JP4362236B2 - 多数の再利用可能な何回も使える容器を管理するシステム、およびそのために特に好適なコード - Google Patents

多数の再利用可能な何回も使える容器を管理するシステム、およびそのために特に好適なコード Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、各々がコードによって識別可能にマーキングされている多数の再利用可能な何回も使える容器を管理するシステムであって、何回も使える容器は互いに分離した複数のローカルステーションにおいて多数回循環する間に利用され、循環するたびにコードが読み取られるようなシステムに関する。
【0002】
本発明は、さらに、多数の再利用可能な何回も使える容器を管理する前記システムに特に好適なコードであって、コーディング素子が格子中に配置された位置にのみ置かれ得るコードに関する。
何回も使える容器は、輸送手段や輸送容器、特に、再利用可能な飲料用ビンであり得る。
【0003】
飲料業界においては、合同で一つの企業連合(プール)を形成する複数の飲料瓶詰業者によって、同一種類の飲料用ビン、いわゆるプールビンが使用されている。これは何回も使用可能なビンである。複数の飲料瓶詰業者が同一の型式のビンを使用することにより、消費者や飲料瓶詰業者にとって、空ビンの返却や再利用が簡素化される。このようなシステムはガラスビンにおいて長年にわたる実績を挙げており、ガラスビンは平均で30回またはそれ以上の回数だけ再利用され、使用期間は何年にも及んでいる。
【0004】
近年、再利用可能なプラスチックビンが市場で流通している。プラスチックビンはガラスビンよりも表面が柔らかく、したがって傷がつきやすいので、約15回ほど循環または再利用すると見苦しくなる。しかもプラスチックビンはガラスビンほど形状安定的ではなく、時間の経過とともにわずかづつ収縮していくので、所定の充填量が入らなくなる。したがって、このようなプラスチックビンの再利用の回数と、全利用期間を制限することが必要である。
【0005】
特に製造者と製造日を表す28ビットコードで、ビンをコーディングすることが公知である。このコードは循環するたびに、すなわちビンが使用される前ごとに読み取られ、特定の使用期間を越えている場合にはそのビンを選り分けて廃棄する。
【0006】
さらに、使用されるたびにレーザ光線によって各々のビンの側面にマーキングが施されるレーザコーディングが公知であり、この場合にはマーキングの高さが使用回数を表している。使用のたびに、前回の使用時に付されたマーキングが読み取られ、もしくは登録されて、一定の間隔でその上に新しいマーキングが付される。このマーキングは、レーザ光線によって生成される小さな溶接点でできている。このようなマーキングからは使用回数または循環回数しか知ることができず、ビンの古さを知ることはできない。しかも溶接点は異物として認識されやすいため、CCDカメラによる空ビン検査の際に邪魔になる。このようなマーキングのさらに別の欠点は、マーキングが見過ごされやすく、もしくは読み取りが失敗しやすいことであり、その場合には見苦しいビンが循環ルートに出てしまい、しかもビンを処理する責任が次の利用者に負わされてしまう。最後に、各々の飲料瓶詰めステーションが、マーキングを付すためのレーザを装備しなくてはならない。
【0007】
DE−A−4121881より、リターナブル容器に液体製品を充填する方法が公知であり、この場合には瓶詰めの前に容器にコーディングが施される。このコーディングは、瓶詰めの前に正しいかどうかがチェックされる。このコーディングは容器の下面に取付可能なコーディング体からなっている。コーディング体は垂直方向の穴を多数有しており、コーディング検査装置のピンによってこれらの穴が走査される。
【0008】
DE−A−4237577より、容器に後充填コードと再充填コードをマーキングする装置が公知であり、この場合、付されるべき新たな再充填コードが既存の再充填コードを書き換えないように、もしくはこれと重なり合わないように、すでに存在しているコードを検出して容器を回転させる。再充填コードは、レーザマーキングシステムによってプラスチック製の容器に付される。このときレーザ光線はマスクによって成形される。
【0009】
DE−A−4107012より、レーザ光線によってプラスチックビンに光学的に読取り可能なコードマーキングを付すことが公知である。この場合、レーザ光線はプラスチックビンの軸に対して7°から15°の角度でビンの水平方向の面に、すなわち補強リングまたは底面に向けられる。コードマーキングは、側方に順次施されていくストライプ状または点状の凹部から構成され得る。
【0010】
DE−C−4126626より、プラスチックビンの表面の下にマーキングを施すことが公知であり、この場合には、該当する表面の壁材料の内部に位置する点に、レーザ光線の焦点が合わされる。
