JP4357974B2 - レンズメータ - Google Patents

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Description

この発明は、測定光路途中に配設される眼鏡レンズの周囲を測定開始前に覆う遮光カバーが設けられたレンズメータに関するものである。
従来のレンズメータとしては、本体ケースの前面の上部及び下部に上下に間隔を置いて突設された上収納突部及び下収納突部と、この下収納突部の上面に設けられた一つのレンズ受と、左右に延び且つレンズ受に対して前後に移動操作可能に本体ケースに装着されたレンズテーブルと、レンズテーブルに左右動可能且つ上下動可能に装着された鼻当支持部材と、レンズ受に載置されるレンズの屈折特性を測定する測定光学系を有するものが知られている。このレンズメータにおいて測定光学系は、本体ケース及び上収納突部内に設けられた照明光学系と、下収納突部及び本体ケース内に設けられた受光光学系を備えている。
そして、このレンズメータにおいては、メガネの鼻当を鼻当支持部材に支持させると共にメガネフレームの左右のレンズ枠をレンズテーブルの前面に当接させて、鼻当支持部材を左右及び上下に移動操作すると共にレンズテーブルを前後に移動操作して、左右の眼鏡レンズの一方をレンズ受に当接させ、測定光学系により一方の眼鏡レンズの屈折特性を測定するようにしている。
また、他方の眼鏡レンズを測定する場合には、他方の眼鏡レンズをレンズ受に当接するようにメガネフレームを上述と同様に移動操作していた。
しかしながら、従来のレンズメータでは、左右の眼鏡レンズを測定する場合、一つのレンズ受に対して眼鏡レンズを入れ替えて当接支持させる必要があり、面倒であった。
これを解消するレンズメータとしては、メガネの左右の眼鏡レンズを測定する光学系を一対設けたものが知られている(例えば特許文献1〜5参照)。
特開2002−202219号公報 特開2002−257680号公報 特開2002−257681号公報 特開2002−296549号公報 特開2003−194670号公報
しかしながら、従来のレンズメータは、眼鏡レンズの配設のために何れも正面及び側方が開放しているため、測定光束を多数の拘束に分割して眼鏡レンズの多数の点の屈折力を測定するパターン板を測定光学系に設けた場合、正面及び側方から入射する外光が眼鏡レンズの屈折測定に影響を及ぼすものであった。
そこで、この発明は、測定光束を多数の拘束に分割して眼鏡レンズの多数の点の屈折力を測定するパターン板を測定光学系に設けた場合でも、正面及び側方から入射する外光が眼鏡レンズの屈折測定に影響を及ぼすことのないレンズメータを提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、請求項1の発明のレンズメータは、左右の投光光学系を有する測定光束投影光学系が装置本体の前面の上部に内蔵された第1の光学系収納突部が設けられ、前記測定光束投影光学系の左右の投光光学系から投影される測定光束をそれぞれ受光するための左右の受光光学系が前記装置本体の前面の下部に内蔵された第2の光学系収納突部が設けられ、前記第1,第2の光学系収納突部間に前後左右に開放する眼鏡レンズ配設空間が設けられ前記左右の投光光学系から投影され且つ前記眼鏡レンズ配設空間に配設されたメガネの左右の眼鏡レンズを透過して前記左右の受光光学系で導かれる測定光束を受光する受光素子が設けられ、
前記受光素子からの測定信号から前記眼鏡レンズの屈折特性を求める演算制御回路が設けられていると共に、前記第1の光学系収納突部に前記眼鏡レンズ配設空間の周囲の部分に対して進退動可能に前記第1の光学系収納突部に遮光カバーが保持されているレンズメータであって、前記遮光カバーは、駆動モータで昇降させられる昇降部材上に自重で当接支持されて前記昇降部材と一体に上下動可能に前記第1の光学系収納突部内に取り付けられていると共に、前記昇降部材の降下に伴い前記眼鏡レンズ配設空間の下部を覆わない位置まで前記第1の光学系収納突部内から前記第2の光学系収納突部側に進出可能に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、測定光束を多数の拘束に分割して眼鏡レンズの多数の点の屈折力を測定するパターン板を測定光学系に設けた場合でも、正面及び側方から入射する外光が眼鏡レンズの屈折測定に影響を及ぼすことを防止できる。
しかも、遮光カバーと他方の前記光学系収納突部との間に手や指を挟んだとしても、遮光カバーの付勢力を小さくしておけば、手や指等が怪我をするのを未然に防止できる。
以下、この発明の実施の形態1を図面に基づいて説明する。
[構成]
<装置本体>
図1は本発明に係わるレンズメータの正面図、図2は図1のレンズメータの右側面図である。
この図1,図2において、1は装置本体(本体ケース)である。この装置本体1は、上部筐体部(第1の光学系収納突部)2と下部筐体部(第2の光学系収納突部)3及びこれらを連設している連設筐体部4から側面形状が図2に示したように略コ字状に形成されている。この上部筐体部2と下部筐体部3との間は、図5に示したメガネ(眼鏡)5のセット空間6とされている。尚、連設筐体部4は、後部側の筐体部4bが前壁4a側から着脱可能となっている。
尚、メガネ5は、本実施例では、メガネフレームMF、メガネフレームMFの左右のレンズ枠LF,RFに枠入れされた眼鏡レンズLL,RLと、左右のレンズ枠LF,RFを連設しているブリッジBと、左右のレンズ枠LF,RF等に設けられる鼻当NPと、左右のレンズ枠LF,RFに設けられたテンプルLT,RTを有する。
また、下部筐体部3は上壁7を有し、この上壁7の左右の部分には開口8L,8Rが図1に示したように形成されている。この下部筐体3内は、左右の中央に配設された仕切壁3aにより、左右の空間(室)3L,3Rに区画されている。しかも、装置本体1は、左右一対の測定光学系9L,9Rを有する。
上部筐体部2の前面(正面)には、液晶表示器100が表示装置(表示手段)として設けられていると共に、測定開始スイッチ101,モード切替スイッチ102,データ入力用のスイッチ103、プリントスイッチ104等が設けられている。
更に、上部筐体2と下部筐体3との間には前側及び左右に開放するメガネ配設空間105が形成されている。
<測定光学系9L,9R>
(左の測定光学系9L)
測定光学系9Lは、上部筐体部2内に内蔵された投光光学系(照明光学系)10Lと、下部筐体部3に内蔵された受光光学系11Lを有する。
投光光学系10Lは、測定光束投影用の光源であるLED12,13、ダイクロミラー14L、反射ミラー15及びコリメータレンズ16を備えている。LED12は赤外光を発し、LED13は赤色光(波長630nm)を発する。ダイクロミラー14LはLED12からの赤外光を反射し、LED13からの赤色光を透過する。コリメータレンズ16はLED12,13から発生した発散光束を測定光束としての平行光束に変換する役割を果たす。尚、反射ミラー15は中央部から左側の半分が用いられる。
