JPH071171A - 水中レーザ溶接装置および溶接方法 - Google Patents

水中レーザ溶接装置および溶接方法

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JPH071171A
JPH071171A JP5146605A JP14660593A JPH071171A JP H071171 A JPH071171 A JP H071171A JP 5146605 A JP5146605 A JP 5146605A JP 14660593 A JP14660593 A JP 14660593A JP H071171 A JPH071171 A JP H071171A
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JP
Japan
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welded
laser
welding
laser beam
water
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JP5146605A
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Kenji Hirano
賢治 平野
Hisayoshi Okabayashi
久喜 岡林
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IHI Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/12Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring in a special atmosphere, e.g. in an enclosure
    • B23K26/1224Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring in a special atmosphere, e.g. in an enclosure in vacuum

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中レーザ溶接装置および溶接方法に係り、
水中に配される被溶接部材を効率良く溶接することがで
きる溶接装置および溶接方法を提供する。 【構成】 液密状態に密封され被溶接部材3近傍にレー
ザ光Rを導くダクト部材4と、その先端に設けられ被溶
接部材3の溶接位置に対向させられるレーザ透過部材5
と、ダクト部材4内部を導かれてきたレーザ光Rをレー
ザ透過部材5の方向に屈曲させかつ被溶接部材3の溶接
位置において集光させる集光手段7と、レーザ透過部材
5を取り囲むように配置されレーザ透過部材5と被溶接
部材3との相互間隙への浸水を排除する排水手段6とを
具備しており、レーザ光Rを直接水中を通過させること
なく被溶接部材3の溶接位置において集光させることに
より、レーザ光Rの減衰を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中に配される被溶接
部材にレーザ溶接を効率良く実施するための水中レーザ
溶接装置および溶接方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水中に配される被溶接部材、例えば、海
洋構造物等の補修作業において、水中における構造物の
溶接作業が困難であるために、補修したい部分のみを分
離して水上に搬出した後に、水上あるいは地上の溶接設
備によって実施することが一般に行われている。また、
プール水中に設置されている放射能を帯びた構造物の補
修においては、一旦、プールの水を排水してから空気中
において遠隔操作によって実施されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、海洋構
造物等においては、分離不可能な部分の溶接作業を実施
しなければならない場合があり、また、放射能を帯びた
構造物の補修作業においては、構造物がプール水中に配
