JP4363933B2 - 水中レーザ補修溶接装置及び水中レーザ補修溶接方法 - Google Patents

水中レーザ補修溶接装置及び水中レーザ補修溶接方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4363933B2
JP4363933B2 JP2003314486A JP2003314486A JP4363933B2 JP 4363933 B2 JP4363933 B2 JP 4363933B2 JP 2003314486 A JP2003314486 A JP 2003314486A JP 2003314486 A JP2003314486 A JP 2003314486A JP 4363933 B2 JP4363933 B2 JP 4363933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underwater
repair welding
laser
laser repair
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003314486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005081368A (ja
Inventor
慎太郎 杉山
秀壽 小林
剛 寺門
雅貴 田村
吉延 牧野
渉 河野
英則 高橋
裕一 元良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Japan Atomic Power Co Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
Japan Atomic Power Co Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Electric Power Co Inc, Japan Atomic Power Co Ltd, Chubu Electric Power Co Inc filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003314486A priority Critical patent/JP4363933B2/ja
Publication of JP2005081368A publication Critical patent/JP2005081368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4363933B2 publication Critical patent/JP4363933B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、例えば原子炉の炉内水中構造物などの部品に亀裂が発生した場合に、健全性回復のために水中にてレーザ光を照射して補修溶接を行なう水中レーザ補修溶接装置及び水中レーザ補修溶接方法に関する。
例えば、原子炉の炉内水中構造物などの部材に亀裂が発生した場合には、その部材全体を交換するか、あるいは亀裂発生部材に補強金具を設置するなどの方法が採られている。このような亀裂は、早期に補修することが必要であり、グラインダなどによって亀裂を完全に除去した後に肉盛溶接などにより補修を行なうことが望ましい。
しかしながら、原子炉の炉内水中構造物の中には強度に余裕があり、ある程度の亀裂を許容できる部位もあり、このような部位においては、亀裂のさらなる成長を抑制するため、亀裂を炉水から隔離することが有効である。そのためには、上記亀裂の表面開口部を肉盛溶接層により補修する必要がある。
一方、水中でも施工可能な補修溶接技術としては幾つかあるが、何れも溶接部近傍を局所的にドライにすることにより、水中における補修溶接を可能にしている。
ところで、加工点近傍の局所的なドライ環境を確保する方法としては、大量のシールドガスを供給し、加工点近傍をシールドするシールドガス法、高速の水を加工点の周囲に流す水カーテン法、溶接装置全体を覆うチャンバーを設置し、ドライな環境を確保するチャンバー法がある。
これらの方法は、いずれも一長一短があるが、その中でもシールドガス法は装置に組込むことが容易で、小型化が可能なため有利であるが、周囲環境の影響を最も受け易いため、安定したシールドの確保が求められる。
従来、シールドガス法をベースとして、シールドの安定性を高めた水中加工装置としては、水中TIG溶接加工装置が知られている(特許文献1)。
図7は、この水中TIG溶接加工装置の構成例を示す斜視図である。
図7に示すように、水中環境下にある被溶接材34を溶接する場合、TIG溶接電源42は大気中に設置され、アーク43が発生する溶接トーチ44だけが水中に設置される。ここで、溶接トーチ44及び溶接部45は水と接触しないようにシールドガス30で局部的に水が排除されている。この例では、シールド手段として約5mm厚さのカーボン繊維で織られたフェルト状の布からなる弾力性の高い固体壁47とArガスとの併用によるシールド法が用いられている。
