JP4364046B2 - 情報通信端末、通信システム、情報通信端末プログラム、および記録媒体 - Google Patents

情報通信端末、通信システム、情報通信端末プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、呼び出し信号と呼び出し音情報を送受信して情報通信端末で呼び出し操作を行う情報通信端末、およびこれを利用した通信システムに関する。
携帯電話などの移動体通信機器の着信時に発せられる着信音は、本体のメモリ(ROM)に予め音声データとして記憶された着信音(着信メロディ)が使用される。近年ではインターネットからダウンロードした着信音を使用する、あるいは着信音を作製し、好みの着信音に設定することが一般になっている。
このような着信音を利用して、着信側の利用者が、発信者に対応させて着信音を予め登録しておき、呼び出し信号を受信すると発信者に関する情報を検出し、対応付けて登録されている発信音を再生することが行われている。
しかし、この場合には、着信者が、着信音の音声データを着信側の情報端末に予め登録しておかなければならない。このため、発信者側から好みの着信音を自由に指定することができないという問題がある。また、着信音を着信者が設定するため、着信音からは、急ぎの送信である、あるいは返事が欲しいなどの発信者の意図が判断できないという問題がある。
このような問題を解決するために、例えば、呼び出し信号と呼び出し信号に関連付けられた圧縮化された音声データとを受信し、受信した呼び出し信号に音声データが関連付けられている場合には、着信音データに代えて音声データを再生する情報端末が開発されている(例えば、特許文献1参照)。この情報端末によれば、発信者側から好みの着信音を自由に指定することができるので、発信者の意図を入れた音声データを送信することができる。
また、入力された音声や歌唱音を圧縮符号化した圧縮符号化データや歌唱音を変換した楽音データをメッセージデータとして送信先に転送できる電話端末装置が開発されている(例えば、特許文献2参照)。この電話端末装置によれば、転送されたメッセージデータをリアルタイムで再生すると、メッセージデータを着信音として再生できるので、発信者の意図が判断できる。
特開2001−77931号公報(特許請求の範囲) 特開2002−218014号公報(特許請求の範囲)
しかし、これらの文献に記載の方法では、いずれも以下のような問題がある。
(1)上記の文献では、データを圧縮して送信する。このため、長い文章を着信音とした場合に、送信/受信データが膨大になるという問題がある。
(2)送信データの加工が難しいという問題がある。高い音や低い音など、通常の音声以外の特徴的な音声を生成するためには、送信側で、送信データに特徴的な音声を生成するための処理を行う必要がある。しかし、この処理が煩雑である。また、同様に送信データに発声速度を変化させる処理などを行うことも、難しいという問題がある。
(3)送信側が、公序良俗に反する発声や着信者に不快感を与える発声など、不適切な呼び出し音を、容易に作成できる。一方、着信側では、そのような呼び出し音を除去する方法がない。
すなわち、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的は、送信/受信データを軽減した情報通信端末およびそれを利用した通信システムを提供することにある。
また、本発明の別の目的は、受信側で加工して利用することが容易な情報を送信する情報通信端末およびそれを利用した通信システムを提供することにある。
また、本発明のさらに別の目的は、不適切な呼び出し音を、容易に除去できる情報通信端末およびそれを利用した通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の情報通信端末は、(1)利用者が音声合成可能な呼び出し音情報を入力する呼び出し音情報入力手段と、(2)前記呼び出し音情報と送信先情報端末に対する呼び出し先を呼び出す呼び出し信号とを送信する呼び出し信号送信手段と、(3)送信側端末から発信された呼び出し信号と、送信側端末から発信された呼び出し音情報とを受信する信号受信手段と、(4)前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、(5)前記抽出された呼び出し音情報を用いて呼び出し音を音声合成するテキスト音声合成手段と、(6)前記音声合成された呼び出し音を用いて呼び出しを行う呼び出し手段とを備える。
この構成によると、送信側は、呼び出し音情報と送信先情報端末に対する呼び出し先を呼び出す呼び出し信号とを送信し、受信側で、呼び出し音情報を抽出して、抽出された呼び出し音情報を音声合成する。すなわち、音声データを送信しないので、送信/受信データを軽減することができる。また、受信側で抽出された呼び出し音情報に基づいて呼び出し音を音声合成する。この結果、受信側で音声合成を行う際に、呼び出し音情報を加工して利用することが容易に行える。
前記呼び出し音情報は、時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音情報とを含み、前記情報通信端末は、さらに、(1)受信側が受信情報を獲得した時刻を計測する時刻計測手段と、(2)時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音情報から、計測された時刻に適合する呼び出し音情報を抽出する時刻対応呼び出し音情報抽出手段と、を備え、前記テキスト音声合成手段は、計測された時刻に適合する呼び出し音情報を用いて呼び出し音を音声合成することとしてもよい。この構成によれば、受信側が受信した時刻、あるいは情報開示時間が受信側に依存するメールなどのようなものについては、受信側が対象メールを開封した時刻に適合した呼び出し音で、呼び出しを行うことができる。
前記呼び出し音情報は、呼び出し時間と、呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音情報とを含み、前記情報通信端末は、さらに、(1)呼び出し時間を計測する呼び出し時間計測手段と、(2)呼び出し時間と、呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音情報から、呼び出し時間に対応する呼び出し音を抽出する呼び出し時間対応呼び出し音情報抽出手段と、を備え、前記テキスト音声合成手段は、計測された呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を用いて呼び出し音を音声合成することとしてもよい。この構成によれば、複数の呼び出し音情報を用いて、時間の経過により、呼び出し音を変えることができる。また、送信された呼び出し音情報を用いて、受信側で複数の呼び出し音を音声合成するので、送信データを軽減することができる。
この情報通信端末は、計測された呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を用いて呼び出しを行う間に、前記呼び出し時間対応呼び出し音情報抽出手段は、次の呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を抽出し、前記テキスト音声合成手段は、抽出された次の呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を用いて呼び出し音を音声合成することとしてもよい。この構成によると、次の呼び出し音が事前に作成されるので、呼び出し音をスムーズに切り替えることができる。
これらの情報通信端末は、(1)送信元情報と、送信元情報に対応する呼び出し制御許可情報とを有する呼び出し制御許可情報付送信元情報データベースと、(2)受信した呼び出し信号から、送信元を検索し、前記検索された送信元の情報通信端末が呼び出し制御許可されているか否かを判断する呼び出し制御判断手段とを備え、呼び出し制御が許可されている送信元の情報通信端末に対しては、受信した呼び出し信号を用いて、呼び出し音を音声合成し、呼び出し制御が許可されていない送信元の情報通信端末に対しては、呼び出し信号を用いずに、呼び出しを行うことができる。
この構成によると、受信側は、呼出信号を用いて、呼出制御許可がされているかどうかが判断できる。この結果、不適切な呼び出し音を送る可能性がある送信元からの呼び出し音を排除することができる。
これらの情報通信端末は、(1)前記抽出された呼び出し音情報を変更するかどうかの判断をする呼び出し音情報判断手段と、(2)前記呼び出し音情報を変更すると判断された呼び出し音情報のうち、韻律、ボリューム、発話速度、または音質の少なくとも1つを制御するテキスト音声合成制御情報生成手段を備え、前記抽出された呼び出し音情報を変更して呼び出し音を音声合成することができる。
前記テキスト音声合成制御情報設定手段は、韻律、ボリューム、発話速度、または音質について、受信者に許容されるパラメータの上限値および下限値を有し、前記抽出された呼び出し音情報のうち、前記許容値から外れるパラメータに対して、許容されるパラメータの上限値または下限値にパラメータを変更して呼び出し音を音声合成する、あるいは、前記抽出された呼び出し音情報のうち、前記許容値から外れるパラメータが少なくとも1つ存在すれば、受信器側のパラメータを用いて、呼び出し音情報を作成することとしてもよい。この構成によれば、受信者が不快に感じる呼び出し音を訂正することができる。
本発明によれば、コンピュータを、上記情報通信端末として機能させるためのプログラムが提供される。
また、本発明は、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。
