JPH11224214A - イベント分類装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

イベント分類装置およびそのプログラム記録媒体

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JPH11224214A
JPH11224214A JP10024114A JP2411498A JPH11224214A JP H11224214 A JPH11224214 A JP H11224214A JP 10024114 A JP10024114 A JP 10024114A JP 2411498 A JP2411498 A JP 2411498A JP H11224214 A JPH11224214 A JP H11224214A
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JP
Japan
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event
pattern
unit
sequence
user
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Application number
JP10024114A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Maeda
芳晴 前田
Minoru Sekiguchi
実 関口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが行ったコンピュータ操作に関するイ
ベント系列を分類するイベント分類装置に関し,イベン
ト系列の分類をデータベース化することで操作性の向上
に役立てることができるようにすることを目的とする。 【解決手段】 イベント系列収集部10は,ユーザがある
作業を行うためコンピュータを操作した結果発生したイ
ベント系列データを収集する。イベント系列格納部20
は,上記の収集したイベント系列データを記憶装置に指
定した期間だけ記録するとともに要求に応じて取り出
す。パターン抽出部30は,イベント系列格納部20に記録
されたイベント系列データから定型パターンを抽出す
る。イベントパターンデータベース管理部40は,抽出さ
れたパターンを蓄積し分類するとともに種々の属性を付
加する。データベース利用部50は,分類されたパターン
を利用し,パターンに関連付けられたアクションを実行
するなどの利用を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ユーザがコンピュ
ータを利用してある作業活動を行っている場面におい
て,ユーザによるコンピュータ操作の履歴であるイベン
ト・メッセージ系列やコマンド系列から,定型的なパタ
ーンを抽出し,それを利用可能としたイベント分類装置
およびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に,コンピュータを利用した作業活
動は,ユーザがマウスやキーボードなどの入力デバイス
を用いてコンピュータを操作することによって実行され
る。ユーザによるコンピュータ操作とは,例えば,マウ
スを用いたメニュー項目やコントロール・ボタン等の選
択,およびキーボードを用いたデータやコマンドの入力
などである。コンピュータを利用した作業活動では,上
記のようなユーザ操作の系列がコンピュータに入力さ
れ,系列データが生成され,オペレーティング・システ
ム(OS)やアプリケーション・プログラムによって処
理された結果として作業目的が達成される。
【0003】したがって,ユーザ操作によって生成され
たコンピュータ内部の系列データには,ユーザと作業の
特徴に関する種々の情報が含まれていると考えられる。
このユーザ操作による系列データを分析することによっ
て,例えば,コンピュータやアプリケーション・プログ
ラムに対するユーザの熟練度を推定したり,コンピュー
タ操作の定型操作を抽出できる可能性がある。よって,
ユーザ操作によるコンピュータ内部の系列データを分析
する方法を確立することが,使いやすいコンピュータを
実現するうえで非常に重要である。
【0004】ユーザ操作によるコンピュータ内部の系列
データとして,現状のコンピュータで収集できるものに
はイベント系列データがある。このイベント系列データ
を対象とする技術の公知例として,以下のようなものが
ある。
【0005】(1) 特開平7−234807号公報に示さ
れている入力イベント記録/再生装置は,GUIを有す
るアプリケーション・プログラムの自動テストや自動デ
モンストレーションのために入力イベントを記録し形式
を変換して再生する。
【0006】(2) また,特開平5−298145号公報
に示されているトレースデータ採集処理方式は,エラー
等の事象発生に応じてその前後のトレースデータを採集
