JP4367774B2 - Icチップ - Google Patents

Icチップ Download PDF

Info

Publication number
JP4367774B2
JP4367774B2 JP2004235698A JP2004235698A JP4367774B2 JP 4367774 B2 JP4367774 B2 JP 4367774B2 JP 2004235698 A JP2004235698 A JP 2004235698A JP 2004235698 A JP2004235698 A JP 2004235698A JP 4367774 B2 JP4367774 B2 JP 4367774B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
regulator
output
linear regulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004235698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006053803A (ja
Inventor
千代治 工藤
Original Assignee
株式会社コスモデザイン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コスモデザイン filed Critical 株式会社コスモデザイン
Priority to JP2004235698A priority Critical patent/JP4367774B2/ja
Publication of JP2006053803A publication Critical patent/JP2006053803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4367774B2 publication Critical patent/JP4367774B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、レギュレータ、過電流保護回路、リセット回路という機能が異なる複合回路を1チップのICチップに一体化した、電源回路に関するものである。
電源回路のIC化に伴い、安定化電源として種々の出力電圧が得られる3端子レギュレータが各方面で使用されている。このようなレギュレータの出力電圧が供給される、デジタル家電機器やパーソナルコンピュータ(PC)の周辺機器においては、複数の電源電圧を必要としている。CPUやDSPに用いられるLSIにおいては、従来の単一電圧の電源から複数電圧の電源を必要とする製品が近時増加している。
例えば、前記LSIにおいて、周辺のICに対する信号入出力用の電圧が供給されるI/O端子には、レギュレータから供給される電源電圧は、5V、または3.3Vに設定されている。また、前記LSIのICチップに実装されている内部回路の動作電圧(コア電圧)では、2.5V〜1.0Vの電圧を使用している。したがって、前記LSIには、電圧値が異なる複数の電圧がレギュレータから供給されることになる。
このように、LSIにおけるICチップのI/O端子供給される電圧と、当該ICチップの内部電圧が相違しているのは、(1)IC製造プロセスの進化により、内部回路の耐圧が低くなった。(2)IC全体の消費電力を低減するために、IC内部回路の動作電圧を下げている、という理由に基づくものである。
一般に電源回路においては、出力供給線の短絡や過電流などにより回路素子が故障することを防止するために、過電流保護回路が付設されている。特許文献1には、リンギングチョークコンバータに用いるMOS−FETに過電流保護回路を接続して、過電流を検出した場合には前記MOS−FETを停止させることが記載されている。
特開平10―14228号公報
このように、過電流保護回路を設けることにより、レギュレータを含む電源回路の回路部品の損傷を防止することができる。しかしながら、レギュレータから電圧が供給されるLSIなどの負荷を保護する上では、過電流保護回路を設けるだけでは十分とはいえない。レギュレータと当該LSIなどの負荷とを電気的に遮断するためのリセット回路を別途設けることが有効である。
特に、前記したような複数の電源電圧を必要とするLSIなどの負荷の場合には、次のような問題が生じる。レギュレータからのどちらか一方の電源電圧供給が出力電圧の短絡により停止した場合には、(1)周辺LSIとのI/Fエラー、または、LSI内部回路の誤動作により動作不安定となり、LSIで制御する機器の暴走を引き起こす。(2)LSIの電源電圧異常により、LSI自身が破壊される、という問題が生じる。
前記特許文献1には、電源回路と、当該電源回路から電圧が供給される負荷とを電気的に遮断するためのリセット回路を設けることについて、具体的に記載されていないという問題があった。特に、レギュレータから異なる電圧値の複数の電圧が負荷に供給される場合に、一方電圧の供給が停止された場合の対応が記載されていないという問題があった。なお、レギュレータが設けられている電源回路のICチップとリセット回路とを別個に設けた場合には、スペースを必要とする上に配線長も長くなるという問題があった。