本発明の通信システムは、上記いずれかの情報通信端末と、中継サーバとを備え、前記情報通信端末間に前記中継サーバを介して情報通信を行う通信システムであって、前記中継サーバは、(1)情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、(2)前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、(3)前記抽出された呼び出し音情報を変更する呼び出し音情報変更手段と、前記変更された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信する信号送信手段とを備えるものである。
この構成によれば、情報通信端末から送信された呼び出し音情報を、中継サーバで抽出して変更する。中継サーバは、情報通信端末より多くのデータを保存することができるので、多様な変更を施した呼び出し音情報を受信側の情報通信端末に送信することができる。
このような通信システムとしては、例えば、前記情報通信端末で入力される呼び出し音情報は、カテゴリ情報が付記されたカテゴリ情報付記呼び出し音情報であり、前記中継サーバは、(1)情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、(2)前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、(3)カテゴリの内容を記録するカテゴリデータベースと、(4)前記抽出された呼び出し音情報にカテゴリ情報が含まれていれば、前記カテゴリデータベースからそのカテゴリ情報に適合するカテゴリの中から、適切な呼び出し音を選択するカテゴリ対応呼び出し音選択手段と、(5)選択された呼び出し音から呼び出し音情報を生成する呼び出し音情報生成手段と、(6)前記生成された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信する信号送信手段とを備えるものであればよい。
この構成によれば、利用者が上位のカテゴリを選択して送信すると、中継サーバは適切な呼び出し情報を選択して、送信先情報通信端末に送信する。この結果、送信先通信端末で、多様な呼び出し音を音声出力することができる。
また、本発明の通信システムは、前記中継サーバが、(1)情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、(2)前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、(3)利用が禁止される呼び出し音を予め設定した利用禁止呼び出し音データベースと、(4)呼び出し音情報と前記利用禁止呼び出し音データベースとを比較する呼び出し音比較手段と、(5)前記利用禁止呼び出し音データベースの利用禁止呼び出し音と一致する呼び出し音情報について、呼び出し音情報を削除する呼び出し音情報更新手段と、(6)呼び出し信号を送信先情報通信端末に送信する信号送信手段とを備えるものであってもよい。
この構成によると、送信側が、送信した公序良俗に反する発声や着信者に不快感を与える発声などの不適切な呼び出し音情報を、容易に除去できる。また、送信した公序良俗に反する発声や着信者に不快感を与える発声などの不適切な呼び出し音は、受信側に共通する。本発明では、このような不適切な呼び出し音を中継サーバのデータベースに設定して、不適切な呼び出し音を統一して除去できるので、効率的である
また、本発明の通信システムは、前記情報通信端末が、(1)呼び出し音として利用されたくない利用禁止呼び出し音情報を生成する利用禁止呼び出し音情報生成手段と、(2)前記利用禁止呼び出し音情報を前記中継サーバに送信する利用禁止呼び出し音情報送信手段とを備え、前記中継サーバが、(1)情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、(2)前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、(3)情報通信端末ごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された、あるいは所定のグループごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された、複数の利用禁止呼び出し音データベースと、(4)呼び出し音情報と、送信先情報通信端末に対応する前記利用禁止呼び出し音データベースあるいは所定のグループに対応する前記利用禁止呼び出し音データベースとを比較する呼び出し音比較手段と、(5)前記利用禁止呼び出し音データベースの利用禁止呼び出し音と一致する呼び出し音情報について、呼び出し音情報を削除する呼び出し音情報更新手段と、(6)呼び出し信号を送信先情報通信端末に送信する信号送信手段とを備えることとしてもよい。
この構成によれば、利用者が個々の利用禁止呼び出し音データベースを中継サーバに有することができる。この結果、利用者が個人的に不快感を感ずる呼び出し音を容易に排除できる。また、このデータベースを、情報通信端末ではなく、中継サーバに備える。この結果、情報通信端末の負担を軽減できる。
上記通信システムにおいて、中継サーバは、さらに、呼び出し音情報が削除されたことを、送信元情報通信端末に送信する削除情報送信手段を有することにしてもよい。この構成によれば、送信元は、送信した呼び出し音情報が削除された旨を知ることができる。この結果、呼び出し音情報を変更することができる。
また、本発明によれば、情報端末からの受信された呼び出し音情報を変更して前記変更された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信するサーバを有する通信システムに適用可能なプログラムであって、コンピュータを、情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、前記抽出された呼び出し音情報を変更する呼び出し音情報変更手段と、前記変更された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信する信号送信手段とを備える中継サーバとして機能させるためのプログラムが提供される。
また、本発明は、情報端末からの受信されたカテゴリ情報が含まれる呼び出し音情報から適合するカテゴリを選択して、選択されたカテゴリの中から適切な呼び出し情報を生成し、前期生成された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信するサーバを有する通信システムに適用可能なプログラムであって、コンピュータを、情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、カテゴリの内容を記録するカテゴリデータベースと、前記抽出された呼び出し音情報にカテゴリ情報が含まれていれば、前記カテゴリデータベースからそのカテゴリ情報に適合するカテゴリの中から、適切な呼び出し音を選択するカテゴリ対応呼び出し音選択手段と、選択された呼び出し音から呼び出し音情報を生成する呼び出し音情報生成手段と、前記生成された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信する信号送信手段とを備える中継サーバとして機能させるためのプログラムであってもよい。
また、本発明は、情報端末からの受信された呼び出し情報中に、利用禁止呼び出し音データベースを参照して利用が禁止される利用禁止呼出音情報が含まれるかどうかを判断し、呼び出し音情報が利用禁止呼び出し音と一致する場合には、呼び出し音情報を削除して、呼び出し音情報が削除されたことを、送信先情報通信端末に送信するサーバを有する通信システムに適用可能なプログラムであって、コンピュータを、情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、利用が禁止される呼び出し音を予め設定した利用禁止呼び出し音データベースと、呼び出し音情報と前記利用禁止呼び出し音データベースとを比較する呼び出し音比較手段と、前記利用禁止呼び出し音データベースの利用禁止呼び出し音と一致する呼び出し音情報について、呼び出し音情報を削除する呼び出し音情報更新手段と、呼び出し信号を送信元情報通信端末に送信する信号送信手段とを備える中継サーバとして機能させるためのプログラムであってもよい。
また、本発明は、情報端末からの受信された呼び出し情報中に、送信先の情報通信端末ごとに、あるいは所定のグループごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された利用禁止呼び出し音データベースを参照して利用が禁止される利用禁止呼出音呼び出し音情報が含まれるかどうかを判断し、呼び出し音情報が利用禁止呼び出し音と一致する場合には、呼び出し音情報を削除して、呼び出し音情報が削除されたことを、送信先情報通信端末に送信するサーバを有する通信システムに適用可能なプログラムであって、コンピュータを、情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、情報通信端末ごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された、あるいは所定のグループごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された、複数の利用禁止呼び出し音データベースと、呼び出し音情報と、送信先情報通信端末に対応する前記利用禁止呼び出し音データベースあるいは所定のグループに対応する前記利用禁止呼び出し音データベースとを比較する呼び出し音比較手段と、前記利用禁止呼び出し音データベースの利用禁止呼び出し音と一致する呼び出し音情報について、呼び出し音情報を削除する呼び出し音情報更新手段と、呼び出し信号を送信元情報通信端末に送信する信号送信手段とを備える中継サーバとして機能させるためのプログラムであってもよい。
前記プログラムにおいて、中継サーバは、さらに呼び出し音情報が削除されたことを、送信元情報通信端末に送信する削除情報送信手段を有することとしてもよい。
