JP5204544B2 - レンズ保持治具装着装置 - Google Patents
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Description
前記レンズ保持治具がブロックされた前記眼鏡レンズを前記玉型形状レンズに加工した後、加工した前記玉型形状レンズをメガネフレームに装着した状態で前記測定手段により光学的な位置情報を検出し、その検出した位置情報と、前記治具取付手段でブロックしたときの位置情報とを比較し、枠入れ後の玉型形状レンズの状態が所望する範囲に入っているのかを検査するための検査手段を有するレンズ保持治具装着装置としたことを特徴とする。
[構成]
図1は、レンズ吸着治具を眼鏡レンズに自動的に取り付けるためのレンズ保持治具装着装置1の外観を示したものである。
<操作パネル10>
この操作パネル10には、図1Aに示すように、液晶表示器11の右側に配置された操作パネル部10aと、液晶表示器11の下側に配置された操作パネル部10bを有する。
(操作パネル部10a)
この操作パネル部10aには、測定を中止する『ストップ』スイッチ12と、レイアウトデータの入力方式を切り替える『入力切替/メニュー』スイッチ13と、メモリに記憶されているフレームデータを呼び出す『メモリ』スイッチ14と、フレームデータを要求する『データ要求』スイッチ15と、入力設定用の『−+』スイッチ16と、カーソル移動用の『▽』スイッチ17を有する。
(操作パネル部10b)
この操作パネル部10bには、液晶表示器11の下縁に沿って配列されたファンクションキーF1〜F6が設けられている。また、操作パネル部10bには、眼鏡レンズの右眼用・左眼用の加工の指定や表示の切換え等を行う『左』スイッチ18L,『右』スイッチ18Rが設けられている。<ファンクションキーF1〜F6>ファンクションキーF1〜F6は、眼鏡レンズMLの加工に関する設定時に使用されるほか、加工工程で液晶表示器11に表示されたメッセージに対する応答・選択用として用いられる。
・ファンクションキーF1
このファンクションキーF1で入力されるレンズ種類としては、図1Bに示したように『単焦点』、『印点』、『累進』、『バイフォーカル』、『隠しマーク』、『自動判別』等がある。また、このファンクションキーF1で入力される累進レンズメーカとしては、メーカM1,M2,M3,・・・・・等がある。
・ファンクションキーF2
このファンクションキーF2で入力されるレンズ素材としては、図1Bに示したように『プラ』、『高プラ』、『ポリカ』、『ガラス』、『アクリル』、『調光ガラス』等がある。ここで、『プラ』はプラスチックを意味する。
・ファンクションキーF3
このファンクションキーF3で入力される眼鏡フレーム(メガネフレーム)Fの種類しては、図1Bに示したように『メタル』、『セル』、『オプチル』、『平』、『溝掘り(細)』、『溝掘り(中)』、『溝掘り(太)』等がある。
・ファンクションキーF4
このファンクションキーF4で入力される面取り加工種類としては、図1Bに示したように『なし』、『小(前後)』、『中(前後)』、『大(前後)』、『特殊(前後)』、『小(後)』、『中(後)』、『大(後)』、『特殊(後)』等がある。
・ファンクションキーF5
このファンクションキーF5で入力される鏡面加工としては、図1Bに示したように『なし』、『あり』、『面取部鏡面』等がある。
・ファンクションキーF6
このファンクションキーF6で入力される加工コースとしては、図1Bに示したように『オート』、『試し』、『モニター』、『枠替え』、『内トレース』等がある。<レイアウト画面>
また、レイアウト画面としては、例えば図1Cに示したような眼鏡レンズにレンズ吸着治具を吸着するためのレイアウト画面を表示させる『レイアウト・吸着』のモードや、例えば図1Dに示したような玉型形状情報である玉型形状データ(θi,ρi)に隠された眼鏡レンズにレンズ吸着治具を吸着させたときの状態を示す『レイアウト』のモードがある。
<全体検出光学系100>
この全体検出光学系100は照明光学系101と全体観察光学系102を有する。
<隠しマーク検出光学系200>
この隠しマーク検出光学系200は上述した照明光学系101と隠しマーク観察光学系201を有する。
<CL測定装置300>
