JP4358923B2 - プリンタ - Google Patents

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JP4358923B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタ、より詳しくは、ラベルロ−ルをカセットに収納した状態で本体に対し出し入れするように構成されたプリンタの印字ヘッドの動作の改良に関し、ラベルやレシ−ト等への文字等の印刷を行うプリンタの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
惣菜等の商品を計り売りする対面販売では、商品の計量と共にその計量結果に基づいて正味重量や価格等のデータをラベルに印字するプリンタ付き電子秤が用いられる。この種のプリンタ付き電子秤は、特開平10−181113号公報又は特開平10−324320号公報に開示されるように、秤本体の上方に被計量物を載置するための計量皿が配置されると共に、該本体の操作面に販売員が商品呼出しあるいは単価入力等を行なうための入力キーが設けられる。さらに、その本体の側部には、ラベルロ−ルを収納したカセットの収納室が配設される。
【0003】
一般に、この種の電子秤に備えられるプリンタは多数のラベルが剥離可能に貼着された帯状の台紙を巻いた台紙ロール(ラベルロ−ル)をカセットに収容する。該ロールから繰り出された台紙は相対接する印字ヘッドと印字ローラとの間に挟み込まれ、この状態で印字ヘッドによりラベルに印字が施される。印字ヘッドと印字ローラとの間を通過した台紙はラベル発行口付近で急角度に曲折され、ここで印字済みラベルが剥離されてラベル発行口から操作面に突き出され、販売員の手により商品に貼付される。一方、ラベルが剥離された台紙は巻取り用ボビンに巻き取られ回収される。
【0004】
その場合に、ラベルがなくなって新しいものと交換するようなときには、操作面側からカセットを引き出さねばならない。そのとき、手前側に位置する印字ヘッドを上方に跳ね上げて、少なくとも新しい台紙ロールが通過できるだけの空間を生成する必要が生じる。そのため、印字ヘッドは一般に上下方向に揺動自在に備えられ、通常使用時は下方向、つまり印字ローラと対接する位置へ揺動され、ロール交換時には上方向、つまり印字ローラから離反する位置へ揺動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このとき、印字ヘッドの下面にはサーマルヘッド部その他の周辺部材が配設されているから、新しい台紙ロールが通過できるだけの空間を生成するためには、該印字ヘッドをより上方にまで揺動させる必要が生じる。しかし、計量皿をラベル発行口ないし印字ヘッドの上方まで広げようとすると、印字ヘッドと計量皿とが干渉するため、計量皿の位置を高くしなければならないという問題が発生する。
【0006】
この問題を回避するためには、ラベル発行口ないし印字ヘッドを計量皿の下方から計量皿のない手前側へ逸脱させて配置することが考えられるが、そうするとそれらの配設部分が操作面から前方へ突出し、商品呼出しあるいは単価入力等のキー操作をする際の支障となるばかりか、デザイン的にもすっきりせず好ましくない。
【0007】
本発明はこのような現状に鑑みてなされたもので、特に、プリンタの背を低くして、電子秤と一体に形成しても、計量皿の位置を高くすることなく、また前方突出部を生成することなく、印字ヘッドを高く上動することのできる新たなプリンタを提供することを課題とする。
【0008】
以下、その他の課題も含め、本発明を詳しく説明する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願の請求項1に記載の発明は、次のように構成したことを特徴とする。