本発明は、従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ICチップにリセット回路を含む複合回路を一体化して実装し、部品点数を削減した電源回路を提供することである。
上記目的を達成する本発明のICチップは、レギュレータと、前記レギュレータに付設される過電流保護回路と、前記レギュレータの出力電圧の短絡検出回路と、前記レギュレータの出力電圧が供給される負荷にリセット信号を出力するリセット回路とが実装されたICチップにおいて、前記レギュレータは出力電圧が異なるものが複数設けられており、出力電圧が異なる複数の前記レギュレータのそれぞれに過電流保護回路が設けられており、前記リセット回路は、第1のリセット信号形成部と、第2のリセット信号形成部とからなり、前記第1のリセット信号形成部は、前記ICチップに入力される入力電圧を監視し、第1基準電圧と入力電圧を比較する第1コンパレータに基づいて第1電圧を出現させ、前記短絡検出回路は、出力電圧が異なる複数の前記レギュレータの出力電圧を監視し、第2基準電圧と出力電圧を比較する第2コンパレータに基づいて第2電圧を出現させ、前記第2のリセット信号形成部は、前記第1電圧と第3基準電圧とを比較、又は、前記第2電圧と第3基準電圧とを比較するシュミットトリガ回路の構成である第3コンパレータに基づいてリセット信号を出力することを特徴とする。
また、本発明のICチップは、前記レギュレータはリニアレギュレータであることを特徴とする。
また、本発明のICチップは、前記レギュレータはスイッチングレギュレータであることを特徴とする。
本発明の電源回路は、ICチップにリセット回路を含む複数の回路を一体化して実装しているので、部品点数を削減することができる。また、回路部品を衝撃や静電破壊による破損から保護することができる。
以下、図により本発明の実施形態を説明する。図5は、本発明の電源回路に適用されるリニアレギュレータの例を示す回路図である。図5において、71はリニアレギュレータで、ICチップ72に部品が実装されている。この部品として、分圧抵抗(Ra、Rb)73、基準電圧(Vref)発生回路74、コンパレータ(アンプ)75、パワートランジスタ76が設けられている。また、ICチップ72には、ピンPr(Vout2)、Ps(Vcc2)、Pt(GND)が設けられている。ピンPtには、接地線80が接続されている。
リニアレギュレータ71は、ピンPsから入力される電圧の電圧値を調整して、ピンPrから負荷に出力電圧を供給している。入力電圧が変動した場合には、パワートランジスタ76の制御により一定電圧を出力するようにしている。このため、安定度が高い電圧調整を行うことが可能である。このように、リニアレギュレータの利点は、(1)連続的で直線的なアナログ制御によって動作するので、出力電圧の精度は良く安定度が高い。(2)リプルやノイズが少なく誤動作しない、ことである。
図1、図2は、本発明の第1の実施形態を示す回路図である。図1の(a)、(b)、(c)の信号線は、それぞれ図2の(a)、(b)、(c)の信号線と対応している。図1、図2において、電源回路50は、ICチップ2に、第1のリニアレギュレータ1、第2のリニアレギュレータ11、短絡検出回路20、リセット回路30が設けられている。また、第1のリニアレギュレータ1、第2のリニアレギュレータ11には、それぞれ第1の過電流保護回路7、第2の過電流保護回路17が接続されている。
ICチップ2の外周には、入力電源電圧Vinが入力される端子Pa、アクティブローのリセット信号が出力される端子Pb、外付コンデンサCdが接続される端子Pcが設けられている。外付コンデンサCdは、抵抗R3と共に時定数TdのCRローパスフィルタを構成する。このCRローパスフィルタの作用については後述する。ICチップ2の外周には、さらに接地(GND)に接続される端子Pd、第1のリニアレギュレータ1の出力電圧Vout1が出力される端子Pe、第2のリニアレギュレータ11の出力電圧Vout2が出力される端子Pfが設けられている。なお、入力電源電圧Vinの信号線、第1のリニアレギュレータ1、第2のリニアレギュレータ11の各出力電圧の信号線には、それぞれノイズ除去用のコンデンサC1、C2、C3が接続されている。
第1のリニアレギュレータ1には、分圧抵抗(R5、R6)3、基準電圧(Vref)発生回路4、コンパレータ(アンプ)5、パワートランジスタ(Q4)6が設けられている。パワートランジスタ6のコレクタには入力電源電圧Vinが入力される。また、パワートランジスタ(Q4)6のエミッタは、第1のリニアレギュレータ1の出力電圧Vout1が出力される端子Peに接続されている。
第2のリニアレギュレータ11には、分圧抵抗(R8、R9)13、コンパレータ(アンプ)15、パワートランジスタ(Q6)16が設けられている。パワートランジスタ(Q6)16のコレクタには入力電源電圧Vinが入力される。また、パワートランジスタ(Q6)16のエミッタは、第2のリニアレギュレータ11の出力電圧Vout2が出力される端子Pfに接続されている。基準電圧(Vref)発生回路4は、第1のリニアレギュレータ1と共用している。第1のリニアレギュレータ1、第2のリニアレギュレータ11の動作は、第5図で説明したところと基本的には同じであるので、説明は省略する。