また、受光光学系11Lは、開口8Lに取り付けられたハルトマンのパターン板17、上面にスクリーン18aが設けられたフィールドレンズ18、反射ミラー19,20,21、光路合成プリズム22、結像レンズ23、CCD(受光素子、受光手段)24を有する。パターン板17には多数の光透過部(図示せず)がマトリックス状に設けられている。
このパターン板17の中央部上には、軸状(ピン状)のレンズ受(レンズ受軸、レンズ受ピン)17aが基準ピンとして一体に上方に向けて突設されている。このレンズ受17aは、上端部が半球状に形成されていると共に、軸線が測定光学系9Lの光軸OLと一致するように配設されている。
(右の測定光学系9R)
測定光学系9Rは、上部筐体部2内に内蔵された投光光学系(照明光学系)10Rと、下部筐体部3に内蔵された受光光学系11Rを有する。
投光光学系10Rは、測定光束投影用の光源であるLED25,26、ダイクロミラー14R、反射ミラー15及びコリメータレンズ27を備えている。LE25は赤外光を発し、LED26は赤色光(波長630nm)を発する。上述したダイクロミラー14RはLED25からの赤外光を反射し、LED26からの赤色光を透過する。コリメータレンズ27はLED25,26から発生した発散光束を測定光束としての平行光束に変換する役割を果たす。尚、反射ミラー15は中央部から右側の半分が用いられる。
また、受光光学系11Rは、開口8Lに取り付けられたハルトマンのパターン板28、上面にスクリーン29aが設けられたフィールドレンズ29、反射ミラー30,31、光路合成プリズム22、結像レンズ23、CCD(受光素子、受光手段)24を有する。パターン板28には多数の光透過部(図示せず)がマトリックス状に設けられている。
このパターン板28の中央部上には、軸状(ピン状)のレンズ受(レンズ受軸、レンズ受ピン)28aが基準ピンとして一体に上方に向けて突設されている。このレンズ受28aは、上端部が半球状に形成されていると共に、軸線が測定光学系9Rの光軸ORと一致するように配設されている。
<フレーム保持機構>
また、装置本体1には、メガネ5の左右の眼鏡レンズLL,RLをレンズ受17a,28aに支持させたときに、このメガネ5のメガネフレームMFを保持するフレーム保持機構が設けられている。また、上壁7の前縁部及び後縁部の左右方向中央部分32,33には、図9に示したように隔壁3aに沿って前後方向に延びるスリット34,35がそれぞれ形成されている。
また、このフレーム保持機構32は、左右に延び且つ前側上壁7の後縁部及び前縁部上にそれぞれ配設された一対の板状のフレーム保持板36,37をフレーム保持部材(レンズ保持部材、レンズ枠保持部材)として有する。このフレーム保持板36,37の対向面36a,37aは、図2,図6,図8に示したように下方に向けて僅かに傾斜させられて、傾斜面となっている。
更に、このフレーム保持機構(レンズ枠保持機構)は、下部筐体部3内に配設された一対のリンク板(移動部材、スライド板)38,39を有する(図8,図11,図12参照)。このリンク板38,39は、仕切壁3aの一側面の上部に沿って前後に向けて配設されている。
このリンク板38は、図8,図14に示したように一端部に上方に向けて突設された取付片38aと、図8,図12,図14に示したように左右に間隔をおいて形成されたスリット38b,38cと、他端部に下方に向けて突設された係合片38dと、係合片38dに下方に向けて形成された係合切欠38eを有する。そして、取付片38aは、スリット35を介して上壁7の上方に突出すると共に、フレーム保持板36に取り付けられている。
また、リンク板39は、長手方向の中間部に上方に向けて突設された取付片39aと、一端部及び中間部に形成されたスリット39b,39cと、他端部に上方に向けて突設された係合片39dと、係合片39dに上方に向けて形成された係合切欠39eを有する。そして、取付片39aは、スリット117を介して上壁7の上方に突出すると共に、フレーム保持板37に取り付けられている。
しかも、ガイドネジ40は、リンク板38,39のスリット38b,39bにそれぞれ挿通された後、先端部が隔壁3aに螺着されている。また、ガイドネジ41は、リンク板38,39のスリット38c,39cにそれぞれ挿通された後、先端部が隔壁3aに螺着されている。このガイドネジ40,41は、リンク板38,39を長手方向に相対的にスライド変位可能に結合(係合)させている。
更に、フレーム保持機構は、図7,図8,図11に示したように下部筐体部3の上部及び仕切壁3aに対応して連設筐体部4の前壁4aに形成された開口42と、開口42の側縁に後方(下部筐体部3内)に向けて突設された支持片43と、この支持片43に取り付けられた支持ネジ44を有する。
この支持ネジ44は、開口42側に位置する頭部44aと、頭部44aに連設された大径軸部44bと、大径軸部44bに連設されたネジ部44cを有する。そして、支持ネジ44は、ネジ部44cを支持片43に螺着することにより、支持片43に取り付けられている。また、ネジ部44cは、支持片43を貫通して開口42側とは反対側に突出している。そして、ネジ部44cの突出部には、図11に示したようにリング状のスペーサ45が装着されていると共に、ナット46が螺着されている。このナット46は、スペーサ45側に小径軸部46aを有すると共に、スペーサ45を支持片43に固定している。
また、フレーム保持機構は、大径軸部44bに回転自在に保持された回転板(連結部材)47と、回転板47のリンク板38,39側の部分に180°の間隔をおいて取り付けられた係合ピン48,49と、支持片43側に突設された係合ピン50を有する。そして、係合ピン48,49にはリンク板38,39の係合切欠38e,39eが係合している。しかも、リンク板38,39の取付片38a,39aの基部間にはコイルスプリング51が介装されていて、コイルスプリング51はフレーム保持板36,37が互いに接近する方向にリンク板38,39をバネ付勢している。
更に、ナット46の小径筒部46aにはギヤ52がベアリング53を介して回転自在に保持され、ギヤ52の側面には係合ピン50に周方向から係合する係合突部53が一体に設けられている。このギヤ52の近傍には、連設筐体部4の前壁4aに取り付けたパルスモータ等の駆動モータ(駆動手段)54が配設されている。この駆動モータ54にはパルスモータを用いることができる。また、この駆動モータ54に出力軸54aにはギヤ52に噛合するピニオン55が取り付けられている。しかも、仕切壁3aには、フレーム保持板36,37間が最大に開いたときの、リンク板38の移動停止位置を検出するリミットスイッチ56が位置検出手段として取り付けられている。
<鼻当支持機構>
また、上壁7の上には、図9に示したように開口8L,8R間及びフレーム保持板36,37間に位置させて半円柱状の鼻当支持部材57が配設されている。この鼻当支持部材(フレーム位置決部材)57は、上下に向けて延びていると共に、平面形状が半円状に形成されている。この鼻当支持部材57の下端には支持軸58が突設されている。