するとともにユーザ独自の処理を行う処理手段を備え
る。
【0007】(3) また,特開平8−137713号公報
に示されているデバッグ支援装置及びデバッグ支援方法
は,オブジェクト指向プログラムのデバッグにおいて収
集するイベント・メッセージの量を減少させるために,
対象範囲を限定してイベントを収集する。
【0008】しかしながら,上記の公知例は,イベント
系列を収集する方法に関するものであり,収集されたイ
ベント系列データを分析することによってパターンを抽
出しイベント系列を分類することは行っていない。
【0009】(4) 一方,特開平5−204666号公報
に示されているイベント・ストリームのイベントの処理
方法及び装置は,イベントを分類し,分類後のイベント
とアクションを結び付ける。しかし,この公知例の分類
はイベントの分類であり,イベント系列の分類ではな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の技
術では,イベント系列データを効率的に収集し,収集し
たイベントを再生するもの,および,イベントの分類と
アクションとの結合に関するものであり,収集されたイ
ベント系列を分析することによって系列パターンを抽出
し,イベント系列を分類することはまだ行われていな
い。
【0011】そこで本発明は,ユーザがコンピュータを
操作したときに発生するイベント系列データを収集し,
収集したイベント系列データから有効なパターンを抽出
して,その抽出したパターンを利用してイベント系列の
分類をデータベース化することで,イベント系列を分析
する手段を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,本発明のイベント分類装置は,コンピュータ内での
イベント系列データを収集するイベント系列収集部と,
収集したイベント系列データを格納するイベント系列格
納部と,イベント系列格納部に格納されているイベント
系列データからパターンを抽出するパターン抽出部と,
パターン抽出部によって抽出されたパターンを蓄積する
イベントパターンデータベース管理部と,イベントパタ
ーンデータベースを利用してイベント系列収集部から得
られたイベント系列を監視するデータベース利用部とを
備えることを主要な特徴とする。
【0013】以上の各部をコンピュータによって実現す
るためのプログラムは,コンピュータが読み取り可能な
可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクなどの
適当な記録媒体に格納することができる。
【0014】本発明では,上記の構成のうち,イベント
系列収集部によってユーザがある作業を行うためコンピ
ュータを操作した結果発生したイベント系列データを収
集し,イベント系列格納部によって上記の収集したイベ
ント系列データを記憶装置に指定した期間だけ記録する
とともに要求に応じて取り出し,パターン抽出部によっ
てイベント系列格納部に記録されたイベント系列データ
から定型パターンを抽出し,パターンデータベースによ
って抽出されたパターンを蓄積し分類するとともに種々
の属性を付加し,データベース利用部によって分類され
たパターンが利用される。
【0015】特に,前記イベント系列収集部は,収集す
るイベント系列の種類を選択する収集イベント選択手段
と,選択された種類のイベント系列を収集するイベント
収集手段と,収集されたイベント系列を表示する収集イ
ベント表示手段とを持つ。これによって,必要なイベン
ト系列だけを選択的に収集することができ,ユーザに収
集したイベント系列を通知することができる。
【0016】また,前記パターン抽出部は,イベント系
列データからイベント系列のパターンを抽出するときの
手掛りとなる特定イベントを設定する手掛りイベント設
定手段と,イベント系列データからイベント系列のパタ
ーンを抽出する際の基準を設定する抽出基準設定手段
と,イベント系列データから前記手掛りイベント設定手
段によって設定された特定イベントを検出し,前記抽出
基準設定手段によって設定された基準に基づいてパター
ンを抽出するパターン抽出手段とを持つ。これによっ
て,有用と考えられる定型パターン等を自動的に抽出す
ることが可能になる。
【0017】また,前記イベントパターンデータベース
管理部は,抽出されたパターンを格納するイベントパタ
ーン格納手段と,前記イベントパターン格納手段にパタ
ーンが登録されたことをユーザに通知する通知手段と,
前記イベントパターン格納手段に格納されているパター
ンをユーザの要求に応じて表示する表示手段と,前記イ
ベントパターン格納手段に格納されているパターンにつ
いての操作の意図をユーザに問い合わせる質問手段と,
パターンが抽出された状況または前記質問手段によって
得た情報をもとに,前記イベントパターン格納手段に格
納されるパターンに属性情報を付加する属性設定手段と
を持つ。これによって,抽出したパターンの意味やパタ