第1のリニアレギュレータ1には、第1の過電流保護回路7が接続されている。第1の過電流保護回路7は、抵抗(R4)9、トランジスタ(Q5)8で構成される。抵抗(R4)9は、パワートランジスタ(Q4)6のエミッタと前記端子Pe間に接続される。また、トランジスタ(Q5)8は、ベースが前記パワートランジスタ6のエミッタに、コレクタが前記パワートランジスタ6のベースに、エミッタが前記端子Peに接続されている。
次に、第1の過電流保護回路7の動作について説明する。この第1の過電流保護回路7は、パワートランジスタ(Q4)6を短絡電流や過負荷電流のような過電流から保護するために、第1のリニアレギュレータ1の出力電流を制限する回路である。前記のように出力電圧供給線の短絡や過負荷により、第1のリニアレギュレータ1の出力電流が増加すると、抵抗(R4)9の両端の電圧降下が大きくなる。このため、トランジスタ(Q5)8のベース、エミッタ間電圧が増加し、トランジスタ(Q5)8がオンする。したがって、パワートランジスタ(Q4)6のベース電流をトランジスタ(Q5)8のコレクタに引き込むことになり、パワートランジスタ(Q4)6の出力電流を制限する。
第1の過電流保護回路7は、第1のリニアレギュレータ1と同一のICチップ2に実装している。このため、スペースを節約することができる。また、ICチップ2内に実装しているので、ICチップ2外に設ける場合よりもノイズや外乱の影響が少なくなり、第1の過電流保護回路7の信頼性が向上する。さらに、第1の過電流保護回路7は、抵抗(R4)9、トランジスタ(Q5)8で構成されており、第1のリニアレギュレータ1と同一の製造工程で製作できるので、製造コストを軽減することができる。
第2の過電流保護回路17は、第2のリニアレギュレータ11に接続されている。第2の過電流保護回路17は、抵抗(R7)19、トランジスタ(Q7)18で構成されている。第2の過電流保護回路17の抵抗(R7)19、トランジスタ(Q7)18と、第2のリニアレギュレータ11の回路との接続関係は、第1の過電流保護回路7の例と同じである。また、第2のリニアレギュレータ11と同一のICチップ2に実装していることによる作用効果も第1の過電流保護回路7の例と同じである。
次に、リセット回路30について説明する。リセット回路30は、通常動作時の第1のリセット信号形成部と、出力電圧の短絡を検出時の第2のリセット信号形成部で構成される。第1のリセット信号形成部は、分圧抵抗(R1、R2)31、コンパレータ(アンプ)32、トランジスタ(Q2)33で構成されている。コンパレータ32の非反転入力端子(+)には、基準電圧Vth1の電源が接続される。また、第2のリセット信号形成部は、コンパレータ(アンプ)35、トランジスタ(Q1)36で構成されている。コンパレータ36は、シュミットトリガ回路の構成であり、その非反転入力端子(+)には、基準電圧Vth2の電源が接続される。
リニアレギュレータの動作限界値よりも低い電圧がリニアレギュレータに入力された場合には、リニアレギュレータの出力電圧も不安定となり、リニアレギュレータに接続されるCPUなどの周辺回路が誤動作を起こす。従ってリニアレギュレータの電源をオンする時には、入力電源電圧が正常に立ち上がり更に周辺回路が安定するまでの間リセット状態にしておかなければならない。
また、リニアレギュレータの電源オフ時には、リニアレギュレータから出力電圧が供給されるCPUや周辺ロジック回路を瞬時に初期状態に戻す必要がある。リセット回路30の第1のリセット信号形成部は、これらの動作を実現するために設けられている。このように、前記リセット回路の第1のリセット信号形成部は、リニアレギュレータの電源のオン時・オフ時、または瞬時停電時に、確実に初期状態から周辺ロジック回路を立ち上がらせたり、瞬時に初期状態に戻す働きをする。
第1のリセット信号形成部は、コンパレータ32で入力電源電圧Vinを監視して、検出電圧よりも入力電源電圧が低い状態の場合に、リセット信号RESETをローレベルにする。コンパレータ32の検出電圧は、基準電圧Vth1と分圧抵抗R1、R2で設定される。すなわち、検出電圧(Vd)=Vth1* (R1+R2)/R2
である。
コンパレータ32の検出電圧(Vd)よりも入力電源電圧Vinが低い場合には、トランジスタ33がオンとなる。このため、コンパレータ35の反転入力端子(―)はローレベルとなり、基準電圧Vth2よりも入力電圧が低いので、トランジスタ36が動作する。したがって、端子Pbから出力されるRESET信号はローレベルとなり、リニアレギュレータの出力電圧が供給される負荷をリセットする。入力電源電圧Vinが増加して、検出電圧(Vd)よりも高くなると端子Pbから出力されるRESET信号はハイレベルとなり、負荷は動作可能となる。
