JP4365540B2 - スイッチ作動装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチ作動装置および画像形成装置に関し、さらに詳しくは、スイッチのオン・オフ動作を設定するための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタあるいは印刷機などの画像形成装置などのように、筐体内に各種機器類が装備されている装置においては、機器類の保守あるいは画像形成装置の場合にはジャム発生時での記録紙取り出しなどの際に筐体の一部に設けられている開閉カバーを開放することがある。
画像形成装置の場合でいうと、開閉カバーが開放されるのに合わせて、内装されている機器類の動作を停止し、内部に手を差し入れる際の安全を確保することが行われる。
【0003】
従来、機器類の動作を停止する構成としては、機器類の駆動源に対する給電路を開閉するスイッチをオフ態位に設定する構成が広く用いられている。スイッチをオフ態位に設定する構成としては、開閉カバーの開閉位置にスイッチを配置する構成がある。
開閉カバーの開閉位置にスイッチを設ける場合には、例えば、複数方向に開閉カバーが設けられている場合、カバーの数に応じたスイッチが必要となる。このため、部品点数の増加によるコスト上昇を招く虞がある。
【0004】
このような不具合を解消するために、複数方向に開閉する複数のカバーを備えた構成を前提として、各カバーの開閉動作を纏めて検知あるいはいずれかのカバーの開閉動作に連動してスイッチをオン・オフする構成が提案されている(例えば、特開平10−162684号公報、特開平10−199364号公報、特開平7−156510号公報)。
【0005】
上記各公報には、複数の開閉カバーの動作が伝達される中継部材を設け、該中継部材の一部がスイッチのオン・オフ動作を担うようにした構成が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記各公報に開示されている構成は、いずれも開閉カバーの近傍にスイッチを配置できるスペースがあることを前提としている。
しかし、装置の小型化を促進する場合、例えば、画像形成装置の場合では、搬送部や作像部がそれぞれ近接した状態で配置されると、これら各部の部材が開閉カバーの近傍に配置される場合もあり、これによって、スイッチの作動部を設置することができなくなる。このため、上述したように、開閉カバー毎にスイッチを配置するような構成を採用せざるを得なくなることがあり、装置の小型化ができないと共に部品点数を増加を招く虞がある。
【0007】
本発明の目的は、上記従来の装置構造、特に画像形成装置における問題に鑑み、複数のカバーを備えた構成を前提としてこれらカバーの開閉により作動するスイッチを設置する場合に装置の小型化が可能であると共に個々のスイッチをカバー毎に独立して作動させることが可能な構成を備えたスイッチオン・オフ動作装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、開閉方向が異なる開閉カバーが筐体の複数箇所に設けられ、該開閉カバーの開閉に応じてスイッチのオン・オフ作動を行うための装置であって、上記スイッチは上記開閉カバーから離れた位置に単独で設けられ、上記開閉カバーのうちの一つの開閉動作が直接作用する開閉動作受け部と、上記開閉カバーのうちの他の一つの開閉動作が直接作用する揺動レバーと、ピンにより連結されて上記開閉動作受け部により、上記開閉カバーの非開放時に屈曲動作が阻止され、かつ、上記揺動レバーの揺動端が連結されている一方のリンクレバーと、上記スイッチとの間に延長された伝達部の延長方向一端に設けられている中継部材に連結された他方のリンクレバーとが屈曲可能に設けられ、上記開閉カバーの非開放時に相当する初期態位として上記屈曲動作が阻止されることにより各リンクレバーの各端部への延長線が直線状でない状態とされているリンク部材とを備え、上記開閉カバーのいずれかもしくは両方が開放されると、上記リンク部材にその作用力が及ぶことで上記スイッチに対する当接圧力を弱めてオフ状態を設定する方向に上記伝達部が摺動されることを特徴としている。
【0009】
