JP4364046B2 - 情報通信端末、通信システム、情報通信端末プログラム、および記録媒体 - Google Patents
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Description
(1)上記の文献では、データを圧縮して送信する。このため、長い文章を着信音とした場合に、送信/受信データが膨大になるという問題がある。
(2)送信データの加工が難しいという問題がある。高い音や低い音など、通常の音声以外の特徴的な音声を生成するためには、送信側で、送信データに特徴的な音声を生成するための処理を行う必要がある。しかし、この処理が煩雑である。また、同様に送信データに発声速度を変化させる処理などを行うことも、難しいという問題がある。
(3)送信側が、公序良俗に反する発声や着信者に不快感を与える発声など、不適切な呼び出し音を、容易に作成できる。一方、着信側では、そのような呼び出し音を除去する方法がない。
本発明の情報通信端末は、送受信可能な通信端末であり、情報通信端末同士でのみの通信も、中継サーバを介しての通信も可能である。また、中継サーバを介して通信を行う場合に、呼び出し音情報に対して所定の処理を行う場合と呼び出し音情報を単に転送する場合とがある。以下に、本発明の情報通信端末および通信システムについて、情報通信端末同士でのみの通信を行う場合(実施の形態1)と中継サーバを介して通信を行う場合(実施の形態2)とに分けて説明する。
図1は、本発明の情報通信端末の概略構成を示すブロック図である。本発明の情報通信端末は、図1に示すように、CPU11、ROM12、RAM13を具備している。また、液晶パネルバックライト、光学系などからなる表示デバイス14を具備する。この表示デバイスは、表示制御回路15により制御・駆動される。スピーカなどの音出力デバイス20は、音出力制御回路21により制御・駆動される。これらCPU11、ROM12、RAM13、表示制御回路15、音出力制御回路21は、バス22を介して接続されている。
以下に本発明の情報通信端末の動作を、図4を参照しながら説明する。図4は、本発明の情報通信端末にかかる呼び出し音情報の流れを説明するフローチャートである。送信側情報通信端末側における処理と受信側情報通信端末側における処理とに分けて説明する。
ステップS100では、利用者が呼び出し音情報を入力するか否かを判断する。呼び出し音情報を入力するか否かの設定は、RAM13内に予め登録されている。この設定を利用して呼び出し音情報を入力するか否かを判断する。
ステップS103では、通信デバイス16にて呼び出し信号を受信する。呼び出し音情報が送信されている場合は、呼び出し音情報も受信する。受信信号は、CPU11に送られる。
本発明の情報通信端末では、信号化して送信する呼び出し音情報およびその利用態様に特徴を有する。呼び出し音は、(A)送信側の情報通信端末で設定された呼び出し音情報をそのまま受信側の情報通信端末で音声合成する場合と、(B)送信側の情報通信端末で設定された呼び出し音情報を受信側の情報通信端末で制限または変更して音声合成する場合とがある。以下にそれぞれの場合における呼び出し音情報について説明する。
本発明の情報利用端末を用いれば、音声合成可能なパラメータを送信するので、受信側の情報利用端末の呼び出し音を制御することができる。また、音声合成可能なパラメータに、呼び出し音を変更する条件を付加することができる。これにより、条件に応じた呼び出し音による呼び出しを可能にする。以下にこれらの実施態様を説明する。
ここでは、本発明の情報通信端末において音声合成制御記号を用いた呼び出し音情報およびその呼び出し信号の処理を説明する。この処理は、図2における処理において音声合成制御記号を用いた呼び出し音情報を用いたものである。図5は、音声合成制御記号を用いた呼び出し音信号の一例を示す図である。呼び出し音情報は、呼び出し音情報の内容のみを音声合成の制御信号で表している。図5に示すように、呼び出し音情報は、発話内容と、発話内容を音声合成するために必要なパラメータと、各パラメータの標準からのずれを百分率で表現したものとで、表されている。送信側の情報通信端末から発話内容「サマザマナオンセイ」、各パラメータおよび各パラメータの標準からのずれ「平均ピッチ:200%、発話速度:80%、ボリューム:200%、アクセント強さ(イントネーションの強さ:150%)」で送信された呼び出し音情報は、受信側の情報通信端末の呼び出し音抽出部で、抽出される。テキスト音声合成部では、この呼び出し音情報の制御情報に基づいて、図6に示す内容で呼び出し音を生成する。生成された呼び出し音は、呼び出し音DBに一時保存される。呼び出し部は、一時保存されている呼び出し音を用いて、呼び出しを行う。