リニアレギュレータの通常動作中に、周辺部品の破壊(衝撃・静電破壊等)や誤接触などにより、リニアレギュレータの出力電圧が短絡した場合には、リニアレギュレータ自身は過電流保護回路にて破壊を防ぐ事が出来る。しかしながら、リニアレギュレータからの出力電圧を電源として動作している周辺LSIは動作不安定となる。特に、前述の様な複数電源を必要とするCPUやDSP等のLSIは、誤動作による暴走を起こし、最悪の場合には機器の破壊を招来することがある。
このような事態の発生を防止するために、リニアレギュレータの出力電圧の供給線に短絡が発生した場合には、直ちにリセット信号をローレベルにして周辺LSIの動作を停止させる必要がある。また、前記短絡状態や過電流が解消した時には、初期状態から回路を立ち上がらせて、正常な動作に回復させる必要がある。
コンパレータ(アンプ)35、トランジスタ(Q1)36で構成されている第2のリセット信号形成部は、このようなリニアレギュレータから出力電圧が供給される周辺LSI等の機器の保護のために設けられるものである。第2のリセット信号形成部は、短絡検出回路20の信号により制御される。
次に、短絡検出回路20の動作について説明する。短絡検出回路20は、コンパレータ21、トランジスタ(Q3)22、抵抗(R3)23で構成されている。コンパレータ21の非反転入力端子(+)には、基準電圧Vth3の電源が接続される。基準電圧Vth3は、例えば1Vに設定される。また、コンパレータ21の反転入力端子(―)は2個設けられており、その一方には第1のリニアレギュレータ1の出力電圧を供給するリード線に接続される。また、コンパレータ21の反転入力端子の他方は、第2のリニアレギュレータ11の出力電圧を供給するリード線に接続される。
第1のリニアレギュレータ1、およびリニアレギュレータ11の出力電圧Vout1、Vout2の電圧値をコンパレータ21で監視する。すなわち、コンパレータ21は基準電圧(Vth3=1V)と、出力電圧Vout1、Vout2の電圧値を比較する。前記出力電圧Vout1、Vout2のどちらか一方がGNDに短絡すると、出力電圧Vout1、Vout2の電圧値は1V以下となり、コンパレータ21の出力信号でトランジスタ22(Q3)をオンにする。
トランジスタ(Q3)22がオンになると、抵抗(R3)23を通してコンパレータ35の反転入力端子(―)の入力がローレベルとなる。このため、コンパレータ35の出力信号でトランジスタ35をオンにする。したがって、ICチップ2の端子Pbからアクティブローのリセット信号を出力し、負荷をリセットする。
このように、リセット回路30、短絡検出回路20は、第1のリニアレギュレータ1、第2のリニアレギュレータ11と同一のICチップ2に実装している。このため、スペースを節約することができる。また、ICチップ2内に実装しているので、ICチップ2外に設ける場合よりもノイズや外乱の影響が少なくなり、短絡検出回路20、リセット回路30の信頼性が向上する。
さらに、短絡検出回路20、リセット回路30は、抵抗、トランジスタ、コンパレータで構成されており、第1のリニアレギュレータ1、第2のリニアレギュレータ11と同一の製造工程で製作できるので、製造コストを軽減することができる。なお、リセット回路30、短絡検出回路20をICチップ2に実装することにより、第1のリニアレギュレータ1、第2のリニアレギュレータ11と短絡検出回路20、およびリセット回路30とを接続する信号線の配線長を短くすることができる。
図1の例では、リセット回路30には、通常動作時の第1のリセット信号形成部と、出力電圧の短絡を検出時の第2のリセット信号形成部が設けられている。しかしながら、本発明においては、第1のリセット信号形成部、または第2のリセット信号形成部のみを設ける構成とすることもできる。リセット回路の構成は、電源回路の用途に応じて適宜設定することができる。
図1において、抵抗(R3)23は、外付けコンデンサ(Cd)と合わせて、前記のようにCRローパスフィルタを形成する。CRローパスフィルタは、信号遅延回路、ノイズ除去回路として機能し、電源オン時や、スタンバイモードから通常モードに移行する瞬間に発生する突貫電流やノイズにより、リセット信号がローレベルにならないように動作する。
図6は、図1におけるCRローパスフィルタの接続例を示す回路図である。図1と同じところには同一の符号を付している。抵抗(R3)23とコンデンサCdにより構成されるCRローパスフィルタは、短絡検出回路20と、リセット回路30の後段、すなわち、前記第2のリセット信号形成部との間に接続される。
図7は、CRローパスフィルタの動作特性を示す特性図である。図7の(a)、(b)、(c)の特性は、それぞれ図6の(a)、(b)、(c)点の特性に対応している。短絡検出回路20において、出力電圧供給線の短絡や過電流の発生を検出すると、短絡検出回路20の出力信号はHレベルからLレベルに変化する。
このように、(a)点信号がLレベルになると、コンデンサ(Cd)に蓄えられた電荷が抵抗(R3)を通して徐々に放電されるので、CRローパスフィルタの出力点の(b)点では、所定の遅延時間t1で減少する電圧波形が形成される。ここで、CRローパスフィルタの遅延時間tは、
t=C×R
で表される。仮に、R3=1KΩ、Cd=0.1μFとした場合には遅延時間t1は、
t1={(0.1×10-6)/C} ×{(1×103)/R}=100μsec