請求項2記載の発明は、上記開閉動作受け部は、上記開閉カバーの開閉動作に連動して揺動可能な揺動部材で構成され、上記伝達部が、上記開閉動作受け部に一端が連結されている屈曲可能なリンク部材を延長方向一端に備えると共に、延長方向他端には上記スイッチのアクチュエータに当接可能な作動部材が連動可能に設けられている摺動体で構成され、上記開閉動作受け部の揺動時に生じる上記リンク部材の屈曲動作に応じた延長方向の長さ変化により上記伝達部を摺動させて上記スイッチのアクチュエータを動作させることを特徴としている。
【0010】
請求項3記載の発明は、上記伝達部およびリンク部材が上記スイッチからの弾性反力によって上記開閉動作受け部を上記開閉カバー側に向けて初期付勢されていることを特徴としている。
【0011】
請求項4記載の発明は、上記リンク部材は、屈曲前の初期態位として、屈曲位置を基準とした延長線が180°よりも小さく、直線状にない状態に設定されていることを特徴としている。
【0012】
請求項5記載の発明は、少なくとも上記開閉動作受け部および上記伝達部におけるリンク部材が、樹脂成形されたフレームに取り付けられて支持されていることを特徴としている。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のうちの一つに記載のスイッチ作動装置を画像形成装置に備えたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図示実施例により本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施例によるスイッチ作動装置が適用される画像形成装置1の外観図である。同図に示す画像形成装置1は筐体上面に原稿載置台1Aを備えた複写機である。本発明では、これに限らず、プリンタやファクシミリ装置あるいは印刷機などを対象とすることも勿論可能である。
【0015】
図1において画像形成装置1の筐体には、その側壁の複数箇所に開閉可能なカバー1B、1Cが設けられている。本実施例では、開閉カバー1B、1Cが互いに直角な方向に開閉できるようになっており、開放されることにより、筐体内を外部に露呈させることができる。開閉カバー1B、1Cを開放する時期としては、保守あるいは内部の記録紙搬送路でのジャム解消を行うときがある。
【0016】
開閉カバー1B、1Cには、内側面に突起1B1,1C1がそれぞれ設けられており、これら各突起1B1,1C1は、図2以降に示す構成を備えたスイッチ作動装置2を機能させるために用いられる。
スイッチ作動装置2は、開閉カバー1B、1Cの近傍ではなく、この位置から離れて設けられているスイッチSの作動態位を設定するために設けられている。以下、構成について説明する。
【0017】
図2において、スイッチ作動装置2は、開閉カバーの開閉動作が直接作用する揺動可能な開閉動作受け部3と、開閉動作受け部3の動作をスイッチSに伝達する伝達部4とが主要部として備えられている。
【0018】
開閉動作受け部3は、支軸3Aに基端が支持された揺動部材であり、揺動端には、図1に示すように、開閉カバー1Bの内側面に設けられている突起1B1と対向し、該揺動端と基端との間には後述する伝達部4との間に配置されたリンク部材5が連結されている。
【0019】
開閉動作受け部3の近傍には、これの揺動端側近傍で基端がピン6Aに支持されている揺動可能な揺動レバー6が配置されている。
揺動レバー6は、上記したものとは別の開閉カバー1Cの内側面に設けられている突起1C1(図1参照)に揺動端の一方を対向させ、揺動端の他方を後述するリンク部材5における一方のリンクレバー5Bの上面に対向させている。揺動レバー6における揺動端の他方は、揺動レバー6が開閉カバー1の突起1C1によって押し動かされると、リンク部材5における一方のリンクレバー5Bの上面に当接してリンク部材5の屈曲を阻止している。
【0020】
伝達部4は、開閉カバー1B、1Cから離れた位置に配置されているスイッチSに対して開閉カバー1B、1Cの開閉態位に応じた開閉動作受け部3の動作を伝達する摺動部材で構成されている。
伝達部4は、摺動方向に平行する延長方向一端に中継部材7を介してリンク部材5が連結され、延長方向他端にはスイッチSのアクチュエータS1と当接している作動部材8が連動可能に設けられている。
【0021】