更に、上壁7には、図9,図10に示したように、開口8L,8R間に位置させて前後に延びるスリット59が形成されている。このスリット59には、鼻当支持部材57の下端に突設された支持軸58が挿通されている。更に、上壁7の上下にはスリット59に沿って延びる支持板60,61が配設され、支持軸58は支持板60,61を貫通している。しかも、支持板60,61間には支持軸58に嵌合したスペーサ筒62が介装され、支持軸58の下端部には固定ナット63が螺着されている。この固定ナット63は、支持板60,61及びスペーサ筒62を鼻当支持部材57に一体に固定している。
このスペーサ筒62は、長手方向に移動可能に且つ幅方向には移動しないようにスリット59内に配設されている。しかも、スペーサ筒62は、上壁7の板厚寸法よりも僅かに長く形成されていて、支持板60,61が上壁7の板面に沿って移動可能に設けられている。尚、支持軸58と支持板60,61は相対回転しないようになっている。
また、支持板61のバネ係止突部61aと仕切壁3aのバネ係止突部3bとの間にはコイルスプリングSが介装されていて、コイルスプリングSは支持板60,61及び鼻当支持部材57をフレーム保持板36側に付勢している。しかも、仕切壁3aには、支持板61のフレーム保持板37側端部61aに対応させて、マイクロスイッチ64が移動検出手段として取り付けられている。このマイクロスイッチ64は、鼻当支持部材57がフレーム保持板37側に移動させられて、支持板60,61がフレーム保持板37側に移動させられたときに、アクチュエータ64aが支持板61の端部61aにより押圧されてONすることにより、鼻当支持部材57の移動操作を検出するようになっている。
<レンズ押さえ機構>
また、連設筐体部4の前壁4aには、図1,図2,図6,図7に示したようにレンズ押さえ機構65がレンズ押さえ手段として設けられている。このレンズ押さえ機構65は、フレーム保持板37の上方に位置させて前壁4aの左右の側部に回転自在にそれぞれ取り付けられた回転軸66L,66Rを有する。この回転軸66L,66Rは、前壁4aから手前側に突出している共に、互いに平行に且つ前後方向に延びている。
更に、レンズ押さえ機構65は、回転軸66L,66Rの側部にそれぞれ固定されたL字状のアーム67L,67Rと、アーム67Lの先端部に取り付けられた一対のレンズ押さえ軸68L、アーム67Rの先端部に取り付けられた一対のレンズ押さえ軸68Rを有する。
尚、レンズメータ1を正面から見たときに一対のレンズ押さえ軸68L及び68Rはそれぞれ一つしか見えないが、レンズメータ1を右側面から見たときに、レンズ押さえ軸68Rは一対見える。このときに、一対のレンズ押さえ軸68Lは一対のレンズ押さえ軸68Rと重なる位置にある。従って、説明の便宜上、一対のレンズ押さえ軸68Lの符号を一対のレンズ押さえ軸68Rの符号の部分に記載して説明する。このレンズ押さえ軸68L,68Rは先端部がピン状に形成されている。
また、レンズ押さえ軸68L,68Rは、アーム67L,67Rが図1,図2の如く起立させられたとき、先端部が図1の如く互いに対向するようになっている。
このレンズ押さえ軸68L,68L(68R,68R)は、アーム67L(67R)が図6の如く水平に倒されたときに、基準ピンであるレンズ受17a(28a)の軸線、即ち光軸OL(OR)の両側に位置するようになっている。
また、レンズ押さえ機構65は、図6,図7に示したように、連設筐体部4内において回転軸66L,66Rにそれぞれ固定されたセクタ状の回転板69L,69Rと、回転板69L,69Rの下縁部に連設された細幅の係合片70L,70Rと、回転板69L,69Rの下縁部に設けられたバネ係止部71L,71Rと、バネ係止部71L,71Rの下方に位置させて前壁4aに突設されたバネ係止部72L,72Rと、バネ係止部71L,72L間に介装された引張りコイルスプリング73Lと、バネ係止部71R,72R間に介装された引張りコイルスプリング73Rを有する。
更に、レンズ押さえ機構65は、連設筐体部4内において前壁4aの上部に取り付けられたパルスモータ等の駆動モータ74を有する。この駆動モータ74は、出力軸74aが上下方向に向けられていると共に、出力軸74aが連設筐体部4の左右方向の中央部に配設されている。そして、出力軸74aにはピニオン75が取り付けられている。また、前壁4aには駆動モータ74の下方に位置させてL字状のブラケット76が取り付けられている。このブラケット76には前壁4aに沿って上下に延びる送りネジ77の上端部が回転自在に且つ上下移動不能に保持されている。尚、図示は省略したが、ブラケット76に筒状の軸受を上下に向けて固定し、この軸受に送りネジ77の上端部を回転自在に且つ上下移動不能に保持する。また、軸受は上下に間隔をおいて複数設けても良い。更に、送りネジ77の上下端部を軸受で前壁4aに回転自在に保持しても良い。
この送りネジ77の上端部にはピニオン75に噛合するギヤ78が取り付けられている。この送りネジ77は連設筐体部4の左右方向の中央部に配設され、この送りネジ77の下部のネジ部77aには昇降部材79が螺着されている。この昇降部材79の下端部には図7中左右に延びるフランジ79aが前壁4a向けて突設されている。このフランジ79aは、前壁4aに当接させられていて、昇降部材79の昇降により前壁4aに対して上下に摺接移動する様になっている。そして、このフランジ79a上には係合片70L,70Rの先端部が引張りコイルスプリング73L,73Rのバネ力によりそれぞれ当接させられている。
<メガネサポート機構>
この下部筐体3は上述したように上壁7を有する。この下部筐体3の両側部には図16に示したようなメガネサポート機構110が設けられている。
このメガネサポート機構110は、上壁7の左右の両側部上に前後に向けて水平にそれぞれ配設されたフレームサポート111と、連設筐体部4の前壁4aの両側部前面にそれぞれ取り付けられたL字状のブラケット112と、上壁7の両側部の連設筐体部4側の部分及びブラケット112をそれぞれ上下に貫通する支持軸113を有する。
そして、フレームサポート111は、正面形状が略L字状に形成されていると共に、前後に延びるスリット111aが図2,図9に示したように角部に形成されている。また、支持軸113は角柱状に形成されていて、支持軸13の上端部にフレームサポート111の端部が取り付けられている。これにより、支持軸113及びフレームサポート111は支持軸113の軸線回りに回転しないようになっている。
尚、支持軸113及びフレームサポート111を支持軸113の軸線回りに回転しないようにするための構成は、支持軸113を角柱状に形成することが必ずしも要件ではない。この支持軸113及びフレームサポート111を支持軸113の軸線回りに回転しなければよいので、このための構成としては他の周知の構造を使用できる。
この支持軸113の下端部にはストッパとしてのナット114が螺着されている。これにより、支持軸113及びフレームサポート111は所定範囲内で上下動できるように装置本体1に取り付けられている。
また、支持軸113の中間部にはバネ受け用のフランジ115が一体に形成されている。そして、ブラケット112とフランジ115との間には付勢手段としてのコイルスプリング116が介装されている。このコイルスプリング116は、支持軸113を上方にバネ付勢している。