また、本発明は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
本発明の情報通信端末および通信システムでは、音声データそのものではなく、音声合成可能な呼び出し音情報を送信する。この結果、送信されるデータ量を軽減することができる。
本発明の情報通信端末および通信システムでは、テキスト音声を合成するための制御情報を送信データに含めて送信する。受信側の情報通信端末では、この制御信号に基づいてテキスト音声を合成する。この結果、音声データそのものを送信する場合には制御しがたい、高音の音声や発声速度の速い音声など、種々の音声を容易に生成できる。
また、本発明の情報通信端末および通信システムでは、テキスト音声合成により生成される音声の内容自体をテキストの情報として保持する。したがって、生成される音声の内容が不適な発声内容を含んでいるかどうかを容易に判断できる。この結果、不適切な呼び出し音が容易に除去できると共に、その他の処理も容易に行うことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、これらによって限定されるものではない。
[実施の形態]
本発明の情報通信端末は、送受信可能な通信端末であり、情報通信端末同士でのみの通信も、中継サーバを介しての通信も可能である。また、中継サーバを介して通信を行う場合に、呼び出し音情報に対して所定の処理を行う場合と呼び出し音情報を単に転送する場合とがある。以下に、本発明の情報通信端末および通信システムについて、情報通信端末同士でのみの通信を行う場合(実施の形態1)と中継サーバを介して通信を行う場合(実施の形態2)とに分けて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の情報通信端末の概略構成を示すブロック図である。本発明の情報通信端末は、図1に示すように、CPU11、ROM12、RAM13を具備している。また、液晶パネルバックライト、光学系などからなる表示デバイス14を具備する。この表示デバイスは、表示制御回路15により制御・駆動される。スピーカなどの音出力デバイス20は、音出力制御回路21により制御・駆動される。これらCPU11、ROM12、RAM13、表示制御回路15、音出力制御回路21は、バス22を介して接続されている。
また、CPU11は、I/Oポートを介して、通信デバイス16と通信制御回路17、および入力デバイス18と入力制御回路19が接続されている。
このような構成の下で、CPU11は、RAM13をワークエリアなどとして利用しながら、ROM12に格納されたプログラムに基づいて、電話サービス、Webブラウザサービス、Web電子メールサービスなどの各種サービスに対応する各種処理を行う。
次に、本発明の情報通信端末の呼び出し処理について説明する。図2は、本発明の情報通信端末同士での呼び出し音情報および呼び出し信号の処理を概念的に説明した説明図である。図2において、情報端末1(101A)と情報端末2(103A)とが本発明の情報端末に相当する。情報端末1と情報端末2とは、それぞれ送信元と送信先の原理を示す構成ブロックを示している。情報端末1と情報端末2とは、それぞれが別個の機能を有しているのではなく、実際には同一の情報通信端末内に送信元の機能と送信先の機能とを備えている。このような情報通信端末101A、103Aは、通信ネットワーク106を介して互いに接続されている。
通信端末1は、送信時には、利用者が音声合成可能な呼び出し音情報を入力する呼び出し音情報入力部104と、前記呼び出し音情報と送信先情報端末に対する呼び出し先を呼び出す呼び出し信号とを送信する呼び出し信号送信手段105とを用いる。利用者は、入力デバイスを用いて、音声合成可能な呼び出し音情報を入力する。なお、本発明で、呼び出し音情報を入力するとは、利用者が、入力デバイス18を用いて、必要な呼び出し音を入力する場合と、RAM13内に記憶されている呼び出し音情報の中から、必要とする情報を選択する場合とがある。
図3は、送信元の情報通信端末において入力された呼び出し音情報の内容と、送受信される信号の内容と、受信側情報通信端末において抽出された呼び出し音情報の内容を示す図である。図3(a)は、送信元の情報通信端末において入力された呼び出し音情報の内容を、図3(b)は、送受信される信号の内容を、図3(c)は受信側情報通信端末において抽出された呼び出し音情報の内容を示す図である。声合成可能な呼び出し音情報としては、例えば図3(a)のように、呼び出し音として用いる「呼び出し内容」を入力する。
声合成可能な呼び出し音情報としては、例えば図3(a)のように、呼び出し音として用いる「呼び出し内容」を入力する。呼び出し音情報は、呼び出し音の発声内容と、合成エンジンの制御情報からなる。具体的には、発声内容「ヘンジクダサイ」について、例えば、「ヘンジ/クダサ!イ」のように、発声内容にアクセント位置を示す「!」や、アクセント区切りを示す「/」などを利用して、合成エンジンの制御情報を付加する。この例は、簡単のためにカタカナと記号により表現した。利用できる呼び出し音情報は、一般的にテキスト音声合成エンジンにより合成音を生成する際に利用されるパラメータを表現できるものであれば、特に制限されない。合成音を生成するテキスト音声合成エンジンに応じて適切な情報を付与すればよい。例えば、読み方、アクセントの位置、アクセント強度、アクセント区切り、フレーズの区切りなどが用いられる。
図3(b)に示すように、このようにして作成された呼び出し音情報は、通信端末2を指定する信号である呼び出し信号と共に、送信側の情報通信端末1の呼び出し信号送信部105から送信される。前記発信された呼び出し音情報と呼び出し信号とは、通信ネットワーク106を介して、受信側の情報通信端末2に出力される。
受信側の情報通信端末2は、信号受信部120にて、図3(b)に示す内容の呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する。呼び出し音情報抽出部121は、受信した信号の中に含まれる図3(c)に示す内容の呼び出し音情報を抽出する。抽出された呼び出し音情報は、テキスト音声合成部122に送られる。テキスト音声合成部122では、抽出された呼び出し音情報に基づいて呼び出し音の音声合成を行う。音声合成された呼び出し音は、呼び出し音データベース123に、一時保存される。呼び出し部124は、一時保存された呼び出し音を用いて呼び出しを行う。
(動作)
以下に本発明の情報通信端末の動作を、図4を参照しながら説明する。図4は、本発明の情報通信端末にかかる呼び出し音情報の流れを説明するフローチャートである。送信側情報通信端末側における処理と受信側情報通信端末側における処理とに分けて説明する。
(送信側情報通信端末)
ステップS100では、利用者が呼び出し音情報を入力するか否かを判断する。呼び出し音情報を入力するか否かの設定は、RAM13内に予め登録されている。この設定を利用して呼び出し音情報を入力するか否かを判断する。
呼び出し音情報を入力する場合は、ステップS101にて、利用者は、入力デバイス18を用いて、必要な呼び出し音を入力する。あるいは、RAM13内に記憶されている呼び出し音情報を用いる場合は、呼び出し音情報のリストを表示デバイス14に表示させて、用いる情報を選択する。呼び出し音に必要とされるパラメータを設定する場合あるいはパラメータを変更する場合には、表示デバイス14にパラメータの条件が表示される。利用者は表示デバイス14を確認しながら、入力デバイス18から設定する条件や変更する条件を入力する。このように入力された呼び出し音情報は、信号として送信される。ステップS101にて、呼び出し音情報が入力された場合には、ステップS102に進む。
設定された呼び出し信号は、ステップS102にて、入力された呼び出し音情報と共に、通信デバイス16から電波にのせて送信する。呼び出し信号は、利用者が情報通信端末のキーボードなどの入力デバイス14を操作して、受信側情報通信端末の電話番号や、受信側情報通信端末に対応付けて予め登録された登録番号あるいは短縮番号などを入力することにより行う。
ステップS100で、利用者が呼び出し音情報を入力しないと判断された場合には、ステップS102に進む。ステップS102では、呼び出し信号を通信デバイス16から電波にのせて送信される。この場合には、呼び出し音情報は送信しない。
(受信側情報通信端末)
ステップS103では、通信デバイス16にて呼び出し信号を受信する。呼び出し音情報が送信されている場合は、呼び出し音情報も受信する。受信信号は、CPU11に送られる。
CPU11は、ステップS104にて、受信信号中に呼び出し音情報が含まれているか否かを判断する。
受信信号中に呼び出し音情報が含まれていないと判断された場合は、ステップS108に進む、ステップS108では、RAM13内に記憶されている通常の呼び出し音を用いて、着呼を行う。
受信信号中に呼び出し音情報が含まれていると判断された場合には、ステップS105にてCPU11で、呼び出し音情報を抽出する。
ステップS106では、音声合成エンジンは、抽出された呼び出し音情報を用いて、呼び出し音をテキスト音声合成する。音声合成された呼び出し音は、ステップS107にて、呼び出し音として音出力デバイス20から出力される。
(呼び出し音情報)
本発明の情報通信端末では、信号化して送信する呼び出し音情報およびその利用態様に特徴を有する。呼び出し音は、(A)送信側の情報通信端末で設定された呼び出し音情報をそのまま受信側の情報通信端末で音声合成する場合と、(B)送信側の情報通信端末で設定された呼び出し音情報を受信側の情報通信端末で制限または変更して音声合成する場合とがある。以下にそれぞれの場合における呼び出し音情報について説明する。
(A)送信側の情報通信端末で設定された呼び出し音情報をそのまま受信側の情報通信端末で音声合成する場合