即ち、プリンタ本体に対して着脱自在のカセットに印字ローラが設けられ、該印字ローラに対接して被印刷物に印字を施す印字ヘッドを本体側に有するプリンタであって、上記印字ヘッドが印字ローラに対接する位置と印字ローラから離反する位置との間で揺動自在、且つカセットの挿脱に連動してカセットの挿脱方向に移動自在に設けられていると共に、該カセットのプリンタ本体への挿入動作に連動して印字ヘッドを対接位置へ揺動させ、プリンタ本体からの取外し動作に連動して離反位置へ揺動させるヘッド駆動手段を有し、上記印字ヘッドは、プリンタ本体に設けられたレールと係合する第1のローラ、及びカセットに設けられたカム溝と係合する第2のローラを備え、第1のローラを支点に揺動自在、且つ第1のローラがレールに沿って移動することにより移動自在とされていると共に、ヘッド駆動手段は、第2のローラをカセットの挿入動作中に該挿入動作方向へ移動するカム溝で従動させることにより、印字ヘッドをカセットの挿入方向にプリンタ本体内へ移動させながら対接位置へ揺動させ、第2のローラをカセットの取外し動作中に該取外し動作方向へ移動するカム溝で従動させることにより、印字ヘッドをカセット取外し方向にプリンタ本体外へ移動させながら離反位置へ揺動させるものであることを特徴とする。
【0010】
これによれば、通常使用時には、印字ヘッドはプリンタ本体内で印字ローラと対接して被印刷物を挟み込む一方、台紙ロール交換時等には、カセット取外し方向にプリンタ本体外へ移動し、この状態で印字ローラから離反して被印刷物の挟み込みを解除する。したがって、該印字ヘッドの揺動量を大きくすることができ、新しい台紙ロールが通過できるだけの空間を充分に生成することができる。また、普段は印字ヘッドはプリンタ本体内に収まっているから該ヘッド配設部分が操作面から突出することがない。
【0013】
その場合に、請求項1の発明では、カセットをプリンタ本体へ取り付けるときには、その取付け動作方向へカム溝もまた移動するから、このときの該カム溝の移動によって第2ローラを従動させ、これにより印字ヘッドをプリンタ本体内へ移動させ、且つ印字ローラとの対接位置へ揺動させる。逆に、カセットをプリンタ本体から取り外すときには、その取外し動作方向へカム溝もまた移動するから、このときの該カム溝の移動によって第2ローラを従動させ、これにより印字ヘッドをプリンタ本体外へ移動させ、且つ印字ローラからの離反位置へ揺動させる。これにより、カセットの着脱動作と印字ヘッドの駆動とをそれぞれ別々に行なう必要がなくなり、ワンタッチで両動作を同時に行なうことが可能となる。
【0014】
ところで、この種のプリンタでは、印字ヘッドを印字ローラに対して正しく位置決めして対接させることがズレのない印字を実現するうえで重要である。したがって、特に、印字ヘッドをプリンタ本体内へ移動させつつ印字ローラと対接させていくときに、一気にその揺動動作を行なうことをせず、徐々にその揺動動作を段階的に行なって、印字ヘッドの位置決めが確実にそして最終的にきっちりと行なわれるようにすることが好ましい。
【0015】
そこで、本願の請求項2に記載の発明は、次のように構成した。
即ち、請求項1に記載のプリンタにおいて、レールは、印字ヘッドが逸脱位置にあるときに第1のローラが位置する第1の部分と、印字ヘッドが逸脱位置と下方位置との間で移動中に第1のローラが位置する第2の部分と、印字ヘッドが下方位置にあるときに第1のローラが位置する第3の部分とを有し、これらの部分がこの順に印字ローラに対して近接して設けられて、印字ヘッドは、第1のローラがこれらの部分間で移動することにより第2のローラを支点に揺動自在とされていると共に、印字ヘッドは、印字ローラに設けられた凹部と係合するピンを備え、ヘッド駆動手段は、第1のローラが第1の部分にあるときに印字ヘッドを離反位置へ揺動させ、且つ上記凹部とピンとを係合解除状態とし、第2の部分にあるときに印字ヘッドを離反位置と対接位置との間の位置へ揺動させ、且つ上記凹部とピンとを係合状態とし、第3の部分にあるときに印字ヘッドを対接位置へ揺動させ、且つ上記凹部とピンとをより強固な係合状態とするものであることを特徴とする。
【0016】