このCL測定装置300は、フレーム2の奥側(後壁6側)に位置してベース板4a上に固定されていると共に、図7に示したようなブラケット301を有する。このブラケット301は上部筐体302と下部筐体303を有し、上部筐体302には図2に示した測定光束投影光学系304が配設され、下部筐体303内には図2に示した受光光学系305が配設されている。306は下部筐体303上に固定された円錐筒状のレンズ受である。
<リッド取付構造>
ベース板4aの前端部(前壁19側端部)上には図10,図11に示したようにL字状のブラケット24が固定されている。このブラケット24の起立板部24aには開口25が形成され、起立板部24aの側部にはフランジ24b,24bが一体に形成されている(図9参照)。
<レンズ挟持解除用アーム>
また、ベース板4aの一側部上には、図8に示したようにリッド26に近接させてレンズ挟持解除に用いるアーム31が固定されている。このアーム31は、図6,図9に示したように起立部31aと、起立部31aの上端からリッド26に沿って延びる水平部31bと、水平部31bの先端からリッド26側に延びる板部31cと、板部31cの先端から下方に延びる係止爪部31dを有する。
<レンズ保持手段移動機構>
また、ベース板4a上にはレンズ保持手段移動機構(第1のホルダ移動手段)32が配設されている。このレンズ保持手段移動機構32は、図8,図10,図11に示したようにベース板4a上の後端部及びアーム31近傍(前端部近傍)に位置させた横ガイドレール(X方向ガイドレール)33と、横ガイドレール33上に配設された横移動部材(X方向移動部材)34と、横移動部材34を横ガイドレール33上に横方向(X方向)に移動自在に支持しているベアリング35を有する。
<レンズ保持手段>
前後移動部材37上には図8〜図12に示したようにレンズホルダ46が配設され、このレンズホルダ46は図11に示したように前後移動部材37の光透過孔42に対応させられている。
<枠替え用レンズホルダ>
また、上述した軸状レンズ受49を有するレンズ支持用の透明円板48に代えて、図14に示した枠替えレンズホルダ63を図15の如くリング状ギヤ47内に着脱可能に取り付けることもできる。
<レンズ吸着機構>
図5,図6に示したようにフレーム2の側板5にはレンズ吸着機構68が装着されている。
(吸着治具保持手段)
更に、この可動ブラケット82には吸着治具保持手段85が装着されている。
(吸着治具保持解除機構)
また、筒部86a内には吸着治具保持解除機構の一部品である有底筒状のスライド筒体92が軸線方向に移動自在に嵌合され、スライド筒体92内にバネ支持軸91が遊びを持って挿入されている。このスライド筒体92内には、コイルスプリング93の一端部側が挿入されていると共に摩擦保持されている。また、このコイルスプリング93内にはバネ支持軸91が挿入されていて、このコイルスプリング93の他端部はバネ支持軸91の端壁86c側の端部に締まり嵌めにより保持されている。
<メガネ保持装置>
また、図5,6,8,9,10〜12では、カバーリング57やレンズ保持軸54の可動機構の説明の便宜上、ステージカバーSC上に配設されるメガネ保持装置を図示を省略している。しかし、実際にステージカバーSC上には、図42に示したように、カバーリング57の前後に位置させて左右(X方向)に延びるガイドレールG1,G2が取り付けられていると共に、レンズが枠入れされたレンズフレームを保持させるメガネ保持装置Fhが配設されている。
<メガネホルダ400>
メガネホルダ400は、図43乃至図46に示す様に、固定ベース450を有する。固定ベース450は、辺451a,451aが設けられたフランジ451,451を両側に有する。
<ホルダ支持装置(第2のホルダ移動手段)500>
ホルダ支持装置500は図42に示したようにベース501を有し、ステージカバーSCに取り付けたガイドレールG1,G2に左右動可能(X方向に進退動可能)に支持されている。また、ベース501の前縁にはナット部材501aが固定され、このナット部材501aにはベース501の前縁に沿って左右に延びる送りネジ501bが螺着されている。
他方、ハンド512の上面には、鍔528が形成されており、この鍔528はハンド512の移動により移動ステージ503の後側フランジ521に植設されたピン529の側面に当接するように構成されている。
<制御回路>
上述した液晶表示器11は図2に示した演算制御回路130により作動制御されるようになっている。
[作用]
次に、このような構成のレンズ吸着装置の作用を説明する。
(1)レンズ吸着治具120のレンズ吸着機構68への取り付け