となる。
CRローパスフィルタの出力は、リセット回路後段のコンパレータ35により基準電圧(Vth2)と比較される。そして、短絡発生から時刻t2遅延して信号がHレベルからLレベルに変化し、(c)点のようなリセット信号を出力する。仮にコンパレータ35の基準電圧(Vth2)を、(b)点の信号の中間電圧(50%)に設定した場合、リセット信号の遅延時間t2は、
t2=100μsec ×0.5=50μ sec
となる。
図8は、CRローパスフィルタの他の作用を示す特性図である。CRローパスフィルタによる信号遅延回路は、スタンバイモードから通常モードに移行する際に、急激に出力電流が増えた瞬間に発生する突貫電流で、瞬間的にレギュレータ出力の電位が低下した場合にリセット信号がローレベルにならないように機能する。以下、CRローパスフィルタのこのような作用について説明する。
図8において、(a)、(b)、(c)の特性は、それぞれ図6の(a)、(b)、(c)点の特性に対応している。ここで、リニアレギュレータの出力電圧が突貫電流により瞬間的に電圧降下したものとする。この場合には、リニアレギュレータの出力電圧がしきい値電圧Vth3よりも低下したタイミングで、(a)点の信号はHレベルからLレベルに変化する。リニアレギュレータの出力電圧は、その後、定常状態に回復する。電圧が定常状態に回復する際に、しきい値電圧Vth3よりも高くなると(a)点の信号はLレベルからHレベルに変化する。
CRローパスフィルタの出力点である(b)点の信号は、前記のように遅延時間t1で減少する。しかしながら、(a)点の信号がLレベルからHレベルに変化するタイミングで、(b)点の信号は減少から増加に転じ、Hレベルに回復する。(b)点の信号が減少から増加に変更するタイミングは、しきい値電圧Vth2よりも高い電圧においてである。
このため、(c)点のリセット信号出力はHレベルを維持して、Lレベルに変化しない。すなわち、瞬時的なリニアレギュレータの出力電圧の変動では負荷をリセットしないようにしているので、LSIなどの負荷の動作を安定化させることができる。
また、CRローパスフィルタは、リセット信号の信号ノイズを除去する機能を有しており、カットオフ周波数(fc)以上のノイズ等の信号を除去する。この際のカットオフ周波数fcは、
fc={1/(2πCR)}(Hz)
で求められる。
複数電源を必要とするLSIの中では、ICのコア電圧がI/O電圧よりも高い電位になると、LSI内部が破壊されて故障してしまうことがある。例えば、I/O電圧(3.3V)が短絡して0Vになった場合、コア電圧(2.5V)がそのまま供給されるとコア電圧の方が電位が高くなる。
図3、図4は、このような事態に対処するためになされた本発明の他の実施形態を示す電源回路である。図3、図4は、リニアレギュレータの出力供給線が短絡した場合に、リセット信号をローレベルにする事に加えて、リニアレギュレータの出力を停止させる機能を持たせた回路である。図1、図2と同じところには同一の符号を付しており、図1、図2と異なるところのみを説明する。
図3における電源回路80において短絡検出回路70は、第1のリニアレギュレータ1の出力電圧Vout1を監視するコンパレータ71と、第2のリニアレギュレータ11の出力電圧Vout2を監視するコンパレータ72を設けている。コンパレータ71には、トランジスタ(Q3)73と抵抗(R4)75を接続する。また、コンパレータ72にはトランジスタ(Q4)74と抵抗(R5)76を接続する。
トランジスタ(Q3)73のコレクタとトランジスタ(Q4)74のコレクタは、アンド回路77の入力端子に接続される。また、トランジスタ(Q3)73のコレクタは、第1のリニアレギュレータ1に設けたオンオフ制御部41に接続され、トランジスタ(Q4)74のコレクタは、第2のリニアレギュレータ11に設けたオンオフ制御部42に接続される。
図3、図4の回路では、第1のリニアレギュレータ1の出力電圧Vout1に短絡が発生した場合には、コンパレータ71の反転入力端子の入力電圧は基準電圧Vth3よりも低くなる。このため、トランジスタ73はオンとなる。この際に、第2のリニアレギュレータ11の出力電圧Vout2が正常な場合には、アンド回路77の出力レベルはLレベルである。
同様に、第2のリニアレギュレータ11の出力電圧Vout2が短絡し、第1のリニアレギュレータ1の出力電圧Vout1が正常な場合にもアンド回路77の出力レベルはLレベルである。アンド回路77の出力レベルがLレベルの場合には、リセット回路30のリセット信号はローレベルになり、リニアレギュレータの負荷をリセットする。
また、第1のリニアレギュレータ1の出力電圧Vout1が短絡し、第2のリニアレギュレータ11の出力電圧Vout2が正常な場合には、前記のようにトランジスタ73がオンとなる。このため、オンオフ制御部42がオフとなり、第2のリニアレギュレータ11をオフにして、Vout2の出力を停止させる。
同様に、第2のリニアレギュレータ11の出力電圧Vout2が短絡し、第1のリニアレギュレータ1の出力電圧Vout1が正常な場合には、前記のようにトランジスタ74がオンとなる。このため、オンオフ制御部41がオフとなり、第1のリニアレギュレータ1をオフにして、Vout1の出力を停止させる。
