JP4366993B2 - 印刷インキ組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、従来オフセットインキに用いられてきた枯渇資源であるパラフィン,オレフィン,ナフテン等の石油系溶剤を低減または一切含有せず、その一部または全てを生産資源である植物油由来の溶剤の代替し、ホルムアルデヒドやフェノール樹脂類を一切含有しない環境対応型印刷インキ組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヒートセットオフ輪印刷は紙に転写されたインキに熱を加えることでインキ中の溶剤分を蒸発させる加熱乾燥方式である。従って、インキに使用する溶剤の沸点は低い方が乾燥性は優れており、印刷物の乾燥不良による印刷機上での擦れや結束後のブロッキングに関して優位である。一方、枚葉印刷においては空気中の酸素とインキ成分である植物油とが結合し、酸化重合皮膜を形成することで乾燥する。よって石油系溶剤の沸点よりはヨウ素化の高い植物油の方が乾燥面で有利である。
【0003】
オフセットインキ業界はこれまでも地球環境や作業環境の改善に取り組んできた。従来のインキ溶剤にはその構成成分として芳香族系炭化水素が含まれていたが、現在ではパラフィン,ナフテンを主成分とした芳香族成分が1%以下のAF(アロマフリー)ソルベントの使用が一般的である。AFソルベントは低臭気,低皮膚刺激性,生分解性に優れているが、原料は従来の溶剤と同じ石油であることには変わりはない。
【0004】
一方でオフセットインキには植物油成分としてアマニ油,桐油,大豆油等が用いられている。これらは乾性油,半乾性油と呼ばれるもので、インキそのものの流動性や印刷物の光沢,酸化重合による皮膜強度を維持する目的で添加されている。インキ中の石油系溶剤の全部または一部を大豆油に替えたものは大豆油インキとしてアメリカ大豆協会から認定を受けることができる。近年、環境問題,VOC規制,大豆農業振興を背景として大豆油インキが主流になりつつある。現在、枚葉インキでは揮発成分である石油系溶剤を全く含まない植物油100%のノンVOCインキが開発されている。だが加熱乾燥方式であるヒートセットオフ輪印刷においては揮発成分である石油系溶剤の全てをこれらの植物油に置換することは実用上不可能であった。
特許文献1と特許文献2にロジン変性フェノール樹脂と植物エステルを溶剤主成分とし、従来のインキに比べて大幅にVOCを削減し、かつ高速セット性を備えた印刷インキ組成物が提案されているが、枚葉インキにおいてはセット性が十分でなくヒートセットオフ輪インキでは乾燥性が大幅に悪く実用することは不可能であった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−69354号公報
【特許文献2】
特開2002−155227号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、石油資源の枯渇保護を目的とし、パラフィン,オレフィン,ナフテン等の石油系溶剤の一部または全てを植物油由来の溶剤に置き換えるが、印刷適性・印刷効果は従来の石油系溶剤使用のオフセットインキと遜色無い環境対応型インキを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、ジ−n−オクチルエーテル、ジノニルエーテル、ジへプチルエーテル、ジヘキシルエーテル、ノニルへキシルエーテル、ノニルヘプチルエーテルおよびノニルオクチルエーテルから選ばれる1種類以上のエーテルと、石油樹脂、不飽和カルボン酸またはその無水物、並びに脂肪族モノアルコール類、脂肪族モノアミン類、脂肪酸類および多価アルコールから選ばれる少なくとも1成分とを加熱反応させたポリエステル樹脂を含有することを特徴とする平版印刷インキ組成物に関する。
また、本発明は、さらにロジン類及びまたは不飽和カルボン酸またはその無水物で変性されたされたロジン類を含有することを特徴とする上記平版印刷インキ組成物に関する。
さらに、本発明は、石油系溶剤を含有しないことを特徴とする上記平版印刷インキ組成物に関する。