【0011】
DE−A−3722422より、隆起した点またはストライプからなるビンコードマーキングを読むための光学的・電気的なセンサが公知である。この場合には光導体によってビームがコードマーキングに向けられ、反射された光が光電照度計に導かれる。
【0012】
DE−U−29513600より、瓶詰め事業におけるさまざまな用途の認識、登録、検出をするための点検システムが公知であり、この場合、瓶詰め工程全体が中枢装置によって制御される。
【0013】
本発明の課題は、個々の何回も使える容器の使用回数または循環回数の制限を簡単な手段で可能にする、多数の再利用可能な何回も使える容器を管理するシステムを提供することにある。
【0014】
本発明によればこの課題は、中央ステーションにおいて、ローカルステーションで何回も使える容器のそれぞれについて登録されたデータが、読み取られたコードに割り当てられ、記憶され、何回も使える容器のそれぞれの循環または使用の回数を検出するために評価されることによって解決される。
【0015】
好ましくは、中央ステーションにおいて記憶されたデータを用いて、何回も使える容器のそれぞれの古さも検出される。一定の古さまたは一定の使用回数に達すると、該当する何回も使える容器をそれ以上使用しないようローカルステーションに通知がなされる。そのために各ローカルステーションには、これ以上使用されるべきでない容器のコードが記憶された記憶装置が含まれている。それぞれのビンは充填前にコードによって識別され、読み取られたコードと、それ以上使用されるべきでない容器の記憶されているコードとを比較する。そして、場合によってはその何回も使える容器を選別する。
【0016】
本発明によるシステムでは、各ステーションおよび中央ステーションの間のデータ交換は、好ましくは、定期的な間隔で行われ、たとえば、毎日または毎週行われる。この時間的な間隔は、同一の何回も使える容器の連続する2回の使用の間の、予測される最小の時間間隔の半分よりも短いのが望ましい。それによって、中央ステーションのデータが更新されていなかったというだけの理由で、容器が所定回数を越えて使用されることがないことが保証される。
【0017】
新しい何回も使える容器を使用する前、または初回の使用時に、コードとの関連で、好ましくは、次の情報、
− 製造年月日
− 製造者
− その新しい何回も使える容器が最初に使用されたローカルステーション
が中央ステーションに記憶され、これらのデータが中央ステーションでコードに割り当てられ、記憶される。
【0018】
好ましくは、各々の循環時に各何回も使える容器のコードに割り当てられたうえで中央ステーションに記憶されるデータは、次の事項のうちの1つまたは複数を含んでいる。:
− 充填物、たとえば瓶詰めされている飲料
− その何回も使える容器がローカルステーションにおいて登録された日付、すなわち最新の日付
− その何回も使える容器が現在登録されているローカルステーション
【0019】
充填物の登録は、特にプラスチック飲料用ビンの場合に有利である。なぜならこのようなビンには、飲料の味覚、たとえば瓶詰めされたフルーツジュースの味覚が残るからである。次回の使用時に水を瓶詰めすると、この水にはまだ当該フルーツジュースの味がする。本発明の方法によって、味覚物質が含まれた飲料が以前に瓶詰めされたことがないビンだけを、水のために利用することが保証される。
【0020】
そして、使用前または初回使用時に中央ステーションで記憶されたデータと、各循環時に付け加えられたデータとに基づいて、それぞれの何回も使える容器について中央ステーションでこれらのデータを評価することによって、次の値を求めることができる:
− 古さ
− 使用回数
− ある特定のローカルステーションでの使用回数または通過回数
【0021】
これらのデータから、その何回も使える容器の全履歴を知ることができる。それにより、はるかに詳細にわたる決算方法やプール管理方法が可能となる。たとえば飲料用ビンの場合、個々の瓶詰め業者は自社による飲料用ビンの実際の使用回数に応じて、製造コストや処理コストを設定することができる。ビンの型式が統一されているにもかかわらず、1本のビンには常に同一の飲料製品だけが充填されることが保証される。
【0022】
全体としては、上述した指標である古さや使用回数の登録だけでなく、中央ステーションでの評価によって次のような可能性も生じる。:
− 製造者ごとの登録
− 充填物ごとの登録、たとえば飲料の種類
− 履歴の追跡(最後の使用者や瓶詰め者)
− 特定の何回も使える容器を供給した事業者の登録、および特定の事業所から供給された何回も使える容器の数の登録
− 特定の何回も使える容器を選り分けて廃棄した事業所の登録、および当該何回も使える容器の総数
− 廃棄の点検
