JP4358583B2 - スケールの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、精密測定に使用される光電式エンコーダの構成要素となるスケールの製造方法に関する。
従来から直線変位や角度変位などの精密な測定に光電式エンコーダ(以下、「エンコーダ」という場合もある。)が利用されている。エンコーダは三次元測定機や画像測定機などに搭載される。エンコーダによる測定を簡単に説明すると次のようになる。
光源部及び受光部をスケールに対して相対移動させながら、インデックス格子を介して光源部からの光をスケールの光学格子に照射する。これにより生成された位相の異なる複数(例えば四つ)の正弦波状の光信号を、それぞれの位相に対応する複数のフォトダイオード(受光部)で受光し、光電変換されて発生した電気信号を利用して直線などの変位量が測定される。
さて、エンコーダには、(a)光学格子に照射された光がスケールを透過し、この透過光を測定に利用する透過型や、(b)光学格子に照射された光がスケールで反射し、この反射光を測定に利用する反射型がある。反射型の光学格子の材料として、クロムがよく用いられる。クロムはガラスとの密着性に優れ、光反射率が適度にあり、加工性が良いことに加え、酸化が進みにくいという利点があるためである。
反射型の光学格子は、クロム層のような光反射層に凹凸を規則的に設けた構造を有する。凹凸を光反射層に形成する際に加工深さに不均一が生じると、面内分布や繰り返し精度のばらつきが大きくなる。ここで、面内分布のばらつきとは、一つの光学格子において加工深さが位置によって異なることである。また、繰り返し精度のばらつきとは、複数の光学格子同士において加工深さが異なることである。受光部で受光される光信号はスケールの光学格子で生成されるので、上記ばらつきは測定精度向上の妨げとなる。
回折格子(光学格子)の加工深さを均一にする方法として、シリコン基板とシリコン酸化膜とのエッチングレートの差を利用し、シリコン基板をエッチングストッパとして、シリコン基板上に形成されたシリコン酸化膜を選択的にエッチングすることにより、回折格子となる凹凸を形成する技術がある(例えば特許文献1)。
特開平7−113905号公報(段落[0043]、図1)
しかし、シリコン酸化膜は透明なので、反射型にするためには、光学格子の上に反射膜をさらに形成する必要がある。
本発明は、加工深さが均一なクロム製の光学格子を有するスケールの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る光電式エンコーダのスケールの製造方法は、イオンプレーティング法を用いて基板上に第1のクロム層を成膜する第1工程と、第1工程よりも成膜装置のパワーを下げて第1のクロム層上に第2のクロム層を成膜する第2工程と、第1のクロム層をエッチングストッパとして、第2のクロム層を選択的にエッチングすることにより反射型の光学格子を形成する第3工程と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るスケールの製造方法によれば、第1のクロム層の成膜よりも成膜装置のパワーを下げて第2のクロム層を成膜している。これにより、第2のクロム層を第1のクロム層よりもエッチングレートが大きくなるようにすることができる。したがって、第1のクロム層をエッチングストッパとして、第2のクロム層を選択的にエッチングして反射型の光学格子を形成した場合、光学格子の溝(第2のクロム層)の加工深さを均一にすることができる。
本発明に係るスケールの製造方法において、第1及び第2のクロム層を同一真空内で成膜する、ようにすることができる。これによれば、スケールの基板をチャンバの外に出すことなく、第1及び第2のクロム層を成膜できるので、第1のクロム層と第2のクロム層の密着性が優れたものとなる。
本発明に係るスケールの製造方法において、第2工程の成膜にはスパッタ法を用いる、ようにすることができる。これによれば、第2のクロム層のエッチングレートを第1のクロム層よりも大きくしつつ、これらのクロム層の光反射率を等しくすることができる。よって、光学格子の溝の加工深さのばらつきをなくしつつ、光反射率が均一な光学格子を備えたスケールを作製できる。
本発明によれば、第1のクロム層をエッチングストッパとして第2のクロム層をパターニングすることによって光学格子を形成できる。よって、光学格子の溝の加工深さを均一にすることができる。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態(以下、本実施形態という)について説明する。まず、本実施形態に係る光電式エンコーダ1の構成について説明する。図1は、エンコーダ1の概略構成を示す図である。エンコーダ1は、光源部3と、ここで発生した光が照射される光学格子を含むスケール5と、この光学格子で反射又は回折された光を受光する受光部7と、により構成される。