これによれば、印字ヘッドは、第1ローラが第1部分、第2部分、第3部分と段々に移動していくに伴って印字ローラに徐々に近接するように上記第2ローラを支点として揺動していき、最終的に第1ローラが第3部分に移動したときに印字ローラとしっかり対接して被印刷物を挟み込む。さらに、第1ローラが第1部分にあるときには印字ヘッドが印字ローラから大きく離反しているから該凹部とピンとが係合せず、第1ローラが第2部分にあるときには印字ヘッドが印字ローラにやや近づくから該凹部とピンとが係合し、第1ローラが第3部分にあるときには印字ヘッドが印字ローラに最も近づくから該凹部とピンとが強固に係合するように構成する。印字ヘッド側のピンと印字ローラ側の凹部との係合により印字ヘッドが印字ローラに対して正しく位置決めされて対接する。また、第1ローラが第2部分にある印字ヘッドの移動中にも該ピンと凹部とが係合するから、第2ローラとカム溝との係合に加えて、このピンと凹部との係合によってもまた印字ヘッドにカセット側からの押圧力が作用する。したがって印字ヘッドが複数のポイントで押圧されてバランスよく円滑に移動する。
【0017】
以下、発明の実施の形態を通して、本発明をさらに詳しく説明する。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、本実施の形態においては、本発明に係るプリンタは、プリンタ付き電子秤10に適用され、その本体14は、操作面16に向って(以下同様)左側の秤本体と右側のプリンタ本体とを含む。このプリンタ付き電子秤10は、計量皿12が本体14の上方全面に渡って設けられた全面皿式のものである。秤側本体14の操作面16には、テンキー18の他、タッチ式の商品呼出しキーや各種ファンクションキーを内装する液晶ディスプレイ20が配設され、一方、プリンタ側本体14の操作面16には、印字済みのラベルLを発行するラベル発行口22が配設されている。
【0019】
販売員は顧客から商品の求めがあったときにはその商品に対応する呼出しキーを操作して該商品について予め登録されている単価や消費期限等の商品データを呼び出すと共にその商品を計量皿12に適量づつ載置していく。載置された商品の計量値が呼び出されたデータと共にディスプレイ20に表示される。販売員はその計量値を見ながら商品を顧客の求める重量に計り取り、計り終わったら印字キーを操作する。商品単価、正味重量、販売価格等のデータがラベルLに印字され、該ラベルLがラベル発行口22から発行される。販売員はその印字済みのラベルLを計り取った商品に貼付し、顧客に引き渡す。操作面16の反対側の面には、この間、計量値やコマーシャルメッセージを顧客に提示するディスプレイが備えられている。
【0020】
本体操作面16のうちラベル発行口22が配設された部分は、プリンタカバー24と、台紙ロールを収容するカセット26の前壁とで構成される。プリンタカバー24は、後述するように、プリンタ本体14に上下動自在かつ前後動自在に備えられた印字ヘッドユニット28(図3参照)に組み付けられている。一方、カセット26は、図2に示すように、上記前壁29と底壁30と左側壁32とを有する構成で、本体14に対して着脱自在とされている。左側壁32の奥方には支軸34が水平に突設され、該支軸34に台紙ロールRが回転自在にセットされている。台紙ロールRは多数のラベルL…Lが剥離可能に貼着された帯状の台紙Bを巻いたもので、該ロールRから台紙Bがラベル貼着面を上にして前方へ繰り出される。なお、支軸34には台紙ロールRを幅寄せしてセットするセッティングレバー36が摺動自在に備えられている。
【0021】
カセット26の前部には印字ローラユニット38が配設されている。該ユニット38は前壁29及び左側壁32を介してカセット26に取り付けられ、印字ヘッドユニット28のサーマル式印字ヘッド40(図3参照)と相対接する印字ローラ(プラテンローラ)42を有する。前方へ繰り出された台紙Bはガイドバー44及び受けプレート46を経てこれらの印字ヘッド40と印字ローラ42との間に挟み込まれ、この状態で印字ヘッド40によりラベルLに印字が施される。
【0022】
ローラユニット38にはさらに印字ローラ42の直前方でラベル発行口22に近接して剥離棒48が設けられている。印字ヘッド40と印字ローラ42との間を通過した台紙Bはこの剥離棒48により急角度に曲折されて奥方へUターンする。このとき台紙B上の印字済みラベルLが該台紙Bから剥離して発行口22から操作面16に突き出される。Uターンした台紙Bは下側のガイドバー50を経て巻取りボビン52に巻き取られ回収される。なお、上下のガイドバー44,50には印字ヘッド40と印字ローラ42との間を通過する直前の台紙Bを幅寄せしてその姿勢を矯正するガイドレバー55が摺動自在に支持されている。
【0023】