さらに、本発明は、上記エーテルの沸点が常圧で160℃〜315℃である上記平版印刷インキ組成物に関する。
さらに、本発明は、平版印刷インキがヒートセット型インキである上記平版印刷インキ組成物に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の印刷インキ用樹脂は、石油樹脂と不飽和カルボン酸類を共重合させてなるポリマー。ならびに脂肪族モノアルコール類、脂肪族モノアミン類、脂肪酸類ならびに多価アルコールから選択される少なくとも一種を反応させる方法、予め不飽和カルボン酸変性した石油樹脂、ならびに脂肪族モノアルコール類、脂肪族モノアミン類脂肪酸類および多価アルコールからなる群より選択される少なくとも一種を反応させた後、不飽和カルボン酸類と共重合させる方法、不飽和カルボン酸類、ならびに脂肪族モノアルコール類、および/または脂肪族モノアミン類を反応させた後、不飽和酸変性石油樹脂と共重合させる方法により得られるものである。また必要に応じてロジン、重合ロジン、不飽和酸変性したロジン類を添加して高分子量化を図ったものである。
【0009】
石油樹脂および不飽和カルボン酸類とを共重合させることにより得られる共重合体を製造する方法としてはラジカル共重合、イオン共重合などあげられるが、樹脂の色調を悪化させずに所望の分子量とすることができるためラジカル共重合が好ましい。ラジカル共重合におけるラジカル重合開始剤の種類は特に制限されず、各種公知のものを適宜に選択使用できる。具体的には、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ系開始剤、ジ−t−ブチルパーオキサイド、過酸化ベンゾイル、過酸化ジクミル、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素水などの過酸化物などを使用できる。当該開始剤の使用量は、原料石油樹脂および不飽和カルボン酸類の総重量に対して、通常0.01〜10重量%程度の範囲内である。反応温度も特に制限されないが、ラジカル開始剤の種類に応じて最適温度を適宜に決定すればよく、通常は室温〜200℃の範囲から適宜に設定できる。また、ラジカル共重合は溶剤系または無溶剤系で行なうことができ、溶剤を使用する場合には、採用した共重合温度で、出発原料を溶解し、かつ反応生成物も溶解しうる溶剤を用いるのが好ましい。当該溶剤としては、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサンなどの脂環系炭化水素、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、酢酸セロソルブ、酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテルなどの脂肪族エステルなどがあげられる。なお、不飽和カルボン酸類に対して不活性であって、重合を大きく阻害しない溶剤であれば、かかる具体例に限定されない。
【0012】
本発明のエーテルとしてはジ−n−オクチルエーテル、ジノニルエーテル、ジへプチルエーテル、ジヘキシルエーテル、ノニルへキシルエーテル、ノニルヘプチルエーテル、ノニルオクチルエーテルなどR、Rのいずれも炭素数6〜9のアルキル基であるエーテルが好ましい。本発明のエーテルはワニス製造時,インキ製造時のどちらでも追加できる。
【0013】
また、上記エーテルについては、その沸点が常圧で160℃〜310℃のものを使用することが好ましい。沸点が160℃未満では乾燥性は良好だがタックアップによる機上安定性が問題となり、310℃を超えると乾燥性に十分な効果が得られない。
【0014】
本発明で使用されるロジン類とは、例えば、ガムロジン、トール油ロジン、ウッドロジンなどの天然ロジン、該天然ロジンから誘導される重合ロジン、前記天然ロジンや重合ロジンを不均化または水素添加してなる安定化ロジンなどがあげられる。
【0015】
更には、ロジンを重合して融点を高めたものを使用することも好ましく、通常、軟化点90〜140℃、酸価は140〜160のものが好適である。