図6は、本発明の情報通信端末において時刻に対応する呼出音情報と、その処理を概念的に説明した図である。この実施の形態における呼び出し音情報は、図7に示すような時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータを含んでいる。送信側の情報通信端末は、時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータを呼び出し音情報として送信する。受信側の情報通信端末は、時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータを呼び出し音情報抽出部121で抽出する。抽出された呼び出し音情報は、時刻対応呼び出し音情報抽出部220に送られる。時刻対応呼び出し音情報抽出部220は、受信側が受信情報を獲得した時刻を計測する時刻計測部221を有している。時刻計測部221は、電話などリアルタイムで相手に通信・呼び出しが行われるものに関しては、受信時、メールなどのように情報開示時間が受信側に依存するものに関しては、対象メール開封時刻を計測する。時刻計測部221で計測された時刻は、時刻対応呼び出し音情報抽出部220に送られる。時刻対応呼び出し音情報抽出部220は、計測された時刻に対応する呼び出し音情報を抽出する。図6の例で言うと、時刻計測部221が、受信時あるいは情報開示時として、「7:00」を計測した場合には、時刻対応呼び出し音情報抽出部220は、図7に示す複数の音声合成用パラメータの中から「時刻:0時〜12時、発声内容:オハヨウ」を抽出する。テキスト音声合成部122は、抽出された呼び出し音情報に基づいて、呼び出し音を生成する。生成された呼び出し音は、呼び出し音DB123に一時保存される。呼び出し部124は、一時保存されている呼び出し音を用いて、呼び出しを行う。
図8は、本発明の情報通信端末において呼び出し時間に対応する呼出音情報と、その処理を概念的に説明した説明図である。図9に示すように、この実施の形態における呼び出し音情報は、呼び出し時間と呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音の音声合成用パラメータとを含んでいる。この態様によると、電話などリアルタイムでの呼び出しが必要なものについては、呼び出し時間の経過に伴って、呼び出し音を変更することができる。
上記の例では、呼び出し音の選択条件として「受信情報を獲得した時刻」と「呼び出し時間」との例を示した。呼び出し音の選択条件としては、これらのものに限定されず、条件として記述でき、その条件として表現できるものであれば、選択条件として利用できる。例えば温度、明るさ、地域などが挙げられる。
上記(A)の場合は、送信側が受信側の情報通信端末の呼び出し音を制御するものである。しかし、送信されてくる呼び出し音情報の中には、広告メールや間違い電話など受信側に不必要な情報の着信がある。このような場合にも、送信元の呼び出し音情報に基づいて合成された音声により呼び出しが行われると、受信側の利用者にとっては、煩わしい。また、受信側に必要な情報の着信であっても、用いられる呼び出し音によっては、受信側の利用者が不快に感ずることがある。そこで、以下の例では、受信側の情報通信端末において、送信された呼び出し音情報を制限する方法と送信された呼び出し音情報を変更する方法を用いて、送信された呼び出し音情報を受信側から制御する例を説明する。
図10は、本発明の情報通信端末において呼び出し制御許可情報を用いた呼び出し音情報の制御処理を概念的に説明した説明図である。この図の例では、受信側の情報通信端末は、(1)送信元情報と、送信元情報に対応する呼び出し制御許可情報とを有する呼び出し制御許可情報付送信元情報データベース421と、(2)受信した呼び出し信号から、送信元を検索し、前記検索された送信元の情報通信端末が呼び出し制御許可されているか否かを判断する呼び出し制御判断部420とを備える。
(B−1)では、呼び出し制御の許可情報を用いて、呼び出し制御が許可されていない送信先からの呼び出し音情報を用いない構成とした。しかし、呼び出し制御が許可されている送信先からの呼び出し音情報に基づいた呼び出し音であっても、受信者が不快に感ずる場合がある。また、受信者が不快に感じない呼び出し音であっても、受信者の好みで呼び出し音を変更したいと望む場合もある。これらの場合に、以下に説明するように、受信側の情報通信端末で、送信先からの呼び出し音情報を変更すれば、受信者が感ずる不快さを軽減できる。