台紙Bは印字ローラ42と巻取りボビン52との回転により上記経路に沿って移送される。本体14側に据え付けられた駆動モータ54(図4参照)の出力ギヤ56に、カセット左側壁32の外面に取り付けられた入力ギヤ58が噛み合い、この入力ギヤ58に、印字ローラ42の中心軸に組み付けられたギヤ60、及び巻取りボビン52の中心軸に組み付けられたギヤ62がそれぞれ噛み合って、上記モータ54の駆動により入力ギヤ58を介して印字ローラ42及び巻取りボビン52が同じ方向に回転する。
【0024】
その場合に、使用済みの台紙Bが弛みなく巻取りボビン52に巻き取られるようにするため、該ボビン52の台紙巻取り速度は印字ローラ42の台紙送り速度よりも幾分大きくされている。さらに、そのとき、印字ローラ42と巻取りボビン52との間で台紙Bに作用する張力が該ボビン52に巻き取られた台紙Bの径の変化に拘らず一定となるように、該ボビン52側の部材とそのギヤ62側の部材との間にスリップ用の摩擦板が介装されている。
【0025】
このプリンタ付き電子秤10において台紙ロールRを新しいものに交換するときには、図1に矢印aで示すように、まずカセット26を手前側へ水平に引き抜いてプリンタ本体14から取り外し、ロールRの交換作業を行なったのち、同図に矢印bで示すように、再び該カセット26を手前側から水平に差し入れてプリンタ本体14へ取り付ける。その場合に、カセット26に新たに装着した新品で大きな径の台紙ロールRが、支障なく、ラベル発行口22が設けられた操作面16の部分を通過できるように、該操作面16近くに配置された印字ヘッド40及び印字ヘッドユニット28ないしプリンタカバー24がカセット26の上記取付け動作及び取外し動作に連動して駆動される。
【0026】
次に、本発明の特徴部分を構成するこのヘッド駆動機構について説明する。このヘッド駆動機構は、印字ヘッドユニット28側とプリンタ本体14側との協働関係、及び印字ヘッドユニット28側とカセット26側との協働関係により達成される。
【0027】
まず、印字ヘッドユニット28は、プリンタ本体14に上下方向に揺動自在、且つ前後方向に移動自在に備えられている。図3に示すように、該ユニット28は、上下のフレーム64,66が合わせられてなるフレーム本体(以下単に「フレーム」という)68を有し、該フレーム68の上面にプリンタカバー24が組み付けられている。また該フレーム68の前端部に印字ヘッド40がスプリング69…69で下方へ付勢された状態で取り付けられている。フレーム68の左右の側壁70,72は後方に延設され、各延設部74,76間に渡ってローラ軸78が架設され、該ローラ軸78を介して各延設部74,76の外面にそれぞれ第1のローラ80,82が回転自在に設けられている。両延設部74,76のうち左側の延設部74は幾分長く延設され、その後端部の内面に第2のローラ84が回転自在に設けられている。また該左側延設部74の下縁部は外方に曲折され、該曲折部86に左側の第1ローラ80あるいはローラ軸78に巻き掛けられたコイルバネ88の一端部が係止されている。なお、コイルバネ88の他端部はプリンタ本体14の天井面90(図4参照)に係止される(図6以下参照)。
【0028】
一方、図4に示すように、プリンタ本体14においてカセット26が内装される部分の左右の側壁92,94には、前後方向に延びるレール96,98が取り付けられている。各レール96,98には係合溝100,102が形成され、該係合溝100,102に上記印字ヘッドユニット28の左右の第1ローラ80,82が摺動自在に係合する。これにより、印字ヘッドユニット28ないし印字ヘッド40及びプリンタカバー24は、この第1ローラ80,82とレール96,98との係合点(あるいはローラ軸78)を支点として上下方向に揺動自在、且つ、第1ローラ80,82がレール96,98に沿って摺動することにより前後方向に移動自在にプリンタ本体14に備えられる。ここで、コイルバネ88の弾性復元力により、印字ヘッド40は常に上方向、つまり印字ローラ42から離反する方向に付勢され、またプリンタカバー24も常に上方向、つまりラベル発行口22の開方向に付勢される。
【0029】