本発明の情報利用端末を用いれば、音声合成可能なパラメータを送信するので、受信側の情報利用端末の呼び出し音を制御することができる。また、音声合成可能なパラメータに、呼び出し音を変更する条件を付加することができる。これにより、条件に応じた呼び出し音による呼び出しを可能にする。以下にこれらの実施態様を説明する。
(A−1)呼び出し音情報に音声合成制御記号を用いる場合
ここでは、本発明の情報通信端末において音声合成制御記号を用いた呼び出し音情報およびその呼び出し信号の処理を説明する。この処理は、図2における処理において音声合成制御記号を用いた呼び出し音情報を用いたものである。図5は、音声合成制御記号を用いた呼び出し音信号の一例を示す図である。呼び出し音情報は、呼び出し音情報の内容のみを音声合成の制御信号で表している。図5に示すように、呼び出し音情報は、発話内容と、発話内容を音声合成するために必要なパラメータと、各パラメータの標準からのずれを百分率で表現したものとで、表されている。送信側の情報通信端末から発話内容「サマザマナオンセイ」、各パラメータおよび各パラメータの標準からのずれ「平均ピッチ:200%、発話速度:80%、ボリューム:200%、アクセント強さ(イントネーションの強さ:150%)」で送信された呼び出し音情報は、受信側の情報通信端末の呼び出し音抽出部で、抽出される。テキスト音声合成部では、この呼び出し音情報の制御情報に基づいて、図6に示す内容で呼び出し音を生成する。生成された呼び出し音は、呼び出し音DBに一時保存される。呼び出し部は、一時保存されている呼び出し音を用いて、呼び出しを行う。
呼び出し音のパラメータとしては、上記4個のパラメータに制限されず、音声合成に関わるどのようなパラメータであってもよい。あるいは、表1に示すような予めデータセットを作成しておいて、送信時にパラメータを変更して送信することとしてもよい。受信側の情報通信端末は、変更後のパラメータに基づいて合成音声を生成する。
Figure 0004364046
受信側のテキスト音声合成部は、「お姉さん」に対応付けられた各パラメータ値で、音声合成を行う。この結果、「お姉さん」に対応付けられた制御情報を用いて呼び出し音を生成することができる。このようなデータセットは、よく使用する呼び出し音で、語調を変えて呼び出しを行うものについて、予め作成しておけばよい。
なお、各パラメータの標準は、音声合成エンジンに存在するパラメータ設定ダイアログの標準値である。この実施態様のようにパラメータを設定せずに、発話内容のみを送信すると、この標準値を用いて呼び出し音が音声合成される。
(A−2)呼び出し音情報に時刻対応呼出音情報を用いる場合
図6は、本発明の情報通信端末において時刻に対応する呼出音情報と、その処理を概念的に説明した図である。この実施の形態における呼び出し音情報は、図7に示すような時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータを含んでいる。送信側の情報通信端末は、時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータを呼び出し音情報として送信する。受信側の情報通信端末は、時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータを呼び出し音情報抽出部121で抽出する。抽出された呼び出し音情報は、時刻対応呼び出し音情報抽出部220に送られる。時刻対応呼び出し音情報抽出部220は、受信側が受信情報を獲得した時刻を計測する時刻計測部221を有している。時刻計測部221は、電話などリアルタイムで相手に通信・呼び出しが行われるものに関しては、受信時、メールなどのように情報開示時間が受信側に依存するものに関しては、対象メール開封時刻を計測する。時刻計測部221で計測された時刻は、時刻対応呼び出し音情報抽出部220に送られる。時刻対応呼び出し音情報抽出部220は、計測された時刻に対応する呼び出し音情報を抽出する。図6の例で言うと、時刻計測部221が、受信時あるいは情報開示時として、「7:00」を計測した場合には、時刻対応呼び出し音情報抽出部220は、図7に示す複数の音声合成用パラメータの中から「時刻:0時〜12時、発声内容:オハヨウ」を抽出する。テキスト音声合成部122は、抽出された呼び出し音情報に基づいて、呼び出し音を生成する。生成された呼び出し音は、呼び出し音DB123に一時保存される。呼び出し部124は、一時保存されている呼び出し音を用いて、呼び出しを行う。
このように、時刻に対応する呼び出し音情報を用いることにより、電話などリアルタイムで相手に通信・呼び出しが行われるものに加え、メールなどのように情報開示時間が受信側に依存するものについても、着信時の呼び出し音を制御できる。なお、メールなどのように情報開示時間が受信側に依存するものについても、受信時に対応した呼び出し音を用いてリアルタイムに呼び出しを行ってもよい。このような呼び出しを行うと、受信者側にメールの着信についての注意喚起を行うことができる。
(A−3)呼び出し音情報に呼び出し時間対応呼出音情報を用いる場合
図8は、本発明の情報通信端末において呼び出し時間に対応する呼出音情報と、その処理を概念的に説明した説明図である。図9に示すように、この実施の形態における呼び出し音情報は、呼び出し時間と呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータとを含んでいる。この態様によると、電話などリアルタイムでの呼び出しが必要なものについては、呼び出し時間の経過に伴って、呼び出し音を変更することができる。
送信側の情報通信端末は、呼び出し時間と呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータを呼び出し音情報として送信する。受信側の情報通信端末は、呼び出し時間と呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータからなる呼び出し音情報を受信する。受信側の情報通信端末は、図9に示す時間と時間に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータを呼び出し音情報抽出部121で、抽出する。
この実施形態では、情報通信端末は、呼び出し時間を計測する呼び出し時間計測手段321と、呼び出し時間と、呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音情報から、呼び出し時間に対応する呼び出し音を抽出する時間対応呼び出し音情報抽出手段320と、を備える。抽出された時間対応呼び出し音情報は、時間対応呼び出し音情報抽出部320に送られる。時間対応呼び出し音情報抽出部320は、まず、最初の呼び出し音(発声内容:モシモシ)のパラメータを抽出する。テキスト音声合成部122は、抽出された呼び出し音情報に基づいて、呼び出し音を生成する。生成された呼び出し音は、呼び出し音DB123に一時保存される。呼び出し部124は、一時保存されている呼び出し音を用いて、呼び出しを行う。
呼び出し部124で、呼び出しが行われると、呼び出し時間計測部321は、呼び出し部124での呼び出しの時間を測定する。呼び出し部124で、音声合成された呼び出しが行われている間に、時間対応呼び出し抽出部320は、次の呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を抽出し、テキスト音声合成部122にて、抽出された呼び出し音情報に基づいて呼び出し音が生成される。生成された呼び出し音は、呼び出し音DB123に記憶される。すなわち、呼び出し時間が0秒〜10秒で、最初の呼び出し音で呼び出しをしている間に、次の呼び出し時間:10秒〜20秒に用いる呼び出し音を生成する。このように、一の呼び出し音による呼び出し時間内に次の呼び出し音を生成しておくことで、呼び出し音の切り替わる時間における呼び出し音の抽出から音声合成の処理の負担が軽減される。さらに、呼び出し音の切り替えがスムーズに行われるので、利用者が感ずる違和感を軽減できる。
この図の例では、図9に示すように、呼び出し時間:0秒〜10秒の発声内容は「モシモシ」、呼び出し時間:10秒〜20秒の発声内容は「コンニチワ」、呼び出し時間:21秒以上の発声内容は「オーイ」であり、呼び出し時間が25秒であるので、呼び出し時間:21秒以上の発声内容である「オーイ」が抽出され、呼び出しが行われている。この実施の形態によると、呼び出し時間に対応して呼び出し音を変えることができる。これを利用すると、受信側の利用者に受諾を急がせる演出など、呼び出し時間の経過に伴って様々な演出をすることができる。
(A−4)その他の利用態様
上記の例では、呼び出し音の選択条件として「受信情報を獲得した時刻」と「呼び出し時間」との例を示した。呼び出し音の選択条件としては、これらのものに限定されず、条件として記述でき、その条件として表現できるものであれば、選択条件として利用できる。例えば温度、明るさ、地域などが挙げられる。
(B)送信側の情報通信端末で設定された呼び出し音情報を受信側の情報通信端末で制限または変更して音声合成する場合
上記(A)の場合は、送信側が受信側の情報通信端末の呼び出し音を制御するものである。しかし、送信されてくる呼び出し音情報の中には、広告メールや間違い電話など受信側に不必要な情報の着信がある。このような場合にも、送信元の呼び出し音情報に基づいて合成された音声により呼び出しが行われると、受信側の利用者にとっては、煩わしい。また、受信側に必要な情報の着信であっても、用いられる呼び出し音によっては、受信側の利用者が不快に感ずることがある。そこで、以下の例では、受信側の情報通信端末において、送信された呼び出し音情報を制限する方法と送信された呼び出し音情報を変更する方法を用いて、送信された呼び出し音情報を受信側から制御する例を説明する。
(B−1)送信された呼び出し音情報を制限する方法