図13は、本発明の通信システムの呼び出し音情報および呼び出し信号の処理を概念的に説明した説明図である。本発明の通信システムは、情報通信端末と中継サーバを含んでいる。情報端末1と情報端末2と中継サーバとは、それぞれ送信元と送信先の呼び出し信号の処理、および中継サーバの呼び出し信号の処理を示す構成ブロックを示している。情報通信端末1は通信ネットワーク106を介して、中継サーバ102Aに接続されている。中継サーバ102Aは通信ネットワーク1134を介して、情報通信端末2に接続されている。情報通信端末は、上記実施の形態1で用いた情報通信端末である。
以下に本発明の通信システムにおける呼び出し音情報の流れを、図15を参照しながら説明する。図15は、本発明の情報通信端末にかかる呼び出し音情報の流れを説明するフローチャートである。
ステップS100〜ステップS102は、上記図4における情報通信端末のステップS100〜ステップS102と同様である。
ステップS201では、通信I/F部27にて呼び出し信号を受信する。呼び出し音情報が送信されている場合は、呼び出し音情報も受信する。受信信号は、CPU23に送られる。
受信された呼び出し信号と、変更または制限された呼び出し音情報は、ステップS103〜ステップS108にて、上記図4における情報通信端末2のステップS103〜ステップS108と同様に処理をされ、呼び出し音が出力される。
本発明の通信システムでは、送信側の情報通信端末で設定された呼び出し音情報を、中継サーバを用いて、変更する、あるいは制限することに特徴を有する。以下に、中継サーバの役割を中心に本発明の通信システムを説明する。
図16は、本発明の通信システムにおいてカテゴリ情報付記呼び出し音情報を用いた呼び出し音情報の変更およびその呼び出し信号の処理を概念的に説明した説明図である。
送信側の情報通信端末の呼び出し音情報入力部では、カテゴリ情報を付記して呼び出し音情報を入力する。具体的には、呼び出し音情報入力部104に、「カテゴリ情報」と「呼び出し音」とを入力する。例えば、カテゴリ情報は「アイサツ」であり、呼び出し音情報は「スズキデス」を入力する。カテゴリ情報は、そのカテゴリの中に含まれる複数の呼び出し音を総括する情報である。図16のカテゴリデータベース621に示すように、カテゴリ「アイサツ」には、呼び出し時刻とそれに対応する挨拶が含まれる。
中継サーバは、(1)情報通信端末から送信された呼び出し信号と呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信部130と、(2)前記受信された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出部131と、(3)前記抽出された呼び出し音情報にカテゴリ情報が含まれていれば、前記カテゴリデータベースからそのカテゴリ情報に適合するカテゴリの中から、適切な呼び出し音を選択するカテゴリ対応呼び出し音選択部620と、(4)カテゴリの内容を記録するカテゴリデータベース621と、(5)選択された呼び出し音から呼び出し音情報を生成する呼び出し音情報生成部622と、(6)前記生成された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信する信号送信部133とを備える。
呼び出し信号と、この変更された呼び出し音情報を受信した情報通信端末は、変更された呼び出し音情報に基づいてテキスト音声合成を行い、合成された呼び出し音で呼び出しを行う。
カテゴリ情報としては、カテゴリの中に含まれる複数の呼び出し音が含まれるものであれば、特に制限されない。図16の例では、カテゴリデータベース621に、カテゴリ「アイサツ」以外に「ランダム」「テンキ」・・・が含まれている。このようなカテゴリデータベースは情報通信端末内に設けることもできる。しかし、カテゴリ情報をサービスとして用いる場合に、それぞれの端末に対してカテゴリデータベースを更新することは難しい。したがって、本実施の形態のように、カテゴリデータベースを中継サーバに設けるほうが、制御が容易であるので、好ましい。