図1は、眼鏡レンズの隠しマークの検出や眼鏡レンズの屈折測定の前の状態を示している。この状態では、図17に示したようにレンズ吸着機構68のガイドローラ74がカム筒71に設けたカムスリット73の上縦スリット部73aの上端部内に位置していて、雌ねじ筒72が最も上昇した位置にある。
(2)眼鏡レンズのレンズホルダ46への保持
(ハンド511,512の格納)
通常、メガネ保持装置Fhを使用していない状態では、メガネ保持装置Fhのハンド511,512がバネ(コイルスプリング)530のバネ力により互いに当接させられている。また、メガネ保持装置Fhを使用していない状態で演算制御回路130は、X軸モータ524を作動制御してミニチアベルト526によりハンド511,512をスライド部材503R側上の格納位置に移動させる。
(レンズホルダ46の外ケース3外への露出及びレンズ載置)
一方、操作パネル10のファンクションキーF1の操作により、図1Bの自動判別を選択して、図1Aの『左』スイッチ18L,『右』スイッチ18Rのいずれかを選択して押すと、図8のパルスモータ45が図2(a),図2Bの演算制御回路130により作動制御されて図8の前後送りネジ44が正転させられ、ナット部材43及び前後移動部材37がリッド26側に移動させられる。
(レンズホルダ46の外ケース3内への移動及びレンズ保持)
この後、演算制御回路130は、図1Aの『左』スイッチ18L,『右』スイッチ18Rのいずれかを選択して押すと、パルスモータ45を作動制御して、前後送りネジ44を逆転させ、ナット部材43及び前後移動部材37を外ケース3内に移動させる。
(3)眼鏡レンズMLの有無の確認
このようにして演算制御回路130は、眼鏡レンズMLが3つのレンズ保持軸54で挟持(保持)された状態で、レンズホルダ46を回転反射板106と全体検出光学系100及び隠しマーク検出光学系200の照明光学系101との間に移動させると、パルスモータ45の作動を停止させる。
A.眼鏡レンズMLの有無の確認例1
図33では、140が眼鏡レンズMLのレンズ形状を示し、141が軸状レンズ受49のレンズ受形状を示し、142,143はペイントマーク像や隠しマーク像である。ステップS1一方、演算制御回路130は、CCD115からの画像信号を受けると、図32に示したレンズ有無の判断処理を開始し、ステップS1でレンズ有無の判断の為の領域の切り出しを行って、ステップS2に移行する。
ステップS2
このステップS2において演算制御回路130は、切出領域144内の輝度値が閾値以下の画素をカウントして、ステップS3に移行する。
ステップS3
このステップS3において演算制御回路130は、ステップS2でカウントした閾値以下の総画素数が閾値以上あるか否かを判断し、総画素数が閾値以上あると判断した場合にはステップS4に移行し、総画素数が閾値より少ないと判断した場合にはステップS5に移行する。
ステップS4,S5
そして、演算制御回路130は、このステップS4においてレンズ有りと判定して終了し、ステップS5においてレンズ無しと判定して終了し、他の処理に移行する。
B.眼鏡レンズMLの有無の確認例2
また、図15に示したように枠替えホルダ63がリング状ギヤ47に取り付けられている場合には、図34〜図37に示したような画像が液晶表示器11に表示される。図34〜図37において150はレンズ保持アーム66のアーム像、図35において151は図14,図15の枠替えレンズCMLのレンズ形状である。ステップS11演算制御回路130は、CCD115からの画像信号を受けると、図38に示したレンズ有無の判断処理を開始し、ステップS1でレンズ有無の判断の為の領域の切り出しを行って、ステップS12に移行する。
ステップS12
このステップS12において演算制御回路130は、切出領域152内の輝度値が閾値以下の画素をカウントして、ステップS13に移行する。
ステップS13
このステップS13において演算制御回路130は、ステップS2でカウントした閾値以下の総画素数が閾値以上あるか否かを判断し、総画素数が閾値以上あると判断した場合にはステップS14に移行し、総画素数が閾値より少ないと判断した場合にはステップS15に移行する。
ステップS14
総画素数が閾値以上ある場合には、図14,図15の3つのレンズ保持アーム66間の枠替えレンズCMLが無い状態であるので、図14,図15の3つのレンズ保持アーム66がリング状枠64の中央に位置する。この状態では、3つのレンズ保持アーム66の像であるアーム像150が図37の如く切出領域152内に位置することになる。