− 紛れ込んできた他の何回も使える容器に関するプールの点検
【0023】
さらにこのようなデータに基づいて、追加の識別表示コストをかけなくても、局地的な統計作成や製品追跡を行うことが可能である。ローカルステーションにおいて評価を行うことにより、さらに次のような可能性が生まれる:
− 循環回数、古さ、およびその他の基準に応じた選り分け、登録、および証明
− 社内データ、製造ライン、使用時期、ロットの登録
− 割合や循環期間などに応じた、自社へのビン返還に関する評価
【0024】
中枢の管理データは、ファジー論理によって、ローカルステーションで最新に登録されたデータと組み合わせることができる。飲料用ビンをたとえば目視検査し、あるいは収縮、掻き傷、材料の遮光性などに関してチェックすることができ、そのビンを選り分けるかどうかの判定を、こうしたすべてのパラメータを考慮したうえで下すことができる。
【0025】
本システムのさらに別の利点は、各ローカルステーションにただ1つの読取り装置しか必要なく、書込み装置やマーキング装置(レーザ)は必要ないことである。
【0026】
何回も使える容器は、コードを含むトランスポンダチップをそれぞれ有していてもよい。この場合、各何回も使える容器に関するデータを、独自のトランスポンダチップに記憶することができる。
【0027】
本システムは、異なる種類の何回も使える容器、特に異なる型式のビンを同時に管理するのにも利用することができる。このときコードは何回も使える容器の種類、たとえばビンの型式を表すことができる。
【0028】
本発明の方法により、何回も使える容器の動きの流れを正確に検証することが初めて可能となるので、このデータを用いて、何回も使える容器のさまざまなシステムの環境負荷に関する信頼性の高い情報を得ることができる。特に、輸送経路を考慮することができる。
【0029】
循環するたびに各何回も使える容器を登録する本システムを迂回することは、まず不可能である。なぜなら容器が使用されるたびにコードが読み取られ、それが正しい型式の容器(ビンの型式)であることが保証されるからである。しかも各使用者(瓶詰事業者)は、もともと何回も使える容器(ビン)を自分が使用した割合に応じてしかコストを負担しないのだから、迂回をしてもほとんど意味はない。
【0030】
本システムは、プール外部の何回も使える容器が不正に供給されないよう防護される。なぜならコードの複製や、まだ付与や割当がすんでいないコードの複製はすぐに見破られるからである。特に、特定の使用者のところでこのような何回も使える容器がたびたび出現すれば、記憶されているデータに基づいてこれを認識することができる。
【0031】
すべての何回も使える容器をコードによって識別できるようにするためには、32ビットコードがあれば十分である。32ビットコードで232(? 40億)個のリターナブル包装を区別することができる。このコードはビンの連続番号であってよい。アルゴリズム、冗長ビット、パリティビット、または回復ビットによって、読取りの確実性を向上させることができる。
【0032】
コードは、中央ステーションに記憶されているデータを援用しなくても、当該コードから直接、何回も使える容器の少なくとも概略の製造年月日を知ることができるように構成されていてよい。そして特定の古さを越えた何回も使える容器は、中央ステーションからまず通知が来るのを待つことなく、従来と同じく即座に選り分けられる。このような通知は、当該何回も使える容器が引き続き使用されている場合に初めて、当該何回も使える容器を選り分けることにつながる。
【0033】
容器の場合、コーディングはバーコードであってよい。特に飲料用ビンの場合、コーディングはビンの底に存在していてよく、ビンの底面検査のときにコードを読み取ることができる。代替案としてはビンの注ぎ口リングまたは補強リングのところにコードが付されていてもよく、この場合には普遍的な読みやすさという利点が得られる。側壁にもコードを付すことができ、側壁検査のときに読み取ることができる。
【0034】
コーディングはきわめて耐久性が良くなくてはならず、したがってレーザでビンのプラスチック材料に焼きつけるのが好ましい。プラスチックビンの場合、コーディングは、材料の分子配向が異なっている各フィールドのパターンであってもよい。このような分子配向は、プラスチックビンを型押しするときに、たとえばペルティエ素子によって電圧下で冷却することによって生成することができる。すると、このようなパターンは偏光の中でしか認識できなくなる。金属製の容器の場合、個々のフィールドは別様に磁気化されていてもよい(磁気コード)。コードはCCDカメラや通常の評価方法によって、ないしは適当なスキャナーや読取り装置で読むことができる。
【0035】