そして、図2に示すように、カセット26の左側壁32の外面には、該左側壁32の後縁部と上縁部とを連絡するように水平部分と傾斜部分とを有するカム溝104が形成され、このカム溝104に上記印字ヘッドユニット28の第2ローラ84が摺動自在に係合する。これにより、カセット26をプリンタ本体14から取り外そうとして前方aへ引き抜いたときには、その取外し動作に連動して、印字ヘッドユニット28が同じく前方aへ進出してくると共に、印字ヘッド40及びプリンタカバー24がコイルバネ88の付勢力によって上方に跳ね上がり、逆に、カセット26をプリンタ本体14へ取り付けようとして奥方bへ差し入れたときには、その取付け動作に連動して、印字ヘッド40及びプリンタカバー24がコイルバネ88の付勢力に抗して下方に閉じると共に、印字ヘッドユニット28が同じく奥方bへ退避していく。
【0030】
さらに、第1ローラ80,82が係合するレール96,98の係合溝100,102は、図5に拡大して示すように、前後方向において三つの部分106,108,110に分かれた三段構造とされ、最前方の第1部分106が最も高い位置にあり、最後方の第3部分110が最も低い位置にあり、これらの中間の第2部分108がこれらの中間の高さの位置にある。これにより、印字ヘッドユニット28は、この第1ローラ80,82とレール96,98との係合点を支点として揺動自在であると共に、該係合点が高さの異なる上記第1〜第3部分106,108,110間を移動することによって、後方の第2ローラ84とカセットカム溝104との係合点を支点としてまた上下方向に揺動自在となる。
【0031】
次に、カセット26をプリンタ本体14へ取り付ける場合を例に、該カセット26の着脱動作と印字ヘッドユニット28の駆動との関係を図6以下の図面を参照しながら各段階に分けて説明する。なお、図6以下の図面においては、ヘッドユニット28とプリンタ本体14とカセット26との協働関係を明示することを目的としてその説明に必要な主要構成要素のみ図示した。
【0032】
まず、図6に示すように、プリンタ本体14からカセット26が引き抜かれている状態では、印字ヘッドユニット28は最前方の位置に移動し、且つ最上方の位置に揺動している。このとき、第1ローラ80,82はレール96,98の最前方、且つ最上方の第1部分106,106に位置している。プリンタカバー24は最も大きく開き、印字ヘッド40ないしヘッドユニット28の下端部は、第1ローラ80,82よりもさらに上方にまで跳ね上がっている。したがって、新品で厚みの大きい(高さの高い)台紙ロールRでも支障なくカセット26に装着されて通過できる。
【0033】
ここで、コイルバネ88の一端部が係止されたヘッドユニット28の左側外方曲折部86の底面が、左側レール96の下縁部から内方に曲折された第1突起112に当接している。これにより、ヘッドユニット28のこれ以上の揺動が阻止されている。また、上記左側外方曲折部86の後端部が、同じく左側レール96の下縁部から内方に曲折された第2突起114に当接している。これにより、ヘッドユニット28のこの大きく開いた状態のままでの奥方への後退が阻止され、ヘッドユニット28と計量皿12との衝突が回避される。
【0034】
この状態で、図7に示すように、新しい台紙ロールRに交換されたカセット26を水平に差し入れていく。該カセット左側壁32の上縁部がローラ軸78の直下を通過していき、第2ローラ84がカム溝104の後ろの開端部から中へ滑り込んで係合する。同図に示すように、第2ローラ84がカム溝104の水平部分をすべて通過し終わり、傾斜部分に差し掛かるまでの間に、カセット26に装着された台紙ローラRが印字ヘッド40及びローラ軸78の直下を通過する。この間、第2ローラ84はカム溝104の水平部分を通過するだけであるから上下方向にも前後方向にも従動されず、したがって印字ヘッドユニット28は依然として最前方位置で大きく開いた状態のままである。
【0035】
なお、カセット左側壁32の上縁部は、台紙ローラRの頂点がローラ軸78の直下を通過するまでは、該ローラ軸78との間にある程度の隙間をあけて非接触状態とされる。そして、それ以降は、左側壁32の上縁部が幾分高くなり、該上縁部とローラ軸78とが接触しながらカセット26が移動していく。
【0036】