このように、図3、図4に記載の回路は、短絡検出回路の動作原理は図1、図2の回路と同じである。しかしながら、図3、図4の回路では、第1のリニアレギュレータ1、第2のリニアレギュレータ11の出力電圧Vout1、Vout2を、それぞれ個別のコンパレータ71、72で監視させている。そして、コンパレータ71、72の出力側に接続された、トランジスタ(Q3)73、(Q4)74の出力側をアンド回路に接続している。このため、前記出力電圧Vout1、Vout2のいずれか一方、または双方に短絡が発生した場合には、リセット信号をローレベルにしている。
本発明の実施形態においては、ICチップ2に、複数のリニアレギュレータと、過電流保護回路、短絡検出回路、リセット回路のような複合部品を実装して電源回路を構成している。このように、ICで形成される複合部品を一体化してパッケージ化を図ることにより、電源回路の回路規模の縮小とコストメリットを実現できる。
これらの複合部品を外部回路で付加した場合、この回路部分の部品(IC・トランジスタ抵抗など)が、衝撃や静電破壊などにより破損した場合には保護回路が機能しなくなる。衝撃や静電破壊による破損は、レギュレータ出力に接続される回路も、保護回路の部分も同じ確率で発生するので、複合化により部品数を減らす事でリスクを軽減させる事が出来る。
以上、本発明の実施形態について説明した。本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。例えば、レギュレータはリニアレギュレータの外にスイッチングレギュレータを用いる構成とすることができる。また、レギュレータが単数の場合にも適用できる。
図9、図10は、ICチップ2に実装するレギュレータとしてスイッチングレギュレータを用いる場合の、スイッチングレギュレータの構成を示す回路図である。図9において、スイッチングレギュレータ51は、ICチップ52に実装されている各部品により構成される。ICチップ52の入力端子Vinと出力端子Vout間に、ダイオード53(D)を接続する。54はパワートランジスタ、55はプリドライバー、56はコンパレータ、57は発振器(OSC)、58はPWMコントロールである。また、59は出力電圧調整用の内部抵抗(R1、R2)、60は基準電圧発生回路、61はアンプ、63はコンデンサCaとコイルLからなる入力回路である。
次に、図9の回路の動作について説明する。図9は、昇圧スイッチングレギュレータの例を示している。npn型のパワートランジスタ54のオン/オフ制御は、基準電圧(Vref)発生回路60、内部抵抗59(R1、R2)、アンプ61、コンパレータ56、発振器57、PWMコントロール58、プリドライバー55で行う。基準電圧(Vref)と出力電圧調整用の内部抵抗59(Rl、R2)を用いて、端子Voutlからフイードバツクされた電圧をアンプ61で比較する。この際に、出力電圧調整用の内部抵抗の比率を変更する事により、出力電圧の値が決定される。アンプ61の出力は、コンデンサCd(Ccomp)で位相補償する。位相補償されたアンプ61の出力をコンパレータ56の反転入力端子に入力する。コンパレータ56の非反転入力端子には発振器57の出力信号が入力される。
コンパレータ56は、アンプ61からの信号と発振器57からの波形を比較する。同時にPWMコントロール58により、コンパレータ56の出力をスイッチングのデューテイ幅信号としてプリドライバー55に送出する。プリドライバー55の出力は、発振器57の周波数に同期して、プリドライバー55に接続されているパワートランジスタ54をオン/オフさせる。これらの動作を連続的に行う事により、出力電圧を安定させる。
パワートランジスタ54がオン状態になると、破線○1(変換上の理由により丸付き数字をこのように表示する。以下同じ)の経路に電流が流れ、入力回路63のコイルLにエネルギーが蓄えられる。次にパワートランジスタ54がオフ状態になると、コイルLは電流を流し続けようとして、蓄えたエネルギーを放出する。コイルLに蓄積された電気エネルギーは、パワートランジスタ54がオフになることにより、一点鎖線○2の経路に示すように出力電圧端子(Voutl)に放出されて、負荷に供給される出力電圧を上昇させる。
このように、パワートランジスタ54がオフになると、コイルLの蓄積エネルギーは、○2の経路でダイオード53、出力端子Voutlを通してコンデンサCbに流れ込む。再び、パワートランジスタがオン状態になると、コイルLにエネルギーが蓄えられる。出力側には、コンデンサCbに蓄えられたエネルギーにより○3の経路で電流が流れる。コンデンサCbに蓄えられたエネルギーは、ダイオード53(D)によりパワートランジスタ54には流入せず、出力側にのみ出する。
図10は、降圧スイッチングレギュレータ51aを示す回路図である。この例においては、図6の昇圧スイッチングレギュレータ例と比較すると、パワートランジスタ54aはnpn型のトランジスタに代えてpnp型のトランジスタを使用している。また、ダイオード53は接地と出力電圧端子(Voutl)間に接続されている。なお、入力回路63にはコンデンサCaのみを使用し、出力回路にコイルLとコンデンサCbを接続している。パワートランジスタ54aとプリドライバ55との間には、抵抗Rx、Ryが接続されている。その他の構成は図6と同様であるので、詳細な説明は省略する。