ステップS15
このステップS15において演算制御回路130は、レンズ保持アーム66間の枠替えレンズCMLが無いと判断して終了し、他の処理に移行する。
ステップS16
また、総画素数が閾値以上より少ない場合には、図14,図15の3つのレンズ保持アーム66間に枠替えレンズCMLがある状態であるので、図14,図15の3つのレンズ保持アーム66がリング状枠64の中央部にない状態となっている。この状態では、3つのレンズ保持アーム66の像であるアーム像150が図35の如く切出領域152の外側に位置することになる。
ステップS17
このステップS17において演算制御回路130は、サーチライン153aにおいて次の輝度を読み込む点を計算し、この計算した位置に移動して、ステップS18に移行する。
ステップS18
このステップS18において演算制御回路130は、移動した点の輝度値を読み込んで、この輝度値と前の点の輝度値との差分を求めて、ステップS19に移行する。
ステップS19
このステップS19において演算制御回路130は、ステップS18で求めた輝度値の差分が大きいか否かを判断し、大きくない場合にはステップS17に戻ってループし、大きい場合にはステップS20に移行する。
ステップS20
このステップS20において演算制御回路130は、輝度値の差分が大きい点がリング状枠64の内周付近(ステージの縁付近)のアドレスか否かを判断し、輝度値の差分が大きい点154が図41に示したようにリング状枠64の内周付近(ステージの縁付近)のアドレスである場合にはステップS21に移行し、輝度値の差分が大きい点154が図40に示したようにリング状枠64の内周付近(ステージの縁付近)のアドレスでない場合にはステップS22に移行する。
ステップS21
このステップS21において演算制御回路130は、3つのレンズ保持アーム66間に枠替えレンズCMLがあると判断して終了し、他の処理に移行する。ステップS22このステップS22において演算制御回路130は、複数(本実施例では6方向)のサーチライン153a〜153fの全てについて輝度値の差分のサーチが終了したか否かを判断し、終了していなければステップS23に移行し、終了していればステップS24に移行する。
ステップS23
このステップS23において演算制御回路130は、複数(本実施例では6方向)のサーチライン153aの次のサーチライン153bの輝度値の差分を求めるように設定して、ステップS16に戻り、次のサーチライン153bの輝度値及び輝度値の差分を求める。同様にサーチライン153b〜153fについても輝度値及び輝度値の差分を求める。
ステップS24
このステップS24において演算制御回路130は、3つのレンズ保持アーム66間に枠替えレンズCMLがないと判断して終了し、他の処理に移行する。
(4)CL測定装置300による測定
また、演算制御回路130は、眼鏡レンズMLの有無の確認後に、眼鏡レンズMLが隠しマークや小玉或いは印点マーク等がないことを確認すると、パルスモータ45を作動制御して、前後送りネジ44を逆転させ、ナット部材43及び前後移動部材37をCL測定装置300側に移動させて、眼鏡レンズMLをCL測定装置300の測定光束投影光学系304と受光光学系305との間に配設して、パルスモータ45を停止させる。
(5)眼鏡レンズMLへのレンズ吸着治具120の取り付け
上述のようにして演算制御回路130は、眼鏡レンズMLの有無及び眼鏡レンズMLの種類等若しくは隠しマーク等を検出した後、取付角設定モータ61を作動制御して、隠しマーク等が液晶表示器11に表示させたマーク(図示せず)に一致するように、レンズホルダ46のリング状ギヤ47を回動させることにより、レンズホルダ46を回動させて、レンズホルダ46に保持させた眼鏡レンズMLを光軸回りに回動させる。
(6)眼鏡レンズの周縁研削加工及びメガネフレームへの枠入れ
ところで、眼鏡レンズの周縁研削加工の前に、操作パネル10の『データ要求』スイッチ15を押して、フレームデータを要求する。これにより、演算制御回路130は、玉型形状測定装置からレンズ枠形状やモデルレンズの形状,型板の形状等の玉型形状データ(θi,ρi)を要求して、玉型形状データ(θi,ρi)をメモリMaに記憶させる。
(7)メガネ保持装置Fhへのメガネ(眼鏡)Mのセット
(7a)メガネMのメガネホルダ400への保持