図10は、本発明の情報通信端末において呼び出し制御許可情報を用いた呼び出し音情報の制御処理を概念的に説明した説明図である。この図の例では、受信側の情報通信端末は、(1)送信元情報と、送信元情報に対応する呼び出し制御許可情報とを有する呼び出し制御許可情報付送信元情報データベース421と、(2)受信した呼び出し信号から、送信元を検索し、前記検索された送信元の情報通信端末が呼び出し制御許可されているか否かを判断する呼び出し制御判断部420とを備える。
呼び出し制御判断部420は、受信された呼び出し信号から、送信元の情報通信端末を特定する。具体的には、送信元の電話番号やIPアドレスなどにより、送信元の情報通信端末を特定する。一方、呼び出し制御許可情報付き送信元情報データベース421には、送信元情報と、送信元情報に対応する呼び出し制御許可情報とが保持されている。呼び出し制御判断部420では、上記特定された送信元の情報通信端末と、呼び出し制御許可情報付き送信元情報データベース421に保持されている制御許可情報とをマッチングする。具体的には、特定された送信元の情報通信端末が制御許可情報にリストされている情報通信端末であるか否かを調査し、制御許可情報にリストされている情報通信端末であれば、呼び出し制御許可がされているかどうかを調査する。なお、データベースは、呼び出し制御の可否専用のデータベースであってもよいが、情報通信端末内に記憶されているアドレス情報や電話番号情報などの送信元情報を確定できる通常のデータベースに制御許可情報を付記すると、実用上便利である。制御許可情報は、利用者が、過去に受信した情報から、送信元ごとに呼び出し制御の許可/不許可を入力する。
図10の例では、送信元の情報通信端末は、「情報通信端末1」であり、呼び出し制御許可情報付きアドレス情報データベース421では、情報通信端末1はリストに挙げられ、呼び出し制御は「可」である。呼び出し制御判断部420は、情報通信端末1が呼び出し制御を許可されていると判断し、情報通信端末1からの呼び出し音情報を呼び出し音情報抽出部121に送る。この呼び出し音情報に基づいて呼び出し音が音声合成され、呼び出しが行われる。
一方、送信元の情報通信端末が、「情報通信端末3」であれば、図10の例では、呼び出し制御は「不可」である。この場合には、呼び出し制御判断部420は、情報通信端末3が呼び出し制御を許可されていないと判断し、呼び出し部119に通常の呼び出しを行うことを指示する。
以上説明したように、この実施態様では、受信信号から、送信元情報と呼び出し制御の許可/不許可を判断することで、特定の送信元から送信された呼び出し音情報を制限できる。なお、呼び出し制御の許可情報に結果に関わらず、呼び出し許可を制限せず、全ての呼び出し音情報を許可してもよい。一方、全ての呼び出し音情報を不許可にしてもよい。
(B−2)送信された呼び出し音情報を変更する方法
(B−1)では、呼び出し制御の許可情報を用いて、呼び出し制御が許可されていない送信先からの呼び出し音情報を用いない構成とした。しかし、呼び出し制御が許可されている送信先からの呼び出し音情報に基づいた呼び出し音であっても、受信者が不快に感ずる場合がある。また、受信者が不快に感じない呼び出し音であっても、受信者の好みで呼び出し音を変更したいと望む場合もある。これらの場合に、以下に説明するように、受信側の情報通信端末で、送信先からの呼び出し音情報を変更すれば、受信者が感ずる不快さを軽減できる。
図11は本発明の情報通信端末において、送信された呼び出し音情報の変更処理を概念的に説明した説明図である。この図の例では、受信側の情報通信端末は、(1)抽出された呼び出し音情報を変更するかどうかの判断をする呼び出し音情報判断部520と、(2)呼び出し音情報を変更すると判断された呼び出し音情報のうち、韻律、ボリューム、発話速度、または音質の少なくとも1つを制御するテキスト音声合成制御情報生成部521を備える。
呼び出し音情報判断部520は、呼び出し音情報抽出部121で、抽出された呼び出し音情報を変更するかどうかの判断をする。具体的には、図12(a)に示す制御記号付き呼び出し記号からテキスト合成される呼び出し音が利用者に不快な感じを与えるか、あるいは受信者の好みの呼び出し音かを判断する。呼び出し音情報判断部520で、抽出された呼び出し音情報を変更すると判断された場合は、音声合成制御情報生成部で、発話内容を音声合成するために必要なパラメータを変更する。なお、この場合に、発話内容は変更しない。具体的には、図12(b)のようにパラメータを変更する。テキスト音声合成部122は、変更された呼び出し音情報に基づいて、呼び出し音を生成する。生成された呼び出し音は、呼び出し音DB123に一時保存される。呼び出し部124は、一時保存されている呼び出し音を用いて、呼び出しを行う。
受信者が不快に感ずる音は、通常発話速度が速い/遅い、平均ピッチの高低などに起因する。したがって、発話内容を音声合成するために必要なパラメータを変更することで、受信者の感ずる不快を軽減できる。また、受信者の好みの発話速度や平均ピッチなどがある。この場合に、パラメータが設定された呼び出し音情報であっても、受信者の好みに合ったパラメータに変更することができる。
特に、前記テキスト音声合成制御情報設定手段は、韻律、ボリューム、発話速度、または音質について、受信者に許容されるパラメータの上限値および下限値を予め設定しておくと好ましい。許容されるパラメータの上限値または下限値を超えると、自動的にパラメータを変更することができる。この場合に、前記抽出された呼び出し音情報のうち、前記許容値から外れるパラメータに対して、許容されるパラメータの上限値または下限値にパラメータを変更して呼び出し音を音声合成することができる。あるいは、前記抽出された呼び出し音情報のうち、前記許容値から外れるパラメータが少なくとも1つ存在すれば、受信器側のパラメータを用いて、呼び出し音情報を作成することとしてもよい。なお、受信者に許容されるパラメータの上限値および下限値は、受信者が適宜設定できる。
呼び出し音情報判断部で、抽出された呼び出し音情報を変更する場合には、スイッチなどハードウェアによる切り替えを行ってもよく、またはソフトウェアによる切り替えを行ってもよい。また、音声合成制御情報生成部は、例えば音声合成エンジンに存在するパラメータ設定ダイアログを用いてもよい。
(実施の形態2)
図13は、本発明の通信システムの呼び出し音情報および呼び出し信号の処理を概念的に説明した説明図である。本発明の通信システムは、情報通信端末と中継サーバを含んでいる。情報端末1と情報端末2と中継サーバとは、それぞれ送信元と送信先の呼び出し信号の処理、および中継サーバの呼び出し信号の処理を示す構成ブロックを示している。情報通信端末1は通信ネットワーク106を介して、中継サーバ102Aに接続されている。中継サーバ102Aは通信ネットワーク1134を介して、情報通信端末2に接続されている。情報通信端末は、上記実施の形態1で用いた情報通信端末である。
情報通信端末1からは、上記と図2の場合と同様に、通信端末2を指定する信号である呼び出し信号と共に、呼び出し音情報が送信される。前記発信された呼び出し音情報と呼び出し信号とは、通信ネットワーク106を介して、中継サーバ102Aに出力される。
中継サーバ102Aは、信号受信部130にて、呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する。呼び出し音情報抽出部131は、受信した信号の中に含まれる呼び出し音情報を抽出する。抽出された呼び出し音情報は、呼び出し音情報変更部132にて、必要な変更を行う。呼び出し信号送信部133は、呼び出し信号と変更された呼び出し音情報とを、通信ネットワーク134を介して、受信側の通信端末2に出力する。中継サーバ102Aは、常に、呼び出し音情報を変更する、あるいは呼び出し音情報に一定の制限をかけるものではない。中継サーバは、ただ単にデータを転送する場合もある。また、中継サーバは、以下に述べる処理以外に、種々の処理を行ってもよい。
受信側の通信端末2は、信号受信部120にて、呼び出し信号と変更された呼び出し音情報とを受信する。呼び出し音情報抽出部121は、受信した信号の中に含まれる変更された呼び出し音情報を抽出する。抽出された呼び出し音情報は、テキスト音声合成部122に送られる。テキスト音声合成部122では、抽出された呼び出し音情報に基づいて呼び出し音の音声合成を行う。音声合成された呼び出し音は、呼び出し音データベース123に、一時保存される。呼び出し部124は、一時保存された呼び出し音を用いて呼び出しを行う。
次に、本発明の通信システムで用いられる中継サーバについて説明する。図14は、本発明の通信システムで用いられる中継サーバの概略構成を示すブロック図である。中継サーバは、CPU23、ROM24、RAM25、ハードディスク26、通信I/F部27を具備し、これらデバイスは、バス28により接続されている。ROM24には、ブートプログラムなどが格納され、ハードディスク26には、システムプログラム(OS)、各種のアプリケーションプログラムが格納されている。
CPU23は、ROM24上のブートプログラムに基づいてハードディスク上のシステムプログラムをRAM25に展開し、必要に応じてハードディスク上のアプリケーションプログラムをRAM25上に展開して実行することにより、呼び出し音情報を制限または変更する処理を行う。また、上記処理を行う場合に必要なデータベースは、RAM25内またはハードディスク26内に設けられている。
(動作)
以下に本発明の通信システムにおける呼び出し音情報の流れを、図15を参照しながら説明する。図15は、本発明の情報通信端末にかかる呼び出し音情報の流れを説明するフローチャートである。
(送信側情報通信端末)
ステップS100〜ステップS102は、上記図4における情報通信端末のステップS100〜ステップS102と同様である。
(中継サーバ)