このように構成された水中TIG溶接加工装置においては、加工点近傍をドライな環境にすることにより、水中環境下でも安定した溶接が可能であるが、亀裂の表面開口部を肉盛溶接層により封止することは困難である。これは、亀裂内の水分までガスシールドによりドライにすることが困難なため、その水分が溶接時の熱により瞬間的に蒸発し、亀裂真上の溶接ビードの形成を阻害し、結果的に亀裂封止ができないと考えられる。
特開平7−132372号公報
このように従来の水中TIG溶接加工装置においては、肉盛溶接層により亀裂の表面開口部を封止する、いわゆる亀裂封止ができないという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、表面に開口部がある亀裂を有する水中構造物に対して、レーザ補修溶接の施工が可能で、且つ亀裂の表面開口部を封止することができる水中レーザ補修溶接装置及び水中レーザ補修溶接方法を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するため、次のような手段により水中レーザ補修溶接装置を構成し、この装置を用いて水中補修を行なうものである。
本発明は、レーザ発振器及びシールドガス供給源に接続され、溶接ワイヤの供給源と供給系、レーザ光を集光する光学系を有する水中溶接ヘッドを備えて水中構造物の被溶接部を補修溶接する水中レーザ補修溶接装置において、前記水中溶接ヘッドの先端に取付けられたノズル部に、水中構造物の被溶接部に向けてレーザ照射するとともにホースを介してシールドガスをレーザ光と同軸に供給するノズル中央穴と、このノズル中央穴に隣接して設けられ、被溶接部のレーザ光未照射部位表面に対してシールドガスを噴出する先行穴とを設けてなり、かつこの先行穴から噴出されるシールドガスは、ノズル中央穴のホースとは別系統のホースによって供給され、かつ被溶接部のレーザ光未照射部位表面の亀裂の内部に存在する水を除去するように噴出されるよう設定される。
本発明は、表面に開口部がある亀裂を有する構造物に対して上記水中レーザ補修溶接装置を用いて水中で補修溶接を施す方法であって水中溶接ヘッドの先行穴からシールドガスを噴出して構造物表面の亀裂の内部に存在する水を除去する工程と、構造物表面のうち亀裂の内部の水を除去した部位に対して、水中溶接ヘッドのノズル中央穴からレーザ光を照射するとともにシールドガスをレーザ光と同軸に供給する工程とを有する
本発明によれば、先行ガスにより亀裂内部の水を排除するようにしたので、表面に開口部がある亀裂を有する水中構造物に対して、レーザ補修溶接の施工が可能で、且つ亀裂の表面開口部を封止することができる水中レーザ補修溶接装置及び水中レーザ補修溶接方法を提供できる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明による水中レーザ補修溶接装置の第1の実施形態を示す斜視図である。
図1において、1は原子炉の外部に設置されたレーザ発振器、2はこのレーザ発振器1と共に設けられたシールドガス供給源である。
水中レーザ溶接ヘッド3はこれらレーザ発振器1及びシールドガス供給源2に接続された光ファイバ4及びホース5を同軸的に設けたケーブル6の先端部に結合され、且つ水7中に没入されている原子炉51の炉内構造物の予定位置に吊下げられるものである。
上記水中レーザ溶接ヘッド3は、図2に示すようにヘッド本体3aとこのヘッド本体3aに繋がるガイド部3bとを有し、このガイド部3bの先端にその軸方向と直交する方向に連通させて円盤状のノズル20が取付けられている。
ヘッド本体3aには、図3(a),(b)に示すようにリール15、圧接ローラ16及び図示しない小型モータとを備え、ガイド部3bの外周面に軸方向に沿って配設されたワイヤ供給パイプ18とこのワイヤ供給パイプ18の先端にろう付け接合されたワイヤチップ19とを通してノズル20側へ向けて溶接ワイヤ13を供給するワイヤ供給装置14が内蔵されている。
また、ガイド部3bには、その上部に複数枚のコリメータレンズ9、下部に集光レンズ10および反射ミラー11を備え、光ファイバ4を通してヘッド本体3a内に導入されたレーザ光33をノズル20側へ送光する光学系12が内蔵されている。
さらに、円盤状のノズル20には、図3(b)に示すように中心部にレーザ光33を構造物の被溶接部34に向けてレーザ光を照射すると共に、シールドガス30を噴出する中央穴21が設けられ、さらにこの中央穴21とは別に溶接の進行方向にシールドガスの先行穴22が設けられている。この場合、先行穴22にはシールドガス供給源2に接続された前述したケーブル6内のホースとは別系統のホース35(図2に示す)が接続される。また、先行穴22の形状としては、図4(a)に示すようにY字形のスリット、同図(b)に示すように直線状のスリット、同図(c)に示すように円又は楕円状の丸穴があるが、シールドガスを溶接ビードに直接吹付けず、比較的長時間にわたって亀裂内部の水分を排除する上ではY字形のスリットが最も好ましい。
このような構成の水中レーザ補修溶接装置において、表面に開口部がある亀裂を有する炉内水中構造物に対して、亀裂の表面開口部を補修するには、まず原子炉の上方外部に設置されたレーザ発振器1及びシールドガス供給源2に接続されたケーブル6を炉内構造物51の予定位置に吊下し、この状態でレーザ補修溶接が開始される。
