたサービス利用可能条件がプロファイル情報によってすべての要素が満足されたものでなかった（満足していない要素の数が許容数以下のものであった）場合には、ステップＳ６０９に移行し、サービス利用可能追加条件解析部４０２ａが、満足していない要素を満足させるための条件を追加条件として解析する。

ステップＳ６１０では、サービス利用可能追加条件によるサービス提供部４０２ｂが、ステップＳ６０９で解析対象となったサービス利用可能条件に対応するサービス情報を返却用の２次リスト（プロファイル情報によって満足されない要素の数が許容数以下のサービス利用可能条件を有するＷｅｂサービスのサービス情報の一覧）に追加する。さらにステップＳ６１１では、追加条件を返却洋の２次リストに追加する。

ステップＳ６１２では、ステップＳ６０８およびステップＳ６１０、Ｓ６１１で得られた１次リストと２次リストから返却用のサービス情報の一覧を作成する。なお、許容数が０に設定されていた場合には２次リストは存在せず、返却用のサービス情報の一覧は１次リストのみから構成されることとなる。

ステップＳ６１３では、ステップＳ６０４およびステップＳ６１２で作成された返却用のサービス情報一覧を検索結果としてメッセージ送信部４０３ａを介してサービスリクエスタ装置２０２に送信する。

ステップＳ６１４では終了判定を行い、終了の場合は、サービスレジストリ装置２００における検索処理を終了し、継続の場合はステップＳ６００に戻り、次の検索要求の受信を待つ。

＜サービスプロバイダ装置における処理の流れ（登録時及びＷｅｂサービス提供時）＞
図７は、サービスプロバイダ装置２０１における、登録時およびＷｅｂサービス提供時の処理の流れを示すフローチャートである。

ステップＳ７００では、サービス情報登録部４０５が、自身が提供するサービス情報をサービスレジストリ装置２００へ登録するために、メッセージ送信部４０７を介してサービス情報を送信する。

ステップＳ７０１では、サービスレジストリ装置２００へ登録するために、サービス利用可能条件登録部４０６が、自身が提供するＷｅｂサービスを利用するのに必要な利用環境を記述したサービス利用可能条件（２０３’）をメッセージ送信部４０７ａを介して送信する。

ステップＳ７００及びＳ７０１により、サービス情報およびサービス利用可能条件の登録が完了すると、Ｗｅｂサービスの提供が可能な状態となる。そして、ステップＳ７０２において、メッセージ受信部４０７ｂがサービスリクエスタ装置２０２からのサービス提供要求を受信すると、ステップＳ７０３において、サービス提供部４０４が当該要求のあったＷｅｂサービスの提供を開始する。

ステップＳ７０４では、ステップＳ７０３において開始されたＷｅｂサービスにおいて、サービスリクエスタ装置２０２から要求のあった情報（本実施形態では、文書データ）をメッセージ送信部４０７ａを介してサービスリクエスタ装置２０２に送信する。

ステップＳ７０５では終了判定を行い、終了（Ｗｅｂサービスの提供を停止する）と判定された場合にはステップＳ７０６に移行し、サービス情報登録部４０５がサービスレジストリ装置２００に登録してあるサービス情報を削除するために、メッセージ送信部５０７ａを介してサービス情報削除要求を送信する。さらに、ステップＳ７０７では、サービス利用可能条件登録部４０６が、サービスレジストリ装置２００に登録してあるサービス利用可能条件を削除するために、メッセージ送信部４０７ａを介してサービス利用可能条件削除要求を送信し、その後、処理を終了する。

一方、ステップＳ７０５において、継続と判定された場合には、ステップＳ７０２に戻り、サービスリクエスタ装置２０２からのサービス提供要求の受信を待つ。

＜サービスリクエスタ装置における処理の流れ（検索時及びサービス利用時）＞
図８は、サービスリクエスタ装置２０２における検索時およびＷｅｂサービス利用時の処理の流れを示すフローチャートである。

検索を実施するにあたり、サービスリクエスタ装置２０２の利用者は、サービス情報による検索を実施するか、サービス利用可能条件による検索を実施するかを決定し、いずれかの検索方法を選択する。ステップＳ８００では利用者によって選択された検索方法を識別する。