このコイルスプリング116は、フレームサポート111上にメガネの眼鏡フレームを支持させたときに、メガネが自己の重量によりレンズ受17a,28aの上端より下方に降下しないようにある程度バネ力が強く設定されている。
<フレームサポート押し下げ機構>
また、前壁4aには左右の支持軸113に対応して上下に延びるレバー挿通開口120がそれぞれ形成されている。この前壁4aには、フレームサポート押し下げ機構121が取り付けられている。
このフレームサポート押し下げ機構121は、図17に示したように開口120より下方に位置させて前壁4aの背面に固定された上ブラケット122,122と、ブラケット122,122を貫通してブラケット122,122に回動自在に且つ軸線方向に移動不能に保持された回動軸123と、回動軸123の両端部に固定された押し下げレバー124,124と、ブラケット122と回動軸123との間に介装されて押し下げレバー124,124を下方に回動付勢している撚りコイルスプリング125を有する。
この各押し下げレバー124は、レバー挿通開口120に挿通されて、先端部が下部筐体3内に突出させられていると共に、支持軸113のフランジ115上に撚りコイルスプリング125のバネ力により軽く当接させられている。
また、フレームサポート押し下げ機構121は、図16に示したように前壁4aの背面の上部に取り付けられた上ブラケット126,127と、前壁4aの背面の下部に取り付けられた下ブラケット128と、ブラケット126〜128を貫通し且つブラケット126〜128に回転自在に保持された送りネジ129と、ブラケット126上に配設されて送りネジ129を回転駆動するパルスモータ(駆動モータ)130を有する。尚、下ブラケット128は開口120より下方に配設されている。
更に、フレームサポート押し下げ機構121は、前壁4aの背面に昇降自在(上下動自在)に取り付けられたスライダ131と、送りネジ129に螺着された角柱状のナット132を有する。このナット132は、側面がスライダ131に当接していて、送りネジ129の回転時に軸線回りに回転しないようになっている。これによりナット132は送りネジ129の正転又は逆転時に上下動させられるようになっている。
尚、スライダ131は、図16,図18(A)に示したように前板部131a及び前板部131aの両側に連設された側板部131b,131bから平面形状がコ字状に形成されている。この前板部131aの両側部には図18(D)に示したように開口131c,131cが形成されている。
しかも、ナット132の一部は、図16に示したように左右の押し下げレバー124,124の一方に臨ませられていて、降下したときに一方の押し下げレバー124を下方に回動させるようになっている。
<遮光機構>
また、スライダ131には、図16に示したようにメガネの眼鏡レンズの屈折特性を測定する際に、メガネ配設空間105の側方を覆う遮光機構140が設けられている。
この遮光機構140は、上述した送りネジ129,パルスモータ130,スライダ131及びナット132を有する。
しかも、遮光機構140は、図18(A)に示したように前板部141a及び側板部141b,141bからコ字状に形成された回動アーム141と、伸縮する遮光カバー142を有する。この遮光カバー142は、前カバー板部143a及び側カバー板部143b,143bからコ字状に形成された上カバー板(外カバー板)143と、前カバー板部144a及び側カバー板部144b,144bからコ字状に形成された下カバー板(内カバー板)144を備えている。
そして、回動アーム141の側板部141b,141bは、スライダ131の前板部131aに設けた開口131c,131cに図16,図18(D)の如く挿通されていると共に、後端部がスライダ131の側板部131b,131bに支持軸145,145を介して回動自在に取り付けられている。
この回動アーム141の一方の側板部141bにはナット132が下方から当接可能に設けられている。しかも、回動アーム141は、ナット132により上方に水平になるまで持ち上げられると、開口131cの上端に当接してそれ以上上方に回動しないようになっている。この状態で、更にナット132を上昇させると、スライダ131が回動アーム141と一体に上昇させられるようになっている。
また、上カバー板143の側カバー板部143b,143bはスライダ131の側板部131b,131bの外側面に固定ネジ146,146を介して固定され、下カバー板144の側カバー板部144b,144bは回動アーム141の側板部141b,141bに固定ネジ147,147を介して固定されている。しかも、下カバー板144は、上カバー板143の内側に略内接するように配設されている。
<制御回路>
上述したCCD24の出力(測定信号)は図5の演算制御回路(演算制御手段)80に入力され、リミットスイッチ56及びマイクロスイッチ64は演算制御回路80に接続されている。また、演算制御回路80は、LED12,13,25,26を点灯制御し、駆動モータ54及び74を作動制御する様になっている。また、この演算制御回路80には、測定開始スイッチ101,モード切替スイッチ102,スイッチ103,プリントスイッチ104が接続されていると共に、液晶表示器100が接続されている。
[作用]
次に、この様な構成のレンズメータの作用を説明する。
(電源投入前)
このレンズメータの電源を投入する前には、図8に示したように、ギヤ52の係合突部53が二点鎖線で示した位置に位置させられている。この位置では、コイルスプリング51の張力を小さくさせるために、図8に示したように、フレーム保持板36,37がコイルスプリング51の引張り力(バネ力)により二点鎖線で示した位置に位置させられていて、フレーム保持板36,37の間隔が最小となっている。この位置では、係合ピン48,49,50が二点鎖線で示した位置に位置させられていて、係合突部53が係合ピン50から時計回り方向に僅かに離れている。
また、レンズメータの電源を投入する前には、コイルスプリング73L,73Rの引張り力(バネ力)を小さくするために、昇降部材79が図7に実線で示したように送りネジ77のネジ部77aの下端部に位置させられている。この位置では、回転板69L,69Rの係合片70L,70Rが実線で示したようにコイルスプリング73L,73Rの引張り力(バネ力)により下方に傾斜させられた状態となっていて、アーム67L,67Rが水平に倒された状態となっている。(電源投入による初期化)
この様な状態からレンズメータの電源を投入すると演算制御回路80は、鼻当支持部材57の移動を検出すると、駆動モータ54を作動制御してピニオン55を回転させ、このピニオン55によりギヤ52を図8中反時計回り方向に回転させる。この回転に伴いギヤ52の側面に突設した係合突部53は、回転板47の係合ピン50に当接した後、この係合ピン50を図8中反時計回り方向に回転させて、回転板47を反時計回り方向に回転させる。