ーンに対するアクション等の属性を各パターンに付加し
て,抽出したパターンを分類し,その利用を容易にする
ことが可能になる。
【0018】また,前記データベース利用部は,前記イ
ベントパターンデータベース管理部に蓄積されているパ
ターンと,前記イベント系列収集部によって収集されて
いるパターンとを比較し,既存のパターンが発生したか
どうかを監視する比較手段と,あらかじめ前記イベント
パターンデータベース管理部に蓄積されているパターン
に関連付けられたアクションの情報を保持し,前記比較
手段が発見した既存のパターンに関連付けられたアクシ
ョンを実行するアクションデータベース管理手段と,前
記アクションデータベース管理手段に,前記イベントパ
ターンデータベース管理部に蓄積されているパターンに
関連付けるアクションの情報を登録するアクション登録
手段とを持つ。これによって,現在入力しているイベン
ト系列のパターンに応じて,あらかじめ定めた動作をコ
ンピュータに行わせることが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は,本発明の構成例を示す。
【0020】イベント分類装置1は,例えば図1に示す
ように,CPUおよびメモリからなり,表示装置2,マ
ウスやキーボード等の入力デバイス3,磁気ディスク装
置等の外部記憶装置4の周辺機器を持つ。また,ソフト
ウェア・プログラムによって実現されるイベント系列収
集部10と,イベント系列格納部20と,パターン抽出
部30と,イベントパターンデータベース管理部40
と,データベース利用部50とを備える。以下では,イ
ベント分類装置1の構成要素について順に説明する。
【0021】(1)イベント系列収集部 図2は,イベント系列収集部10の構成例を示す。図2
に示すように,イベント系列収集部10は,収集イベン
ト選択手段11と,イベント収集手段12と,収集イベ
ント表示手段13とから構成される。
【0022】イベント系列収集部10の構成要素を順に
説明する。まず,収集イベント選択手段11は,ユーザ
がコンピュータを操作しているとき発生している多種多
様なイベント系列のうち,ユーザが収集を希望するイベ
ント系列の種類を選択する機能を堤供する。
【0023】次に,イベント収集手段12は,収集イベ
ント選択手段11によって選択された種類のイベント系
列を収集する機能を堤供する。最後に,収集イベント表
示手段13は,イベント収集手段12によって収集され
たイベント系列を望ましい形式でCRTや液晶ディスプ
レイ等の表示装置2に表示する。
【0024】図3は,イベント系列収集部10の動作説
明図である。図3は,例えば,米国マイクロソフト社の
オペレーティング・システム(OS)であるWindo
wsのような,GUI(Graphical User Interface)を
備えたイベント駆動型OSにおいて,イベント系列収集
部10によってイベント系列が収集される場合を示して
いる。ただし,図3では簡単化のため,複数のスレッド
は省略して,一つのスレッド18だけを表している。
【0025】図3に従って動作を説明する。まず,ユー
ザが入力デバイス3を操作することによって,ハードウ
ェア・イベント発生部14からハードウェア・イベント
が発生し,OSによってハードウェア・イベントに対応
するメッセージが生成され,OSのメッセージキュー
(Message queue)15に渡される。OSのメッセージキ
ュー15に入っているメッセージは,順番に従ってスレ
ッドに配達され,スレッドのメッセージキュー17に入
れられる。スレッドのメッセージキュー17に入ってい
るメッセージは順番に従って取り出され,スレッド18
内でメッセージの種類に対応する処理が行われる。
【0026】ここで,すべてのメッセージがユーザ操作
等のハードウェア・イベントに起因する訳ではなく,O
Sやスレッドで生成され,対応するメッセージキューに
渡されるメッセージもある。すなわち,OSやスレッド
のメッセージ16が,OSのメッセーキュー15やスレ
ッドのメッセージキュー17につながれることもある。
【0027】上述のように,コンピュータ内でイベント
・メッセージ系列が流れている状況で,収集イベント選
択手段11は,収集するイベント・メッセージ系列の種
類を選択する機能を堤供する。選択の基準として,例え
ばスレッドやプロセスの単位/集団で選択,イベント・
メッセージの種類で選択,時間で選択などがある。ま
た,イベント収集手段12は,指定されたイベント・メ
ッセージ系列を実際に収集し,収集イベント表示手段1
3は,収集されたイベント・メッセージ系列をユーザが
理解しやすい形式でディスプレー等の表示装置2に出力
する。
【0028】(2)イベント系列格納部 図4は,イベント系列格納部20の構成例を示す。図4
に示すように,イベント系列格納部20には,記録手段
21と,取出手段22と,削除手段23とがある。
【0029】記録手段21は,イベント系列収集部10