されていた方が、放射線の遮蔽効果が高められるという
利点があるとともに、二次的な汚染物質であるプール水
の処理を考慮しなくて済むという利点があるため、水中
において構造物の溶接作業を実施できる装置の開発が望
まれている。
【0004】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、水中に配される被溶接部材を効率良く溶
接することができる溶接装置および溶接方法を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、次の3つの手段を提案している。第1の
手段は、液密状態に密封され被溶接部材近傍にレーザ光
を導くダクト部材と、該ダクト部材の先端に設けられ前
記被溶接部材の溶接位置に対向させられるレーザ透過部
材と、前記ダクト部材内部を導かれてきたレーザ光を前
記レーザ透過部材の方向に屈曲させかつ前記被溶接部材
の溶接位置において集光させる集光手段と、前記レーザ
透過部材を取り囲むように配置され該レーザ透過部材と
前記被溶接部材との相互間隙への浸水を排除する排水手
段とを具備している水中レーザ溶接装置を提案してい
る。また、第2の手段は、排水手段が、レーザ透過部材
を取り囲んで被溶接部材の方向に開口しかつ該被溶接部
材の表面との間に微小間隙を空けて配される筒状の内筒
部材と、該内筒部材の外方に間隔を空けて配される外筒
部材と、内筒部材の内側に不活性な気体を供給する気体
供給手段と、内筒部材と外筒部材との相互間隙に加圧状
態の流体を供給しかつ該流体を前記相互間隙の被溶接部
材に対向する開口部から被溶接部材に向けて斜め外方に
噴出させる加圧流体供給手段とを具備している水中レー
ザ溶接装置を提案している。さらに、第3の手段は、水
中に配される被溶接部材の近傍に、液密状態に密封され
たダクト部材を通してレーザ光を導くとともに、該ダク
ト部材からレーザ光を出射するレーザ透過部材と被溶接
部材との相互間隙への浸水を排除しつつ、被溶接部材の
溶接位置にレーザ光を集光させる水中レーザ溶接方法を
提案している。
【0006】
【作用】本発明の第1の手段に係る水中レーザ溶接装置
によれば、ダクト部材を通して被溶接部材の近傍に導か
れてきたレーザ光が、集光手段によって屈曲させられた
後に、ダクト部材の先端に設けられたレーザ透過部材を
透過させられる。レーザ透過部材と被溶接部材との相互
間隙は、排水手段の作動によって浸水が排除されている
ので、レーザ透過部材を透過したレーザ光を減衰させる
ことなく被溶接部材の溶接位置において集光して溶接作
業を実施することが可能となる。また、本発明の第2の
手段に係る水中レーザ溶接装置によれば、気体供給手段
から供給される不活性な気体がレーザ透過部材を取り囲
む筒状の内筒部材の内側に充満され、該内筒部材と被溶
接部材との間に形成される微小間隙から該内筒部材の外
側に噴出される。また、加圧流体供給手段によって供給
される加圧状態の流体が、内筒部材と外筒部材との相互
間隙の被溶接部材に対向する開口部から被溶接部材に向
けて斜め外方に噴出され、内筒部材と被溶接部材との微
小間隙の外側に、加圧状態の流体によるカーテンが形成
される。これにより、内筒部材の内側の水が排水される
とともに、外筒部材の外側に配される水の内筒部材への
浸水が回避されることになる。さらに、本発明の第3の
手段に係る水中レーザ溶接方法によれば、水中に配され
る被溶接部材の近傍にダクト部材によって導かれたレー
ザ光を、レーザ透過部材を透過させて出射する。この際
に、該レーザ透過部材と被溶接部材との相互間隙への浸
水を排除しつつ、被溶接部材の溶接位置にレーザ光を集
光させるので、レーザ光が水中を進行することなく被溶
接部材に到達することになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る水中レーザ溶接装置の一
実施例について、図1を参照して説明する。
【0008】本実施例の溶接装置1は、水面S上に配さ
れるレーザ発振器2から、水W中に配される構造物3
(被溶接部材)まで、レーザ光Rを導く管状のダクト部
材4と、該ダクト部材4の先端に形成され、溶接時に構
造物3の溶接位置Aに対向状態に配される貫通孔4aを