この回転板47に回転に伴い、係合ピン48,49が回転板47と一体に二点鎖線で示した位置から反時計回り方向に回転させられ、リンク板38,39がコイルスプリング51の引張り力(バネ力)に抗して互いに反対方向に変位させられる。即ち、図8中、リンク板38は図示を省略した位置から右方に実線で示した位置まで変位させられ、リンク板39は図示を省略した位置から左方に実線で示した位置まで変位させられる。このリンク板38が図8の実線で示した位置まで変位させられると、このリンク板38の端部によりリミットスイッチ56がONさせられ、このON信号が演算制御回路80に入力される。この演算制御回路80は、リミットスイッチ56からのON信号が入力されると、駆動モータ54の作動を停止させる。
このリンク板38,39の相対変位により、フレーム保持板36,37が図8中、二点鎖線で示した位置から実線で示した位置まで矢印82,83で示した方向(互いに反対方向)に変位させられて、フレーム保持板36,37の間隔が最大に広がり、測定作業の待機状態となる。
一方、レンズメータの電源を投入すると、演算制御回路80は図6,図7の駆動モータ74を作動させてピニオン75を回転させ、このピニオン75の回転をギヤ78を介して送りネジ77に伝達させ、昇降部材79が図7に二点鎖線で示したように送りネジ77のネジ部77aの上端部まで移動させる。これにより、測定を開始する前には、回転板69L,69Rの係合片70L,70Rが上方に二点鎖線で示したように傾斜させられた状態となっていて、アーム67L,67Rが図1,図2の如く起立させられ、レンズ押さえ軸68L,68Rの先端部が図1の如く互いに対向させられて、測定作業の待機状態となる。
(メガネの配設)
この様な状態においてレンズメータによりメガネ5の屈折特性等の光学特性を測定するには、メガネ5のメガネフレームMFをメガネ配設空間105内に配設して、メガネ5の鼻当NP,NPを鼻当支持部材57の上端部の前面に当接させる。
これと同時に、メガネフレームMFの左右のレンズ枠LF,RFのテンプルLT,RT取付部側の部分を図19,図22(A)の如くフレームサポート111,111上に支持させる。この際、メガネフレームMFの左右のレンズ枠LF,RFはそれぞれ2点で支持されるので、レンズ枠LF,RFの形状やテンプルLT,RT等の取付位置のために重心位置が中央にない状態でも、左右のレンズ枠LF,RFは前後方向において上下に傾くことなく略水平に支持される。しかも、レンズ枠LF,RF及び眼鏡レンズLL,RLは、コイルスプリング116のバネ力でレンズ受17a,28aの上端よりも上方に配設された状態となっている。
これにより、眼鏡レンズLL,RLが測定光学系9L,9Rの光路途中にそれぞれ配設される。即ち、眼鏡レンズLLが測定光学系9Lの投影光学系10Lと受光光学系11Lとの間に配設され、眼鏡レンズRLが測定光学系9Rの投影光学系10Rと受光光学系11Rとの間に配設される。
尚、メガネがリムレスフレーム即ち2ポイントフレームのメガネの場合、テンプル取付金具が眼鏡レンズの縁部に固定ネジで取り付けられているが、この固定ネジが突出しているため、この固定ネジを取り付けている部分をフレームサポート111,111で支持することはできない。このため、L字状のフレームサポート111,111の角部に沿ってスリット111a,111aを設けて、このスリット111a,111aの部分から外側に固定ネジを配置可能とすることで、小さいリムレスフレームのメガネの測定も行うことができる。
(メガネの保持動作)
また、測定開始スイッチ101を押すと、演算制御回路80は、駆動モータ54を所定数の駆動パルスで作動制御してピニオン55を所定回転数だけ回転させ、このピニオン55によりギヤ52を図8中時計回り方向に回転させて、ギヤ52の側面に突設した係合突部53を時計回り方向に回転させる。この駆動モータ54の回転は、係合突部53が二点鎖線で示した位置に移動するまで回転させる。尚、この位置はマイクロスイッチやリミットスイッチ等で検出して、駆動モータ54を停止させるようにすることもできる。
これに伴い、回転板47の係合ピン50は、コイルスプリング51のバネ力により係合突部53に追従して図8中時計回り方向に回転させられ、回転板47が時計回り方向に係合ピン50と一体に回転する。
この回転板47に回転に伴い、係合ピン48,49が回転板47と一体に実線で示した位置から時計回り方向に回転させられ、リンク板38,39がコイルスプリング51の引張り力(バネ力)により互いに反対方向に変位させられる。
この際、リンク板38が図8中左方に変位させられて、リンク板38と一体のフレーム保持板36が図8中矢印84で示したように左方に変位させられると共に、リンク板39が右方に変位させられて、リンク板39と一体のフレーム保持板37が図8中矢印85で示したように右方に変位させられる。
これにより、フレーム保持板36,37は、矢印84,85で示したように互いに接近する方向に等しい量移動して、メガネフレームMFのレンズ枠LF,RF及び眼鏡レンズLL,RLをフレーム保持板36,37間の中央側に移動させる。
この際、鼻当支持部材57もメガネフレームMFの鼻当NPと一体にスリット59に沿って前後方向に移動させられながら、メガネフレームMFがパターン板17,28間の中央に鼻当NPが位置するように鼻当支持部材57の円弧面により左右方向に移動させられて、メガネフレームMFの支持位置が正しい位置に修正される。
従って、図23(a)の如く眼鏡レンズLL,RLがフレーム保持板36,37に対して偏って配設されても、フレーム保持板36,37は、レンズ枠LF,RF及び眼鏡レンズLL,RLを図23(b)の如くフレーム保持板36,37間の中央側に移動させる。この際、図19,図23(a),図23(b)の如く左右のレンズ枠LF,RF及び眼鏡レンズLL,RLはレンズ受17a,28aの上端より上方に浮いた状態となっているので、レンズ枠LF,RFがレンズ受17a,28aに側方から当るようなことはない。この結果、偏って配設されたレンズ枠LF,RFがフレーム保持板36,37によりフレーム保持板36,37間の中央側に移動させられる際に、レンズ受17a,28aがレンズ枠LF,RFにより損傷させられるようなことはない。
そして、このような移動により、メガネ5の眼鏡フレームMFを傾斜する対向面36a,37a間で保持(挟持)し、左右の眼鏡レンズLL,RLの略中央をレンズ受17a,28aの上方に浮いた状態で配設する。
(メガネ配設空間105の側部の遮光動作)
これに続いて演算制御回路80は、パルスモータ130を作動制御して送りネジ129を回転させ、ナット132を降下させる。これに伴い、スライダ131,回動アーム141,遮光カバー142等の自重によって回動アーム141がナット132に追従して降下することにより、スライダ131,回動アーム141,遮光カバー142等が一体に降下する。
この降下に伴い、図16に二点鎖線で示した如く遮光カバー142の上カバー板143が上部筐体2から下方に所定量だけ突出すると、スライダ131の下端が下ブラケット128に当接して、スライダ131の降下が停止される。
この位置から更にナット132が降下させられて、回動アーム141が開口131cの下端に当接するまで支持軸145,145を中心に下方に回動させられ、図16に二点鎖線で示した如く下カバー板144が上カバー板143から下方に突出する。尚、ナット132の降下は回動アーム141が開口131cの下端に当接するまで行われると、パルスモータ130の作動が停止させられる。