ステップＳ８００において、サービスリクエスタ装置２０２の利用者がサービス情報による検索を選択したと判断された場合には、ステップＳ８０１に移行し、利用者からの検索条件の入力を受け付ける。

ステップＳ８０２では、サービス情報によるサービス検索取得部４０９が、ステップＳ８０１で利用者が入力した検索条件をサービスレジストリ装置２００にメッセージ送信部４１２ａを介して送信する。

ステップＳ８０３では、サービス情報によるサービス検索取得部４０９が、サービスレジストリ装置２００から返信された検索結果をメッセージ受信部４１２ｂを介して受信する。

一方、ステップＳ８００において、サービスリクエスタ装置２０２の利用者がサービス利用可能条件による検索を選択したと判断された場合には、ステップＳ８０４に移行し、サービス利用可能条件によるサービス検索取得部４１０が、サービスリクエスタ装置２０２のプロファイル情報をサービスレジストリ装置２００にメッセージ送信部４１２ａを介して送信する。

ステップＳ８０５では、サービス利用可能条件によるサービス検索提供部４１０により作成され、メッセージ送信部４０３ａを介して送信された検索結果を、メッセージ受信部４１２ｂが受信する。

ステップＳ８０６では、ステップＳ８０３もしくはステップＳ８０５において受信した検索結果をサービスリスト提示部４０８が利用者に提示する。このとき、検索結果が追加条件付の返却２次リストを保持している場合には、合わせて表示する。

ステップＳ８０７において、利用者が、サービスリスト提示部４０８により提示されたサービス情報一覧から実行したいＷｅｂサービスを選択すると、ステップＳ８０８において、サービス実行部４１１は、ステップＳ８０７で選択されたＷｅｂサービスのサービス情報とサービスプロバイダ装置２０１が提供している実サービスとをバインド処理する。

そしてステップＳ８０９において、サービス実行部４１１は、ステップＳ８０８でバインド処理されたサービスの提供要求を、サービスプロバイダ装置２０１にメッセージ送信部４１２ａを介して送信する。

ステップＳ８１０では、サービス実行部４１１がサービスプロバイダ装置２０１からの情報（本実施形態では、文書データ）をメッセージ受信部４１２ｂを介して受信し、サービスリスト提示部４０８において当該情報をサービスリクエスタ装置２０２の利用者に提示する。

ステップＳ８１１では終了判定を行い、終了と判定された場合には検索及びサービス利用処理を終了し、継続と判定された場合には、ステップＳ８０６に戻り、サービスリスト提示部４０８は、サービス情報一覧をサービスリクエスタ装置２０２の利用者に提示し、次のＷｅｂサービスの実行指示を待つ。また、再検索と判定された場合には、ステップＳ８００に移行し、サービスリクエスタ装置２０２の利用者による検索方法の選択を待つ。

＜サービスリクエスト装置におけるＵＩ＞
図９は、本発明の一実施形態にかかるサービスレジストリ装置２０２から受信し、サービスリスト提示部４０８によりサービスリクエスタ装置２０２に提示されたサービス情報一覧の提示例を示している。これは、ステップＳ８０５において、サービスレジストリ装置２００から得られる、サービス利用可能条件による検索結果において、サービスリクエスタ装置２０２のプロファイル情報がサービス利用可能条件の各要素を全て満足した場合の、当該サービス利用可能条件に対応するサービス情報の一覧を示すものである。このように、サービスリスト提示部４０８は、受信したサービス情報のうち、サービス名を抽出して利用者に提示する。また、利用者は、提示されたサービス名の中から所望のサービス名を選択し、サービス実行ボタン９０１を押下することによりＷｅｂサービスを利用することができる。

また、２次リストの表示ボタン９０２を押下することにより、ステップＳ６１０で２次リストに追加されたサービス情報と、ステップＳ６１１で２次リストに追加された追加条件とを表示できる。