【0016】
また、ロジンや重合ロジンに加え、ロジン類が不飽和結合を有するためディールスアルダー反応やエン反応などにより、前記天然ロジンや重合ロジンに不飽和カルボン酸、不飽和多塩基酸類を付加して得られた不飽和酸変性ロジンや不飽和酸変成重合ロジンを用いることは、本発明において好ましい態様である。これらの不飽和酸変性ロジンとしては、例えばマレイン酸変性ロジン、無水マレイン酸変性ロジン、フマル酸変性ロジン、イタコン酸変性ロジン、クロトン酸変性ロジン、ケイ皮酸変性ロジン、アクリル酸変性ロジン、メタクリル酸変性ロジンなど、あるいはこれらに対応する酸変性重合ロジンがあげられ、原料ロジン類100重量部に対して不飽和酸類を1〜30重量部程度を用いて変性されたものが好ましい。付加反応の条件としては、例えば、以下の条件をあげることができる。
【0017】
200℃でロジンを溶融させて、不飽和カルボン酸や不飽和多塩基酸を一度に、または徐々に添加する。溶融後さらに、1時間程度温度を保持することにより、付加反応は完了する。
【0018】
この付加反応の際に増量剤として、石油樹脂等を加えることは可能である。このように重合ロジンを不飽和カルボン酸や不飽和多塩基酸で変性することにより、樹脂が架橋構造をとりやすく、分子量が増大するためインキにしたときのインキ粘度が増加し作業性を向上することができる。あらかじめ酸変性したロジン類を出発原料としてもよいし、ロジンまたは重合ロジンを用いエステル樹脂合成時に不飽和カルボン酸や脂肪族多塩基酸を添加混合しエステル化と同時に反応させても樹脂特性に大きな差異は生じない。
【0019】
本発明で使用される石油樹脂はインデン、メチルインデン、ビニルトルエン、スチレン、α−メチルスチレン、β−メチルスチレン、シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエン、メチルブテン、イソプレン、ペンテン、シクロペンテン、ペンタジエンなどを成分とする二重結合を有する石油樹脂が例示できる。二重結合を有する石油樹脂としては、シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエンを原料とするDCPD系石油樹脂;ペンテン、ペンタジエン、イソプレンなどのC5系石油樹脂;インデン、メチルインデン、ビニルトルエン、スチレン、α−メチルスチレン、β−メチルスチレンなどを原料とするC9系石油樹脂、前記DCPD系とC5系原料からなる共重合石油樹脂、前記DCPD系とC9系原料からなる共重合石油樹脂、前記C5系とC9系原料からなる共重合石油樹脂、前記DCPD系とC5系とC9系原料からなる共重合石油樹脂などがあげられ、無触媒あるいはフリーデルクラフツ型触媒(カチオン重合)などを用いて製造される。特に、極性基付与が容易であり、所望の軟化点に調整し易いため、DCPD系石油樹脂、DCPC系とC5系原料からなる共重合石油樹脂、DCPD系とC9系原料からなる共重合石油樹脂、DCPD系とC5系とC9系原料からなる共重合石油樹脂が好ましい。
【0020】
また、石油樹脂の分子内不飽和結合を利用して、不飽和カルボン酸またはその無水物との付加反応をさせ、石油樹脂骨格内にカルボキシル基の導入を図り最終生成物の樹脂において、この新たに導入されるカルボキシル基を用い、エステル結合形成による架橋構造の導入を行ったものである。従って、石油樹脂と不飽和カルボン酸またはその無水物とを予め付加反応させて得られる生成物、つまり、石油樹脂分子の炭素骨格に、不飽和カルボン酸またはその無水物が付加反応した生成物を、石油樹脂と不飽和カルボン酸またはその無水物に換えて、出発原料としてもよい。
【0021】