によって収集され,メモリ5上に一時保持されたイベン
ト系列データを外部記憶装置4に転送し記録する。取出
手段22は,外部記憶装置4に記録されているイベント
系列データの中から指定されたデータを取り出す。削除
手段23は,外部記憶装置4に記録されているイベント
系列データのうち,設定された基準を満たしたものを自
動的に削除する。これによって,イベント系列データを
保持しておくための記憶容量を制限することができる。
【0030】(3)パターン抽出部 図5は,パターン抽出部30の構成例を示す。図5に示
すように,パターン抽出部30は,手掛りイベント設定
手段31と,エラー監視手段32と,抽出基準設定手段
33と,候補データベース34と,候補削除手段35
と,パターン抽出手段36とから構成される。
【0031】手掛りイベント設定手段31は,すべての
イベント・メッセージの中から特定イベントを選択し,
手掛りイベントとして設定する処理手段である。設定さ
れる手掛りイベントとは,例えば,あるスレッドが所有
しているダイアログボックスの「OK」ボタンや「CA
NCEL」ボタンが押されたことを意味するイベント・
メッセージなどである。手掛りイベント設定手段31
は,このような特定イベント・メッセージを手掛りイベ
ントとして設定する。設定される手掛りイベントは一つ
とは限らず,複数であってもよい。
【0032】エラー監視手段32は,コンピュータでエ
ラーが発生したかどうかを監視し,エラー発生を検知し
たならパターン抽出手段36に報告する。抽出基準設定
手段33は,イベント系列から定型パターンを抽出する
際の基準を設定する。設定される基準とは,抽出したい
イベントパターンのサイズ(イベント数)やイベントパ
ターン内の手掛りイベントの位置関係,および,パター
ンの出現回数などである。パターン抽出手段36では,
抽出基準設定手段33によって設定された基準を満足す
るイベント列がパターンとして抽出される。
【0033】候補データベース34は,パターン抽出手
段36によりパターンの候補として挙げられたパターン
を記録しておくデータベースである。候補削除手段35
は,候補データベース34に格納されている定型パター
ンの候補のうち,事前に指定された基準を満たした候補
パターンを自動的に削除する。
【0034】パターン抽出手段36は,図6および図7
で示したフローチャートに従って動作し,イベント系列
から定型パターンを抽出する。まず,パターン抽出手段
36の動作を,図6のフローチャートに従って説明す
る。パターン抽出手段36は,イベント系列格納部20
にイベントがあるかどうかをチェックし(S1),イベ
ント系列格納部20に格納されているイベント系列デー
タからイベントを取り出す(S2)。このとき,イベン
トがなければ処理を終了する。
【0035】イベントが取り出せたならば,それが手掛
りイベントかどうかを判定し(S3),手掛りイベント
でなければ,次のイベントを取り出す処理(S1)に戻
る。一方,手掛りイベントならば,抽出基準設定手段3
3であらかじめ指定されたイベントパターンの基準に従
って,手掛りイベントの前後のイベント列を取り出す
(S4)。
【0036】次に,取り出したイベント列が候補データ
ベース34に既に存在するかどうかを調ベ(S5),存
在しなければ候補データベース34に登録し(S6),
次のイベントの処理(S1)へ移る。候補データベース
34に存在していれば,そのイベント列の出現回数を1
つ増加させる(S7)。次に,出現回数が抽出基準設定
手段33によって設定された指定値を越えたかどうかを
調べ(S8),指定値を越えていなければ,次のイベン
トの処理(S1)へ移る。出現回数が指定値よりも多く
なれば,前記のイベント列を定型パターンとして抽出
し,イベントパターンデータベース管理部40に登録を
依頼し(S9),その後,次のイベントの処理(S1)
へ移る。
【0037】さらに,パターン抽出手段36の動作を,
図7のフローチャートに従って説明する。この場合は,
手掛りイベントではなくエラーをトリガーとしてイベン
トパターンの抽出が行われる。図7のフローチャートを
説明すると,まず,パターン抽出を継続するかどうかを
判定し(S10),継続しない場合には処理を終了す
る。継続する場合には,エラー監視手段32によってコ
ンピュータでエラーが発生したかどうかを監視し(S1
1),エラーが起こった場合には(S12),抽出基準
設定手段33によって設定された基準に従って,エラー
発生直前のイベント列を取り出す(S13)。
【0038】次に,取り出したイベント列が候補データ
ベース34に既に存在するかどうかを調ベ(S14),
存在しなければ候補データベース34に登録し(S1
5),ステップS10へ戻る。候補データベース34に
存在していれば,そのイベント列の出現回数を1つ増加
させる(S16)。次に,出現回数が抽出基準設定手段
33によって設定された指定値を越えたかどうかを調べ
(S17),指定値を越えていなければ,ステップS1