まず、レーザ発振器1から出力されるレーザ光が、ケーブル6内の光ファイバ4を通して水中レーザ溶接ヘッド3のヘッド本体3aに伝送されると、このレーザ光33はガイド部3b内の複数枚のコリメータレンズ9により平行光として伝送され、溶接箇所近傍で集光レンズ10により集光され、最後に反射ミラー11で反射されて円盤状のノズル20の中央穴21より被溶接部34の表面に照射される。
また、ヘッド本体3a内の設けられたワイヤ供給装置14より供給される溶接ワイヤ13は、小型モータにより駆動される圧着ローラ16によりワイヤ供給パイプ18の中に送り出され、このワイヤ供給パイプ18を通ってワイヤチップ19から被溶接部34に供給される。
このときシールドガス供給源2からシールドガス30がケーブル6内の光ファイバー4と同軸のチューブ5を通してヘッド本体3aに流入し、レーザ光33と同様にガイド部3b内を通してノズル20の中央穴21より被溶接部34の表面に供給される。
このようにして、被溶接部34に対してレーザ光33を照射すると同時に、シールドガスを吹付け、且つワイヤ供給装置14より溶接ワイヤ13の供給を受けながらレーザ溶接が行なわれるが、その際に図3(b)に示すように円盤状のノズル20に溶接方向の前方に向けて設けられた先行穴22から前記中央穴21より吹出される中央ガス31とは別系統から供給される先行ガス32により、亀裂内部の水を吹飛ばしながらレーザ溶接を行なう。
この亀裂内部の水は、レーザ光33と同軸のシールドガス30もガス流量を増加させることにより、亀裂内部の水を排除することが可能であるが、溶接ビードの形成を乱すため、中央穴21からのシールドガス30の供給過剰は好ましくない。
本実施形態のように中央穴21より吹出される中央ガス31に先行して被溶接部34の溶接方向に先行ガス32を吹付けながら溶接を行なうことにより、中央ガス31を増加させず、溶接ビードの形成を阻害せずに、亀裂内部の水を排除することが可能となり、亀裂の開口部を肉盛溶接層により封止することができる。
図5(a)は、本発明による水中レーザ補修溶接装置の第2の実施形態における水中レーザ溶接ヘッドを示す断面図、(b)は(a)のA−A線に沿う矢視断面図で、図3(a),(b)と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる点について述べる。
第2の実施形態は、図5(a),(b)に示すようにヘッド本体3aに繋がるガイド部3bの先端に取付けられた円盤状のノズル20の外周部に、被溶接部34を囲み且つ被溶接部側を開口した直方体からなる箱体24とこの箱体24の開口端部に被溶接面と接触可能に取付けられたシリコンゴムなどの弾性体25からなるシールドボックス26を設けるようにしたものである。
なお、シールドボックス26の形状としては、円筒状または円錐台形状などであっても良い。
このようにノズル20の外周部に箱体24およびその開口端部に取付けられた弾性体25からなるシールドボックス26を設けることにより、レーザ溶接時に被溶接部34の水を排除して被溶接部34付近のシールドを確保することができる。また、先行穴22からの先行ガス32が供給されてから、中央穴21からの中央ガス31が供給されるまでのわずかの間に、先行ガス31により亀裂内部から排除した水7が再度亀裂内部に侵入することがあるが、対象となる亀裂の周囲をシールドボックス26で覆うことにより、水7の亀裂への再浸入を防ぐことができる。
また、上記弾性体25として用いたシリコンゴムは透明であり、多くのレーザ光33を透過するため、溶接時の反射光がシリコンゴムに直接あたっても吸収されず、シリコンゴムの劣化が少ない。
上記実施形態では、弾性体25としてシリコンゴムを用いたが、このシリコンゴムに代えてフッ素ゴムを用いてもシールドボックス26によるシールド確保や水の再浸入阻止は可能である。ただし、フッ素ゴムは不透明であり、シリコンゴムに比べて溶接時の反射光があたると吸収されるため、フッ素ゴムの劣化が進む傾向にある。
弾性体25として用いられるシリコンゴムまたはフッ素ゴムの内面に金をコーティングすることにより、劣化を防止できる。
さらに、上記実施形態では、シールドボックス26として箱体24の開口端部に弾性体25を取付けるようにしたが、この弾性体25の形状およびその取付け構造として、図6(a)に示すように箱体24の胴部を肉厚にし、この胴部に環状溝を形成し、この環状溝に被溶接部34側にテーパ状に広がる環状弾性体25を嵌め込んで取付けるようにしてもよい。
弾性体25の粘着性が高い場合、被溶接部34と密着するため、水中レーザ溶接ヘッド3を移動しようとしても、移動しにくくなることがある。
この場合には、図6(b)に示すように箱体24の胴部を肉厚にし、この胴部に二重の環状溝を形成し、この二重の環状溝に断面U字形の環状弾性体を嵌め込んで、そのU字状部の先端曲面部を被溶接面に接触させる。このようにすれば、弾性体25と被溶接部34の間の接触している面積が減少し、水中レーザ溶接ヘッド3の移動がし易くなり、かつ被溶接部34付近のシールドを確保することも可能である。
このように本実施形態によれば、先行ガスとシールドボックスとの作用により、亀裂内部の水を排除し、さらに水の亀裂内部への再侵入を防止することが可能となるので、亀裂の開口部を肉盛溶接層により封止することができる。