伝達部4の延長方向一端に位置する中継部材7は、図2(B)に示すように、支持ピン7Aを介して揺動可能な伝達レバー7Bを伝達部4との連結位置に備えており、後述するリンク部材5が摺動するのに連動して伝達レバー7Bを揺動させることによりリンク部材5を介した開閉動作受け部3の動作を伝達部4に伝えるようになっている。
【0022】
リンク部材5は、ピン5Aによって連結された一対のリンクレバー5B、5Cを備えており、一方のリンクレバー5B、本実施例では、開閉カバー1B1,1Cの突起1B1,1C1側に位置するリンクレバー5Bが開閉動作受け部3の揺動端と基端との間に連結ピン5B1を介して連結され、他方のリンクレバー4Cが中継部材7に対して連結ピン5C1を介して連結されている。
【0023】
リンク部材5は、ピン5Aを支点として屈曲することができ、伝達部4に作用するスイッチSの弾性反力を初期付勢力として受けるようになっている。リンク部材5のリンクレバー同士5B、5Cは、図5に示すように、ピン5Aを基準として各端部への延長線間の角度(θ)が、180°よりも小さくなるように初期態位が設定されている。従って、スイッチSからの弾性反力により、屈曲を阻止する部材が存在しない場合には、スイッチS側からの弾性反力を受けるとピン5Aが持ち上がる方向(図5中でピン5Aに付けた矢印で示す方向)に屈曲することができる。なお、リンク部材5に対する弾性反力は、スイッチSにおける弾性力に加えて、図示しない他の付勢手段を用いることも可能である。
【0024】
伝達部4の延長方向他端に位置する作動部材8は、支点ピン8Aを基準として両側に揺動端を有する揺動レバーで構成され、揺動端の一方には、伝達部4の延長方向他端に形成された長穴内に嵌合する伝達ピン9が、そして揺動端の他方がスイッチSのアクチュエータS1に当接している。この構成により、スイッチSのアクチュエータA1に当接している作動部材8に対してスイッチS側からの弾性反力が作用し、伝達部4を開閉動作受け部3側に向けて押圧している。
【0025】
作動部材8は、図2(A)に示すように、伝達部4が揺動部材からなる中継部材7を介して連結されている関係上、開閉カバー1B、1Cの開放方向とは反対方向に摺動する伝達部4に連動して揺動し、開閉カバー1B、1Cの何れかが開放された場合にはスイッチSのアクチュエータS1に対する当接力を弱める方向に揺動する。
【0026】
スイッチSは、アクチュエータS1に付与された弾性力によりアクチュエータS1を図2中、二点鎖線で示す状態に張り出すことができるが、開閉カバー1B、1Cが閉じられているときには、伝達部4が図2において左側に向けて移動するのをうけて作動部材8の揺動端の他方により押し返されて図2中、実線で示す状態となり、弾性反力が蓄勢される。
スイッチSのオンオフ状態は、アクチュエータS1が張り出しているときがオフ状態であり、自らの弾性力に抗して押し動かされているときがオン状態である。
【0027】
本実施例は以上のような構成であるから、開閉カバー1B1,Cの両方が閉じられているときには、図2に示す状態とされる。つまり、開閉カバー1Bの突起1B1によって開閉動作受け部3が、図2中、時計方向に揺動し、開閉カバー1Cの突起1C1によって揺動レバー6が図2において反時計方向に揺動する。
【0028】
揺動レバー6の揺動端の他方により屈曲を阻止された状態にあるリンク部材5は、開閉動作受け部3が突起1B1により押圧されているので、伝達部4に対する摺動を起こさせることがない。これにより、伝達部4は図2において右側に移動するので作動部材8がスイッチSのアクチュエータS1を押圧する方向に揺動する。この結果、スイッチSは、アクチュエータS1が押し戻されることによりオン状態を維持されることになる。
【0029】
一方、開閉カバーの何れかが開放された場合には、図3および図4の状態となる。
図3は、開閉カバー1Bが開放された場合を示しており、開閉カバー1Bが開放されると突起1B1が開閉動作受け部3から離間することにより開閉動作受け部3が図3において矢印C1で示すように、反時計方向に揺動する。このとき、開閉カバー1Cは閉じられたままであると、リンク部材5は開閉カバー1Cの揺動端によって上面が押さえられていることによって屈曲しないものの、開閉動作受け部3の揺動に伴って開閉動作受け部3との連結位置(連結ピン5B1を設けた位置)が図2に示す位置から右側に向け変位する。上記連結位置が図2において右側に変位すると、リンク部材5は上述したように開閉カバー1Cによって上面が押さえられたままであるので、屈曲することができずに連結位置5B1を有するリンクレバー5Bが上記の方向に変位するのに連動して他方のリンクレバー5Cが屈曲した状態からリンクレバー同士の端部間で伸張することになり、中継部材7との連結位置5C1が図2において左側に変位することになる。