図１０は、本発明の一実施形態にかかるサービスレジストリ装置２００から受信し、サービスリスト提示部４０８によりサービスリクエスタ装置２０２に提示されたサービス情報および追加条件の提示例であり、ここではプロファイル情報が満足しない要素の許容数が１の場合の検索結果を表示している。

同図において、１００１は追加条件を、１００２は当該追加条件を満足した場合に利用可能となるＷｅｂサービスのサービス名を表している。つまり、サービスリクエスタ装置２０２は、ソフトウェアをＶ２．０にバージョンアップするという追加条件を満足することにより、印刷サービスＣ、印刷サービスＤ、文書管理サービスＣ、文書管理サービスＤの各Ｗｅｂサービスを利用することが可能になる。

以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、サービスプロバイダ装置が提供するＷｅｂサービスのサービス情報と当該Ｗｅｂサービスを利用するための利用可能条件の両方をサービスレジストリ装置２００に登録しておくことにより、Ｗｅｂサービスを利用するサービスリクエスタ装置２０２は、自身のプロファイル情報に基づいて検索し、利用可能なＷｅｂサービスのサービス情報を取得することが可能となる。

したがって、例えば、サービスリクエスタ装置が利用したいサービスプロバイダ装置の要件がわかっていない場合でも全検索を行う必要はなく、サービスリクエスタ装置自身の機種名、ハードウェアスペック、ソフトウェアスペックなどの機器のもつプロファイル情報によりＷｅｂサービスを絞り込むことができる。

また、検索結果として表示されるサービス一覧は、サービスリクエスタ装置において利用可能なサービスであるため、従来のように利用者が、検索されたＷｅｂサービスの一覧の中から、利用可能なＷｅｂサービスを絞り込むといった作業が不要となり、利便性が向上する。

さらに、サービスリクエスタ装置のプロファイル情報が、サービス利用可能条件の各要素を満足していない場合であっても、満足するために必要となる追加条件を解析し、当該追加条件を満足することにより利用可能となるＷｅｂサービスのサービス情報をサービスリクエスタ装置に提供することにより、より多くのＷｅｂサービスの利用可能性が提示されるため、利用者にとっては更に利便性が向上する。

検索機能を備えるＷｅｂサービス技術の基本的なアーキテクチャを示す図である。 Ｗｅｂサービス技術の基本的なアーキテクチャを示す図であり、本発明の一実施形態にかかる情報処理装置（サービスレジストリ装置）を適用した場合の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るサービスレジストリ装置ならびに、サービスレジストリ装置に接続されたサービスプロバイダ装置、サービスリクエスタ装置をＰＣ（パーソナルコンピュータ）などのコンピュータシステムを用いて構成した場合の該コンピュータシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態にかかるサービスレジストリ装置、ならびにサービスレジストリ装置に接続されたサービスプロバイダ装置及びサービスリクエスタ装置の各アプリケーションモジュールを示す図である。 本発明の一実施形態にかかるサービスレジストリ装置における、サービス情報およびサービス利用可能条件登録時の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかるサービスレジストリ装置における、Ｗｅｂサービス検索時の処理の流れを示すフローチャートである。 サービスプロバイダ装置における登録時およびＷｅｂサービス提供時の処理の流れを示すフローチャートである。 サービスリクエスタ装置における検索時およびＷｅｂサービス利用時の処理の流れを示すフローチャートである。 サービスリクエスタ装置に提示されたサービス情報の一例を示す図である。 サービスリクエスタ装置に提示されたサービス情報および追加条件の一例を示す図である。