そして、この図7の状態から、図8に示すように第2ローラ84がカム溝104の上開端部に至るまでの間に、該第2ローラ84はカム溝104の傾斜部分で従動され、該傾斜部分に沿って上動する。これにより、印字ヘッドユニット28において、この第2ローラ84よりも、ローラ軸78ないし第1ローラ80,82を挟んで前方に位置する部分が下方へ揺動し、プリンタカバー24が閉じかかると共に、印字ヘッドユニット28がカセット26側の印字ローラユニット38の直上方まで降りてきて近接する。
【0037】
図7の状態から図8の状態に移る過程で、第2ローラ84にはカム溝104の傾斜部分によって上下方向の分力(特にこのカセット取付け動作の場合は上方向への分力)が作用する他、前後方向の分力(同じく特にこの場合は後方向への分力)もまた作用する。しかし、当初は、ヘッドユニット28の左側曲折部86と左側レール96の第2突起114とが当接しているから、該ヘッドユニット28はこの段階ではまだ奥方へは後退しない。さらに、ヘッドユニット28が揺動するに伴って上記の当接が解除されたのちにおいても、図5に符号116で示したように、左右両レール96,98の第1部分106において左右両第1ローラ80,82が位置している直後方の上の部分が下方に突出し、該第1ローラ80,82の後退が阻止されているから、やはりヘッドユニット28はその段階においても依然としてまだ奥方へは後退しない。
【0038】
なお、この段階では、ローラ軸78がカセット左側壁32の上縁部と接触しており、第1ローラ80,82は該カセット左側壁32とレール96,98とで挟み込まれた状態となって、そのカセット左側壁32の引き摺り力や上記後方向への分力により該第1ローラ80,82は後方に移動しようとする。このとき、上記のような下方突出部116がなければ、該ローラ80,82はレール96,98の上縁部とカセット左側壁32の上縁部との間でこじれを起こし、カセット26の差し入れ動作が円滑に行なわれなくなる。それゆえ、上記レール96,98の下方突出部116,116は、このような問題もまた回避している。
【0039】
そして、図8に示すように、第2ローラ84がカム溝104の上開端部に至ったとき、ローラ軸78の直下方を通過していたカセット左側壁32の上縁部の高さが低くなり、該上縁部とローラ軸78とは再び非接触状態となる。また、第2ローラ84はカム溝104の上開端部に形成された凹部118(図2参照)に嵌まり込む。ここにおいて、印字ヘッドユニット28は、大きく一回下方へ揺動された状態で、第2ローラ84が上記カセットカム溝凹部118で押圧されることにより、カセット26と一緒になって奥方への移動を開始する。
【0040】
図9に示すように、印字ヘッドユニット28の奥方への移動開始と共に第1ローラ80,82がレール第1部分106,106から次の第2部分108,108へと移り、該第1ローラ80,82の高さが一段低くなる。その結果、印字ヘッドユニット28は、これ以降高さの変わらない第2ローラ84と上記カム溝凹部118との係合点を支点としてさらにやや下方へ揺動し、印字ローラユニット38とほとんど対接すると共に、プリンタカバー24がほとんど閉じかかる。
【0041】
ここで、図2に示すように、印字ローラユニット38のフレーム120の左右両側壁122,124には凹部126,126が形成され、図3に示すように、印字ヘッドユニット28のフレーム68の左右両側壁70,72にはこれに対応して該凹部126,126と係合し得るピン128,128が突設されている。そして、第1ローラ80,82がレール第2部分108,108へ移動し、印字ヘッドユニット28が奥方へ移動を開始した時点で、これらの凹部126,126とピン128,128とが係合する。これにより、印字ヘッドユニット28は、上記の第2ローラ84とカム溝凹部118との後方の左側一点の係合と、上記のローラユニット38の凹部126,126とヘッドユニット28のピン128,128との前方の左右両側二点の係合との複数のポイントでバランスよくカセット26側から押圧されることになり、傾いたりこじれたりせず円滑に奥方へ移動する。
【0042】
そして、図10に示すように、最終的にカセット26がプリンタ本体14に奥まで差し入れられる。このとき、カセット26の左側壁32の外面に形成されたオス爪130(図2参照)が、プリンタ本体14の左側壁92の奥方に設けられた所謂キャッチ部材132(図4参照)に突入し、これにより、カセット26は奥方へ引っ張られる状態となる。また、カセット前壁29の下方張り出し部分134(図2参照)がカセット位置決め面となり、プリンタ本体14側の前端面136(図4参照)に対接する。