このメガネMをメガネホルダ400に保持させるには、先ず図43に示したスライダー456,456のスロット456c,456cに指を挿入してスライダー456,456の互いの間隔を十分開くと共に、スライダー456,456を図46に示した状態から図44に示した状態まで板バネ454,454の弾発力に抗して下方に押圧することにより、フレーム保持棒452とスライダー456,456の段付部456b,456bとの間隔を十分開ける。
(7b)メガネ保持装置Fhのハンド511,512の格納位置
図42に示したメガネ保持装置Fhを使用していない状態では、メガネ保持装置Fhのハンド511,512がスライド部材503R側上の格納位置に水平にセットされている。
(7c)メガネホルダ400への保持
この格納状態から、メガネMが保持されたメガネホルダ400をメガネ保持装置Fhのハンド511,512に保持させるには、先ず、操作パネル10のファンクションキーF1の操作により、図1Bの自動判別を選択して、図1Aの『左』スイッチ18L,『右』スイッチ18Rを順番に押すと、演算制御回路130が「枠入眼鏡レンズ測定モード」になる。尚、『左』スイッチ18L,『右』スイッチ18Rを「枠入眼鏡レンズ測定モード」にするのに用いたが、「枠入眼鏡レンズ測定モード」にするための専用のスイッチを設けて、このスイッチのON操作により「枠入眼鏡レンズ測定モード」にすることもできる。
一方、演算制御回路130は、Y軸モータ524を所定時間(短時間)だけ回転制御してミニチアベルト526を回転駆動させ、ハンド511を左方に一定量だけ移動させ、Y軸モータ524を停止させる。これに伴い、メガネホルダ400及びハンド512も左方移動を誘起され、鍔8がピン529より外れる。
(7d)レンズホルダ400やメガネM等の移動位置の算出
<ステージカバーSC等のX−Y方向への移動位置等の算出>
ところで、演算制御回路130は、パルスモータ(横移動モータ、X駆動モータ)41の駆動方向(移動方向)と駆動パルス数から横移動部材34のX方向への移動量及び移動位置を求めるようになっている。また、演算制御回路130は、パルスモータ(前後移動モータ、Y駆動モータ)45の駆動方向(移動方向)と駆動パルス数から前後移動部材(前後移動ステージ、Y方向移動部材)37のY方向への移動量及び移動位置を求めるようになっている。しかも、演算制御回路130は、この横移動部材34のX方向への移動量及び移動位置と前後移動部材37のY方向への移動量及び移動位置から、レンズホルダ46及びステージカバーSCのX−Y方向への移動量及び移動位置を求めるようになっている。
<ステージカバーSCに対するメガネホルダ400の移動位置等の算出>
一方、演算制御回路130は、ベース駆動モータ(X軸モータ)501cの駆動方向(移動方向)と駆動パルス数からステージカバーSCに対するホルダ支持装置500のベース501及び移動ステージ503のX方向への移動量及び移動位置を求めるようになっている。また、演算制御回路130は、X軸モータ524の駆動方向(移動方向)と駆動パルス数からベース501に対する移動ステージ503,ハンド511,512及びメガネホルダ400等のX方向への移動量及び移動位置を求めるようになっている。
<最終的なメガネホルダ400のX−Y方向への移動位置等の算出>
そして、演算制御回路130は、上述したステージカバーSCのX−Y方向への移動量及び移動位置と、ハンド511,512及びこれに保持されたメガネホルダ400のステージカバーSCに対するX−Y方向への移動量及び移動位置から、メガネホルダ400及びこれに保持されたメガネMのX−Y方向への移動量及び移動位置を求める。
(8)隠しマーク等の検出
上述したように、演算制御回路130は、パルスモータ45を作動制御して、前後送りネジ44を逆転させ、ナット部材43及び前後移動部材37を外ケース3内に所定量移動させて、前後移動部材37の透明円板48の略全体が回転反射板106に対向した位置で、パルスモータ45を停止させる。
<左の眼鏡レンズLaの隠しマークの検出>
即ち、眼鏡レンズLaの透明円板48上への移動に伴い、演算制御回路130はCCD115の画像信号からレンズ枠LFaの画像が図50のレンズ枠形状LFa′として得られているか否かを判断する。しかも、演算制御回路130は、レンズ枠形状LFa′が得られていなければレンズ枠形状LFa′が得られるまでY軸用送りネジ505を更に回転制御して、移動ステージ503を前後動させる。
<右の眼鏡レンズLbの隠しマークの検出>