印刷されるバーコードの場合には、異なるバー幅でも異なる間隙幅でも登録することができるのに対し、マスクレーザによるコーディングの場合には、コーディング素子やドットの可能な位置は格子上に配置される。したがってこの方法ではデュアルシステムで数字が表され、すなわちドットのない部分(非ドット)がゼロに相当し、ドットのある部分が1に相当する。従来、ドイツではプラスチック飲料用ビンはこのようなコードでコーディングされており、この場合、28ビットまたは30ビットが利用されており、製造時期、製造者、およびビンの型式がコードからわかる。
【0036】
マスクレーザによるコーディングの場合、何回も使える容器の材料に、たとえばリターナブルペットボトルの壁部にレーザパルスによって、レーザパルスの寸法によって規定されるサイズでコーディング素子またはドットを焼きつける。このときレーザパルスの寸法は、使用するマスクによって左右される。マスクレーザは、たとえば100Hzである一定の最大のショット周波数またはパルス周波数を有しており、すなわち連続する2つのレーザパルスは、いま挙げた例でいえば10msの一定の最低間隔をもたざるを得ない。パルス周波数のこうした最高限度は、活性物質をポンピングするフラッシュランプのコンデンサを充電するのに必要な時間によって生じる。コードを付されるべき何回も使える容器は一定の速度でマスクレーザの前を通過し、ドットとドットの間の最小間隔は、何回も使える容器の速度をマスクレーザの最大のパルス周波数で割った値である。マスクレーザを用いる公知のコーディング方法では、コーディング素子を置くことのできる位置は、前述の最低間隔にほぼ相当する格子上に配置される。格子はこれ以上に大きくてもよいが、これより小さくすることはできない。
【0037】
本発明は、特に何回も使える容器がプラスチックビンである場合に、大量の何回も使える容器を管理するシステムに格別に適したコードを提供することも課題としている。
【0038】
本発明によればこの課題は、コーディング素子(ドット)が置かれる2つの格子位置の間で、少なくとも1つの格子位置にコーディング素子を置かないことによって解決される。
【0039】
それにより、1つのドットの後では1つの格子位置を空けなければならず、すなわち次の次の格子位置で初めて再びドットを置くことができるので、マスクレーザを用いる従来の方法の場合よりも格子を稠密に選択することができる。ドットが置かれた後に少なくとも1つの格子位置を空ければ、格子は、レーザパルス周波数に起因する上に挙げたような格子位置の最小間隔の半分であってよい。換言すれば、この数字の範囲内では、情報がドットの有無によってばかりでなく、数字の前縁部を基準とするドットの絶対的な位置によっても記憶される。それにより、固定的な構造で可能であるよりも多くの値をコーディングすることが可能である。
【0040】
ドットを置いた後に2つの格子位置を空ければ、格子は前記最小間隔の3分の1であってよく、以下同様である。個別ケースにおいてどの値がもっとも有意義であるかは、置かれるドットの輪郭の鮮明さと、ドットを置くことのできる精度とによって決まる。さらに考慮すべきは、解読時にコードを読むことのできる精度である。以下においては、置かれた各ドットの後で、これに続く格子位置だけを空けなければならないものと想定する。
【0041】
コーディング素子の幅は格子より大きくても小さくてもよく、もしくは格子と等しくてもよい。好ましくは、コーディング素子またはドットの幅は、たとえば30%だけ格子よりも大きい。こうしたドットの比較的大きな幅にもかかわらず、問題なくドットを区別することができる。なぜなら、ドットが置かれた後に続く格子フィールドにはドットを置いてはならないため、このフィールドが空いており、したがって先行する格子フィールドに置かれたドットは、当該フィールドの開始部も占めることができるからである。ドットの後には次の次のフィールドで初めて再びドットを配置することが許されるので、ドットと非ドットとの組み合わせに関しては制約が生じるものの、他方では格子をより小さく選択することができる。したがってデュアルシステムで数字を再生するには、このコードはあまり向いていない。
【0042】
好ましくは、マーキングは何回も使える容器の連続番号である。複数の格子フィールド、以下においてはそれぞれ2つの格子フィールドが1つのモジュールを形成し、2つまたはそれ以上のモジュールが番号の数字を表すのに利用される。モジュール幅は、具体的なケースでは、何回も使える容器の搬送速度をレーザのパルス周波数で割ることで得られる。
【0043】