悪戯や広告などの不必要な呼び出し音情報、公序良俗に反する呼び出し音などは、受信者に共通する不要な呼び出し音である。本実施の形態では、このような利用を禁止したい呼び出し音情報を通信システムで一括して制限するものである。このために、本実施の形態では、中継サーバに利用禁止データベースを設ける。利用禁止データベースは情報通信端末内に設けることもできる。しかし、共通する不要な呼び出し音の排除をサービスとして用いる場合に、それぞれの端末に対してカテゴリデータベースを更新することは難しい。したがって、本実施の形態のように、利用禁止呼び出し音データベースを中継サーバに設けるほうが、制御が容易であるので、好ましい。
悪戯や広告などの不必要な呼び出し音情報、公序良俗に反する呼び出し音などは、受信者に共通する不要な呼び出し音である。一方、情報通信端末の利用者には、個別に不快な呼び出し音が存在する。本実施の形態では、このような利用を禁止したい呼び出し音情報を通信システムで個別に制限するものである。このために、本実施の形態では、送信先の情報通信端末ごとに、あるいは所定のグループごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された複数の利用禁止データベースを中継サーバに設ける。すなわち、本実施の形態は、図17において、単一の利用禁止呼び出し音データベース721が、複数個存在することを除けば、図17と同様である。このような利用禁止データベースは情報通信端末内に設けることもできる。しかし、このようなデータベースを個々の情報通信端末に設けると、データベースの保存のための保存容量が必要となるので、中継サーバに設けるのが好ましい。また、グループ間で、利用禁止データベースを共有する場合、それぞれの端末に対してカテゴリデータベースを更新することは難しい。
なお、上記(C−2)の場合には、利用禁止呼び出し音データベースの更新は、通常サービスの提供者などのシステム管理者が行う。しかし、この追加方法を用いて、利用者が、(C−2)の場合の利用禁止呼び出し音データベースに、利用禁止呼出音を追加することとしてもよい。
携帯電話によりメールで情報を伝達することが、現在良く利用されている。しかし、この情報の伝達は、相手がメールを受信したことは確認できるが、受信したメールを読んだかどうかは確認できない。
ところで、上記各実施の形態における情報通信端末あるいは中継サーバとしての機能は、プログラム記録媒体に記録された情報処理プログラムによって実現される。上記各実施の形態における上記プログラム記録媒体は、RAM(ランダム・アクセル・メモリ)とは別体に設けられたROM(リード・オンリー・メモリ)でなるプログラムメディアである。または、外手段補助記録装置に装着されて読み出されるプログラムメディアであってもよい。尚、何れの場合においても、上記プログラムメディアから情報処理プログラムを読み出すプログラム読み出し手段は、上記プログラムメディアに直接アクセスして読み出す構成を有していてもよいし、RAMに設けられたプログラム記憶エリアにダウンロードし、上記プログラム記憶エリアにアクセスして読み出す構成を有していてもよい。尚、上記プログラムメディアからRAMの上記プログラム記録エリアにダウンロードするためのダウンロードプログラムは、予め本体装置に格納されているもとする。
尚、上記記録媒体に記録されるものはプログラムのみに限定されるものではなく、データも記録することが可能である。
12 ROM
13 RAM
14 表示デバイス
15 表示制御回路
16 通信デバイス
17 通信制御回路
18 入力デバイス
19 入力制御回路
20 音出力デバイス
21 音出力制御回路
22 バス
23 CPU
24 ROM
25 RAM
26 ハードディスク
27 通信I/F部
28 バス
101A 情報通信端末1
102A 中継サーバ
103A 情報通信端末2
104 呼び出し音情報入力部
105 呼び出し信号送信部
106、134 通信ネットワーク
120 呼び出し信号受信部
121 呼び出し音情報抽出部
122 テキスト音声合成部
123 呼び出し音データベース
124 呼び出し部
130 呼び出し信号受信部
131 呼び出し音情報抽出部
132 呼び出し音情報変更部
133 呼び出し信号送信部
220 時刻対応呼び出し音情報抽出部
221 時刻計測部
320 時間対応呼び出し音情報抽出手段
321 時間計測部
420 呼び出し制御判断部
421 呼び出し制御許可情報付き送信元情報データベース
520 呼び出し音情報判断部
521 テキスト音声合成制御情報生成部
620 カテゴリ対応呼出音選択部
621 カテゴリデータベース
622 呼び出し音情報生成部