なお、上記各実施形態では、原子炉の炉内水中構造物の被溶接部をレーザ補修溶接する場合について述べたが、本発明は炉内水中構造物以外の水中構造物のレーザ補修溶接にも前述同様に適用実施できることは言うまでもない。
本発明による水中レーザ補修溶接装置の第1の実施形態を示す斜視図。 同実施形態における水中レーザ溶接ヘッドの外観を示す斜視図。 (a)は同実施形態における水中レーザ溶接ヘッドの内部構成を示す断面図、(b)は(a)のA−A線に沿う矢視断面図。 (a)〜(c)は同実施形態における円盤状ノズルに設けられる異なる先行穴の形状をそれぞれ示す図。 (a)は本発明による水中レーザ補修溶接装置の第2の実施形態における水中レーザ溶接ヘッドの内部構成を示す断面図、(b)は(a)のA−A線に沿う矢視断面図。 (a),(b)は同実施形態における円盤状ノズルに取付けられる弾性体の形状とその取付け構造を説明するためのタ洗面図。 従来の水中TIG溶接加工装置の構成例を示す斜視図。
符号の説明
1…レーザ発振器、2…シールドガス供給源、3…水中レーザ溶接ヘッド、3a…ヘッド本体、3b…ガイド部、9…コリメータレンズ、10…集光レンズ、11…反射ミラー、14…ワイヤ供給装置、15…リール、16…圧接ローラ、18…ワイヤ供給パイプ、19…ワイヤチップ、20…ノズル、21…中央穴、22…先行穴、24…箱体、25…弾性体、26…シールドボックス、30…シールドガス、31…中央ガス、32…先行ガス、33…レーザ光、34…被溶接部、42…TIG溶接電源、43…アーク、44…溶接トーチ、45…溶接部、47…固体壁。

Claims (7)

  1. レーザ発振器及びシールドガス供給源に接続され、溶接ワイヤの供給源と供給系、レーザ光を集光する光学系を有する水中溶接ヘッドを備えて水中構造物の被溶接部を補修溶接する水中レーザ補修溶接装置において、
    前記水中溶接ヘッドの先端に取付けられたノズル部に、水中構造物の被溶接部に向けてレーザ照射するとともにホースを介してシールドガスをレーザ光と同軸に供給するノズル中央穴と、このノズル中央穴に隣接して設けられ、被溶接部のレーザ光未照射部位表面に対してシールドガスを噴出する先行穴とを設けてなり、
    かつこの先行穴から噴出されるシールドガスは、ノズル中央穴のホースとは別系統のホースによって供給され、かつ被溶接部のレーザ光未照射部位表面の亀裂の内部に存在する水を除去するように噴出されるよう設定されたことを特徴とする水中レーザ補修溶接装置。
  2. 請求項1記載の水中レーザ補修溶接装置において、前記ノズル中央穴、前記先行穴及び前記ノズルの外周部に弾性体で溶接箇所を囲むシールドボックスを具備することを特徴とする水中レーザ補修溶接装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の水中レーザ補修溶接装置において、前記先行穴は、直線状のスリット、Y字形のスリット、円形又は楕円形の丸穴のいずれかの形状であることを特徴とする水中レーザ補修溶接装置。
  4. 請求項2記載の水中レーザ補修溶接装置において、前記弾性体として、シリコンゴム又はフッ素ゴムを用いることを特徴とする水中レーザ補修溶接装置。
  5. 請求項2記載の水中レーザ補修溶接装置において、前記弾性体の内面に金をコーティングすることを特徴とする水中レーザ補修溶接装置。
  6. 請求項2記載の水中レーザ補修溶接装置において、前記弾性体は、被溶接面に対してテーパ状に広がる環状体又は断面U字形の環状体に形成されることを特徴とする水中レーザ補修溶接装置。
  7. 表面に開口部がある亀裂を有する構造物に対して請求項1乃至請求項6の何れかに記載の水中レーザ補修溶接装置を用いて水中で補修溶接を施す方法であって
    水中溶接ヘッドの先行穴からシールドガスを噴出してこの構造物表面の亀裂の内部に存在する水を除去する工程と、
    構造物表面のうち亀裂の内部の水を除去した部位に対して、水中溶接ヘッドのノズル中央穴からレーザ光を照射するとともにシールドガスをレーザ光と同軸に供給する工程と
    を有することを特徴とする水中レーザ補修溶接方法。
JP2003314486A 2003-09-05 2003-09-05 水中レーザ補修溶接装置及び水中レーザ補修溶接方法 Expired - Lifetime JP4363933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003314486A JP4363933B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 水中レーザ補修溶接装置及び水中レーザ補修溶接方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003314486A JP4363933B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 水中レーザ補修溶接装置及び水中レーザ補修溶接方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005081368A JP2005081368A (ja) 2005-03-31