【0043】
そして、この最終段階において、図10に示すように、印字ヘッドユニット28の第1ローラ80,82がレール第2部分108,108から最後の第3部分110,110へと移り、該第1ローラ80,82の高さが最も低くなる。その結果、印字ヘッドユニット28は、第2ローラ84とカム溝凹部118との係合点を支点としてさらに下方へ揺動し、プリンタカバー24が完全に閉じると共に、印字ヘッド40が印字ローラ42と対接し、スプリング69…69による所定の圧力で台紙Bを挟み込む。このとき、上記のローラユニット38の凹部126,126とヘッドユニット28のピン128,128とがより強固に係合し、印字ヘッド40が正しく確実に位置決めされて印字ローラ42と対接する。
【0044】
カセット26をプリンタ本体14から取り外す場合は、ほぼこれと逆の動作が行なわれる。すなわち、カセット26を引き抜くに従って、印字ヘッドユニット28が前方へ移動すると共に上方へ揺動する。このとき、第2ローラ84はコイルバネ88の付勢力によりカム溝凹部118に押え付けられており、カセット26の前方移動により該第2ローラ84はカム溝104の傾斜部分に落ちずに上記凹部118に嵌まり込んだままの状態で、カセット26と一緒に前方移動する。その結果、印字ヘッドユニット28が同じくカセット26と共に前方移動する。
【0045】
そして、第1ローラ80,82がレール96,98の最前方且つ最上方の第1部分106,106まで移動して突き当たった時点で、第2ローラ84がカム溝凹部118から外れて該カム溝104の傾斜部分に落ち、それ以降のカセット26の前方移動により該傾斜部分で従動されて、印字ヘッドユニット28が上方へ揺動する。つまり、印字ヘッドユニット28が計量皿12の下方から最も抜け出てから、プリンタカバー24が本格的に開き始め、印字ヘッド40が本格的に上動する。これにより、印字ヘッドユニット28が開きながらプリンタ本体14から出てくることによる該ヘッドユニット28と計量皿12との衝突が回避される。
【0046】
そして、最終的に、図6に示したように、コイルバネ88の付勢力によって、プリンタカバー24が最大限に開き、印字ヘッド40ないし印字ヘッドユニット28が最大限に上方に跳ね上がる。
【0047】
以上説明したように、本発明に係るプリンタが適用されたこのプリンタ付き電子秤10においては、通常使用時には、印字ヘッド40ないし印字ヘッドユニット28及びプリンタカバー24が計量皿12の下方に収まって、この状態で印字ヘッド40が印字ローラ42と対接して台紙Bを挟み込む一方、台紙ロールR交換時等には、計量皿12の下方から計量皿12のない外方向に進出してきて、この状態で印字ヘッド40が印字ローラ42から離反して台紙Bの挟み込みを解除する。印字ヘッド40は印字ローラ42に対する近接離反揺動動作と計量皿12に対する進出後退移動動作との二段モーションを行ない、印字ローラ42から離反する方向へ揺動するときにのみ計量皿12の下方から外方向へ進出してくる。したがって、たとえ計量皿12がプリンタ本体14の上方全面に渡って配置されていても、この計量皿12の外方向位置では該計量皿12が存在しないから、印字ヘッド40を大きく揺動させることができ、新しい台紙ロールRが支障なく通過できるだけの通路を充分に開くことが可能となる。そして、普段は印字ヘッド40は本来通りに計量皿12の下方に収まっているから、この印字ヘッド40ないし印字ヘッドユニット28及びプリンタカバー24の配設部分が操作面16から前方に突出することがなく、該操作面16上での販売員のキー操作の邪魔になることがない。
【0048】
その場合に、上記のような印字ヘッド40の移動動作及び揺動動作をカセット26の取付け動作及び取外し動作に連動させたから、カセット26の着脱動作と印字ヘッド40の駆動とをそれぞれ別々に行なう必要がなくなり、ワンタッチで両動作を同時に行なうことが可能となった。
【0049】