本発明に利用される不飽和カルボン酸またはその無水物として、一般に、炭素数3〜36、好ましくは、炭素数3〜18の鎖状不飽和カルボン酸、不飽和ジカルボン酸またはその無水物、あるいは、前記鎖状不飽和カルボン酸等の炭素-炭素二重結合と共役しえる芳香環が置換している置換鎖状不飽和カルボン酸等が好ましいものである。より具体的には、ディールズ-アルダー反応またはアルダーのエン反応において利用される種々のα,β−不飽和カルボン酸またはその無水物は、好適に用いることができる。例えば、炭素数3〜18の鎖状α,β-不飽和モノカルボン酸、α,β-不飽和ジカルボン酸またはその無水物、あるいは、前記鎖状α,β-不飽和カルボン酸等の炭素-炭素二重結合と共役しえる芳香環が置換している置換鎖状α,β-不飽和カルボン酸等が好ましく、具体例としては、炭素数3〜5の鎖状α,β-不飽和モノカルボン酸であるアクリル酸(2-プロペン酸)、メタクリル酸(α-メチルアクリル酸)、クロトン酸(trans-2-ブテン酸)など、炭素数4〜8のα,β-不飽和ジカルボン酸またはその無水物である、マレイン酸(cis-ブテン二酸)、無水マレイン酸、フマル酸(trans-ブテン二酸)、イタコン酸(メチレンコハク酸)、無水イタコン酸、シトラコン酸(メチルマレイン酸)、シトラコン酸無水物、テトラヒドロフタル酸またはその酸無水物など、あるいは鎖状α,β-不飽和カルボン酸等の炭素-炭素二重結合と共役しえる芳香環が置換している置換鎖状α,β-不飽和カルボン酸であるケイ皮酸(3-フェニル-2-プロペン酸)等をより好ましいα,β-不飽和モノカルボン酸、α,β-不飽和ジカルボン酸またはその無水物等の一例として挙げることができる。なかでも、アクリル酸(2-プロペン酸)、メタクリル酸(α-メチルアクリル酸)、マレイン酸(cis-ブテン二酸)、無水マレイン酸などは、一層好ましいものである。
【0022】
加えて、天然の乾性油ならびに半乾性油に由来する不飽和脂肪酸も、好ましいものである。より具体的には、ヤシ油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、大豆油脂肪酸、トール油脂肪酸などであり、これら乾性油ならびに半乾性油などにおいて、例えば、グリセリドの形成に関与しており、それから遊離して得られる各種不飽和脂肪酸もより好適に利用される。前記の乾性油ならびに半乾性油に由来する各種不飽和脂肪酸は、遊離型のみでなく、エステル型のものも混在していてもよい。また、石油樹脂と同様に、不飽和カルボン酸またはその無水物も、複数種の混合物を利用してもよい。例えば、先に例示したα,β-不飽和カルボン酸と乾性油ならびに半乾性油に由来する不飽和脂肪酸の混合物を利用することもできる。
【0023】
なお、ロジン類および又は石油樹脂と不飽和カルボン酸またはその無水物の使用量比率は、ロジン類と石油樹脂の平均分子量ならびに不飽和カルボン酸またはその無水物の分子量に依存するが、おおむねロジン類または石油樹脂1分子に対して、通常不飽和カルボン酸またはその無水物を0.1〜6分子、より好ましくは0.3〜3分子に相当する範囲に選択すると好ましい。一般に、得られる樹脂の重量平均分子量ならぶに粘度を後述する許容範囲にすることを考慮して、前記の使用量比率を、重量比に置き換えて表記すると、概ね上述する重量比の範囲が好適な範囲となる。
【0024】
本発明に使用される脂肪族モノアルコール類としては特に制限されず公知のものが使用できるが、得られる印刷インキ用樹脂の溶解性を向上させることができるため、炭素数6〜40の脂肪族モノアルコール類を用いることが好ましい。具体例としては、ヘキサノール、オクタノール、デシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、エイコサノール、ドコサノール、テトラコサノール、ヘキサコサノール、オクタコサノール、トリアコンタノール、オレイルアルコール、イソトリデシルアルコール、イソステアリルアルコール、ゲラニオール、ロジンアルコール、ビサボロール、ラノリンアルコールなど、脂肪酸ジグリセリド、ロジン酸ジグリセリドなどのエステル化物があげられる。
【0025】
本発明に使用される脂肪族モノアミン類としては特に制限されず公知のものが使用できるが、得られる印刷インキ用樹脂の溶解性を向上させることができるため、炭素数6〜40の脂肪族モノアミン類を用いることが好ましい。具体例としては、ヘキシルアミン、オクチルアミン、デシルアミン、ドデシルアミン、テトラデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、オクタデセニルアミン、牛脂アルキルアミン、大豆アルキルアミン、ジオクタデシルアミン、ジオクタデセニルアミンなどあげられる。