好ましくは、数字は12進法で表現される。それぞれ2つの格子幅が1つのモジュールを形成し、それぞれ3つのモジュールが12進法の数字を表現するのに用いられる。そうすると、1つの数字を表現するのに5つのドット位置を利用できなければならない。6番目のドット位置は空けておかなくてはならず、つまりそこには非ドットがなければならない。なぜなら1つのドットが次の数字のモジュールにまで及ぶことになり、これは避けたほうが望ましいからである。つまりただ1つのドットについては、1つの数字を表現するのに用いられる3つのモジュールの範囲内で、5つの可能な位置が存在することになる。2つのドットについては6つの可能な位置が生じることになり、このとき、2つめのドットはもっとも早くとも格子間隔の2倍でしか位置することができず、または第1のモジュールから1つのモジュールの間隔でしか位置することができないという点に留意する。なぜならそうでなければ、両者が重なり合うことになるからである。最後に3つのドットについては、3つのモジュールの範囲内で、ただ1つの可能な位置だけしかない。つまり全体としては12の位置が利用できるので、このコードは12進法を用いるのに好適である。
【0044】
好ましくは、置かれた2つのコーディング素子の間で、コーディング素子が置かれない格子位置の数が制限される(空いている格子位置)。つまり、純粋な非ドットによって数字をコーディングすることは行われず、すなわち各数値は少なくとも1つのドットでコーディングされる。それにより、2つのドットの間の最大の間隙が制限されるので、機械によるコードの読取りが容易になる。すなわちコードの読取りは、置かれているドットに同期化するだけでよい。もっとも都合の悪いケースが生じるのは、第1のモジュールの第1の位置にあるドットで表現されている数字の後に、第3のモジュールの(必然的に当該モジュールの第1の位置にある)ドットで表現される数字が続いている場合である。この場合、両者のドットの間の間隙は4,5モジュールの幅または9格子位置の幅を有している。
【0045】
以上を要約すると次のようになる。すなわち1つのドットの後には、もっとも早くても1つのモジュールの間隔をあけなければ、すなわち次の次の格子フィールドでしか、次のドットを置くことが許されないという条件のもとで、3つのモジュールの範囲内で全体として5つのドット位置が得られ、0から11までの値の数字を表現することができる。幅が格子よりも大きいドットの場合、3つのモジュールのうち最後のモジュールでは、モジュールの先頭にしかドットを置けない。なぜなら1つの数字の最後の格子フィールドにあるドットが、次の数字の最初の格子フィールドにあるドットと重なってしまう可能性があるからである。
【0046】
ただし、コーディング素子が置かれていない連続する位置の最大数を小さくするために、次の数字の第1のモジュールの第1の位置にコーディング素子が置かれていない場合には必ず、1つの数字の最後のモジュール(最後の格子フィールド)の第2の位置に、追加的なコーディング素子を置くのが好都合である。それにより、空いている格子位置の数を5つに制限することができる。
【0047】
管理されるべき何回も使える容器のプールの規模に応じて、コードは、12進法で表された8個、9個または10個の数字で構成される。
【0048】
何回も使える容器のコーディングは、マスクレーザによって付すのが好都合である。このようなレーザは、所定の最大パルス周波数を有している。何回も使える容器は、格子位置の2倍(3倍、...n倍)の幅が、最大のパルス周波数で速度を割った値にほぼ等しくなるような速度で、マスクレーザの前を通過する。そして、レーザパルスによって置かれたコーディング素子の後には、コーディング素子が置かれていない少なくとも1つ(2つ、...n−1)の格子位置が続く。
【0049】
コードマーキングを読取りまたはスキャンするときは、まずコードの全長を求め、すなわちスタートビットとストップビットの間の間隔を求める。これらはデュアルコードの場合には常に値1をとり、本発明によるコードの場合には、第1のモジュールの第1の位置にあるドットである。そしてコーディングの長さから、当該コードが8個の数字で構成されているのか、それとも9個、10個の数字で構成されているのかを決める。各数字は3つのモジュールで構成されているので、コードの全長を分割することによって個々のモジュールの位置を求めることができる。ドットの前側エッジは、モジュールの先頭と一致するか、もしくはモジュール幅の半分だけずれているかのいずれかであり、この場合、ドットはモジュールの端部を越えて次のモジュールにまでほぼ達しているか、もしくはそのモジュールが空いていてもよい。
【0050】
スタートビットとストップビットおよび残りのチェックビットを含めて33個のモジュールが必要となる8つの数字で、4億本(128 )の容器を識別することができる。9つの数字、つまりこれに対応する36個のモジュールによって、50億本(129 )の容器を識別できる。それによってこのコードは、たとえばドイツで1リットル入りGDBビンのプールを管理するのに適している。
【0051】