ステップS201では、通信I/F部27にて呼び出し信号を受信する。呼び出し音情報が送信されている場合は、呼び出し音情報も受信する。受信信号は、CPU23に送られる。
CPU23は、ステップS202にて、受信信号中に呼び出し音情報が含まれているか否かを判断する。
受信信号中に呼び出し音情報が含まれていないと判断された場合は、ステップS206に進む、ステップS206では、通信I/F部27にて呼び出し信号を送信する。
受信信号中に呼び出し音情報が含まれていると判断された場合には、ステップS203にてCPU23で、呼び出し音情報を抽出する。CPU23は、ステップS204にて、呼び出し音情報に、変更または制限をすべき情報が含まれているかどうかを判断する。呼び出し音情報に、変更または制限をすべき情報が含まれていないと判断された場合には、ステップS206に進む、ステップS206では、通信I/F部27にて呼び出し信号と情報通信端末から送信された呼び出し音情報とを、情報通信端末に送信する。
ステップS204にて、呼び出し音情報に、変更または制限をすべき情報が含まれていると判断された場合には、ステップS205で、CPU23は呼び出し音情報を変更・制限する。変更された呼び出し音情報または呼び出し音情報が制限された場合には、制限部分を空にした呼び出し音情報は、通信I/F部27にて送信される。
(受信側情報通信端末)
受信された呼び出し信号と、変更または制限された呼び出し音情報は、ステップS103〜ステップS108にて、上記図4における情報通信端末2のステップS103〜ステップS108と同様に処理をされ、呼び出し音が出力される。
(呼び出し音情報の変更・制限)
本発明の通信システムでは、送信側の情報通信端末で設定された呼び出し音情報を、中継サーバを用いて、変更する、あるいは制限することに特徴を有する。以下に、中継サーバの役割を中心に本発明の通信システムを説明する。
(C−1)カテゴリ情報付記呼び出し音情報を用いる場合
図16は、本発明の通信システムにおいてカテゴリ情報付記呼び出し音情報を用いた呼び出し音情報の変更およびその呼び出し信号の処理を概念的に説明した説明図である。
(送信側情報通信端末)
送信側の情報通信端末の呼び出し音情報入力部では、カテゴリ情報を付記して呼び出し音情報を入力する。具体的には、呼び出し音情報入力部104に、「カテゴリ情報」と「呼び出し音」とを入力する。例えば、カテゴリ情報は「アイサツ」であり、呼び出し音情報は「スズキデス」を入力する。カテゴリ情報は、そのカテゴリの中に含まれる複数の呼び出し音を総括する情報である。図16のカテゴリデータベース621に示すように、カテゴリ「アイサツ」には、呼び出し時刻とそれに対応する挨拶が含まれる。
(中継サーバ)
中継サーバは、(1)情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信部130と、(2)前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出部131と、(3)前記抽出された呼び出し音情報にカテゴリ情報が含まれていれば、前記カテゴリデータベースからそのカテゴリ情報に適合するカテゴリの中から、適切な呼び出し音を選択するカテゴリ対応呼び出し音選択部620と、(4)カテゴリの内容を記録するカテゴリデータベース621と、(5)選択された呼び出し音から呼び出し音情報を生成する呼び出し音情報生成部622と、(6)前記生成された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信する信号送信部133とを備える。
呼び出し信号受信部情報通信端末から送信された呼び出し信号とカテゴリ情報付記呼び出し音情報は、呼び出し信号受信部130にて受信される。呼び出し音情報抽出部131では、呼び出し音情報を抽出する。抽出された呼び出し音情報にカテゴリ情報が付記されている場合には、カテゴリ対応呼び出し音選択部620は、カテゴリデータベース621を用いて、そのカテゴリ情報に適合するカテゴリの中から、適切な呼び出し音を選択する。例えば、カテゴリ情報が「アイサツ」の場合で、現在の時刻が「11:00」の場合には、「コンニチワ」を選択する。
呼び出し音情報生成部622では、カテゴリ情報から選択された「コンニチワ」と送信側の情報通信端末から入力された呼び出し音情報「スズキデス」とから、変更された呼び出し音情報「コンニチワスズキデス」を生成する。信号送信部133は、呼び出し信号と、この変更された呼び出し音情報を情報通信端末に送信する。
(受信側情報通信端末)
呼び出し信号と、この変更された呼び出し音情報を受信した情報通信端末は、変更された呼び出し音情報に基づいてテキスト音声合成を行い、合成された呼び出し音で呼び出しを行う。
(カテゴリデータベース)
カテゴリ情報としては、カテゴリの中に含まれる複数の呼び出し音が含まれるものであれば、特に制限されない。図16の例では、カテゴリデータベース621に、カテゴリ「アイサツ」以外に「ランダム」「テンキ」・・・が含まれている。このようなカテゴリデータベースは情報通信端末内に設けることもできる。しかし、カテゴリ情報をサービスとして用いる場合に、それぞれの端末に対してカテゴリデータベースを更新することは難しい。したがって、本実施の形態のように、カテゴリデータベースを中継サーバに設けるほうが、制御が容易であるので、好ましい。
また、カテゴリ情報を含んだ定型文を予め作成しておき、これを呼び出し音情報として利用することもできる。この構成によると、同一の呼び出し音情報を入力しても、毎回異なった呼び出し音が生成されるので、着信側の状況に適した呼び出し音での呼び出しが可能となる。
(C−2)送信された呼び出し音情報を一括して制限する場合
悪戯や広告などの不必要な呼び出し音情報、公序良俗に反する呼び出し音などは、受信者に共通する不要な呼び出し音である。本実施の形態では、このような利用を禁止したい呼び出し音情報を通信システムで一括して制限するものである。このために、本実施の形態では、中継サーバに利用禁止データベースを設ける。利用禁止データベースは情報通信端末内に設けることもできる。しかし、共通する不要な呼び出し音の排除をサービスとして用いる場合に、それぞれの端末に対してカテゴリデータベースを更新することは難しい。したがって、本実施の形態のように、利用禁止呼び出し音データベースを中継サーバに設けるほうが、制御が容易であるので、好ましい。
図17は、本発明の情報通信端末において利用禁止呼び出し音データベースを用いて、呼び出し音情報を一括して制限する呼び出し音情報の制御処理を概念的に説明した説明図である。この図の例では、中継サーバは、(1)情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信部130と、(2)前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出部131と、(3)利用が禁止される呼び出し音を予め設定した利用禁止呼び出し音データベース721と、(4)呼び出し音情報と前記利用禁止呼び出し音データベースとを比較する呼び出し音比較部720と、(5)前記利用禁止呼び出し音データベースの利用禁止呼び出し音と一致する呼び出し音情報について、呼び出し音情報を削除する呼び出し音情報更新部722と、(6)呼び出し音情報が削除されたことを、送信側情報通信端末に送信する削除情報送信部723と、(7)呼び出し信号を送信元情報通信端末に送信する信号送信部133とを備える。
呼び出し信号受信部情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報は、呼び出し信号受信部130にて受信される。呼び出し音情報は、例えば「利用禁止呼び出し音1」であるとする。呼び出し音情報抽出部131では、呼び出し音情報を抽出する。抽出された呼び出し音情報は、呼び出し音比較部720にて、利用禁止呼び出し音データベース721中の利用禁止呼び出し音とをマッチングする。
抽出された呼び出し音情報が、利用禁止呼び出し音と一致する場合には、呼び出し音情報更新手段722にて、抽出された呼び出し音情報は削除される。また、抽出された呼び出し音情報の一部が利用禁止呼び出し音と一致する場合には、その一部が削除される。例えば、呼び出し音情報が「利用禁止呼び出し音1」であるので、呼び出し音情報は利用禁止呼び出し音データベース721中の「利用禁止呼び出し音1」と一致することになる。したがって、呼び出し音情報更新手段722にて、呼び出し音情報「利用禁止呼び出し音1」は削除される。
削除情報送信部723は、情報通信端末から送信された呼び出し音情報の全部または一部が削除された旨を送信元の情報通信端末に送信する。一方、信号送信部133は、呼び出し音情報の全部が削除された場合には、呼び出し音情報を空にして、呼び出し信号を送信先情報通信端末に送信する。この場合には、通常の呼び出し音を用いて呼び出しが行われる。また、信号送信部133は、呼び出し音情報の一部が削除された場合には、残りの呼び出し音情報を、呼び出し信号と共に、送信先情報通信端末に送信する。この場合には、削除された部分以外の呼び出し音情報を用いて、呼び出し音が作成され、呼び出しが行われる。
(C−3)送信された呼び出し音情報を送信先情報通信端末ごとに制限する場合
悪戯や広告などの不必要な呼び出し音情報、公序良俗に反する呼び出し音などは、受信者に共通する不要な呼び出し音である。一方、情報通信端末の利用者には、個別に不快な呼び出し音が存在する。本実施の形態では、このような利用を禁止したい呼び出し音情報を通信システムで個別に制限するものである。このために、本実施の形態では、送信先の情報通信端末ごとに、あるいは所定のグループごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された複数の利用禁止データベースを中継サーバに設ける。すなわち、本実施の形態は、図17において、単一の利用禁止呼び出し音データベース721が、複数個存在することを除けば、図17と同様である。このような利用禁止データベースは情報通信端末内に設けることもできる。しかし、このようなデータベースを個々の情報通信端末に設けると、データベースの保存のための保存容量が必要となるので、中継サーバに設けるのが好ましい。また、グループ間で、利用禁止データベースを共有する場合、それぞれの端末に対してカテゴリデータベースを更新することは難しい。