0へ戻る。出現回数が指定値よりも多くなれば,取り出
したイベント列を定型パターンとして抽出し,イベント
パターンデータベース管理部40に登録を依頼し(S1
8),その後,最初のステップS10へ戻って同様に処
理を繰り返す。
【0039】図8は,図6のフローチャートで示した手
掛りイベントを含む候補イベント列の例を示す。例えば
k番目のイベント(k)が手掛りイベントの場合,抽出
基準設定手段33で設定された抽出基準に応じて,その
前後のイベント列を候補パターン列として取り出す。図
8における候補パターン列の例1は,抽出基準が手掛り
イベントの前2個となっている場合であり,候補パター
ン列の例2は,抽出基準が手掛りイベントの前3個とな
っている場合であり,候補パターン列の例3は,抽出基
準が手掛りイベントの後3個となっている場合であり,
候補パターン列の例4は,抽出基準が手掛りイベントの
前後3個となっている場合である。これらの候補パター
ン列には,手掛りイベントも含まれる。
【0040】また,図9は,図7のフローチャートで示
したエラー発生直前の候補イベント列の例を示す。例え
ばk番目のイベント(k)がエラー発生のイベントの場
合,抽出基準設定手段33で設定された抽出基準に応じ
て,その直前の何個かのイベント列を候補パターン列と
して取り出す。図9における候補パターン列の例1は,
抽出基準がエラー発生イベントの前2個となっている場
合,候補パターン列の例2は,抽出基準がエラー発生イ
ベントの前3個となっている場合である。
【0041】(4)イベントパターンデータベース管理
部 図10は,イベントパターンデータベース管理部40の
構成例を示す。図10に示すように,イベントパターン
データベース管理部40は,イベントパターン格納手段
41と,通知手段42と,表示手段43と,質問手段4
4と,属性設定手段45とから構成される。
【0042】イベントパターン格納手段41は,パター
ン抽出部30によって抽出されたイベントパターンを,
属性設定手段45によって設定された属性と関連付けた
形式で格納する。
【0043】通知手段42は,パターン抽出部30によ
って新規のイベントパターンが抽出されイベントパター
ン格納手段41に登録されたとき,イベントパターンが
登録されたことをユーザに通知する。
【0044】表示手段43は,イベントパターン格納手
段41に格納されているイベントパターンを,ユーザの
要求に応じて,ディスプレイ等の表示装置2に出力す
る。質問手段44は,ユーザがコンピュータを操作して
いるとき,イベントパターン格納手段41に既に格納さ
れているイベントパターンが再度発見されたら,ユーザ
に対してイベントパターン格納手段41に格納されてい
るイベントパターンが再度検知されたことを通知すると
ともに,現在ユーザがどんな意図でどんな操作をしてい
たかを質問する。
【0045】属性設定手段45は,イベントパターンが
抽出された状況(アプリケーション名,時間など)や,
質問手段44で行われた質問に対するユーザの回答から
イベントパターンに関する属性を選択し,その属性をイ
ベントパターン格納手段41に格納されているイベント
パターンと関連付ける。特に,入力デバイス3から指定
された属性が,イベントパターンに対して関連付けるア
クションを指定するものである場合には,後述するデー
タベース利用部50のアクション登録手段52へ,指定
されたアクションの情報を通知する。
【0046】(5)データベース利用部 図11は,データベース利用部50の構成例を示す。図
11に示すように,データベース利用部50は,比較手
段51と,アクション登録手段52と,アクションデー
タベース管理手段53とから構成される。
【0047】比較手段51は,イベントパターンデータ
ベース管理部40に登録されているイベントパターンと
イベント系列収集部10によって収集されているイベン
ト系列とを比較して,既登録のイベントパターンが発生
したかどうかを監視する。
【0048】アクションデータベース管理手段53が管
理するアクションデータベースには,コンピュータが実
行する様々なアクションが登録されている。ここで,ア
クションとは,あるコマンドや一連のコマンド系列など
である。アクションデータベース管理手段53では,ア
クションとイベントパターンデータベース管理部40が
管理するイベントパターンとが関連付けられ,比較手段
51によって前記イベントパターンが発見されたとき,
対応するアクションが実行される。
【0049】アクション登録手段52は,アクションデ
ータベース管理手段53のアクションデータベースにユ
ーザ指定のアクションを登録する。登録するアクション
は,例えばイベントパターンデータベース管理部40の
質問手段44によって質問した結果,入力デバイス3か
ら属性設定手段45を介して得られたアクションの情報
である。また,イベントパターンデータベース管理部4
0とは別に,データベース利用部50が独自に入力デバ
イス3からユーザの指定するアクションの情報を入力し