このコーディングの利点は、特に、所定の種類のモジュールで、デュアルシステムの場合よりも広い範囲の数を表現できるという点にある。ただしこのコーディングには、若干高い読取り精度が必要である。
【0052】
次に、図面を参照しながら、プラスチック製リターナブルビンを対象とする本発明の実施例について詳しく説明する。
【0053】
多数の再利用可能な飲料用ビンを管理するシステムは、中央ステーション10と、複数 (図示した実施例では3つ)のローカルステーション20,21,22で構成されている。
【0054】
中央ステーション10は基本的にコンピュータで構成されており、モデム接続30,31,32を介して各ローカルステーション20,21,22と接続することができ、それによって各ローカルステーションとデータを交換する。
【0055】
ローカルステーション20,21では、モデム接続30,31が読取り・選別装置24ないし空ビン検査部25で直接構成されているのに対し、ローカルステーション22ではモデム接続32がローカルサーバー26を介して延びている。ローカルネットワーク33を介して、空ビン検査部27と読取り・選別装置28、PCターミナル29、およびその他の機器がPCサーバー26と接続されている。
【0056】
飲料用ビンは、底に32ビットコードでコーディングされている。循環しているビンのコードと、これに割り当てられた最新日、およびローカルステーション、読取り装置、瓶詰めされた飲料を表すコードが、まずローカルステーション20,21,22で、読取り・選別装置24、空ビン検査部25、ないしPCサーバー26のデータ記憶装置に記憶される。週に1度、モデム接続30,31,32が立ち上げられて、これらのデータが中央ステーションに伝送される。伝達されたデータが新しいビンに関わるものである場合、このことは追加的に通知され、もしくは登録される。中央ステーションでは、それぞれのビンについてそのコードに割り当てられたうえで記憶されているデータから、循環の回数やビンの古さを算出することによって、データを評価する。循環の回数または古さが所定の限界値を越えているビンのコードは、ファイルに登録される。このファイルは、モデム接続30,31,32が確立されるたびにローカルステーション20,21,22に伝送される。伝送されたファイルは読取り・選別装置24,28に記憶され、循環しているビンのそれぞれ読み取られたコードが、このファイルにリストアップされているコードと比較される。現在循環しているビンのコードが前記ファイルに載っていると、そのビンは選別される。
【0057】
そして次回のモデム接続のときに中央ステーション10に対して、当該コードをもつビンが選別されたことが通知されるとともに、その選別がいつ、そしてローカルステーション20,21,22のどれによって行われたのかが通知される。
【0058】
中央ステーション10では、どのローカルステーション20,21,22がどれだけの数の新しいビンを供給したか、古いビンを選別したか、どれだけのビンを使用すなわち充填したかを基準としてデータを評価する。そしてプールのビンの製造費用、処理費用、および経常費用は、取り決められた基準に従って、プールの加盟企業のあいだで分担される。
【0059】
次に、本発明によるシステムに特に適したコードの実施例について説明する。PETから形成された1,0リットル入り鉱泉水規格ビンに対するコード仕様:
目的:
この型式のビンすべてに連続番号を付したい。連続番号はビンプールを管理する基本となる。コーディングされるべき数字の規模は、少なくともビン40億本分の容器量を包含している必要がある。製造者の手元にある既存のコーディング装置をできるだけ活用することが望ましい。
【0060】
定義:
コード長:コード全体の長さ。スタートビットとストップビットの間の間隔として定義され、[°]を単位とする角度として表される。
モジュール:可能な書込みプロセスの領域。
モジュール幅:書込みプロセスの最小の幅。モジュール幅は、最大のレーザ周波数と、ビンの回転速度とに依存して決まる。モジュール幅は[°]を単位とする角度として表される。
数字:数字はビン番号の構成要素であり、3つのモジュールから構成される。
ビン番号:コーディングされるべき番号または数。n個の数字で構成される。
ドット:レーザマスクによって覆われたモジュールの領域。
【0061】
コードの説明:
一般事項:
チェックビット、ならびにスタートビットとストップビットは、通常どおり1ビットごとに1つのモジュールを占める。数字の場合には、常に3つのモジュールがまとめられる。この数字の範囲内で、情報はドットの有無によってだけでなく、数字の前縁部を基準とするドットの絶対的な位置によっても記憶される。それにより、固定的な構造の場合に可能であるよりも多くの値をコーディングすることができる。1つの数字の範囲内でコーディングできる値の範囲が、記数法の基本となる。