720 呼び出し音比較部
721 利用禁止呼び出し音データベース
722 呼び出し音情報比較部
723 削除情報送信部
801 利用禁止呼出音情報生成部
802 利用禁止呼出音情報送信部
803 利用禁止呼出音追加情報受信部
804 利用禁止呼出音追加情報抽出部
805 利用禁止呼出音情報追加部
806 利用禁止呼び出し音データベース グループ1
807 利用禁止呼び出し音データベース グループ2
Claims (12)
- 利用者が音声合成可能な呼び出し音情報をテキストの形式で入力する呼び出し音情報入力手段と、
前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報と送信先情報端末に対する呼び出し先を呼び出す呼び出し信号とを送信する呼び出し信号送信手段と、
送信側端末から発信された呼び出し信号と、送信側端末から発信された前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報とを受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信された信号の中から、前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、
前記抽出されたテキスト形式の呼び出し音情報から呼び出し音を音声合成するテキスト音声合成手段と、
前記音声合成された呼び出し音を用いて呼び出しを行う呼び出し手段と、
前記呼び出し音情報は、テキスト音声合成に必要な制御記号を含み、
前記テキスト音声合成手段は、前記制御記号を用いて前記呼び出し音を音声合成し、
前記呼び出し音情報は、時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音情報とを含み、
当該情報通信端末は、さらに、
受信側が受信情報を獲得した時刻を計測する時刻計測手段と、
時刻と時刻に対応する複数の呼び出し音情報から、計測された時刻に適合する呼び出し音情報を抽出する時刻対応呼び出し音情報抽出手段と、
を備え、
前記テキスト音声合成手段は、計測された時刻に適合する呼び出し音情報を用いて前記呼び出し音を音声合成することを特徴とする情報通信端末。 - 利用者が音声合成可能な呼び出し音情報をテキストの形式で入力する呼び出し音情報入力手段と、
前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報と送信先情報端末に対する呼び出し先を呼び出す呼び出し信号とを送信する呼び出し信号送信手段と、
送信側端末から発信された呼び出し信号と、送信側端末から発信された前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報とを受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信された信号の中から、前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、
前記抽出されたテキスト形式の呼び出し音情報から呼び出し音を音声合成するテキスト音声合成手段と、
前記音声合成された呼び出し音を用いて呼び出しを行う呼び出し手段と、
前記呼び出し音情報は、テキスト音声合成に必要な制御記号を含み、
前記テキスト音声合成手段は、制御記号を用いて前記呼び出し音を音声合成し、
前記呼び出し音情報は、呼び出し時間と、呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音情報とを含み、
当該情報通信端末は、さらに、
呼び出し時間を計測する呼び出し時間計測手段と、
呼び出し時間と、呼び出し時間に対応する複数の呼び出し音情報から、呼び出し時間に対応する呼び出し音を抽出する呼び出し時間対応呼び出し音情報抽出手段と、
を備え、
前記テキスト音声合成手段は、計測された呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を用いて前記呼び出し音を音声合成することを特徴とする情報通信端末。 - 計測された呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を用いて呼び出しを行う間に、
前記呼び出し時間対応呼び出し音情報抽出手段は、次の呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を抽出し、