これにより、リンク部材5に連結されている中継部材7を介して伝達部4が左側に移動し、延長方向他端に位置する作動部材8をスイッチSのアクチュエータS1から離れる向き(図3中、矢印C1’で示す方向)に揺動させることになる。この結果、スイッチSはアクチュエータS1が自らの弾性力により張り出すので、オフ状態に切り換えられる。 図4は、開閉カバー1Cが開放された場合を示しており、この場合には、開閉カバー1Cが開放されると突起1C1が揺動レバー6から離れ、揺動レバー6が矢印C2で示すように、時計方向に揺動する。このとき、開閉カバー1Bは閉じられたままであると開閉動作部3が揺動しないものの、リンク部材5は、リンクレバー5Bの上面を規制する部材である揺動レバー6が存在していないので、スイッチS側からの弾性反力を受けることと各リンクレバー間での延長線がなす角度が180°よりも小さいことにより、弾性反力により押し動かされてピン5Aが上方に突き上げられるように屈曲する。
【0030】
リンク部材5が屈曲すると、リンクレバーと中継部材7との連結位置までの距離が短くなるのに伴い伝達部4が図3に示した場合と同様に、図4において右側に摺動する。この結果、伝達部4側に揺動端の一方が嵌合している作動部材8は、図3に示した場合と同様にスイッチSをオフ状態に切り換える方向(図4中、矢印C2’で示す方向)に揺動する。
【0031】
次に本発明の実施の形態に係る別実施例を説明する。
図6に示す実施例は、上述した各部材を樹脂成形したフレームに設置したことを特徴としている。
図6において、図2乃至図5に示した各構成部品は、予め樹脂成形されたフレーム100において設けられている取り付け部に対して取り付けられる。これにより、敢えて取り付け支持部を組み立てるような作業を不要にすることができる。しかも、画像形成装置1の仕様に応じたフレームを準備するだけでこれに取り付けられる部材を共通化することもできるので、組立作業での誤りや部品管理の煩雑性をなくすことができる。
【0032】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、開閉カバーの動作が直接作用するか比叡動作受け部と伝達部とを設けることにより。開閉カバーの近傍にスイッチが存在しなくても円滑操作によりスイッチのオン・オフ作動を制御することができる。これにより、スイッチの配置構成を開閉カバーとこの近傍に配置される装置類との位置関係に関係なくスイッチの作動を適正化することができ、スイッチが組み込まれる筐体に対する小型化の要望を達成することができる。
【0033】
請求項2および3記載の発明によれば、開閉動作受け部が開閉カバーの開閉動作に連動して揺動すると、その揺動により屈曲動作が可能な伝達部側のリンク部材により伝達部を摺動させることができるので、異なる開閉方向の開閉カバーを対象としたスイッチへのオンオフ動作を確実に行わせることができる。特に請求項3記載の発明では、伝達部およびリンク部材がスイッチの弾性反力により開閉カバー側に向けて初期付勢されているので、開閉動作受け部の揺動によるリンク部材の屈曲動作が確実に行え、屈曲動作により生じる伝達部の押引動作を確実に行わせてスイッチのオンオフ制御を正確に実行させることができる。
【0034】
請求項4記載の発明によれば、屈曲可能なリンク部材での屈曲位置を基準とした延長線の角度が180よりも小さい角度となるように初期態位が設定されているので、開閉動作受け部の揺動を受けた際の屈曲動作が容易に行える、これにより、伝達部での摺動を確実に行わせてスイッチのオンオフ態位の設定を精度良く行わせることが可能となる。
【0035】
請求項5記載の発明によれば、少なくとも上記開閉動作受け部および上記伝達部におけるリンク部材は、樹脂成形されたフレームに取り付けられて支持されているので、取り付け用部材を省いて部品点数を少なくすることができると共に、開閉カバー近傍に配置される装置類のレイアウトに対応したスイッチオンオフ制御機構の配置を可能にすることができる。