また、眼鏡レンズLbの透明円板48上への移動に伴い、演算制御回路130はCCD115の画像信号からレンズ枠LFbの画像がレンズ枠形状LFb′として得られているか否かを判断する。しかも、演算制御回路130は、レンズ枠形状LFb′が得られていなければレンズ枠形状LFb′が得られるまでY軸用送りネジ505を更に回転制御して、移動ステージ503を前後動させる。
<隠しマーク等の指定の確認>
そして、演算制御回路130は、上述のようにして検出した隠しマークHm,Hm′等を加工前に指定したものか否かをメモリMaに記憶された内容と比較して、枠入れされた眼鏡レンズLa,Lbが加工前に指定したものか否かを自動的に判断する。
(9)メガネフレームMFの瞳孔間距離PD,上寄せ量UP等の測定
(9a)眼鏡レンズLa,Lbの幾何学中心の算出
また、演算制御回路130は、眼鏡レンズMLの有無の確認後に、眼鏡レンズMLが隠しマークや小玉或いは印点マーク等を左右の眼鏡レンズLa,Lbについて確認すると、図8のパルスモータ45を作動制御して、前後送りネジ44を逆転させ、図8の前後移動部材37をステージカバーSCと共に図5のCL測定装置300側に所定量移動させる。これに伴い、ステージカバーSCに装着した図42のメガネ保持装置Fhが図2Bの位置からCL測定装置300側に所定量移動させられる。
46・・・レンズホルダ
68・・・レンズ吸着機構(治具取付手段)
100・・・全体検出光学系(測定手段)
120・・・レンズ吸着治具(レンズ保持治具)
130・・・演算制御回路(検査手段)
200・・・隠しマーク検出光学系(測定手段)
300・・・CL測定装置(測定手段)
400・・・メガネホルダ
500・・・ホルダ支持装置(第2のホルダ移動手段)
M・・・メガネ
ML・・・眼鏡レンズ
MF・・・メガネフレーム
La,Lb・・・眼鏡レンズ(玉型形状レンズ)
LFa,LFb・・・レンズ枠(眼鏡枠)
LF・・・レンズ枠(眼鏡枠)
Claims (5)
- 眼鏡レンズの光学特性を測定する測定手段と、前記眼鏡レンズを保持させるレンズホルダと、前記眼鏡レンズの加工に用いるレンズ保持治具を前記眼鏡レンズに取り付けるブロックの作業に用いる治具取付手段と、前記レンズホルダを前記測定手段に対してX−Y方向に移動させる第1のホルダ移動手段と、加工された玉型形状レンズがメガネフレームに装着されたメガネを保持させるメガネホルダと、前記メガネホルダをX−Y方向に移動させる第2のホルダ移動手段と、前記第1,第2ののホルダ移動手段を移動制御する制御手段を有するレンズ保持治具装着装置であって、
前記レンズ保持治具がブロックされた前記眼鏡レンズを前記玉型形状レンズに加工した後、加工した前記玉型形状レンズをメガネフレームに装着した状態で前記測定手段により光学的な位置情報を検出し、その検出した位置情報と、前記治具取付手段でブロックしたときの位置情報とを比較し、枠入れ後の玉型形状レンズの状態が所望する範囲に入っているのかを検査するための検査手段を有することを特徴とするレンズ保持治具装着装置。 - 請求項1に記載のレンズ保持治具装着装置において、前記検査手段は、玉型形状へ加工する前の前記レンズ保持治具の前記眼鏡レンズへの取付によるブロック位置情報を利用して、前記眼鏡レンズの加工後の玉型形状レンズ形状の光学的な位置情報より、前記玉型形状レンズが指示通りに加工できているのかを検査することを特徴とするレンズ保持治具装着装置。
- 請求項1又は2のいずれか1項に記載のレンズ保持治具装着装置において、ブロックしたときの前記レンズ保持治具の前記眼鏡レンズMLへの取付位置の位置情報及び検査手段の検査情報を、JOBIDなどの番号により紐付けし、管理するための管理手段を有することを特徴とするレンズ保持治具装着装置。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のレンズ保持治具装着装置において、所望する範囲は検査するレンズの種類、度数により設定され、設定した内容により所望する範囲を変更することが可能な検査範囲設定手段を有することを特徴とするレンズ保持治具装着装置。
- 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のレンズ保持治具装着装置において、検査した結果を、検出した内容と共に表示するための表示手段を有することを特徴するレンズ保持治具装着装置。
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