て,アクションデータベースに登録してもよい。
【0050】図12は,データベース利用部の動作を説
明するフローチャートである。ステップS20では,イ
ベント系列収集部10にイベント系列があるかどうかを
チェックする。イベント系列がなければ,処理を終了す
る。イベント系列があれば,それを取り出し(S2
1),イベントパターンデータベース管理部40が管理
するイベントパターンと比較手段51によって比較する
(S22)。イベント系列収集部10から入力したイベ
ントパターンがイベントパターンデータベースにない場
合,ステップS20へ戻る。イベントパターンデータベ
ースに同じイベントパターンがあれば,アクションデー
タベース管理手段53においてそのイベントパターンに
アクションが関連付けられているかどうかを調べる(S
23)。アクションが関連付けられていない場合,ステ
ップS20へ戻り,アクションが関連付けられている場
合には,そのアクションを実行する(S24)。その
後,ステップS20へ戻って同様に処理を繰り返す。
【0051】図13ないし図15は,ユーザのコンピュ
ータ操作によって発生したイベント・メッセージ系列の
例を示す。図中,「*」で示した時点でキャンセルボタ
ンが押されている。
【0052】図13のイベント系列と図14のイベント
系列とは,キャンセルボタンが押された状況が異なる。
キャンセルボタンのイベントが,図5の手掛りイベント
設定手段31によって一つの手掛りイベントとして設定
されている場合,キャンセルボタンのイベントの前後に
ある抽出基準設定手段33によって設定された基準によ
るいくつかのイベントが候補パターンとして抽出され
る。
【0053】図13および図14は,イベント・メッセ
ージの詳細部を含む場合の例であるが,図15のよう
に,詳細部を含まないイベント・メッセージ系列をイベ
ントパターンの抽出対象としてもよい。なお,図13な
いし図15に示す例は,米国マイクロソフト社のオペレ
ーティング・システム(OS)であるWindowsに
おけるイベント・メッセージ系列の例であるが,これら
の形式および内容は,OSとユーザのコンピュータ操作
に依存し,本発明はどのような形式および内容のイベン
ト系列でも容易に実施することができるので,ここでの
詳細な説明は省略する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば,イ
ベント系列収集部によってユーザがある作業を行うため
コンピュータを操作した結果発生したイベント系列デー
タが収集され,イベント系列格納部によって上記の収集
されたイベント系列データが記憶装置に指定した期間だ
け記録されるとともに要求に応じて取り出され,パター
ン抽出部によってイベント系列格納部に記録されたイベ
ント系列データから定型イベントパターンが抽出され,
パターンデータベースに抽出されたイベントパターンが
蓄積されるとともに分類され,データベース利用部によ
って分類されたイベントパターンとアクションを関連付
けることによりイベントパターンが利用される。
【0055】抽出したイベントパターンを利用してイベ
ント系列の分類をデータベース化することで,例えばコ
ンピュータ操作に対するユーザの熟練度(操作レベル)
を推定し,熟練度に応じたメッセージの出力による簡易
なユーザインタフェースを提供することが可能になる。
また,新しいユーザインタフェースの開発や改良におい
て,ユーザの操作傾向を分析し参考にすることが可能に
なる。また,ユーザが実施しようとしている操作に対し
て,もっと簡易な操作方法がある場合に,それを検出し
てユーザに推奨することができる。
【0056】さらに,定型的なイベントパターンとアク
ション(一連のコマンド列等)とを関連付けておくこと
により,ユーザのカスタマイズによる簡易な操作方法を
実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示す図である。
【図2】イベント系列収集部の構成例を示す図である。
【図3】イベント系列収集部の動作説明図である。
【図4】イベント系列格納部の構成例を示す図である。
【図5】パターン抽出部の構成例を示す図である。
【図6】パターン抽出手段のフローチャート(その1)
である。
【図7】パターン抽出手段のフローチャート(その2)
である。
【図8】手掛りイベントを含む候補イベント列の例を示
す図である。
【図9】エラー発生直前の候補イベント列の例を示す図
である。
【図10】イベントパターンデータベース管理部の構成
例を示す図である。
【図11】データベース利用部の構成例を示す図であ
る。
【図12】データベース利用部の動作を説明するフロー
チャートである。
【図13】イベント・メッセージ系列の例1を示す図で
ある。
【図14】イベント・メッセージ系列の例2を示す図で
ある。
【図15】詳細部を含まない場合のイベント・メッセー
ジ系列の例を示す図である。
【符号の説明】