【0036】
請求項6記載の発明によれば、開閉カバー近傍での装置類の配置構成に関係なく開閉カバーの開閉動作に応じたスイッチのオンオフ制御を行うための構成を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に形態に係る実施例による画像形成装置の外観図である。
【図2】図1に示した画像形成装置に用いられるスイッチ作動装置の要部構成を示す図であり、(A)は全体構成を示す図、(B)は(A)中、符号(B)で示す方向での部分的な矢視図である。
【図3】図2に示したスイッチ作動装置の一態様を示す図であり、(A)は全体構成を示し、(B)は(A)中、符号(B)で示す方向での部分的な矢視図である。
【図4】図2に示したスイッチ作動装置の他の態様を示す図であり、(A)は全体構成を示し、(B)は(A)中、符号(B)で示す方向での部分的な矢視図である。
【図5】図2に示した要部構成の一部を拡大した図である。
【図6】本発明の実施形態に係る別実施例を説明するための図であり、(A)は全体構成を示し、(B)は(A)中、符号(B)で示す方向の矢視図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
1B、1C 開閉カバー
1B1,1C1 突起
2 スイッチ作動装置
3 開閉動作受け部
4 伝達部
5 リンク部材
6 揺動レバー
7 中継部材
8 作動部材
S スイッチ
S1 アクチュエータ
Claims (6)
- 開閉方向が異なる開閉カバーが筐体の複数箇所に設けられ、該開閉カバーの開閉に応じてスイッチのオン・オフ作動を行うための装置であって、
上記スイッチは上記開閉カバーから離れた位置に単独で設けられ、
上記開閉カバーのうちの一つの開閉動作が直接作用する開閉動作受け部と、
上記開閉カバーのうちの他の一つの開閉動作が直接作用する揺動レバーと、
ピンにより連結されて上記開閉動作受け部により、上記開閉カバーの非開放時に屈曲動作が阻止され、かつ、上記揺動レバーの揺動端が連結されている一方のリンクレバーと、上記スイッチとの間に延長された伝達部の延長方向一端に設けられている中継部材に連結された他方のリンクレバーとが屈曲可能に設けられ、上記開閉カバーの非開放時に相当する初期態位として上記屈曲動作が阻止されることにより各リンクレバーの各端部への延長線が直線状でない状態とされているリンク部材とを備え、
上記開閉カバーのいずれかもしくは両方が開放されると、上記リンク部材にその作用力が及ぶことで上記スイッチに対する当接圧力を弱めてオフ状態を設定する方向に上記伝達部が摺動されることを特徴とするスイッチ作動装置。 - 請求項1記載のスイッチ作動装置において、
上記開閉動作受け部は、上記開閉カバーの開閉動作に連動して揺動可能な揺動部材で構成され、
上記伝達部は、上記開閉動作受け部に一端が連結されている屈曲可能なリンク部材を延長方向一端に備えると共に、延長方向他端には上記スイッチのアクチュエータに当接可能な作動部材が連動可能に設けられている摺動体で構成され、
上記開閉動作受け部の揺動時に生じる上記リンク部材の屈曲動作に応じた延長方向の長さ変化により上記伝達部を摺動させて上記スイッチのアクチュエータを動作させることを特徴とするスイッチ作動装置。 - 請求項1または2記載のスイッチ作動装置において、
上記伝達部およびリンク部材は上記スイッチからの弾性反力によって上記開閉動作受け部を上記開閉カバー側に向けて初期付勢されていることを特徴とするスイッチ作動装置。 - 請求項2または3記載のスイッチ作動装置において、
上記リンク部材は、屈曲前の初期態位として、屈曲位置を基準とした延長線が180°よりも小さく、直線状にない状態に設定されていることを特徴とするスイッチ作動装置。 - 請求項1乃至4のうちの一つに記載のスイッチ作動装置において、
少なくとも上記開閉動作受け部および上記伝達部におけるリンク部材は、樹脂成形されたフレームに取り付けられて支持されていることを特徴とするスイッチ作動装置。 - 請求項1乃至5のうちの一つに記載のスイッチ作動装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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