【0026】
本発明に使用される脂肪酸類としては特に制限されず公知のものが使用できるが、得られる印刷インキ用樹脂の溶解性を向上させることができるため、炭素数6〜40の脂肪酸類を用いることが好ましい。具体例としては、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸、カプロレイン酸、リンデル酸、フィゼテリン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、ゴンドイン酸、セトレイン酸、セラコレイン酸、キシメン酸、ルメクエン酸、リノール酸、エレオステアリン酸、リノレン酸、アラキドン酸、イワシ酸、ニシン酸、ステアロール酸など、イソ酸、ツベルクロステアリン酸、マルバリン酸、ショールムーグリン酸などあげられる。
【0027】
また、前記脂肪族モノアルコールおよび脂肪族モノアミン類を使用する場合、その使用量は特に制限されないが、全カルボキシル基の10〜90%程度反応させるよう使用することが好ましい。10%以上とすることで所望の樹脂の溶解性を得ることができ、90%以下とすることでアシロキシル化反応による適度な架橋構造ができ、インキのミスチングが良好となる。前記脂肪酸類を使用する場合、水酸基含有石油樹脂を用いた時に好適に使用でき、その使用量は特に制限されないが、全水酸基の10%程度以上反応させるよう使用することが好ましい。10%より小さい場合は所望の樹脂の溶解性が得られにくくなる場合がある。
【0028】
本発明に利用される多価アルコールとしては、例えば、鎖状の多価アルコールである、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロプレングリコール(1,2-プロパンジオール)、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ブチレングリコール(ブタンジオール)、ネオペンチルグリコール(2,2-ジメチル-1,3-プロパンジオール)、ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ジトリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール(C(CH2OH)4)、ジペンタエリトリトール、D-ソルビトール(D-グルシトール)など、ならびに脂環式の多価アルコールである、1,4-シクロヘキサンジオール、1,4-シクロヘキサンジメタノール(1,4-ジメチロールシクロヘキサン)等が挙げられる。
【0029】
出発原料として、多価アルコールは、樹脂形成のエステル化反応に使用されるものであり、その添加量は、ロジン類及び不飽和酸変性ロジン類、石油樹脂類及び不飽和カルボン酸変性、不飽和カルボン酸またはその無水物が有するカルボキシル基、1当量に対して、少なくとも、0.3当量〜過剰量を添加すればよい。カルボキシル基1当量に対して、0.5〜2当量の割合で添加するとより好ましく、0.9〜1.2当量を添加して、反応を行うと一層好ましい。
【0030】
加熱反応を行う際、触媒を使用する際には、フリーデル-クラフツ系触媒としてカチオン反応に利用される、ルイス酸触媒、例えば、三フッ化ホウ素、三フッ化ホウ素とフェノール、エーテル、酢酸などのコンプレックス、塩化アルミニウムなどを添加すると好ましい。例えば、アルダーのエン反応は、加熱により反応が起こるが、ルイス酸が共存すると反応が容易となる傾向が強く、フリーデル-クラフツ系触媒自体は、カチオングラフト重合を触媒する。