これにより、メガネ配設空間105の前側及び左右両側部が遮光カバー142(カバー板143,144)により覆われる。上述した様にメガネ5を前後方向の中央に移動させてから遮光カバー142によりメガネ配設空間105の前側及び左右両側部をカバーするようにしている。
尚、メガネ配設空間105の下端部側は僅かにカバーされていない部分があるが、メガネ配設空間105の上部側から斜めに入る外光が遮光カバー142により遮光されるので、測定に支障は来さない。また、メガネ配設空間105の下端部側は僅かにカバーされていない部分があるが、この部分も含めてメガネ配設空間105の全てを遮光可能に覆うように設定しても良い。
(眼鏡フレームのセット状態の修正)
このような遮光動作に続いて演算制御回路80は、駆動モータ74を所定数の駆動パルスで作動制御してピニオン75を回転させ、この回転をギヤ78を介して送りネジ77に伝達させ、この送りネジ77により昇降部材79を二点鎖線で示した位置から下方に移動させる。この際、駆動モータ74の作動は、昇降部材79が送りネジ77の下端部に達するまで行われる。そして、昇降部材79が送りネジ77の下端部に達すると駆動モータ74の作動が停止させられる。尚、この様な動作は、パルスモータである駆動モータ74を所定回転数だけ回転させることにより行うことができる。しかし、この昇降部材79の上下の移動位置はマイクロスイッチ等で位置検出手段で検出して、この位置検出手段からの検出信号により駆動モータ74の作動停止を行うようにしても良い。
そして、昇降部材79の下方への移動に伴い、回転板69L,69Rの係合片70L,70Rの先端部が昇降部材79のフランジ79aに追従して下方に移動し、回転板69Lがコイルスプリング73Lのバネ力で図7中反時計回り方向に回転させられると共に、回転板69Rがコイルスプリング73Rのバネ力で図7中時計回り方向に回転させられる。
この様な回転板69L,69Rの回転は回転軸66L,66Rを介してアーム67L,67Rに伝達される。これにより、アーム67L及びレンズ押さえ軸68Lが図19(a)の如く矢印86で示したように時計回り方向に回動変位させられると共に、アーム67R及びレンズ押さえ軸68Rが図19(a)の如く矢印87で示したように反時計回り方向に回動変位させられる。この様にレンズ押さえ軸68L,68Lおよび68R,68Rは、回転しながら降下して、図23(c)の如く左右の眼鏡レンズLL及びRLに当接した後、更に降下して図20,図22(B),図23(d)の如くメガネ5の左右の眼鏡レンズLL及びRLを先端部でレンズ受17a及び28aに対してそれぞれ押し付ける。
この際、レンズ押さえ軸68L,68Lおよび68R,68Rによる眼鏡レンズLL,RLの押さえ付けは、コイルスプリング73L,73Rのバネ力のみで行われることになる。
一方、この際、フレームサポート111がレンズ押さえ軸68L,68Lおよび68R,68Rによる眼鏡レンズLL,RLの押さえ付け力により、コイルスプリング116のバネ力に抗して眼鏡レンズLL,RLと一体に降下させられる。
この状態で演算制御回路80は、駆動モータ54を所定数の駆動パルスで作動制御してピニオン55を所定回転数だけ上述とは逆方向に回転させ、このピニオン55によりギヤ52を図8中反時計回り方向に回転させて、ギヤ52の側面に突設した係合突部53を反時計回り方向に回転させることにより、図23(e)に示したようにフレーム保持板36,37をレンズ枠LF,RFから離反する方向に移動させる。
これにより、眼鏡レンズLL,RLがレンズメータの前後方向において傾斜した状態でフレーム保持板36,37間で保持(挟持)されていても、2つのレンズ押さえ軸(レンズ押さえ部材)68L,68Lおよび68R,68Rがレンズ受17aの軸線(光軸OLと一致)及びレンズ受28a(光軸ORと一致)の両側をコイルスプリング73L,73Rのバネ力によりそれぞれ押さえ付けているので、フレーム保持板36,37がレンズ枠LF,RFから離反させられる際に、眼鏡レンズLL,RLの傾斜がコイルスプリング73L,73Rのバネ力と2つのレンズ押さえ軸(レンズ押さえ部材)68L,68Lおよび68R,68Rにより修正される。
次に、演算制御回路80は、駆動モータ54を所定数の駆動パルスで作動制御してピニオン55を所定回転数だけ回転させ、このピニオン55によりギヤ52を図8中時計回り方向に回転させて、ギヤ52の側面に突設した係合突部53を時計回り方向に回転させることにより、フレーム保持板36,37をレンズ枠LF,RF側に移動させる。これにより、図23(f)に示した如くフレーム保持板36,37がレンズ枠LF,RFを再度挟持するので、レンズ枠LF,RFを備える眼鏡フレームMFがフレーム保持板36,37の傾斜する対向面36a,37a間で正しく保持されることになる。
(フレームサポートの降下動作)
この後、演算制御回路80は、パルスモータ130を作動制御して送りネジ129を回転させ、ナット132を更に所定量だけ降下させて停止させると共に、このナット132により左右の押し下げレバー124の一方を下方に押圧して下方に所定量だけ回動させる。この際、回動軸123が一方の押し下げレバー124と一体に同方向に回動させられて、他方の押し下げレバー124も下方に回動させる。
これにより、図22(c)に示した如く左右の各支持軸113及びフレームサポート124が押し下げレバー124によりコイルスプリング116のバネ力に抗して所定量だけ一体に押し下げられて、フレームサポート111がメガネフレームMFのレンズ枠LF,RFから離反する。
この結果、コイルスプリング116のバネ力が支持軸113及びフレームサポート124を介してレンズ枠LF,RFに作用しない状態となる。この状態では、レンズ押さえ軸68L,68Rを眼鏡レンズLF,RFから離反させても、コイルスプリング116のバネ力によりレンズ受17a,28aが眼鏡レンズLF,RFから浮き上がることがない。
この後、演算制御回路80は、駆動モータ74を上述とは逆に所定数の駆動パルスで作動制御して、昇降部材79を上昇させ、この昇降部材79により係合片70L,70Rの先端部を上昇させることにより、回転板69L,69Rをコイルスプリング73L,73Rのバネ力に抗して上述とは逆に回転させ、アーム67L,67Rを図21に矢印86′,87′で示したように上方を向く位置まで垂直に回転させる。
この位置では、アーム67L,67Rに取り付けたレンズ押さえ軸68L,68Rが図21,図22(g)の如くハルトマンプレート17,28の上方から左右に退避しているので、レンズ押さえ軸68L,68Rが測定光束を遮らない状態となる。
(屈折特性の測定)
<眼鏡レンズLLの屈折特性測定>
この状態で演算制御回路80は、測定光学系9LのLED12,13を順番に点灯させて、眼鏡レンズLLの測定を行う。この際、LED12からの測定光束は、ダイクロミラー14L及び全反射ミラー15で反射した後、コリメータレンズ16により平行光束とされて眼鏡レンズLLに投光される。これに伴い、眼鏡レンズLLを透過した測定光束は、パターン板17を透過して多数の測定光束となり、この多数の測定光束がフィールドレンズ18の上面に投影される。このフィールドレンズ18の上面に投影された多数の測定光束は、フィールドレンズ16、反射ミラー19,20,21、光路合成プリズム22及び結像レンズ23を介してCCD24に案内される。この際、結像レンズ23は、CCD24上にパター板17のパターン像を結像させる。