【0062】
ビン番号は長さが可変であり、1つまたは複数の数字を追加または縮小することができる。したがって、計画されているプール規模を将来的に上回った場合、拡張を行うことが可能である。しかも最初の年には数字を少なくコーディングすることができ、それによってコーディング装置の転換が簡素化される。
【0063】
コードの分割:
1つの数字の範囲内で、モジュール幅の半分だけドットをずらすことができる。それにより、1つの数字の範囲内で5つのショット位置が可能である。そのようにして、図3からわかるように、値0から11をコーディングすることができる。つまり、このビン番号の記数法は基本が12である。レーザコーディング装置の書込み周波数を守るため、次の書込みパルスは、早くとも1つのモジュールの後に来なければならない。したがって最後のモジュールでは、モジュールの先頭だけが書き込まれる。
【0064】
コードの読取り性を向上させるためには、2つのドットの間の間隙を制限しなければならない。そこで、数字のそれぞれの値が、少なくとも1つのドットでコーディングされる。もっとも都合の悪いケースが生じるのは、値0を有している数字の後に、値4を有している数字が続いている場合である。この場合、2つのドットの間の間隙は、幅が4,5モジュールとなる。
【0065】
図4は、考えられる間隙をいっそう短くする可能性を示している。連続する数字が許す場合には常に、つまり後続する数字の最初の位置にドットが置かれていない場合には常に、数字の最後の位置にドットを書き込む。これに該当するのは図4の例1である。それに対して図4の例2では、数字nの最後の位置にドットが置かれていない。最後から1つ前の位置に、すでにドットが置かれているためである。
【0066】
つまり図2に示す数字表記では次のことが言える。すなわち、値(0;1;2;3;5;6;8)をもつ数字の後に数字(1;2;3;4;8;9;10)が続くときは、6番目の位置にドットが置かれる。
【0067】
可変長さについてのコード長の定義:
コード長は、コード種類を認識するのに用いられる。
【0068】
【表1】
Figure 0004362236
【0069】
コードA:このコードは、1リットル入りGDBビンを表す、現在用いられているコードである。
コードB:このコードは番号コーディングであり、コーディング装置の装置転換コストを低く抑えるために、この番号コーディングで開始することができる。
コードC:コードCは、コードBに数字を1つ追加したものである。したがって、要求されている40億本のビンの値範囲をカバーすることができる。
コードD:このコードは、場合により読取り装置やコーディング装置の改良を伴うことになるかもしれない将来の拡張に備えたものである。
コードBからDは、それぞれ1つのスタートビットとストップビット、および4つのチェックビットを含んでいる。
【0070】
コード管理:
製造時に読取り装置によって、コーディングの際のエラーを大幅に排除することができる。したがって、掻き傷や汚れによるエラーだけを予想に入れればよい。1つの数字の範囲内で、ドットのために5つの空いた位置があるが、すべての組合せを利用するわけではない。こうした冗長性、ならびにドット幅の管理は、エラーに目印をつけて場合によりチェックビットで修正するために、読取り装置で利用することができる。このときエラー認識は、不良コードの再編成よりも重要である。なぜならコードが誤って再編成されると、データバンクでのエラーに直接つながってしまうからである。したがって、改良ハミング法だけを採用するのでは十分でない。
【0071】
チェックビットの分割:
4つのチェックビットC1からC4のうち、2つはスタートビットの後に書き込まれ、2つはストップビットの前に書き込まれる。それにより、連続する2つのドットの最大間隔は小さいままに保たれる。
チェックビットと数字の間の中間スペースについては、2つの数字の間の中間スペースと同様に作業を進める。C2の位置6または最後の数字は、そのためのスペースがある場合には常に書き込まれる。したがって図6の例1では、チェックビットC2の6番目の位置と、最後の数字とにドットが置かれているのに対し、図6の例2では追加のドットは置かれていない。
【0072】
チェックビットの形成:
チェックビットは数字と数字の境界を越えて、すべての書き込み位置にわたって形成される。1つの数字ごとに6通りの位置が可能である。図6のグラフでグレーの面は、相応のチェックビットC1からC2を算出するのにどの位置が援用されるかを示している。この算出については次の事柄が成り立つ:
C1=合計(1,2,3,7,8,9,.....)
C2=合計(1,4,5,7,10,11,.....)
C3=合計(2,4,6,8,10,.....)
C4=合計(3,5,6,9,11,12,.....)