密封状態に閉塞するレーザ透過板5(レーザ透過部材)
と、該レーザ透過板5の周囲を取り囲むように配置され
る排水手段6と、前記ダクト部材4の内部にレーザ透過
板5に対して傾斜状態に配置され該ダクト部材3を通し
て導かれてきたレーザ光Rを屈曲させる凹面鏡7(集光
手段)とを具備している。
【0009】前記ダクト部材4は、水W中に配される一
端を液密状態に閉塞されることにより、水W中に配され
た場合にあっても、その内部への浸水を防止することが
できるようになっている。該ダクト部材4は、例えば、
適当な関節機構(図示略)をその途中位置に複数設ける
ことにより、先端位置を水W中の任意位置に配置するこ
とができるようになっている。この場合、各関節機構の
内部には、ミラーが配置され、前記レーザ発振器2から
出射されてくるレーザ光Rをダクト部材4の長手方向に
屈曲させつつダクト部材4の先端位置まで導くことがで
きるようになっている。レーザ光Rは、単位面積あたり
の光量を十分に減光した太い光の束としてダクト部材4
内を導かれる。これにより、各関節機構におけるミラー
の焼損を回避することができる。
【0010】前記レーザ透過板5は、レーザ光Rの透過
率が高く、かつ、機械的強度が高いベリリウム製等の薄
板により構成されている。該レーザ透過板5は、前記ダ
クト部材4の先端近傍の側壁に貫通状態に形成された貫
通孔4aを液密状態に閉塞している。
【0011】前記凹面鏡7は、ダクト部材4内に、前記
レーザ透過板5に隣接して配置され、ダクト部材4内を
その長手方向に沿って導かれてくるレーザ光Rを反射し
て、レーザ透過板5の方向に向けて概略直角に屈曲させ
るように、該レーザ透過板5に対して約45゜の傾斜角
度をなして設置されている。該凹面鏡7の凹曲面7a
は、ダクト部材4内を導かれてくるレーザ光Rをレーザ
透過板5を透過させた後に、ダクト部材4に対して一定
の距離をおいて配される構造物3の溶接位置Aにおいて
焦点Fを結ばせる程度の曲率に形成されている。また、
該凹面鏡7には、該凹面鏡7自体をレーザ光Rの進行方
向に直交する軸心8a回りに揺動させる揺動手段8が配
設されている。該揺動手段8は、例えば、凹面鏡7の背
面7bに取り付けられる軸心8aに直結状態に配設され
るサーボモータであって、凹面鏡7を任意の傾斜角度に
設定することができるようになっている。
【0012】前記排水手段6は、前記レーザ透過板5を
取り囲む筒状部材であって、レーザ光Rが構造物3の溶
接位置Aにおいて焦点Fを結ぶ状態にダクト部材4が配
されたときに、該ダクト部材4と構造物3との相互間隙
に構造物3に向けて開口するように配置され、その先端
と構造物との間に微小間隙Gを形成する程度の長さ寸法
に形成されている。この排水手段6は、ダクト部材4に
取り付けられる円環状のマニホールド9と、該マニホー
ルド9の内径と同等の内径を有する円筒状の内筒10
(内筒部材)と、該内筒10の半径方向外方に間隔を空
けて配される外筒11(外筒部材)とを具備している。
内筒10は、構造物3に対向する端部が先端に向かって
拡径するテーパ状に形成されている。また、外筒11
も、構造物3に対向する端部が先端に向かって上記内筒
10との相互間隔を縮小しつつ拡径するテーパ状に形成
され、後述する加圧水を噴出するためのノズル12を形
成するようになっている。
【0013】前記マニホールド9は、外部に配される不
活性ガス供給源13(気体供給手段)に接続され、内筒
10の内側にヘリウムガス等の不活性ガスHを供給する
不活性ガス供給管9aと、加圧水供給源14(加圧流体
供給手段)に接続され、内筒10と外筒11との相互間
隙に、加圧状態の水Lを供給する加圧水供給管9bとを
有している。不活性ガス供給管Hは、内筒10の内側空
間に連通する複数のガス噴出口9cを有し、内筒10の
内側に不活性ガスHを充満させることができるようにな
っている。また、加圧水供給管9bは、内筒10と外筒
11との相互間隙に連通する複数の加圧水噴出口9dを
有し、内筒10および外筒11の先端に形成されたノズ
ル12から加圧状態の水Lを満遍なく噴出させることに
よって内筒10によって囲まれた空間の外側に加圧水L
のカーテンを形成するようになっている。
【0014】このように構成された溶接装置1を使用し