光源部3は、発光ダイオード(LED)9を備えている。また、光源部3は、発光ダイオード9からの光が照射される位置に配置されたインデックス格子11を備える。インデックス格子11は、長尺状の透明基板13の発光ダイオード9側に向く面と反対側の面上に形成されている。インデックス格子11は複数の遮光部15が所定のピッチを設けてリニヤ状に配置されたものである。
透明基板13のインデックス格子11側には、この格子11と所定のギャップを設けてスケール5が配置されている。スケール5はインデックス格子11よりも長手方向の寸法が大きく、図1にはその一部が表れている。図2はスケール5の一部の拡大断面図である。図1および図2を参照して、スケール5の構造を詳細に説明する。
スケール5はガラスやシリコン等から構成される長尺状の基板17を含む。基板17の一方の面がインデックス格子11と対向している。そして、この一方の面上には、光学格子19が配置されている。光源部3からの光はインデックス格子11を介して光学格子19に照射される。光学格子19は、ベースとなる第1のクロム層21及びこの上に選択的に形成された第2のクロム層23を備える。第1のクロム層21及び第2のクロム層23により凹凸パターンが構成される。第2のクロム層23は、第1のクロム層21よりもエッチングレートが大きい。これは後で説明するように、これらのクロム層の形成条件が異なるからである。
次に受光部7について図1を用いて説明する。受光部7は透明基板13の面のうち光学格子19が形成された面側に、所定のギャップを設けて配置されている。受光部7は、受光面が光学格子19側に向くように配置された複数のフォトダイオード25を含む。これにより、光学格子19で反射又は回折された光源部3からの光がフォトダイオード25により受光される。複数のフォトダイオード25は所定のピッチを設けてリニヤ状に、透明基板13に配置されている。よって、本実施形態では受光部7とインデックス格子11とが同じ透明基板13に形成されていることになる。なお、複数のフォトダイオード25が配置された構造以外に、大きめの一つの受光素子の全面にインデックス格子を備えた構造でもよい。この場合、インデックス格子11は不要となる。
受光部7およびインデックス格子11を含む透明基板13と発光ダイオード9は図示しない筐体に納められており、この筐体は、スケール5の長手方向に対応する測定軸xに沿って移動可能にされている。なお、スケールが移動可能で筐体が固定でもよい。つまり、スケール5は上記筐体に対して測定軸xに沿って相対移動可能にされている。
次に、光電式エンコーダ1の測定動作について説明する。発光ダイオード9から光をインデックス格子11に照射すると、この格子11により回折光が生じる。そして、光源部3及び受光部7を含む上記筐体を測定軸xに沿って移動させると、干渉により明暗パターンの変化(正弦波状の光信号)が生じる。詳しくは、第1のクロム層21で反射された光(例えば光L1)と、第2のクロム層23で反射又は回折された光(例えば光L2)との位相差により干渉された光の明暗信号が生じる。光学格子19は位相格子として機能している。
この信号は、A相(0度)の光信号、A相より90度だけ位相がずれたB相(90度)の光信号、A相より180度だけ位相がずれたAA相(180度)の光信号およびA相より270度だけ位相がずれたBB相(270度)の光信号であり、それぞれに対応するフォトダイオード25で検出される。
各フォトダイオード25で発生した電気信号がICチップ(図示せず)に送られる。ICチップでは、A相およびB相に所定の処理(直流成分の除去等)をした後に、処理されたA相およびB相を基にして変位量が演算される。この結果を図示しない表示部に出力する。以上が光電式エンコーダ1の動作である。
さて、本実施形態では、第1及び第2のクロム層21,23をイオンプレーティング法で形成する。図3は、第1及び第2のクロム層21,23の形成に用いるイオンプレーティング装置51(成膜装置の一例)の概略図である。装置51は、真空チャンバ53と、チャンバ53内の上部に配置され、スケールの基板17を保持するサセプタ55と、を備える。サセプタ55は、真空チャンバ53の外部に配置された直流電源57と接続されている。真空チャンバ53内の下部には、蒸着源(クロム)59が入ったるつぼ61が配置されている。るつぼ61とサセプタ55との間には、スパイラル電極63が配置されている。スパイラル電極63は、真空チャンバ53の外部に設けられた高周波電源65に高周波整合回路67を介して接続されている。