さらに、印字ヘッド40を計量皿12の下方へ移動させつつ印字ローラ42と対接させていくときに、一気にそのための揺動動作を行なうことをせず、レール96,98を三つの部分に分けて徐々にその揺動動作を段階的に行ない、印字ヘッド40を印字ローラ42に対して確実に、そして最終的に凹部126,126とピン128,128との係合できっちりと位置決めさせて対接させるようにしたから、印字にズレの生じることが回避される。
【0050】
【発明の効果】
以上具体例を挙げて詳しく説明したように、本発明によれば、プリンタの背を低くして、電子秤と一体に形成しても、印字ヘッドを高く上動させることができ、したがって、プリンタ付き電子秤等に好ましく適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタ付き電子秤の外観を示す斜視図である。
【図2】同プリンタ付き電子秤に備えられる着脱自在式カセットの一部切欠き側面図であって、図1に示すA方向から見たものである。
【図3】同じく印字ヘッドユニット単品の一部切欠き拡大側面図である。
【図4】同じくプリンタ本体において上記カセットを内装する部分の側断面図である。
【図5】同プリンタ本体に取り付けられるレールの詳細構成を示す拡大図である。
【図6】カセットが取り外されたプリンタ本体側の状態図である。
【図7】印字ヘッドユニットが下方揺動し始める時点の状態図である。
【図8】印字ヘッドユニットが奥方移動し始める時点の状態図である。
【図9】印字ヘッドユニットが奥方移動している期間中の状態図である。
【図10】カセットが取り付けられたプリンタ本体側の状態図である。
【符号の説明】
10 プリンタ付き電子秤
12 計量皿
14 本体
26 カセット
28 印字ヘッドユニット
38 印字ローラユニット
40 印字ヘッド
42 印字ローラ

Claims (2)

  1. プリンタ本体に対して着脱自在のカセットに印字ローラが設けられ、該印字ローラに対接して被印刷物に印字を施す印字ヘッドを本体側に有するプリンタであって、上記印字ヘッドが印字ローラに対接する位置と印字ローラから離反する位置との間で揺動自在、且つカセットの挿脱に連動してカセットの挿脱方向に移動自在に設けられていると共に、該カセットのプリンタ本体への挿入動作に連動して印字ヘッドを対接位置へ揺動させ、プリンタ本体からの取外し動作に連動して離反位置へ揺動させるヘッド駆動手段を有し、上記印字ヘッドは、プリンタ本体に設けられたレールと係合する第1のローラ、及びカセットに設けられたカム溝と係合する第2のローラを備え、第1のローラを支点に揺動自在、且つ第1のローラがレールに沿って移動することにより移動自在とされていると共に、ヘッド駆動手段は、第2のローラをカセットの挿入動作中に該挿入動作方向へ移動するカム溝で従動させることにより、印字ヘッドをカセットの挿入方向にプリンタ本体内へ移動させながら対接位置へ揺動させ、第2のローラをカセットの取外し動作中に該取外し動作方向へ移動するカム溝で従動させることにより、印字ヘッドをカセット取外し方向にプリンタ本体外へ移動させながら離反位置へ揺動させるものであることを特徴とするプリンタ。
  2. レールは、印字ヘッドが逸脱位置にあるときに第1のローラが位置する第1の部分と、印字ヘッドが逸脱位置と下方位置との間で移動中に第1のローラが位置する第2の部分と、印字ヘッドが下方位置にあるときに第1のローラが位置する第3の部分とを有し、これらの部分がこの順に印字ローラに対して近接して設けられて、印字ヘッドは、第1のローラがこれらの部分間で移動することにより第2のローラを支点に揺動自在とされていると共に、印字ヘッドは、印字ローラに設けられた凹部と係合するピンを備え、ヘッド駆動手段は、第1のローラが第1の部分にあるときに印字ヘッドを離反位置へ揺動させ、且つ上記凹部とピンとを係合解除状態とし、第2の部分にあるときに印字ヘッドを離反位置と対接位置との間の位置へ揺動させ、且つ上記凹部とピンとを係合状態とし、第3の部分にあるときに印字ヘッドを対接位置へ揺動させ、且つ上記凹部とピンとをより強固な係合状態とするものであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
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