本発明の情報通信端末において利用禁止呼び出し音データベースを用いて、呼び出し音情報を個別に制限する処理は、中継サーバが複数の利用禁止呼び出し音データベースを有することと、個別の利用禁止呼び出し音データベースを用いて、利用禁止用語の削除を行う点以外は、上記(C−2)の場合と同様に行われる。
送信先の情報通信端末ごとに、あるいは所定のグループごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された利用禁止呼び出し音データベースは、例えば以下のようにして更新される。図18は、中継サーバ上に設けられた複数の利用禁止呼び出し音データベースに対して、利用禁止呼び出し音を追加する処理を示す図である。
利用者は、送信側の情報通信端末1の利用禁止呼び出し音情報生成部801に、利用禁止呼び出し音を追加する利用禁止呼び出し音データベース名と利用禁止呼び出し音とを入力する。入力は、表2のように行う。
Figure 0004364046
この利用禁止呼び出し音データベース名と利用禁止呼び出し音情報とは、利用禁止呼び出し音情報送信部802から、中継サーバに送信される。
中継サーバの利用禁止呼び出し音情報受信部803は、呼出信号と、利用禁止呼び出し音データベース名と利用禁止呼び出し音情報とを受信する。利用禁止呼び出し音情報抽出部804は、利用禁止呼び出し音情報を抽出する。利用禁止呼び出し音情報追加部805は、該当する利用禁止呼び出し音データベースを呼び出し、抽出された利用禁止呼び出し音情報を追加登録する。この図の例では、グループ1が選択され、上記表2の「利用禁止呼び出し音」が「利用禁止呼び出し音データベース グループ1」に追加される。
なお、上記(C−2)の場合には、利用禁止呼び出し音データベースの更新は、通常サービスの提供者などのシステム管理者が行う。しかし、この追加方法を用いて、利用者が、(C−2)の場合の利用禁止呼び出し音データベースに、利用禁止呼出音を追加することとしてもよい。
[実施の形態の変形例]
携帯電話によりメールで情報を伝達することが、現在良く利用されている。しかし、この情報の伝達は、相手がメールを受信したことは確認できるが、受信したメールを読んだかどうかは確認できない。
本発明の情報通信端末および通信システムでは、受信側に連絡したいことを、呼び出し音情報として送信することができる。したがって、この情報通信端末および通信システムを用いれば、呼び出し音情報を情報通信手段として用いることができる。
例えば、本発明の情報通信端末を携帯電話として使用する場合に、送信側が、「10時に○○で待ち合わせ」という呼び出し音情報を送信し、受信側がその呼び出し音の意図を確認することは以下のようにして行う。受信側がその呼び出し音の意図を確認した場合には、通話を切断するボタン(受話ボタンではない呼び出し音を切るボタン)を押すこととし、受信側がその呼び出し音の意図が確認できなかった場合には、その操作を行わないこととする。送信側は、通話を切断するボタンの押下があったか否かにより、受信側が呼び出し音の内容を理解したかどうかを知ることができる。このような構成とすることで、電話を掛けるのと同様に、送信側から受信側への情報の即時伝達が可能となる。同時に、相手がその情報を理解したかどうかの情報を獲得できるだけでなく、電話のように通話コストも不要となる。
(その他の実施形態)
ところで、上記各実施の形態における情報通信端末あるいは中継サーバとしての機能は、プログラム記録媒体に記録された情報処理プログラムによって実現される。上記各実施の形態における上記プログラム記録媒体は、RAM(ランダム・アクセル・メモリ)とは別体に設けられたROM(リード・オンリー・メモリ)でなるプログラムメディアである。または、外手段補助記録装置に装着されて読み出されるプログラムメディアであってもよい。尚、何れの場合においても、上記プログラムメディアから情報処理プログラムを読み出すプログラム読み出し手段は、上記プログラムメディアに直接アクセスして読み出す構成を有していてもよいし、RAMに設けられたプログラム記憶エリアにダウンロードし、上記プログラム記憶エリアにアクセスして読み出す構成を有していてもよい。尚、上記プログラムメディアからRAMの上記プログラム記録エリアにダウンロードするためのダウンロードプログラムは、予め本体装置に格納されているもとする。
ここで、上記プログラムメディアとは、本体側と分離可能に構成され、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスク、ハードディクス等の磁気ディスクやCD(コンパクトディスク)−ROM、MO(光磁気)ディスク、MD(ミニディスク)、DVD(デジタル多用途ディスク)等の光ディスクのディスク系、IC(集積回路)カードや光カード等のカード系、マスクROM、EPROM(紫外線消去型ROM)、EEPROM(電気的消去型ROM)、フラッシュROM等の半導体メモリ系を含めた、固定的にプログラムを坦持する媒体である。
また、上記実施の形態における情報通信端末あるいは中継サーバは、モデムを備えてインターネットを含む通信ネットワークと接続可能となっている。この場合、上記プログラムメディアは、通信ネットワークからのダウンロード等によって流動的にプログラムを坦持する媒体であっても差し支えない。尚、その場合における上記通信ネットワークからダウンロードするためのダウンロードプログラムは、予め本体装置に格納されているものとする。あるいは、別の記録媒体からインストールされるものとする。
尚、上記記録媒体に記録されるものはプログラムのみに限定されるものではなく、データも記録することが可能である。
図1は、本発明の情報通信端末の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の情報通信端末同士での呼び出し音情報および呼び出し信号の処理を概念的に説明した説明図である。 図3は、送信元の情報通信端末において入力された呼び出し音情報の内容と、送受信される信号の内容と、受信側情報通信端末において抽出された呼び出し音情報の内容を示す図である。 図3(a)は、送信元の情報通信端末において入力された呼び出し音情報の内容を、図3(b)は、送受信される信号の内容を、図3(c)は受信側情報通信端末において抽出された呼び出し音情報の内容を示す図である。 図4は、本発明の情報通信端末にかかる呼び出し音情報の流れを説明するフローチャートである。 図5は、音声合成制御記号を用いた呼び出し音信号の一例を示す図である。 図6は、本発明の情報通信端末において時刻に対応する呼出音情報と、その処理を概念的に説明した図である。 図7は、時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータを示す図である。 図8は、本発明の情報通信端末において呼び出し時間に対応する呼出音情報と、その処理を概念的に説明した説明図である。 図9は、呼び出し時間と呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータとを示す図である。 図10は、本発明の情報通信端末において呼び出し制御許可情報を用いた呼び出し音情報の制御処理を概念的に説明した説明図である。 図11は本発明の情報通信端末において、送信された呼び出し音情報の変更処理を概念的に説明した説明図である。 図12は、変更前の制御記号付き呼び出し信号と変更後の制御記号付き呼び出し信号を示す図である。 図13は、本発明の通信システムの呼び出し音情報および呼び出し信号の処理を概念的に説明した説明図である。 図14は、本発明の通信システムで用いられる中継サーバの概略構成を示すブロック図である。 図15は、本発明の情報通信端末にかかる呼び出し音情報の流れを説明するフローチャートである。 図16は、本発明の通信システムにおいてカテゴリ情報付記呼び出し音情報を用いた呼び出し音情報の変更およびその呼び出し信号の処理を概念的に説明した説明図である。 図17は、本発明の情報通信端末において利用禁止呼び出し音データベースを用いて、呼び出し音情報を一括して制限する呼び出し音情報の制御処理を概念的に説明した説明図である。 図18は、中継サーバ上に設けられた複数の利用禁止呼び出し音データベースに対して、利用禁止呼び出し音を追加する処理を示す図である。
符号の説明
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示デバイス
15 表示制御回路
16 通信デバイス
17 通信制御回路
18 入力デバイス
19 入力制御回路
20 音出力デバイス
21 音出力制御回路
22 バス
23 CPU
24 ROM
25 RAM
26 ハードディスク
27 通信I/F部
28 バス
101A 情報通信端末1
102A 中継サーバ
103A 情報通信端末2
104 呼び出し音情報入力部
105 呼び出し信号送信部
106、134 通信ネットワーク
120 呼び出し信号受信部
121 呼び出し音情報抽出部
122 テキスト音声合成部
123 呼び出し音データベース
124 呼び出し部
130 呼び出し信号受信部
131 呼び出し音情報抽出部
132 呼び出し音情報変更部
133 呼び出し信号送信部
220 時刻対応呼び出し音情報抽出部
221 時刻計測部
320 時間対応呼び出し音情報抽出手段
321 時間計測部
420 呼び出し制御判断部
421 呼び出し制御許可情報付き送信元情報データベース
520 呼び出し音情報判断部
521 テキスト音声合成制御情報生成部
620 カテゴリ対応呼出音選択部