入力電圧(Vin)を、降圧スイッチングレギュレータ51aに設けたパワートランジスタ54aのスイッチング動作により出力回路に伝達する。パワートランジスタ54aがオン状態になると、破線○1の経路で電流が流れ、コイルLを通してコンデンサCb及び出力側に電力が供給される。この際に、コイルL及びコンデンサCbには、電気エネルギーが蓄えられる。次に、パワートランジスタ54aがオフ状態になると、コイルLは電流を流し続けようとして(レンツの法則)、蓄えたエネルギーを一点鎖線○2の経路で出力側に放出する。この際に、ダイオード53が接続されていないと、電流経路が形成されないのでコイル(L)に蓄えられた電気エネルギーも流れる事は出来ない。
同時に、コンデンサCbに蓄えられた電気エネルギーも、二点鎖線の○3の経路で出力側に放出される。再び、パワートランジスタ54aがオン状態になると、コイルLを通して出力側に電力が供給される。この際に、電気エネルギーの一部はコイルLとコンデンサCbに蓄えられる。このように、コイルLは、パワートランジスタ54aがオンの時に、入力電圧を蓄え、パワートランジスタ54aがオフの時に蓄えた電気エネルギーを放出し、一定の電力を出力する働きをする。
また、コンデンサCbは、コイルLと同じ様に出力側への電力供給を平準化する役割を果たす。降圧スイッチングレギュレータは、スイッチング動作により出力で必要とする電力分のみを入力から取り込む動作をする。そのため、リニアレギュレータに比ベレギュレータの損失を少なくする事が出来る。
スイッチングレギュレータは、高い周波数(数十k〜数MHz)で電力をスイッチングして、出力電圧を制御するものである。このスイッチングレギュレータは、トランジスタの動作が、オンかオフかのいずれかのモードで常に動作をしている。スイッチングレギュレータは、前記オン、オフ時間の比率を変えることによって、直流出力電圧を安定化させる方式である。
スイッチングレギュレータの利点は、(1)制御トランジスタの電力損失が少なく、電力変換効率が良い。(2)電力損失が小さいので、温度上昇が少なく、小型のICパッケージで製造が出来る。(3)電圧調整の際に、降圧だけでなく、昇圧や正負反転することも可能である、ことにある。
以上説明したように、本発明によれば、ICチップにリセット回路を含む複数の回路を一体化して実装しているので、電源回路の部品点数を削減することができる。また、回路部品を衝撃や静電破壊による破損から保護することができる。
本発明の実施形態を示す回路図である。 本発明の実施形態を示す回路図である。 本発明の他の実施形態を示す回路図である。 本発明の他の実施形態を示す回路図である。 リニアレギュレータの例を示す回路図である。 CRローパスフィルタの例を示す回路図である。 CRローパスフィルタの特性を示す特性図である。 CRローパスフィルタの特性を示す特性図である。 本発明の実施形態を示す回路図である。 本発明の実施形態を示す回路図である。
符号の説明
1・・・第1のリニアレギュレータ、2・・・ICチップ、3、13・・・分圧抵抗、4・・・基準電圧の電源、5、15・・・コンパレータ、6、16・・・パワートランジスタ、7、17・・・過電流保護回路、8・・・トランジスタ、9・・・抵抗、11・・・第2のリニアレギュレータ、20・・・過電流保護回路、30・・・リセット回路、41、42・・・オンオフ制御部、50、80・・・電源回路、71、72・・・コンパレータ、77・・・アンド回路

Claims (3)

  1. レギュレータと、前記レギュレータに付設される過電流保護回路と、前記レギュレータの出力電圧の短絡検出回路と、前記レギュレータの出力電圧が供給される負荷にリセット信号を出力するリセット回路とが実装されたICチップにおいて、
    前記レギュレータは出力電圧が異なるものが複数設けられており、
    出力電圧が異なる複数の前記レギュレータのそれぞれに過電流保護回路が設けられており、
    前記リセット回路は、第1のリセット信号形成部と、第2のリセット信号形成部とからなり、
    前記第1のリセット信号形成部は、前記ICチップに入力される入力電圧を監視し、第1基準電圧と入力電圧を比較する第1コンパレータに基づいて第1電圧を出現させ、
    前記短絡検出回路は、出力電圧が異なる複数の前記レギュレータの出力電圧を監視し、第2基準電圧と出力電圧を比較する第2コンパレータに基づいて第2電圧を出現させ、
    前記第2のリセット信号形成部は、前記第1電圧と第3基準電圧とを比較、又は、前記第2電圧と第3基準電圧とを比較するシュミットトリガ回路の構成である第3コンパレータに基づいてリセット信号を出力することを特徴とするICチップ。
  2. 前記レギュレータはリニアレギュレータであることを特徴とする、請求項1に記載のICチップ
  3. 前記レギュレータはスイッチングレギュレータであることを特徴とする、請求項1に記載のICチップ