て、水W中に配される構造物3に溶接作業を実施するに
は、まず、関節機構を作動させてダクト部材4の先端を
溶接位置Aの近傍に配置する。そして、排水手段6の内
筒10および外筒11の先端が構造物3との間に予め設
定された微小間隙Gを形成する位置にてダクト部材4の
移動を停止し、その位置に位置決めする。
【0015】次いで、不活性ガス供給源13から不活性
ガス供給管9aに不活性ガスHを供給するとともに、加
圧水供給源14から加圧状態の水Lを内筒10と外筒1
1との間に供給する。これにより、内筒10の内側が不
活性ガスHによって充満され、溢れた不活性ガスHが内
筒10と構造物3との微小間隙Gから外筒11の外側に
噴出させられる。また、内筒10および外筒11の先端
に形成されたノズル12から加圧状態の水Lが噴出させ
られることにより、排水手段6の先端から、内筒10お
よび外筒11のテーパ状に形成された先端形状に沿って
構造物3の表面に向けて斜め外側に噴出される加圧水L
のカーテンが形成される。これにより、該カーテンの内
側が不活性ガスHで充満され、かつ、カーテンの外側に
配される水Wがカーテンを構成する加圧水Lの圧力によ
ってカーテンの内側に浸水することが阻止されることに
なり、内筒10の内側が浸水しない状態に保持されるこ
とになる。
【0016】この状態で、レーザ発振器2からレーザ光
Rを出射することにより、ダクト部材4の内部を通して
ダクト部材4の先端に導かれたレーザ光Rが、凹面鏡7
で直角に屈曲され、レーザ透過板5を透過して内筒10
の内側を通過し、構造物3の溶接位置Aにおいて焦点F
を結ぶことになり、溶接作業が実施される。ダクト部材
内部4は、液密状態に密封されており、レーザ透過板5
を透過するまでの間に、レーザ光Rが直接水W中を通過
しないので、レーザ光Rの減衰が回避され、水W中に配
される構造物3の近傍まで強度を保持した状態のレーザ
光Rが導かれることになる。また、レーザ透過板5を透
過した後においても、内筒10の内側は、排水手段6に
よって浸水が排除されているので、レーザ光Rが水W中
を通過することがなく、強度を保有したレーザ光Rを構
造物3の溶接位置Aに集光し得て、溶接作業を効率よく
実施することができる。しかも、内筒10の内側に充満
され浸水を防止している気体は、不活性ガスHであるの
で、該不活性ガスHの雰囲気内において溶接を実施する
ことによって、溶接位置Aの窒化等を防止して良好な溶
接を実施することができる。
【0017】また、凹面鏡7の角度は、揺動手段8aの
作動によって、適当な角度に設定することができるとと
もに、溶接作業の際に、適当な振幅で揺動させることに
より、レーザ光Rの集光F位置を微動させて、ウィービ
ング溶接を実施することも可能となる。
【0018】なお、本発明においては以下の技術を採用
することができる。 ダクト部材4の位置決めにあたって、レーザー発振
器2に代えて、適当なカメラを配置することにより溶接
位置Aの確認を実施することとしてもよい。この際に
は、レーザ透過板5を透明なガラスに切り替えることに
すればよい。また、レーザ発振器2の出力を落とした弱
レーザの利用により、溶接位置Aの検出を実施すること
にしてもよい。 不活性な気体Hをヘリウムガス等の不活性ガスとし
たが、これに代えて任意の不活性な気体を採用すること
としてもよい。 加圧状態の流体Lを加圧水としたが、これに代え
て、任意の流体を使用することにしてもよい。 レーザ透過板5をベリリウム板としたが、これに代
えて、任意のレーザ透過性部材を採用することにしても
よい。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の第1の手
段に係る水中レーザ溶接装置は、液密状態に密封され被
溶接部材近傍にレーザ光を導くダクト部材と、その先端
に設けられ被溶接部材の溶接位置に対向させられるレー
ザ透過部材と、ダクト部材内部を導かれてきたレーザ光
をレーザ透過部材の方向に屈曲させかつ被溶接部材の溶
接位置において集光させる集光手段と、レーザ透過部材
を取り囲むように配置されレーザ透過部材と被溶接部材
との相互間隙への浸水を排除する排水手段とを具備して
いるので、水中に配される被溶接部材まで、直接水中を