621 カテゴリデータベース
622 呼び出し音情報生成部
720 呼び出し音比較部
721 利用禁止呼び出し音データベース
722 呼び出し音情報比較部
723 削除情報送信部
801 利用禁止呼出音情報生成部
802 利用禁止呼出音情報送信部
803 利用禁止呼出音追加情報受信部
804 利用禁止呼出音追加情報抽出部
805 利用禁止呼出音情報追加部
806 利用禁止呼び出し音データベース グループ1
807 利用禁止呼び出し音データベース グループ2



Claims (12)

  1. 利用者が音声合成可能な呼び出し音情報をテキストの形式で入力する呼び出し音情報入力手段と、
    前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報と送信先情報端末に対する呼び出し先を呼び出す呼び出し信号とを送信する呼び出し信号送信手段と、
    送信側端末から発信された呼び出し信号と、送信側端末から発信された前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報とを受信する信号受信手段と、
    前記信号受信手段によって受信された信号の中から、前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、
    前記抽出されたテキスト形式の呼び出し音情報から呼び出し音を音声合成するテキスト音声合成手段と、
    前記音声合成された呼び出し音を用いて呼び出しを行う呼び出し手段と、
    前記呼び出し音情報は、テキスト音声合成に必要な制御記号を含み、
    前記テキスト音声合成手段は、前記制御記号を用いて前記呼び出し音を音声合成し、
    前記呼び出し音情報は、時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音情報とを含み、
    当該情報通信端末は、さらに、
    受信側が受信情報を獲得した時刻を計測する時刻計測手段と、
    時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音情報から、計測された時刻に適合する呼び出し音情報を抽出する時刻対応呼び出し音情報抽出手段と、
    を備え、
    前記テキスト音声合成手段は、計測された時刻に適合する呼び出し音情報を用いて前記呼び出し音を音声合成することを特徴とする情報通信端末。
  2. 利用者が音声合成可能な呼び出し音情報をテキストの形式で入力する呼び出し音情報入力手段と、
    前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報と送信先情報端末に対する呼び出し先を呼び出す呼び出し信号とを送信する呼び出し信号送信手段と、
    送信側端末から発信された呼び出し信号と、送信側端末から発信された前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報とを受信する信号受信手段と、
    前記信号受信手段によって受信された信号の中から、前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、
    前記抽出されたテキスト形式の呼び出し音情報から呼び出し音を音声合成するテキスト音声合成手段と、
    前記音声合成された呼び出し音を用いて呼び出しを行う呼び出し手段と、
    前記呼び出し音情報は、テキスト音声合成に必要な制御記号を含み、
    前記テキスト音声合成手段は、制御記号を用いて前記呼び出し音を音声合成し、
    前記呼び出し音情報は、呼び出し時間と、呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音情報とを含み、
    当該情報通信端末は、さらに、
    呼び出し時間を計測する呼び出し時間計測手段と、
    呼び出し時間と、呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音情報から、呼び出し時間に対応する呼び出し音を抽出する呼び出し時間対応呼び出し音情報抽出手段と、
    を備え、
    前記テキスト音声合成手段は、計測された呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を用いて前記呼び出し音を音声合成することを特徴とする報通信端末。
  3. 計測された呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を用いて呼び出しを行う間に、
    前記呼び出し時間対応呼び出し音情報抽出手段は、次の呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を抽出し、
    前記テキスト音声合成手段は、抽出された次の呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を用いて呼び出し音を音声合成することを特徴とする請求項に記載の情報通信端末。
  4. コンピュータを、請求項1に記載の情報通信端末として機能させるためのプログラム。
  5. コンピュータを、請求項2に記載の情報通信端末として機能させるためのプログラム
  6. 請求項4又は5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載の情報通信端末と、中継サーバとを備え、前記情報通信端末間に前記中継サーバを介して情報通信を行う通信システムであって、
    前記中継サーバは、
    情報通信端末から送信された呼び出し信号とテキストの形式で作成された呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、
    前記信号受信手段によって受信された信号の中から、前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、
    前記抽出された呼び出し音情報を変更する呼び出し音情報変更手段と、
    前記変更された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信する信号送信手段とを備え、
    前記情報通信端末で入力される呼び出し音情報は、カテゴリ情報が付記されたカテゴリ情報付記呼び出し音情報であり、
    前記中継サーバは、さらに
    カテゴリの内容を記録するカテゴリデータベースと、
    前記抽出された呼び出し音情報にカテゴリ情報が含まれていれば、前記カテゴリデータベースからそのカテゴリ情報に適合するカテゴリの中から、適切な呼び出し音を選択するカテゴリ対応呼び出し音選択手段と、
    選択された呼び出し音から呼び出し音情報を生成する呼び出し音情報生成手段と、
    前記生成された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信する信号送信手段とを備えることを特徴とする通信システム。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載の情報通信端末と、中継サーバとを備え、前記情報通信端末間に前記中継サーバを介して情報通信を行う通信システムであって、
    前記中継サーバは、
    情報通信端末から送信された呼び出し信号とテキストの形式で作成された呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、
    前記信号受信手段によって受信された信号の中から、前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、
    利用が禁止される呼び出し音を予め設定した利用禁止呼び出し音データベースと、
    前記呼び出し音情報と前記利用禁止呼び出し音データベースとを比較する呼び出し音比較手段と、
    前記利用禁止呼び出し音データベースの利用禁止呼び出し音と一致する呼び出し音情報について、呼び出し音情報を削除する呼び出し音情報更新手段と、
    呼び出し信号を送信先情報通信端末に送信する信号送信手段と、
    呼び出し音情報が削除されたことを、送信元情報通信端末に送信する削除情報送信手段を有することを特徴とする通信システム。
  9. 請求項8に記載の通信システムであって、
    前記中継サーバは、
    情報通信端末ごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された、あるいは所定のグループごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された、複数の利用禁止呼び出し音データベースと、
    前記呼び出し音情報と、送信先情報通信端末に対応する前記利用禁止呼び出し音データベースあるいは所定のグループに対応する前記利用禁止呼び出し音データベースとを比較する呼び出し音比較手段と、
    前記利用禁止呼び出し音データベースの利用禁止呼び出し音と一致する呼び出し音情報について、前記呼び出し音情報を削除する呼び出し音情報更新手段と、
    呼び出し信号を送信先情報通信端末に送信する信号送信手段と
    を備えることを特徴とする通信システム。
  10. コンピュータを、
    請求項7に記載の通信システムとして機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータを、
    請求項8に記載の通信システムとして機能させるためのプログラム。
  12. 請求項10又は11に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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