JP2004235698A 2004-08-13 2004-08-13 Icチップ Expired - Lifetime JP4367774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004235698A JP4367774B2 (ja) 2004-08-13 2004-08-13 Icチップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004235698A JP4367774B2 (ja) 2004-08-13 2004-08-13 Icチップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006053803A JP2006053803A (ja) 2006-02-23
JP4367774B2 true JP4367774B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=36031237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004235698A Expired - Lifetime JP4367774B2 (ja) 2004-08-13 2004-08-13 Icチップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4367774B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5445294B2 (ja) * 2010-04-08 2014-03-19 株式会社三洋物産 遊技機
JP2014171316A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Mitsubishi Electric Corp 半導体モジュール及び昇圧整流回路
JP5939245B2 (ja) * 2013-12-26 2016-06-22 株式会社三洋物産 遊技機
JP7223486B2 (ja) * 2019-04-01 2023-02-16 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
JP7358998B2 (ja) * 2020-01-17 2023-10-11 富士電機株式会社 駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006053803A (ja) 2006-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5581921B2 (ja) レギュレータ及びdc/dcコンバータ
JP5118940B2 (ja) 電源装置
US8653800B2 (en) Step-up switching power supply device with current-limiting transistor
CN107885270B (zh) 调节器用半导体集成电路
TWI487925B (zh) 用於多相位直流對直流轉換器的組件故障偵測
JP5610585B2 (ja) 多出力電源装置及びこれを用いた電気機器
JP5396446B2 (ja) 車載用電源装置
JP4855249B2 (ja) 半導体集積回路装置及びそれを用いたスイッチング電源装置
JP2011142795A (ja) 半導体装置及びこれを用いたスイッチングレギュレータ
JP2001352750A (ja) Dc−dcコンバータ及びdc−dcコンバータ用半導体集積回路装置
JP4890014B2 (ja) スイッチングレギュレータ及びスイッチングレギュレータの制御回路
JP2008154419A (ja) スイッチングレギュレータ及びスイッチングレギュレータを構成する半導体装置
KR20010111459A (ko) 전원장치 및 이를 이용한 전자기기 및 전원장치의 출력단락 보호 방법
JP4367774B2 (ja) Icチップ
JP2010226819A (ja) 電源装置
JP2009266121A (ja) レギュレータ
TWI479763B (zh) 直流-直流轉換器之保護裝置
JP5015035B2 (ja) 降圧型スイッチングレギュレータ
JP2010148289A (ja) スイッチングレギュレータ回路
JP5423060B2 (ja) 昇圧型スイッチングレギュレータ
WO2006093204A1 (ja) 半導体集積回路装置
JP2006238608A (ja) 電源回路
JP4079752B2 (ja) 加入者回路
JP2017143703A (ja) Dc−dcコンバータ
JP6722070B2 (ja) Dc/dcコンバータおよびその制御回路、電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070112

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4367774

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250