符号の説明

１００ サービスレジストリ装置
１０１ サービスプロバイダ装置
１０２ サービスリクエスタ装置
２００ サービスレジストリ装置
２０１ サービスプロバイダ装置
２０２ サービスリクエスタ装置
２０３ サービス情報
２０３’ サービス利用可能条件
２０４ 検索要求（プロファイル情報）
２０５ 検索結果（サービス情報）
３００ 入出力バス
３０１ ＣＰＵ
３０２ ＲＡＭ
３０３ プログラムＲＯＭ、データＲＯＭ
３０４ ＮＥＴＩＦ
３０５ ＶＲＡＭ
３０６ ＣＲＴ
３０７ ＫＢＣ
３０８ ＫＢ
３０９ ＨＤＤ
３１０ ＦＤＤ
４００ サービス保持部
４００ａ サービス情報保持部
４００ｂ サービス利用可能条件保持部
４０１ サービス情報によるサービス検索提供部
４０２ サービス利用可能条件によるサービス検索提供部
４０２ａ サービス利用可能追加条件解析部
４０２ｂ サービス利用可能追加条件によるサービス提供部
４０３ メッセージ送受信部
４０３ａ メッセージ送信部
４０３ｂ メッセージ受信部
４０４ サービス提供部
４０５ サービス情報登録部
４０６ サービス利用可能条件登録部
４０７ メッセージ送受信部
４０７ａ メッセージ送信部
４０７ｂ メッセージ受信部
４０８ サービスリスト提示部
４０９ サービス情報によるサービス検索取得部
４１０ サービス利用可能条件によるサービス検索取得部
４１１ サービス実行部
４１２ メッセージ送受信部
４１２ａ メッセージ送信部
４１２ｂ メッセージ受信部

Claims (10)

1. ネットワークを介してサービスプロバイダ装置より提供されるサービスに関する情報を格納し、要求に応じて該サービスに関する情報の検索を行う情報処理装置であって、
   前記サービスを利用するため条件を前記サービスに関する情報とともに格納する格納手段と、
   前記サービスに関する情報の検索を要求する装置より、該装置のプロファイル情報を受信する受信手段と、
   前記受信手段より受信した前記プロファイル情報と、前記格納手段に格納された前記サービスを利用するため条件とに基づいて、前記サービスに関する情報の検索を行う検索手段と
   を備えることを特徴とする情報処理装置。
2. 前記検索手段は、
   前記プロファイル情報と前記サービスを利用するため条件とを対比し、該プロファイル情報が該サービスを利用するための条件を満足する場合に、前記サービスに関する情報を検索結果として出力することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
3. 前記検索手段は、
   前記プロファイル情報と前記サービスを利用するための条件とを対比し、該プロファイル情報が該サービスを利用するための条件を満足しない場合に、該サービスを利用するための条件を満足するために必要な追加条件を検索結果として出力することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
4. 前記検索手段は、
   前記追加条件を満たした場合に、前記プロファイル情報が満足することとなる前記サービスを利用するための条件とともに前記サービスに関する情報を検索結果として出力することを特徴とする請求項３に記載の情報処理装置。
5. ネットワークを介してサービスプロバイダ装置より提供されるサービスに関する情報を格納し、要求に応じて該サービスに関する情報の検索を行う情報処理方法であって、
   前記サービスを利用するための条件を前記サービスに関する情報とともに格納する格納工程と、
   前記サービスに関する情報の検索を要求する装置より、該装置のプロファイル情報を受信する受信工程と、
   前記受信工程により受信した前記プロファイル情報と、前記格納工程において格納された前記サービスを利用するための条件とに基づいて、前記サービスに関する情報の検索を行う検索工程と
   を備えることを特徴とする情報処理方法。
6. 前記検索工程は、
   前記プロファイル情報と前記サービスを利用するための条件とを対比し、該プロファイル情報が該サービスを利用するための条件を満足する場合に、前記サービスに関する情報を検索結果として出力することを特徴とする請求項５に記載の情報処理方法。
7. 前記検索工程は、
   前記プロファイル情報と前記サービスを利用するための条件とを対比し、該プロファイル情報が該サービスを利用するための条件を満足しない場合に、該サービスを利用するための条件を満足するために必要な追加条件を検索結果として出力することを特徴とする請求項５に記載の情報処理方法。
8. 前記検索工程は、
   前記追加条件を満たした場合に、前記プロファイル情報が満足することとなる前記サービスを利用するための条件とともに前記サービスに関する情報を検索結果として出力することを特徴とする請求項７に記載の情報処理方法。
9. 請求項５乃至８のいずれかに記載の情報処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラムを格納した記憶媒体。
10. 請求項５乃至８のいずれかに記載の情報処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラム。

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