あるいは、反応系に、エステル化反応に対する触媒となる、パラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、硫酸等の公知の酸触媒、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムなどのアルカリ触媒、または酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化カルシウムなどの2価金属化合物を添加することも好ましい。前記の触媒として添加する化合物のうちでも、得られる樹脂の粘度をより高くする上では、ロジン類、石油樹脂類、不飽和カルボン酸またはその無水物、、脂肪族モノアルコール類、脂肪族モノアミン類、脂肪酸類および多価アルコールの重量総和に対して、2価金属化合物を0.1%〜3%添加するのが好ましく、具体的には、亜鉛、マグネシウム、カルシウム等の2価金属化合物、特に、これら2価金属、つまり、亜鉛、マグネシウム、カルシウムの酸化物、水酸化物等を使用するとより好ましい。
【0031】
また、上記加熱反応において、その反応温度は、100〜290℃の範囲に選択するのが適当であり、特に、200〜270℃の範囲に選択するとより好ましい。なお、加熱反応温度は、用いられる原料とその組成に応じて、上記の好適な範囲と実質的に差異のない温度を選択することもできる。最適な反応時間は、原料中のロジン類、石油樹脂類、不飽和カルボン酸またはその無水物、脂肪族多塩基酸、多価アルコール各成分比率、さらには、触媒として添加される亜鉛、マグネシウム、カルシウムの酸化物、水酸化物等の量に依存して、変化するが、前記の温度範囲においては、通常、2〜20時間の範囲であり、好ましくは、3〜10時間の範囲である。
【0032】
本発明の印刷インキ用樹脂は、上記の加熱反応で得られる、ロジン類、石油樹脂、不飽和カルボン酸、この両者の付加体、ならびに脂肪族モノアルコール類、脂肪族モノアミン類、脂肪酸類および多価アルコールとがエステル結合して、高分子化した樹脂を主成分とするが、本発明の目的を逸脱しない範囲で、これに従来から知れている他の樹脂、例えば、ホルムアルデヒドを原料とするロジン変性フェノール樹脂を少量加え、複合型樹脂組成物とすることもでき、この種の樹脂組成物でも、従来のロジン変性フェノール樹脂におけるホルムアルデヒド飛散の可能性を実質的に回避するものとできる。
【0033】
本発明のオフセットインキ組成物には必要に応じて、顔料、植物油、ゲル化剤,耐摩擦剤,ドライヤー等の印刷インキ用の添加剤を適宜使用することができる。ゲル化剤としてはアルキルアセトアセテート、アルミニウムジイソプロピレート等の一般的にアルミニウムキレートと呼ばれるもので、耐摩擦剤はポリエチレンワックス、PTFEワックス、固形パラフィンワックスが例として挙げられる。
【0034】
本発明のオフセットインキ組成物を製造するには、従来公知の方法で実施することができる。一例として本発明のポリエステル樹脂、植物油、植物油エステル、エーテル、必要に応じてゲル化剤を加え200℃前後で1時間加熱してワニスを得る。このワニスに顔料を3本ロール,ビーズミル等で練肉分散させたインキベースに耐摩擦剤等の添加剤を配合し、追加のワニスと植物油エステルまたはエーテルで調製する。
【0035】
本発明の平版インキ組成物をオフセット輪転印刷機用インキとして用いる場合はその角周波数ω(rad/sec)が10の時の動的弾性率G’(dyn/cm)が10〜10(25℃)であることが好ましい。G’が10未満であるとインキが軟調となり、汚れ、網点のつぶれ、ミスチングなどの問題が生じ、G’が10を超えるとインキ転移性不良、着肉不良などの問題が生じる。
【0036】
本発明の印刷インキ組成物は、紙、プラスチック、金属等の基材に平版印刷法を用いて印刷することができる。印刷を行う際には通常のブランケット,版,ゴムロールが使用できるが、ブランケットはUVインキ又は油性−UVインキ兼用タイプ、PS版についてはネガ版或いはポジ版をバーニング処理したものを用いるのが好ましい。
【0037】
【実施例】
以下、実施例によって本発明のオフセットインキ組成物を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、以下の記述において「部」は重量部を示す。