すべてのチェックビットは合計のモジュロ2である。
【0073】
エラー発生時の再編成:
1つの数字の範囲内において、ドットのために5つの空いた位置があるが、すべての組合せを利用するわけではない。こうした冗長性、ならびにドット幅の管理によって、コードを読み取るときに、既に、コードが損傷している部位を特定することができる。チェックビットを用いて、最大3つの書込み位置の障害を修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】再利用可能な飲料用ビンのプールを管理するシステムを示したブロック図である。
【図2】コードの構造を示した図である。
【図3】12進法における数字0から11の表示法を示した図である。
【図4】空所を減らすために、1つの数字の最後のモジュールに追加のドットを置いた図である。
【図5】チェックビッドで追加のドットを置いた図である。
【図6】チェックビットの形成を説明した図である。
【符号の説明】
10 中央ステーション
20,21,22 ローカルステーション
24 読取り・選別装置
25 空ビン検査部
26 PCサーバー
27 空ビン検査部
28 読取り・選別装置
29 PCターミナル
24 空ビン検査部
30,31,32 モデム接続
33 ネットワーク

Claims (10)

  1. それぞれコードによってマーキングされた多数の再利用可能な何回も使えるビンを管理するシステムであって、前記何回も使えるビンは互いに分離した複数のローカルステーション(20,21,22)で多数回循環する間に利用され、循環するたびに前記コードが読み取られ
    前記ローカルステーション(20,21,22)に登録されている前記何回も使えるビンのそれぞれについてのデータが、読み取られた前記コードに割り当てられて記憶され、前記ビンのそれぞれの循環回数を検出するために評価されるシステムにおいて、
    前記再利用可能な何回も使えるビンのそれぞれは、前記コードによって識別可能にマーキングされており、
    前記ローカルステーション(20,21,22)に登録されている前記何回も使えるビンのそれぞれについての前記データは、中央ステーション(10)において前記読み取られたコードに割り当てられて記憶され、
    記憶された前記データの評価は、前記中央ステーション(10)において実行され、
    前記中央ステーション(10)に記憶された前記データを用いて、前記何回も使えるビンのそれぞれの循環回数が検出され、一定の循環回数に達すると、該当するビンをそれ以上使用しないよう前記ローカルステーション(20,21,22)に通知がなされることを特徴とするシステム。
  2. 前記何回も使えるビンのそれぞれのコードに割り当てられ、前記中央ステーション(10)において記憶されたデータが、次の事項、すなわち、
    − 製造年月日
    − 製造者
    − 充填物
    − 何回も使えるビンがローカルステーション(20,21,22)において登録された日付
    − 何回も使えるビンが初めて使用されたローカルステーション(20,21,22)
    − 何回も使えるビンが登録されたローカルステーション(20,21,22)
    − ローカルステーション(20,21,22)における、該当する何回も使えるビンの使用回数
    のうちの1つまたは複数を含んでいることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  3. 前記中央ステーション(10)において記憶されたデータが、次の事象、すなわち、
    − 製造者の登録
    − 充填物の登録
    − 履歴の追跡(最後の使用者)
    − 何回も使えるビンを供給した事業者の登録、および特定の事業所から供給された何回も使えるビンの数の登録
    − 特定の何回も使えるビンを選別して廃棄した事業所の登録、および当該何回も使えるビンの総数
    − 廃棄の点検
    − 紛れ込んできた他の何回も使えるビンに対するプールの点検
    のうちの1つまたは複数に対して評価されることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  4. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の、特に、各々がコードによって識別可能にマーキングされた多数の再利用可能な何回も使えるビンを管理するシステムのためのコードであって、コーディング素子(ドット)が、格子内に配置された位置にのみ置かれ得るコードにおいて、前記コーディング素子(ドット)が置かれた各格子位置のすぐ後に、前記コーディング素子(ドット)が置かれていない少なくとも1つの格子位置が続いていることを特徴とするコード。
  5. マーキングが前記何回も使えるビンの連続番号であるコードにおいて、それぞれ連続する2つの位置が1つのモジュールを形成しており、2つまたはそれ以上のモジュールが、番号の1つの数字を表すために利用されることを特徴とする請求項に記載のコード。
  6. 番号付けが12進法に基づいてなされ、1つの数字を表すために3つの前記モジュールが用いられることを特徴とする請求項に記載のコード。
  7. 前記コーディング素子の幅が格子よりも大きいことを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載のコード。
  8. 置かれた2つの前記コーディング素子(ドット)の間の空いている格子位置の数が、所定の最大値、好ましくは5を上回らないことを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載のコード。
  9. 前記コーディング素子が置かれていない連続する位置の最大数を減じるため、先行する位置、および次の数字の第1のモジュールの第1の位置に前記コーディング素子が置かれていない場合には、数字の最後のモジュールの第2の位置に付加的なコーディング素子が置かれることを特徴とする請求項に記載のコード。
  10. 請求項〜請求項のいずれかに記載のコードによって何回も使えるビンをコーディングするための方法であって、コーディング素子が、所定の最大パルス周波数を有するマスクレーザによって置かれるようにした方法において、
    n個の格子位置の幅が最大パルス周波数で割られた速度にほぼ等しくなるような速度で、何回も使えるビンがマスクレーザを通過し、それによって、レーザパルスによって置かれたコーディング素子の後には、コーディング素子が置かれない少なくともn−1個の格子位置が続くことを特徴とする方法。
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