1 イベント分類装置 2 表示装置 3 入力デバイス 4 外部記憶装置 10 イベント系列収集部 20 イベント系列格納部 30 パターン抽出部 40 イベントパターンデータベース管理部 50 データベース利用部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが行ったコンピュータ操作に関す
    るイベントを処理する装置であって,ユーザがコンピュ
    ータを操作した結果発生したイベント系列データを収集
    するイベント系列収集部と,前記イベント系列収集部が
    収集したイベント系列データを格納するイベント系列格
    納部と,前記イベント系列格納部に格納されているイベ
    ント系列データからイベント系列のパターンを抽出する
    パターン抽出部と,前記パターン抽出部が抽出したパタ
    ーンを蓄積し分類するイベントパターンデータベース管
    理部と,前記イベントパターンデータベース管理部に蓄
    積され分類されたパターンを利用するためのデータベー
    ス利用部とを備えることを特徴とするイベント分類装
    置。
  2. 【請求項2】 前記イベント系列収集部は,収集するイ
    ベント系列の種類を選択する収集イベント選択手段と,
    前記収集イベント選択手段によって選択された種類のイ
    ベント系列を収集するイベント収集手段と,前記イベン
    ト収集手段によって収集されたイベント系列を表示する
    収集イベント表示手段とを持つことを特徴とする請求項
    1記載のイベント分類装置。
  3. 【請求項3】 前記パターン抽出部は,イベント系列デ
    ータからイベント系列のパターンを抽出するときの手掛
    りとなる特定イベントを設定する手掛りイベント設定手
    段と,イベント系列データからイベント系列のパターン
    を抽出する際の基準を設定する抽出基準設定手段と,イ
    ベント系列データから前記手掛りイベント設定手段によ
    って設定された特定イベントを検出し,前記抽出基準設
    定手段によって設定された基準に基づいてパターンを抽
    出するパターン抽出手段とを持つことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のイベント分類装置。
  4. 【請求項4】 前記イベントパターンデータベース管理
    部は,前記パターン抽出部によって抽出されたパターン
    を格納するイベントパターン格納手段と,前記イベント
    パターン格納手段にパターンが登録されたことをユーザ
    に通知する通知手段と,前記イベントパターン格納手段
    に格納されているパターンをユーザの要求に応じて表示
    する表示手段と,前記イベントパターン格納手段に格納
    されているパターンについての操作の意図をユーザに問
    い合わせる質問手段と,パターンが抽出された状況また
    は前記質問手段によって得た情報をもとに,前記イベン
    トパターン格納手段に格納されるパターンに属性情報を
    付加する属性設定手段とを持つことを特徴とする請求項
    1,請求項2または請求項3記載のイベント分類装置。
  5. 【請求項5】 前記データベース利用部は,前記イベン
    トパターンデータベース管理部に蓄積されているパター
    ンと,前記イベント系列収集部によって収集されている
    パターンとを比較し,既存のパターンが発生したかどう
    かを監視する比較手段と,あらかじめ前記イベントパタ
    ーンデータベース管理部に蓄積されているパターンに関
    連付けられたアクションの情報を保持し,前記比較手段
    が発見した既存のパターンに関連付けられたアクション
    を実行するアクションデータベース管理手段と,前記ア
    クションデータベース管理手段に,前記イベントパター
    ンデータベース管理部に蓄積されているパターンに関連
    付けるアクションの情報を登録するアクション登録手段
    とを持つことを特徴とする請求項1,請求項2,請求項
    3または請求項4記載のイベント分類装置。
  6. 【請求項6】 ユーザが行ったコンピュータ操作に関す
    るイベントを処理する装置で用いられるプログラムを格
    納するプログラム記録媒体であって,ユーザがコンピュ
    ータを操作した結果発生したイベント系列データを収集
    する処理と,収集し格納されているイベント系列データ
    からイベント系列のパターンを抽出する処理と,抽出し
    たパターンを蓄積し分類する処理と,蓄積され分類され
    たパターンを利用するための処理とをコンピュータに実
    行させるためのプログラムを格納したことを特徴とする
    イベント分類装置のプログラム記録媒体。
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