【0038】
(エステル樹脂Aの製造例)
反応容器中で、DCPD系石油樹脂(商品名 クイントン1325、日本ゼオン(株)製)778部、170℃まで昇温して溶融させ、無水マレイン酸50部、フマル酸29部およびジ−t−ブチルパーオキサイド8部を30分間連続的に添加し1時間保温した。ついで、ジステアリルアミン140部を添加した後に昇温し、230℃で保温樹脂を作製した。
【0039】
(エステル樹脂Bの製造例)
反応容器中で、DCPD系石油樹脂(商品名 クイントン1325、日本ゼオン(株)製)450部、ガムロジン300部、170℃まで昇温して溶融させ、無水マレイン酸50部、フマル酸29部およびジ−t−ブチルパーオキサイド8部を30分間連続的に添加し1時間保温した。ついで、ジステアリルアミン140部を添加した後に昇温し、230℃で保温樹脂を作製した。
【0040】
(ロジン変性フェノール樹脂Cの製造例)
反応容器中でガムロジン1500部に、パラオクチルフェノール1000部とパラホルムアルデヒド400部を水酸化ナトリウム触媒下で100℃で4時間反応させ、水分除去したレゾール型フェノール樹脂を150℃で滴下し2時間反応させた。更にペンタエリスリトール95部を添加し、触媒として水酸化カルシウムを用い12時間反応させて樹脂を作製した。
【0041】
[ワニス調製例]
参考例ワニスAの調整) エステル樹脂A50部,ラウリン酸イソプロピルエステル49部,アルミキレート(アルミニウム ジイソプロキシドモノエチルアセテート)1部を190℃で1時間加熱保持しワニスAを得た。
【0042】
(実施例ワニスBの調整)ワニスAの製造においてラウリン酸イソプロピルエステルをジ−n−オクチルエーテル変えた以外はワニスAを得るのと同様の方法でワニスBを得た。
【0043】
(実施例ワニスCの調整)ワニスAの製造においてエステル樹脂Aをエステル樹脂Bに変え、ラウリン酸イソプロピルエステルをラウリン酸イソブチルエステル30部とジ−n−オクチルエーテル19部に変えた以外はワニスAを得るのと同様の方法でワニスAを得るのと同様の方法でワニスCを得た。
【0044】
参考例ワニスDの調整)ワニスAの製造においてラウリン酸イソプロピルエステルをリノール酸イソブチルエステル48.5部に変えアルミキレートを1.5部とした以外はワニスAを得るのと同様の方法でワニスDを得た。
【0045】
(比較例ワニスEの調整)ロジン変性フェノール樹脂C42部,大豆油8部,AFソルベント7(日石三菱社製)49部,アルミキレート(アルミニウム ジイソプロキシドモノエチルアセテート) 1部を190℃で1時間加熱保持しワニスEを得た。
【0046】
(比較例ワニスFの調整)ロジン変性フェノール樹脂C42部,大豆油8部,AFソルベント5(日石三菱社製)49部,アルミキレート(アルミニウム ジイソプロキシドモノエチルアセテート) 1.5部を190℃で1時間加熱保持しワニスFを得た。
以上ワニスA〜Fの組成について、表1に示す。
【0047】
【表1】
Figure 0004366993
【0048】
[インキ調製例](参考例1、4,5、実施例2、3)上記ワニスA〜F及びフタロシアニンブルー(東洋インキ製造株式会社製 LIONOLBLUE FG7330)をそれぞれ表2に示す配合で混合した後、3本ロールで練肉して各インキベースを得た。次いで各インキベースに対し表2の配合で耐摩擦剤、金属ドライヤーなどを加え調製を行い、参考例1、4,5、実施例2、3のオフセットインキ組成物を得た。尚参考例1、5、実施例2、3はオフ輪用、参考例4は枚葉用インキ組成物である。
【0049】
(比較例1~2)上記ワニスE、F及びフタロシアニンブルー(東洋インキ製造株式会社製LIONOLBLUE FG7330)をそれぞれ表2に示す配合で混合した後、3本ロールで練肉して各インキベースを得た。次いで各インキベースに対し表2の配合で耐摩擦剤、金属ドライヤーなどを加え調製を行い、比較例1~2のオフセットインキ組成物を得た。尚、比較例1は従来型のオフ輪、,2は枚葉用オフセットインキ組成物である。
【0050】
【表2】