前記テキスト音声合成手段は、抽出された次の呼び出し時間に対応する呼び出し音情報を用いて呼び出し音を音声合成することを特徴とする請求項2に記載の情報通信端末。 - コンピュータを、請求項1に記載の情報通信端末として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項2に記載の情報通信端末として機能させるためのプログラム。
- 請求項4又は5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の情報通信端末と、中継サーバとを備え、前記情報通信端末間に前記中継サーバを介して情報通信を行う通信システムであって、
前記中継サーバは、
情報通信端末から送信された呼び出し信号とテキストの形式で作成された呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信された信号の中から、前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、
前記抽出された呼び出し音情報を変更する呼び出し音情報変更手段と、
前記変更された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信する信号送信手段とを備え、
前記情報通信端末で入力される呼び出し音情報は、カテゴリ情報が付記されたカテゴリ情報付記呼び出し音情報であり、
前記中継サーバは、さらに
カテゴリの内容を記録するカテゴリデータベースと、
前記抽出された呼び出し音情報にカテゴリ情報が含まれていれば、前記カテゴリデータベースからそのカテゴリ情報に適合するカテゴリの中から、適切な呼び出し音を選択するカテゴリ対応呼び出し音選択手段と、
選択された呼び出し音から呼び出し音情報を生成する呼び出し音情報生成手段と、
前記生成された呼び出し音情報と呼び出し信号とを送信先情報通信端末に送信する信号送信手段とを備えることを特徴とする通信システム。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の情報通信端末と、中継サーバとを備え、前記情報通信端末間に前記中継サーバを介して情報通信を行う通信システムであって、
前記中継サーバは、
情報通信端末から送信された呼び出し信号とテキストの形式で作成された呼び出し音情報とを受信する呼び出し信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信された信号の中から、前記テキストの形式で作成された呼び出し音情報を抽出する呼び出し音情報抽出手段と、
利用が禁止される呼び出し音を予め設定した利用禁止呼び出し音データベースと、
前記呼び出し音情報と前記利用禁止呼び出し音データベースとを比較する呼び出し音比較手段と、
前記利用禁止呼び出し音データベースの利用禁止呼び出し音と一致する呼び出し音情報について、呼び出し音情報を削除する呼び出し音情報更新手段と、
呼び出し信号を送信先情報通信端末に送信する信号送信手段と、
呼び出し音情報が削除されたことを、送信元情報通信端末に送信する削除情報送信手段を有することを特徴とする通信システム。 - 請求項8に記載の通信システムであって、
前記中継サーバは、
情報通信端末ごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された、あるいは所定のグループごとに利用が禁止される呼び出し音が設定された、複数の利用禁止呼び出し音データベースと、
前記呼び出し音情報と、送信先情報通信端末に対応する前記利用禁止呼び出し音データベースあるいは所定のグループに対応する前記利用禁止呼び出し音データベースとを比較する呼び出し音比較手段と、
前記利用禁止呼び出し音データベースの利用禁止呼び出し音と一致する呼び出し音情報について、前記呼び出し音情報を削除する呼び出し音情報更新手段と、
呼び出し信号を送信先情報通信端末に送信する信号送信手段と
を備えることを特徴とする通信システム。 - コンピュータを、
請求項7に記載の通信システムとして機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
請求項8に記載の通信システムとして機能させるためのプログラム。 - 請求項10又は11に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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