また、LED13からの測定光束は、ダイクロミラー14Lを透過して全反射ミラー15で反射した後、コリメータレンズ16で平行光束にされて眼鏡レンズLLに投光される。これに伴い、眼鏡レンズLLを透過した測定光束は、パターン板17を透過して多数の測定光束となり、この多数の測定光束がフィールドレンズ18の上面に投影される。このフィールドレンズ18の上面に投影された多数の測定光束は、フィールドレンズ16、反射ミラー19,20,21、光路合成プリズム22及び結像レンズ23を介してCCD24に案内される。この際、結像レンズ23は、CCD24上にパターン板17のパターン像を結像させる。
そして、演算制御回路80は、CCD24に結像されたパターン像の状態から眼鏡レンズLLの各部の屈折特性を測定して、眼鏡レンズLLの各部の屈折特性のマッピングデータを求める。この屈折特性としては、球面度数(S),円柱度数(C),円柱軸角度(A)等がある。
<眼鏡レンズRLの屈折特性測定>
この状態で演算制御回路80は、測定光学系9RのLED25,26を順番に点灯させて、眼鏡レンズRLの測定を行う。この際、LED25からの測定光束は、ダイクロミラー14R及び全反射ミラー15で反射した後、コリメータレンズ27により平行光束とされて眼鏡レンズRLに投光される。これに伴い、眼鏡レンズRLを透過した測定光束は、パターン板28を透過して多数の測定光束となり、この多数の測定光束がフィールドレンズ29の上面に投影される。このフィールドレンズ29の上面に投影された多数の測定光束は、フィールドレンズ29、反射ミラー30,31、光路合成プリズム22及び結像レンズ23を介してCCD24に案内される。この際、結像レンズ23は、CCD24上にパター板28のパターン像を結像させる。
また、LED26からの測定光束は、ダイクロミラー14R及び全反射ミラー15で反射した後、コリメータレンズ27により平行光束とされて眼鏡レンズRLに投光される。これに伴い、眼鏡レンズRLを透過した測定光束は、パターン板28を透過して多数の測定光束となり、この多数の測定光束がフィールドレンズ29の上面に投影される。このフィールドレンズ29の上面に投影された多数の測定光束は、フィールドレンズ29、反射ミラー30,31、光路合成プリズム22及び結像レンズ23を介してCCD24に案内される。この際、結像レンズ23は、CCD24上にパターン板28のパターン像を結像させる。
そして、演算制御回路80は、CCD24に結像されたパターン像の状態から眼鏡レンズRLの各部の屈折特性を測定して、眼鏡レンズRLの各部の屈折特性のマッピングデータを求める。この屈折特性としては、球面度数(S),円柱度数(C),円柱軸角度(A)等がある。
<測定結果の表示>
また、演算制御回路80は、この様にして求めた眼鏡レンズLL,RLの屈折特性(光学特性)を図24に示した如く液晶表示器100に同時に表示させる。
この図24においては、液晶表示器100の左上端に左の眼鏡レンズLLであることを示す「左」が表示され、液晶表示器100の右上端に右の眼鏡レンズRLであることを示す「右」が表示される。
しかも、液晶表示器100の中央にS(球面度数),C(円柱度数),A(円柱軸の軸角度),ADD(加入度数)等の文字が表示され、S,C,A,ADDの左右に左右の眼鏡レンズLL,RLの数値データ(測定データ)がそれぞれ表示される。
図24では、左の眼鏡レンズLLのSが「+1.75」、Cが「−1.50」、Aが60」、ADDが「3.00」と表示されている。同様に、右の眼鏡レンズRLのSが「+1.75」、Cが「+0.00」、Aが「180」、ADDが「3.00」と表示されている。
また、これらの数値データの下方には、左右の眼鏡レンズLL,RL間の光学中心間距離LPDと、眼鏡レンズLL,RL間の中央から眼鏡レンズLL,RLの光学中心までの左ハーフLLHPD及び右ハーフRLHPDの測定データが表示されている。この左ハーフLLHPD及び右ハーフRLHPDは中央のLPDの左右に表示されている。
しかも、光学中心間距離LPDの測定データ(数値データ)はメガネフレームMFのフレーム形状150の右側に表示され、左ハーフLLHPDはメガネフレームMFの左半分のフレーム形状151の右側に表示され、右ハーフRLHPDはメガネフレームMFの右半分のフレーム形状152の右側に表示されている。尚、図24では、光学中心間距離LPDが「63」、左ハーフLLHPDが「31.5」、右ハーフRLHPDが「31.5」として表示されている。
また、液晶表示器100の下縁部(下端部)には、測定開始スイッチ101,モード切替スイッチ102,スイッチ103,プリントスイッチ104に対応する「測定」、「モード」、「+/−」、「印刷」等の表示がされている。
そして、演算制御回路80は、モード切替スイッチ102を操作する(押す)と、図25に示したように測定結果の表示を切り換える。この図25では、図24の表示に加えて、S,C,A,ADDの測定データの左右に左右の眼鏡レンズLL,RLの屈折度数のマッピング画像153,154の表示をさせている。図25のマッピング画像153,154は、眼鏡レンズLL,RLが累進レンズである場合の測定データに基づく表示例を示したもである。
そして、眼鏡レンズLL,RLが累進レンズである場合には、左右の眼鏡レンズLL,RLのADDの測定データの下方に近点「N」から遠点「F]までの累進部153a,154aの加入度数の変化を示す加入度数変化グラフ153b,154bが液晶表示器100に表示される。
また、加入度数変化グラフ153b,154bの側部には近点「N」及び遠点「F]の加入度数がそれぞれ表示される。図24では、加入度数変化グラフ153bの近点「N」が「2.1」,遠点「F]が「17.0」として表示され、加入度数変化グラフ154bの近点「N」が「3.1」,遠点「F]が「17.0」として表示されている。
尚、上述した実施例のメガネ5は眼鏡レンズLL,RLがレンズ枠LF,RFに枠入しメガネフレームMFを有する。そして、上述した実施例では、メガネフレームMFが設けられたメガネ5の光学特性を測定するようにしているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
例えば、フレームレスのメガネの測定を行うこともできる。即ち、レンズ枠LF,RFを設けずに、ブリッジやテンプル取付金具を眼鏡レンズLL,RLに直接ネジで固定するようにした2ポイントフレームのメガネの測定を行うこともできる。この場合には、眼鏡レンズLL,RLがフレームサポート111に直接支持されることになる。