Figure 0004366993
【0051】
各例で得られたインキの特性及び評価結果を表3に示した。評価測定方法は、以下の通りである。
【0052】
【表3】
Figure 0004366993
【0053】
(粘度)コーンプレート粘度計(英弘精機株式会社)25℃で測定。
【0054】
(乾燥性)各オフセットインキ組成物をRIテスター(株式会社明製作所製)にてコート紙に展色し、弊社自製コンベア式熱風乾燥試験機を通した後、展色面のベタ付きが無くなった時の紙面温度で表示。参考例4及び比較例2の枚葉インキについてはRIテスター(株式会社明製作所製)にてコート紙に展色し、朝陽会乾燥試験機にて乾燥時間を測定した時間を表す。
【0055】
(セット性)各オフセットインキ組成物をRIテスター(株式会社明製作所製)にてコート紙に展色した後、展色面に白紙(コート紙)を重ね自動インキセット試験機(豊栄精機株式会社製)を用いて白紙にインキが付着しなくなる迄に要した時間を測定した。
【0056】
(ミスチング)弊社自製ミスチングテスターのロールに各オフセットインキ組成物を塗布し、40℃,2000rpmで2分間運転後、ロール下に設置した白紙へ飛んだインキ量を、弊社ミスチング評価尺にて8段階で目視評価。8:ミスチングが全くなく優れている〜1:ミスチングが多く劣る。
【0057】
(動的粘弾性)温度25℃ストレイン40%の条件下で角周波数ω(rad/sec)が10の時の動的弾性率G’(dyn/cm)を粘弾性測定装置で測定。
【0058】
実施例、参考例及び比較例のオフセットインキ組成物を用い、三菱重工製オフセット輪転機及び枚葉印刷機にて印刷試験を行った結果を表4に示す。
評価項目及び基準は次の通り。
べたつき:印刷直後の印刷物を指触でオフリンインキはべたつき感、枚葉インキはセット性で判定した。
裏付き:枚葉印刷に限り10000枚印刷し、デリバリーにストックされた印刷物の状態を目視で評価した。
印刷物の擦れ:オフリン印刷に限り、折機通過後の印刷物の状態を目視で評価した。
汚れ:枚葉は10000枚、オフリンは30000枚印刷するなかで印刷物に汚れがないか目視で判定した。
ブラン残り:枚葉は10000枚、オフリンは30000枚印刷後のブランケットの状態を目視で判定した。また、印刷物の状態も同様に判定した。
網点再現性:印刷物の網点を光学的に拡大して形状などを総合的に判定した。
ミスチング:枚葉は10000枚、オフリンは30000枚印刷したときのユニットへのインキの飛散状態を目視で判定した。
各実施例、参考例は、従来型である比較例1,2と同等の印刷適性・印刷効果を示した。
【0059】
【表4】
Figure 0004366993
【0060】
【発明の効果】
本発明によりエーテルを溶剤主成分として含有するが、乾燥性を始めとする印刷適性・印刷効果は従来の石油系溶剤を使用したインキとなんら遜色ない環境対応型の平版インキ組成物を提供することができる。

Claims (5)

  1. ジ−n−オクチルエーテル、ジノニルエーテル、ジへプチルエーテル、ジヘキシルエーテル、ノニルへキシルエーテル、ノニルヘプチルエーテルおよびノニルオクチルエーテルから選ばれる1種類以上のエーテルと、石油樹脂、不飽和カルボン酸またはその無水物、並びに脂肪族モノアルコール類、脂肪族モノアミン類、脂肪酸類および多価アルコールから選ばれる少なくとも1成分とを加熱反応させたポリエステル樹脂を含有することを特徴とする平版印刷インキ組成物。
  2. ロジン類及びまたは不飽和カルボン酸またはその無水物で変性されたロジン類を含有することを特徴とする請求項1記載の平版印刷インキ組成物。
  3. 石油系溶剤を含有しないことを特徴とする請求項1または2記載の平版印刷インキ組成物。
  4. エーテルの沸点が常圧で160℃〜315℃である請求項1〜3いずれか記載の平版印刷インキ組成物。
  5. 平版印刷インキがヒートセット型インキである請求項1〜4いずれか記載の平版印刷インキ組成物。
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