JP4363933B2 true JP4363933B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=34415068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003314486A Expired - Lifetime JP4363933B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 水中レーザ補修溶接装置及び水中レーザ補修溶接方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4363933B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4575267B2 (ja) * 2005-10-14 2010-11-04 株式会社東芝 水中施工装置および水中施工方法
KR102137662B1 (ko) * 2018-10-29 2020-07-24 한국해양과학기술원 수중코팅용 다중분사노즐 및 이를 이용한 수중 피도물 코팅방법
RU2702884C1 (ru) * 2018-12-28 2019-10-11 Общество с ограниченной ответственностью "ГАЛФ" (ООО "ГАЛФ") Устройство для лазерной очистки корпуса судна
KR102639674B1 (ko) * 2021-12-28 2024-02-23 페이브텍 주식회사 수중 고출력 레이저 빔 전송 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005081368A (ja) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4490608B2 (ja) 構造物の補修方法
US6084202A (en) Underwater laser processing method and apparatus
US10286501B2 (en) Laser welding apparatus, preventive maintenance method for reactor internal of nuclear power plant, and laser cutting apparatus
US5938954A (en) Submerged laser beam irradiation equipment
WO2013027398A1 (ja) 水中溶接装置及び方法
JP3461948B2 (ja) 水中レーザ加工方法
JP4155489B2 (ja) 水中レーザ補修溶接装置
US20160288258A1 (en) Laser light irradiation apparatus and laser peening treatment method
JP2015037800A5 (ja)
JP2007021574A (ja) レーザ加工ヘッド
JP2009095851A (ja) 表面き裂の封止方法
JP4363933B2 (ja) 水中レーザ補修溶接装置及び水中レーザ補修溶接方法
SE1150373A1 (sv) Method of welding a nuclear fuel rod
JP4846392B2 (ja) 水中補修溶接方法
JPH071171A (ja) 水中レーザ溶接装置および溶接方法
JP6525127B2 (ja) レーザ溶接装置及びレーザ溶接方法
CN112355471A (zh) 一种水下激光原位修复装置及其使用方法
CZ285515B6 (cs) Způsob svařování kovového trubkového pláště uvnitř kovové trubky svazkem laserových paprsků a zařízení pro provádění tohoto způso bu
JP2000280087A (ja) 水中レーザ溶接装置及び水中レーザ溶接方法
JP6805710B2 (ja) レーザ溶接装置及びレーザ溶接方法
JP4398774B2 (ja) 管状部材のクリーニング方法およびクリーニング装置
JP5971910B2 (ja) ガスシールド体及び水中補修溶接装置
JPH11179570A (ja) 水中レーザ溶接部可視化装置
KR102444752B1 (ko) 레이저 용접을 위한 방법 및 장치
JP7462211B2 (ja) レーザ加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090728

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090818

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4363933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250