上記装置51を用いた本実施形態に係るスケール5の製造方法の一例について詳細に説明する。図4〜図6はこれを説明するための工程図であり、図2の断面図と対応する。
まず、図3のサセプタ55で図4に示す基板17を保持する。真空チャンバ53内に不活性ガスを導入する。そして、電子ビームや誘導加熱などにより蒸発源(クロム)59を加熱して蒸発させる。この状態で、高周波電源65により、周波数13.56MHz、パワー(つまり電力)500〜1000Wの高周波をスパイラル電極63に供給する。これにより、真空チャンバ53内で放電が生じ、上記蒸発されたクロムがイオン化される。これが直流電源57から直流電圧が印加されているサセプタ55に向けて引き寄せられることにより、基板17上に蒸着される。この結果、図4に示すように、基板17上に厚さ0.05〜0.2μmの第1のクロム層21が成膜される。
引き続き、装置51の電力(パワー)を下げて、図5に示すように、第1のクロム層21上に厚さ0.1〜0.3μmの第2のクロム層23を成膜する。パワーを下げるには具体的に以下のようにする。例えば、高周波電源65からスパイラル電極63に供給する高周波のパワーを100〜0Wとする。
次に、図5の状態の基板17を真空チャンバ53から取り出して、フォトレジスト27を第2のクロム層23上に形成する。フォトレジスト27を光学格子のパターンに対応するように露光した後、現像する。そして、このフォトレジスト27をマスクとして、第1のクロム層21をエッチングストッパとして、第2のクロム層23を選択的にドライエッチングすることにより、光学格子19を形成する。エッチングの条件としては例えば以下の通りである。
最後に、第2のクロム層23上に残っているフォトレジスト27を通常の方法で剥離することにより、図2に示すスケール5が完成する。
本実施形態の効果について、比較例と比較しながら説明する。図7は、比較例に係るスケール71の一部の拡大断面図であり、図2と対応する。スケール71は、基板17上にクロム層73からなる光学格子75が形成されている。
スケール71は以下のようにして作製する。イオンプレーティング法やスパッタ法等の任意の成膜方法で、基板17上にクロム層73を形成する。クロム層73の成膜条件は一定であり、本実施形態のように途中でパワーを変えることはない。そして、本実施形態と同様に図6に示すフォトレジスト27をクロム層73に成膜する。フォトレジスト27をマスクとしてクロム層73を、目標の加工深さに到達するまで選択的にドライエッチングする。
しかしながら、エッチングは基板17上の位置に応じて速度が異なるため、比較例のようにエッチングストッパがないと、光学格子75の溝の加工深さdにばらつきが生じる(面内分布のばらつき)。また、エッチングを目標の加工深さで精度よく止める制御は困難であるため、比較例のようにエッチングストッパがない場合、光学格子75と、これと同じ方法で形成された光学格子とを比較すると、加工深さdが異なる(繰り返し精度のばらつき)。
これに対して、本実施形態によれば、第1のクロム層21をエッチングストッパとして、第1のクロム層21よりもエッチングレートが大きい第2のクロム層23を選択的にエッチングしている。したがって、第2のクロム層23の厚みを加工深さと同じにすることにより、図2に示すように、光学格子19の溝の加工深さdが均一なクロム製の光学格子19を作製することができる。よって、光学格子19の面内分布や繰り返し精度に大きなばらつきが生じるのをなくすことができるため、光電式エンコーダ1の測定精度を向上させることができる。
なお、第1のクロム層21はエッチングストッパとして機能する。このため、第2のクロム層23が第1のクロム層21よりもエッチングレートが大きいには、第1のクロム層21がエッチングされない場合も含まれる。
第1及び第2のクロム層21,23を共にイオンプレーティング法で成膜すると、第2のクロム23は第1のクロム層21よりも光の反射率が低くなる。第2のクロム23の光反射率が例えば40%であるのに対して、第1のクロム21の光反射率が例えば55%である。これにより、第1のクロム層21の膜質は密であり、第2のクロム層23の膜質は粗であると推定される。したがって、パワーが異なるイオンプレーティング法で第1及び第2のクロム層21,23を形成した場合、エッチングレートが異なるのは、上記粗密が原因と思われる。ここで、上記光反射率は分光反射率(単色光に対する反射率)で定義することができ、光反射率が40%とは、入射光の波長が例えば600〜650nmの場合、分光反射率が40%になるという意味である。
本実施形態では、第1のクロム層21と第2のクロム層23で光の反射率が異なっている。そこで、図8に示すように、第1及び第2のクロム層21,23を覆うように、第3のクロム層29(光反射層の一例)をイオンプレーティング法やスパッタ法で形成してもよい。これにより、光学格子19の光の反射率を均一にでき、測定精度をさらに向上させることができる。上記光反射層としては、クロム層に限定されず、金などCrとの密着性が良く、光反射率が高くかつ酸化されにくい材料であればよい。