通過することなくレーザ光を導くことが可能となり、レ
ーザ光の減衰を防止して、効率よく溶接作業を実施する
ことができるという効果を奏する。本発明の第2の手段
に係る水中レーザ溶接装置は、排水手段が、レーザ透過
部材を取り囲んで被溶接部材の方向に開口しかつその表
面との間に微小間隙を空けて配される筒状の内筒部材
と、その外方に間隔を空けて配される外筒部材と、内筒
部材の内側に不活性な気体を供給する気体供給手段と、
内筒部材と外筒部材との相互間隙に加圧状態の流体を供
給して被溶接部材に対向する相互間隙の開口部から被溶
接部材に向けて斜め外方に流体を噴出させる加圧流体供
給手段とを具備しているので、上記効果に加えて、簡単
な構成で排出手段を構成することができ、水中に配され
る溶接装置の信頼性を向上することができる。また、不
活性な気体内において溶接作業を実施し得て、溶接部の
窒化等を防止して良好な溶接を実施することができる。
さらに、第3の手段に係る水中レーザ溶接方法は、水中
に配される被溶接部材の近傍に、液密状態に密封された
ダクト部材を通してレーザ光を導き、レーザ透過部材と
被溶接部材との相互間隙への浸水を排除しつつ、被溶接
部材の溶接位置にレーザ光を集光させるので、排水の不
可能な水槽中の構造物や海洋構造物を水中に配した状態
で溶接することができるとともに、放射線レベルの高い
被溶接部材を、水中に投入して放射線を遮蔽しつつ溶接
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水中レーザ溶接装置の一実施例を
示す縦断面図である。
【符号の説明】 1 溶接装置(水中レーザ溶接装置) 2 レーザ発振器 3 構造物(被溶接部材) 4 ダクト部材 5 レーザ透過部材 6 排水手段 7 集光手段 8 揺動手段 9 マニホールド 10 内筒(内筒部材) 11 外筒(外筒部材) 12 ノズル(開口部) 13 気体供給手段 14 加圧流体供給手段 A 溶接位置 G 微小間隙 H 不活性ガス(不活性な気体) L 加圧水(加圧状態の流体) R レーザ光 W 水

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に配される被溶接部材を溶接する装
    置であって、液密状態に密封され前記被溶接部材近傍に
    レーザ光を導くダクト部材と、該ダクト部材の先端に設
    けられ前記被溶接部材の溶接位置に対向させられるレー
    ザ透過部材と、前記ダクト部材内部を導かれてきたレー
    ザ光を前記レーザ透過部材の方向に屈曲させかつ前記被
    溶接部材の溶接位置において集光させる集光手段と、前
    記レーザ透過部材を取り囲むように配置され該レーザ透
    過部材と前記被溶接部材との相互間隙への浸水を排除す
    る排水手段とを具備していることを特徴とする水中レー
    ザ溶接装置。
  2. 【請求項2】 排水手段が、レーザ透過部材を取り囲ん
    で被溶接部材の方向に開口しかつ該被溶接部材の表面と
    の間に微小間隙を空けて配される筒状の内筒部材と、該
    内筒部材の外方に間隔を空けて配される外筒部材と、内
    筒部材の内側に不活性な気体を供給する気体供給手段
    と、内筒部材と外筒部材との相互間隙に加圧状態の流体
    を供給しかつ該流体を前記相互間隙の被溶接部材に対向
    する開口部から被溶接部材に向けて斜め外方に噴出させ
    る加圧流体供給手段とを具備していることを特徴とする
    請求項1記載の水中レーザ溶接装置。
  3. 【請求項3】 水中に配される被溶接部材の近傍に、液
    密状態に密封されたダクト部材を通してレーザ光を導く
    とともに、該ダクト部材からレーザ光を出射するレーザ
    透過部材と被溶接部材との相互間隙への浸水を排除しつ
    つ、被溶接部材の溶接位置にレーザ光を集光させること
    を特徴とする水中レーザ溶接方法。
JP5146605A 1993-06-17 1993-06-17 水中レーザ溶接装置および溶接方法 Pending JPH071171A (ja)

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