以上説明したように、この発明の実施の形態のレンズメータは、装置本体1の前面の上部に測定光束投影光学系(投光光学系10L,10R)が内蔵された第1の光学系収納突部(上部筐体部2)が設けられ、前記装置本体1の前面の下部に前記測定光束投影光学系(投光光学系10L,10R)から投影される測定光束を受光するための受光光学系11L,11Rが内蔵された第2の光学系収納突部(下部筐体部3)が設けられ、前記第1,第2の光学系収納突部(上部筐体部2,下部筐体部3)間に前後左右に開放する眼鏡レンズ配設空間(メガネ配設空間105)が設けられていると共に、前記測定光束投影光学系(投光光学系10L,10R)から投影され且つ前記眼鏡レンズLL,RLを透過して前記受光光学系11L,11Rで導かれる測定光束を受光する受光素子(CCD24)が設けられ、前記受光素子(CCD24)からの測定信号から前記眼鏡レンズLL,RLの屈折特性を演算制御回路80で求めるようにしている。
しかも、前記光学系収納突部(上部筐体部2,下部筐体部3)の少なくとも一方に眼鏡レンズ配設空間(メガネ配設空間105)の周囲の部分に対して進退動可能に遮光カバー142が保持されていると共に、前記遮光カバー142が眼鏡レンズ配設空間(メガネ配設空間105)の周囲の部分に駆動手段(パルスモータ130)で進出させられたときに、前記遮光カバー142が付勢手段(自重)により前記光学系収納突部(上部筐体部2,下部筐体部3)の少なくとも一方から他方の前記光学系収納突部側に向けて付勢されている。
この構成によれば、測定光束を多数の拘束に分割して眼鏡レンズの多数の点の屈折力を測定するパターン板を測定光学系に設けた場合でも、正面及び側方から入射する外光が眼鏡レンズの屈折測定に影響を及ぼすことを防止できる。
しかも、遮光カバー142と他方の前記光学系収納突部(上部筐体部2,下部筐体部3)との間に手や指を挟んだとしても、遮光カバー142の付勢力を小さくしておけば、手や指等が怪我をするのを未然に防止できる。
また、この発明の実施の形態のレンズメータの前記遮光カバー142は前記第1の光学系収納突部(上部筐体部2)内から前記第2の光学系収納突部(下部筐体部3)側に自重で付勢されて進出可能に前記第1の光学系収納突部内(上部筐体部2)に取り付けられ、前記遮光カバー142は駆動モータ(パルスモータ130)で昇降させられる昇降部材(ナット132)上に当接支持されて前記昇降部材(ナット132)と一体に上下動可能に設けられている。
この構成によれば、遮光カバー142と他方の前記光学系収納突部(上部筐体部2,下部筐体部3)との間に手や指を挟んだとしても、遮光カバー142が自重で下方に付勢されているだけであるので、手や指等が怪我をするのを未然に防止できる。
尚、以上説明した実施例では、前記遮光カバー142は前記第1の光学系収納突部(上部筐体部2)内から前記第2の光学系収納突部(下部筐体部3)側に自重で付勢されて進出可能に前記第1の光学系収納突部内(上部筐体部2)に取り付けられている構成としたが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、遮光カバーは下部筐体部3側に設けることができる。この場合は、スプリングやスポンジゴム等の弾性部材を介して昇降駆動部材に遮光カバーを支持させ、昇降部材を駆動モータ等で昇降させるようにしておけば、上述と同様に遮光カバーと上部筐体部2との間に指や手を挟んだとしても、弾性部材で遮光カバーの移動が吸収されて停止するので、手や指等が怪我をするのを未然に防止できる。
今発明に係るレンズメータの正面図である。 図1のレンズメータの右側面図である。 図1のレンズメータの平面図である。 図1のA1−A1線に沿う断面図である。 図1〜図4に示したレンズメータの光学系及び制御回路の説明図である。 図2〜図4に示した連設筐体の後部側を外して、一部を断面して示したレンズメータの側面図である。 図6のレンズメータの連設筐体の前壁を背面側から見た説明図である。 図9のA2−A2に沿うフレーム保持機構の説明の為の断面図である。 図1のレンズメータを矢印A3方向から見た平面図である。 図9のA4−A4線に沿う断面図である。 図8のA5−A5線に沿う断面図である。 図8のA6−A6線に沿う断面図である。 図8,図11,図12の1対のリンク板の一方の説明図である。 図8,図11,図12の1対のリンク板の他方の説明図である。 レバー押し下げ及び遮光カバーのための送りネジ等の説明用の部分斜視図である。 図15のC−C線に沿う断面図である。 図16のB1−B1線に沿う断面図である。 (A)は遮光カバーとスライダとの関係を示す概略平面図、(B)は(A)のB2−B2線に沿う断面図、(C)は(A)のB3−B3線に沿う断面図、(D)は(A)のB4−B4線に沿う断面図である。 (a)はメガネをメガネ配設空間に配設してフレームサポートに支持させたレンズメータの正面図、(b)は(a)の右側面図である。 (a)は図19の眼鏡レンズをレンズ押さえ部材で押さえた状態のレンズメータの正面図、(b)は(a)の右側面図である。 (a)は図20のレンズ押さえ部材を測定光路から退避させた状態のレンズメータの正面図、(b)は(a)の右側面図である。 (A)〜(C)はフレームサポートの作用説明図である。 (a)〜(g)はフレーム保持部材及びレンズ押さえ部材の作用説明図である。 レンズメータの液晶表示器の表示例を示した説明図である。 図24の液晶表示器の表示モードを切り替えたときの説明図である。
符号の説明
1…装置本体
2…上部筐体部(第1の光学系収納突部)
3…下部筐体部(第2の光学系収納突部)
10L,10R…投光光学系(測定光束投影光学系)
11L,11R…受光光学系
24…CCD(受光素子)
80…演算制御回路
105…メガネ配設空間(眼鏡レンズ配設空間)
130…パルスモータ(駆動手段)
132…ナット(昇降部材)
142…遮光カバー

Claims (1)

  1. 左右の投光光学系を有する測定光束投影光学系が装置本体の前面の上部に内蔵された第1の光学系収納突部が設けられ、
    前記測定光束投影光学系の左右の投光光学系から投影される測定光束をそれぞれ受光するための左右の受光光学系が前記装置本体の前面の下部に内蔵された第2の光学系収納突部が設けられ、
    前記第1,第2の光学系収納突部間に前後左右に開放する眼鏡レンズ配設空間が設けられ
    前記左右の投光光学系から投影され且つ前記眼鏡レンズ配設空間に配設されたメガネの左右の眼鏡レンズを透過して前記左右の受光光学系で導かれる測定光束を受光する受光素子が設けられ、
    前記受光素子からの測定信号から前記眼鏡レンズの屈折特性を求める演算制御回路が設けられていると共に、
    前記第1の光学系収納突部に前記眼鏡レンズ配設空間の周囲の部分に対して進退動可能に前記第1の光学系収納突部に遮光カバーが保持されているレンズメータであって、
    前記遮光カバーは、駆動モータで昇降させられる昇降部材上に自重で当接支持されて前記昇降部材と一体に上下動可能に前記第1の光学系収納突部内に取り付けられていると共に、前記昇降部材の降下に伴い前記眼鏡レンズ配設空間の下部を覆わない位置まで前記第1の光学系収納突部内から前記第2の光学系収納突部側に進出可能に設けられていることを特徴とするレンズメータ。
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