本実施形態では、図3に示す真空チャンバ53(同一真空)内で、第1及び第2のクロム層21,23を形成している。したがって、基板17をチャンバ53の外に出すことなく、第1及び第2のクロム層21,23を形成できる。よって、第1のクロム層21と第2のクロム層23の密着性が優れたものとなる。
本実施形態の変形例として、第2のクロム層23をスパッタ法で形成してもよい。以下、変形例について説明する。図9は変形例に用いることが可能なスパッタ装置81の概略図である。この装置81の真空チャンバ83内には、第1のクロム層21(図示せず)が形成された基板17が載置される下部電極85と、ターゲットとなるクロムを保持した上部電極87と、が配置されている。下部電極85は高周波電源89に接続され、上部電極87は高周波電極91に接続されている。真空チャンバ83にはガス導入管93が接続されている。
スパッタ装置81を用いた第2のクロム層23の形成について説明する。まず、ガス導入管93から不活性ガスを真空チャンバ83に導入し、チャンバ83内を不活性雰囲気にする。そして、高周波電源91により、周波数13.56MHz、電力200〜1000Wの高周波を上部電極87に供給する。以上により、図5に示すように第1のクロム層21上に第2のクロム層23がスパッタにより形成される。
スパッタ法によれば、第2のクロム層23のエッチングレートを第1のクロム層21よりも大きくしつつ、これらの層21,23の光反射率を等しくすることができる。よって、光学格子19の溝の加工深さのばらつきをなくしつつ、光反射率が均一な光学格子19を備えたスケール5を作製できる。
本実施形態に係る光電式エンコーダの概略構成を示す図である。 本実施形態に係る光電式エンコーダに備えられるスケールの一部の拡大断面図である。 本実施形態に係るスケールの製造に用いることが可能なイオンプレーティング装置の概略図である。 図2に示すスケールの製造方法の第1工程図である。 図2に示すスケールの製造方法の第2工程図である。 図2に示すスケールの製造方法の第3工程図である。 比較例に係るスケールの一部の拡大断面図である。 本実施形態に係る光電式エンコーダにおいて、第3のクロム層が形成されたスケールの一部の拡大断面図である。 本実施形態に係るスケールの製造方法の変形例で用いることが可能なスパッタ装置の概略図である。
符号の説明
1・・・光電式エンコーダ、3・・・光源部、5・・・スケール、7・・・受光部、9・・・発光ダイオード、11・・・インデックス格子、13・・・透明基板、15・・・遮光部、17・・・基板、19・・・光学格子、21・・・第1のクロム層、23・・・第2のクロム層、25・・・フォトダイオード、27・・・フォトレジスト、29・・・第3のクロム層、51・・・イオンプレーティング装置、53・・・真空チャンバ、55・・・サセプタ、57・・・直流電源、59・・・蒸発源、61・・・るつぼ、63・・・スパイラル電極、65・・・高周波電源、67・・・高周波整合回路、71・・・スケール、73・・・クロム層、75・・・光学格子、81・・・スパッタ装置、83・・・真空チャンバ、85・・・下部電極、87・・・上部電極、91・・・高周波電源、93・・・ガス導入管、d・・・加工深さ

Claims (4)

  1. イオンプレーティング法を用いて基板上に第1のクロム層を成膜する第1工程と、
    前記第1工程よりも成膜装置のパワーを下げて前記第1のクロム層上に第2のクロム層を成膜する第2工程と、
    前記第1のクロム層をエッチングストッパとして、前記第2のクロム層を選択的にエッチングすることにより反射型の光学格子を形成する第3工程と、
    を備えることを特徴とする光電式エンコーダのスケールの製造方法。
  2. 前記第2工程の成膜にはスパッタ法を用いる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光電式エンコーダのスケールの製造方法。
  3. 前記第1及び第2のクロム層を同一真空内で成膜する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光電式エンコーダのスケールの製造方法。
  4. 前記第1及び第2のクロム層を覆う光反射層を形成する第4工程を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の光電式エンコーダのスケールの製造方法。
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